JP3740497B2 - 粉体のパッキング装置 - Google Patents

粉体のパッキング装置 Download PDF

Info

Publication number
JP3740497B2
JP3740497B2 JP2003077641A JP2003077641A JP3740497B2 JP 3740497 B2 JP3740497 B2 JP 3740497B2 JP 2003077641 A JP2003077641 A JP 2003077641A JP 2003077641 A JP2003077641 A JP 2003077641A JP 3740497 B2 JP3740497 B2 JP 3740497B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
container
powder
toner
tank
return
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2003077641A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2004284620A (ja
Inventor
由章 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Earthtechnica Co Ltd
Original Assignee
Earthtechnica Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Earthtechnica Co Ltd filed Critical Earthtechnica Co Ltd
Priority to JP2003077641A priority Critical patent/JP3740497B2/ja
Publication of JP2004284620A publication Critical patent/JP2004284620A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3740497B2 publication Critical patent/JP3740497B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Supply Of Fluid Materials To The Packaging Location (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、トナー等の粉体を広口瓶やコンテナー等の容器にパッキングする粉体のパッキング方法及び装置に関する。
【0002】
従来、この種の粉体のパッキング装置としては、図4に示すトナーのパッキング装置が知られている。
図中31は図示しないトナー製造装置から空気輸送路32を介して送給されるトナーWを貯留するタンクで、このタンク31は、ロードセル33によってその中に貯留されたトナーWの重量が秤量されるように設けられている一方、トナーWと共に送給された空気を排出する脱気フィルタ34が上部に設けられ、又、トナーWを払い出すロータリバルブ等の容量可変形の払出し機35及びトナーWの払出しを円滑にするエアノッカ36が下部に設けられている。
タンク31下方の所定位置には、広口瓶等の容器Cを載置して秤量する1台の台秤37が設置されている。
そして、払出し機35には、自重により流下するトナーWを台秤37上の容器Cに供給する供給路38の上端が接続されており、この供給路38には、トナーW中の凝集体を篩い分ける篩分機39が介装されている。
【0003】
上述したトナーのパッキング装置によるトナーWのパッキング作業は、作業者Mが空の容器Cを台秤37上に載置した後、払出し用機器である篩分機39、払出し機35及びエアノッカ36の作動をこの順に作業者Mが起動し、台秤37が容器Cの充填状態を秤量した時に、作業者Mがエアノッカ36、払出し機35及び篩分機39の作動をこの順に停止し、しかる後に、容器Cを閉蓋して搬出する作業を繰り返して行われている。
このように、1つの容器CへのトナーWのパッキング作業毎に、払出し用機器の作動の起動、停止を繰り返すのは、トナーWは、流動性の高い粉体であり、かつ、高価であることもあって、トナーWが充填された容器Cを閉蓋して搬出し、新たな空の容器Cを台秤37上に載置したりするのに、容器CへのトナーWの充填及び払出し用機器の作動の起動、停止に要する時間(例えば、容量500gの容器で1分程度)と同等以上の時間がかかるからである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来の粉体のパッキング方法及び装置では、1つの容器への粉体のパッキング作業毎に、払い出し用機器の作動の起動、停止操作による粉体の払出し工程と払出し停止工程を繰り返しているため、パッキングの作業効率が低い不具合がある。
【0005】
そこで、本発明は、作業効率を高め得る粉体のパッキング方法及び装置の提供を課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するため、粉体のパッキング装置は、粉体を貯留するタンクと、タンクの底部から粉体を払い出す払出し機と、タンク下方の所定位置に設置され、容器を載置して秤量する台秤及び粉体を貯留する戻し用ホッパと、払出し機に流路切替機を介在して接続され、自重により流下する粉体を容器に供給する容器用分岐路及び戻し用ホッパに供給するホッパ用分岐路を有する供給路と、戻し用ホッパから粉体をタンクに返送する返送手段と、払出し機及び返送手段起動後のそれらの作動を継続する一方、台秤が容器の空状態を秤量した時に粉体を容器用分岐路に流すべく流路切替機を切り替えると共に、台秤が容器の充填状態を秤量した時に粉体をホッパ用分岐路に流すべく流路切替機を切り替えるように制御する制御手段とを備える構成とした。
【0007】
又、粉体のパッキング装置は、粉体を貯留するタンクと、タンクの下部から粉体を払い出す払出し機と、タンク下方の所定位置に設置され、容器を個別に載置して秤量する複数の台秤及び粉体を貯留する戻し用ホッパと、払出し機に流路切替機を介在して接続され、自重により流下する粉体を各台秤上の容器に個別に供給する複数の容器用分岐路及び戻し用ホッパに供給するホッパ用分岐路を有する供給路と、戻し用ホッパから粉体をタンクに返送する返送手段と、払出し機及び返送手段起動後のそれらの作動を継続する一方、全台秤が各容器の空状態を秤量した時に粉体を容器用分岐路に流すべく流路切替機を切り替えると共に、台秤が容器の充填状態を秤量した時に容器用分岐路を順次切り替えるべく流路切替機を切り替え、かつ、全台秤が各容器の充填状態を秤量した時に粉体をホッパ用分岐路に流すべく流路切替機を切り替えるように制御する制御手段とを備える構成とした。
【0012】
【作用】
粉体のパッキング装置においては、払出し機及び返送手段の起動による払出し工程と返送工程の開始後、それらの作動の停止操作による粉体の払出し、返送停止工程が、何サイクルにも亘るパッキング作業の継続中不要となる。
【0013】
又、粉体のパッキング装置においては、払出し機及び返送手段の起動による払出し工程と返送工程の開始後、それらの作動の停止操作による粉体の払出し、返送停止工程が、何サイクルにも亘るパッキング作業の継続中不要となり、かつ、1サイクルで複数の容器への粉体のパッキングが行われる。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は本発明に係る粉体のパッキング装置の参考例の形態を示す概略構成図である。
【0016】
このパッキング装置は、粉体としてのトナーを広口瓶やコンテナー等の容器にパッキングするためのもので、図示しないトナー製造装置から空気輸送路1を介して送給されるトナーWを貯留するタンク2を備えている。
タンク2は、その中に貯留されたトナーWの重量を秤量すべく、ロードセル3によって重量を秤量されており、ロードセル3によって秤量された計測信号は、後述する制御手段に出力されるものである。
タンク2の上部には、トナーWと共に送給された空気を排出する脱気フィルタ4が設けられている一方、タンク2の下部には、トナーWを払い出すロータリバルブ等の容量可変形の払出し機5及びトナーWの払出しを円滑にするエアノッカ6が設けられている。
【0017】
タンク2下方の所定位置には、複数の容器C1,C2,…,Cnを個別に載置して秤量する複数の台秤71,72,…,7nが設置されている一方、前記払出し機5には、自重により流下するトナーWを各台秤71,72,…,7n上の容器C1,C2,…,Cnに個別に供給すべく、切替ダンパ等の流路切替機8を介在して下端部を可撓性の複数本の分岐路91,92,…,9nに分岐させた供給路9の上端が接続されており、この供給路9における流路切替機8の上流には、トナーW中の凝集体を篩い分ける篩分機10が介装されている。
上記各台秤71,72,…,7nによって秤量された別個の又は全ての容器C1,C2,…,CnのトナーWの充填状態の信号は、後述する制御手段に出力されるものである。
【0018】
制御手段11は、図示しない操作盤の起動ボタンを作業者Mが操作することによって、払出し用機器としての篩分機10、払出し機5及びエアノッカ6の作動をこの順に起動し、かつ、それらの作動を継続する一方、各台秤71,72,…,7nによって秤量された別個の容器C1,C2,…,CnのトナーWの充填状態の信号が入力された時に、供給路9の分岐路91,92,…,9nを順に切り替えるべく流路切替機8を制御すると共に、各台秤71,72,…,7nによって秤量された全ての容器C1,C2,…,CnのトナーWの充填状態の信号が入力された時に、払出し用機器の作動を起動時とは逆に停止し、かつ、流路切替機8を原位置に復帰させるように制御するものであり、加えて、タンク2内のトナーWが所定重量になったとのロードセル3からの計測信号や作業者Mの停止ボタンの操作による操作盤からの停止信号によって、払出し用機器の作動を上述した場合と同様の順序で停止するように制御するものである。
【0019】
上述したトナーのパッキング装置によりトナーWのパッキングを行うには、先ず、作業者Mが、各台秤71,72,…,7n上に容器C1,C2,…, n を個別に載置した後、操作盤の起動ボタンを操作すると、制御手段11によって、払出し用機器の篩分機10、払出し機5及びエアノッカ6がこの順に起動され、かつ、それらの作動が継続される一方、タンク2からトナーWが払い出され、自重により流下するトナーWが供給路9の上端部から篩分機10を経て凝集体を篩い分けられると共に、流路切替機8及び1本目の分岐路91 を経て1台目の台秤71上の容器C1に投入される。
そして、1台目の台秤71によって秤量されたその上の容器C1のトナーWの充填状態の信号が制御手段11へ出力されると、制御手段11から流路切替機8へ信号が出力されて供給路9が2本目の分岐路92に切り替えられ、以下、各容器C2,…,CnへのトナーWの個別の充填と流路切替機8による分岐路93,94 (図示せず),…,9nへの自動的な切替えが順次行われる。
次に、各台秤71,72,…,7nによって秤量された全ての容器C1,C2,…,CnのトナーWの充填状態の信号が制御手段11へ出力されると、制御手段11からエアノッカ6、払出し機5及び篩分機10へ信号が出力されてそれらがその順に作動を停止し、かつ、制御手段11から流路切替機8へ信号が出力されて流路切替機8が原位置に復帰させられる。
【0020】
次いで、作業者Mが、全台秤71,72,…, n 上の各容器C1,C2,…,Cnを閉蓋して搬出した後、新たな複数の容器C1,C2,…, n を搬入して各台秤71,72,…,7n上に載置する。
以下、トナーWを払い出す工程と、複数の容器C1,C2,…,CnにトナーWを自動的に順次充填する工程と、トナーWの払出しを自動的に停止する工程と、全容器C1,C2,…,Cnを閉蓋して搬出し、新たな複数の容器C1,C2,…,Cnを所定位置に搬入する工程とを繰り返す。
上述したトナーWのパッキング中に、タンク2内のトナーWが所定重量になったとのロードセル3からの計測信号や作業者Mの停止ボタンの操作による操作盤からの停止信号が制御手段11へ出力されると、制御手段11から払出し用機器のエアノッカ6、払出し機5及び篩分機10へ信号が出力されてそれらの作動がその順に停止する。
【0021】
図2は本発明に係る粉体のパッキング装置の第1の実施の形態を示す概略構成図である。なお、以下の説明において、図1のものと同一の機能を奏する構成部材等には、同一の符号を付してその説明を省略する。
【0022】
このパッキング装置は、図1の形態のものと同様に粉体としてのトナーを広口瓶やコンテナー等の容器にパッキングするためのものであり、図1の形態のものが、1サイクル毎に払出し用機器である篩分機10、払出し機5及びエアノッカ6の作動の起動操作を必要としているのに対し、一旦、払出し用機器の作動の起動操作を行った後は、何サイクルに亘っても起動操作を不要としたものである。
すなわち、タンク2下方の所定位置には、1つの容器Cを載置して秤量する1台の台秤7及びトナーWを貯留する戻し用ホッパ12が設置されている一方、払出し機5には、トナーWを台秤7上の容器C又は戻し用ホッパ12に供給すべく、切替ダンパ等の流路切替機13を介在して下端部を可撓性の1本の容器用分岐路14c及び剛性の1本のホッパ用分岐路14hに分岐させた供給路14の上端が接続されている。
上記台秤7によって秤量された容器CのトナーWの空状態及び充填状態の信号は、後述する制御手段に出力されるものである。
【0023】
一方、戻し用ホッパ12に貯留されたトナーWは、返送手段15を介してタンク2に返送されるように設けられている。
返送手段15は、戻し用ホッパ12に貯留されたトナーWを空気輸送すべく一端に吸気フィルタ16を取り付けた返送路17、返送路17の他端に接続されたバグフィルタ18、バグフィルタ18から脱気する風量調整可能な排気ブロワ19、バグフィルタ18の下部に設けられ、トナーWを払い出すロータリバルブ等の払出し機20及びトナーWの払出しを円滑にするエアノッカ21、並びに払出し機20に接続されてトナーWをタンク2へ流下させる流下路22からなる。
【0024】
制御手段23は、図示しない操作盤の起動ボタンを作業者Mが操作することによって、返送手段15の排気ブロワ19、払出し機20及びエアノッカ21の作動並びに払出し用機器の篩分機10、払出し機5及びエアノッカ6の作動をこの順に起動し、かつ、それらの作動を継続する一方、台秤7によって秤量された容器CのトナーWの空状態の信号が入力された時に、供給路14の下端を容器用分岐路14cへ切り替えるべく流路切替機13を制御すると共に、台秤7によって秤量された容器CのトナーWの充填状態の信号が入力された時に、供給路14の下端をホッパ用分岐路14hへ切り替えるべく流路切替機13を制御するものであり、加えて、タンク2内のトナーWが所定重量になったとのロードセル3からの計測信号や作業者Mの停止ボタンの操作による操作盤からの停止信号によって、返送手段15並びに払出し用機器の作動を起動時とは全く逆の順に停止するように制御するものである。
【0025】
上述したトナーのパッキング装置によりトナーWのパッキングを行うには、先ず、作業者Mが、台秤7上に容器Cを載置した後、操作盤の起動ボタンを操作すると、制御手段23によって、返送手段15の排気ブロワ19、払出し機20及びエアノッカ21がこの順に起動され、かつ、それらの作動が継続される一方、台秤7によって秤量されたその上の容器CのトナーWの空状態の信号が制御手段23へ出力され、かつ、制御手段23から流路切替機13へ信号が出力されて供給路14が容器用分岐路14cに切り替えられる。
次に、制御手段23によって、払出し用機器の篩分機10、払出し機5及びエアノッカ6がこの順に起動され、かつ、それらの作動が制御手段23によって継続される一方、タンク2からトナーWが払い出され、自重により流下するトナーWが供給路14の上端部から篩分機10を経て凝集体を篩い分けられると共に、流路切替機13及び容器用分岐路14cを経て容器Cに投入される。
そして、台秤7によって秤量されたその上の容器CのトナーWの充填状態の信号が制御手段23へ出力されると、制御手段23から流路切替機13へ信号が出力されて供給路14がホッパ用分岐路14hに切り替えられ、ホッパ用分岐路14hを流下して戻し用ホッパ12に貯留されたトナーWは、返送手段15の返送路17を空気輸送されてバグフィルタ18に流入し、空気と分離された後、払出し機20から流下路22を経てタンク2に返送される。
【0026】
次いで、作業者Mが、台秤7上の容器Cを閉蓋して搬出した後、新たな容器Cを搬入して台秤7上に載置する。
以下、供給路14を自動的に切り替えて容器CにトナーWを自動的に充填する工程と、容器CへのトナーWの充填後に供給路14を自動的に切り替えてタンク2にトナーWを返送する工程と、容器Cを閉蓋して搬出し、新たな容器Cを台秤7上に搬入する工程とを繰り返す。
上述したトナーWのパッキング中に、タンク2内のトナーWが所定重量になったとのロードセル3からの計測信号や作業者Mの停止ボタンの操作による操作盤からの停止信号が制御手段23へ出力されると、制御手段23から払出し用機器のエアノッカ6、払出し機5及び篩分機10へ信号が出力されてそれらの作動がその順に停止された後、制御手段23から返送手段15のエアノッカ21、払出し機20及び排気ブロワ19へ信号が出力されてそれらの作動がその順に停止する。
【0027】
図3は本発明に係る粉体のパッキング装置の第2の実施の形態を示す概略構成図である。なお、以下の説明において、図1、図2のものと同一の機能を奏する構成部材等には同一の符号を付してその説明を省略する。
【0028】
このパッキング装置は、図1、図2の形態のものと同様に粉体としてのトナーを広口瓶やコンテナー等の容器にパッキングするためのものであり、図2の形態のものが、1サイクル毎に1つの容器にパッキングするのに対し、1サイクル毎に複数の容器にパッキングするようにしたものである。
すなわち、タンク2下方の所定位置には、複数の容器C1,C2,…,Cnを個別に載置して秤量する複数の台秤71,72,…,7n及びトナーWを貯留する戻し用ホッパ12が設置されている一方、払出し機5には、自重により流下するトナーWを各台秤71,72,…,7n上の容器C1,C2,…,Cn及び戻し用ホッパ12に個別に供給すべく、切替ダンパ等の流路切替機24を介在して下端部を可撓性の複数本の容器用分岐路25c1,25c2,…,25cn及び剛性の1本のホッパ用分岐路25hに分岐させた供給路25の上端が接続されている。
上記台秤71,72,…,7nによって秤量された容器C1,C2,…,CnのトナーWの空状態及び充填状態の信号は、後述する制御手段に出力されるものである。
【0029】
制御手段26は、図示しない操作盤の起動ボタンを作業者Mが操作することによって、返送手段15の排気ブロワ19、払出し機20及びエアノッカ21の作動並びに払出し用機器の篩分機10、払出し機5及びエアノッカ6の作動をこの順に起動し、かつ、それらの作動を継続する一方、台秤71,72,…,7nによって秤量された容器C1,C2,…,CnのトナーWの空状態の信号が入力された時に、供給路25の下端を容器用分岐路25c1,25c2,…,25cnへ切り替えるべく流路切替機24を制御すると共に、各台秤71,72,…,7nによって秤量された別個の容器C1,C2,…,CnのトナーWの充填状態の信号が入力された時に、供給路25の下端の容器用分岐路25c1,25c2,…,25cnを順に切り替えるべく流路切替機24を制御し、かつ、各台秤71,72,…,7nによって秤量された全ての容器C1,C2,…,CnのトナーWの充填状態の信号が入力された時に、供給路25の下端をホッパ用分岐路25hへ切り替えるべく流路切替機24を制御するものであり、加えて、タンク2内のトナーWが所定重量になったとのロードセル3からの計測信号や作業者Mの停止ボタンの操作による操作盤からの停止信号によって、返送手段15の機器並びに払出し用機器の作動を起動時とは全く逆の順序で停止するように制御するものである。
【0030】
上述したトナーのパッキング装置によりトナーWのパッキングを行うには、先ず、作業者Mが、台秤71,72,…,7n上に容器C1,C2,…,Cnを個別に載置した後、操作盤の起動ボタンを操作すると、制御手段26によって、返送手段15の排気ブロワ19、払出し機20及びエアノッカ21がこの順に起動され、かつ、それらの作動が継続される一方、全ての台秤71,72,…, n によって秤量されたそれらの上の容器C1,C2,…,CnのトナーWの空状態の信号が制御手段26へ出力され、かつ、制御手段26から流路切替機24へ信号が出力されて供給路25の下端が1本目の容器用分岐路25c1に切り替えられる。
次に、制御手段26によって、払出し用機器の篩分機10、払出し機5及びエアノッカ6がこの順に起動され、かつ、それらの作動が継続される一方、タンク2からトナーWが払い出され、自重により流下するトナーWが供給路25の上端部から篩分機10を経て凝集体を篩い分けられると共に、流路切替機24及び1本目の容器用分岐路25c1を経て1番目の台秤71上の容器C1に投入される。
そして、1台目の台秤71によって秤量されたその上の容器C1のトナーWの充填状態の信号が制御手段26へ出力されると、制御手段26から流路切替機24へ信号が出力されて供給路25が2本目の容器用分岐路25c2に切り替えられ、以下、各容器C1,C2,…,CnへのトナーWの充填と流路切替機24による容器用分岐路25c3,25c4 (図示せず),…,25cnへの自動的な切替えが順次行われる。
次いで、各台秤71,72,…,7nによって秤量された全ての容器C1,C2,…,CnのトナーWの充填状態の信号が制御手段26へ出力されると、制御手段26から流路切替機24へ信号が出力されて供給路25の下端がホッパ用分岐路25hに切り替えられ、ホッパ用分岐路25hを流下して戻し用ホッパ12に貯留されたトナーWは、返送手段15の返送路17を空気輸送されてバグフィルタ18に流入し、空気と分離された後、払出し機20から流下路22を経てタンクに返送される。
【0031】
次に、作業者Mが、全台秤71,72,…,7n上の各容器C1,C2,…,Cnを閉蓋して搬出した後、新たな複数の容器C1,C2,…,Cnを搬入して各台秤71,72,…,7n上に載置する。
以下、供給路25の容器用分岐路25c1,25c2,…,25cnを自動的に切り替えて複数の容器C1,C2,…,CnにトナーWを自動的に個別に充填する工程と、全容器C1,C2,…,CnへのトナーWの充填後に供給路25をホッパ用分岐路25hへ自動的に切り替えてタンク2にトナーWを返送する工程と、全容器C1,C2,…,Cnを閉蓋して搬出し、新たな複数の容器C1,C2,…,Cnを台秤71,72,…,7n上に搬入する工程とを繰り返す。
上述したトナーWのパッキング中に、タンク2内のトナーWが所定重量になったとのロードセル3からの計測信号や作業者Mの停止ボタンの操作による操作盤からの停止信号が制御手段26へ出力されると、制御手段26から払出し用機器のエアノッカ6、払出し機5及び篩分機10へ信号が出力されてそれらの作動がその順に停止された後、制御手段26から返送手段15のエアノッカ21、払出し機20及び排気ブロワ19へ信号が出力されてそれらの作動がその順に停止する。
【0032】
なお、前述した各実施の形態においては、粉体としてトナーを挙げて説明したが、これに限定されるものではなく、各種の粉体のパッキングに適用できるのは勿論である。
又、払出し用機器として、払出し機の他にエアノッカ及び篩分機を用いる場合について説明したが、払出し機のみを用いるようにしてもよい。
【0033】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る粉体のパッキング装置によれば、払出し機及び返送手段の起動による払出し工程と返送工程の開始後、それらの作動の停止操作による粉体の払出し、返送停止工程が、何サイクルにも亘るパッキング作業の継続中不要となるので、従来に比べて作業効率を高めることができる。
【0034】
体のパッキング装置によれば、払出し機及び返送手段の起動による払出し工程と返送工程の開始後、それらの作動の停止操作による粉体の払出し、返送停止工程が、何サイクルにも亘るパッキング作業の継続中不要となり、かつ、1サイクルで複数の容器への粉体のパッキングが行われるので、従来に比べて大幅に作業効率を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る粉体のパッキング装置の参考例の形態を示す概略構成図である。
【図2】 本発明に係る粉体のパッキング装置の第1の実施の形態を示す概略構成図である。
【図3】 本発明に係る粉体のパッキング装置の第2の実施の形態を示す概略構成図である。
【図4】 従来の粉体のパッキング装置を示す概略構成図である。
【符号の説明】
2 タンク
3 ロードセル
5 払出し機
7 台秤
1,…,7n 台秤
8 流路切替機
9 供給路
1,…,9n 分岐路
11 制御手段
12 戻し用ホッパ
13 流路切替機
14 供給路
14c 容器用分岐路
14h ホッパ用分岐路
15 返送手段
17 返送路
18 バグフィルタ
19 排気ブロワ
20 払出し機
22 流下路
23 制御手段
24 流路切替機
25 供給路
25c1,…,25cn 容器用分岐路
25h ホッパ用分岐路
26 制御手段
W トナー(粉体)
C 容器
1,…,Cn 容器
M 作業者

Claims (2)

  1. 粉体を貯留するタンクと、タンクの底部から粉体を払い出す払出し機と、タンク下方の所定位置に設置され、容器を載置して秤量する台秤及び粉体を貯留する戻し用ホッパと、払出し機に流路切替機を介在して接続され、自重により流下する粉体を容器に供給する容器用分岐路及び戻し用ホッパに供給するホッパ用分岐路を有する供給路と、戻し用ホッパから粉体をタンクに返送する返送手段と、払出し機及び返送手段起動後のそれらの作動を継続する一方、台秤が容器の空状態を秤量した時に粉体を容器用分岐路に流すべく流路切替機を切り替えると共に、台秤が容器の充填状態を秤量した時に粉体をホッパ用分岐路に流すべく流路切替機を切り替えるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする粉体のパッキング装置。
  2. 粉体を貯留するタンクと、タンクの下部から粉体を払い出す払出し機と、タンク下方の所定位置に設置され、容器を個別に載置して秤量する複数の台秤及び粉体を貯留する戻し用ホッパと、払出し機に流路切替機を介在して接続され、自重により流下する粉体を各台秤上の容器に個別に供給する複数の容器用分岐路及び戻し用ホッパに供給するホッパ用分岐路を有する供給路と、戻し用ホッパから粉体をタンクに返送する返送手段と、払出し機及び返送手段起動後のそれらの作動を継続する一方、全台秤が各容器の空状態を秤量した時に粉体を容器用分岐路に流すべく流路切替機を切り替えると共に、台秤が容器の充填状態を秤量した時に容器用分岐路を順次切り替えるべく流路切替機を切り替え、かつ、全台秤が各容器の充填状態を秤量した時に粉体をホッパ用分岐路に流すべく流路切替機を切り替えるように制御する制御手段とを備えることを特徴とする粉体のパッキング装置。
JP2003077641A 2003-03-20 2003-03-20 粉体のパッキング装置 Expired - Fee Related JP3740497B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003077641A JP3740497B2 (ja) 2003-03-20 2003-03-20 粉体のパッキング装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003077641A JP3740497B2 (ja) 2003-03-20 2003-03-20 粉体のパッキング装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2004284620A JP2004284620A (ja) 2004-10-14
JP3740497B2 true JP3740497B2 (ja) 2006-02-01

Family

ID=33292341

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003077641A Expired - Fee Related JP3740497B2 (ja) 2003-03-20 2003-03-20 粉体のパッキング装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3740497B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2332292T3 (es) * 2005-11-21 2010-02-01 Mannkind Corporation Aparato y procedimientos de dispensacion y deteccion de polvo.
CN103482090B (zh) 2008-08-05 2016-02-10 曼康公司 改进的粉末分配器模块及粉末分配器组件
JP2013147266A (ja) * 2012-01-18 2013-08-01 Ricoh Co Ltd 粉体充填装置、粉体充填システム、及び粉体充填方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2004284620A (ja) 2004-10-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US3498020A (en) Sack-filling equipment
EP2201341B1 (en) Apparatus for metering and mixing pourable material components
US3261379A (en) Apparatus for packaging dry divided solid materials
RU2393440C1 (ru) Комбинационный весовой дозатор
AU2007242146B8 (en) Combination weigher
PL191183B1 (pl) Sposób ciągłego dozowania materiału sypkiego
RU2006107763A (ru) Способ и устройство для наполнения пакетов из пленки пищевыми продуктами
JPH0752994A (ja) 配量パレット
JP3740497B2 (ja) 粉体のパッキング装置
US3269428A (en) Method for packaging dry divided solid materials
CZ297609B6 (cs) Zarízení a zpusob dopravy sypkého materiálu
DK151788B (da) Saekkepaafyldningsanlaeg til paafyldning af styrtgods i saekke.
JPH08271328A (ja) 組合せ計量・計数システム
US3460641A (en) Fluent material weighing system
JP6620946B2 (ja) 穀類選別計量機
RU2010116900A (ru) Способ и устройство для подачи пылевидного материала
JP2565169Y2 (ja) 組合せ秤の適量確認装置
US11440686B1 (en) High speed bag filler
JP4040485B2 (ja) 食材計量装置
JPH08219860A (ja) 連包商品の製造システム
JPH11326025A (ja) 組合せ計量装置
FI69992C (fi) Anordning foer dosering av uppmaetta maengder finkornigt aemne
US20240239534A1 (en) Method and apparatus for filling bags with a quantity of deaerated product by means of a deaerator inserted in the product
KR200398281Y1 (ko) 분말 자동이송장치
JP2001253543A (ja) 粉粒体投入設備

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20041224

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041228

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20041224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050614

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050812

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050907

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050909

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712

Effective date: 20050927

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081118

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091118

Year of fee payment: 4

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees