JP3741863B2

JP3741863B2 - Air purifier

Info

Publication number: JP3741863B2
Application number: JP14020498A
Authority: JP
Inventors: 眞一郎勝村; 肇杉山; 和彦森; 直毅須川
Original assignee: Midori Anzen Co Ltd
Current assignee: Midori Anzen Co Ltd
Priority date: 1998-05-21
Filing date: 1998-05-21
Publication date: 2006-02-01
Anticipated expiration: 2018-05-21
Also published as: JPH11337136A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ロビー、待合所、デパート、事務所等の一画に設けられる空気清浄装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、特開平８−第１３５２１８号のような空気清浄装置に関する技術があった。支柱で支持された枠体と、枠体中央下面からタバコ煙を含む空気を吸引し浄化する空気清浄機を枠体に内装し、枠体外周４辺またはその近傍から浄化した空気をエアーカーテン状に吹きだし、このエアーカーテン状空気にて喫煙エリアと非喫煙エリアとを仕切ることによって、前記ロビー、待合所、デパート、事務所等の一部に設置工事なしに設置することが可能となり、簡単に喫煙エリアを提供するという発明であった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、図１１に示すように吹出口２３から吹出すエアーカーテンＡ1 によって、エアーカーテンＡ1 近傍のタバコ煙がかき乱されて拡散され、拡散されたタバコ煙はエアーカーテンＡ1 に吹き流される。また、エアーカーテンＡ1 は空気清浄装置外で、かつ近傍にある空気を誘引作用で巻き込んでしまい、空気清浄装置内に流れ込ませてしまう。このために、装置下方空間には装置の処理量（＝吸込口２１からの吸込風量）以上の空気が入ってしまい、処理風量分は空気清浄装置に吸込まれて浄化されるが、余剰空気は行き場を失って空気流れＡ2 となって空気清浄装置外に流出してしまう。この空気流れＡ2 にエアーカーテンＡ１によって吹き流されたタバコ煙等を含む空気が混ざり込み、空気清浄装置外にタバコ煙等を含む空気を撒き散らすことになってしまう。従って、装置の吸込み口２１の直下の汚れた空気は吸引されて浄化されるが、吸込み口２１に吸い込まれようとする空気とエアーカーテンＡ1 との境目で、渦巻き状態Ｂができたり、装置外に流れ出す空気流れＡ2 が生じる等して、空気の浄化が妨げられることを本願発明者は実験の結果見出した。
【０００４】
本発明の目的は、上記の問題点を解決するために、従来の空調機器のような工事を必要とせず、設置が容易で、しかもタバコ煙等を含んだ浄化前空気を撒き散らすことなく、汚れた空気を効果的に吸収し、浄化する空気清浄装置を提供することにある。
【０００５】
【課題を解決するための手段】
請求項１に記載の発明は、下面を天井板で側面を側面パネルで覆われた枠体と、前記枠体の下方に空間部が形成されるように前記枠体を支持する複数本の支柱と、前記空間部から空気を吸引するために、前記天井板の中央部に設けられた開口吸い込み口と、前記空間部のタバコ煙・塵埃等を含む空気を、前記開口吸い込み口を通して吸引するために、前記枠体に内装された送風機と、前記吸引した空気を浄化するために、前記開口吸い込み口の近傍で前記枠体に内装された集塵部と、前記天井板の全面と同一の大きさ、もしくは、前記開口吸い込み口よりも大きく前記天井板の全面よりも小さい吊り天井であって、取付け材のみにより前記天井板から所定の間隔をあけて前記天井板に対向して前記天井板の下方に設けられた吊り天井とを有し、前記側面パネルが前記天井板よりも下方に突出している空気清浄装置である。
【０００６】
請求項２に記載の発明は、請求項１に記載の空気清浄装置において、前記送風機から吹出された空気は、前記天井板と前記側面パネルと前記枠体の上面のほぼ全面に形成された上面吹き出し口により囲まれた天井空間部に排出され、その後に前記上面吹き出し口より吹出される空気清浄装置である。
【０００７】
本発明の他の実施形態によれば、天井板と吊り天井との空間は、Ｈとすると、Ｈを望ましくは３０mm≦Ｈ≦１００mmである。
【０００８】
本発明のさらに他の実施形態によれば、吊り天井の大きさと枠体との関係は、Ｌ＝（枠体寸法Ｗ−吊天井寸法Ｗｔ）／２とすると、４Ｈ≦Ｌ≦１１Ｈである。
【０００９】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて、詳細に説明する。
【００１０】
図１は本発明の一実施形態の概略構成断面図を示す。図において本空気清浄装置５は，適当な間隔で配置された支柱１，１と、この支柱１，１と適当な間隔を置いた図示されていない他の支柱とが四方形状に配置されている。これら支柱１，１の上端は、図示されない複数の梁と梁の機能を併せ持つ側面パネル８で結合されて枠体２を構成し、下方に下方空間部１４を形成する。また、この枠体２内は、下面を天井板７で覆い、その中央部には、タバコ煙・塵埃等を含む汚れた空気を送風機３の吸引・送風作用により、下方空間部１４から吸引するための開口吸込み口６が開口され、この開口吸込み口６以外の部分はすべて天井板７で被覆されている。
【００１１】
枠体２の側面は側面パネル８で覆われる。また、その上面は送風機３と集塵部４とを内装支持するケーシング２００に接しない部分のほぼ全面を、空気吹出し口９とし、通気性の良い網、パンチングメタルまたはエキイパンドメタル等が装着されている。従って、枠体２は天井板７と、側面パネル８および上面吹出口９とにより、天井空間部１０が形成されている。しかも、開口吸込口６から集塵部４、送風機３の順に設置され、送風機３から吹出された空気は、天井空間部１０に排出される。
【００１２】
なお、送風機吸込口６の下方には、吸込口６より大きく天井板７の全面よりかなり小さい表面積を有する吊り天井１１が、取付け材１３により天井板７に所定間隔Ｈで装着されている。この所定間隔Ｈによって、天井板７と吊り天井１１との間の吊天井吸込口１２が形成されている。
【００１３】
図２は本発明の他の実施形態の概略構成断面図を示す。図において吊り天井１１は、図１に比べて天井板７の全面に近い表面積を有する実施例である。
【００１４】
図１，２に示すように、吊り天井の大きさは、開口吸込口６より大きく、天井板７の全面と同一またはより小さい表面積を有するので、空気清浄装置としての下方空間部１４と装置周辺空間に臨む吸込口が開口吸込口６よりも大きく装置の外方よりに設けられることになる。これにより、複雑な機構や配管等を行わなくても、吸込口を開口吸込口６から吊り天井吸込口１２の位置まで大きくしたことと同一の効果が得られる。さらに、所定の間隔Ｈを所定の値に設定することで、空気の吸込み面積を、「開口吸込口６≧吊天井吸込口１２」とすることができ、吸込空気の吸込み量の向上を計ることも可能である。
【００１５】
このような吊天井吸込口１２を設けることにより、空気清浄装置５の吸引可能範囲を装置周辺近傍空間にも臨んで、すなわち拡大させることが可能となり、空気清浄装置５の下方空間部１４のみならず、空気清浄装置５の周辺近傍空間の空気も吸引可能となる。この結果、下方空間部１４と周囲近傍空間の空気を効果的に吸引し、浄化することができるようになる。
【００１６】
本発明では、所定間隔Ｈは３０mm≦Ｈ≦１００mmの範囲で設定することが望ましい。本実製品の設計値によれば、天井板７の大きさが縦×横で、１，７３０mm×１，７３０mmのタイプと、１，７３０mm×２，６３０mmの２種類のタイプに対して、共に製品の全高は２，４００mmであった。この際、所定間隔Ｈは４６mmもしくは６６mmであった。
【００１７】
図１に示すように吊り天井１１は、開口吸込口６より大きく、天井板７の全面より小さく設定すればよい。また、図２に示すように吊り天井１１の最大寸法を天井板７の全面と同一または以下となるように、吊り天井１１の表面積を大きくしておけば、それだけ空気清浄装置５の周囲近傍空間の空気吸引効果を増加させることもできる。
【００１８】
図３は本発明のさらに他の実施形態の概略構成断面図、図４は図３の斜め下方からの斜視図を示す。図において図１，２と同一機能を有する部分には、同一の符号が付されている。なお、本実施形態では側面パネル８の最下端８ａが、天井板７よりも所定寸法下方に突出させている。この側面パネル最下端８ａと、吊り天井１１との相互作用によって、空気清浄装置５の吸引可能範囲を本体外方の斜め下向きに設定することが可能になる。
【００１９】
この空気清浄装置５の下方空間部１４は、そこに喫煙者が入って喫煙を行う喫煙エリアである。タバコ煙は、着火されたタバコの燃焼部から立上がる副流煙と喫煙者の口から吐き出される主流煙とに分けられるが、副流煙は温度の高い燃焼ガスであるので、発生と同時に上昇を始める。主流煙は喫煙者の口から任意の方向に吐き出されるが、これも室温よりは温度が高い場合が一般的であるので、上昇流となって拡散していく。
【００２０】
なお、空気清浄装置５におけるタバコ煙・塵埃等を含む空気の動きを説明する。吊り天井１１を隔てた開口部吸込口６の直下で喫煙を行うと、副流煙は上昇気流となって、吊り天井に向かって矢印Ｂ1 のように上昇していく。その後、吊天井吸込口１２での吸引気流に引き込まれ、開口部吸込６を経て集塵部４にてタバコ煙・塵埃等が除去された後、送風機３から天井空間部１０へ排出される。
【００２１】
天井空間部１０へ排出された浄化空気は、前述のように空気吹出口９の面積が広いから、圧力が低下し、吹出し風量が非常に低速になり、かつ網等で覆われているために、特に吹出しの方向性を持たせずに、枠体２、詳しくは側面パネル８の上端部より上方範囲に均一に滲み出すように吹出される。この風速は実測値０．３ｍ／秒以下である。
【００２２】
主流煙は、吊天井１１に向かって吐出された場合には、副流煙と同様に流れて、吊天井１１に向かって矢印Ｂ1 のように上昇して行く。その後、吊天井吸込み口１２で吸引気流に引込まれ、開口部吸込み口６を経て、集塵部４にてタバコ煙・塵埃等が除去された後に、送風機３から天井空間部１０へ排出される。天井空間部１０へ排出された浄化空気は、前述のように空気吹出口９の面積が広いので、圧力が下がり、吹出し風量が非常に低速になり、かつ網等で覆われているために、特に吹出しの方向性を持たせずに、枠体２、詳しくは側面パネル８の上端部より上方の範囲に均一にしみ出すように吹出される。
【００２３】
もし、喫煙者のタバコ煙が空気清浄装置５の外方に向かって吐出された場合には、吸引気流は前述のように吊天井１１と側面パネル最下端８ａとの作用により、図３の白抜き矢印または矢印Ｂ2 （図５参照）で示すように、斜め下方から吸引するように設定されているので、その気流に引込まれて、後は副気流と同様に浄化される。
【００２４】
また、仮に喫煙者が空気清浄装置５の枠体５の外周辺の直下になっても、副流煙は、吊天井吸込み口１２での吸引気流が前述の通り吊天井１１と側面パネル最下端８ａとの作用により、図３の白抜き矢印または矢印Ｂ2 （図５参照）で示すように、斜め下方から吸引するように設定されているので、その気流に引込まれ、また主流煙も同様に吸引され、空気清浄装置５の下方空間部１４の空気は浄化される。
【００２５】
主流煙が故意に装置外に向けて吐かれても、図５に示すように吊天井吸込み口１２での吸引気流は、吊天井１１と側面パネル最下端８ａとの作用により、斜め下方から吸引するように設定してあるので、吸込み可能範囲Ｐが枠体２の幅Ｗにて示す下方空間部１４より外に拡大されていて、その吐き出された主流煙を効率よく、吸引することができる。これにより、装置近傍周辺空間の空気も吸引でき、浄化することができる。
【００２６】
以上のように、本発明の空気清浄装置５は、浄化された空気清浄装置から吹出される空気を低速で、特に方向性を持たせず、枠体２の上方空間に吹出させつつ、枠体２の下方区域には、従来喫煙エリアと非喫煙エリアとの隔離に必要と思われたエアーカーテン流等一切用いず、吸引方向を装置の外方の斜め下方に向けるように吸込み機能を持たせるように構成したので、吸引前のタバコ煙・塵埃等を含んだ汚れた空気を、吊天井吸込み口１２で吸込む前に、かき乱して空気清浄装置５の装置外に撒き散らすことがなく、有効に吸引できる。
【００２７】
なお、本願発明者が種々の試験を試みた結果、吊天井１１の大きさと、枠体２の大きさとの関係は、Ｌ＝（枠体寸法Ｗ−吊天井寸法Ｗt)／２として、４Ｈ≦Ｌ≦１１Ｈの範囲に選定すると、一辺が１．５００mmを越えるような本発明に係る空気清浄装置５において、吸引方向を装置の外方の斜め下方に向けるようにするには、非常に好都合であることが分かった。
【００２８】
また、吊天井１１と側面パネル最下端８ａとの関係は吊天井１１の位置と側面パネル最下端８ａの位置が同じか、吊天井１１の方を多少低く設定してもよい。
【００２９】
さらに、波及的効果として、吹出９から吹出す空気を均一で、特に方向性を持たせずに低速で吹出すので、浄化された空気に僅かにタバコ煙・塵埃等が残っていても、空気清浄装置５が設置されている近くにある建物の壁や天井に直接到達し難いので汚れの発生も押さえることができる。
【００３０】
以下、粉塵濃度測定を行った結果に基づいて説明する。
【００３１】
図６は粉塵濃度測定を行った部屋を上から見た説明図を示す。図において破線が空気清浄装置５の枠体２の外形を示す。外周の各４辺各々の中央部直下（図中×印部）、床からの高さ１５０cmで各２本ずつ計８本を空気清浄装置運転開始と同時に燃焼させ、また、図中▲１▼から▲９▼´´は下方空間部１４と空気清浄装置５近傍空間に設置した粉塵濃度センサの位置を示し、それぞれ床面から１５０cmの位置で測定した。
【００３２】
また、後述の粉塵濃度測定がグラフ中の●印は測定点▲１▼から▲７▼の平均値（＝外部濃度）で、□印は▲８▼から▲９▼´´の平均値（＝内部濃度）をプロットしたものである。
【００３３】
図７は従来装置による粉塵濃度測定グラフを示す。図において送風機高速運転、本比較例では４０ｍ3 ／分とした。このとき、タバコの燃焼する約１０分間が装置内部では特に高い濃度変化を示し、その間の吸込効率が悪いことを示している。
【００３４】
図８は本発明の図３の実施例に基づく空気清浄装置による粉塵濃度測定グラフを示す。図において枠体２の外形が１，７３０mm×２，６３０mmのタイプで、Ｈは４６mm、Ｌは長辺方向で４６７mm、短辺方向で４１５mmに設定した。図７と同一条件で測定したにも拘らず、装置外部および装置内部共に図４より遥かに低い安定した低濃度を示している。これは、前述の構成による作用効果で本空気清浄装置５が有効に作用しているためである。
【００３５】
図９は従来装置による他の粉塵濃度測定グラフを示す。図において送風機低速運転、本比較例では２８ｍ3 ／分とした。このとき、タバコの燃焼する約１０分間が装置内部では特に高い濃度変化を示し、その間の吸込効率が図７よりさらに悪いことを示している。
【００３６】
図１０は本発明の図３の実施例に基づく空気清浄装置による他の粉塵濃度測定グラフを示す。図において枠体２の外形が１，７３０mm×２，６３０mmのタイプで、Ｈは４６mm、Ｌは長辺方向で４６７mm、短辺方向で４１５mmに設定した。図９と同一条件で測定したにも拘らず、装置外部および装置内部共に図６より遥かに低い安定した低濃度を示している。また、図８と比較して低速運転にも拘らず、空気清浄装置５が有効に作用していることが明白である。
【００３７】
実験結果を総じて見ると、従来機（比較例）は、タバコが燃焼している間から燃焼直後にかけては内部濃度が初期粉塵濃度の１０倍以上に上昇してしまうと共に、外部濃度もそれにつられて上昇している。燃焼終了後に内部濃度が浄化作用により、浄化されて粉塵濃度が低下しても外部濃度の低下度合いは鈍く、濃度の値が外部と内部で逆転する結果となっている。
【００３８】
また、燃焼開始後３０分経過しても、初期の粉塵濃度には内部・外部共に戻っていない。これは従来の技術にも記載した通り、エアーカーテン流により空気清浄装置外にタバコ煙等を撒き散らした結果である。
【００３９】
それに対して、本発明の空気清浄装置によれば、タバコの燃焼により、内部・外部での粉塵濃度の上昇はあるが、初期粉塵濃度の２倍以内で、また外部濃度が内部濃度を越えることがない。さらに、送風機の高速運転時には、タバコ燃焼中でも約７分までは初期粉塵濃度を下回っており、かつ運転開始後約２５分経過時点で初期粉塵濃度以下に戻っている。これは浄化された空気清浄装置から吹出される空気を低速で、特に方向性を持たせずに枠体２の上方空間に滲み出すように低速で吹出させつつ、吊り天井１１を設けて吸込み範囲を大きくし、かつ側面バネル最下端８ａを天井板面より下方に突出させて吸引方向を装置の外方の斜め下方に向けるように吸込み機能を持たせる構成としたので、吸引前のタバコ煙・塵埃等を含んだ空気を、吊天井吸込み口１２で吸込む前に掻き乱して、空気清浄装置５の装置外に撒き散らすことなく、有効に吸引できるようにしたからこその結果である。
【００４０】
上述のように、空気清浄装置５は、従来技術によるエアーカーテン流れが汚れた空気を装置近傍に撒き散らして、効果的に浄化作用していないことに基づいて、エアーカーテンを用いることなく、空気を有効に浄化することが可能となった。
【００４１】
以上のように、下面および側面を覆い上面をほぼ全面的に上方吹出し口とする枠体を複数本の支柱で支持して下方に空間部を設け、空間部近傍のタバコ煙・塵埃等を含む空気を吸引し吹出す送風機および吸引した空気を浄化する集塵部を枠体に内装し、下面の中央に送風機の吸込口として下向きに開口する開口部を設け、開口部の下方に開口部より大きく下面全面より小さくする吊り天井を設け、送風機により枠体と吊り天井との空間を経て吸込まれる空気を集塵部を経て浄化して上方吹出し口より枠体外部に排出するから、設置する部屋（場所）の天井や壁に従来の空調機器のように工事を必要とせず、設置が容易で、しかもタバコ煙等を含んだ浄化前の空気を撒散らすことのなく、汚れた空気を効果的に吸収し、浄化するものである。
【００４２】
【発明の効果】
上記説明ですでに明らかなように、本発明の空気清浄装置は、下面および側面を覆い上面をほぼ全面的に上方吹出し口とする枠体を複数本の支柱で支持して下方に空間部を設け、空間部近傍のタバコ煙・塵埃等を含む空気を吸引し吹出す送風機および吸引した空気を浄化する集塵部を枠体に内装し、下面の中央に送風機の吸込口として下向きに開口する開口部を設け、開口部の下方に開口部より大きく下面全面より小さくする吊り天井を設け、送風機により枠体と吊り天井との空間を経て吸込まれる空気を集塵部を経て浄化して上方吹出し口より枠体外部に排出することにより、従来技術の問題点が有効に解決され、その設置が容易で、取扱が容易で、しかも近傍空間に撒散らすことのなく、タバコ煙・塵埃等を含む汚れた空気が効果的に吸収され、浄化される等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態の概略構成断面図である。
【図２】本発明の他の実施形態の概略構成断面図である。
【図３】本発明のさらに他の実施形態の概略構成断面図である。
【図４】図３の斜め下方からの斜視図である。
【図５】図３の空気の吸込み状態説明図である。
【図６】粉塵濃度測定を行った部屋を上から見た説明図である。
【図７】従来装置による粉塵濃度測定グラフである。
【図８】本発明の図３の実施例に基づく空気清浄装置による粉塵濃度測定グラフである。
【図９】従来装置による他の粉塵濃度測定グラフである。
【図１０】本発明の図３の実施例に基づく空気清浄装置による他の粉塵濃度測定グラフである。
【図１１】従来装置の空気吸込み状態説明図である。
【符号の説明】
１支柱
２枠体
３送風機
４集塵部
５空気清浄装置
６吸込口
７天井板
８側面パネル
８ａ側面パネル最下端
９吹出口
１０天井空間部
１１吊天井
１２吊天井吸込口
１４下方空間部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an air cleaning device provided in one section of a lobby, waiting room, department store, office, or the like.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, there has been a technique related to an air cleaning device such as that disclosed in JP-A-8-135218. A frame supported by a column and an air purifier that sucks and purifies air containing cigarette smoke from the lower surface of the center of the frame. The air purifies the air purified from the four sides or the vicinity of the frame. It is possible to install it in a part of the lobby, waiting room, department store, office, etc. without installation work by partitioning the smoking area and the non-smoking area with this air curtain air. It was an invention to provide a smoking area.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, as shown in FIG. 11, the air curtain A1 blown from the outlet 23 disturbs and diffuses the tobacco smoke in the vicinity of the air curtain A1, and the diffused tobacco smoke is blown into the air curtain A1. In addition, the air curtain A1 entrains the air in the vicinity of the outside of the air purifier and causes it to flow into the air purifier. For this reason, more air than the processing amount of the device (= the suction air amount from the suction port 21) enters the space below the device, and the processing air amount is sucked into the air purifier and purified, but the excess air is Losing the destination, the air flow becomes A2 and flows out of the air purifier. Air containing tobacco smoke or the like blown by the air curtain A1 is mixed with the air flow A2, and the air containing tobacco smoke or the like is scattered outside the air cleaning device. Accordingly, the dirty air immediately below the suction port 21 of the device is sucked and purified, but a swirl state B can be formed at the boundary between the air curtain A1 and the air that is about to be sucked into the suction port 21, or outside the device. As a result of experiments, the present inventor has found that the purification of air is hindered, for example, by the generation of an air flow A2 flowing out into the air.
[0004]
The purpose of the present invention is to solve the above-mentioned problems, without requiring construction such as conventional air-conditioning equipment, easy to install, and without scattering pre-purification air containing tobacco smoke, An object of the present invention is to provide an air cleaning device that effectively absorbs and purifies dirty air.
[0005]
[Means for Solving the Problems]
The invention according to claim 1 is a frame having a lower surface covered with a ceiling plate and a side surface covered with a side panel, and a plurality of columns supporting the frame so that a space is formed below the frame. In order to suck air from the space portion, an opening suction port provided in a central portion of the ceiling plate and air containing tobacco smoke, dust, etc. in the space portion are sucked through the opening suction port. In addition, the fan installed in the frame, the dust collecting unit installed in the frame in the vicinity of the opening suction port to purify the sucked air, and the same size as the entire surface of the ceiling plate Or a suspended ceiling that is larger than the opening suction port and smaller than the entire surface of the ceiling panel, and is opposed to the ceiling panel at a predetermined distance from the ceiling panel only by a mounting material. A suspended ceiling provided below The side panel is air cleaning apparatus projecting downward from the ceiling plate.
[0006]
According to a second aspect of the present invention, in the air cleaning device according to the first aspect, the air blown from the blower is an upper surface formed on substantially the entire upper surface of the ceiling plate, the side panel, and the frame body. The air purifier is discharged to the ceiling space surrounded by the air outlet and then blown out from the upper surface air outlet .
[0007]
According to another embodiment of the present invention, where the space between the ceiling plate and the suspended ceiling is H, H is desirably 30 mm ≦ H ≦ 100 mm.
[0008]
According to still another embodiment of the present invention, the relationship between the size of the suspended ceiling and the frame body is 4H ≦ L ≦ 11H, where L = (frame body dimension W−suspended ceiling dimension Wt) / 2.
[0009]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0010]
FIG. 1 is a schematic sectional view of an embodiment of the present invention. In the figure, the air purifying device 5 has struts 1 and 1 arranged at an appropriate interval, and other struts 1 and 1 not shown at an appropriate interval arranged in a square shape. . The upper ends of the columns 1 and 1 are joined by a plurality of beams (not shown) and a side panel 8 having both beam functions to constitute the frame body 2, and a lower space portion 14 is formed below. Further, the inside of the frame body 2 is covered with the ceiling plate 7 at the lower surface, and dirty air containing cigarette smoke, dust, etc. is sucked from the lower space portion 14 by the suction and blowing action of the blower 3 at the center thereof. An opening suction port 6 is opened, and all parts other than the opening suction port 6 are covered with a ceiling plate 7.
[0011]
The side surface of the frame 2 is covered with a side panel 8. Further, the upper surface of the air blowing port 9 is almost the entire surface not in contact with the casing 200 that supports and supports the blower 3 and the dust collecting unit 4, and a highly breathable net, punching metal, exhaust metal, or the like is attached. ing. Therefore, in the frame body 2, a ceiling space portion 10 is formed by the ceiling plate 7, the side panel 8 and the upper surface outlet 9. Moreover, the dust collection unit 4 and the blower 3 are installed in this order from the opening suction port 6, and the air blown out from the blower 3 is discharged to the ceiling space 10.
[0012]
A suspended ceiling 11 having a surface area larger than the suction port 6 and considerably smaller than the entire surface of the ceiling plate 7 is attached to the ceiling plate 7 at a predetermined interval H by a mounting material 13 below the blower suction port 6. With this predetermined interval H, a suspended ceiling suction port 12 between the ceiling plate 7 and the suspended ceiling 11 is formed.
[0013]
FIG. 2 shows a schematic cross-sectional view of another embodiment of the present invention. In the figure, the suspended ceiling 11 is an embodiment having a surface area closer to the entire surface of the ceiling board 7 than in FIG.
[0014]
As shown in FIGS. 1 and 2, the suspended ceiling is larger than the opening suction port 6 and has the same or smaller surface area as the entire surface of the ceiling plate 7. The suction opening facing the space is larger than the opening suction opening 6 and is provided from the outside of the apparatus. Thereby, even if it does not perform a complicated mechanism, piping, etc., the same effect as having enlarged the suction inlet from the opening suction inlet 6 to the position of the suspended ceiling suction inlet 12 is acquired. Furthermore, by setting the predetermined interval H to a predetermined value, the air suction area can be “opening suction port 6 ≧ suspended ceiling suction port 12”, and the amount of suction air suction can be improved. Is also possible.
[0015]
By providing such a suspended ceiling suction port 12, the suctionable range of the air cleaning device 5 can be faced, that is, expanded in the vicinity of the device peripheral space, and only the lower space portion 14 of the air cleaning device 5 can be used. In addition, the air in the vicinity of the air purifier 5 can be sucked. As a result, the air in the lower space portion 14 and the surrounding space can be effectively sucked and purified.
[0016]
In the present invention, the predetermined interval H is desirably set in a range of 30 mm ≦ H ≦ 100 mm. According to the design value of this actual product, the size of the ceiling board 7 is vertical x horizontal, and for both types of 1,730mm x 1,730mm and two types of 1,730mm x 2,630mm The total height of the product was 2,400 mm. At this time, the predetermined interval H was 46 mm or 66 mm.
[0017]
As shown in FIG. 1, the suspended ceiling 11 may be set larger than the opening suction port 6 and smaller than the entire surface of the ceiling plate 7. In addition, as shown in FIG. 2, if the surface area of the suspended ceiling 11 is increased so that the maximum dimension of the suspended ceiling 11 is the same as or less than that of the entire surface of the ceiling plate 7, the space around the air purifier 5 can be increased accordingly. It is possible to increase the air suction effect.
[0018]
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view of still another embodiment of the present invention, and FIG. 4 is a perspective view obliquely from below in FIG. In the figure, portions having the same functions as those in FIGS. In the present embodiment, the lowermost end 8 a of the side panel 8 protrudes below the ceiling plate 7 by a predetermined dimension. The interaction between the bottom end 8a of the side panel and the suspended ceiling 11 makes it possible to set the suckable range of the air cleaning device 5 diagonally downward outside the main body.
[0019]
The lower space portion 14 of the air cleaning device 5 is a smoking area where a smoker enters and smokes. Tobacco smoke is divided into sidestream smoke rising from the burning part of the lit cigarette and mainstream smoke discharged from the smoker's mouth, but the sidestream smoke rises as it is generated because it is a high-temperature combustion gas. Begin. Although mainstream smoke is exhaled in any direction from the smoker's mouth, this is also generally at a temperature higher than room temperature, and thus diffuses as an upward flow.
[0020]
The movement of air including cigarette smoke and dust in the air cleaning device 5 will be described. When smoking is performed directly under the opening suction port 6 across the suspended ceiling 11, the sidestream smoke becomes an ascending current and rises toward the suspended ceiling as indicated by an arrow B1. Thereafter, the air is drawn into the suction airflow at the suspended ceiling suction port 12, and tobacco smoke, dust and the like are removed by the dust collection portion 4 through the opening suction 6, and then discharged from the blower 3 to the ceiling space portion 10.
[0021]
Since the purified air discharged to the ceiling space 10 has a large area of the air outlet 9 as described above, the pressure decreases, the amount of blown air becomes very low, and it is covered with a net or the like. In particular, the air is blown out so as to ooze out uniformly above the upper portion of the frame body 2, more specifically, the side panel 8, without giving the blowing direction. This wind speed is an actually measured value of 0.3 m / sec or less.
[0022]
When the mainstream smoke is discharged toward the suspended ceiling 11, it flows in the same manner as the sidestream smoke, and rises toward the suspended ceiling 11 as indicated by an arrow B 1. Thereafter, the air is drawn into the suction airflow at the suspended ceiling suction port 12, and after passing through the opening suction port 6, the tobacco smoke and dust are removed by the dust collecting unit 4 and then discharged from the blower 3 to the ceiling space 10. . Since the purified air discharged to the ceiling space 10 has a large area of the air outlet 9 as described above, the pressure decreases, the amount of blown air becomes very low, and it is covered with a net or the like. In particular, the air is blown out uniformly in the range above the upper end portion of the frame body 2, more specifically, the side panel 8, without giving the blowing directionality.
[0023]
If the smoker's cigarette smoke is discharged toward the outside of the air cleaning device 5, the suction airflow is caused by the action of the suspended ceiling 11 and the side panel bottom end 8a as described above, and the white air in FIG. As shown by the drawing arrow or arrow B2 (see FIG. 5), since it is set so as to be sucked from obliquely below, it is drawn into the air flow, and thereafter it is purified in the same manner as the sub air flow.
[0024]
Further, even if the smoker is directly below the outer periphery of the frame 5 of the air purifier 5, the sidestream smoke has the suction air flow at the suspended ceiling suction port 12 as described above, and the bottom ends of the suspended ceiling 11 and the side panel. As shown by the white arrow or arrow B2 in FIG. 3 (see FIG. 5), it is set to be sucked from diagonally downward by the action of 8a, so that the mainstream smoke is similarly drawn. The air in the lower space 14 of the air cleaning device 5 is sucked and purified.
[0025]
Even if mainstream smoke is intentionally discharged outside the apparatus, the suction airflow at the suspended ceiling suction port 12 is sucked from diagonally below by the action of the suspended ceiling 11 and the side panel bottom end 8a as shown in FIG. Therefore, the inhalable range P is expanded outside the lower space portion 14 indicated by the width W of the frame body 2, and the exhaled mainstream smoke can be efficiently sucked. . Thereby, the air in the vicinity of the apparatus can also be sucked and purified.
[0026]
As described above, the air purifier 5 according to the present invention allows the air blown out from the purified air purifier at a low speed to be blown into the space above the frame 2 without any particular directionality. In the lower area of 2, do not use any air curtain flow that would have been necessary to separate the smoking area from the non-smoking area in the past, and provide a suction function so that the suction direction is directed diagonally below the outside of the device. Since it is configured as described above, it is effective that the dirty air containing tobacco smoke, dust, etc. before suction is not disturbed and scattered outside the air cleaning device 5 before being sucked by the suspended ceiling suction port 12. Can suck.
[0027]
As a result of various tests conducted by the inventors of the present application, the relationship between the size of the suspended ceiling 11 and the size of the frame body 2 is 4H ≦ (frame body dimension W−suspended ceiling dimension Wt) / 2. In the case of selecting the range of L ≦ 11H, in the air cleaning device 5 according to the present invention in which one side exceeds 1.500 mm, it is very convenient to direct the suction direction obliquely downward to the outside of the device. I found out.
[0028]
Moreover, the relationship between the suspended ceiling 11 and the side panel bottom end 8a may be set so that the position of the suspended ceiling 11 is the same as the position of the side panel bottom end 8a or the suspended ceiling 11 is slightly lower.
[0029]
Further, as a ripple effect, the air blown out from the blowout 9 is blown out at a low speed without any particular directionality, so even if a small amount of tobacco smoke, dust, etc. remains in the purified air, Since it is difficult to directly reach the wall or ceiling of a building in the vicinity where the cleaning device 5 is installed, the occurrence of dirt can be suppressed.
[0030]
Hereinafter, description will be made based on the result of the dust concentration measurement.
[0031]
FIG. 6 shows an explanatory view of the room where the dust concentration measurement is performed as seen from above. In the figure, the broken line indicates the outer shape of the frame 2 of the air cleaning device 5. A total of 8 pieces, 2 each at a height of 150 cm from the floor, are burned at the start of the air purifier operation immediately below the center of each of the four sides of the outer circumference. To (9) ″ indicate the positions of the dust concentration sensors installed in the lower space portion 14 and the space near the air purifier 5, and each was measured at a position 150 cm from the floor surface.
[0032]
In the graph, the dust concentration measurement described later is the average value (= external concentration) from the measurement points (1) to (7), and the square symbol is the average value from (8) to (9) ″ (= (Internal concentration) is plotted.
[0033]
FIG. 7 shows a dust concentration measurement graph using a conventional apparatus. In the figure, the fan is operated at high speed, and in this comparative example, the speed is 40 m @ 3 / min. At this time, about 10 minutes during which the cigarette burns shows a particularly high concentration change inside the apparatus, indicating that the suction efficiency during that period is poor.
[0034]
FIG. 8 shows a dust concentration measurement graph by the air cleaning device based on the embodiment of FIG. 3 of the present invention. In the figure, the outer shape of the frame body 2 is a type of 1,730 mm × 2,630 mm, H is set to 46 mm, L is set to 467 mm in the long side direction, and 415 mm in the short side direction. Despite the measurement under the same conditions as in FIG. 7, both the outside of the apparatus and the inside of the apparatus show a stable low concentration much lower than that in FIG. This is because the air cleaning device 5 is effectively operated due to the operational effects of the above-described configuration.
[0035]
FIG. 9 shows another dust concentration measurement graph by the conventional apparatus. In the figure, it was set to 28 m @ 3 / min in the blower low speed operation, in this comparative example. At this time, about 10 minutes during which the cigarette burns shows a particularly high concentration change inside the apparatus, and the suction efficiency during that period is even worse than that in FIG.
[0036]
FIG. 10 shows another dust concentration measurement graph by the air cleaning device based on the embodiment of FIG. 3 of the present invention. In the figure, the outer shape of the frame body 2 is a type of 1,730 mm × 2,630 mm, H is set to 46 mm, L is set to 467 mm in the long side direction, and 415 mm in the short side direction. Despite measurement under the same conditions as in FIG. 9, both the outside of the apparatus and the inside of the apparatus show a stable low concentration much lower than that of FIG. Moreover, it is clear that the air purifying device 5 is working effectively in spite of the low speed operation as compared with FIG.
[0037]
Looking at the experimental results as a whole, in the conventional machine (comparative example), the internal concentration rises to 10 times or more of the initial dust concentration from the time when the cigarette is burned to immediately after the burning, and the external concentration is also accompanied by it. It is rising. Even if the internal concentration is purified by the purification action after the end of the combustion and the dust concentration is lowered, the degree of decrease in the external concentration is slow, and the concentration value is reversed between the outside and the inside.
[0038]
Even after 30 minutes have elapsed from the start of combustion, neither the internal nor the external has returned to the initial dust concentration. As described in the prior art, this is a result of scattering cigarette smoke and the like outside the air cleaning device by the air curtain flow.
[0039]
On the other hand, according to the air cleaning apparatus of the present invention, the dust concentration inside and outside increases due to the burning of tobacco, but within twice the initial dust concentration and the external concentration exceeds the internal concentration. There is no. Further, during high-speed operation of the blower, even during tobacco combustion, the initial dust concentration is below about 7 minutes, and returns to below the initial dust concentration after about 25 minutes have elapsed since the start of operation. This is because the suspended air 11 is provided at a low speed so that the air blown from the purified air purifier is blown out at a low speed so as to bleed into the upper space of the frame body 2 without having directionality, and a suction range is provided. And the side wall panel bottom end 8a protrudes downward from the ceiling plate surface and has a suction function so that the suction direction is directed obliquely downward to the outside of the device. This is because the air containing dust and the like is disturbed before being sucked through the suspended ceiling suction port 12 and can be sucked effectively without being scattered outside the air cleaning device 5.
[0040]
As described above, the air purifying device 5 does not use an air curtain based on the fact that the air curtain flow according to the prior art is scattered in the vicinity of the device and is not effectively purifying. Can be effectively purified.
[0041]
As described above, a frame body that covers the lower surface and side surfaces and has the upper surface almost entirely as an upper outlet is supported by a plurality of support columns, and a space is provided below, including tobacco smoke and dust near the space. A blower that sucks and blows air and a dust collection part that purifies the sucked air are built in the frame, and an opening that opens downward as a suction port of the blower is provided in the center of the lower surface. From the opening below the opening Install a suspended ceiling that is significantly smaller than the entire bottom surface, and cleans the air sucked in through the space between the frame and suspended ceiling by the blower through the dust collecting part and exhausts it from the upper outlet to the outside of the frame. The ceiling and walls of the room (place) do not require construction like conventional air-conditioning equipment, are easy to install, and do not scatter dirty air that contains tobacco smoke, etc. It absorbs and purifies it.
[0042]
【The invention's effect】
As is clear from the above description, the air cleaning device of the present invention supports the frame body that covers the lower surface and the side surface and has the upper surface almost entirely over the upper outlet by a plurality of support columns, and the space portion is formed below. A blower that sucks and blows out air containing tobacco smoke, dust, etc. in the vicinity of the space and a dust collecting part that purifies the sucked air are installed in the frame, and opens downward as a blower inlet in the center of the lower surface. An opening is provided, and a suspended ceiling that is larger than the opening and smaller than the entire lower surface is provided below the opening, and the air sucked through the space between the frame body and the suspended ceiling by the blower is purified through the dust collecting part and above By discharging to the outside of the frame body from the outlet, the problems of the prior art are effectively solved, the installation is easy, the handling is easy, and the cigarette smoke, dust, etc. are not scattered in the nearby space. Contaminated air containing effectively absorbs It is an effect, such as to be purified.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a schematic cross-sectional view of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a schematic cross-sectional view of another embodiment of the present invention.
FIG. 3 is a schematic cross-sectional view of still another embodiment of the present invention.
4 is a perspective view obliquely from below in FIG. 3. FIG.
FIG. 5 is an explanatory diagram of the air suction state of FIG. 3;
FIG. 6 is an explanatory view of a room in which dust concentration measurement is performed as viewed from above.
FIG. 7 is a dust concentration measurement graph by a conventional apparatus.
FIG. 8 is a graph showing dust concentration measurement by the air purifier according to the embodiment of FIG. 3 of the present invention.
FIG. 9 is another dust concentration measurement graph by a conventional apparatus.
10 is another dust concentration measurement graph by the air cleaning device according to the embodiment of FIG. 3 of the present invention.
FIG. 11 is an explanatory diagram of an air suction state of a conventional device.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Support | pillar 2 Frame 3 Blower 4 Dust collector 5 Air cleaner 6 Suction port 7 Ceiling board 8 Side panel 8a Side panel lowest end 9 Outlet 10 Ceiling space part 11 Suspended ceiling 12 Suspended ceiling inlet 14 Lower space part

Claims

下面を天井板で側面を側面パネルで覆われた枠体と；A frame having a lower surface covered with a ceiling plate and a side surface covered with a side panel;
前記枠体の下方に空間部が形成されるように前記枠体を支持する複数本の支柱と；  A plurality of columns supporting the frame so that a space is formed below the frame;
前記空間部から空気を吸引するために、前記天井板の中央部に設けられた開口吸い込み口と；  An opening suction port provided in a central portion of the ceiling plate for sucking air from the space;
前記空間部のタバコ煙・塵埃等を含む空気を、前記開口吸い込み口を通して吸引するために、前記枠体に内装された送風機と；  A blower built in the frame body for sucking air containing tobacco smoke, dust and the like in the space through the opening suction port;
前記吸引した空気を浄化するために、前記開口吸い込み口の近傍で前記枠体に内装された集塵部と；  In order to purify the sucked air, a dust collecting part built in the frame body in the vicinity of the opening suction port;
前記天井板の全面と同一の大きさ、もしくは、前記開口吸い込み口よりも大きく前記天井板の全面よりも小さい吊り天井であって、取付け材のみにより前記天井板から所定の間隔をあけて前記天井板に対向して前記天井板の下方に設けられた吊り天井と；  A suspended ceiling that is the same size as the entire surface of the ceiling plate, or is larger than the opening suction port and smaller than the entire surface of the ceiling plate, and is separated from the ceiling plate by a mounting material only at a predetermined interval. A suspended ceiling provided below the ceiling plate facing the plate;
を有し、前記側面パネルが前記天井板よりも下方に突出していることを特徴とする空気清浄装置。  And the side panel protrudes downward from the ceiling plate.

請求項１に記載の空気清浄装置において、The air cleaning device according to claim 1,
前記送風機から吹き出された空気は、前記天井板と前記側面パネルと前記枠体の上面のほぼ全面に形成された上面吹き出し口により囲まれた天井空間部に排出され、その後に前記上面吹き出し口より吹き出されることを特徴とする空気清浄装置。 The air blown out from the blower is discharged into a ceiling space surrounded by an upper surface outlet formed on substantially the entire upper surface of the ceiling plate, the side panel, and the frame, and then from the upper surface outlet. An air purifier characterized by being blown out.

請求項１または請求項２に記載の空気清浄装置において、
前記天井板と前記吊り天井との間の空間の高さをＨとすると、Ｈが望ましくは３０mm≦Ｈ≦１００mmであることを特徴とする空気清浄装置。 The air purifier according to claim 1 or 2,
When the height of the space and H between the suspended ceiling and the ceiling board, air cleaning apparatus, characterized in that H is desirably 30 mm ≦ H ≦ 100 mm.

請求項３に記載の空気清浄装置において、
前記吊り天井の大きさと前記枠体との関係は、Ｌ＝（枠体寸法Ｗ−吊天井寸法Ｗｔ）／２とすると、４Ｈ≦Ｌ≦１１Ｈであることを特徴とする
空気清浄装置。 The air purifier according to claim 3 , wherein
The relationship between the suspended ceiling of the size and the frame, L = When (frame size W- suspended ceiling dimension Wt) / 2, air cleaning apparatus, characterized in that the 4H ≦ L ≦ 11H.