JP3735198B2 - 接合構造及びユニット建物 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、建物ユニット等を被接合部材とする接合構造及びユニット建物に関する。
【0002】
【従来の技術】
ユニット建物では、床構造体の上部に壁パネルもしくは柱を立設した建物ユニットを工場生産し、この建物ユニットを建築現場に輸送し、複数の建物ユニットを基礎の上に据付け、下階建物ユニットの上に上階建物ユニットを据付け、建物の全体を構築することとしている。
【0003】
然るに、建物ユニットを基礎の上に据付けるに際しては、特開昭54-147113 号公報に記載の如く、建物ユニットの床梁もしくは柱脚部に設けてあるボルト挿通孔を基礎に植設してあるアンカーボルトに嵌合するように建物ユニットを鉛直に吊り降ろし、その床梁もしくは柱脚部をアンカーボルトに固定することとしている。
【0004】
また、上階建物ユニットを下階建物ユニットの上に据付けるに際しても、上階建物ユニットの床梁もしくは柱脚部に設けてあるボルト挿通孔を下階建物ユニットの天井梁もしくは柱頭部に設けてある螺合部に合致させるように上階建物ユニットを吊り降ろし、上階建物ユニット側のボルト挿通孔に挿通されるボルトを下階建物ユニット側の螺合部に螺着することとしている。
【0005】
【発明が解決しようする課題】
然しながら、従来技術には以下の問題点がある。
▲1▼建物ユニットを基礎もしくは下階建物ユニットに接合するため、建物ユニットの床梁もしくは柱脚部にボルト挿通孔を設けたり、天井梁もしくは柱頭部に螺合部を設ける必要がある。これは、床梁や天井梁に切欠開口部を設けて梁断面性能を脆弱化し、或いは柱にボルト挿通孔や螺合部を設けるための内部加工を施すことを必須とする。また、柱が木質からなる場合には、上述の内部加工を施すことができない。
【0006】
▲2▼建物ユニットを基礎に据付けるに際しては、建物ユニットの床梁もしくは柱脚部に設けてあるボルト挿通孔を基礎に植設してあるアンカーボルトに嵌合するために、建物ユニットを鉛直に吊り降ろす必要があり、吊り降ろし作業性が悪い。
【0007】
本発明の課題は、被接合部材の断面性能を脆弱化したり、内部構造を複雑化することなく、第1と第2の被接合部材を並置した状態で支持部材に接合可能とすることにある。
【0008】
また、本発明の課題は、建物ユニットの構造材の断面性能を脆弱化したり、内部構造を複雑化することなく、第1と第2の建物ユニットを並置した状態で基礎に接合可能とするとともに、建物ユニットの基礎への吊り降ろし作業性を向上することにある。
【0009】
また、本発明の課題は、建物ユニットの構造材の断面性能を脆弱化したり、内部構造を複雑化することなく、第1と第2の上階建物ユニットを並置した状態で第1と第2の下階建物ユニットに接合可能とすることにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】
請求項に記載の本発明は、第1と第2の下階建物ユニットを並置し、これら下階建物ユニットのそれぞれの上に第1と第2の上階建物ユニットのそれぞれを搭載し、それら下階建物ユニットにそれら上階建物ユニットを接合してなるユニット建物において、第1と第2の下階建物ユニットのそれぞれの側面にくびれ部付き突起部を設けるとともに、それら下階建物ユニットのそれぞれに設けた各突起部のくびれ部に係着し得る一対の係合部を備えた接合金物を用い、第1と第2の上階建物ユニットのそれぞれの側面にくびれ部付き突起部を設けるとともに、それら上階建物ユニットのそれぞれに設けた各突起部のくびれ部に係着し得る一対の係合部を備えた接合金物を用い、第1と第2の下階建物ユニットの間に接合金物を差し込み、接合金物の両係合部のそれぞれを第1と第2の下階建物ユニットの各突起部のくびれ部に係着するとともに、第1と第2の上階建物ユニットの間に接合金物を差し込み、接合金物の両係合部のそれぞれを第1と第2の上階建物ユニットの各突起部のくびれ部に係着した状態で、それらの両接合金物を連結ボルトで締結してなるようにしたものである。
【0017】
請求項に記載の本発明は、請求項に記載の本発明において更に、前記第1と第2の下階建物ユニットの柱下部に柱脚金物が設けられ、この柱脚金物にくびれ部付き突起部が設けられるとともに、前記第1と第2の下階建物ユニットの柱上部に柱頭金物が設けられ、この柱頭金物にくびれ部付き突起部が設けられてなるようにしたものである。
【0018】
請求項に記載の本発明は、請求項に記載の本発明において更に、前記柱脚金物が前記柱下部に釘打ち固定され、前記柱頭金物が前記柱上部に釘打ち固定されてなるようにしたものである。
【0019】
請求項に記載の本発明は、請求項1〜3のいずれかに記載の本発明において更に、前記第1と第2の下階建物ユニットのそれぞれに係着せしめられる接合金物が、該金物下端部に連結ボルト締結面を備え、前記第1と第2の上階建物ユニットのそれぞれに係着せしめられる接合金物が、該金物上端部に連結ボルト締結面を備えてなるようにしたものである。
【0020】
請求項に記載の本発明は、請求項1〜4のいずれかに記載の本発明において更に、前記接合金物が、前記突起部の突起部のくびれ部に係着する係合部と、該接合金物の前記差し込み方向の外縁に開口して該突起部のくびれ部を係合部に導入する導入溝とを備えてなるようにしたものである。
【0028】
請求項に記載の本発明によれば下記(1) の作用がある。
(1) 第1と第2の下階建物ユニットの側面のくびれ部付き突起部に係着した接合金物と、第1と第2の上階建物ユニットの側面のくびれ部付き突起部に係着した接合金物とを連結ボルトで締結することにより、第1と第2の上階建物ユニットを第1と第2の下階建物ユニットに接合できるものとなる。従って、建物ユニットは、くびれ部付き突起部を側面に備えることだけにより上下階同士を接合し得るものとなり、建物ユニットの構造材の断面性能を脆弱化したり、内部構造を複雑化することを要しない。
【0029】
請求項に記載の本発明によれば下記(2) の作用がある。
(2) 上階建物ユニットの側面に設けてあるくびれ部付き突起部が、上階建物ユニットの柱下部に設けられる柱脚金物に設けられる。そして、下階建物ユニットの側面に設けられるくびれ部付き突起部が、下階建物ユニットの柱上部に設けられる柱頭金物に設けられる。従って、建物ユニットの柱が木質からなる場合にも、柱の断面性能を脆弱化したり、内部構造を複雑化することなく、建物ユニットを確実に下階建物ユニットに接合できる。
【0030】
請求項に記載の本発明によれば下記(3)の作用がある。
(3)第1と第2の下階建物ユニットのそれぞれの柱上部に設けられる柱頭金物を柱上部に釘打ちにて固定した。これにより、柱頭金物をボルト固定するものに比して、柱頭金物の側面でのボルト頭の突出がなく、両建物ユニットの柱上部に設けた柱頭金物の間に真下から接合金物を差し込みできる。即ち、接合金物の形状を単純化するとともに、その差し込み作業性を向上できる。
【0031】
また、第1と第2の上階建物ユニットのそれぞれの柱下部に設けられる柱脚金物を柱下部に釘打ちにて固定した。これにより、柱脚金物をボルト固定するものに比して、柱脚金物の側面でのボルト頭の突出がなく、両建物ユニットの柱下部に設けた柱脚金物の間に真上から接合金物を差し込みできる。即ち、接合金物の形状を単純化するとともに、その差し込み作業性を向上できる。
【0032】
請求項に記載の本発明によれば下記(4)の作用がある。
(4)第1と第2の下階建物ユニットのそれぞれに係着せしめられる接合金物が該金物下端部に連結ボルト締結面を備えても第1と第2の上階建物ユニットのそれぞれに係着せしめられる接合金物が該金物上端部に連結ボルト締結面を備えた。従って、連結ボルトを、下階側の接合金物の下端部から下方に、上階側の接合金物の上端側から上方に突出させて、それらの突出部でナット締めでき、上下階の両方とも、第1と第2の建物ユニットの側面に挟まれる広いスペース(接合金物の内部スペースより広い)をナット締めのためのスペースとして利用でき、ボルト締結作業性を向上できる。
【0033】
請求項に記載の本発明によれば下記(5)の作用がある。
(5)接合金物が、突起部のくびれ部に係着する係合部と、接合金物の前記差し込み方向の外縁に開口して突起部のくびれ部を係合部に導入する導入溝とを備えるものとすることにより、接合金物は単純な構造により建物ユニットの側面に設けたくびれ部付き突起部に簡易に係着し得るものとなる。
【0034】
【発明の実施の形態】
図1はユニット建物を示す模式図、図2は第1実施形態の基礎への建物ユニットの接合構造を示す模式図、図3は図2の側面図、図4は図2の平面図、図5は第1実施形態の下階建物ユニットへの上階建物ユニットの接合構造を示す模式図、図6は図5の側面図、図7は柱脚金物を示す模式図、図8は接合金物を示す模式図、図9は第2実施形態の基礎への建物ユニットの接合構造を示す模式図、図10は図9の側面図、図11は図9の平面図、図12は第2実施形態の下階建物ユニットへの上階建物ユニットの接合構造を示す模式図、図13は図12の側面図、図14は柱脚金物を示す模式図、図15は柱頭金物を示す模式図、図16は接合金物を示す模式図、図17は連結ボルトを示す模式図、図18はジョイントスペーサを示す模式図である。
【0035】
(第1実施形態)(図1〜図8)
ユニット建物10は、図1に示す如く、基礎1の上に複数の建物ユニット11を据付けて構築したものである。
【0036】
(建物ユニット11)
建物ユニット11は、床構造体の上部に壁構造体を立設するに際し、軸組方式と耐力壁方式とを混用したものである。建物ユニット11の壁構造体12は、壁パネル13の枠組材の側部に柱14を釘打ち等により一体結合して構成され、柱14の下部には柱脚金物20が、柱14の上部には柱頭金物30がボルト結合されている。
【0037】
柱脚金物20は、図7に示す如く、柱14の下部に挿着されるU字状の側板21と、側板21の底部に抱きかかえられる如くに溶接された底板22と、側板21の一方の側面に溶接されたくびれ部付き突起部23とを有している。側板21の両側部にはボルト挿通孔21A、側板21の底部と底板22にはガイドピン挿通孔22Aが設けられている。くびれ部付き突起部23は、頭部23Aとくびれ部23Bとを備える。柱脚金物20は、柱14の下部に挿着され、側板21のボルト挿通孔21Aに挿通されるボルト24により柱14に固定される。
【0038】
柱頭金物30も、柱脚金物20と実質的に同一に構成され、柱14の上部に挿着されるU字状の側板31と、側板31の天部に抱きかかえられる如くに溶接された天板32と、側板31の一方の側面に溶接されたくびれ部付き突起部33とを有している。側板31の両側部にはボルト挿通孔31Aが設けられ、側板31の天部には裏ナット31Bが溶接され、この裏ナット31Bにガイドピン31Cが螺着可能とされている。くびれ部付き突起部33は、頭部33Aとくびれ部33Bとを備える。柱頭金物30は、柱14の上部に挿着され、側板31のボルト挿通孔31Aに挿通されるボルト34により柱14に固定される。
【0039】
(基礎1への建物ユニット11の接合構造)
第1と第2の建物ユニット11、11を並置した状態で基礎1に接合するため、図8の接合金物40が用いられる。接合金物40は、基礎1の上に並置された建物ユニット11、11の相対する柱14、14のそれぞれに設けられている柱脚金物20、20の間に差し込まれて添設されるU字板41と、U字板41の一側部に架け渡される補強板42とを有している。U字板41の相対する垂直板41Aのそれぞれには小径係合部43と小径導入溝44Aが、補強板42には大径導入溝44Bが設けられ、U字板41の水平板41Bにはボルト挿通孔45が設けられている。接合金物40の小径係合部43、小径導入溝44A、大径導入溝44Bは互いに連通し、小径導入溝44A、大径導入溝44Bは接合金物40の前記差し込み方向の外縁に開口してくびれ部付き突起部23の頭部23A、くびれ部23Bのそれぞれを通して、くびれ部23Bを小径係合部43に導入して該小径係合部43に係着せしめる。
【0040】
即ち、第1と第2の建物ユニット11、11は以下の構造により基礎1に接合される(図2〜図4)。
(1) 第1と第2の建物ユニット11、11が順に基礎1の上に吊り降ろされて据付けられる。両建物ユニット11、11は一定の間隔を介するように並置される。このとき、建物ユニット11の柱14の柱脚金物20が備えるガイドピン挿通孔22Aが基礎1に設けてあるガイドピン3に嵌合してガイドされる。
【0041】
(2) 第1と第2の建物ユニット11、11の相対する柱14、14のそれぞれに設けてある柱脚金物20、20の間に接合金物40を差し込み、接合金物40の相対する垂直板41Aのそれぞれに設けてある小径係合部43をそれら建物ユニット11、11の柱14の柱脚金物20が備えるくびれ部付き突起部23のくびれ部23Bに係着する。このとき、接合金物40は、補強板42の大径導入溝44Bにくびれ部付き突起部23の頭部23Aを通してくびれ部23Bを垂直板41Aの小径導入溝44Aに通し、このくびれ部23Bを小径導入溝44Aから垂直板41Aの小径係合部43に導入するものとする。
【0042】
(3) 接合金物40のボルト挿通孔45を基礎1のアンカーボルト2に挿通し、アンカーボルト2と接合金物40とをナット2Aで締結する。このとき、必要により、基礎1と接合金物40の水平板41Bとの間にスペーサ46を介装する。
【0043】
(下階建物ユニット11Aへの上階建物ユニット11Bの接合構造)
第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bを並置した状態で第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aに接合するに際しても、図8の接合金物40が用いられる。このとき、下階建物ユニット11A側に係着される接合金物40を40Aとし、上階建物ユニット11B側に係着される接合金物40を40Bとする。
【0044】
即ち、第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aと第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bは以下の構造により接合される(図5、図6)。
(1) 第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aの上に第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bを順に吊り降ろして据付ける。このとき、下階建物ユニット11A、11Aの柱14の柱頭金物30と、上階建物ユニット11B、11Bの柱14の柱脚金物20との間にジョイントスペーサ101が介装される。そして、上階建物ユニット11Bの柱14の柱脚金物20が備えるガイドピン挿通孔22Aが、下階建物ユニット11Aの柱14の柱頭金物30に設けてあるガイドピン31Cに嵌合してガイドされる。
【0045】
(2) 第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aの相対する柱14、14のそれぞれに設けてある柱頭金物30、30の間に接合金物40Aを差し込み、それら柱脚金物30が備えるくびれ部付き突起部33のくびれ部33Bに接合金物40Aの相対する垂直板41Aのそれぞれに設けてある小径係合部43を係着する。このとき、接合金物40Aは、補強板42の大径導入溝44Bにくびれ部付き突起部33の頭部33Aを通してくびれ部33Bを垂直板41Aの小径導入溝44Aに通し、このくびれ部33Bを小径導入溝44Aから垂直板41Aの小径係合部43に導入するものとする。
【0046】
また、第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bの相対する柱14、14のそれぞれに設けてある柱脚金物20、20の間に接合金物40Bを差し込み、それら柱脚金物20が備えるくびれ部付き突起部23のくびれ部23Bに接合金物40Bの相対する垂直板41Aのそれぞれに設けてある小径係合部43を係着する。このとき、接合金物40Bは、補強板42の大径導入溝44Bにくびれ部付き突起部23の頭部23Aを通してくびれ部23Bを通し、このくびれ部23Bを垂直板41Aの小径導入溝44Aに通し、このくびれ部23Bを小径導入溝44Aから垂直板41Aの小径係合部43に導入するものとする。
【0047】
(3) 接合金物40Aのボルト挿通孔45、ジョイントスペーサ101のボルト挿通孔101A、接合金物40Bのボルト挿通孔45に連結ボルト102を挿通し、接合金物40Aとジョイントスペーサ101と接合金物40Bをナット102Aで締結する。このとき、必要により、ジョイントスペーサ101と接合金物40Bの水平板41Bとの間にスペーサ103を介装する。
【0048】
従って、本実施形態によれば以下の作用がある。
▲1▼第1と第2の建物ユニット11、11の間に接合金物40を差し込み、それらの建物ユニット11、11の側面に設けたくびれ部付き突起部23に接合金物40の係合部43を係着し、該接合金物40を基礎1のアンカーボルト2に固定することにより、第1と第2の建物ユニット11、11を並置した状態で基礎に接合できるものとなる。従って、建物ユニット11は、くびれ部付き突起部23を側面に備えることだけにより基礎1に接合され得るものとなり、建物ユニット11の構造材の断面性能を脆弱化したり、内部構造を複雑化することを要しない。
【0049】
▲2▼第1と第2の建物ユニット11、11を基礎1に据付けるに際して、第1と第2の建物ユニット11、11の床梁もしくは柱脚部は単に基礎1の上に並置されて載置され、その後、第1と第2の建物ユニット11、11の間に接合金物40を差し込み、それらの建物ユニット11、11の側面のくびれ部付き突起部23に接合金物40を係着し、この接合金物40をアンカーボルト2に挿通して係着するものとなる。このため、建物ユニット11の吊り降ろし時に、建物ユニット11に設けてあるボルト挿通孔をアンカーボルト2に嵌合せしめるように鉛直に吊り降ろすことを必要とせず、建物ユニット11の吊り降ろし作業性を向上できる。
【0050】
▲3▼建物ユニット11の側面に設けられるくびれ部付き突起部23が、建物ユニット11の柱下部に設けられる柱脚金物20に設けられる。従って、建物ユニット11の柱14が木質からなる場合にも、柱14の断面性能を脆弱化したり、内部構造を複雑化することなく、建物ユニット11を確実に基礎に接合できる。
【0051】
▲4▼第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aの側面のくびれ部付き突起部33に係着した接合金物40Aと、第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bの側面のくびれ部付き突起部23に係着した接合金物40Bとを連結ボルト52で締結することにより、第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bを第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aに接合できるものとなる。従って、建物ユニット11は、くびれ部付き突起部23、33を側面に備えることだけにより上下階同士を接合し得るものとなり、建物ユニット11の構造材の断面性能を脆弱化したり、内部構造を複雑化することを要しない。
【0052】
▲5▼上階建物ユニット11Bの側面に設けてあるくびれ部付き突起部23が、上階建物ユニット11Bの柱下部に設けられる柱脚金物20に設けられる。そして、下階建物ユニット11Aの側面に設けられるくびれ部付き突起部33が、下階建物ユニット11Aの柱上部に設けられる柱頭金物30に設けられる。従って、建物ユニット11の柱14が木質からなる場合にも、柱14の断面性能を脆弱化したり、内部構造を複雑化することなく、建物ユニットを確実に下階建物ユニットに接合できる。
【0053】
▲6▼接合金物40が、突起部23、33のくびれ部23B、33Bに係着する係合部43と、接合金物40の前記差し込み方向の外縁に開口して突起部23、33のくびれ部23B、33Bを係合部43に導入する導入溝44A、44Bとを備えるものとすることにより、接合金物40は単純な構造により建物ユニット11の側面に設けたくびれ部付き突起部23、33に簡易に係着し得るものとなる。
【0054】
(第2実施形態)(図9〜図18)
第2実施形態のユニット建物10も、第1実施形態と同様に、複数の建物ユニット11を据付けて構築したものであり、建物ユニット11の柱14の下部には柱脚金物50が、柱14の上部には柱頭金物60が結合されている。
【0055】
柱脚金物50は、図14に示す如く、柱14の下部に挿着されるU字状の側板51と、側板51の底部に抱きかかえられる如くに溶接された底板52と、側板51の一方の側面に溶接されたくびれ部付き突起部53とを有している。側板51の両側部には必要により釘挿通孔51Aが設けられ、側板51の底部と底板52にはガイドピン挿通孔52Aが設けられている。くびれ部付き突起部53は、頭部53Aとくびれ部53Bとを備える。柱脚金物50は、柱14の下部に挿着され、側板51の釘挿通孔51Aに打込まれる釘54により柱14に固定される。
【0056】
柱頭金物60も、図15に示す如く、柱脚金物50と実質的に同一に構成され、柱14の上部に挿着されるU字状の側板61と、側板61の天部に抱きかかえられる如くに溶接された天板62と、側板61の一方の側面に溶接されたくびれ部付き突起部63とを有している。側板61の両側部には必要により釘挿通孔61Aが設けられ、側板61の天部には裏ナット61Bが溶接され、この裏ナット61Bにガイドピン61Cが螺着可能とされている。くびれ部付き突起部63は、頭部63Aとくびれ部63Bとを備える。柱頭金物60は、柱14の上部に挿着され、側板61の釘挿通孔61Aに挿通される釘64により柱14に固定される。
【0057】
(基礎1への建物ユニット11の接合構造)
第1と第2の建物ユニット11、11を並置した状態で基礎1に接合するため、図16の接合金物70が用いられる。接合金物70は、基礎1の上に並置された建物ユニット11、11の相対する柱14、14のそれぞれに設けられている柱脚金物50、50の間に差し込まれて添設されるU字板71と、U字板71の両側部に架け渡される補強板72とを有している。U字板71の相対する垂直板71Aのそれぞれには係合部73と導入溝74Aが設けられ、U字板71の水平板71Bにはボルト挿通孔75が設けられている。接合金物70の係合部73、導入溝74Aは互いに連通し、導入溝74Aは接合金物70の前記差し込み方向の外縁に開口してくびれ部付き突起部53のくびれ部53Bを通して、くびれ部53Bを係合部73に導入して該係合部73に係着せしめる。
【0058】
即ち、第1と第2の建物ユニット11、11は以下の構造により基礎1に接合される(図9〜図11)。
(1) 第1と第2の建物ユニット11、11が順に基礎1の上に吊り降ろされて据付けられる。両建物ユニット11、11は一定の間隔を介するように並置される。このとき、建物ユニット11の柱14の柱脚金物50が備えるガイドピン挿通孔52Aが基礎1に設けてあるガイドピン3に嵌合してガイドされる。
【0059】
(2) 第1と第2の建物ユニット11、11の相対する柱14、14のそれぞれに設けてある柱脚金物50、50の間に接合金物70を差し込み、接合金物70の水平板71Bの表面が形成するアンカーボルト締結面71Cをその上端部とする姿勢を付与する状態で、接合金物70の相対する垂直板71Aのそれぞれに設けてある係合部73をそれら建物ユニット11、11の柱14の柱脚金物50が備えるくびれ部付き突起部53のくびれ部53Bに係着する。このとき、接合金物70は、くびれ部付き突起部53のくびれ部53Bを垂直板71Aの導入溝74Aに通し、このくびれ部53Bを導入溝74Aから垂直板71Aの係合部73に導入するものとする。
【0060】
(3) 接合金物70のボルト挿通孔75を基礎1のアンカーボルト2に挿通し、アンカーボルト2と接合金物70とをナット2Aで締結する。
【0061】
(下階建物ユニット11Aへの上階建物ユニット11Bの接合構造)
第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bを並置した状態で第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aに接合するに際しても、図16の接合金物70が用いられる。このとき、下階建物ユニット11A側に係着される接合金物70を70Aとし、上階建物ユニット11B側に係着される接合金物70を70Bとする。
【0062】
即ち、第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aと第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bは以下の構造により接合される(図12、図13)。
(1) 第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aの上に第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bを順に吊り降ろして据付ける。このとき、下階建物ユニット11A、11Aの柱14の柱頭金物60と、上階建物ユニット11B、11Bの柱14の柱脚金物50との間に図18に示したジョイントスペーサ81が介装される。そして、上階建物ユニット11Bの柱14の柱脚金物50が備えるガイドピン挿通孔52Aが、下階建物ユニット11Aの柱14の柱頭金物60に設けてあるガイドピン61Cに嵌合してガイドされる。このとき、ガイドピン61Cは、ジョイントスペーサ81の両側のピン挿通孔81A、81Aを貫通する。
【0063】
(2) ジョイントスペーサ81の中央のボルト挿通孔81Bに、図17に示す連結ボルト91を上階側から挿通する。このとき、連結ボルト91は長手方向の中央に大径突条部91Aを備え、この突条部91Aをジョイントスペーサ81のボルト挿通孔81Bに係止せしめられる。
【0064】
(3) 第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aの相対する柱14、14のそれぞれに設けてある柱頭金物60、60の間に接合金物70Aを差し込み、接合金物70の水平板71Bの表面が形成する連結ボルト締結面71Cをその下端部とする姿勢を付与する状態で、それら柱頭金物60が備えるくびれ部付き突起部63のくびれ部63Bに接合金物70Aの相対する垂直板71Aのそれぞれに設けてある係合部73を係着する。このとき、接合金物70Aは、くびれ部付き突起部63のくびれ部63Bを垂直板71Aの導入溝74Aに通し、このくびれ部63Bを導入溝74Aから垂直板71Aの係合部73に導入するものとする。このとき、接合金物70Aの水平板71Bに設けてあるボルト挿通孔75を前記(2) の連結ボルト91の下端ねじ部に通し、連結ボルト91のこの突出ねじ部にナット92Aを仮止めしておく。
【0065】
(4) 第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bの相対する柱14、14のそれぞれに設けてある柱脚金物50、50の間に接合金物70Bを差し込み、接合金物70の水平板71Bの表面が形成する連結ボルト締結面71Cをその上端部とする姿勢を付与する状態で、それら柱脚金物50が備えるくびれ部付き突起部53のくびれ部53Bに接合金物70Bの相対する垂直板71Aのそれぞれに設けてある係合部73を係着する。このとき、接合金物70Bは、くびれ部付き突起部53のくびれ部53Bを垂直板71Aの導入溝74Aに通し、このくびれ部53Bを導入溝74Aから垂直板71Aの係合部73に導入するものとする。このとき、接合金物70Bの水平板71Bに設けてあるボルト挿通孔75を前記(2) の連結ボルト91の上端ねじ部に通し、連結ボルト91のこの突出ねじ部にナット92Bを仮止めしておく。
【0066】
(5) 接合金物70Aとジョイントスペーサ81と接合金物70Bに貫通している連結ボルト91の両端ねじ部に仮止めしたナット92A、92Bを締結する。
【0067】
従って、第2実施形態によれば、第1実施形態の柱脚金物20、柱頭金物30、接合金物40と同様の柱脚金物50、柱頭金物60、接合金物70を用いたことから、第1実施形態において前述した▲1▼〜▲5▼の作用と実質的に同様の作用を有するとともに、第1実施形態では格別の下記(a) 〜(d) の作用を有する。
【0068】
(a) 第1と第2の建物ユニット11、11のそれぞれの柱下部に設けられる柱脚金物50を柱下部に釘打ちにて固定した。これにより、柱脚金物50をボルト固定するものに比して、柱脚金物50の側面でのボルト頭の突出がなく、両建物ユニット11、11の柱下部に設けた柱脚金物50の間に真上から接合金物70を差し込みできる。即ち、接合金物70の形状を単純化するとともに、その差し込み作業性を向上できる。
【0069】
(b) 第1と第2の建物ユニット11、11のそれぞれに係着せしめられる接合金物70が該金物上端部にアンカーボルト締結面71Cを備えた。従って、アンカーボルト2を接合金物70の上端部から上方に突出させて、この突出部でナット締めでき、第1と第2の建物ユニット11、11の側面に挟まれる広いスペース(接合金物70の内部スペースより広い)をナット締めのためのスペースとして使用でき、ボルト締結作業性を向上できる。
【0070】
(c) 第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aのそれぞれの柱上部に設けられる柱頭金物60を柱上部に釘打ちにて固定した。これにより、柱頭金物60をボルト固定するものに比して、柱頭金物60の側面でのボルト頭の突出がなく、両建物ユニット11A、11Aの柱上部に設けた柱頭金物60の間に真下から接合金物70を差し込みできる。即ち、接合金物70の形状を単純化するとともに、その差し込み作業性を向上できる。
【0071】
また、第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bのそれぞれの柱下部に設けられる柱脚金物50を柱下部に釘打ちにて固定した。これにより、柱脚金物50をボルト固定するものに比して、柱脚金物50の側面でのボルト頭の突出がなく、両建物ユニット11B、11Bの柱下部に設けた柱脚金物50の間に真上から接合金物70を差し込みできる。即ち、接合金物70の形状を単純化するとともに、その差し込み作業性を向上できる。
【0072】
(d) 第1と第2の下階建物ユニット11A、11Aのそれぞれに係着せしめられる接合金物70Aが該金物下端部に連結ボルト締結面71Cを備えても第1と第2の上階建物ユニット11B、11Bのそれぞれに係着せしめられる接合金物70Bが該金物上端部に連結ボルト締結面71Cを備えた。従って、連結ボルト91を、下階側の接合金物70Aの下端部から下方に、上階側の接合金物70Bの上端側から上方に突出させて、それらの突出部でナット締めでき、上下階の両方とも、第1と第2の建物ユニット11A、11A(11B、11B)の側面に挟まれる広いスペース(接合金物70の内部スペースより広い)をナット締めのためのスペースとして利用でき、ボルト締結作業性を向上できる。
【0073】
以上、本発明の実施の形態を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施の形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、本発明は建物ユニットを被接合部材とし、基礎もしくは下階建物ユニットを支持部材とするものに限らず、広く一般の接合構造に適用できる。
【0074】
また、本発明は建物ユニットが床構造体に柱を接合した軸組式のもの、床構造体に壁パネルを接合した壁式のものにも適用できる。
【0077】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、建物ユニットの構造材の断面性能を脆弱化したり、内部構造を複雑化することなく、第1と第2の上階建物ユニットを並置した状態で第1と第2の下階建物ユニットに接合可能とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1はユニット建物を示す模式図である。
【図2】図2は基礎への建物ユニットの接合構造を示す模式図である。
【図3】図3は図2の側面図である。
【図4】図4は図2の平面図である。
【図5】図5は下階建物ユニットへの上階建物ユニットの接合構造を示す模式図である。
【図6】図6は図5の側面図である。
【図7】図7は柱脚金物を示す模式図である。
【図8】図8は接合金物を示す模式図である。
【図9】図9は第2実施形態の基礎への建物ユニットの接合構造を示す模式図である。
【図10】図10は図9の側面図である。
【図11】図11は図9の平面図である。
【図12】図12は第2実施形態の下階建物ユニットへの上階建物ユニットの接合構造を示す模式図である。
【図13】図13は図12の側面図である。
【図14】図14は柱脚金物を示す模式図である。
【図15】図15は柱頭金物を示す模式図である。
【図16】図16は接合金物を示す模式図である。
【図17】図17は連結ボルトを示す模式図である。
【図18】図18はジョイントスペーサを示す模式図である。
【符号の説明】
1 基礎
2 アンカーボルト
10 ユニット建物
11 建物ユニット
11A 下階建物ユニット
11B 上階建物ユニット
14 柱
20、50 柱脚金物
23、53 くびれ部付き突起部
23A、53A 頭部
23B、53B くびれ部
30、60 柱頭金物
33、63 くびれ部付き突起部
33A、63A 頭部
33B、63B くびれ部
40、40A、40B、70、70A、70B 接合金物
43、73 係合部
44A、44B、74A 導入溝
52、91 連結ボルト
71C ボルト締結面

Claims (5)

  1. 第1と第2の下階建物ユニットを並置し、これら下階建物ユニットのそれぞれの上に第1と第2の上階建物ユニットのそれぞれを搭載し、それら下階建物ユニットにそれら上階建物ユニットを接合してなるユニット建物において、
    第1と第2の下階建物ユニットのそれぞれの側面にくびれ部付き突起部を設けるとともに、それら下階建物ユニットのそれぞれに設けた各突起部のくびれ部に係着し得る一対の係合部を備えた接合金物を用い、
    第1と第2の上階建物ユニットのそれぞれの側面にくびれ部付き突起部を設けるとともに、それら上階建物ユニットのそれぞれに設けた各突起部のくびれ部に係着し得る一対の係合部を備えた接合金物を用い、
    第1と第2の下階建物ユニットの間に接合金物を差し込み、接合金物の両係合部のそれぞれを第1と第2の下階建物ユニットの各突起部のくびれ部に係着するとともに、第1と第2の上階建物ユニットの間に接合金物を差し込み、接合金物の両係合部のそれぞれを第1と第2の上階建物ユニットの各突起部のくびれ部に係着した状態で、それらの両接合金物を連結ボルトで締結してなることを特徴とするユニット建物。
  2. 前記第1と第2の下階建物ユニットの柱下部に柱脚金物が設けられ、この柱脚金物にくびれ部付き突起部が設けられるとともに、
    前記第1と第2の下階建物ユニットの柱上部に柱頭金物が設けられ、この柱頭金物にくびれ部付き突起部が設けられてなる請求項記載のユニット建物。
  3. 前記柱脚金物が前記柱下部に釘打ち固定され、前記柱頭金物が前記柱上部に釘打ち固定されてなる請求項記載のユニット建物。
  4. 前記第1と第2の下階建物ユニットのそれぞれに係着せしめられる接合金物が、該金物下端部に連結ボルト締結面を備え、前記第1と第2の上階建物ユニットのそれぞれに係着せしめられる接合金物が、該金物上端部に連結ボルト締結面を備えてなる請求項1〜3のいずれかに記載のユニット建物。
  5. 前記接合金物が、前記突起部の突起部のくびれ部に係着する係合部と、該接合金物の前記差し込み方向の外縁に開口して該突起部のくびれ部を係合部に導入する導入溝とを備えてなる請求項1〜4のいずれかに記載のユニット建物。
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