JP3715571B2 - Mpeg記録再生装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、MPEG記録再生装置に関するものであり、より詳しくはそのMPEG記録再生装置におけるMPEGデータに関わるデータの収集、記録及び再生に関わるものである。
【0002】
【従来の技術】
図6は従来のMPEG記録再生装置のブロック図である。この図6は、従来のMPEG記録再生装置における、デジタル放送受信機能とIEEE1394インターフェースを有するD-VHSのアナログ信号/デジタルデータによる記録再生経路を概念図として図示したものである。
【0003】
このMPEG記録再生装置は、図6に示すように、アンテナ1、デジタル受信部2、MPEGデコーダ部3、D-VHS信号処理部4、切り換えスイッチ5、記録・再生アンプ6、回転ヘッド7、磁気テープ8、1394インターフェース(I/F)9、3次元Y/C分離部10、MPEGエンコーダ部11、及び切り換え器12を備える。
【0004】
アンテナ1はデジタル放送を受信する。デジタル受信部2は、アンテナ1が受信した放送波にチューニングしてデジタル復調を行い、MPEGデータを取り出す。MPEGデコーダ部3は、デジタル受信部2が取り出したMPEGデータをデコードして、アナログ映像・音声信号を出力する。
【0005】
D-VHS信号処理部4は、MPEGデータの記録時においては、デジタル受信部2が取り出したMPEGデータと後述するアナログ入力からエンコードされたMPEGデータと1394I/F9から入力されたMPEGデータとのいずれかを選択的に受け入れ、受け入れたMPEGデータをD-VHS規格に定められたデータ構造に配置し、誤り訂正符号を付加した後に記録信号に変換して出力する。また、D-VHS信号処理部4は、再生時においては、後述する切り換えスイッチ5からのデジタル再生信号を受け入れ、誤り訂正処理を施した後に、そのデジタル再生信号からMPEGストリームを取り出して出力する。
【0006】
切り換えスイッチ5は、記録時においては、D-VHS信号処理部4からのデジタル記録信号出力と後述するアナログ入力からのアナログ記録信号出力とのいずれかを選択して出力する。また、切り換えスイッチ5は、再生時においては、後述する記録・再生アンプ6から得られる再生信号を受け入れ、アナログ又はデジタルの別によりD-VHS信号処理部4又は3次元Y/C分離へ出力する。
【0007】
記録・再生アンプ6は、記録時においては、切り換えスイッチ5からの記録信号に対して波形等化、増幅を施して磁気記録用信号を生成して出力し、再生時においては、後述する回転ヘッド7によって読み出された信号に対して波形等化、位相補償処理等により磁気媒体特有の波形歪み等を除去して再生信号を出力する。回転ヘッド7は、磁気テープ8上への記録信号の書き込み、磁気テープ8からの記録信号の読み出しを行う。1394I/F9は、IEEE1394規格に準拠して外部のデジタルAV機器とMPEGストリームや制御コマンドのやりとりを行う。
【0008】
3次元Y/C分離部10は、外部アナログ入力に対して、コンポジット入力についてはそのままか3次元Y/C分離処理を施してアナログ音声信号とともに切り換えスイッチ5へ出力し、Y/C入力についてはそのままで音声信号とともに切り換えスイッチ5へ出力する。また、3次元Y/C分離部10は、この切り換えスイッチ5への出力と同時に音声信号をA/D変換後にY/C信号などのコンポーネント映像信号とともに後述するMPEGエンコーダ部11へ出力する。
【0009】
MPEGエンコーダ部12は、3次元Y/C分離部10より映像コンポーネント信号とA/D変換後の音声データとを受け取ってMPEGエンコードし、MPEGデータを生成して出力する。切り換え部12は、デジタル受信部2、1394I/F9、MPEGデコーダ部3及びD-VHS信号処理部4からの入出力信号を選択して配信する。
【0010】
はじめに、デジタル放送から受信したMPEGデータを磁気テープ8上に記録する動作を図6に基づいて説明する。アンテナ1で受信されたデジタル放送の放送波は、デジタル受信部2でチューニング、デジタル復調及び誤り訂正処理等を施され、MPEGストリームとして出力される。
【0011】
その出力されたMPEGストリームは、切り換え器12を経由してD-VHS信号処理部4とMPEGデコーダ部3へ入力される。MPEGデコーダ部3では入力されたMPEGストリームをデコードして映像、音声信号等を生成し出力することにより、視聴者に映像及び音声を提供する。D-VHS信号処理部4では入力されたMPEGストリームに対して、D-VHS規格が定めるデータフォーマットに従って再配置を行い、誤り訂正符号を付加した後、記録信号として切り換えスイッチ5へ出力する。
【0012】
切り換えスイッチ5から出力された記録信号は、記録・再生アンプ6へ入力され、磁気テープへの記録に適した波形に成形されて磁気記録信号に変換され、回転ヘッド7に出力される。この磁気記録信号は回転ヘッド7により磁気テープ8上に記録される。
【0013】
次に、外部アナログ入力信号をエンコードして生成されたMPEGデータを磁気テープ8上に記録する動作を、図6に基づいて説明する。外部から入力されるアナログ映像・音声信号は、3次元Y/C分離部10に入力され、Y/C分離処理が施され、音声信号とともにMPEGエンコーダ部11へ入力される。
【0014】
MPEGエンコーダ部11では、入力された映像Y/C信号と音声信号をMPEGエンコードし、その両者と必要なデータテーブルとを編集してMPEGトランスポートストリーム(以下、MPEG-TSと称す)としてD-VHS信号処理部4へ入力する。
【0015】
D-VHS信号処理部4では、入力されたMPEGストリームに対して、D-VHS規格が定めるデータフォーマットに従って再配置を行い、誤り訂正符号を付加した後、記録信号として切り換えスイッチ5へ出力する。
【0016】
切り換えスイッチ5から出力された記録信号は、記録・再生アンプ6へ入力され、磁気テープ8への記録に適した波形に成形されて磁気記録信号に変換され、回転ヘッド7に出力される。この磁気記録信号は回転ヘッド7により磁気テープ8上に記録される。
【0017】
なお、同様な入力信号を用いてのS-VHS又はVHSモードによるアナログ記録・再生に関しては、本願発明とは関連がないため省略する。
【0018】
次に、1394I/F9から受信したMPEGデータを磁気テープ8上に記録する動作を図6に基づいて説明する。1394I/F9から入力されたMPEGデータは、切り換え器12を介してMPEGデコーダ部3とD-VHS信号処理部4へ入力される。
【0019】
MPEGデコーダ部3では、入力されたMPEGストリームをデコードして映像・音声信号等を生成し出力することにより、視聴者に映像及び音声を提供する。D-VHS信号処理部4では、入力されたMPEGストリームに対して、D-VHS規格が定めるデータフォーマットに従って再配置を行い、誤り訂正符号を付加した後、記録信号として切り換えスイッチ5へ出力する。
【0020】
切り換えスイッチ5から出力された記録信号は、記録・再生アンプ6へ入力され、磁気テープへの記録に適した波形に成形されて磁気記録信号に変換され、回転ヘッド7に出力される。この磁気記録信号は回転ヘッド7により磁気テープ8上に記録される。
【0021】
最後に、磁気テープ8に記録されたMPEGデータを再生してMPEGデコードする動作について、図6に基づいて説明する。磁気テープ8に記録されたMPEGデータは、回転ヘッド7により磁化パターンから電気信号に変換されて記録・再生アンプ6へ入力される。
【0022】
記録・再生アンプ6では、入力された電気信号に対して、波形等化、位相補償処理等により磁気媒体特有の波形歪み等が除去されて、その処理後の電気信号が再生信号として切り換えスイッチ5を経由してD-VHS信号処理部4へ入力される。
【0023】
D-VHS信号処理部4では、切り換えスイッチ5から入力される再生信号に対して、D-VHS規格で定められたデータブロックを構築し、誤り訂正処理を施した後に、MPEG-TSパケット単位に分解されてMPEGデータが構成され、そのMPEGデータが切り換え器12経由でMPEGデコーダ3へ入力される。
【0024】
MPEGデコーダ3では、入力されたMPEGデータに対して、映像・音声データを取り出すフィルタリング処理や、デコードタイミングを規定するためのタイムスタンプ情報の取り出し等、MPEGデコードに必要な処理を行って映像及び音声デコードを行い、それによって得られたアナログ映像・音声信号を外部へ出力する。
【0025】
また、MPEGデコーダ部3では、入力されたMPEGデータ中からSI(Service Information)データと呼ばれる番組に関連する情報を取り出し、これを解釈することにより番組名や放送時間長など再生中の番組関連情報を提供することができる。
【0026】
【発明が解決しようとする課題】
上記のように、従来のMPEG記録再生装置では、MPEGデコーダ部3においてのみ番組関連情報を扱うことができたため、MPEGデコーダを搭載しないMPEG記録再生装置においては番組関連情報を扱うことができず、再生中の番組の番組関連情報を視聴者に提供することができない。
【0027】
また、MPEGデコーダを搭載しないMPEG記録再生装置とMPEGデコーダを搭載したデジタルTVやセットトップボックス(STB)との接続においては、デジタルTVやSTB側からは、接続されたMPEG記録再生装置が番組関連情報の記録手段を有しているかどうかが不確定であるため、適当な番組関連情報をMPEG記録再生装置へ送信することができない。このためにMPEGデコーダ側に再生中の番組に関連する情報を表示する機能を有していない場合がある。
【0028】
本発明は、上述のような課題を解消するためになされたものであり、視聴者に対して少なくとも何らかの形で必ず再生中の番組関連情報を提供できるようにして視聴者の便宜を図ることができるMPEG記録再生装置を提供することを目的とする。
【0029】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1に係る課題解決手段では、テープ記録媒体に対するMPEGデータの記録及び再生を行うMPEG記録再生装置であって、入力されるMPEGデータの記録時において、そのMPEGデータ中の番組に関連する番組関連情報を収集する情報収集手段と、前記情報収集手段によって収集された前記番組関連情報を、前記テープ記録媒体の前記MPEGデータが記録される記録トラック内に記録する記録手段と、前記テープ記録媒体に記録された前記MPEGデータの再生時において、前記テープ記録媒体の記録内容から前記番組関連情報を抽出する情報抽出手段と、前記抽出手段によって抽出された前記番組関連情報を出力する出力手段と、前記 MPEG データの入力を受け付ける IEEE1394 インターフェース、外部から入力されるアナログ信号をエンコードして MPEG データを生成する MPEG エンコーダ部、及びデジタル放送を受信するデジタル放送受信部のうちの少なくとも1つと、を備え、前記情報収集手段は、前記 MPEG データが前記 IEEE1394 インターフェース又は前記 MPEG エンコーダ部から入力される場合においては、前記 MPEG データの記録開始の日時及び前記 MPEG データ内の PMT 内に格納された program number を前記番組関連情報として取得し、前記 MPEG データが前記デジタル放送受信部から入力される場合においては、予め対応を想定した複数の異なる放送規格に準拠した前記 MPEG データ内の PMT 以外の所定のデータテーブルを順次参照して前記番組関連情報を取得する一方、その参照処理によって所望の番組関連情報が得られない場合には記録開始の日時及び前記 MPEG データ内の PMT 内に格納された program number を前記番組関連情報として取得するようになっている。
【0032】
本発明の請求項2に係る課題解決手段は、前記情報収集手段は、記録される前記MPEGデータが前記IEEE1394インターフェース又は前記MPEGエンコーダ部から入力される場合において、記録開始時に取得した前記番組関連情報を、記録開始後、その入力されるMPEGデータ中のPATかつ又はPMTの内容が更新されるまで維持し、そのMPEGデータ中のPAT及びPMTのうちの少なくとも一方の内容が更新された時点で、その維持している前記番組関連情報を更新するようになっている。
【0033】
本発明の請求項3に係る課題解決手段は、前記情報収集手段は、記録される前記MPEGデータが前記デジタル放送受信部から入力される場合において、前記MPEGデータ内の前記所定のデータテーブルから前記番組関連情報が取得可能な場合には、その前記MPEGデータ内のSI及びPSIの少なくとも一方の情報更新を一定間隔で監視し、情報が更新される毎に前記番組関連情報の更新を行う一方、前記MPEGストリーム内の前記所定のデータテーブルから前記番組関連情報が取得不能な場合には、前記MPEGデータの記録開始時に取得した前記番組関連情報を、前記MPEGデータの記録開始後、前記MPEGデータ中のPAT及びPMTのうちの少なくとも一方の内容が更新されるまで維持し、そのPAT及びPMTのうちの少なくとも一方の内容が更新された時点で、それまで維持していた前記前記番組関連情報を更新するようになっている。
【0037】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1に係るMPEG記録再生装置のブロック図である。このMPEG記録再生装置は、図1に示すように、図6のMPEG記録再生装置の構成に、時計情報管理部13、番組情報収集部14及び表示重畳部15を追加的に備えた構成となっている。本実施の形態に係るMPEG記録再生装置の構成要素のうち、図6の装置の構成要素と対応する部分については同一の参照符号を付して説明を省略する。
【0038】
なお、本実施の形態において、本発明に係る番組情報収集手段及び番組情報抽出手段には番組情報収集部14が対応しており、記録手段にはD-VHS信号処理部4記録・再生アンプ6及び回転ヘッド7が対応しており、出力手段には表示重畳部15が対応している。
【0039】
時計情報管理部13は、時計機能を有し、必要に応じて現在日時を後述する番組情報収集部14へ出力する。番組情報収集部14は、切り換え器12から与えられる後述する入力情報(MPEGデータの入力経路に関する情報)に基づき、MPEGデコーダ部3及び時間情報管理部13の少なくともいずれか一方を介して番組関連情報を収集する。表示重畳部15は、MPEGデコーダ部3がMPEGデータをデコードして生成したアナログ映像信号に、番組情報収集部14が収集した番組関連情報をテキスト表示として重畳して出力する。
【0040】
図2はD-VHS規格によるMPEG記録時のデータ配置を示す概念図である。図2中のaはIEEE1394やデジタル放送波により送信されてくるMPEG-TSパケットを示す。同じくbは前記MPEG-TSパケットを格納して内符号誤り訂正(Inner Parity)処理を施され構成されるSync Blockを示す。同じくcはそのSync Blockを含み、外符号誤り訂正(Outer Parity)処理を施されて構成されるECC(Error Correction Code)データ構造を示す。同じくdはそのECCデータ構造を複数含み、実際のテープ上へのデータ配置の様子を示す。
【0041】
はじめに、図1において本発明の実施の形態1によるMPEG記録再生装置がデジタル放送波を受信してMPEGデータとともに番組関連情報を記録する動作を説明する。アンテナ1で受信されたデジタル放送の放送波は、デジタル受信部2でチューニング、デジタル復調及び誤り訂正処理等を施され、MPEGデータとして出力される。
【0042】
出力されたMPEGストリームは切り換え器12に入力され、D-VHS信号処理部4とMPEGデコーダ部3へ入力される。さらに切り換え器12は、MPEGデータの入力がデジタル受信部2からの入力であることを識別し、これを入力情報として番組情報収集部14へ伝達する。
【0043】
MPEGデコーダ部3では、入力されたMPEGストリームをデコードして映像・音声信号を生成し表示重畳部15へ出力する。D-VHS再生時以外には、表示重畳部15は基本的に入力された映像・音声信号をそのまま出力(アナログ出力)して視聴者に提供する。表示重畳部15から出力された映像・音声信号は、例えば表示装置及びスピーカを備えた図示しない出力装置によって映像及び音声として出力される。
【0044】
ここで、MPEGデータがD-VHSフォーマットに従ってテープ上に配置される様子を、図2に基づいて説明する。D-VHS信号処理部4に入力されるMPEGデータは、図2にaとして示すMPEG-TSパケット形式のデータ構造で構成されている。D-VHS信号処理部4では、このパケットデータを図2にbとして示すSync Blockと呼ばれるデータ構造に変換する。その際、MPEG-TSの1パケットは2Sync Blockにまたがって配置され、Sync、ID、Main Header、Packet Header及びInner Parityが付加される。Syncは16ビットよりなる同期語を含む。IDは複数ある回転ヘッドのどれが走査したトラックかを示すTrack Pair Numberとヘッド一回転中の何トラック目かを示すSequence Numberを含む。Main Headerは記録データの構造等を識別するFormat ID、及びコピー世代情報であるCGMS(Copy Generation Management System)フラグ等を含む。Data AUXはPackと呼ばれるデータ形式で、カセットIDや絶対時間カウンタ値とともにベンダーが自由に規定するデータを、Packet HeaderはD-VHS信号処理部4にMPEG-TSパケットが入力されたタイミングを示す情報等を含む。
【0045】
次に、図3を用いてPackデータの構造について説明する。Packデータは図3にeとして示すようなD-VHSフォーマットデータ中のData AUXに格納される。図2にcとして示したように、磁気テープ8上では連続する6トラックにわたってSync Blockが配置されるが、各Sync Block毎に1バイトずつ含まれるData AUXデータは、図3にfとして示すPack構造のような配置で6バイトで1Packデータを構成する。各Packデータは、図3にgとして示すPackデータのPack Header値により様々な種類のデータを格納することができる。例えばREC DATE, REC TIMEはそのPackデータが含まれる記録データの記録日時を、No InfoもしくはTEXT HEADER, TEXT DATAはそこに記録される番組に関連する情報を記録することが可能である。
【0046】
番組情報収集部14では、切り換え器12からの入力情報に基づいてMPEGデコーダ部3を経由して番組に関連した情報(番組関連情報)を抽出する。MPEGデータの入力がデジタル放送の受信によるものである場合、MPEGデータ中には、各放送が独自に規定するデータ構造により番組関連情報が格納されているため、前記規定によるデータ構造に従って番組関連情報を抽出することになる。例えば日本国内においては、ARIB(Association of Radio Industries and Businesses)で定められたガイドラインに基づいて、MPEG規格でReservedとされ、ユーザー依存となっているテーブル構造により番組関連情報が伝達され、このような規定は衛星、地上波の区別無く適用される。このような場合においては、ARIB規定に基づいてMPEGデータ内の所定のテーブル、例えばSI(Service Information)を抽出して番組関連情報を得ることになる。
【0047】
一方、米国などでは、一つの地域で複数のデジタル放送が受信可能で、なおかつそれらが異なる放送規格に基づいている場合がある。このような場合には、想定されるすべての放送規格に規定される番組関連情報のデータ構造に対応する必要がある。番組情報収集部14では、予め設定された各放送規格に対応した番組関連情報の抽出を順次行い、適切な情報を得られる抽出方法を選んで番組関連情報を抽出し、D-VHS信号処理部4へ出力する。
【0048】
また、視聴者によるチャンネルの変更や、番組終了・開始などにより、記録中に番組内容が変化する場合がある。このため、番組情報収集部14は、入力されるMPEGデータ中のSI及びPSI(Program Specific Information)のうちの少なくとも一方の内容を定期的に検出することにより番組の変化を検知するよう構成され、番組変化を検出したときは、変化後の番組に対する番組関連情報をMPEGデータ中のSIに基づいて取得して更新し、D-VHS信号処理部4へ出力する。なお、本実施の形態では、PSIに含まれるPAT(Program Association Table)及びPMT(Program Map Table)のうちの少なくとも一方の内容を定期的に検出することにより番組の変化を検知する。
【0049】
さらに、上述のように予め設定された各放送規格に対応した番組関連情報の抽出を順次行い、適切な情報を得られる抽出方法を選んで番組関連情報を抽出する際に、想定したすべての放送規格に対応する抽出方法によっても番組関連情報が取得できなかった場合には、時間情報管理部13より取得した記録開始時の日時等の時間情報、及びMPEGデコーダ部3より取得したMPEGデータ中のPMT内にあるprogram numberの少なくともいずれか一方を番組関連情報としてD-VHS信号処理部4へ出力する。
【0050】
また、この場合におけるチャンネル変更などによって記録中に番組内容の変化が生じた場合の対応に関しては、以下のように行われる。番組情報収集部14は、入力されるMPEGデータ中のPAT及びPMTのうちの少なくとも一方の内容を定期的に検出することにより番組の変化を検知し、番組変化を検出したときは、変化後の番組に対する番組関連情報を取得して更新し、D-VHS信号処理部4へ出力する。
【0051】
なお、受信時のMPEGデータ中には複数の番組が存在する場合があるが、選局時に視聴者の選択した番組のみを対象として、そのPMTについて処理を行うことができる。
【0052】
前述のように図1において、D-VHS信号処理部4に入力されたMPEGデータは、図2及び図3に示したようにD-VHS規格が定めるデータフォーマットに従って再配置が行われ、誤り訂正符号を付加した後、記録信号として出力されるが、このときData AUXに格納されるPackデータとして、番組情報収集部14より入力された番組関連情報がNo InfoデータもしくはTEXT DATAに格納される。例えば、記録開始時間情報は図3に示すPackデータ中のREC DATE及びREC TIMEとして、番組名、番組内容説明等はTEXT DATAとして構成し、またprogram number等のチャンネル関連情報はSOURCEとして構成し記録することができる。D-VHS信号処理部4で所定のデータ構造に組み上げられた記録データは、切り換えスイッチ5を経由して記録・再生アンプ6へ入力される。
【0053】
記録・再生アンプ6へ入力された記録データは、磁気テープへの記録に適した波形に成形されて磁気記録信号に変換され、出力される。この磁気記録信号は回転ヘッド7により磁気テープ8上に記録される。
【0054】
次に、図1において本発明の実施の形態1によるMPEG記録再生装置が入力されるアナログ映像・音声信号をMPEGエンコードして生成されたMPEGデータとともに番組関連情報を記録する動作を説明する。外部から入力されるアナログ映像・音声信号は、3次元Y/C分離10に入力され、Y/C分離処理が施され、音声信号とともにA/D変換後にMPEGエンコーダ部11へ入力される。
【0055】
MPEGエンコーダ部11では、入力された映像Y/C信号と音声信号がMPEGエンコードされ、その両者と必要なデータテーブルが編集されてMPEG-TSとして切り換え器12に入力され、切り換え器12を介してD-VHS信号処理部4とMPEGデコーダ部3へ入力される。さらに切り換え器12は、MPEGデータの入力がMPEGエンコーダ部11からの入力であることを識別し、これを入力情報として番組情報収集部14へ伝達する。
【0056】
MPEGデコーダ部3では、入力されたMPEGストリームをデコードして映像・音声信号を生成し表示重畳部15へ出力する。D-VHS再生時以外には、表示重畳部15は入力された映像・音声信号をそのまま出力して視聴者に提供する。
【0057】
番組情報収集部14では、切り換え器12からの入力情報に基づき、MPEGデコーダ部3を経由して番組関連情報を抽出する。MPEGデータの入力が本MPEG記録再生装置が内蔵するMPEGエンコーダ部11によるものである場合、MPEGデータ中には、デジタル放送からのMPEGデータのように各放送が独自に規定するデータ構造により番組関連情報が格納されていないため、MPEGデコーダ部3を経由してMPEG規格上のPMTデータテーブルを取得し、PMT内に存在するprogram numberの値を取得し、これを2進−10進変換してチャンネル番号とし、さらに時間情報管理部13より記録が開始された時点での日時情報を取得してこれらを番組関連情報として処理を行う。
【0058】
また、この場合におけるチャンネル変更などによって記録中に番組内容の変化が生じた場合の対応に関しては、以下のように行われる。番組情報収集部14は、入力されるMPEGデータ中のPAT及びPMTのうちの少なくとも一方の内容を定期的に検出することにより番組の変化を検知し、番組変化を検出したときは、変化後の番組に対する番組関連情報を取得して更新し、D-VHS信号処理部4へ出力する。
【0059】
なお、前記MPEGデータと前記番組情報収集部14が取得した番組関連情報を磁気テープ8上に記録するまでの工程は、前述のデジタル放送を受信して記録する際の処理と同様であるのでここでは省略する。
【0060】
次に、図1において本発明の実施の形態1によるMPEG記録再生装置が1394I/F9を介して入力されたMPEGデータとともに番組関連情報を記録する動作を説明する。1394I/F9から入力されたMPEGデータは、切り換え器12に入力され、MPEGデコーダ部3とD-VHS信号処理部4へ与えられる。
【0061】
MPEGデコーダ部3では、入力されたMPEGストリームをデコードして映像、音声信号を生成し表示重畳部15へ出力する。D-VHS再生時以外には、表示重畳部は前記入力された映像・音声信号をそのまま出力して視聴者に提供する。
【0062】
番組情報収集部14では、切り換え器12からの入力情報に基づいてMPEGデコーダ部3を経由して番組関連情報を抽出する。MPEGデータの入力が本発明によるMPEG記録再生装置が内蔵する1394I/F9によるものである場合、MPEGデータ中には、デジタル放送からのMPEGデータのように各放送が独自に規定するデータ構造により番組関連情報が格納されていない可能性があるため、MPEGデコーダ部3を経由してMPEG規格上のPMTデータテーブルを取得し、前記PMT内に存在するprogram numberの値を取得し、これを2進−10進変換してチャンネル番号とし、さらに時間情報管理部13より記録が開始された時点での日時情報を取得してこれらを番組に関連する情報として処理を行う。
【0063】
なお、MPEGデータと番組情報収集部14が取得した番組関連情報を磁気テープ8上に記録するまでの工程は、前述のデジタル放送を受信して記録する際の処理と同様であるのでここでは省略する。また、チャンネル変更などによって記録中に番組内容の変化が生じた場合の対応に関しては、前述のアナログ入力をMPEGエンコードして記録する場合と同様に行われる。
【0064】
次に、図1において本発明の実施の形態1によるMPEG記録再生装置がMPEGデータとともに番組関連情報を再生する動作を説明する。磁気テープ8に記録されたMPEGデータは、回転ヘッド7により磁化パターンから電気信号に変換されて記録・再生アンプ6へ入力される。
【0065】
記録・再生アンプ6では、入力された電気信号に対して、波形等化、位相補償処理等により磁気媒体特有の波形歪み等を除去して再生信号として切り換えスイッチ5を経由してD-VHS信号処理部4へ入力される。
【0066】
D-VHS信号処理部4では、切り換えスイッチ5から入力される再生信号に対して、D-VHS規格で定められたデータブロックを構築し、誤り訂正処理を施した後に、MPEG-TSパケット単位に分解してMPEGデータを切り換え器12経由でMPEGデコーダ部3へ入力する。
【0067】
さらにD-VHS信号処理部4では、前述のData AUX内に格納されたPackデータを抽出し、番組情報収集部14へ送信する。番組情報収集部13では、D-VHS処理部4から受信した番組に関連する情報から表示に必要なデータを取得してテキストデータを生成し、表示重畳部15へ送信する。例えば、Packデータ中のSOURCEデータによりチャンネル番号を、REC Date、REC TIMEにより記録開始日時を取得することができる。
【0068】
MPEGデコーダ部3では、入力されたMPEGストリームをデコードして映像・音声信号を生成し表示重畳部15へ出力する。D-VHS再生時には、表示重畳部3は入力された映像・音声信号に対して番組情報収集部13より入力された番組関連情報である表示データを重畳して出力し、視聴者に提供する。
【0069】
以上のように、本発明の実施の形態1によるMPEデータG記録再生装置では、MPEGデータを記録する際には、データが入力される経路にあわせて番組関連情報の収集方法を変更し、得られた番組関連情報を記録するMPEGデータと同一トラック上の異なる位置に配置して記録し、再生時には記録された番組関連情報をMPEGデコード後のアナログ映像信号に重畳して出力するため、視聴者に対して記録・再生された番組の付加情報を何らかの形で提供することができる。
【0070】
実施の形態2.
図4は、本発明の実施の形態2に係るMPEG記録再生装置及びそれに接続される外部装置のブロック図である。
【0071】
実施の形態2に係るMPEG記録再生装置101が図1に示す実施の形態1に係るMPEG記録再生装置と実質的に異なる点は、図1の装置構成からアンテナ1、デジタル受信部2、MPEGデコーダ部3、3次元Y/C分離部10、MPEGエンコーダ部11、切り換え器12及び表示重畳部15が省略され、代わりに制御モジュール格納部16が追加されている点のみである。本実施の形態に係るMPEG記録再生装置における図1のMPEG記録再生装置の構成要素と共通する部分については、同一の参照符号を付して説明を省略する。なお、本実施の形態においては、本発明に係る出力手段には1394I/F9aが対応している。
【0072】
1394I/F9aは、IEEE1394規格に準拠して外部装置102とMPEGストリーム、制御モジュール及び制御コマンドのやりとりを行う。番組情報収集部14bは、前述の番組情報収集部14と実質的に同一の機能に加え、再生時にD-VHS信号処理部4から再生された番組関連情報を取得し、これを1394I/F9aへ送信する。制御モジュール格納部16は、後述するHAVi規格のような仕組みにより、外部の制御機器へ送信する自身の制御手順を規定する制御モジュールを格納する。
【0073】
外部装置102は、MPEGデコーダ部3a、1394I/F9b、制御モジュール動作部17及び映像信号重畳部18を備えている。MPEGデコーダ部3aは、1394I/F9bを介してIEEE1394によりMPEG記録再生装置101と接続され、MPEG記録再生装置101から入力されるMPEGデータをデコードする。1394I/F9bは、IEEE1394規格に準拠してMPEG記録再生装置101とMPEGストリームや制御モジュール及び制御コマンドのやりとりを行い、再生時には番組情報収集部14bから与えられる番組関連情報をIEEE1394プロトコルに則って外部機器へ送信する。制御モジュール動作部17は、MPEG記録再生装置101が有する制御モジュールを1394I/F9bを介して取得し、これを動作させる。映像信号重畳部18は、制御モジュール動作部17が番組関連情報をテキスト化して生成した映像信号と、MPEGデコーダ部3aにてMPEGデータをデコードして生成された映像信号とを重畳して表示等のために出力する。
【0074】
はじめに、実施の形態2によるMPEG記録再生装置101における、再生した番組関連情報を外部装置102上で表示等のための出力を行う動作について説明する。なお、MPEG記録再生装置101において、1394I/F9aより入力されるMPEGデータを、D-VHS信号処理部4等を経由して記録テープ8に記録する動作については、本発明の実施の形態1で述べたことに等しいため、ここでは省略する。
【0075】
図4に示すMPEG記録再生装置101は、実施の形態1に係るMPEG記録再生装置と同様に番組関連情報を記録テープ8上に記録することができる。磁気テープ8に記録されたMPEGデータは、回転ヘッド7により磁化パターンから電気信号に変換されて記録・再生アンプ6へ入力される。
【0076】
記録・再生アンプ6では、前記入力された電気信号に対して、波形等化、位相補償処理等により磁気媒体特有の波形歪み等を除去して再生信号として切り換えスイッチ5を経由してD-VHS信号処理部4へ入力される。
【0077】
D-VHS信号処理部4では、切り換えスイッチ5から入力される再生信号に対して、D-VHS規格で定められたデータブロックが構築され、誤り訂正処理が施された後に、MPEG-TSパケット単位に分解され、その処理によって得られたMPEGデータが、1394I/F9aを介して外部装置102に出力される。出力されたMPEGデータは、1394I/F9bを介してMPEGデコーダ部3aに入力される。
【0078】
さらに、D-VHS信号処理部4では、前述のData AUX内に格納されたPackデータが抽出され、番組情報収集部14bへ与えられる。番組情報収集部14bはD-VHS処理部4から取得した番組関連情報を1394I/F9aを介して外部装置102に送信する。
【0079】
近年IEEE1394規格を用いたデジタル家電は、様々な形態のものが提案され、規格が策定されているが、その中にHAVi(Home Audio Video Interoperability)規格がある。HAVi規格では、他機器から制御される被制御機器が、自身の制御手順を規定した制御モジュールを実装し、これをIEEE1394経由で制御機器に送信し、制御機器上の動作環境で動作して被制御機器の制御を行える仕組みを有している。
【0080】
図4において、MPEG記録再生装置101に備えられる制御モジュール格納部16には、外部機器である外部装置102等によって自身であるMPEG記録再生装置101を制御するために予め用意された制御モジュールが格納されている。例えばHAVi規格に準拠した機器の場合には、制御機器と被制御機器が接続された後、両者の通信動作により制御モジュールが制御機器内の制御モジュール動作環境上に読み出され、展開されて動作状態に移行する。制御モジュールには、IEEE1394プロトコルを利用した番組関連情報の受信を行う手段が内蔵されており、これに対応する番組関連情報の送信手段が1394I/F9aに内蔵され、MPEG記録再生装置101より送信されてくる番組関連情報を、IEEE1394経由で外部機器側で取得できるように構成されている。IEEE1394プロトコルで接続された機器間におけるこのような特定のデータの受け渡しに関しては、例えば1394TA(Trade Association)が定めるAV/C Digital Interface Command規格によるベンダー・ユニークコマンド等により容易に実現が可能である。
【0081】
1394I/F9aから出力された番組関連情報は、MPEGデータとともにIEEE1394経由で1394I/F9bへ伝達される。1394I/F9bでは、番組関連情報を受信して制御モジュール動作部17へ転送する。制御モジュール動作部17では、予め取得しているMPEG記録再生装置101の制御モジュールが動作しており、取得された番組関連情報に基づいて、これを表示可能な映像信号に変換して出力する。
【0082】
MPEGデータは1394I/F9bで受信された後、MPEGデコーダ部3aに入力され、MPEGデコードされてアナログ映像信号が生成され、制御モジュール動作部17から出力される番組関連情報を変換したアナログ映像信号とともに映像信号重畳部18へ出力される。映像信号重畳部18では入力された両映像信号を重畳して一つの映像信号として出力し、視聴者に提供する。
【0083】
以上のように、本発明の実施の形態2によるMPEG記録再生装置101においては、自身を制御するための手順を示す制御モジュールをIEEE1394経由で外部機器(例えば外部装置102)へ送信し、このモジュールに基づいて外部機器により制御される場合において、番組関連情報を制御モジュールが動作する外部機器へIEEE1394経由で送信し、制御モジュールにより情報の解釈を行って番組関連情報を取り出し、映像信号に変換してMPEGデコードされた番組の映像信号に重畳することにより視聴者に番組情報を表示・提供することができる。
【0084】
実施の形態3.
図5は、本発明の実施の形態3に係るMPEG記録再生装置及びそれに接続される外部装置のブロック図である。
【0085】
実施の形態3に係るMPEG記録再生装置103が図1に示す実施の形態1に係るMPEG記録再生装置と実質的に異なる点は、図1の装置構成からアンテナ1、デジタル受信部2、MPEGデコーダ部3、3次元Y/C分離部10、MPEGエンコーダ部11、切り換え器12及び表示重畳部15が省略され、代わりにビットマップ(BPM)変換部19が追加されている点のみである。本実施の形態に係るMPEG記録再生装置における図1のMPEG記録再生装置の構成要素と共通する部分については、同一の参照符号を付して説明を省略する。なお、本実施の形態においては、本発明に係る出力手段には1394I/F9aが対応している。
【0086】
1394I/F9aは、IEEE1394規格に準拠して外部装置104とMPEGストリーム等のやりとりを行う。番組情報収集部14bは、前述の番組情報収集部14と実質的に同一の機能に加え、再生時にD-VHS信号処理部4から再生された番組関連情報を取得し、これを1394I/F9aへ送信する。BPM変換部19は、再生時に番組情報収集部14bから入力される番組関連情報を表示可能な画素データであるビットマップデータに変換して1394I/F9aを介して外部装置104に出力する。
【0087】
外部装置104は、MPEGデコーダ部3a、1394I/F9b、映像信号重畳部18及び映像信号変換部20を備えている。MPEGデコーダ部3aは、1394I/F9bを介してIEEE1394によりMPEG記録再生装置103と接続され、MPEG記録再生装置101から入力されるMPEGデータをデコードする。1394I/F9bは、IEEE1394規格に準拠してMPEG記録再生装置103とMPEGストリーム等のやりとりを行う。映像信号重畳部18は、後述する映像信号変換部20がBPMデータを変換して生成した映像信号と、MPEGデコーダ部3aにてMPEGデータをデコードして生成された映像信号とを重畳して表示等のために出力する。映像信号変換部20は、1394I/F9bから取得したBMPデータを表示可能な映像信号に変換する。
【0088】
実施の形態3に係るMPEG記録再生装置103における、再生した番組関連情報を外部装置104上で表示する動作について説明する。なお、MPEG記録再生装置103において、1394I/F9aより入力されるMPEGデータをD-VHS信号処理部4等を経由して記録テープ8に記録する動作については、本発明の実施の形態1で述べたことに等しいため、ここでは省略する。
【0089】
図5において、MPEG記録再生装置103は、実施の形態1に係るMPEG記録再生装置と同様に番組関連情報を記録テープ8上に記録することができる。磁気テープ8に記録されたMPEGデータは、回転ヘッド7により磁化パターンから電気信号に変換されて記録・再生アンプ6へ入力される。
【0090】
記録・再生アンプ6では、入力された電気信号に対して、波形等化、位相補償処理等により磁気媒体特有の波形歪み等を除去して再生信号として切り換えスイッチ5を経由してD-VHS信号処理部4へ入力される。
【0091】
D-VHS信号処理部4では、切り換えスイッチ5から入力される再生信号に対して、D-VHS規格で定められたデータブロックが構築され、誤り訂正処理が施された後に、MPEG-TSパケット単位に分解されたMPEGデータが、1394I/F9aを介して外部装置104に出力される。その出力されたMPEGデータは、1394I/F9bを介してMPEGデコーダ部3aに入力される。
【0092】
さらに、D-VHS信号処理部4では、前述のData AUX内に格納されたPackデータを抽出し、番組情報収集部14bへ送信する。番組情報収集部14bではD-VHS処理部4から取得した番組関連情報をBMP変換部19へ送信する。
【0093】
近年IEEE1394規格を用いたデジタル家電は、様々な形態のものが提案され、規格が策定されているが、その中にEIA775規格がある。EIA775規格はデジタルケーブル放送用受信機と、他のデジタル放送用受信機を接続して使用することを想定して策定された規格であり、その主要な点は、番組を表示・視聴する側の機器から他の受信機の制御が行えるように被制御機器の制御盤イメージを制御機器側に表示して、視聴者が間接的に被制御機器を制御できるようにすることである。具体的には、他機器から制御される側の被制御機器が、自身の制御操作を可能にする操作盤のイメージデータをIEEE1394経由で制御機器に送信し、制御機器上の動作環境で表示を行い間接的に被制御機器の制御を行える仕組みを有している。
【0094】
図6において、BMP変換部19では、入力された番組関連情報を、表示可能なBMPデータに変換して1394I/F9aから外部機器である外部装置104に送信する。1394I/F9aから出力されたBMPデータは、MPEGデータとともにIEEE1394経由で1394I/F9bへ伝達される。1394I/F9bでは、BMPデータを受信して映像信号変換部20へ転送する。映像信号変換部20では、BMPデータを表示可能な映像信号に変換して出力する。
【0095】
MPEGデータは1394I/F9bで受信された後、MPEGデコーダ部3aに入力され、MPEGデコードされてアナログ映像信号が生成され、映像信号変換部20から出力されるBMPデータを変換したアナログ映像信号とともに映像信号重畳部18へ出力される。映像信号重畳部18では入力された両映像信号を重畳して一つの映像信号として出力し、視聴者に提供する。
【0096】
以上のように、本発明の実施の形態3によるMPEG記録再生装置103においては、番組関連情報をBMPデータに変換して外部機器である外部装置104へ送信し、映像信号変換部20によりBMPデータから番組関連情報を取り出して映像信号に変換し、MPEGデコードされた番組の映像信号に重畳することにより視聴者に番組情報を表示・提供することができる。
【0097】
【発明の効果】
請求項1に記載の発明によれば、MPEGデータの記録時においては、そのMPEGデータ中の番組に関連する番組関連情報が情報収集手段によって収集され、その番組関連情報が、記録手段によってテープ記録媒体のMPEGデータが記録される記録トラック内に記録され、MPEGデータの再生時において、テープ記録媒体の記録内容から番組関連情報が情報抽出手段によって抽出され、その番組関連情報が出力手段によって出力される。このため、MPEGデコーダを持たない装置においても番組関連情報を取り扱うことができるとともに、視聴者に対して少なくとも何らかの形で必ず再生中の番組の番組関連情報を提供でき、視聴者の便宜が図れる。
【0098】
また、MPEGデータのMPEG記録再生装置への入力経路に応じた番組関連情報の収集が行える。
【0099】
また、MPEGデータが、IEEE1394インターフェース、MPEGエンコーダ部及びデジタル放送受信部のいずれから入力された場合であっても、MPEGデータの入力経路に応じた番組関連情報を収集して提供することができる。
【0100】
請求項2及び3に記載の発明によれば、MPEGデータの記録中に番組内容が変化した場合にも、変化後の番組の番組関連情報を自動的に取得して提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るMPEG記録再生装置のブロック図である。
【図2】 D-VHS規格によるMPEG記録時のデータ配置を示す概念図である。
【図3】 D-VHS規格におけるPackデータ構成を示す図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係るMPEG記録再生装置及びそれに接続される外部装置のブロック図である。
【図5】 本発明の実施の形態3に係るMPEG記録再生装置及びそれに接続される外部装置のブロック図である。
【図6】 従来のMPEG記録再生装置のブロック図である。
【符号の説明】
1 アンテナ、2 デジタル受信部、3,3a MPEGデコーダ部、4 D-VHS信号処理部、5 切り換えスイッチ、6 記録・再生アンプ、7 回転ヘッド、8 磁気テープ、9,9a,9b 1394I/F、10 3次元Y/C分離部、11 MPEGエンコーダ部、12 切り換え器、13 時間情報管理部、14,14a,14b 番組情報収集部、15 表示重畳部、16 制御モジュール格納部、17制御モジュール動作部、18 映像信号重畳部、19 BMP変換部、20 映像信号変換部、101,103 MPEG記録再生装置、102,104 外部装置。
Claims (3)
- テープ記録媒体に対するMPEGデータの記録及び再生を行うMPEG記録再生装置であって、
入力されるMPEGデータの記録時において、そのMPEGデータ中の番組に関連する番組関連情報を収集する情報収集手段と、
前記情報収集手段によって収集された前記番組関連情報を、前記テープ記録媒体の前記MPEGデータが記録される記録トラック内に記録する記録手段と、
前記テープ記録媒体に記録された前記MPEGデータの再生時において、前記テープ記録媒体の記録内容から前記番組関連情報を抽出する情報抽出手段と、
前記抽出手段によって抽出された前記番組関連情報を出力する出力手段と、
前記 MPEG データの入力を受け付ける IEEE1394 インターフェース、外部から入力されるアナログ信号をエンコードして MPEG データを生成する MPEG エンコーダ部、及びデジタル放送を受信するデジタル放送受信部のうちの少なくとも1つと、
を備え、
前記情報収集手段は、
前記 MPEG データが前記 IEEE1394 インターフェース又は前記 MPEG エンコーダ部から入力される場合においては、前記 MPEG データの記録開始の日時及び前記 MPEG データ内の PMT 内に格納された program number を前記番組関連情報として取得し、
前記 MPEG データが前記デジタル放送受信部から入力される場合においては、予め対応を想定した複数の異なる放送規格に準拠した前記 MPEG データ内の PMT 以外の所定のデータテーブルを順次参照して前記番組関連情報を取得する一方、その参照処理によって所望の番組関連情報が得られない場合には記録開始の日時及び前記 MPEG データ内の PMT 内に格納された program number を前記番組関連情報として取得することを特徴とするMPEG記録再生装置。 - 請求項1に記載のMPEG記録再生装置において、
前記情報収集手段は、
記録される前記 MPEG データが前記 IEEE1394 インターフェース又は前記 MPEG エンコーダ部から入力される場合において、記録開始時に取得した前記番組関連情報を、記録開始後、その入力される MPEG データ中の PAT かつ又は PMT の内容が更新されるまで維持し、その MPEG データ中の PAT 及び PMT のうちの少なくとも一方の内容が更新された時点で、その維持している前記番組関連情報を更新することを特徴とするMPEG記録再生装置。 - 請求項1に記載のMPEG記録再生装置において、
前記情報収集手段は、
記録される前記 MPEG データが前記デジタル放送受信部から入力される場合において、前記 MPEG データ内の前記所定のデータテーブルから前記番組関連情報が取得可能な場合には、その前記 MPEG データ内の SI 及び PSI の少なくとも一方の情報更新を一定間隔で監視し、情報が更新される毎に前記番組関連情報の更新を行う一方、前記 MPEG ストリーム内の前記所定のデータテーブルから前記番組関連情報が取得不能な場合には、前記 MPEG データの記録開始時に取得した前記番組関連情報を、前記 MPEG データの記録開始後、前記 MPEG データ中の PAT 及び PMT のうちの少なくとも一方の内容が更新されるまで維持し、その PAT 及び PMT のうちの少なくとも一方の内容が更新された時点で、それまで維持していた前記前記番組関連情報を更新することを特徴とするMPEG記録再生装置。
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