JP3734160B2 - 回転電機のステータの製造方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、回転電機のステータの製造方法に関し、詳しくは、U字導体順次接合型ステータコイルを装備する車両用回転電機のステータの製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ステータコアのスロットに挿通された多数のセグメント導体を順次接合して形成されたセグメント導体順次接合型ステータコイルが提案されている。
【0003】
たとえば、本出願人が所有する特許第3196738号は、略U字形状を有するセグメント導体であるU字導体を順次接合して形成されたU字導体順次接合型ステータコイルの製造について開示している。
【0004】
更に説明すると、このU字導体順次接合型ステータコイルは、U字導体の一対の脚部を回転子の磁極ピッチだけ互いに離れた一対のスロットに個別に挿通し、各U字導体の脚部先端を順次接合して形成されている。また、上記公報は、ステータコアの端面から軸方向へ突出し、最終的に接合されるU字導体の2つの脚部のうちステータコアのスロットから突出する部分である端部を周方向に捻り整形する整形部と、軸方向に駆動する軸方向駆動部とを有する量産性に優れたステータ製造技術を提案している。すなわち、U字導体順次接合型ステータコイルの製造工程は、U字導体をスロットに挿通する工程と、U字導体の二つの端部を周方向に捻り整形する工程と、各U字導体の先端の接合部を接合する工程とを含んでいる。
【0005】
また、特開2001ー37131号は、略L字形状を有するセグメント導体であるL字導体をステータコアの両側からスロットに挿通し、各L字導体の両端をステータコアの両側それぞれで順次接合して形成されたL字導体順次接合型ステータコイルを開示している。このL字導体順次接合型ステータコイルの製造工程は、L字導体をスロットに挿通する工程と、各U字導体の両端の接合部を接合する工程とを含んでいる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記U字導体順次接合型ステータコイル技術では、捻り整形工程が複雑であるためその簡素化、高速化を要求されている。また、体格増大を招くことなしに更なる大出力化が要求されている。
【0007】
これに対して、上記L字導体順次接合型ステータコイル技術では、U字導体順次接合型ステータコイルで必須であった複雑な捻り整形工程(セグメント導体の端部を周方向へ磁極ピッチ曲げていわゆるコイルエンドの渡り線部分とする工程)を必要としない利点を有しており、製造工程の短縮、簡素化に有利である可能性がある。
【0008】
しかしながら、上記L字導体順次接合型ステータコイルの製造においては、1本のセグメント導体は1つのスロット導体部(セグメント導体のうちスロットに収容されている部分)しかもたないので、U字導体順次接合型ステータコイルの製造に比較して2倍の接合箇所を必要とし、接合不良の発生確率が倍増するという不安があった。
【0009】
また、これらの接合箇所は、接合処理後、ステータコイルの電気絶縁性の向上のために絶縁処理をする必要があるが、絶縁処理箇所も当然2倍となるため、絶縁不良の発生確率が倍増するという不安があった。
【0010】
また、上記L字導体順次接合型ステータコイルの製造においては、L字導体がステータコアの両側から挿通され、しかも動きやすいため、接合される一対のL字導体は治具によりしっかりと保持する必要があるが、L字導体は、先端の接合部以外は、樹脂皮膜により被覆されており、この治具がこの樹脂皮膜を傷つけやすいという解決が容易でない問題を内包していた。
【0011】
さらに、上記L字導体順次接合型ステータコイルの製造においては、セグメント導体のスロット挿通工程、接合工程、上記接合部絶縁処理工程を、それぞれステータコアの両側において実施する必要があり、製造装置が複雑となるという問題もあった。
【0012】
結局、L字導体順次接合型ステータコイルは、捻り整形工程を省略できるものの、溶接作業とその後の絶縁処理作業の負担が倍増し、導通信頼性及び絶縁信頼性が低下する危険が相対的に大きいという欠点があった。
【0013】
本発明は、上記のごとき従来技術の問題点に鑑みなされたものであり、L字導体順次接合型ステータコイルに比べて信頼性に優れるU字導体順次接合型ステータコイルを用いた回転電機の製造工程の簡素化及び高出力化を実現可能な回転電機のステータの製造方法を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】
第一発明の回転電機のステータの製造方法は、周方向に所定数のスロットを有するステータコアと、略U字形状の曲部と前記曲部の両端からそれぞれ直線状に伸びる一対の脚部とを有し、前記一対の脚部が一対の前記スロットに軸方向一側から個別に挿通されている所定数のU字導体により構成されるステータコイルとを有し、前記各U字導体の前記両脚部は、前記スロットに収容されるスロット導体部と、前記スロット導体部から前記スロットの軸方向他側へ突出して周方向および軸方向へ伸び先端が順次接合された端部とを有し、前記各U字導体の前記端部は、前記ステータコイルの一方のコイルエンドを構成し、前記各U字導体の前記曲部は、前記ステータコイルの他方のコイルエンドを構成し、前記スロットは、径方向に複数層に並べられた複数の前記スロット導体部を収容する回転電機のステータの製造方法において、
前記各U字導体の前記両端部の一方は軸方向へ伸びる直線形状とされ、
前記各U字導体を前記スロットへの挿入後に前記各U字導体の前記端部を周方向へ所定角度一斉に捻ることにより前記各U字導体の前記両端部の他方を周方向へ所定角度曲げることを特徴としている。
【0015】
また、この第一発明の回転電機のステータの製造方法に好適な第三発明の回転電機のステータの製造方法は、多数のU字導体をステータコアのスロットに前記スロット内にて径方向に複数の層を構成するように挿入してそれらの端部を前記ステータコアの端面から軸方向へ突出させる工程と、前記ステータコアの端面から突出した前記U字導体の前記端部を周方向に所定角度だけ捻り整形し、前記U字導体の前記端部の先端を所定のペアごとに接合してコイルエンド部を形成させるステータの製造方法において、
前記各U字導体を前記スロットへの挿入後に前記各U字導体の前記端部を周方向へ所定角度一斉に捻ることにより前記各層に属する前記U字導体のうち所定の前記層に属する前記U字導体の前記端部のみを周方向に捻り整形し、かつ、残りの前記層に属する前記U字導体の前記端部を捻り整形しないことを特徴としている。
【0016】
すなわち、この第一、第三発明によれば、U字導体順次接合型ステータコイルの捻り整形は、U字導体の一方の脚部の端部に対してだけ行えばよいので、複雑な捻り整形のための装置の構造、工程を大幅に簡素化することができ、捻り整形箇所の数を半減することができるので、製造不良確率を低減し、製造コストを低減することができる。
【0017】
また、L字導体を用いる必要がないので、上記したL字導体順次接合型ステータコイル特有の問題を解決する必要がなく、製品の信頼性を向上することができる。
【0018】
更に、本発明によれば、ステータコイルのコイルエンドの放熱性向上により回転電機の体格を増大することなく、高出力化を実現することができる。この点について、以下に更に詳しく説明する。
【0019】
高温環境下で運転される車両用交流発電機において、出力は回転電機の内部温度限界によって制限されると言って過言ではないが、回転電機の内部温度が最高となるのは、大電流が流れるステータコイルであり、特に最も過酷な条件となるのは、冷却空気流に直接接触できないそのスロット内に収容される部分(スロット導体部)である。このスロット導体部の放熱の多くは、スロット導体部を通じてステータコア両側のコイルエンドに固体伝熱され、コイルエンドから冷却空気流に放熱される。したがって、高出力化を図るには、コイルエンドの被冷却能力を向上させるのが最も現実的である。セグメント導体順次接合型ステータコイルのコイルエンドは従来の連続線巻装式ステータコイルのコイルエンドに比較して格段に冷却風の流れ性が良いので、更にコイルエンドの被冷却能力を向上するには、コイルエンドの表面積を増大するのが簡単で効果的である。しかし、従来のU字導体順次接合型ステータコイルのコイルエンドの表面積を増大するためには、コイルエンドの軸方向長さを増大しなければならない。しかし、これは、回転電機の体格を増大を意味し、ハウジングなどの重量増大も招き、回転電機の体格を増大せずに高出力化を図るという目的を達成することに反する。
【0020】
そこで、上記第一発明、第三発明では、スロットからでたU字導体の一対の端部の一方のみを周方向へ捻ることにより、コイルエンドとなるU字導体の端部の総延長距離を延ばし、これによりコイルエンドの表面積を増大させてその被冷却能力を向上させる。このようにすれば、ステータコイルの被冷却能力が向上した分だけその電流密度を向上させて、出力増大を図ることが可能となる。なお、電流密度を増大しない場合には、ステータコイルの温度低下を実現してその信頼性を更に向上することができる。
【0021】
上記したU字導体の捻り角度変更によるコイルエンドとしてのU字導体の端部の総長の増大について、図11、図12を参照して更に具体的に説明する。
【0022】
図11は、U字導体のスロットからでた端部a、bを接合部jで接合した場合を示し、端部a、bは、周方向に対して45度の角度で捻り整形されているものとする。図12は、U字導体のスロットからでた端部c、dを接合部jで接合した場合を示し、端部cは、周方向に対して30度の角度で捻り整形され、端部dは捻り整形されていないものとする。両者の軸方向長さは等しく1Lである。このようにすれば、図11における一対の端部の合計長さは約2.6となり、図12における一対の端部の合計長さは約3となり、図12のU字導体は図11のそれに対してコイルエンドの軸方向長を増加することなく、表面積を10%以上、増大することができることがわかる。
【0023】
結局、上記発明によれば、製造工程を簡素化するとともに信頼性を低下することなく高出力化を実現することができる。また、捻り整形する側の端部の長さが大きくなるので、電気導体の曲げ部に作用するモ−メント荷重を低減して捻り整形装置の能力を下げることができ、設備コストを低減することもできる。
【0024】
第二発明の回転電機のステータの製造方法は、周方向に所定数のスロットを有するステータコアと、略U字形状の曲部と前記曲部の両端からそれぞれ直線状に伸びる一対の脚部とを有し、前記一対の脚部が一対の前記スロットに軸方向一側から個別に挿通されている所定数のU字導体により構成されるステータコイルとを有し、前記各U字導体の前記両脚部は、前記スロットに収容されるスロット導体部と、前記スロット導体部から前記スロットの軸方向他側へ突出して周方向および軸方向へ伸び先端が順次接合された端部とを有し、前記各U字導体の前記端部は、前記ステータコイルの一方のコイルエンドを構成し、前記各U字導体の前記曲部は、前記ステータコイルの他方のコイルエンドを構成し、前記スロットは、径方向に複数層に並べられた複数の前記スロット導体部を収容する回転電機のステータの製造方法において、
前記各U字導体を前記スロットへの挿入後に前記各U字導体の前記端部を周方向へ所定角度一斉に捻ることにより前記各U字導体の前記両端部の一方を他方より周方向へ50%以上大きく周方向へ曲げること特徴としている。
【0025】
第四発明のステータの製造方法は、多数のU字導体をステータコアのスロットに前記スロット内にて径方向に複数の層を構成するように挿入してそれらの端部を前記ステータコアの端面から軸方向へ突出させる工程と、前記ステータコアの端面から突出した前記U字導体の前記端部を周方向に所定角度だけ捻り整形し、前記U字導体の前記端部の先端を所定のペアごとに接合してコイルエンド部を形成させるステータの製造方法において、
前記各U字導体を前記スロットへの挿入後に前記各U字導体の前記端部を周方向へ所定角度一斉に捻ることにより前記各層に属する前記U字導体のうち所定の前記層に属する前記U字導体の前記端部を、残りの前記層に属する前記U字導体の前記端部よりも周方向へ50%以上大きく捻り整形することを特徴としている。
【0026】
すなわち、この第二、第四発明によれば、U字導体順次接合型ステータコイルの捻り整形は、U字導体の一方の脚部の端部の捻り整形量(周方向角度)を、他方の端部のそれに対して大幅に(50%以上)大きくしたものである。
【0027】
このようにすれば、上記したと同じ理由により、U字導体順次接合型ステータコイルにおいて、コイルエンドの軸方向長を増加することなくその被冷却能力をこうじょうすることができるので、回転電機の出力向上を実現することができる。
【0028】
また、L字導体を用いる必要がないので、上記したL字導体順次接合型ステータコイル特有の問題を解決する必要がなく、製品の信頼性を向上することができる。
【0029】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態である車両用交流発電機のステータとその製造について図面を参照して説明する。図1はこの実施形態の車両用交流発電機の縦断面図、図2はステータコイルの一部をなすU字導体の斜視図、図3はスロット内におけるU字導体の収容状態を示す断面図である。
(全体構成)
図1において、車両用交流発電機1は、ロータ2、ステータ3、ハウジング4、レクチファイア5、出力端子6、回転軸7、ブラシ8、スリップリング9を有している。ステータ3は、ステータコイル31と、ハウジング4の周壁内周面に固定されたステータコア32とを有し、ステータコイル31はステータコア32の各スロットに巻装されている。ロータ3は、ハウジング4に回転自在に支持された回転軸7に固定されたランデル型のロータコア71と、ロータコア71に巻装された界磁コイル72とを有し、ステータ3の径内側に配置されている。ステータコイル31は三相電機子巻線であって、その三つの交流出力端から出力される三相交流電圧は、三相全波整流回路を構成するレクチファイア5で整流されて出力端子6から出力される。界磁コイル72は、ブラシ8およびスリップリング9を通じて給電された界磁電流により磁化されて界磁磁界を発生する。界磁電流は、図示しないレギュレータにより調整されて発電電圧が所定レベルに制御される。この種の車両用交流発電機の構造、動作はオルタネータとしてもはや周知であるので、これ以上の説明は省略する。
(ステータコイル31の説明)
ステータコイル31は、図2に示す所定数のU字導体33をステータコア32の一側からステータコア32の各スロットに挿通して各U字導体33の端部をステータコア32の他側に必要長さだけ突出させ、所定のU字導体33の端部を周方向に所定角度だけ捻り、各U字導体33の端部先端(接合部)を所定の組み合わせで溶接して構成されている。ステータコア32は、ステータコイルを収容するために36個のスロットを周方向等間隔に有している。U字導体33は、溶接部分すなわち上記端部先端(接合部)を除いて樹脂皮膜で被覆された長板U字形状を有している。この種のU字導体順次接合型のステータコイル自体は、もはや上記特許公報などにより公知となっている。
【0030】
U字導体33の詳細を更に詳しく説明する。
【0031】
U字導体33は、U字状の曲部と、この曲部の両端から直線的に伸びてスロットに収容される一対のスロット導体部と、両スロット導体部の先端からそれぞれ伸びる一対の上記端部とからなる。これにより、ステータコイル31は、ステータコア32の一側に全体としてリング状に存在する第一のコイルエンド部311と、ステータコア32の他側に全体としてリング状に存在する第二のコイルエンド部312と、スロット内に存在するスロット導体部とに区分される。したがって、コイルエンド部311、312の一方は各U字導体33の上記曲部により構成され、コイルエンド部311、312の他方は各U字導体33の上記端部により構成される。
【0032】
U字導体33は、図2に示すように、大きい大セグメント331と、小さい小セグメント332とを有している。大セグメント331において、331a、331bはスロット導体部、331cは曲部、331f、331gは端部である。端部331f、331gの先端部331d、331eは接合部分であるので端部先端又は接合部と称する。331aを内層側導体部と称し、331bを外層側導体部と称する。小セグメント332において、332a、332bはスロット導体部、332cは曲部、332f、332gは端部である。端部332f、332gの先端部332d、332eは接合部分であるので端部先端又は接合部と称する。332aを内層側導体部と称し、332bを外層側導体部と称する。
【0033】
符号’は、図示しない大セグメント又は小セグメントの符号’がない部分と同じ部分を示す。したがって、互いに径方向に隣接する接合部331dと接合部332d’は溶接され、互いに径方向に隣接する接合部332dと接合部331d’は溶接され、互いに径方向に隣接する接合部332eと接合部331e’は溶接されている。
【0034】
内層側導体部331a、332aは、ロータコア71の1磁極ピッチ離れた一対のスロットに個別に収容され、外層側導体部331b、332bもロータコア71の所定磁極ピッチT(この実施例では1磁極ピッチ)離れた一対のスロットに個別に収容される。小セグメント332の曲部332cは大セグメント331の曲部331cに囲まれるようにして配置されている。
【0035】
スロットのU字導体配置状態を図3に示す。
【0036】
内層側導体部331aはステータコア32のスロット35の径方向最内側に配置され、以下、径方向外側へ順に、内層側導体部332a、外層側導体部332b’、外層側導体部331b’の順に配置され、結局、各スロットは4本のスロット導体部を4層1列に収容する。図3において、内層側導体部331a’、内層側導体部332a’は、外層側導体部332b、外層側導体部331bをもつ大セグメント331、小セグメント332とは異なる大セグメント331、小セグメント332に属している。
【0037】
大セグメント331と小セグメント332とをスロット35に挿通する状態を図4に示す。
(捻り成形加工方法1の説明)
上記のようにスロットに挿通されたU字導体33の端部の第一の捻り成形加工方法を以下に説明する。
【0038】
この実施例では、大セグメント331の外層側導体部331bに連なる端部331g(外層側端部ともいう)は周方向一方側に捻られ、大セグメント331の内層側導体部331aに連なる端部331f(内層側端部ともいう)は周方向他方側に捻られている。小セグメント332の内層側導体部332aに連なる端部332f(内層側端部ともいう)は周方向一方側に捻られ、小セグメント332の外層側導体部332bに連なる端部332g(外層側端部ともいう)は周方向他方側に捻られている。導体部331fと332fとの周方向捻り量の合計は1磁極ピッチとされ、導体部331gと332gとの周方向捻り量の合計は1磁極ピッチとされている。
【0039】
この捻りの後、図2に示すように、径方向内側から1層目と2層目の端部先端(接合部)が溶接され、径方向内側から3層目と4層目の端部先端(接合部)が溶接されて、ステータコイル31が完成される。溶接には、TIG溶接、ロー付け、抵抗溶接、電子ビーム溶接、レーザー溶接等が用いられる。
【0040】
上記し大セグメント331および小セグメント332の捻り加工を図5、図6を参照して更に詳しく説明する。図5はステータコイル捻り装置500の模式縦断面図、図6は図4におけるAーA断面矢視図である。
【0041】
まず、ステータコイル捻り装置500の構成を説明する。
【0042】
ステータコイル捻り装置500は、ステータコア32の外周部を受けるワーク受け51、ステータコア32の径方向の動きを規制して保持するクランパ52、ステータコア32の浮き上がりを防止するワーク押さえ53、ステータコア32の一端から出たU字導体33の直線部を捻るための捻り整形部54、捻り整形部54を軸方向に駆動するための昇降用シャフト54a、捻り整形部54を周方向に回転駆動する回転駆動機構541a〜544a、昇降用シャフト54aを軸方向に移動するための昇降駆動機構54b、及び、回転駆動機構541a〜544aと昇降駆動機構54bとを制御するコントローラ55を備えている。
【0043】
捻り整形部54は、同心状に配置された4つの円筒状の捻り治具541〜544がそれらの先端面を揃えて配置されている。各捻り治具541〜544は回転駆動機構541a〜544aにより独立に回転可能とされ、かつ、昇降駆動機構54bにより昇降用シャフト54aを昇降することにより同時に昇降可能となっている。
【0044】
図6に示されているように、捻り治具541〜544の先端面には、挿入されたU字導体33の端部331f、331g、332f、332gの各先端(接合部)を保持するU字導体挿入部541b〜544bが穿設されている。このU字導体挿入部541b〜544bは、ステータコア32のスロット35(図3、図4参照)と等しい数だけ、各捻り治具541〜544の周方向に並べて形成されている。なお、図3において、34は絶縁用樹脂シートである。
【0045】
U字導体挿入部541b〜544bは、図6に示すように、互いに径方向に隣接するU字導体挿入部541b〜544b同士の連通を防止するための隔壁541c〜544c、542d、543dが設けられている。隔壁541c〜544c、542d、543dの厚みは、径方向外側から数えて1層目と2層目との間の隔壁541c、542cで形成される間隔d1及び3層目と4層目の間の隔壁543c、544cで形成される間隔d3よりも、2層目と3層目との間の隔壁542d、543dで形成される間隔d2の方が大きくなるように設定されている。
【0046】
次に、ステータコイル捻り装置5の作動を説明する。
【0047】
スロット35内にU字導体33が配置されたステータコア32をワーク受け51にセットする。次に、ステータコア32の外周部をクランパ52に固定する。その後、ワーク押さえ53でステータコア32の上部及び大セグメント331の曲部331cを押さえることにより、ステータコア32及びU字導体33の上下方向の動きを規制する。
【0048】
U字導体33が配置されたステータコア32をクランパ52及びワーク受け53により固定した後、昇降用シャフト54aによって捻り整形部54を上昇させ、各捻り治具541〜544に形成されたU字導体挿入部541b〜544bにU字導体33の端部331f、331g、332f、332gを挿入する。
【0049】
U字導体挿入部541b〜544bにはU字導体33の端部331f、331g、332f、332gの先端すなわち後に接合部となる部分だけが挿入可能となっている。U字導体33の端部331f、331g、332f、332gはテーパ状に形成されているため、U字導体挿入部541b〜544bにスムーズに挿入されることができる。
【0050】
U字導体33の端部331f、331g、332f、332gを捻り整形部54のU字導体挿入部541b〜544bに挿入した後、捻り整形部54は、回転駆動機構541a〜544aおよび昇降駆動機構54bにより回動され、昇降される。捻り整形部54は捻り整形部541〜544の全て同時に行う。
【0051】
次に、捻り整形部554の回転について説明する。
【0052】
捻り治具541および治具543が時計回り方向に第一の角度だけ回転させ、捻り治具542および捻り治具544が反時計回り方向に第二の角度だけ回転させる。
【0053】
ここで重要なことは、上記第一の角度は、上記第二の角度よりも50%以上大きく設定されている点にある。これにより、U字導体33の端部331f、331g、332f、332gのうちスロット35の出口からU字導体挿入部541b〜544bの入口までの部分(本発明でいう端部からその接合部を除いた部分)に曲げRがつけられる。従って、端部331g、332fには大きな曲げRがつけられ、端部331f、332gには小さい曲げRがつけられる。
【0054】
その後、U字導体33の端部331f、331g、332f、332gのうちスロット35の出口からU字導体挿入部541b〜544bの入口までの部分の長さを一定に保つように、昇降駆動機構54bおよび回転駆動機構541a〜544aを制御しながら捻り整形部54を回転しながら上昇させる。この時、U字導体33の端部331f、331g、332f、332gは円弧状の軌跡を描くように回転しながら上昇する。この円弧状の軌跡を描く捻りは、スプリングバックによるU字導体33の変形を防止するため、半磁極ピッチ(T/2)に相当する角度を所定量超えた角度まで行われる。
【0055】
なお、この工程においては、捻り整形部541〜544は、周方向だけでなく軸方向にも規定の加工量を所定量超えて駆動されるが、U字導体33のスロット35の出口部分が既に曲げられているため、U字導体33が上昇してスロット35から抜け出すことはない。
【0056】
その後、昇降駆動機構54bおよび回転駆動機構541a〜544aを上記前工程と逆向きの回転と下降をさせる。このようにして、U字導体33の捻り行程を終了し、捻り整形部54を下降させて捻り治具541〜544のU字導体挿入部541b〜544bからU字導体33の端部331f、331g、332f、332gを取り外す。U字導体33が外された捻り整形部54は回転駆動機構541a〜544aによって回転され、原位置に戻される。最後に、クランパ52及びワーク押さえ53が外され、U字導体33に捻りが加えられたステータが取り出される。
【0057】
その後、隣りあう端部331f、331g、332f、332gの接合部331d、331e、332d、332eを溶接して、所要のターン数をもった3相のステータコイルを完成する。
【0058】
結局、この捻り工程は、まずU字導体33の端部を周方向にのみ回転変位させてU字導体3を周方向に倒し、続いてU字導体33の端部を周方向並びに軸方向に変位させてU字導体3を深く傾け、その後、所定の加工量を超えてU字導体3の端部を周方向ならびに軸方向に変位させてU字導体33を過剰に深く傾け、その後でU字導体33の端部を所定の加工量まで戻すことにより行われる。
【0059】
捻り整形部54はステータコア32に対して、周方向だけでなく軸方向にも相対移動する。そのため、U字導体33の端部331f、331g、332f、332gのうち、スロット35の出口からU字導体挿入部541b〜544bの入口までの部分、すなわち、端部331f、331g、332f、332gからその端部先端(接合部)331d、331e、332d、332eの長さを差し引いた長さを一定に保つように、U字導体33の端部331f、331g、332f、332gが円弧状の軌跡を描くように捻じることができ、これにより、U字導体33がU字導体挿入部541b〜544bから抜け出るのを防止することができる。
【0060】
また、U字導体33の端部先端(接合部)331d、331e、332d、332eのみが、U字導体挿入部541b〜544bに挿入されており、また、前述のようにU字導体33がU字導体3挿入部541b〜544bから抜け出ることはない。従って、U字導体33の端部先端(接合部)331d、331e、332d、332e以外に傷がつくのを防止することができる。なお、U字導体33の端部先端(接合部)331d、331e、332d、332eは、捻り後に他のU字導体33の端部先端(接合部)331d、331e、332d、332eと接合されるため、傷は全く問題とならない。
【0061】
また、隔壁541c〜544c、542d、543dの厚みは、1層目と2層目との隔壁541c、542c及び3層目と4層目との間の隔壁543c、544cよりも、3層目と4層目との間の隔壁541d、542dが大きくなるように設定されている。1層目と2層目および3層目と4層目とをそれぞれ逆方向に半磁極ピッチ回転すると、1層目と2層目および3層目と4層目の電位導体3が互いに接近する。一方、2層目と3層目のU字導体3挿入部542b、543bは隔壁542d、543dの厚みが大きく設定されているため、2層目と3層目のU字導体33の間の間隔は大きくなる。これにより、接合するU字導体3間、即ち1層目と2層目並びに3層目と4層目のU字導体3間は接近させることができ、また、接合しない3層目と4層目のU字導体3間は隙間を大きくして、接合工程を容易にすることができる。
【0062】
また、捻り治具541、542、543、544を交換することで、各種ステータに対応することができる。例えば、36スロットのステータに限らず、48、84、96といった、より多いスロット数をもったステータに対しても、捻り治具541、542、543、544の交換により対応することができる。しかも、各捻り治具541、542、543、544の回転量を相互に独立して制御でき、それらの回転量と独立して昇降量を制御できるため、種々のステータにおいても、適切な捻り加工を加えることができる。
【0063】
このようにして完成されたステータコイル32の状態を図7、図8に示す。ただし、この例では、端部331f、332gを周方向に大きく捻り整形し、端部331g、332fを小さく捻り整形した場合を示す。
(捻り成形加工方法2の説明)
上記のようにスロットに挿通されたU字導体33の端部の第二の捻り成形加工方法を以下に説明する。
【0064】
この第二の方法では、大セグメント331の外層側導体部331bに連なる端部331g(外層側端部ともいう)は周方向に1磁極ピッチ捻られ、大セグメント331の内層側導体部331aに連なる端部331f(内層側端部ともいう)は捻られずに直線的に伸びている。小セグメント332の内層側導体部332aに連なる端部332f(内層側端部ともいう)は周方向に1磁極ピッチ捻られ、小セグメント332の外層側導体部332bに連なる端部332g(外層側端部ともいう)は捻られずに直線的に伸びている。結局、この実施例では、径方向内側から2層目、4層目の端部が周方向へ6スロット分捻られ、径方向内側から1層目、3層目の端は捻り整形されずに軸方向に延伸した状態のままとされている。完成したステータコイルの状態を図9、図10に示す。
【0065】
この第二の捻り成形加工方法の作業工程は、本質的に第一の捻り成形加工方法のそれと同じである。しかし、図5に示す製造装置において、捻り治具542、544は、もはやU字導体の端部を周方向に捻り整形する必要がないので省略することができ、それとともに捻り治具542、544を回動、昇降する機構も省略することができ、製造装置の簡素化と作業、制御の容易化、信頼性の向上を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1の車両用交流発電機の縦断面図である。
【図2】 図1のU字導体の模式斜視図である。
【図3】 図1のステータコアの部分断面図である。
【図4】 U字導体のスロット挿通状態を示す模式斜視図である。
【図5】 捻り整形装置の模式縦断面図である。
【図6】 図5の捻り治具の平面図である。
【図7】 第一の捻り整形方法で作製したステータコイルの部分径方向展開図である。
【図8】 図7に示すステータコイルの部分正面図である。
【図9】 第二の捻り整形方法で作製したステータコイルの部分径方向展開図である。
【図10】 図9に示すステータコイルの部分正面図である。
【図11】 U字導体の捻り整形角度とコイルエンド全長との関係を説明するための参考図である。
【図12】 U字導体の捻り整形角度とコイルエンド全長との関係を説明するための参考図である。
【符号の説明】
31 ステータコイル
33 U字導体
331 大セグメント
332 小セグメント
331f、331g、332f、332g 端部
Claims (4)
- 周方向に所定数のスロットを有するステータコアと、
略U字形状の曲部と前記曲部の両端からそれぞれ直線状に伸びる一対の脚部とを有し、前記一対の脚部が一対の前記スロットに軸方向一側から個別に挿通されている所定数のU字導体により構成されるステータコイルと、
を有し、
前記各U字導体の前記両脚部は、前記スロットに収容されるスロット導体部と、前記スロット導体部から前記スロットの軸方向他側へ突出して周方向および軸方向へ伸び先端が順次接合された端部とを有し、
前記各U字導体の前記端部は、前記ステータコイルの一方のコイルエンドを構成し、前記各U字導体の前記曲部は、前記ステータコイルの他方のコイルエンドを構成し、前記スロットは、径方向に複数層に並べられた複数の前記スロット導体部を収容する回転電機のステータの製造方法において、
前記各U字導体の前記両端部の一方は軸方向へ伸びる直線形状とされ、
前記各U字導体を前記スロットへの挿入後に前記各U字導体の前記端部を周方向へ所定角度一斉に捻ることにより前記各U字導体の前記両端部の他方を周方向へ所定角度曲げることを特徴とする回転電機のステータの製造方法。 - 周方向に所定数のスロットを有するステータコアと、
略U字形状の曲部と前記曲部の両端からそれぞれ直線状に伸びる一対の脚部とを有し、前記一対の脚部が一対の前記スロットに軸方向一側から個別に挿通されている所定数のU字導体により構成されるステータコイルと、
を有し、
前記各U字導体の前記両脚部は、前記スロットに収容されるスロット導体部と、前記スロット導体部から前記スロットの軸方向他側へ突出して周方向および軸方向へ伸び先端が順次接合された端部とを有し、
前記各U字導体の前記端部は、前記ステータコイルの一方のコイルエンドを構成し、前記各U字導体の前記曲部は、前記ステータコイルの他方のコイルエンドを構成し、前記スロットは、径方向に複数層に並べられた複数の前記スロット導体部を収容する回転電機のステータの製造方法において、
前記各U字導体を前記スロットへの挿入後に前記各U字導体の前記端部を周方向へ所定角度一斉に捻ることにより前記各U字導体の前記両端部の一方を他方より周方向へ50%以上大きく周方向へ曲げることを特徴とする回転電機のステータの製造方法。 - 多数のU字導体をステータコアのスロットに前記スロット内にて径方向に複数の層を構成するように挿入してそれらの端部を前記ステータコアの端面から軸方向へ突出させる工程と、
前記ステータコアの端面から突出した前記U字導体の前記端部を周方向に所定角度だけ捻り整形し、前記U字導体の前記端部の先端を所定のペアごとに接合してコイルエンド部を形成させるステータの製造方法において、
前記各U字導体を前記スロットへの挿入後に前記各U字導体の前記端部を周方向へ所定角度一斉に捻ることにより前記各層に属する前記U字導体のうち所定の前記層に属する前記U字導体の前記端部のみを周方向に捻り整形し、かつ、残りの前記層に属する前記U字導体の前記端部を捻り整形しないことを特徴とするステータの製造方法。 - 多数のU字導体をステータコアのスロットに前記スロット内にて径方向に複数の層を構成するように挿入してそれらの端部を前記ステータコアの端面から軸方向へ突出させる工程と、
前記ステータコアの端面から突出した前記U字導体の前記端部を周方向に所定角度だけ捻り整形し、前記U字導体の前記端部の先端を所定のペアごとに接合してコイルエンド部を形成させるステータの製造方法において、
前記各U字導体を前記スロットへの挿入後に前記各U字導体の前記端部を周方向へ所定角度一斉に捻ることにより前記各層に属する前記U字導体のうち所定の前記層に属する前記U字導体の前記端部を、残りの前記層に属する前記U字導体の前記端部よりも周方向へ50%以上大きく捻り整形することを特徴とするステータの製造方法。
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