JP3720788B2 - 投影露光装置及びデバイス製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は露光装置に関し、特に露光光として波長200nm〜10nmの領域の光を用い、反射型マスクの電子回路等の微細パターンを基板に転写する露光装置及びその露光装置を用いたデバイス製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
微細パターンをもつ半導体回路素子などを製造する方法として、例えば波長13.4nmのEUV光を用いた縮小投影露光方法がある。この方法では、回路パターンが形成されたマスクをEUV光で照明し、マスク上のパターンの像をウエハ面に縮小投影し、その表面のレジストを露光してパターンを転写する。
【0003】
従来のEUV縮小投影露光のための装置としては、例えば第14図にて示す構成のものが考案されている。ここで図14は従来のEUV縮小投影露光装置の要部概略図、図15は従来の反射型インテグレータの摸式的斜視図、図16は従来のマスク面上の照明領域を示す図である。
【0004】
各図中において、1001はEUV光の発光点、1002はEUV光束、1003はフィルタ、1004は第1の回転放物面ミラー、1005は反射型インテグレータ、1006は第2の回転放物面ミラー、1007は反射型マスク、1008は投影光学系を構成する複数のミラー系、1009はウエハ、1010はマスクステージ、1011はウエハステージ、1012は円弧状の開口を有するアパーチャ、1013はレーザー光源、1014はレーザー集光光学系、1015はマスク面上の照明領域、1016は露光が行われる円弧状領域、1017は真空容器である。
【0005】
従来のEUV縮小投影露光装置は、EUV光源、照明光学系、マスク1007、投影光学系1008、ウエハ1009、マスク又はウエハを搭載したステージ1010、1011、マスクやウエハの位置を精密にあわせるアライメント機構(不図示)、EUV光の減衰を防ぐために光学系全体を真空に保つための真空容器1017と排気装置(不図示)、などからなる。
【0006】
EUV光源としてはレーザープラズマやアンジュレータなどが用いられる。照明光学系ではEUV光発光点1001からのEUV光1002を第1の回転放物面ミラー1004で集光し、反射型インテグレータ1005に照射して複数の2次光源を形成し、さらにこの複数の2次光源からのEUV光のそれぞれがマスク1007上で重畳されるように第2の回転放物面ミラー1006で集光しマスク1007を均一に照明する。
【0007】
反射型マスク1007は、例えば多層膜反射鏡の上にEUV吸収体などからなる非反射部を設けた転写パターンが形成されたものである。反射型マスク1007で反射された回路パターンの情報を有するEUV光は、投影光学系1008によってウエハ1009面上に結像する。投影光学系1008は光軸中心に対して軸外の細い円弧状の領域が良好な結像性能をもつように設計されている。従って露光はこの細い円弧状領域のみが利用されて行われるように、ウエハ1009直前に円弧状の開口をもったアパーチャ1012が設けられている。そして矩型形状をしたマスク全面のパターンを転写するため、反射型マスク1007とウエハ1009が同時にスキャンされ露光が行われる。ここで投影光学系1008は複数の多層膜反射鏡によって構成され、マスク1007上のパターンをウエハ1009表面に縮小投影する構成となっており、通常、像側テレセントリック系が用いられている。なお、物体側(反射型マスク側)は、反射型マスク1007に入射する照明光束との物理的干渉を避けるために、通常、非テレセントリックな構成となっている。
【0008】
図14において、照明光学系は、第1の回転放物面ミラー1004、反射型インテグレータ1005、第2の回転放物面ミラー1006で構成される。反射型インテグレータ1005には、図15に示すような微小な凸または凹面を2次元に多数配列したフライアイミラーが用いられる。
【0009】
レーザー光源1013からのレーザー光はレーザー集光光学系1014により発光点1001の位置にある不図示のターゲットに集光され、高温のプラズマ光源1001を生成する。このプラズマ光源から熱輻射により放射されたEUV光1002は第1の回転放物面ミラー1004で反射して平行なEUV光束となる。この光束が反射型インテグレータ1005で反射して、多数の2次光源を形成する。
【0010】
この2次光源からのEUV光は第2の回転放物面ミラー1006で反射して反射型マスク1007を照明する。ここで該2次光源から第2の回転放物面ミラー1006、第2の回転放物面ミラー1006から反射型マスク1007までの距離は、第2の回転放物面ミラー1006の焦点距離にほぼ等しく設定されている。すなわち、2次光源の位置に第2の回転放物面ミラー1006の焦点が位置しているので2次光源の1つから出たEUVは反射型マスク1007を平行光束で照射する。投影光学系1008は2次光源の像が投影光学系1008の入射瞳面に投影される様に設計されており、これによりケーラー照明の条件が満たされている。即ち反射型マスク1007上のある1点を照明するEUV光は全ての2次光源から出たEUV光の重なったものである。
【0011】
マスク面上の照明領域1015の形状は、図16に示すように反射型インテグレータ1005の構成要素である凸又は凹面ミラーの形状と相似であり、実際に露光が行われる円弧状領域1016を含むほぼ矩型形状の領域であるために、露光領域1016以外の部分に多くのEUV光が照射され、この露光に寄与しないEUV光は露光領域を規定するアパーチャ1012により遮光される。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来のEUV縮小投影露光装置は、反射型マスクを使用しており、その反射型マスクに対して同じ側に照明系と投影光学系とが配置されるので、露光装置全体の大きさをある程度コンパクトにしようとすると、その照明系や投影光学系等を構成する様々な光学部材どうしが物理的に干渉しかねないという問題点があった。
【0013】
また、円弧状のアパーチャをウエハ直前に配置しようとすると投影系ミラーと物理的に干渉しかねないという問題点もあった。
【0014】
上記従来のEUV縮小投影露光装置の問題点に鑑み、本発明の目的は、反射型マスクを使用した場合に、露光装置全体の大きさをある程度コンパクトにした場合にも、露光装置を構成する光学部材どうしが物理的に干渉しあわない投影露光装置及びこれを用いた半導体デバイス製造装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】
請求項の投影露光装置は、光源からの光で反射型マスクを照明し、該照明された反射型マスクのパターンを投影光学系により基板に投影する投影露光装置において、前記投影光学系は絞りを有し、該絞りは、前記投影光学系の開口数を調整するための第1の開口部と、前記反射型マスクからの光が通過するための第2の開口部を持つことを特徴とする。
【0018】
請求項の投影露光装置は、請求項1の投影露光装置において、前記反射型マスクを照明する光も、前記第2の開口部を通過することを特徴とする。
【0019】
請求項の投影露光装置は、請求項の投影露光装置において、前記第1の開口部は略円形状であり、前記第2の開口部は略円弧形状であることを特徴とする。
【0020】
請求項の発明の投影露光装置は、請求項の投影露光装置において、前記第1の開口部はその大きさが可変であることを特徴とする。
【0022】
請求項のデバイス製造方法は、請求項1乃至のいずれか投影露光装置を用いてデバイスパターンで基板を露光する段階と、前記露光された基板を現像する段階とを有することを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施例について詳細に説明する。
【0024】
図1は本発明の第1の実施例の要部概略図である。同図において、1は励起レーザー光、2はEUV光を放射するプラズマ発光点、3aはプラズマ生成のターゲットとなる液滴を噴射するノズル、3bは励起レーザー光が照射されなかった液滴を回収して再利用するための液滴回収部、4は集光ミラー、5はミラー4により集光されたEUV光束、6はフィルタ、7は真空を保ったままEUV光束を通過させる窓部、8、10a、10b、10cは回転放物面等のミラー、201a、201bは複数の凹面ミラーからなる第1のインテグレータであって切り替えて用いる。11は複数の円筒面ミラーを有する第2のインテグレータ、12は第2のインテグレータからの光束を収束するための集光ミラー、13は光束を折り返す平面ミラー、14はマスキングブレード、16は反射型マスク、17はマスクステージである。18a〜18fは投影光学系を構成しており、19は円弧形状の開口を有しその開口が可変である可変スリット、20は感光材が塗布されたウエハ、21はウエハステージ、22、23はEUV光の減衰を防ぐために光学系全体を真空に保つための真空容器である。
【0025】
不図示の励起レーザー光源及び集光光学系から成る励起レーザー部から放射された、高出力の励起パルスレーザー光1は、発光点2の位置に集光するように構成されており、レーザープラズマ光源部を形成している。このレーザープラズマ光源のターゲットとなる液滴(例えばXeから成る)は、ノズル3aから一定の時間間隔で連続的に噴射され、集光点2を通過するようになっている。そして上記のように噴射された液滴が、ちょうど2の位置にきた時に、励起パルスレーザー光1がその液滴を照射することで高温のプラズマ発光点2を生成し、このプラズマからの熱輻射によってEUV光が発生する。
【0026】
なお、本実施例ではターゲットとしてXeの液滴を用いた形態を示しているが、ターゲットとしてはXeガスをノズルから真空中に噴射して、断熱膨張により生じるクラスタを用いたり、Xeガスを金属表面で冷却して固体化したものを用いたり、CuやSn等の金属を用いたものを選択してもよいことは言うまでもない。あるいは、EUV光源としてアンジュレータを用いても本発明の本質は変わらない。
【0027】
プラズマ発光点2から放射されたEUV光は、回転楕円ミラー4により集光されて、EUV光束5として取りだされ、プラズマや周辺からの飛散粒子をカットしたり、EUV露光に不要な波長をカットするためのフィルタ6を透過する。次にこのEUV光束5は真空容器21と22の境界面に設けられた窓部7を通過して、回転放物面ミラー8により反射することで略平行光束8'となる。なお、上記の回転楕円ミラー4は、EUV光を効率良く反射するための反射多層膜が成膜されており、高温のプラズマ2からの放射エネルギーを一部吸収するために、露光中に高温になる。そのために材質としては熱伝導性の高い材料を用いるとともに、不図示の冷却手段を有しており、常に冷却されている。
【0028】
同様に、以下では特に明示しないが、光学系に用いられている各ミラーの反射面には、EUV光を効率良く反射するための反射多層膜が成膜されている。その各ミラーも、材質としては熱伝導性の高い材料を用いるとともに、不図示の冷却手段を有していてもよい。
【0029】
次に、平行光束となったEUV光8’は、複数の小さな凹面ミラーが2次元的に配列した面を有する第1のインテグレータ201aに入射することで、各凹面ミラーにより多数の光スポットを形成し、これにより点光源アレイ202が空間中に形成される。この点光源アレイ202から放射されるEUV光を放物面ミラー10aにより集光してその後側焦点位置に重畳することにより、ほぼ均一な強度分布をもつ2次光源像24が形成される。
【0030】
ここで第1のインテグレータ201aについて、第2図を用いて説明する。図2(a)は第1のインテグレータを反射面から見た概略図であって、210は複数の小さな凹面ミラーの一つを指している。この凹面ミラーの面形状はほぼ球面であって、同じ形状のミラーがあたかもハエの目の様に2次元に多数配列されている。同図においては一つの凹面ミラー210の外形を6角形としてハニカム構造となるように配列されているが、外形が4角形で格子状に配列しているものであってもよい。このように一体化された多数のミラー面に対して、入射したEUV光が高効率で反射するように反射多層膜が形成されている。
【0031】
図2(b)は第1のインテグレータ201aの多数のミラー面210のうちの連続した任意の3つを取り出して、光束が入射している状態を側面から示したものである。すなわち凹面ミラー210'は、ミラー210の断面図である。同図に示すように、EUV光束8’は凹面ミラー210'に入射すると、その焦点位置202に集光される。その隣のミラーについても同様である。従って、第1インテグレータはこのようなミラーが図2(a)の様に並んでいるので、この反射面に入射したEUV光束8’は、焦点位置202に各ミラー面の並びに対応した多数の光スポットを形成する。すなわち、これが点光源アレイ202となる。
【0032】
前述したように形成された2次光源像24からのEUV光束は、回転放物面ミラー10bおよび10cによって、光束径が所望の大きさに変倍され且つ光束径内においてほぼ均一な強度のEUV光束11’となり、第2の反射型凸円筒面インテグレータ11に入射する。
【0033】
なお、この第1のインテグレータの機能を複数のインテグレータを用いて実現することとしても良い。
【0034】
次に、第2のインテグレータ11によって被照射面上の円弧領域を均一に照明する原理について、図3〜図6を用いて詳細に説明する。
【0035】
図3(a)は複数の凸円筒面をもった反射型凸円筒面インテグレータに平行光が入射した場合の摸式的斜視図であって、EUV光束11’は図示した方向から入射する。また図3(b)は、(a)と同様の効果を有する複数の凹円筒面をもった反射型凹円筒面インテグレータの模式的斜視図である。図1のインテグレータ11は、図3(a)で示されるような反射型凸円筒面インテグレータであるが、図3(b)で示されるような、反射型凹円筒面インテグレータでも、あるいはこれらの凹凸の組み合わせであっても良い。
【0036】
図4は反射型凸円筒面インテグレータの摸式的断面図、図5は反射型凸円筒面インテグレータの円筒面でのEUV光反射の説明図、図6は反射型凸円筒面インテグレータの円筒面で反射したEUV光束の角度分布図である。
【0037】
各図中、符号11は反射型凸円筒面インテグレータを示している。
【0038】
図3(a)の様に、複数の円筒面をもったインテグレータ11にほぼ平行なEUV光束11’を入射すると、このインテグレータによって2次光源が形成されると共に、この2次光源から放射されるEUV光の角度分布が円錐面状となる。次にこの2次光源位置を焦点とする反射鏡で前記EUV光を反射してマスクあるいはマスクと共役な面を照明することにより、円弧形状の照明が可能となる。
【0039】
複数の円筒面をもった反射型インテグレータの作用を説明するために、まず、一つの円筒面反射鏡に平行光が入射した場合の反射光の振る舞いについて図5を用いて述べる。今、一つの円筒面にその中心軸に垂直な面に対してθの角度で平行光を入射する場合を考える。平行な入射光の光線ベクトルを
=(0,−cosθ,sinθ)
円筒面形状の反射面の法線ベクトルを
n=(−sinα,cosα,0)
とすると、反射光の光線ベクトルは
=P−2(P・n)n
=(−cosθ×sin2α,cosθ×cos2α,sinθ)
となる。このとき反射光の光線ベクトルを位相空間にプロットすれば、図6に示すようにxy平面上で半径cosθの円となる。即ち、反射光は円錐面状の発散光となり、この円錐面の頂点の位置に2次光源が存在することになる。この2次光源はインテグレータ11の円筒面が凹面であれば反射面の外部に実像として存在し、凸面であれば反射面の内部に、虚像として存在することになる。また図4に示すように反射面が円筒面の一部に限られていて、その中心角が2φである場合は、図6に示すように反射光の光線ベクトルPの存在範囲はxy平面上で中心角4φの円弧601となる。
【0040】
次に、上述した円筒面反射鏡に平行光が入射して形成される2次光源の位置に焦点をもつ、焦点距離fの回転放物面反射鏡と、さらにこの反射鏡からfだけ離れた位置に被照射面を配置した場合を考える。2次光源から出た光は円錐面状の発散光になり焦点距離fの反射鏡で反射したのち、平行光となる。このときの反射光は半径f×cosθで中心角4φの円弧状断面のシートビームになる。従って図6で示した様に、被照射面上の半径f×cosθで中心角4φの円弧状領域601のみが照明されることになる。
【0041】
これまでは1つの円筒面反射鏡について説明してきたが、次に、図3(a)に示すように多数の円筒面を平行に多数並べた広い面積のインテグレータ11に、太さDの平行光が図示した方向に入射した場合を考える。先の例と同様に反射鏡と焦点距離fだけ離れた位置にマスクを配置したとすれば、円筒面を平行に多数並ベた反射鏡で反射された光の角度分布は先の例と変わらないので、マスク上では半径f×cosθで中心角4φの円弧状領域が照明される。また、マスク上の一点に入射する光は円筒面を平行に多数並べた反射鏡の照射領域全域から到達するので、その角度広がりはD/fとなる。即ち、照明系の開口数はD/(2f)となる。投影光学系のマスク側開口数をNAp1としたとき、コヒーレンスファクタは
σ=D/(2fNAp1
となる。したがってインテグレータ11に入射する平行光の直径を変えることによって、最適なコヒーレンスファクタσに設定することができる。
【0042】
この時、インテグレータ11に入射する平行光11’は、前述したように第一のインテグレータ201aによって、その断面強度が均一化されているので、円弧照明領域において、その円弧に沿った方向(θ方向)についてはインテグレータ11からの複数の光束が重畳されることでその均一性が達成され、円弧に垂直な方向(r方向)については、インテグレータ201aからの複数の光束が重畳されることでその均一性が達成されている。これにより従来よりも、被照射面において照度ムラの少ない、強度の均一な円弧照明を行なうことが可能となる。また、従来のように矩形形状の領域から円弧状の照明領域を切り出すことをしていないため、露光光量の損失が少なくなり、飛躍的に効率がよくなる。
【0043】
ここで、インテグレータ201aと201bの切り替えにより、上述した光束径Dを変えることで照明系のコヒーレンスファクタσを調整する方法について図9を用いて説明する。
【0044】
図9の(a)及び(b)は、第1図のインテグレータ201a及び201bの反射面における多数の凹面ミラーの部分断面を示す要部概略図である。同図に示すように、201aの凹面ミラーの焦点位置と201bの凹面ミラーの焦点位置は、202でほぼ一致するように設計されている。すなわち、焦点距離はほぼ等しいが、射出する光の発散角が異なるように設計されている。具体的には、201aと201bの凹面ミラーの曲率半径は等しく、凹面ミラーの有効径だけが異なるようにしており、201aの有効径901aを201bの有効径901bよりも大きくしている。このように設定した場合、第1のインテグレータへ入射するEUV光束8’に対して、201aによって反射される光束の広がり角902aは、201bによって反射される光束の広がり角902bよりも、口径比に従って大きくなる。
【0045】
ここで図1に戻って説明すると、焦点位置202における点光源アレイからの光束は回転放物面ミラー10aによってフーリエ変換されて、その焦点位置24にていわゆるケーラー照明条件となり、略均一な断面強度の光束となるが、この位置24における光束径は、焦点位置202での光束の広がり角にほぼ比例する。すなわち、図9で示した様に、インテグレータ201aを用いた場合は、広がり角902aが大きいので、位置24における光束径は大きい。一方、インテグレータ201bを用いた場合には、広がり角902bが小さいので、位置24における光束径は小さい。
【0046】
位置24における光束は、回転放物面ミラー10b、10cによって変倍されて光束11’となるので、結果的にインテグレータ201aと201bを切り替えることで第2のインテグレータ11に入射する光束径11’を変えることが可能である。
【0047】
このように光束径11’を所望の径に設定することにより、すでに前述したように、反射マスク16へ入射する照明光のコヒーレントファクタσを、所望の大きさに設定することが可能となる。さらに開口絞り204を用いて光束径を調整することも可能である。また、回転放物面ミラー10b、10cの倍率を変えることによっても光束径を調整することは可能である。
【0048】
本実施例の露光方法について引き続き説明する。図1において第2のインテグレータに入射したEUV光束11’は、上述した原理に基づき、回転放物面ミラー12により集光され、平面ミラー13により折り曲げられ、後述するNA絞り206の開口部及びマスキングブレード14を経て、マスクステージ17に保持された反射型マスク16上に円弧照明領域を形成することで円弧照明を行なう。なおこの円弧状の照明領域の曲率中心は、投影光学系の光軸18AXに一致している。ここでマスキングブレード14は、反射型マスク16に対して所望の露光すべき領域以外をある程度遮光するためのものである。
【0049】
この時、回転放物面ミラー12により集光されたEUV光束12’は、投影光学系を構成するミラー18aと18bの間を通過することが重要である。図14を用いてすでに説明した従来例においては、照明光学系の光束と投影光学系の光束が空間で交差することはなかったが、本実施例のように投影光学系18を構成するミラー18bと反射型マスク16との間隔が狭い場合は、本実施例のように投影光学系のミラー間にEUV光束12’を通すことで、回転放物面ミラー12や平面ミラー13が反射型マスク16と干渉することを避けることができるという効果がある。なお、本実施例では反射型マスク側から数えて1枚目のミラー18aと2枚目のミラー18bの間を、マスクを照明するための光束が通過する構成となっているが、投影光学系の設計に応じて、ある程度間隔が広いミラー間をその光束が通過する構成とすれば上記と同様の効果を奏する。なお、投影系を構成するミラー以外の光学部材(例えば、本実施例のNA絞り206や可変スリット19)とミラーとの間、又はミラー以外の光学部材間をマスクを照明するための光束が通過するようにしても良いのは言うまでもない。
【0050】
次に円弧形状に照明された反射型マスク16からの回路パターン情報を有するEUV反射光は、18a〜18fのミラー及びNA絞り206と円弧可変スリット19から成る投影光学系18により露光に最適な倍率で感光材が塗布された基板としてのウエハ20に投影結像され、回路パターンの露光が行なわれる。上記ウエハ20はウエハステージ21に固定され、投影光学系18の光軸に直交する平面及びこの光軸方向に移動可能であり、その移動は不図示のレーザー干渉計等の測長器で制御されている。そして、投影光学系18の倍率をMとすると、例えば反射型マスク16を投影光学系18の光軸に直交する平面内で速度vで走査すると同時に、ウエハ20を投影光学系18の光軸に直交する平面内で速度v・Mにて同期走査することで、全面露光が行なわれる。
【0051】
次にNA絞り206について図7を用いて説明する。同図において、701は投影系のNAを制限するための開口部であり、702で示した円弧状の開口部は、照明系からの照明光および反射型マスク16からの反射光束を通過させるための開口部である(投影光学系の設計に伴って、この開口部を反射型マスクからの反射光束だけが通過するようにしても良い)。本実施例の投影光学系18においては、ミラー18bの反射面近傍が瞳面となるように設計されているので、この瞳径を絞りで制限することによって、所望の開口数NAを設定することが可能となる。図7では複数の互いに直径が異なる開口部を同心円状に配置したターレットとし、これを図1の206の位置に設置して不図示の回転制御部により所望の開口を瞳面に配置する構成としている。この他にも開口部を1次元に配列して切り替える方法や、開口部の直径を任意に変化させることができる可変開口絞りとしても、もちろんよい。
【0052】
次に円弧可変スリット19について図8を用いて説明する。同図において801は円弧スリットの幅を部分的に変えるための可動エッジ部であり、802は投影光学系のミラー18fの外形に沿って設置された固定エッジ部である。この円弧可変スリット19は、図1で示したように投影光学系18の中間結像位置(反射型マスク16のパターンの中間像が形成される位置)若しくはその近傍に配置されている(なお、ここでの「中間像」は反射型マスク16のパターンを厳密に結像させるものだけではなく、ほぼ結像させるものも含む)。反射型マスク16の近傍ではなく、この位置に置くことにより、この円弧可変スリット19と反射型マスク16とが干渉することを避けることができる。反射型マスク16の回路パターンをウエハ20に縮小して転写する際に、円弧スリット内に照度ムラがあるとスキャン露光した際に露光ムラが発生する。この問題を解消するために、円弧スリット内で照度が強い部分のスリット幅を不図示の制御系からの指示により狭めることで所望の量だけ光量を落としてスキャン露光することで、露光領域全面で均一な強度で露光することが可能となる。同図においては、円弧スリットの中央部分の照度が周辺よりも少し高い場合に、中央部だけ少しスリット幅を狭めた例を示している。
【0053】
本実施例においては、可動エッジ部801と固定エッジ部802を用いた場合について示したが、802が可動エッジ部であってももちろんよい。
【0054】
次に図1において、第2のインテグレータの反射面近傍に設置された開口絞り204の切り替えにより、輪帯照明等の変形照明を行なう方法について述べる。図10は、開口絞り204が有する開口部の形状を示す図で、白抜き部が光束が通過する開口部である。204aは通常照明、204bは輪帯照明、204cは四重極照明、の各モードに対応している。このようないくつかの開口パターンを図1の204に示すように例えばターレットとして用意しておき、開口絞り駆動系205により不図示の制御系からの信号を受けてターレットを回転させることで、所望の開口形状に切り替えることが可能である。また、ターレットを用いずに他の機械的な方法、例えば複数の開口絞りを並べておいて、順次切り替えてももちろん構わない。
【0055】
開口絞り204は上述したように、第2のインテグレータ11の反射面近傍に配置される。従って、インテグレータ11に入射する光束の入射角をαとすると、インテグレータ11の反射面において、光束径は紙面(入射面)に平行な方向に、1/cosαの倍率で伸長する。これにより開口絞りの開口部形状も同一方向に1/cosαの倍率で伸長しておく必要がある。図10において例えば204aは、入射光束径を円形に絞るために用いられるが、この楕円の縦横比は1/cosαになっている。204b、204cの場合も同様である。
【0056】
次に、インテグレータ11の反射面近傍に配置した開口絞り204によって、変形照明が行なわれる原理について、輪帯照明の際に使用すると良い開口絞り204bを例にとって説明する。
【0057】
図11は図10におけるインテグレータ11、回転放物面ミラー12の部分を抜き出して示したものであり、(a)は側面図、(b)は上面図である。輪帯照明モードとする開口絞り204bは側面図(a)に対して図に示すように配置される。ここで開口絞り204bは上面図(b)では説明を容易にするために図示していない。
【0058】
インテグレータ11に入射した光束は、開口絞り204bによって光軸中心部分と外径部の一部を遮光されて反射する。この反射光束のインテグレータ11面上における強度分布は開口絞り204bの開口部の形状に一致することは言うまでもない。また、複数の円筒面により光束が円弧状の角度分布で反射することはすでに述べた通りである。この光束を回転放物面12により集光して、その焦点距離の位置1101に円弧形状の均一照明領域を形成する。ここで1101は図1における反射型マスク16の位置とほぼ等価である。この時、光束の中心を遮光されているために、集光された光束は1102(ハッチング部)に示すような光束となる。これは上面図(b)においても同様である。このことは主光線と光学軸との交点の位置、すなわち瞳面と共役な位置1103において強度が1104の様な分布を示すことを意味しており、これは即ち輪帯照明が行なわれていることを示している。
【0059】
次に、図12及び図13を参照して、上述の露光装置を利用したデバイスの製造方法の実施例を説明する。図12は、デバイス(ICやLSIなどの半導体チップ、LCD、CCD等)の製造を説明するためのフローチャートである。
【0060】
ここでは、半導体チップの製造を例に説明する。ステップ1(回路設計)ではデバイスの回路設計を行なう。ステップ2(反射型マスク製作)では、設計した回路パターンを形成した反射型マスクを製作する。ステップ3(ウエハ製造)ではシリコンなどの材料を用いて基板としてのウエハを製造する。ステップ4(ウエハプロセス)は前工程と呼ばれ、反射型マスクとウエハを用いて本発明のリソグラフィ技術によってウエハ上に実際の回路を形成する。ステップ5(組み立て)は後工程と呼ばれ、ステップ4によって作成されたウエハを用いて半導体チップ化する工程であり、アッセンブリ工程(ダイシング、ボンディング)、パッケージング工程(チップ封入)等の工程を含む。ステップ6(検査)では、ステップ5で作成された半導体デバイスの動作確認テスト、耐久性テストなどの検査を行なう。こうした工程を経て半導体デバイスが完成し、これが出荷(ステップ7)される。
【0061】
図13は、ステップ4のウエハプロセスの詳細なフローチャートである。ステップ11(酸化)ではウエハの表面を酸化させる。ステップ12(CVD)では、ウエハの表面に絶縁膜を形成する。ステップ13(電極形成)では、ウエハ上に電極を蒸着などによって形成する。ステップ14(イオン打ち込み)ではウエハにイオンを打ち込む。ステップ15(レジスト処理)ではウエハに感光剤を塗布する。ステップ16(露光)では、上述の露光装置によって反射型マスクの回路パターンをウエハに露光する。ステップ17(現像)では、露光したウエハを現像する。ステップ18(エッチング)では、現像したレジスト像以外の部分を削り取る。ステップ19(レジスト剥離)では、エッチングが済んで不要となったレジストを取り除く。これらのステップを繰り返し行うことによってウエハ上に多重に回路パターンが形成される。
【0062】
【発明の効果】
本実施例の照明装置を用いることにより、従来によりも、被照射面上の円弧状の照明領域を均一な強度で照明することができるとともに、高効率でEUV光源からの光を円弧状に整形することができ、光量損失を少なくできるという効果がある。
【0063】
また、この照明装置を露光装置に適用することにより、露光時間が短縮され、スループットを高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の概略図
【図2】第1インテグレータの概略図
【図3】第2インテグレータの概略図
【図4】円筒面における光束反射を説明する図
【図5】円筒面で反射した光束の角度分布を説明する図
【図6】円筒面で反射した光束により円弧領域が形成されることを示す図
【図7】NA絞りの概略図
【図8】可変円弧スリットの概略図
【図9】第1インテグレータの切り替えによりσを調整する方法を説明する図
【図10】変形照明を行なう開口絞りの形状の概略図
【図11】輪帯照明を説明する図
【図12】本発明のデバイス製造方法を説明するためのフローチャート
【図13】図12に示すステップ4の詳細なフローチャート
【図14】従来例を表す要部概略図
【図15】従来の反射型インテグレータの模式的斜視図
【図16】従来の照明領域と露光に使用される円弧領域を示す図
【符号の説明】
1 励起レーザー光
2 プラズマ発光点
4 集光ミラー
8 回転放物面等を有するミラー
10 回転放物面等を有するミラー
11 第2インテグレータ
12 回転放物面等を有するミラー
14 マスキングブレード
16 反射型マスク
17 マスクステージ
18 投影光学系
19 可変円弧スリット
20 ウエハ
21 ウエハステージ
22 真空容器
23 真空容器
201 第1インテグレータ
204 変形照明用開口絞り

Claims (5)

  1. 光源からの光で反射型マスクを照明し、該照明された反射型マスクのパターンを投影光学系により基板に投影する投影露光装置において、
    前記投影光学系は絞りを有し、
    該絞りは、前記投影光学系の開口数を調整するための第1の開口部と、前記反射型マスクからの光が通過するための第2の開口部を持つことを特徴とする投影露光装置。
  2. 前記反射型マスクを照明する光も、前記第2の開口部を通過することを特徴とする請求項1記載の投影露光装置。
  3. 前記第1の開口部は略円形状であり、前記第2の開口部は略円弧形状であることを特徴とする請求項1記載の投影露光装置。
  4. 前記第1の開口部はその大きさが可変であることを特徴とする請求項1記載の投影露光装置。
  5. 請求項1乃至のいずれか1項記載の投影露光装置を用いてデバイスパターンで基板を露光する段階と、前記露光された基板を現像する段階と、を有することを特徴とするデバイス製造方法。
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