JP3734941B2 - 車輌用標識灯 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本願発明は、リフレクタの反射面に複数の反射面素子が形成された車輌用標識灯に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年の車輌用標識灯においては、反射面に複数の反射面素子が形成された、いわゆるステップリフレクタが多く採用されている。
【0003】
図9に示すように、このステップリフレクタ6においては、その反射面6aが、各々段差部4を介して複数の反射面素子6sに分割形成されており、そして、これら各反射面素子6sは、光源バルブ2からの光を拡散反射させるよう曲面状に形成されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来のステップリフレクタ6においては、その反射面6aを構成する各反射面素子6sがいずれも単一曲面で形成されているので、図10に示すように、点灯時、上記ステップリフレクタ6を灯具前方から観察したとき、上記各反射面素子6sはその曲面の略頂点部分のみが光輝部Br´として光って見える。
【0005】
このため、上記反射面6aにおける各光輝部Br´相互の間隔が広くなってしまい、該反射面6aに十分なキラキラ感を持たせることができず、したがって点灯時における灯具の見映えがあまり良くない、という問題がある。
【0006】
本願発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、ステップリフレクタを備えた車輌用標識灯において、点灯時における灯具の見映えを向上させることができる車輌用標識灯を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願発明は、上記各反射面素子において光源バルブからの光が入射する光入射部を複数の曲面で構成することにより、上記目的達成を図るようにしたものである。
【0008】
すなわち、本願発明は、請求項1に記載したように、
光源バルブと、この光源バルブからの光を前方へ反射させるリフレクタと、を備えた車輌用標識灯において、
上記リフレクタの反射面が、複数の反射面素子に分割形成されるとともに、これら各反射面素子相互間に上記リフレクタの光軸に向かって立ち上がる段差部が各々形成されており、
上記各反射面素子が、上記光源バルブからの光が入射する光入射部と、該反射面素子の上記光軸側に隣接する段差部の陰になって上記光源バルブからの光が入射しない光非入射部とからなり、
上記各光入射部が、凹曲面と凸曲面とが交互に形成されてなる複数の曲面で構成されている、ことを特徴とするものである。
【0009】
上記「各々段差部を介して複数の反射面素子に分割形成されて」いる領域は、上記反射面全体にわたる領域であってよいことはもちろんであるが、上記反射面の一部領域であってもよい。
【0010】
上記各「反射面素子」は、上記段差部を介して分割形成されたものであれば、その外形形状については特に限定されるものではなく、例えば、上記反射面を格子状に区分けすることにより形成される矩形の外形形状、上記反射面を縞状に区分けすることにより形成される帯状の外形形状、上記反射面を同心状に区分けすることにより形成されるループ状の外形形状等が採用可能である。また、上記各「反射面素子」の幅についても特に限定されるものではなく、一定ピッチ、徐変ピッチ、ランダムピッチ等、任意に設定可能である。
【0014】
【発明の作用効果】
上記構成に示すように、本願発明に係る車輌用標識灯は、そのリフレクタの反射面が複数の反射面素子に分割形成されるとともに、これら各反射面素子相互間に上記リフレクタの光軸に向かって立ち上がる段差部が各々形成されており、これら各反射面素子は、光源バルブからの光が入射する光入射部と、該反射面素子の光軸側に隣接する段差部の陰になって光源バルブからの光が入射しない光非入射部とからなり、その際、上記各光入射部は複数の曲面で構成されているので、点灯時上記リフレクタを灯具前方から観察したとき、上記各光入射部は、上記複数の曲面の各々についてその略頂点部分が光輝部として光って見える。そしてこれにより、上記反射面における上記各光輝部相互の間隔を狭めることができるので、該反射面に十分なキラキラ感を持たせることができる。なお、灯具正面視の場合のみならず、灯具斜め前方から観察した場合においても、上記キラキラ感を得ることができる。
【0015】
したがって、本願発明によれば、ステップリフレクタを備えた標識灯において、点灯時における灯具の見映えを向上させることができる。
【0016】
その際、本願発明においては、上記各光入射部を構成する複数の曲面が、凹曲面と凸曲面とが交互に形成されてなる構成となっているので、灯具観察方向を変化させたとき、これに伴って上記凹曲面の光輝部と上記凸曲面の光輝部との間隔が変化し、これにより灯具意匠に斬新性を持たせることができる。この場合において、上記凹曲面と上記凸曲面との接続部分を滑らかに形成することも容易であるが、このようにすれば非点灯時上記光入射部を一体的に見せることができ、これにより非点灯時における灯具の見映えを向上させることができる。
【0017】
上記各光入射部を構成する「複数の曲面」の配置が特に限定されないことは上述したとおりであるが、請求項2に記載したように、上記「複数の曲面」を上記光入射部に隣接する段差部と略平行に並列配置すれば、点灯時これら「複数の曲面」の光輝部が上記複数の反射面素子全体にわたって繰り返し模様として光って見えるので、点灯時の灯具の見映えを一層向上させることができる。さらに、上記各「段差部」は、上記光軸側に向かって立ち上がるように形成されているので、点灯時、該「段差部」および各反射面素子の光非入射部により影部が形成されることとなるが、上記「複数の曲面」の各光輝部により上記影部の形状が強調されることとなり、該影部により上記反射面の意匠を目立たせることができる。
【0018】
ところで、一般に、近くにある物体は大きく遠くにある物体は小さく見え、また、複数の物体が等間隔で配置されている場合には近くの物体は疎に遠くの物体は密に配置されて見えるが、このような視覚的な作用を利用して遠近感を創生する手法として線遠近法が知られている。上記構成において、請求項3に記載したように、上記各光入射部の幅を、上記リフレクタの光軸から遠ざかるに従って徐々に広がるように設定すれば、上記線遠近法の原理により、上記反射面は、上記光軸寄りの部分が最も遠くにあるように見え、該部分から遠ざかるに従って徐々に近づいて見えることとなる。このため、上記反射面はその実際の奥行き寸法よりもずっと奥行きがあるように見え、これにより灯具の見映えが一層向上する。
【0019】
また、請求項4に記載したように、上記各光入射部相互間に形成される影部の幅を、上記リフレクタの光軸から遠ざかるに従って徐々に広がるように設定した場合にも、上記線遠近法の原理による効果を同様に得ることができる。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、図面を用いて、本願発明の実施の形態について説明する。
【0021】
図1は、本願発明の一実施形態に係る車輌用標識灯を示す正面図であり、図2および3は、そのII-II 線およびIII-III 線断面図である。
【0022】
これらの図に示すように、本実施形態に係る標識灯(灯具)10は、自動車の車体右側後端部に設けられるテールランプであって、上下方向に延びるフィラメント12aを有する光源バルブ12と、この光源バルブ12をソケット14を介して支持するとともに、該光源バルブ12からの光を前方(灯具としての前方であって車体としては後方、以下同様)へ向けて左右方向に拡散反射させる反射面16aを有するリフレクタ16と、このリフレクタ16の前方に配置されるとともに該リフレクタ16に固定されたレンズ18とを備えてなり、左右方向に長い矩形の外形形状を有している。
【0023】
上記光源バルブ12は、その光軸Axbを前後方向に延びる上記リフレクタ16の光軸Axに対して車幅方向外方側にやや傾斜させるようにして、かつ、そのフィラメント12aを上記光軸Ax上に位置させるようにして、上記リフレクタ16に挿着されている。
【0024】
上記レンズ18は、その右端部側が後退するよう左右方向に傾斜した表面形状を有しており、その内面には複数のレンズステップ18sが形成されている。これら各レンズステップ18sは、上下等ピッチで左右方向に延びる凸状のシリンドリカルレンズステップからなっている。そして、これらレンズステップ18sにより、上記反射面16aからの反射光を上下方向に拡散させながら透過させるようになっている。
【0025】
図4は、上記標識灯10をそのレンズ18を外して示す正面図である。
【0026】
図示のように、上記リフレクタ16は、その反射面16aの全域にわたって複数の反射面素子16sが形成されてなっている。これら各反射面素子16sは、各々段差部20を介して縦縞状に分割形成されている。
【0027】
灯具正面視における上記各反射面素子16sの左右幅は、上記反射面16aの上記光軸Axの左右いずれの領域においても、上記光軸Axから遠ざかるに従って徐々に広くなるように設定されている。
【0028】
上記各反射面素子16sは、いわゆる多重放物面を基準面とする左右拡散反射面素子として形成されている。すなわち、図4のV-V 線断面詳細図である図5に示すように、上記各反射面素子16sは、上記光軸Axを共通の軸線としかつ該光軸Axと上記光源バルブ12の光軸Axbとの交点(すなわち上記フィラメント12aの位置)を共通の焦点とする焦点距離が異なる複数の回転放物面P1、P2、・・・の各々を基準面として設定された複合曲面Cで構成されている(これについては後に詳述する)。
【0029】
上記各回転放物面P1、P2、・・・の焦点距離は、上記リフレクタ16の薄型化を図るべく、上記反射面16aの上記光軸Axの左右いずれの領域においても、上記光軸Axから離れるに従って徐々に大きな値になるように設定されている。このため、上記各段差部20は、上記光軸Ax側に向かって立ち上がるように形成されている。そして、これにより、上記各反射面素子16sには、上記光源バルブ12(のフィラメント12a)からの光が、該反射面素子16sの上記光軸Ax側に隣接する段差部20の陰になって入射しない光非入射部Aと、上記光源バルブ12からの光が入射する光入射部Bとが生じる。
【0030】
上述したように、上記各反射面素子16sは複合曲面Cで構成されているが、この複合曲面Cの具体的構成は次のようになっている。すなわち、上記光非入射部Aは上記基準面のままの曲面Coで形成されており、一方、上記光入射部Bは、凸状水平断面で上下方向に延びる凸状シリンドリカル曲面C1と凹状水平断面で上下方向に延びる凹状シリンドリカル曲面C2とで形成されている。これら凸状シリンドリカル曲面C1および凹状シリンドリカル曲面C2は、左右に並列配置されて滑らかに接続されている。
【0031】
図6は、上記光源バルブ12を点灯させたときの上記反射面16aの灯具正面からの見え方を示す図である。
【0032】
同図において、網線で示す領域Dは、暗く見える影部であって上記段差部20および上記光非入射部Aに対応する部分である。そして、この影部D以外の領域が上記光入射部Bである。この光入射部Bのうち、空白の領域Broは、灯具正面視において光って見える光輝部であり、斜線で示す領域Doは、上記光源バルブ12からの光を上記光軸Ax方向へ反射しないために光らない非光輝部である。この非光輝部Doは、上記影部Dよりは多少明るく見える。
【0033】
図示のように、上記光入射部Bの左右幅WBおよび影部Dの左右幅WDは、いずれも上記光軸Axから遠ざかるに従って徐々に広がるように設定されている。この設定は、上述したように上記各反射面素子16sの左右幅を上記光軸Axから遠ざかるに従って徐々に広がるように設定すること、および上記各段差部20の上記光軸Ax方向の高さを上記光軸Axから遠い位置にある段差部ほど高くなるように設定することにより行われる。なお、これら各段差部20の高さの調整は、上記各回転放物面P1、P2、・・・の焦点距離の値を調整することによって行われる。
【0034】
上記各光入射部Bは、左右拡散機能を有する上記凸状シリンドリカル曲面C1および凹状シリンドリカル曲面C2で形成されていることから、点灯時この光入射部Bからの反射光により、上記各シリンドリカル曲面C1およびC2の略頂点部分が、縦筋状の光輝部Broとして左右2列で光って見える。これら各光輝部Broの左右幅は、上記各光入射部Bの左右幅WBが上記光軸Axから離れるに従って徐々に広くなるように設定されていることから、上記光軸Axから離れた位置にある光入射部Bのものほど広くなり、また、隣接する各1対の光輝部Bro相互の左右間隔も、上記光軸Axから離れた位置にある光入射部Bのものほど広くなる。
【0035】
図7は、上記リフレクタ16に上記レンズ18を被せた状態(すなわち上記灯具10としての状態)で、上記光源バルブ12を点灯させたときの上記各光輝部Broの灯具正面からの見え方を示す図である。
【0036】
上記各レンズステップ18sは上下方向の拡散機能を有していることから、上記各反射面素子16sの光輝部Broは、上記各レンズステップ18sにより上下方向に離散せしめられて、図示のように、散点的に光る光輝部Br1として見える。その際、上記各レンズステップ18sは上下等ピッチで形成されているので、上記各光輝部Br1は、上下方向に等間隔で形成される。
【0037】
なお、上記各拡散レンズステップ18sは左右方向の拡散機能を有していないので、上記各光輝部Br1の左右幅が、上記光軸Axから離れるに従って徐々に広くなり、かつ、隣接する各1対の光輝部Bro相互の左右間隔が上記光軸Axから離れるに従って徐々に広くなることは、上記レンズ18が被されていない状態での上記各光輝部Broのパターンと同様である。
【0038】
以上詳述したように、本実施形態に係る車輌用標識灯10は、そのリフレクタ16の反射面16aが、各々段差部20を介して縦長帯状の複数の反射面素子16sに分割形成されるとともに、これら各反射面素子16sにおいて光源バルブ12からの光が入射する光入射部Bが、該光入射部Bに隣接する段差部20と略平行に並列配置された凸状シリンドリカル曲面C1および凹状シリンドリカル曲面C2で構成されているので、点灯時上記リフレクタ16を灯具前方から観察したとき、上記各光入射部Bは、上記両シリンドリカル曲面C1、C2の各々についてその略頂点部分が光輝部Broとして光って見える。そして、これにより上記反射面16aにおける上記各光輝部Bro相互の間隔を狭めることができるので、該反射面16aに十分なキラキラ感を持たせることができる。なお、灯具正面視の場合のみならず、灯具斜め前方から観察した場合においても、上記キラキラ感を得ることができる。
【0039】
したがって、本実施形態によれば、ステップリフレクタを備えた標識灯において、点灯時における灯具の見映えを向上させることができる。
【0040】
しかも、上記両シリンドリカルC1、C2の光輝部Broは、上記複数の反射面素子16s全体にわたって繰り返し模様として光って見えるので、点灯時の灯具の見映えを一層向上させることができる。また、点灯時上記各段差部20により形成される影部Dの形状を上記各光輝部Broにより強調することができるので、該影部Dにより上記反射面16aの意匠を目立たせることができる。
【0041】
さらに、灯具観察方向を変化させたとき、これに伴って上記凸状シリンドリカル曲面C1の光輝部Broと上記凹状シリンドリカル曲面C2の光輝部Broとの間隔が変化するので、灯具意匠に斬新性を持たせることができる。
【0042】
また、上記凸状シリンドリカル曲面C1と上記凹状シリンドリカル曲面C2とが滑らかに接続されているので、非点灯時上記光入射部Bを一体的に見せることができ、これにより非点灯時における灯具の見映えを向上させることができる。
【0043】
さらに、上記各光入射部Bの幅が、上記リフレクタ16の光軸Axから遠ざかるに従って徐々に広がるように設定されており、これに伴い、上記各1対の光輝部Bro相互の左右間隔および各光輝部Bro自体の左右幅も上記光軸Axから遠ざかるに従って徐々に広がるように設定されているので、線遠近法の原理により、上記反射面16aは、上記光軸Ax寄りの部分が最も遠くにあるように見え、該部分から遠ざかるに従って徐々に近づいて見えることとなる。このため、上記反射面16aはその実際の奥行き寸法よりもずっと奥行きがあるように見え、これにより灯具の見映えが一層向上する。さらに、上記各光入射部B相互間に形成される影部Dの幅も、上記光軸Axから遠ざかるに従って徐々に広がるように設定されているので、上記線遠近法の原理による効果を同様に得ることができる。
【0044】
図8は、上記実施形態の変形例を示す図である。
【0045】
上記実施形態においては、上記光入射部Bが、該光入射部Bに隣接する段差部20と略平行に並列配置された凸状シリンドリカル曲面C1および凹状シリンドリカル曲面C2で構成されているが、図8(a)に示す第1変形例のように、上記凸状シリンドリカル曲面C1のみを並列配置するようにしてもよいし、図8(b)に示す第2変形例のように、上記凹状シリンドリカル曲面C2のみを並列配置するようにしてもよい。このようにした場合においても、上記実施形態と略同様の作用効果を得ることができる。
【0046】
また、図8(c)に示す第3変形例のように、上記凸状シリンドリカル曲面C1および凹状シリンドリカル曲面C2を複数組形成することにより上記光入射部Bを構成ようにしてもよい。このようにすることにより、上記反射面16aに一層のキラキラ感を持たせることができ、これにより点灯時における灯具の見映えをさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の一実施形態に係る車輌用標識灯を示す正面図
【図2】図1のII-II 線断面図
【図3】図1のIII-III 線断面図
【図4】上記車輌用標識灯をそのレンズを外して示す正面図
【図5】図4のV-V 線断面詳細図
【図6】上記車輌用標識灯のレンズを外した状態で光源バルブを点灯させたときの反射面の灯具正面からの見え方を示す図
【図7】上記車輌用標識灯において光源バルブを点灯させたときの各光輝部の灯具正面からの見え方を示す図
【図8】上記実施形態の第1〜第3変形例を示す、図5と同様の図
【図9】従来例を示す、リフレクタの斜視図
【図10】上記従来例を示す、図6と同様の図
【符号の説明】
10 車輌用標識灯(灯具)
12 光源バルブ
12a フィラメント
16 リフレクタ
16a 反射面
16s 反射面素子
18 レンズ
18s レンズステップ
20 段差部
A 光非入射部
Ax リフレクタの光軸
Axb 光源バルブの光軸
B 光入射部
Bro、Br1 光輝部
C 複合曲面
Co 曲面
C1 凸状シリンドリカル曲面
C2 凹状シリンドリカル曲面
D 影部
Do光非反射部
WB 光入射部の左右幅
WD 影部の左右幅
Claims (4)
- 光源バルブと、この光源バルブからの光を前方へ反射させるリフレクタと、を備えた車輌用標識灯において、
上記リフレクタの反射面が、複数の反射面素子に分割形成されるとともに、これら各反射面素子相互間に上記リフレクタの光軸に向かって立ち上がる段差部が各々形成されており、
上記各反射面素子が、上記光源バルブからの光が入射する光入射部と、該反射面素子の上記光軸側に隣接する段差部の陰になって上記光源バルブからの光が入射しない光非入射部とからなり、
上記各光入射部が、凹曲面と凸曲面とが交互に形成されてなる複数の曲面で構成されている、ことを特徴とする車輌用標識灯。 - 上記各光入射部を構成する複数の曲面が、該光入射部に隣接する段差部と略平行に並列配置されている、ことを特徴とする請求項1記載の車輌用標識灯。
- 上記各光入射部の幅が、上記リフレクタの光軸から遠ざかるに従って徐々に広がるように設定されている、ことを特徴とする請求項1または2記載の車輌用標識灯。
- 上記各光入射部相互間に形成される影部の幅が、上記リフレクタの光軸から遠ざかるに従って徐々に広がるように設定されている、ことを特徴とする請求項1〜3いずれか記載の車輌用標識灯。
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