JP3740316B2 - 自動車用複合スイッチレバー - Google Patents

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    • B60Q1/1469Multifunction switches for dimming headlights and controlling additional devices, e.g. for controlling direction indicating lights controlled by or attached to a single lever, e.g. steering column stalk switches
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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Switches With Compound Operations (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車用複合スイッチレバーに係り、詳しくはヘッドライト、テールライトのライト種の切り換えスイッチと、フォグライト点滅を行なうことができる自動車用複合スイッチレバーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、自動車のステアリングコラムに設けられた複合スイッチレバーとして、ヘッドライト、サイドライト(テールライト)のライト種切り換え用ロータリスイッチノブ、及びフォグライトの点滅用のロータリースイッチノブを同軸上に位置するように配置されたものが提案されている。
【0003】
この種の複合スイッチレバーとしては、ライト種切り換えロータリスイッチノブ(以下、切り換えノブという)と、フォグライトの点滅用ロータリスイッチノブ(フォグ用ノブという)とが互いに独立的に操作できるようにしたものや、切り換えノブがサイドライト、又はヘッドライトのオン位置に切り換えられていないと、フォグ用ノブがオン操作できないようにしたものがある。
【0004】
前者の場合、切り換え用ノブを操作して、ヘッドライト、及びサイドライトをオフしたにも拘わらず、フォグライトはオフされないため、フォグライトの消し忘れの虞がある。
【0005】
後者の場合のものとして、米国特許5629505号の明細書及び図面に記載の技術が提案されている。この複合スイッチレバーは、切り換えノブと、フォグ用ノブとの間に、カムフォロワ、フォグ用ノブと同軸上に配置されたラッチ部材、ラッチ部材と係合し、同ラッチ部材を複数の位置に選択的に位置させるための固定部材、ラッチ部材を固定部材側に付勢する第1のスプリングと、ラッチ部材を前記軸の回りで回転方向に付勢する第2のスプリングとが配置されている。前記ラッチ部材とフォグ用ノブとは互いに連結されている。又、前記カムフォロワは、切り換えノブに設けられたカム面に従って前記軸方向に沿って移動するように設けられている。
【0006】
そして、切り換えノブがサイドライト、又はヘッドライトのオン位置に位置すると、カムフォロワは前記カム面により、ラッチ部材とは係合しない位置に位置する。このことによって、ラッチ部材は、前記第1スプリングの付勢力により、固定部材に設けられた複数のノッチのうちいずれかのノッチに係合する。
【0007】
この状態では、フォグ用ノブは回転自在となっており、従って、フォグ用ノブをいずれの操作したい位置に、回転操作すると、ラッチ部材はフォグ用ノブとともに回転して、他のノッチに係合する。
【0008】
又、切り換えノブがサイドライト、及びヘッドライトがともにオフする位置に位置すると、カムフォロワは前記カム面により、ラッチ部材に作用してラッチ部材を固定部材から解放する。すると、第2のスプリングの付勢力によって、ラッチ部材が、オフ位置まで回転されて、フォグ用ノブをオフする。
【0009】
このことによって、上記の複合スイッチレバーにおいてフォグライトの消し忘れが防止できるようにされている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記構成の複合スイッチレバーでは、切り換えノブと、フォグ用ノブとの間に設けられた部材は、カムフォロワ、ラッチ部材、固定部材、第1のスプリング、第2のスプリングとを要するため、その部品点数が多い問題があった。このため、部品点数の多い分、組付け工数も増加し、部品点数の多さによるコストアップ及び組付け工数の多さによるコストアップの問題があった。
【0011】
本発明の目的は、上記問題を解消するためになされたものであって、部品点数を少なくすることができ、そのことによって、組付け工数も減り、コストを安価にすることができる自動車用複合スイッチレバーを提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、複数の位置間を回転可能な第1のロータリスイッチノブと、複数の位置間を回動可能な第2のロータリスイッチノブとを同軸上に配置し、第1のロータリスイッチノブの回転位置に応じて、第2のロータリスイッチノブをアンロック又はロック状態にするロック機構を設け、第2のロータリスイッチノブが、所定のオン位置に位置している状態のとき、第1のロータリスイッチノブのオフ側への回転操作に基づいて、第2のロータリスイッチノブをオフ位置にキャンセルするキャンセル機構を設けた自動車用複合スイッチレバーにおいて、前記キャンセル機構は、第1のロータリスイッチノブ又は第2のロータリスイッチノブのいずれか一方に設けられたリンク部材と、他方に設けられ、第1のロータリスイッチノブの前記オフ側への回転操作時に係合する係合部とを含み、第1のロータリスイッチノブの回転操作トルクを第2のロータリスイッチノブが受けて所定のオフ位置に回転するものであり、前記ロック機構は、第1のロータリスイッチノブの回転に応じてロック位置及び非ロック位置へ作動する作動部材を含み、該作動部材における第1のロータリスイッチノブの突起と当接する面は、第1のロータリスイッチノブ寄りに位置するロック面と、該ロック面よりも第2のロータリスイッチノブ寄りに位置する非ロック面と、ロック面と非ロック面とを連結する斜面とを備え、作動部材における第2のロータリスイッチノブ側の面にはロック突起が設けられ、前記ロック機構は、第2のロータリスイッチノブに形成されて作動部材がロック位置に位置する場合に該作動部材のロック突起が挿入可能なロック穴をさらに含み、第1のロータリスイッチノブの突起が作動部材のロック面と当接することにより、作動部材が軸方向の第2のロータリスイッチノブ側のロック位置に移動した場合に、作動部材のロック突起が第2のロータリスイッチノブのロック穴に係合することで、第2のロータリスイッチノブをロック状態にし、第1のロータリスイッチノブの突起が作動部材の非ロック面と当接することにより、作動部材が軸方向の第1のロータリスイッチノブ側の非ロック位置に移動した場合に、作動部材のロック突起がロック穴から離間することで、第2のロータリスイッチノブを非ロック状態にすることを特徴とする自動車用複合スイッチレバーを要旨とするものである。
【0013】
請求項2の発明は、複数の位置間を回転可能な第1のロータリスイッチノブと、複数の位置間を回動可能な第2のロータリスイッチノブとを同軸上に配置し、第1のロータリスイッチノブの回転位置に応じて、第2のロータリスイッチノブをアンロック又はロック状態にするロック機構を設け、第2のロータリスイッチノブが、所定のオン位置に位置している状態のとき、第1のロータリスイッチノブのオフ側への回転操作に基づいて、第2のロータリスイッチノブをオフ位置にキャンセルするキャンセル機構を設けた自動車用複合スイッチレバーにおいて、前記キャンセル機構は、第1のロータリスイッチノブ又は第2のロータリスイッチノブのいずれか一方に設けられたリンク部材と、他方に設けられ、第1のロータリスイッチノブの前記オフ側への回転操作時に係合する係合部とを含み、第1のロータリスイッチノブの回転操作トルクを第2のロータリスイッチノブが受けて所定のオフ位置に回転するものであり、前記ロック機構は、第1のロータリスイッチノブの回転に応じてロック位置及び非ロック位置へ作動する作動部材を含み、該作動部材における第1のロータリスイッチノブの突起と当接する面は、第2のロータリスイッチノブ寄りに位置するロック面と、該ロック面よりも第1のロータリスイッチノブ寄りに位置する非ロック面と、ロック面と非ロック面とを連結する斜面とを備え、作動部材における第2のロータリスイッチノブ側の面には突部が設けられ、前記ロック機構は、第2のロータリスイッチノブに設けられて第1のロータリスイッチノブ側に付勢されるロック部材をさらに含み、第1のロータリスイッチノブの突起が作動部材のロック面と当接することにより、作動部材が軸方向の第1のロータリスイッチノブ側のロック位置に移動した場合に、この作動部材の突部の移動に基づいて第2のロータリスイッチノブのロック部材が第1のロータリスイッチノブ側に移動することで、第2のロータリスイッチノブをロック状態にし、第1のロータリスイッチノブの突起が作動部材の非ロック面と当接することにより、作動部材が軸方向の第2のロータリスイッチノブ側の非ロック位置に移動した場合に、この作動部材の突部の移動に基づいて第2のロータリスイッチノブのロック部材がその付勢される付勢力に抗して移動することで、第2のロータリスイッチノブを非ロック状態にすることを特徴とする自動車用複合スイッチレバーを要旨とするものである。
【0017】
(作用)
請求項に記載の発明によれば、キャンセル機構が、リンク部材によって、第1のロータリスイッチノブの回転操作トルクを第2のロータリスイッチノブが受けて所定のオフ位置に回転する構成であるため、キャンセル機構の構成部品は少なくてすむ。
【0018】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
以下、本発明を具体化した第1実施形態を図1〜図11を参照して説明する。
【0019】
図1は、図2の1−1線断面図であって、自動車用複合スイッチレバー(以下、スイッチレバーという)11の断面図を示している。図1においては、軸線(中心線)Lよりも上部側は、軸線Lに沿って切断した半断面を示し、軸線Lより下部側は、上部側の断面とは直交するようにして軸線Lに沿って切断した場合の半断面を示している。なお、本実施形態では、図2の配置を基準として上方及び下方という。
【0020】
図1及び図2に示すように、スイッチレバー110は、外筒軸120と、該外筒軸120に対して固設された固定ノブ130と、ライトスイッチノブ140及びフォグスイッチノブ150の2つのロータリスイッチノブを備えている。前記ライトスイッチノブ140は、第1のロータリスイッチノブを構成し、フォグスイッチノブ150は第2のロータリスイッチノブを構成している。
【0021】
外筒軸120は、大径部120aと小径部120bとを備え、大径部120aの内底部中央部からは、内筒18が軸方向に沿って延出されている。又、外筒軸120の大径部120a先端には係合片49が複数突設されている。内筒18の先端部は、大径部120aの先端部よりも長く延出され、その周壁には180度互いに反対位置において係合孔18aが透設されている。図1に示すように大径部120a内において、大径部120aの内周面と内筒18との間は複数の板状の連結リブ19が連結されている。
【0022】
前記固定ノブ130は前記内筒18の先端に対して取着されている。固定ノブ130は略有底筒状に形成され、図5(a)に示すように底部中央には嵌合筒54が軸方向に沿って形成されている。一対の係合爪48は、嵌合筒54の上部において、互いに180度反対位置に形成されている。前記固定ノブ130は、前記嵌合筒54を介して内筒18に嵌合され、係合爪48が内筒18の係合孔18aに係合されることにより、内筒18に対して一体に固定されている。又、固定ノブ130の下部周壁外面には、図2に示すように所定角度間隔に離間した複数の係合溝17が凹設され、前記係合片49が係入されている。同係合溝17と係合片49との係合により、固定ノブ130の軸心(軸線L)回りの回動が阻止されている。 図1に示すように前記内筒18内には先端にライトスイッチノブ140を固着したレバー軸20が挿通されている。レバー軸20の基端部にはカム部材20aが一体に固設されており、ライトスイッチノブ140が軸線Lの回りで回動されると、前記カム部材20aが回動して図示しないスイッチ摺動子を移動させ、基端側に設けられたスイッチボックス内の固定電極盤との相対位置を数段階にクリック変更するようにされ、テールライト、ヘッドライトを点灯消灯可能とされている。
【0023】
ライトスイッチノブ140の下部底面には、図3(a)に示すように180度反対位置に一対の節度山21が設けられている。節度山21は断面波状に形成され、底面から見ると円弧状に配置されている。又、ライトスイッチノブ140の下部底面には、図3(a)に示すように両節度山21の間において、突起22が固定ノブ130側に向かって軸方向に沿うように延出されている。
【0024】
又、ライトスイッチノブ140の底面において、前記突起22とは略180°反対位置には、レバー16が軸心Lに沿って下方に突設されている。同レバー16は、図4に示すように固定ノブ130の底部130aに形成された円弧状の長孔37を介してフォグスイッチノブ150側へ延出されている。前記長孔37は、ライトスイッチノブ140の回転時にレバー16の回転を干渉しないような周方向長さを備えている。
【0025】
固定ノブ130に設けられた一対の収納穴23は、互いに180度反対位置に設けられ、その開口部がライトスイッチノブ140側に臨んでいる。コイルスプリング24及び節度ピース25は各収納穴23内に収納されている。前記節度ピース25は、その先端部が半球状のボール部を備え、基端は柱状に形成されている。同節度ピース25はコイルスプリング24により、ライトスイッチノブ140の節度山21に押圧されて当接されている。なお、図1では、1組のコイルスプリング24及び節度ピース25が図示され、他の1組は省略して図示している。
【0026】
前記節度山21、コイルスプリング24及び節度ピース25により、ライトスイッチノブ140用の節度機構26が構成されている。
そして、ライトスイッチノブ140の回動により、コイルスプリング24の付勢力に抗して節度機構26の節度ピース25が節度山21の山部を越え、隣接する谷部に移動して、同谷部に衝接する。谷部に節度ピース25が移動した後は、コイルスプリング24の付勢力により、ライトスイッチノブ140を操作しない限り、スイッチポジションの保持がなされるようにされている。
【0027】
この実施形態では、ライトスイッチノブ140の回動範囲は、図3(a)に示すように所定の角度範囲θでクリックするように位置規制されている。すなわち、節度山21の両端には、壁部27が立設されて節度ピース25が当接可能とされ、当接後は壁部27に近接する節度山21の谷部に保持される。上記の構成により、節度ピース25が節度山21のいずれかの谷部に係止保持されていることにより、ライトスイッチノブ140は、ヘッドライト及びテールライトが共に消灯する「オフ」位置Q1、ヘッドライトが消灯でテールライトが点灯する「第1のオン」位置Q2、及びヘッドライト及びテールライトが共に点灯する「第2のオン」位置Q3の3位置のいずれかに位置することになる。従って、図3(a)において、位置Q1,Q2,Q3とはその位置に対応する谷部に節度ピース25が位置していることを示している。
【0028】
又、前記突起22は、ライトスイッチノブ140が「オフ」位置Q1、「第1のオン」位置Q2、及び「第2のオン」位置Q3に位置するときには、それぞれ図6及び図8に示すようにP1,P2,P3に位置するように配置されている。
【0029】
フォグスイッチノブ150は、固定ノブ130と外筒軸120との間において、内筒18に対し、軸線Lの回りで回動自在に外嵌されている。フォグスイッチノブ150は略有底筒状に形成され、底部から基端側は先端側よりも小径に形成されている。図1に示すように前記フォグスイッチノブ150の基端部150aには小径部150bが軸心方向に突設され、連結リブ19の先端に摺接自在に当接されている。 図1及び図2に示すようにフォグスイッチノブ150の底部には円弧状長孔である貫通孔50が形成され、前記係合片49が貫通されている。同貫通孔50により、フォグスイッチノブ150の回動量が規制されている。
【0030】
フォグスイッチノブ150の底部上面において、180度反対位置には一対の収納孔56が穿設され、クリック係止ボール57、及びコイルスプリング58が収納されている。クリック係止ボール57は前記コイルスプリング58により付勢されて、固定ノブ130の底面に設けられた複数の山部及び谷部を備えた図示しない節度山に常時当接されている。又、前記小径部150bはコイルスプリング58により連結リブ19側に付勢されている。
【0031】
回転操作されたフォグスイッチノブ150は、固定ノブ130の節度山における谷部を順に移動する毎に、クリック係止ボール57が谷部に係合する。このことによりフォグスイッチノブ150は、図7(a)及び図10(a)に示すR1位置、図7(b)及び図10(b)に示すR2位置、図10(c)に示すR3位置の順に係止保持可能とされている。R1位置は、フォグスイッチノブ150がフロントフォグライト及びリアフォグライトを共に消灯する「フォグオフ」位置とされている。又、R2位置は、フォグスイッチノブ150がフロントフォグライトを点灯する「Frフォグオン」位置とされている。又、R3位置は、フォグスイッチノブ150がフロントフォグライト及びリアフォグライトを共に点灯する「Fr,Reフォグオン」位置とされている。
【0032】
前記固定ノブ130の節度山、クリック係止ボール57、コイルスプリング58とによりフォグスイッチノブ用の節度機構55が構成されている。
前記フォグスイッチノブ150の底部において、前記レバー16と対応する部位には軸線Lを曲率中心とする円弧状のキャンセル穴40が形成され、前記レバー16が摺接自在に挿入されている。キャンセル穴40の反時計回り方向側端部(以下、フォグオン操作方向側端部40aという)は、フォグスイッチノブ150がR1位置に位置するときには、図10(a)に示すように「第2のオン」位置Q3に位置するライトスイッチノブ140のレバー16と当接可能となっている。なお、図10において矢印はフォグオン操作方向を示している。
【0033】
又、R2位置(「Frフォグオン」位置)にフォグスイッチノブ150が位置するときにおいて、キャンセル穴40の時計回り方向側端部(以下、フォグオフ操作方向側端部40bという)は、図10(b)に示すように「オフ」位置Q1に位置するライトスイッチノブ140のレバー16と当接可能となっている。
【0034】
さらに、R3位置(「Fr,Reフォグオン」位置)にフォグスイッチノブ150が位置するときにおいて、キャンセル穴40のフォグオフ操作方向側端部40bは、図10(c)に示すように「第1のオン」位置Q2に位置するライトスイッチノブ140のレバー16と当接可能となっている。
【0035】
前記レバー16及びキャンセル穴40とによりキャンセル機構200が構成されている。
図1に示すように前記連結リブ19の先端には、内筒18に遊嵌されたフォグ用固定電極盤51が固定されている。フォグ用固定電極盤51は、中央に嵌合孔を備えた円盤状のプリント基板等から構成され、複数の端子52を備えている。図2に示すようにフォグスイッチノブ150の基端部端面に設けられた接触子53は、フォグスイッチノブ150がR1位置(「フォグオフ」位置)からR2位置(「Frフォグオン」位置)へ、又はR3位置(「Fr,Reフォグオン」位置)へ回動された際、フォグ用固定電極盤51に対して摺接し、該電極盤51の端子52間を短絡又は開放するフォグライト点滅スイッチFSを構成している。前記フォグ用固定電極盤51の端子52は、外筒軸120内に挿入された図示しないスイッチハーネスが接続され、同スイッチハーネスは外筒軸120外へ導出されている。
【0036】
フォグライト点滅スイッチFSで点灯及び消灯するフォグライト(図示しない)は、車体の前部に設置されたフロントフォグライト、及び車体の後部に設置されたリアフォグライトである。フォグライト点滅スイッチFSはフロントフォグライト及びリアフォグライトのフォグライト点滅スイッチとして機能している。
【0037】
前記固定ノブ130に設けられた収納穴28は、開口部がライトスイッチノブ140側に臨んでいる。図1に示すようにロックピース29は前記収納穴28に対して、軸心方向に沿って摺動自在に内嵌されている。ロックピース29は、平面からみて円弧状に形成され、作動部材を構成している。前記ロックピース29の下面には、一対のスプリング支柱30が突設され、コイルスプリング31が巻装されている。スプリング支柱30はこの実施形態ではロック突起を構成している。コイルスプリング31は、一端が収納穴28の底部に当接されてロックピース29をライトスイッチノブ140側に付勢している。
【0038】
前記ロックピース29のライトスイッチノブ側である上面は、ライトスイッチノブ140に寄りに位置するとともに軸線Lに直交する平面に沿ったロック面32、ロック面32よりも固定ノブ130側に寄りに位置するとともに軸線Lに直交する平面に沿った非ロック面33、及び両面32,33を連結する斜面34を備えている。前記ロック面32は、前記突起22のP1位置に対応して配置されている。又、前記非ロック面33は、前記突起22のP2,P3位置に対応して配置されている。そして、ロックピース29はコイルスプリング31の付勢力により、突起22に対して常時当接させている。
【0039】
前記固定ノブ130の収納穴28の底部130aにおいて、各スプリング支柱30と対応する部位には図4に示すように一対の挿通孔38が形成され、前記一対のスプリング支柱30が遊挿されている。
【0040】
スプリング支柱30は、図8に示すように突起22がP2,P3位置に位置する際には、突起22とロックピース29の非ロック面33が当接されることにより、固定ノブ130の底部130aの下面から僅かに突出するようにされている。この位置を、以下、非ロック位置という。
【0041】
又、スプリング支柱30は、図6に示すように突起22がP1位置に位置する際には、突起22とロックピース29のロック面32が当接されることにより、固定ノブ130の底部130aの下面からの突出量が増大する位置とされている。この位置を、以下、ロック位置という。
【0042】
一方、前記フォグスイッチノブ150の底部において、前記キャンセル穴40と180度反対位置であって、スプリング支柱30と対応する位置には、周方向に直列に並んだ一対のロック穴41が形成されている。各ロック穴41は、前記ロック位置に位置する各スプリング支柱30が挿入可能に配置されている。前記ロック穴41のフォグオン操作方向側端部41aは、フォグスイッチノブ150がR1位置(「フォグオフ」位置)に位置するときには、図7(a)に示すようにロック位置に位置するスプリング支柱30と当接されている。なお、図7において矢印はフォグオン操作方向を示している。
【0043】
又、R2位置(「Frフォグオン」位置)にフォグスイッチノブ150が位置するときにおいて、ロック穴41のフォグオフ操作方向側端部41bは、図7(b)に示すようロック位置に位置するスプリング支柱30と当接されている。
【0044】
すなわち、フォグスイッチノブ150は、ロック位置に位置するスプリング支柱30がロック穴41により規制されるため、R1位置(「フォグオフ」位置)又はR2位置(「Frフォグオン」位置)間の移動のみ可能とされている。
【0045】
前記突起22、ロックピース29、スプリング支柱30,コイルスプリング31、ロック穴41により、ロック機構100が構成されている。コイルスプリング31は付勢手段を構成する。
【0046】
さて、上記のように構成されたスイッチレバー110の作用を説明する。
説明の便宜上、ライトスイッチノブ140は、「オフ」位置Q1に位置し、フォグスイッチノブ150はR1位置(「フォグオフ」位置)に位置しているものとする。この場合、ヘッドライト、テールライト、フロントフォグライト及びリアフォグライトは消灯している(図11(a)参照)。
【0047】
この状態では、ライトスイッチノブ140の突起22は、図6に示すP1位置に位置して、ロック面32を押圧する。このため、ロックピース29は、コイルスプリング31の付勢力に抗して突起22に押圧され、スプリング支柱30はロック穴41内に挿入されている。又、レバー16は図7(a)に示す「オフ」位置Q1に位置する。
【0048】
この状態で、フォグスイッチノブ150をR1位置(「フォグオフ」位置)からR2位置(「Frフォグオン」位置)へ操作して図7(a)の反時計回り方向へ回転すると、ロック穴41はフォグスイッチノブ150の回転を許容し、図7(b)の状態となる。このフォグスイッチノブ150の回転操作により、フロントフォグライトは点灯する。
【0049】
さらに、フォグスイッチノブ150をR2位置(「Frフォグオン」位置)からR3位置(「Fr,Reフォグオン」位置)へ回動する場合には、ロック穴41のフォグオフ操作方向側端部41aは、図7(b)に示すようロック位置に位置するスプリング支柱30と当接されるため、フォグスイッチノブ150は回動されない。すなわち、リアフォグライトは点灯しないロック状態となっている(図11(b)参照)。
【0050】
フォグスイッチノブ150をR2位置(「Frフォグオン」位置)からR1位置(「フォグオフ」位置)へ時計回り方向に回転すると、ロック穴41はフォグスイッチノブ150の回転を許容し、図7(a)の状態となる。このフォグスイッチノブ150の回転操作により、フロントフォグライトは消灯する(図11(c)参照)。
【0051】
次に、図11(c)の状態において、ライトスイッチノブ140を「オフ」位置Q1から「第1のオン」位置Q2に回転操作すると、レバー軸20を介してスイッチボックス内のスイッチが作動してテールライトが点灯する(図11(d)参照)。
【0052】
この状態では、ライトスイッチノブ140の突起22は、図8に示すP2位置に移動し、斜面34を介して非ロック面33を押圧することになる。この結果、ロックピース29は、コイルスプリング31の付勢力によってライトスイッチノブ140側に移動し、ロック穴41からコイルスプリング支柱30を離脱する。従って、この状態では、ロック穴41とコイルスプリング支柱30との係合関係がなくなるため、フォグスイッチノブ150は全範囲にわたって操作可能なアンロック状態となる(図10(a)参照)。なお、ライトスイッチノブ140の突起22のP2位置への移動により、レバー16は、図10(a)においては、「第1のオン」位置Q2に位置する。
【0053】
この状態から、フォグスイッチノブ150をR1位置(「フォグオフ」位置)からR2位置(「Frフォグオン」位置)へ回転操作すると、図10(a)の状態から図10(b)の状態となり、フロントフォグライトが点灯する(図11(e)参照)。
【0054】
続いて、フォグスイッチノブ150をR2位置(「Frフォグオン」位置)からR3位置(「Fr,Reフォグオン」位置)へ回転操作すると、図10(b)の状態から図10(c)の状態となり、リアフォグライトも点灯する(図11(f)参照)。この状態では、キャンセル穴40のフォグオフ操作方向側端部40bは、図10(c)に示すように「第1のオン」位置Q2に位置するライトスイッチノブ140のレバー16と当接されている。
【0055】
この状態で、フォグスイッチノブ150をR3位置(「Fr,Reフォグオン」位置)からR2位置(「Frフォグオン」位置)へ回転操作すると、リアフォグライトは消灯される(図11(g)及び図10(b)参照)。
【0056】
さらに、フォグスイッチノブ150をR2位置(「Frフォグオン」位置)からR1位置(「フォグオフ」位置へ回転操作すると、フロントフォグライトが消灯する(図11(h)及び図10(a)参照)。
【0057】
次に、図11(h)の状態において、ライトスイッチノブ140を「第1のオン」位置Q2から「第2のオン」位置Q3へ回転操作すると、レバー軸20を介してスイッチボックス内のスイッチが作動してヘッドライトが点灯する(図11(i)参照)。
【0058】
この状態では、ライトスイッチノブ140の突起22は、図8に示すP3位置に移動し、引き続き非ロック面33を押圧することになる。従って、この状態では、ロック穴41とコイルスプリング支柱30との係合関係は依然としてないため、フォグスイッチノブ150は全範囲にわたって操作可能なアンロック状態となっている(図10(a)参照)。なお、ライトスイッチノブ140の突起22のP3位置への移動により、レバー16は、図10(a)においては、「第2のオン」位置Q3に位置する。
【0059】
この状態において、フォグスイッチノブ150をR1位置(「フォグオフ」位置)からR3位置(「Fr,Reフォグオン」位置)まで回転操作すると、図10(a)の状態から図10(c)の状態になる。このとき、フロント及びリアフォグライトが共に点灯する(図11(j)参照)。
【0060】
この状態から、ライトスイッチノブ140を「第2のオン」位置Q3から「第1のオン」位置Q2へ回転操作すると、ヘッドライトが消灯され(図11(k)参照)、図10(c)に示すように、レバー16がキャンセル穴40のフォグオフ操作方向側端部40bに当接した状態となる。
【0061】
この状態から、さらに、ライトスイッチノブ140を「第1のオン」位置Q2から「オフ」位置Q1へ回転操作すると、レバー16がキャンセル穴40のフォグオフ操作方向側端部40bを押圧して、フォグスイッチノブ150をR3位置(「Fr,Reフォグオン」位置)からR2位置(「Frフォグオン」位置)へ回動する(図11(l)参照)。この結果、リアフォグライトが消灯され、フロントフォグライトが点灯した状態となる。
【0062】
次に、上記のように構成したスイッチレバー110の特徴について説明する。(1) 本実施形態では、スイッチレバー110に、複数の位置間を回転可能なライトスイッチノブ140(第1のロータリスイッチノブ)と、複数の位置間を回動可能なフォグスイッチノブ150(第2のロータリスイッチノブ)とを同軸L上に配置し、ライトスイッチノブ140の回転位置に応じて、フォグスイッチノブ150をアンロック又はロック状態にするロック機構100を設けた。又、フォグスイッチノブ150が、R3位置(「Fr,Reフォグオン」位置)に位置している状態のとき、ライトスイッチノブ140のオフ側への回転操作に基づいて、フォグスイッチノブ150をR2位置(「Frフォグオン」位置、すなわち、リアフォグライトのオフ位置)に位置させてリアフォグライトをオフにしてキャンセルするキャンセル機構200を設けた。
【0063】
そして、キャンセル機構200は、ライトスイッチノブ140に設けられたレバー16(リンク部材)と、フォグスイッチノブ150に設けたキャンセル穴40のフォグオフ操作方向側端部40b(係合部)とから構成した。この構成によって、ライトスイッチノブ140の回転操作トルクをフォグスイッチノブ150が受けてフォグスイッチノブ150をR2位置(「Frフォグオン」位置、すなわち、リアフォグライトのオフ位置)に位置させることができる。この結果、キャンセル機構の部品点数を少なくできる利点がある。
【0064】
(2) 本実施形態では、フォグスイッチノブ150は、フロントフォグライトとリアフォグライトの異なる種類のフォグライト点滅用のものとした。そして、2種類のフォグライトを消灯するR1位置、フロントフォグライトを点灯するR2位置、及びフロントフォグライト及びリアフォグライトを共に点灯するR3位置との間を回動可能に設けた。一方、ライトスイッチノブ140は、ヘッドライト、テールライトをオンオフするためのものとした。このような構成のものにおいても、上記(1)の作用効果を奏することができる。
【0065】
(3) 本実施形態では、ロック機構100は、ライトスイッチノブ140の回転に応じてロック位置及び非ロック位置へ作動するロックピース29(作動部材)を含み、同ロックピース29のスプリング支柱30がロック位置に移動した際に、フォグスイッチノブ150のロック穴41に係合してロックし、ロックピース29のスプリング支柱30が非ロック位置に移動した際に、フォグスイッチノブ150のロック穴41から離間してアンロックにするようにした。
【0066】
この結果、ロック機構100の構成は少ない部品で構成でき、簡素化できる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態を図12〜図19を参照して説明する。
【0067】
なお、第1実施形態と同一構成又は相当する構成については、同一符号を付し、異なる構成を中心にして説明する。なお、キャンセル機構200は、第1実施形態と同様の構成を備えている。
【0068】
本実施形態では、第1実施形態と異なり、レバースイッチ11にはフロントフォグライトを点灯消灯するためのスイッチ関連の部材は省略されている。そして、ヘッドライトのオン条件下のもとで、リアフォグライトがオン可能であり、ヘッドライトがオフの状態では、リアフォグライトはオン操作できないようにされている。以下、その構成について詳説する。
【0069】
なお、ライトスイッチノブ14は第1実施形態と同様に、「オフ」位置Q1、「第1のオン」位置Q2、「第2のオン」位置Q3にそれぞれ位置可能な構成であり、第1実施形態と同様のレバー16、節度機構26等を備えている。
【0070】
固定ノブ130には、第1実施形態のロックピース29の代わりに作動部材としてロックリリースピース61が、ピース収納穴28内に収納されている。図14及び図15に示すようにロックリリースピース61の両側端部には、ガイド突部62が軸心方向に沿って形成されている。ガイド溝63は、ピース収納穴28の内側面に設けられ、前記ガイド突部62が軸心方向に沿って摺動可能に係入されている。
【0071】
ロックリリースピース61のライトスイッチノブ140側である上面は、フォグスイッチノブ150に寄りに位置するとともに軸線Lに直交する平面に沿ったロック面64、ロック面64よりもライトスイッチノブ140側に寄りに位置するとともに軸線Lに直交する平面に沿った非ロック面65、及び両面64,65を連結する斜面66を備えている。
【0072】
図17(a)に示すように前記ロック面64は、前記突起22のP1位置及びP2位置に対応して配置されている。又、前記非ロック面65は、前記突起22のP3位置に対応して配置されている。コイルスプリング67は、ピース収納穴28の底部と、ロックリリースピース61のスプリング収納孔68の底部間に配置され、ロックリリースピース61を突起22に対して常時当接させている。ロックリリースピース61の下面には突部69が軸線方向に沿って下方に延出されている。
【0073】
前記固定ノブ130の収納穴28の底部130aにおいて、突部69と対応する部位には、図15(a)〜図15(d)に示すように挿通孔70が形成され、前記突部69が遊挿可能とされている。
【0074】
前記ロックリリースピース61の突部69は、図17(b)に示すように突起22がP3位置に位置する際には、突起22とロックリリースピース61の非ロック面65が当接されることにより、固定ノブ130の底部130aの下面と突起22の下面が略面一となるようにされている。このときの位置を、非ロック位置という。
【0075】
又、ロックリリースピース61の突部69は、図17(a)に示すように突起22がP1位置又はP2位置に位置する際には、突起22とロックピース29のロック面64が当接されることにより、固定ノブ130の底部130aの下面から没し、挿通孔70内に係入空間を形成するようにされている。この位置を、以下、ロック位置という。
【0076】
一方、前記フォグスイッチノブ150の底部において、突部69と対応する位置には、収納穴71が凹設されている。ロック部材としてのロックピース72は収納穴71に収納され、収納穴71内に配置されたコイルスプリング73により、常時固定ノブ130側に付勢されている。同ロックピース72の中央上面に形成された突起72aは前記挿通孔70内に係入可能な大きさとされている。すなわち、前記ロックリリースピース61がロック位置に位置した際に挿通孔70内に形成される係入空間内に突起72aが係入可能とされている。
【0077】
固定ノブ130の裏面には、互いに180度背反対位置に位置する一対の節度山75が形成されている。前記節度山75、クリック係止ボール57、コイルスプリング58とによりフォグスイッチノブ用の節度機構55が構成されている。そして、本実施形態では、節度機構55により、フォグスイッチノブ150は、Z1位置と、Z2位置の間を回転操作可能とされている。
【0078】
Z1位置は、フォグスイッチノブ150がリアフォグライトを消灯する「フォグオフ」位置とされている。又、Z2位置は、フォグスイッチノブ150が、フォグスイッチノブ150がリアフォグライトを点灯する「Reフォグオン」位置とされている。
【0079】
ロックピース72の突起72aは、フォグスイッチノブ150がZ1位置(「フォグオフ」位置)に位置するときには、図17(a)又は図17(b)に示すようにロック位置又は非ロック位置に位置するロックリリースピース61の突部69と当接されている。
【0080】
本実施形態では、突起22、ロックリリースピース61、コイルスプリング67、ロックピース72、コイルスプリング73とにより、ロック機構100が構成されている。コイルスプリング67、73は、それぞれ付勢手段を構成する。
【0081】
さて、上記のように構成されたスイッチレバー110の作用を説明する。
説明の便宜上、ライトスイッチノブ140は、「オフ」位置Q1に位置し、フォグスイッチノブ150はZ1位置(「フォグオフ」位置)に位置しているものとする。この場合、ヘッドライト、テールライト、リアフォグライトは消灯している(図20(a)参照)。
【0082】
この状態では、ライトスイッチノブ140の突起22は、図17(a)に示すP1位置に位置して、ロック面64を押圧する。このため、ロックリリースピース61は、コイルスプリング67の付勢力に抗して突起22に押圧され、突部69は挿通孔70に対して没入したロック位置に位置する。このとき、ロックピース72の突起72aはコイルスプリング73の付勢力により挿通孔70内の係入空間に係入し、突起22に当接されている。
【0083】
又、レバー16は図19(a)に示す「オフ」位置Q1に位置する。
従って、この状態では、フォグスイッチノブ150はロックピース72が挿通孔70内に位置するため、ロックされて、回転操作が不能になっている。
【0084】
次に、この状態から、ライトスイッチノブ140を「オフ」位置Q1から「第1のオン」位置Q2に回転すると、テールライトが点灯し(図20(b)参照)、突起22は、P2位置に位置する。この状態においても、図17(a)に示すようにロックピース72はロックされているため、フォグスイッチノブ150の回転操作が不能になっている。このとき、レバー16は図19(b)に示す「オフ」位置Q1に位置する。
【0085】
次に、ライトスイッチノブ140を「第1のオン」位置Q2から「第2のオン」位置Q3に回転すると、ヘッドライトが点灯し(図20(c)参照)、突起22は、P3位置に位置する(図17(b)及び図13参照)。すなわち、突起22がコイルスプリング67、73に抗してロックリリースピース61の非ロック面65を押圧するため、突部69は、挿通孔70内を移動して、その下面が底部130aの面と略面一となる。この結果、フォグスイッチノブ150の操作が可能となる。このとき、レバー16は図19(c)に示す「第2のオン」位置Q3に位置する。
【0086】
この状態で、フォグスイッチノブ150をZ1位置(「フォグオフ」位置)からZ2位置(「Reフォグオン」位置)に回転するとリアフォグライトが点灯し(図20(d)参照)、図17(c)に示すようにロックリリースピース72の突起72aは底部130a上を移動し、底部130aに対して当接した状態となる。
【0087】
又、フォグスイッチノブ150がZ1位置(「フォグオフ」位置)からZ2位置(「Reフォグオン」位置)に回転しているため、フォグスイッチノブ150のキャンセル穴40も図19(b)に示す位置から図19(c)に示す位置まで移動している。すなわち、レバー16が「オフ」位置Q1に位置したときの空間領域内にキャンセル穴40のフォグオフ操作方向側端部40bが位置している。
【0088】
次に、この状態において、ライトスイッチノブ140を「第2のオン」位置Q3から「第1のオン」位置Q2に回転すると、ヘッドライトが消灯し(図20(e)参照)、図18(a)に示すように突起22がロックリリースピース61のロック面に移動する。この結果、ロックリリースピース61はコイルスプリング67の付勢力により、ライトスイッチノブ140側に移動する。このため、突部69が挿通孔70内に没入し、係入空間を形成する。
【0089】
このとき、レバー16は、図19(c)の「第1のオン」位置Q2に位置し、キャンセル穴40のフォグオフ操作方向側端部40bに当接されている。
この状態で、ライトスイッチノブ140を「第1のオン」位置Q2から「オフ」位置Q1に回転操作すると、レバー16がキャンセル穴40のフォグオフ操作方向側端部40bを押圧して、フォグスイッチノブ150をZ2位置(「Reフォグオン」位置)からZ1位置(「フォグオフ」位置)へ回動する(図20(f)参照)。この結果、ロックピース72は、図18(a)の位置から図18(b)の位置へ移動し、挿通孔38内の係入空間内に突起72aを係入する。この状態では、リアフォグライトが消灯され、フロントフォグライトが点灯した状態となるとともに、再び、フォグスイッチノブ150の回転操作が不能になったロック状態となる。
【0090】
なお、図18(a)の状態で、フォグスイッチノブ150をZ2位置(「Reフォグオン」位置)からZ1位置(「フォグオフ」位置)に回転操作した場合も上記と同様にしてロック状態となる。
【0091】
次に、上記のように構成したスイッチレバー110の特徴について説明する。
(1) 本実施形態では、スイッチレバー110に、複数の位置間を回転可能なライトスイッチノブ140(第1のロータリスイッチノブ)と、複数の位置間を回動可能なフォグスイッチノブ150(第2のロータリスイッチノブ)とを同軸L上に配置し、ライトスイッチノブ140の回転位置に応じて、フォグスイッチノブ150をアンロック又はロック状態にするロック機構100を設けた。又、フォグスイッチノブ150が、Z2位置(「Reフォグオン」位置)に位置している状態のとき、ライトスイッチノブ140のオフ側への回転操作に基づいて、フォグスイッチノブ150をZ1位置(「フォグオフ」位置、すなわち、リアフォグライトのオフ位置)に位置させてリアフォグライトをオフにしてキャンセルするキャンセル機構200を設けた。
【0092】
そして、キャンセル機構200は、ライトスイッチノブ140に設けられたレバー16(リンク部材)と、フォグスイッチノブ150に設けたキャンセル穴40のフォグオフ操作方向側端部40b(係合部)とから構成した。この構成によって、ライトスイッチノブ140の回転操作トルクをフォグスイッチノブ150が受けてフォグスイッチノブ150をZ1位置(「フォグオフ」位置、すなわち、リアフォグライトのオフ位置)に位置させることができる。
この結果、キャンセル機構の部品点数を少なくできる利点がある。
【0093】
(2) 本実施形態では、フォグスイッチノブ150は、単種類であるリアフォグライト点滅用のものとし、リアフォグライトを消灯するZ1位置、リアフォグライトを点灯するZ2位置との間を回動可能に設けた。又、ライトスイッチノブ140は、ヘッドライト、テールライトをオンオフするためのものとした。
【0094】
この結果、このような構成のものにおいても、上記(1)の作用効果を奏することができる。
(3) 本実施形態では、ロック機構100は、ライトスイッチノブ140の回転に応じてロック位置及び非ロック位置へ作動するロックリリースピース61(作動部材)と、フォグスイッチノブ150側に設けられ、ロックリリースピース61のロック位置への移動に基づいて、フォグスイッチノブ150をロック作動するとともに、ロックリリースピース61の非ロック位置への移動に基づいて、アンロック作動するロックピース72(ロック部材)を含むようにした。
【0095】
この構成によっても、上記(1)及び(2)の作用効果を奏する。
なお、実施形態は上記に各実施形態に限定されるものではなく、次のように変更してもよい。
【0096】
○ 前記第2実施形態では、フォグスイッチノブ150はリアフォグライトを点灯消灯するためのものであったが、フロンフォグライトを点灯消灯するのものであってもよい。
【0097】
○ 前記第1実施形態及び第2実施形態では、ライトスイッチノブ140はQ1〜Q3位置の3位置に切り換え可能であったが、2位置でもよい。又、4位置以上でもよい。
【0098】
○ 前記実施形態では、レバー16はライトスイッチノブ140側に設け、キャンセル穴40は、フォグスイッチノブ150側に設けたが、互いに逆に設けてもよい。
【0099】
次に、上記した実施の形態から把握できる技術的思想について、それらの効果とともに以下に記載する。
記キャンセル機構は、第1のロータリスイッチノブに設けられたリンク部材と、第2のロータリスイッチノブに設けられ、第1のロータリスイッチノブの前記オフ側への回転操作時に係合する係合部とを含み、第1のロータリスイッチノブの回転操作トルクを第2のロータリスイッチノブが受けて所定のオフ位置に回転するものである。こうすることにより、第1のロータリスイッチノブ回転時の回転トルクを確実に第2のロータリスイッチノブに伝達することができる。
【0100】
【発明の効果】
以上詳述したように、請求項に記載の発明によれば、部品点数を少なくすることができ、そのことによって、組付け工数も減り、コストを安価にすることができる自動車用複合スイッチレバーとすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態の自動車用複合スイッチレバーの断面図。
【図2】 同じく分解斜視図。
【図3】 (a)はライトスイッチノブの底面図、(b)は(a)の3(a)−3(a)線断面図。
【図4】 固定ノブの平面図。
【図5】 (a)は図4の5(a)−5(a)線断面図、(b)は図4の5(b)−5(b)線断面図。
【図6】 ロックピースの作用を説明するための断面図。
【図7】 (a)はR1位置(「フォグオフ」位置)のフォグスイッチノブの平面図、(b)はR2位置(「Frフォグオン」位置)のフォグスイッチノブの平面図。
【図8】 ロックピースの作用を説明するための断面図。
【図9】 レバーのフォグスイッチノブに対する係合状態を示す断面図。
【図10】(a)はフォグスイッチノブのR1位置(「フォグオフ」位置)の場合の平面図、(b)は同じくR2位置(「Frフォグオン」位置)の場合の平面図、(c)は同じくR3位置(「Fr,Reフォグオン」位置)の場合の平面図。
【図11】各ライトのオンオフ状態を示すタイムチャート。
【図12】第2実施形態の自動車用複合スイッチレバーの断面図。
【図13】同じく第2実施形態の自動車用複合スイッチレバーの作用を示す断面図。
【図14】同じく自動車用複合スイッチレバーの分解斜視図。
【図15】(a)は固定ノブの平面図、(b)は(a)の15(b)−15(b)線断面図、(c)は(a)の15(c)−15(c)線断面図、(d)は底面図。
【図16】(a)はフォグスイッチノブの平面図、(b)はロック機構の要部断面図。
【図17】(a)〜(c)はロック機構の作用を示す模式図。
【図18】(a)、(b)はロック機構の作用を示す模式図。
【図19】(a),(b)はフォグスイッチノブのZ1位置(「フォグオフ」位置)の場合の平面図、(c)は同じくZ2位置(「Reフォグオン」位置)の場合の平面図。
【図20】各ライトのオンオフ状態を示すタイムチャート。
【符号の説明】
100…ロック機構、110…スイッチレバー、120…外筒軸、
130…固定ノブ(固定部材を構成する)、
140…ライトスイッチノブ(第1のロータリスイッチノブを構成する。)
150…フォグスイッチノブ(第2のロータリスイッチノブを構成する。)、
200…キャンセル機構、16…レバー(リンク部材を構成する。)、
20…レバー軸、28…ピース収納孔、29…ピース(作動部材)、
30…スプリング支柱、31…コイルスプリング、32…ロック面、
33…非ロック面、34…斜面、55…節度機構(フォグスイッチノブ用)、
Q1…「オフ」位置、Q2…「第1のオン」位置、
Q3…「第2のオン」位置、R1…「フォグオフ」位置、
R2…「Frフォグオン」位置、R3…「Fr,Reフォグオン」位置、
Z1…「フォグオフ」位置、Z2…「Reフォグオン」位置。

Claims (2)

  1. 複数の位置間を回転可能な第1のロータリスイッチノブと、複数の位置間を回動可能な第2のロータリスイッチノブとを同軸上に配置し、第1のロータリスイッチノブの回転位置に応じて、第2のロータリスイッチノブをアンロック又はロック状態にするロック機構を設け、第2のロータリスイッチノブが、所定のオン位置に位置している状態のとき、第1のロータリスイッチノブのオフ側への回転操作に基づいて、第2のロータリスイッチノブをオフ位置にキャンセルするキャンセル機構を設けた自動車用複合スイッチレバーにおいて、
    前記キャンセル機構は、第1のロータリスイッチノブ又は第2のロータリスイッチノブのいずれか一方に設けられたリンク部材と、他方に設けられ、第1のロータリスイッチノブの前記オフ側への回転操作時に係合する係合部とを含み、第1のロータリスイッチノブの回転操作トルクを第2のロータリスイッチノブが受けて所定のオフ位置に回転するものであり、
    前記ロック機構は、第1のロータリスイッチノブの回転に応じてロック位置及び非ロック位置へ作動する作動部材を含み、該作動部材における第1のロータリスイッチノブの突起と当接する面は、第1のロータリスイッチノブ寄りに位置するロック面と、該ロック面よりも第2のロータリスイッチノブ寄りに位置する非ロック面と、ロック面と非ロック面とを連結する斜面とを備え、作動部材における第2のロータリスイッチノブ側の面にはロック突起が設けられ、前記ロック機構は、第2のロータリスイッチノブに形成されて作動部材がロック位置に位置する場合に該作動部材のロック突起が挿入可能なロック穴をさらに含み、第1のロータリスイッチノブの突起が作動部材のロック面と当接することにより、作動部材が軸方向の第2のロータリスイッチノブ側のロック位置に移動した場合に、作動部材のロック突起が第2のロータリスイッチノブのロック穴に係合することで、第2のロータリスイッチノブをロック状態にし、第1のロータリスイッチノブの突起が作動部材の非ロック面と当接することにより、作動部材が軸方向の第1のロータリスイッチノブ側の非ロック位置に移動した場合に、作動部材のロック突起がロック穴から離間することで、第2のロータリスイッチノブを非ロック状態にすることを特徴とする自動車用複合スイッチレバー。
  2. 複数の位置間を回転可能な第1のロータリスイッチノブと、複数の位置間を回動可能な第2のロータリスイッチノブとを同軸上に配置し、第1のロータリスイッチノブの回転位置に応じて、第2のロータリスイッチノブをアンロック又はロック状態にするロック機構を設け、第2のロータリスイッチノブが、所定のオン位置に位置している状態のとき、第1のロータリスイッチノブのオフ側への回転操作に基づいて、第2のロータリスイッチノブをオフ位置にキャンセルするキャンセル機構を設けた自動車用複合スイッチレバーにおいて、
    前記キャンセル機構は、第1のロータリスイッチノブ又は第2のロータリスイッチノブのいずれか一方に設けられたリンク部材と、他方に設けられ、第1のロータリスイッチノブの前記オフ側への回転操作時に係合する係合部とを含み、第1のロータリスイッチノブの回転操作トルクを第2のロータリスイッチノブが受けて所定のオフ位置に回転するものであり、
    前記ロック機構は、第1のロータリスイッチノブの回転に応じてロック位置及び非ロック位置へ作動する作動部材を含み、該作動部材における第1のロータリスイッチノブの突起と当接する面は、第2のロータリスイッチノブ寄りに位置するロック面と、該ロック面よりも第1のロータリスイッチノブ寄りに位置する非ロック面と、ロック面と非ロック面とを連結する斜面とを備え、作動部材における第2のロータリスイッチノブ側の面には突部が設けられ、前記ロック機構は、第2のロータリスイッチノブに設けられて第1のロータリスイッチノブ側に付勢されるロック部材をさらに含み、第1のロータリスイッチノブの突起が作動部材のロック面と当接することにより、作動部材が軸方向の第1のロータリスイッチノブ側のロック位置に移動した場合に、この作動部材の突部の移動に基づいて第2のロータリスイッチノブのロック部材が第1のロータリスイッチノブ側に移動すること で、第2のロータリスイッチノブをロック状態にし、第1のロータリスイッチノブの突起が作動部材の非ロック面と当接することにより、作動部材が軸方向の第2のロータリスイッチノブ側の非ロック位置に移動した場合に、この作動部材の突部の移動に基づいて第2のロータリスイッチノブのロック部材がその付勢される付勢力に抗して移動することで、第2のロータリスイッチノブを非ロック状態にすることを特徴とする自動車用複合スイッチレバー。
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