JP3509694B2 - ファクシミリ装置及び通信ネットワークシステム - Google Patents
ファクシミリ装置及び通信ネットワークシステムInfo
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Description
への接続がオプションボードで構成されるファクシミリ
装置及び通信ネットワークシステムに関するものであ
る。
バ、パソコン等を通信ネットワークを用いて相互に接続
した通信ネットワークシステムが普及しつつある。この
ため、近年のファクシミリ装置のなかには、ファクシミ
リ装置本体にオプションボードを追加することによっ
て、通信ネットワークに接続する構成のものがある。
には、通常のFAX送信のように公衆回線網を介してフ
ァクシミリ装置本体で管理される通信に基づく送受信ロ
グと、インターネットFAX送信のようにオプションボ
ード及び通信ネットワークを介してオプションボードで
管理される送受信ログとがある。そして、ファクシミリ
装置本体や通信ネットワークに接続されたパソコン等か
ら送受信ログを照会する場合もある。このため、複数の
種類の送受信ログを複数の要求元からの照会要求に対し
ても容易に応答できるようにする必要がある。
されたものであって、その目的は、送受信ログを効率的
に管理することが可能なファクシミリ装置及び通信ネッ
トワークシステムを提供することにある。
めに、請求項1に記載の発明では、公衆回線網に接続す
る通信に基づく送受信ログを記憶する第1記憶手段を備
えた接続手段と、通信ネットワークへ接続する通信に基
づく送受信ログを記憶する第2記憶手段を備えたオプシ
ョンボードと、該オプションボードを装備するオプショ
ンボードスロット部と、前記接続手段を介した通信に基
づく送受信ログを前記第1記憶手段に記憶させる第1制
御手段と、前記オプションボードを介した通信に基づく
送受信ログを前記第2記憶手段に記憶させる第2制御手
段とを備えた。
載のファクシミリ装置において、前記送受信ログは、相
手先のFAX番号,通信開始時刻,通信時間,原稿枚
数,解像度,符号化方式,通信結果,通信オプションに
関する情報を含んで構成される。
載のファクシミリ装置において、前記通信オプション
は、同報送信,時刻指定通信,親展通信に関する情報を
含んで構成される。請求項4に記載の発明では、請求項
1〜請求項3のうち何れか1項に記載のファクシミリ装
置が接続された通信ネットワークシステムであって、メ
ールサーバと通信端末装置とを備え、前記メールサーバ
は、前記通信端末装置により受信した電子メールを前記
ファクシミリ装置に対して同報送信する。
いて、特許請求の範囲または課題を解決するための手段
に記載の「第1接続手段」はNCU21に相当し、同じ
く「第2接続手段」はオプションボード30に相当し、
同じく「第1記憶手段」はRAM13に相当し、同じく
「第2記憶手段」はRAM33に相当し、同じく「制御
手段」はMPU11、ROM12、及びRAM13に相
当する。
リ装置の一実施形態を図面を用いて説明する。
テムは、電話回線L1を有するファクシミリ装置(FA
X)1、専用回線L2を介してインターネットに接続さ
れたゲートウェイ2、メールサーバ3、複数のパソコン
4及び各装置1〜4間を相互に接続するハブ(HUB)
5、トランシーバ6、イーサネット(登録商標)ケーブ
ル7、AUIケーブル8、ツイストペアケーブル9から
構成されている。
ールサーバ3及びパソコン4は、ツイストペアケーブル
9を介してハブ5に接続されている。ハブ5は、AUI
ケーブル8を介してトランシーバ6に接続されている。
トランシーバ6は、イーサネットケーブル7を介して他
のトランシーバ6と接続されている。ファクシミリ装置
1、ゲートウェイ2、メールサーバ3及びパソコン4
は、ツイストペアケーブル9に接続するためのインター
フェースを内蔵している。ハブ5は、ツイストペアケー
ブル9とAUIケーブル8とを接続するために設けられ
るとともに、通信ネットワークTの接続において集線装
置として機能する。トランシーバ6は、AUIケーブル
8とイーサネットケーブル7とを接続するために設けら
れている。
T上のクライアントとして、メールアドレスを有してい
る。ゲートウェイ2は、通信ネットワークT上以外の他
の装置との間の通信を制御する通信プロトコルを備えて
いる。また、ゲートウェイ2は、通信ネットワークTへ
の不正進入を防止するためのファイアウォール機能も備
えている。
通信プロトコル(SMTP、POP3等)を備えてい
る。この電子メールに画データを添付して送信すると、
インターネットFAXを実現することができる。
御するための制御部、各種情報を表示するためのLCD
等からなる表示部、その表示部に表示された各種情報に
対して指示をするとともに、所定の文字等を入力するた
めのキーボード及びマウス、ハードディスク等からなる
記憶部等を備えている。また、複数のパソコン4は、フ
ァクシミリ装置1、ゲートウェイ2、メールサーバ3及
び他のパソコン4との間、並びにファクシミリ装置1ま
たはメールサーバ3及びゲートウェイ2を介して外部の
ファクシミリ装置との間で、送受信を行うための通信プ
ロトコルを備えている。また、複数のパソコン4は、通
信ネットワークT上のクライアントとして、メールアド
レスを有している。
は、ファクシミリ装置本体1aとオプションボード30
とから構成されている。ファクシミリ装置本体1aは、
MPU11、ROM12、RAM13、読取部14、記
録部15、操作部16、表示部17、画像メモリ18、
コーデック19、モデム20、NCU21及びオプショ
ンボードスロット部22から構成されるとともに、各部
11〜22がバス23を介してそれぞれ接続されてい
る。
する各部を制御する。ROM12は、ファクシミリ装置
1を制御するためのプログラムを記憶する。RAM13
は、ファクシミリ装置1の送受信に関する各種情報を一
時的に記憶する。具体的には、RAM13は、通常のF
AX及びサリュテーションFAXの送信ログ及び受信ロ
グと、メールサーバ3及びゲートウェイ2を介したイン
ターネットFAXの送信ログ及び受信ログとを記憶する
送信ログ領域13a及び受信ログ領域13bを備えてい
る。また、RAM13は、ジョブを記憶するキュー13
cを備えている。
取って、白黒2値のイメージデータを出力する。記録部
15は、電子写真方式のプリンタよりなり、受信画デー
タの記録動作やコピー動作において、受信された画デー
タ或いは読取部14にて読み取られた原稿の画データを
記録紙上に記録する。
テンキー(*,#キーを含む)16a、短縮番号の登録
又は短縮番号から発信するための短縮キー16b、予め
登録した電話番号又はFAX番号をワンタッチで指定す
るためのワンタッチキー16c、原稿の読み取り動作を
開始させるためのスタートキー16d、「通信(FA
X)」動作又は「コピー」動作を設定するための通信/
コピーキー16e等の各種操作キーを備えている。LC
D等よりなる表示部17は、ファクシミリ装置本体1a
の動作状態等の各種情報の表示を行う。
14で読み取られて2値化され、コーデック19でMM
R方式に従って符号化された画データを一時的に記憶す
る。また、画像メモリ18は、パソコン4からオプショ
ンボードスロット部22を介して送出されてきた画デー
タを一時的に記憶する。
られた画データを送信のためにMH,MR,MMR方式
等に従って符号化(エンコード)する。また、コーデッ
ク19は、受信画データを復号(デコード)する。
従ったファクシミリ伝送制御手順及びV.17,V.2
7ter,V.29等に従った送受信データの変調及び
復調を行う。NCU21は、電話回線L1の閉結及び開
放を行うとともに、相手先のFAX番号に対応したダイ
ヤル信号の送出及び着信を検出する機能等を備えてい
る。
信ネットワークTに接続するためのオプションボード3
0が装備される。すなわち、このオプションボード30
をオプションボードスロット部22に装備すると、通信
ネットワークTへの接続が可能となる。
は、MPU31、ROM32、RAM33、画像メモリ
34、データ変換部35、PCカード用インターフェー
ス36、PCカード型メモリ37、通信プロトコル制御
部38及びネットワークインターフェース39から構成
されるとともに、各部31〜36,38がバス40を介
してそれぞれ接続されている。
成する各部を制御する。ROM32は、オプションボー
ド30を制御するための基本的なプログラムを記憶す
る。RAM33は、オプションボード30に関する各種
情報を一時的に記憶する。画像メモリ34は、パソコン
4から送出されてくる画データを記憶する。
ネットワークTを介して送出されてくるTIFF、BM
P、GIF、JPEG、PCX、DCX等の画データ
を、MH、MR、MMR方式やTIFF−MH,TIF
F−MR,TIFF−MMR方式等の画データに変換す
る。また、これとは逆に電話回線L1を介して受信した
MH、MR、MMR方式やTIFF−MH,TIFF−
MR,TIFF−MMR方式等の画データを、複数のパ
ソコン4にとって扱い易い形式にするために、TIF
F、BMP、GIF、JPEG、PCX、DCX等の画
データに変換する。
PU31からの制御信号に基づいて、PCカードアダプ
タ36aを介してPCカード型メモリ37にアクセスす
る。PCカード型メモリ37は、「PC Card Standard」
に準拠し、例えばフラッシュメモリ(EEPROM)で
構成され、オプションボード30を介する送受信に関す
るデータを記憶する。すなわち、ファクシミリ装置1の
電源が停止された場合や停電が発生した場合でも、送受
信に関するデータを消失することがないようにしている
のである。
クインターフェース39を介して通信ネットワークT上
の他の装置との間や、ネットワークインターフェース3
9及び公衆回線網等を介して通信ネットワークT上以外
の他の装置との間の通信を制御する通信プロトコルを備
えている。具体的には、例えばSMTP(メール送信プ
ロトコル)、POP3(メール受信プロトコル)、IT
U−T勧告T.30すなわちファクシミリ伝送制御手順
の通信プロトコル、サリュテーション(Salutation)・
コンソーシアムで規定されたサリュテーション用通信プ
ロトコル等を備えている。
通常のFAX及びサリュテーションFAXの送信時の動
作について説明する。先ず、ファクシミリ装置本体1a
における送信指示から送信ジョブの書き込みまでの送信
指示処理について、図4(a)に示すフローチャートを
用いて説明する。なお、この動作は、ROM12に記憶
されたプログラムに基づき、MPU11の制御により実
行される(以下、ファクシミリ装置本体1aの動作に同
じ)。
通常のFAXの送信指示が行われる。具体的には、通信
/コピーキー16eが操作されて通信(FAX)モード
に切り換えられた後、原稿が読取部14に載置される。
そして、通常のFAX送信の場合は、相手先のFAX番
号が入力されて、スタートキー16dが操作される。
4で読み取られ、その読み取られた原稿の画データがコ
ーデック19でMMR方式等に従って符号化された後、
画像メモリ18に記憶される。
AM13のキュー13cに書き込まれる。次に、いずれ
かのパソコン4によるサリュテーションFAXの送信指
示から送信ジョブの書き込みまでの送信指示処理につい
て、図4(b)に示すフローチャートを用いて説明す
る。なお、この動作は、ROM32に記憶されたプログ
ラムに基づき、MPU31の制御により実行される。
ソコン4から送信ジョブと画データとがオプションボー
ド30に転送されて、それらがオプションボード30で
受信される。
ード30の画像メモリ34に画データが記憶される。ス
テップS13においては、送信ジョブがRAM13のキ
ュー13cに書き込まれる。
れかのパソコン4からの送信ジョブに基づいて、通常の
FAX又はサリュテーションFAXで画データを送信す
るときの動作について、図5に示すフローチャートを用
いて説明する。
キュー13cから送信ジョブが読み出される。ステップ
S22においては、その送信ジョブに基づいて、ファク
シミリ装置本体1aの画像メモリ18又はオプションボ
ード30の画像メモリ34に記憶されている画データが
読み出される。
て通常のFAX送信又はサリュテーションFAX送信が
実行される。すなわち、通常のFAX又はサリュテーシ
ョンFAXで相手先に画データが送信される。
キュー13cから送信ジョブが削除される。ステップS
25においては、送信ログデータが作成され、その送信
ログデータがRAM13の送信ログ領域13aに記憶さ
れる。
通常のFAX及びサリュテーションFAXの受信処理に
ついて、図6に示すフローチャートを用いて説明する。
ステップS31においては、NCU21で着信が検出さ
れると、画データが受信されて、その画データが画像メ
モリ18に記憶される。
タが作成され、その受信ログデータがRAM13の受信
ログ領域13bに記憶される。ステップS33において
は、配信が必要か否かが判断される。具体的には、サリ
ュテーションFAXの場合には、サリュテーション・フ
ァクシミリ伝送制御手順で示された配信先のユーザ名が
格納されているか否かに基づいて、配信が必要か否かが
判断される。そして、配信が必要である場合は、ステッ
プS34に移行する。一方、配信が必要でない場合、つ
まり通常のFAXの場合は、ステップS35に移行す
る。
づいて、画データの配信処理が行われる。ステップS3
5においては、通常のFAXの印刷処理が実行される。
インターネットFAXの送信時の動作について説明す
る。先ず、ファクシミリ装置本体1aにおける送信指示
から送信ジョブの書き込みまでの送信指示処理につい
て、図7(a)に示すフローチャートを用いて説明す
る。
らインターネットFAXの送信指示が行われる。具体的
には、相手先のアドレスが入力されて、スタートキー1
6dが操作される。
14で読み取られ、その読み取られた原稿の画データが
コーデック19でMMR方式等に従って符号化された
後、画像メモリ18に記憶される。
RAM13のキュー13cに書き込まれる。次に、ファ
クシミリ装置本体1aから送信ジョブに基づいて、イン
ターネットFAXで画データを送信するときの動作につ
いて、図8に示すフローチャートを用いて説明する。
キュー13cから送信ジョブが読み出される。ステップ
S52においては、その送信ジョブに基づいて、ファク
シミリ装置本体1aの画像メモリ18に記憶されている
画データが読み出される。
てインターネットFAX送信が実行される。具体的に
は、オプションボード30を介して、メールサーバ3に
電子メール形式の画データが転送される。そして、ゲー
トウェイ2を介して、インターネットFAXで相手先に
画データが送信される。
キュー13cから送信ジョブが削除される。ステップS
55においては、送信ログデータが作成され、その送信
ログデータがRAM13の送信ログ領域13aに記憶さ
れる。
インターネットFAXの受信処理について、図9に示す
フローチャートを用いて説明する。ステップS61にお
いては、ゲートウェイ2を介してメールサーバ3でイン
ターネットFAXの受信が実行されると、受信メールが
オプションボード30を介してファクシミリ装置本体1
aに転送されて、画像メモリ18に受信メールが記憶さ
れる。
タが作成され、その受信ログデータがRAM13の受信
ログ領域13bに記憶される。ステップS63において
は、インターネットFAX受信に伴う印刷処理が実行さ
れる。
記憶された送信ログ及び受信ログ領域13bに記憶され
た受信ログに基づいて、通信管理記録を出力するときの
動作について、図10に示すフローチャートを用いて説
明する。
はいずれかのパソコン4からの指示に基づいて、送信ロ
グ領域13aに記憶された送信ログデータ及び受信ログ
領域13bに記憶された受信ログデータが読み出され
る。
X、サリュテーションFAX及びインターネットFAX
の送受信ログに基づいて、通信管理記録が作成される。
具体的には、通常のFAXの場合は、図11に示すよう
に、「相手先のFAX番号」、「通信開始時刻」、「通
信時間」、「原稿枚数」、「モード(解像度)」、「符
号化方式」、「通信結果」、「通信オプション」の各項
目からなる通信管理記録が送受信毎にそれぞれ作成され
る。ここで、「通信オプション」としては、同報送信、
時刻指定通信、親展通信等の応用通信がある。
上記通常のFAXにおける各項目に加えて、「ユーザ
名」の項目が付加された通信管理記録が送受信毎にそれ
ぞれ作成される。
図12に示すように、「相手先のメールアドレス」、
「通信開始時刻」、「データ量(バイト数)」、「原稿
枚数」、「モード(解像度)」、「符号化方式」、「通
信結果」、「通信オプション」の各項目からなる通信管
理記録が送受信毎にそれぞれ作成される。
はいずれかのパソコン4からの指示に基づいて、通信管
理記録が出力される。すなわち、操作部16からの指示
の場合は、通信管理記録が記録部15で記録紙に記録さ
れる。一方、いずれかのパソコン4からの指示の場合
は、指示されたパソコン4に通信管理記録が転送され
る。そして、指示したパソコン4の画面に通信管理記録
が表示される。
ば、次のような作用、効果を得ることができる。 ・通常のFAX、サリュテーションFAX及びインター
ネットFAXの送受信ログデータが、RAM13の送信
ログ領域13aと受信ログ領域13bとに記憶されてい
る。すなわち、ファクシミリ装置本体1a及びいずれか
のパソコン4からの指示に基づいて、ファクシミリ装置
本体1aで行われる通常のFAX送受信及びサリュテー
ションFAX送受信と、ファクシミリ装置本体1aから
の指示に基づいて、メールサーバ3を介して行われるイ
ンターネットFAX送受信との送受信ログデータがRA
M13の送信ログ領域13aと受信ログ領域13bとに
記憶されている。このため、ファクシミリ装置本体1a
やオプションボード30及び通信ネットワークを介して
接続されたパソコン4等から複数の種類の送受信ログを
照会する場合であっても、容易に応答することができ
る。従って、送受信ログを効率的に管理することができ
る。その結果、送受信ログに基づく通信管理記録の作成
も容易となる。
て具体化することも可能である。 ・前記実施形態では、ファクシミリ装置本体1aのRA
M13において送受信ログを管理する構成であったが、
これに代えて、オプションボード30のRAM33にお
いて送受信ログを管理する構成にしても良い。このよう
に構成すれば、例えばパソコン4からの送受信ログの照
会は、オプションボード30のRAM33に対して行う
ことができる。このため、パソコン4から送受信ログへ
のアクセスが向上される。従って、送受信ログを効率的
に管理することができる。
AM13と、オプションボード30のRAM33との両
方で送受信ログを管理する構成にしても良い。なお、こ
のように構成する場合には、ファクシミリ装置本体1a
のRAM13に記憶する送受信ログと、オプションボー
ド30のRAM33に記憶する送受信ログとの同一性を
維持する必要がある。具体的には、送受信ログに対して
ログデータの更新を行うときに、ファクシミリ装置本体
1aのRAM13と、オプションボード30のRAM3
3との両方に対して、ログデータの更新を行う必要があ
る。しかしながら、このように構成すれば、例えばパソ
コン4からの送受信ログの照会は、オプションボード3
0のRAM33に対して行うことができ、操作部16か
らの送受信ログの照会は、RAM13に対して行うこと
ができる。このため、パソコン4及び操作部16から送
受信ログへのアクセスが向上される。従って、送受信ロ
グを効率的に管理することができる。
介さない電子メール、すなわちパソコン4からメールサ
ーバ3及びゲートウェイ2を介した電子メールを、メー
ルサーバ3のSMTPプロトコルを用いてファクシミリ
装置本体1aに同報送信させて、パソコン4からの送受
信ログも、RAM13、オプションボード30のRAM
33又はRAM13とオプションボード30のRAM3
3との両方で管理する構成にしても良い。
求項以外の技術的思想について、以下にそれらの効果と
共に記載する。 〔1〕通信は、ファクシミリ通信であるファクシミリ装
置。なお、ファクシミリ通信は、前記実施形態における
通常のFAX、サリュテーションFAX及びインターネ
ットFAXに相当する。このように構成すれば、ファク
シミリ通信に基づく送受信ログを効率的に管理すること
ができる。
ルサーバと通信端末装置とを備え、メールサーバは、通
信端末装置からの電子メールをファクシミリ装置に対し
て同報送信する通信ネットワークシステム。なお、通信
端末装置は、前記実施形態におけるパソコン4に相当す
る。このように構成すれば、ファクシミリ装置を介さな
い電子メールであっても、少なくとも第1又は第2記憶
手段で送受信ログを効率的に管理することができる。
ため、次のような効果を奏する。請求項1〜請求項4の
いずれか1項に記載の発明によれば、送受信ログを効率
的に管理することができる。
ク図。
処理を示すフローチャート。 (b)パソコンからの送信指示処理を示すフローチャー
ト。
ュテーションFAXで画データを送信するときの動作を
示すフローチャート。
びサリュテーションFAXの受信処理を示すフローチャ
ート。
示すフローチャート。
で画データを送信するときの動作を示すフローチャー
ト。
チャート。
するときの動作を示すフローチャート。
示す説明図。
理記録を示す説明図。
U、12…制御手段を構成するROM、13…制御手段
及び第1記憶手段を構成するRAM、21…第1接続手
段としてのNCU、30…第2接続手段としてのオプシ
ョンボード、33…第2記憶手段としてのRAM、T…
通信ネットワーク。
Claims (4)
- 【請求項1】 公衆回線網に接続する通信に基づく送受
信ログを記憶する第1記憶手段を備えた接続手段と、 通信ネットワークへ接続する通信に基づく送受信ログを
記憶する第2記憶手段を備えたオプションボードと、 該オプションボードを装備するオプションボードスロッ
ト部と、 前記接続手段を介した通信に基づく送受信ログを前記第
1記憶手段に記憶させる第1制御手段と、 前記オプションボードを介した通信に基づく送受信ログ
を前記第2記憶手段に記憶させる第2制御手段とを備え
たファクシミリ装置。 - 【請求項2】 前記送受信ログは、相手先のFAX番
号,通信開始時刻,通信時間,原稿枚数,解像度,符号
化方式,通信結果,通信オプションに関する情報を含ん
で構成される請求項1に記載のファクシミリ装置。 - 【請求項3】 前記通信オプションは、同報送信,時刻
指定通信,親展通信に関する情報を含んで構成される請
求項2に記載のファクシミリ装置。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3のうち何れか1項に
記載のファクシミリ装置が接続された通信ネットワーク
システムであって、 メールサーバと通信端末装置とを備え、 前記メールサーバは、前記通信端末装置により受信した
電子メールを前記ファクシミリ装置に対して同報送信す
る通信ネットワークシステム。
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