JP3736712B2 - 排紙装置および電子写真装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、昇降可能に設けられたスタッカテーブル上に用紙を1枚ずつ積み重ねて収容する排紙装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
昇降移動可能に支持されたスタッカテーブルを設け、該スタッカテーブル上に排出された用紙積載量の増加に伴いスタッカテーブルを下降させながら、スタッカテーブル上に用紙を積み重ねて収容するようにした排紙装置が従来より知られている。この種の排紙装置は、レーザプリンタなどの電子写真装置に接続して用いられる場合がある。最近の電子写真装置においては、用紙の表裏両面にトナー像を記録形成する両面印刷モードや、トナー像を有する面を上に向けて排紙(フェイス・アップ排紙モード)させたり、逆にトナー像を有する面を下に向けて排紙(フェイス・ダウン排紙モード)させる排紙モード等を、オペレータが自由に選択することができるように構成されている。また、電子写真装置において使用可能な用紙についても、種々の用紙サイズ、用紙厚さ(用紙連量)および紙質に対応できるように配慮がなされてきている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
周知の電子写真プロセスを用いて用紙上に形成されたトナー像を、用紙に定着させる方式として、電子写真装置においては一般に熱定着ローラ方式が採用されている。この種の熱定着ローラ方式を経て排出された用紙は、加熱作用による熱収縮等が起因し、用紙先端および後端が、トナー像を有する面側に反り、湾曲しやすくなる傾向がある。従って、例えば用紙の片面にトナー像を熱定着させた後、該用紙をフェイス・アップ排紙モードにて排出させた場合には、上向きに湾曲(用紙を横から見た場合にU字状に見える状態)しやすく、フェイス・ダウン排紙モードで排出させた場合には、下向きに湾曲しやすくなる。
【0004】
従来の排紙装置においては、電子写真装置の排紙モードに起因する用紙の湾曲方向が考慮されておらず、常に一定の排紙条件で排紙動作が行われていたので、上向きに湾曲した用紙を排紙装置内に取り込もうとした場合に、排紙装置内の搬送手段まで用紙を導くことができずに、搬送手段の手前に設けられたガイド手段を乗り越えてしまい、用紙の積載不良を招いていた。
【0005】
本発明の目的は、上位装置からの排紙モードに基づき、排出されてくる用紙の湾曲方向を判断し、湾曲方向によって用紙通路の間隔(高さ)を制御し、用紙を良好に積載させることが可能な排紙装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的は、昇降移動可能に支持されたスタッカテーブルを有し、該スタッカテーブル上に排出された用紙積載量の増加に伴い前記スタッカテーブルを下降させながら、前記スタッカテーブル上に用紙を積み重ねて収容する排紙装置において、前記スタッカテーブルの上方に設けられ、前記スタッカテーブル上に排出された用紙を所定位置へ導くガイド手段と、前記スタッカテーブル上で排出される用紙が下向きに湾曲した状態で排出される場合には、前記スタッカテーブル上面または前記スタッカテーブル上に積み重ねられた積載用紙中央部の最上位位置と、前記ガイド手段との間隔を狭い間隔に規制し、前記スタッカテーブル上で排出される用紙が上向きに湾曲した状態で排出される場合には、前記スタッカテーブル上面または前記スタッカテーブル上に積み重ねられた積載用紙中央部の最下位位置と、前記ガイド手段との間隔を広い間隔に規制する制御手段と、を備えることにより達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例を図面を用いて説明する。図1は本発明の排紙装置の全体構成を示す概略正面図、図2は本発明の排紙装置におけるスタッカテーブルの昇降機構を説明するための概略側面図、図3は本発明の排紙装置におけるタイミングチャートである。
【0008】
図1および図2に基づき本発明の排紙装置の構成を説明する。
図において、参照符号2はテーブル支持部材である。図2に示す様に、テーブル支持部材2の一端部にはベルト部材3の一端が固定されている。ベルト部材3は、所定の位置に固定されたバー部材4aで折り返され、ベルト部材3の他端はシャフト4bに固定されている。ここで、シャフト4bはモータ5により回転駆動可能に設けられている。また、テーブル支持部材2上には、テーブル支持部材2に対し着脱自在にスタッカテーブル1が設けられており、スタッカテーブル1に所定量の用紙が積載された際には、テーブル支持部材2からスタッカテーブル1ごと取り出して運搬できる様に構成されている。
上記構成により、テーブル支持部材2は、ベルト部材3を巻き取る方向にシャフト4bを回転させると上昇し、ベルト部材3を巻き戻す方向にシャフト4bを回転させると下降する。
【0009】
参照符号11はストッパである。ストッパ11は、スタッカテーブル1の側縁近傍に位置する様にフレーム(図示せず)等に固定されている。スタッカテーブル1の上方には、スタッカテーブル1に排出された用紙12をストッパ11へ向けて搬送する用紙搬送パドル9が設けられている。また、用紙搬送パドル9付近には、スタッカテーブル1に排出された用紙12の先端を用紙搬送パドル9へ導くガイド部材10が設けられている。ここで、用紙搬送パドル9はモータ13により回転駆動可能に設けられている。
【0010】
また、スタッカテーブル1の上方には、例えばアクチュエータ式のフォトインタラプタにより構成される第1の検出器7と、第1の検出器7よりも間隔Lだけ低い位置に設けられた第2の検出器8とが設けられている。
なお、図1において、参照符号15は用紙搬送ローラであり、用紙搬送ローラ15はモータ14により回転駆動可能に設けられている。
さらに、上述のテーブル支持部材昇降用モータ5、用紙搬送パドル用モータ13、用紙搬送ローラ用モータ14、第1の検出器7および第2の検出器8は、制御装置6に接続されている。
【0011】
次に本発明の排紙装置の動作を図3を参照しながら説明する。なお、以下の説明においては、スタッカテーブル1上面またはスタッカテーブル1上に積み重ねられた積載用紙12中央部の位置と、ガイド部材10との間隔を狭い間隔に規制すべき排紙モードの場合(以下、「第1排紙モード」と称する。)と、前記間隔を広い間隔に規制すべき排紙モードの場合(以下、「第2排紙モード」と称する。)とに分けて説明する。
【0012】
(第1排紙モード)上位装置がレーザプリンタ等の電子写真装置である場合、狭い間隔に規制すべき排紙モードとしては、例えば、片面印刷した用紙の印刷面が下を向くようにフェース・ダウンで排出させるモードの場合や、両面印刷した後の用紙を表裏反転させずに、そのまま排出させるモードの場合等が該当する。即ち、これらのモードにおいては、用紙が下向きに湾曲した状態で排出される傾向が高いので、スタッカテーブル1上面またはスタッカテーブル1上に積み重ねられた積載用紙12中央部の最上位位置と、ガイド部材10との間隔を最小限に狭く規定し、無駄のない排紙動作が行える。
【0013】
第1排紙モードにおいては、制御装置6からの指示によりモータ5を駆動し、テーブル支持部材2を上昇させる。この上昇動作に伴い、スタッカテーブル1上面あるいはスタッカテーブル1上に排出された用紙中央部の最上位位置は、始めに第2の検出器8を作動させ、第2の検出器8の出力が論理「H(high)」となる。さらに、テーブル支持部材2が上昇することによって、スタッカテーブル1上面あるいはスタッカテーブル1上に排出された用紙中央部の最上位位置は、第1の検出器7を作動させ、第1の検出器7の出力も論理「H」となる。
【0014】
第1の検出器7および第2の検出器8の出力が論理「H」となった段階でテーブル支持部材2の上昇動作は停止し、その後、制御装置6からの指示によりモータ5を時間T1だけ駆動し、テーブル支持部材2を下降させてテーブル位置制御を行う。
【0015】
なお、図3(a)に破線で示す様に時間T1が経過後も第1の検出器7がスタッカテーブル1上面あるいはスタッカテーブル1上に排出された用紙中央部の最上位位置を検出している場合は、制御装置6からの指示によりモータ5をさらに時間T2だけ駆動し、第1の検出器7がスタッカテーブル1上面あるいはスタッカテーブル1上に排出された用紙中央部の最上位位置を検知しなくなる位置まで下降させる。
【0016】
前記テーブル位置制御を完了した位置より用紙の積載を開始する。制御装置6からの指示により、積載する用紙12を搬送する際に、モータ14が駆動し、用紙搬送ローラ15により用紙12を搬送し、所定枚数の用紙がスタッカテーブル1上面とガイド部材10との間、あるいはスタッカテーブル1上に積み重ねられた積載用紙12中央部の最上位位置とガイド部材10との間に搬送される。同時に制御装置6にて積載枚数の管理も行われる。また、搬送された用紙12は、用紙搬送パドル9が当接することによりストッパ11に突き当たるまで搬送される。
【0017】
所定枚数(本実施例においては3枚に設定している)の用紙が、スタッカテーブル1上に搬送された後、次の用紙がスタッカテーブル1に到達する前に、制御装置6からの指示によりモータ5を駆動し、スタッカテーブル1を、第1の検出器7が積載用紙12中央部の最上位位置を検知する位置まで上昇させた後、制御装置6からの指示によりモータ5を時間T1だけ駆動し、スタッカテーブル1を所定の量だけ下降させる。時間T1が経過したにもかかわらず第1の検出器7が積載用紙12中央部の最上位位置を検知していた場合には、制御装置6からの指示によりモータ5をさらに時間T2だけ駆動し、第1の検出器7が積載用紙12中央部の最上位位置を検知しなくなる位置まで下降させる。
【0018】
上記のようにテーブル位置制御を行った位置から用紙の積載を開始することによって、積載用紙12中央部の最上位位置とガイド部材10との間隔を実質上、ほぼ一定にすることが可能となり、搬送された用紙をストッパ11まで円滑に搬送することが可能になる。また、積載する用紙枚数について、本実施例においては3枚に設定した場合を例示したが、積載する用紙枚数を調節自在にすることにより、用紙を積載する毎に減少してゆく積載用紙12中央部の最上位位置とガイド部材10との間隔を変更することが可能となり、良好に用紙の積載を行うことができる。
【0019】
(第2排紙モード)上位装置がレーザプリンタ等の電子写真装置である場合、広い間隔に規制すべき排紙モードとしては、例えば、片面印刷した用紙の印刷面が上を向くようにフェース・アップで排出させるモードの場合や、両面印刷した後の用紙を表裏反転させて排出させるモードの場合等が該当する。即ち、これらのモードにおいては、用紙が上向きに湾曲した状態で排出される傾向が高いので、スタッカテーブル1上面またはスタッカテーブル1上に積み重ねられた積載用紙12中央部の最下位位置と、ガイド部材10との間隔を広く規定し、用紙がガイド部材10を乗り越えてしまうことなく、用紙搬送パドル9に正確に送り込むように用紙通路を形成する必要がある。
【0020】
また、本排紙モードについては、上記の場合以外に片面印刷/両面印刷にかかわらず、A3サイズの用紙等、サイズが大きい用紙を排出させるモードの場合にも該当する。
【0021】
第2排紙モードにおいては、制御装置6からの指示によりモータ5を駆動し、テーブル支持部材2を上昇させる。この上昇動作に伴い、スタッカテーブル1上面あるいはスタッカテーブル1上に排出された用紙12中央部の最下位位置は、第2の検出器8を作動させ、第2の検出器8の出力が論理「H(high)」となる。
【0022】
上述の第1排紙モードにおいては、この後、さらにテーブル支持部材2を第1の検出器7を作動させる位置まで上昇させたが、第2排紙モードでは、第2の検出器8を作動させた時点で上昇動作を停止させ、第1の検出器7を作動させる位置までは上昇させない。即ち、第2の検出器8の出力が論理「H」、第1の検出器7の出力が論理「L(low)」の状態で、テーブル支持部材2の上昇動作は停止される。
【0023】
その後、制御装置6からの指示によりモータ5を時間T1だけ駆動し、テーブル支持部材2を下降させてテーブル位置制御を行う。
【0024】
なお、図3(b)に破線で示す様に時間T1が経過後も第2の検出器8がスタッカテーブル1上面あるいはスタッカテーブル1上に排出された用紙中央部の最下位位置を検出している場合は、制御装置6からの指示によりモータ5をさらに時間T2だけ駆動し、第2の検出器8がスタッカテーブル1上面あるいはスタッカテーブル1上に排出された用紙中央部の最下位位置を検知しなくなる位置まで下降させる。
【0025】
前記テーブル位置制御を完了した位置より用紙の積載を開始する。制御装置6からの指示により、積載する用紙12を搬送する際に、モータ14が駆動し、用紙搬送ローラ15により用紙12を搬送し、所定枚数の用紙がスタッカテーブル1上面とガイド部材10との間、あるいはスタッカテーブル1上に積み重ねられた積載用紙12中央部の最下位位置とガイド部材10との間に搬送される。同時に制御装置6にて積載枚数の管理も行われる。また、搬送された用紙12は、用紙搬送パドル9が当接することによりストッパ11に突き当たるまで搬送される。
【0026】
所定枚数(本実施例においては3枚に設定している)の用紙が、スタッカテーブル1上に搬送された後、次の用紙がスタッカテーブル1に到達する前に、制御装置6からの指示によりモータ5を駆動し、スタッカテーブル1を、第2の検出器8が積載用紙12中央部の最下位位置を検知する位置まで上昇させた後、制御装置6からの指示によりモータ5を時間T1だけ駆動し、スタッカテーブル1を所定の量だけ下降させる。時間T1が経過したにもかかわらず第2の検出器8が積載用紙12中央部の最下位位置を検知していた場合には、制御装置6からの指示によりモータ5をさらに時間T2だけ駆動し、第2の検出器8が積載用紙12中央部の最下位位置を検知しなくなる位置まで下降させる。
【0027】
上記のようにテーブル位置制御を行った位置から用紙の積載を開始することによって、積載用紙12中央部の位置とガイド部材10との間隔を第1排紙モードの場合に比べて間隔Lだけ広く規制することが可能となり、搬送された用紙をストッパ11まで円滑に搬送することが可能になる。また、積載する用紙枚数について、本実施例においては3枚に設定した場合を例示したが、積載する用紙枚数を調節自在にすることにより、用紙を積載する毎に減少してゆく積載用紙12中央部の位置とガイド部材10との間隔を変更することが可能となり、良好に用紙の積載を行うことができる。
【0028】
次に図4に基づき本発明の排紙装置の他の実施例を説明する。
なお、図1と同一構成の部材については、同一符号を付し、その説明を省略する。図1の構成と異なる点は、第2の検出器8と対向するスタッカテーブル1上面部に凹部1aを設け、第2の検出器8によるスタッカテーブル1上面の検知を禁止させた点にある。
【0029】
この場合の第2の検出器8は、スタッカテーブル1上面は検知せず、スタッカテーブル1上面に1枚でも用紙が排出されている場合には、該用紙と当接することによって作動する、いわゆる用紙有無検知手段として用いられる。
【0030】
上記のように第2の検出器8を用紙有無検知手段として用いる場合、制御装置6’は、上述の第1排紙モードの場合は、スタッカテーブル1上面またはスタッカテーブル1上に積み重ねられた積載用紙12中央部の最上位位置が、第1の検出器7を作動させる位置まで上昇させる。また、上述の第2排紙モードの場合であって、且つスタッカテーブル1上に1枚も用紙が排出されていない場合には、第1排紙モードと同様にスタッカテーブル1上面を、第1の検出器7を作動させる位置まで上昇させる。さらに、上述の第2排紙モードの場合であって、且つスタッカテーブル1上に用紙が排出されている場合には、スタッカテーブル1上に排出された用紙中央部の最下位位置を、第2の検出器8を作動させる位置まで上昇させる。このように構成した場合も、図1の構成と同等の効果が得られる。
【0031】
なお、本発明において、第1排紙モード/第2排紙モードの切り替えを行うための信号は、オペレータが片面印刷モードを選択したか、両面印刷モードを選択したかによって出力される信号、または、オペレータが印刷後の用紙を反転させて排出するモードを選択したか、反転させずに排出するモードを選択したかによって出力される信号、または、オペレータが選択した用紙サイズに基づく信号等に基づき行われ、これらの信号が制御装置6に入力されることにより、第1排紙モード/第2排紙モードの内、適切な排紙モードが選択される。
【0032】
【発明の効果】
以上述べたように本発明によれば、上位装置からの排紙モードに基づき、排出されてくる用紙の湾曲方向を判断し、湾曲方向によって用紙通路の間隔を制御し、用紙を良好に積載させることが可能な排紙装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の排紙装置の全体構成を示す概略正面図。
【図2】本発明の排紙装置におけるスタッカテーブルの昇降機構を説明するための概略側面図。
【図3】本発明の排紙装置におけるタイミングチャート。
【図4】本発明の他の実施例を示す概略正面図。
【符号の説明】
1…スタッカテーブル、2…テーブル支持部材、3…ベルト部材、4b…シャフト、5,13,14…モータ、6…制御装置、7…第1の検出器、8…第2の検出器、9…用紙搬送パドル、10…ガイド部材、11…ストッパ、12…用紙、15…用紙搬送ローラ。
Claims (5)
- 昇降移動可能に支持されたスタッカテーブルを有し、該スタッカテーブル上に排出された用紙積載量の増加に伴い前記スタッカテーブルを下降させながら、前記スタッカテーブル上に用紙を積み重ねて収容する排紙装置において、
前記スタッカテーブルの上方に設けられ、前記スタッカテーブル上に排出された用紙を所定位置へ導くガイド手段と、
前記スタッカテーブル上で排出される用紙が下向きに湾曲した状態で排出される場合には、前記スタッカテーブル上面または前記スタッカテーブル上に積み重ねられた積載用紙中央部の最上位位置と、前記ガイド手段との間隔を狭い間隔に規制し、前記スタッカテーブル上で排出される用紙が上向きに湾曲した状態で排出される場合には、前記スタッカテーブル上面または前記スタッカテーブル上に積み重ねられた積載用紙中央部の最下位位置と、前記ガイド手段との間隔を広い間隔に規制する制御手段と、を備えたことを特徴とする排紙装置。 - 昇降移動可能に支持されたスタッカテーブルを有し、該スタッカテーブル上に排出された用紙積載量の増加に伴い前記スタッカテーブルを下降させながら、前記スタッカテーブル上に用紙を積み重ねて収容する排紙装置において、
前記スタッカテーブルの上方に設けられ、前記スタッカテーブル上に排出された用紙を所定位置へ導くガイド手段と、
前記スタッカテーブル上面または前記スタッカテーブル上に積み重ねられた積載用紙中央部の位置を検知可能に、前記スタッカテーブルの上方に設けられた第1の検出手段と、
該第1の検出手段に対し所定間隔だけ低い位置に設けられた第2の検出手段と、
前記スタッカテーブル上に所定枚数の用紙が積載される毎に前記スタッカテーブルを一旦、上昇させた後、所定量下降させて前記スタッカテーブルのテーブル位置を制御する制御手段とを有するとともに、
前記スタッカテーブル上に排出される用紙が下向きに湾曲した状態で排出される場合には、前記スタッカテーブル上面または前記スタッカテーブル上に積み重ねられた積載用紙中央部の最上位位置が、前記第1の検出手段を作動させる位置まで上昇させ、
前記スタッカテーブル上に排出される用紙が上向きに湾曲した状態で排出される場合には、前記スタッカテーブル上面または前記スタッカテーブル上に積み重ねられた積載用紙中央部の最下位位置が、前記第2の検出手段を作動させる位置まで上昇させることを特徴とする排紙装置。 - 前記第2の検出手段と対向するスタッカテーブル上面部には、前記第2の検出手段と前記スタッカテーブル上面との当接を避けるための凹部を設けたことを特徴とする請求項2記載の排紙装置。
- 前記スタッカテーブル上に排出される用紙が上向きに湾曲した状態で排出される場合であって、且つ前記スタッカテーブル上に1枚も用紙が排出されていない場合には、前記スタッカテーブル上面を、前記第1の検出手段を作動させる位置まで上昇させることを特徴とする請求項2記載の排紙装置。
- 請求項1乃至請求項4のうちのいずれかに記載の排紙装置を備えたことを特徴とする電子写真装置。
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JP29205797A JP3736712B2 (ja) | 1997-10-24 | 1997-10-24 | 排紙装置および電子写真装置 |
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JPH11130317A JPH11130317A (ja) | 1999-05-18 |
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