JP3736490B2 - 回転電機のステータ構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は回転電機、特に一つのステータで二つのロータを駆動する回転電機のステータ構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の回転電機として、本出願人は、例えば特開2001−78408号公報において、図6に断面図で示すようなものを既に提案している。
【0003】
この回転電機101は、第1回転軸103に連結されたインナーロータ105と、インナーロータ105の外周側に配設されたステータ107と、第2回転軸109に連結されてステータ107の外周側に配設されたアウターロータ111とを有する三重構造を備えている。
【0004】
ステータ107は、その一端部がステータ固定ボルト113によりケース115にネジ止めして固定され、他端部は第2回転軸109に連結されたフロントカバー117にベアリング軸受119を介して支持されている。
【0005】
アウターロータ111は、ロータケース121に保護されるように取り付けられており、ロータケース121の一端部はベアリング軸受123を介してケース115に回転自在に支持され、他端部はフロントカバー117にボルト125により固定されている。また、フロントカバー117は、ベアリング軸受127を介して第1回転軸103に回転自在に支持されていると共に、ベアリング軸受129を介してフロントケース131に回転自在に支持されている。
【0006】
ここで、ステータ107は、軸方向に延在するステータピース133を円周方向に等間隔に複数個独立して配置したステータコア135と、各ステータピース133に巻装したコイル137と、ステータコア135の両側に配置したブラケット139,141とを有しており、ブラケット139,141の隣接する各ステータピース間に形成されたボルト穴を通して、ステータ固定ボルト113によりブラケット139側(一端部)においてケース115にネジ止めすることにより、ブラケット139,141間にステータコア135を挟持してケース115に固定されるようになっている。なお、各ステータピース133は、多数枚のステータ鋼板を軸方向に積層して形成されている。
【0007】
かかる回転電機101は、ステータ107のコイル137を多相に接続して、その多相コイルにインナーロータ105の回転制御用の電流と、アウターロータ111の回転制御用の電流とを複合した複合電流を供給して磁束を変化させることにより、インナーロータ105およびアウターロータ111の回転を独立して制御することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、本発明者らによる種々の実験検討によると、上述したような回転電機101には、以下に説明するような改良すべき点があることが判明した。すなわち、上述した回転電機101では、多相コイルに複合電流を流してインナーロータ105およびアウターロータ111の回転を独立して制御することから、各コイル137を電磁気的に独立させる必要があり、そのため図7に示すように、各コイル137を巻装するステータピース133を、他のコイル137を巻装するステータピース133から電磁気的に分離して独立させる必要がある。
【0009】
このため、各ステータピース133を個別に製作する必要があることから、ステータピース133間で積層鋼板の積厚、すなわち軸方向寸法にバラツキが生じ易くなる。その結果、上述した回転電機101の構造の場合には、ブラケット141を剛体にすると、図8にステータ107の部分展開模式図を示すように、各ステータピース133を一方のブラケット139に位置決めして、ステータピース133を一方のブラケット139と他方のブラケット141との間でステータ固定ボルト113により挟持する際に、ステータピース133の軸方向寸法のバラツキによりブラケット141側に隙間が生じて挟持できないステータピース133が存在することになり、このステータピース133では当該ステータピース133に巻装されたコイル137に生じるトルクを支えきれないことになる。
【0010】
このような問題を解決し、各コイル137に生じる複合電流によるトルクを支えるには、各ステータピース133の軸方向寸法のバラツキを設計値以内に抑えて、ブラケット139,141によりステータピース133を挟持する軸力によって、各ステータピース133に摩擦力を発生させれば良いが、そのためには各ステータピース133の軸方向寸法をシムにより調整したり、各ステータピース133を2次加工して軸方向寸法を調整したりする作業を要し、ステータ107の組立性が低下して、コストアップを招くことが懸念される。
【0011】
したがって、かかる点に鑑みてなされた本発明の目的は、組立性を向上でき、コストダウンが図れる回転電機のステータ構造を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する請求項1に係る発明は、第1回転軸に連結された第1ロータと、この第1ロータの外周側に配設されたステータと、第2回転軸に連結されて上記ステータの外周側に配設された第2ロータとを有し、
上記ステータは、軸方向に延在するステータピースを円周方向に複数個独立して配置したステータコアと、上記ステータピースに巻装したコイルと、上記ステータコアの両側に配置される第1ブラケットおよび第2ブラケットとを有し、これら第1ブラケットおよび第2ブラケットにそれぞれ形成された穴を通して、固定手段により上記第1ブラケットおよび第2ブラケット間に上記ステータコアを挟持する回転電機のステータ構造において、
上記第1ブラケットおよび/または第2ブラケットを変形可能構成したことを特徴とするものである。
【0013】
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の回転電機のステータ構造において、上記変形可能な第1ブラケットおよび/または第2ブラケットを絶縁表面処理された積層鋼板で形成したことを特徴とするものである。
【0014】
請求項3に係る発明は、請求項1に記載の回転電機のステータ構造において、上記固定手段の取り付け部に絶縁座金を配置したことを特徴とするものである。
【0015】
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の回転電機のステータ構造において、上記絶縁座金は、その配置位置における上記第1ブラケットまたは第2ブラケットに形成された上記穴に侵入する円筒部を備えることを特徴とするものである。
【0016】
請求項5に係る発明は、請求項3に記載の回転電機のステータ構造において、上記絶縁座金を、絶縁表面処理された積層鋼板で形成したことを特徴とするものである。
【0017】
【発明の効果】
請求項1に係る発明によれば、ステータコアを挟持する第1ブラケットおよび/または第2ブラケットが変形可能構成されているので、第1ブラケットおよび/または第2ブラケットの変形によりステータピースの寸法誤差を吸収してステータコアを挟持することができる。したがって、ステータピースの寸法精度を緩くできると共に、その寸法誤差をシムにより調整したり、2次加工により調整したりする必要がないので、ステータの組立性を向上でき、コストダウンを図ることができる。
【0018】
請求項2に係る発明によれば、変形可能な第1ブラケットおよび/または第2ブラケットが絶縁表面処理された積層鋼板で形成されているので、上記の効果に加えて、各ステータピースの周りで第1,第2ブラケットおよび固定手段を通る閉ループの電流通路が遮断され、これにより各コイルに流れる電流の変化によって発生磁束が変化しても、その磁束の変化による誘導電流の発生が有効に抑制される。したがって、誘導電流による回転電機の発熱が抑制されるので、回転電機の性能および効率を向上することができる。しかも、仮に固定手段の座面の鋼板が絶縁破壊されたとしても、残りの鋼板で大きな絶縁抵抗が維持されるので、回転電機の性能および効率を長期間に亘って安定して維持することができると共に、組立て時のコスレ等による座面鋼板の絶縁膜の破壊を気にすることなく、簡単に製作することができる。
【0019】
請求項3に係る発明によれば、請求項1の効果に加え、固定手段の取り付け部に絶縁座金を配置して挟み込む簡単な構成で誘導電流通路を遮断することができ、これにより回転電機の発熱を抑制して、その性能および効率を向上することができる。
【0020】
請求項4に係る発明によれば、請求項1の効果に加え、固定手段と第1ブラケットおよび/または第2ブラケットとの間に、対応するブラケットに形成された穴に侵入させて絶縁座金を挟む簡単な構成で、誘導電流通路を確実に遮断でき、これにより回転電機の発熱を防止して性能および効率を向上することができる。
【0021】
請求項5に係る発明によれば、絶縁座金が絶縁表面処理された積層鋼板で形成されているので、請求項3と同様の効果が得られる他、仮に固定手段の座面の鋼板が絶縁破壊されたとしても、残りの鋼板で大きな絶縁抵抗を維持することができるので、誘導電流の発生を安定して抑制でき、回転電機の性能および効率を長期間に亘って安定して維持することができると共に、組立て時のコスレ等による座面鋼板の絶縁膜の破壊を気にすることなく、簡単に製作できる。
【0022】
なお、請求項1における第1ブラケットおよび/または第2ブラケットは、絶縁表面処理された積層鋼板の他、例えばセラミック、樹脂などの絶縁材あるいは比抵抗の大きいチタンを用いて形成することもできる。また、請求項3または請求項4における絶縁座金は、例えばセラミック、樹脂、ゴムなどの絶縁材あるいは比抵抗の大きいチタンを用いて形成することもできる。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下、本発明による回転電機のステータ構造の実施の形態について、図面を参照して説明する。
【0024】
図1は、本発明の第1実施の形態を示す回転電機の要部の断面図である。この回転電機1は、図6に示した回転電機101と同様に、第1回転軸3に連結されたインナーロータ5と、インナーロータ5の外周側に配設されたステータ7と、第2回転軸9に連結されてステータ7の外周側に配設されたアウターロータ11とを有する三重構造を備えているが、本実施の形態では、第1回転軸3が第2回転軸9の外周側に配置されている。
【0025】
第1回転軸3は、その一端部においてベアリング軸受13を介して内周側に配置された第2回転軸9に相対的に回転自在に支持され、他端部においてベアリング軸受15を介して外周側に配置されたステータシャフト17に回転自在に支持されている。また、第2回転軸9は、一端部においてベアリング軸受19を介してモータリヤケース21に回転自在に支持されており、他端部において図示しない軸受機構を介してステータシャフト17に結合された固定部材に回転可能で、かつ第1回転軸3と相対的に回転可能に支持されている。
【0026】
ステータ7は、その一端部においてリヤプレート23およびベアリング軸受25を介して第2回転軸9に回転自在に支持され、他端部はステータシャフト17に固定されている。
【0027】
アウターロータ11は、ロータケース27に保護されるように取り付けられており、ロータケース27の一端部はリヤプレート29を介して第2回転軸9に連結され、他端部はフロントプレート31およびベアリング軸受33を介してステータシャフト17に回転自在に支持されている。
【0028】
ここで、ステータ7は、図2に部分展開模式図をも示すように、軸方向に延在するステータピース41を円周方向に等間隔に複数個独立して配置したステータコア43と、各ステータピース41に巻装したコイル45と、ステータコア43の両側に配置したブラケット47,49とを有している。
【0029】
本実施の形態では、一方のブラケット47を絶縁表面処理された積層鋼板により変形可能に形成し、このブラケット47と各ステータピース41の一方の端面との間にコイル45を避けるように、高強度、高剛性の絶縁材または金属(例えばステンレス鋼)よりなる凹状のカラー部材51を配置する。また、他方のブラケット49は、高強度、高剛性の金属で形成し、このブラケット49と各ステータピース41の他方の端面との間に、同様にコイル45を避けるように凹状のカラー部材51を配置する。
【0030】
さらに、ブラケット47,49には、隣接する各ステータピース41間に、径方向に離間してそれぞれ2個のボルト穴を形成し、これら2個のボルト穴にブラケット47側からそれぞれ固定手段を構成する固定ボルト53を通して、ブラケット49から突出する固定ボルト53の先端部にナット55を螺合して締め付け、これによりステータコア43を両側のカラー部材51を介してブラケット47,49間に挟持する。
【0031】
ステータ7は、その組立後、隣接する各ステータピース41間に、冷却媒体通路57を形成するように樹脂59を充填して固化する。
【0032】
本実施の形態によれば、ブラケット47を積層鋼板により変形可能に形成したので、図3に部分展開模式図を示すように、積層鋼板で形成された各ステータピース41の寸法誤差を吸収して、ステータコア43をブラケット47,49間に確実に挟持することができる。したがって、ステータピース41の寸法精度を緩くできると共に、その寸法誤差をシムにより調整したり、2次加工により調整したりする必要がないので、ステータ7の組立性を向上でき、コストダウンを図ることができる。
【0033】
また、ブラケット47を構成する積層鋼板は、表面が絶縁処理されているので、このブラケット47により各ステータピース41の周りで、ブラケット47,49および固定ボルト53を通る閉ロープの電流通路が遮断される。したがって、各コイル45に流れる複合電流の変化により対応するステータピース41を通る磁束が変化しても、それによる誘導電流の発生が抑制されるので、回転電機1の発熱を有効に防止でき、その性能および効率を向上することができる。
【0034】
しかも、ブラケット47のボルト座面の鋼板が絶縁破壊されたとしても、残りの鋼板で大きな絶縁抵抗を維持することができるので、誘導電流通路の遮断状態を長期間に亘って安定して維持でき、したがって回転電機1の性能および効率を長期間に亘って安定して維持することができると共に、固定ボルト53の締め付け部のコスレ等によるボルト座面の鋼板の絶縁膜の破壊を気にすることなく容易に組立ることができる。
【0035】
図4は、本発明の第2実施の形態の要部の構成を示すものである。本実施の形態は、第1実施の形態において、ブラケット47を積層鋼板代えて変形可能な一枚の金属板で構成し、これらブラケット47,49の一方または双方の固定ボルト53の取り付け部に、ボルト穴と固定ボルト53とのクリアランスを保つように絶縁座金61を介在させたものである。
【0036】
ここで、絶縁座金61は、一枚の絶縁材で構成することもできるし、絶縁表面処理された積層鋼板で構成することもできる。
【0037】
本実施の形態によれば、ブラケット47の変形により各ステータピース41の寸法誤差を吸収して、ステータコア43をブラケット47,49間に確実に挟持することができるので、第1実施の形態と同様に、ステータ7の組立性を向上でき、コストダウンを図ることができる。また、ブラケット47,49の一方または双方の固定ボルト53の取り付け部に絶縁座金61を介在させる簡単な構成で、誘導電流通路を確実に遮断でき、これにより第1実施の形態と同様に、回転電機1の発熱を防止して性能および効率を向上することができる。特に、絶縁座金61を絶縁表面処理された積層鋼板で形成した場合には、仮にボルト座面の鋼板が絶縁破壊されたとしても、残りの鋼板で大きな絶縁抵抗を維持することができるので、第1実施の形態の場合と同様に、誘導電流の発生を長期間に亘って確実に抑制でき、回転電機1の性能および効率を安定して維持することができると共に、固定ボルト53の締め付け部のコスレ等による絶縁膜の破壊を気にすることなく容易に組立ることができる。
【0038】
図5は、本発明の第3実施の形態の要部の構成を示すものである。本実施の形態は、第2実施の形態において、絶縁座金61にボルト穴に侵入する円筒部61aを設けたものである。
【0039】
このように、絶縁座金61にボルト穴に侵入する円筒部61aを設ければ、固定ボルト53とブラケット47またはブラケット49とのクリアランスを確実に確保できるので、固定ボルト53、ブラケット47,49が導電性であっても、誘導電流通路を確実に遮断でき、回転電機1の発熱を防止して性能および効率を向上することができる。
【0040】
なお、本発明は、上記実施の形態にのみ限定されるものではなく、幾多の変形または変更が可能である。例えば、上記実施の形態では、ブラケット47を変形可能したが、ブラケット47に代えてブラケット49を変形可能したり、ブラケット47,49の双方を変形可能することもできる。また、固定ボルト53を絶縁材料で形成して誘導電流通路を遮断するように構成したり、絶縁性のブラケット47および/または49、絶縁座金61、絶縁性の固定ボルト53を適宜組み合わせて誘導電流通路を遮断するよう構成することもできる。
【0041】
さらに、上記実施の形態では、各ステータピース41の両側にカラー部材51を配置したが、カラー部材51を省略して、各ステータピース41をブラケット47,49間で、固定ボルト53により挟持するよう構成することもできる。また、ステータコア43をブラケット47,49間で挟持するための固定ボルト53は、隣接する各ステータピース41間に一本とすることもできる。
【0042】
さらにまた、上記実施の形態では、固定手段として固定ボルト53を用いて各ステータピース41をブラケット47,49間に挟持するようにしたが、固定ボルト53に代えてリベットを用い、該リベットを熱した状態でブラケット47,49の穴を通して挿入してかしめ、その後、冷却して締め上げることにより各ステータピース41をブラケット47,49間に挟持するよう構成することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1実施の形態を示す回転電機の要部の断面図である。
【図2】 図1に示すステータの部分展開模式図である。
【図3】 同じく、ステータの部分展開模式図である。
【図4】 本発明の第2実施の形態の要部の構成を示す図である。
【図5】 同じく、第3実施の形態の要部の構成を示す図である。
【図6】 本出願人が先に提案した回転電機の断面図である。
【図7】 図6に示すステータピースの配列を示す図である。
【図8】 図6に示すステータの部分展開模式図である。
【符号の説明】
1 回転電機
3 第1回転軸
5 インナーロータ
7 ステータ
9 第2回転軸
11 アウターロータ
13,15,19,25,33 ベアリング軸受
17 ステータシャフト
21 モータリヤケース
23 リヤプレート
27 ロータケース
29 リヤプレート
31 フロントプレート
41 ステータピース
43 ステータコア
45 コイル
47,49 ブラケット
51 カラー部材
53 固定ボルト
55 ナット
57 冷却媒体通路
59 樹脂
61 絶縁座金
61a 円筒部

Claims (5)

  1. 第1回転軸に連結された第1ロータと、この第1ロータの外周側に配設されたステータと、第2回転軸に連結されて上記ステータの外周側に配設された第2ロータとを有し、
    上記ステータは、軸方向に延在するステータピースを円周方向に複数個独立して配置したステータコアと、上記ステータピースに巻装したコイルと、上記ステータコアの両側に配置される第1ブラケットおよび第2ブラケットとを有し、これら第1ブラケットおよび第2ブラケットにそれぞれ形成された穴を通して、固定手段により上記第1ブラケットおよび第2ブラケット間に上記ステータコアを挟持する回転電機のステータ構造において、
    上記第1ブラケットおよび/または第2ブラケットを変形可能構成したことを特徴とする回転電機のステータ構造。
  2. 上記変形可能な第1ブラケットおよび/または第2ブラケットを絶縁表面処理された積層鋼板で形成したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機のステータ構造。
  3. 上記固定手段の取り付け部に絶縁座金を配置したことを特徴とする請求項1に記載の回転電機のステータ構造。
  4. 上記絶縁座金は、その配置位置における上記第1ブラケットまたは第2ブラケットに形成された上記穴に侵入する円筒部を備えることを特徴とする請求項3に記載の回転電機のステータ構造。
  5. 上記絶縁座金を、絶縁表面処理された積層鋼板で形成したことを特徴とする請求項3に記載の回転電機のステータ構造。
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