JP3710924B2 - 画像読取装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、CCD等を用いて写真フィルム等の画像情報を読み取る画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
ネガフィルム等の写真フィルムに記録されている画像を印画紙等の感光材料に露光する写真プリンタでは、画像の露光条件の決定等を行うために、写真フィルムのフィルム種、画像のフレームサイズ、露光する画像の特徴量(例えば、平均濃度や色味)等の情報を読み取る必要がある。
【0003】
また、写真フィルムに記録されている画像をスキャナによって読み取り、この読み取りによって得られた画像データを用いて記録材料への画像の記録、ディスプレイへの画像の表示等を行う画像処理装置においても、上記と同様に写真フィルムに関する各種の情報を読み取る必要がある。このため従来は、読み取るべき各種情報に対応してCCDを設け、CCDから出力されたデータに基づいて写真フィルムに関する各種情報を各々読み取る構成が一般的であった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、写真フィルムには幅方向両端にパーフォレーションが穿設されているため、上記構成では、写真フィルムの各箇所からCCDに入射される光のうち、パーフォレーションが穿設されている箇所を透過した光が過大光量となる。このため、パーフォレーションが穿設されている箇所を透過した光が入射されてもCCDの出力が飽和しないように、写真フィルムに照射される光の光量を下げる必要がある。しかし、写真フィルムの画像記録範囲を透過した光の光量も同時に低下することになるので、写真フィルムに記録された画像情報を精度良く読み取ることができなくなる、という問題がある。
【0005】
本発明は上記問題点を解消するためになされたもので、写真フィルムに記録された画像情報及び画像記録範囲外に存在する情報を精度良くかつ同時に読み取ることができる画像読取装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明では、写真フィルムを透過した光が入射されることにより、前記写真フィルムの画像情報および画像記録範囲外に存在する情報を読取手段で読み取る画像読取装置において、前記光が入射される光透過部において、前記写真フィルムのパーフォレーションを通過する光のみの透過率を前記写真フィルムベースの透過率以下に低下させる減光手段を備え、前記写真フィルムが搬送される搬送路に設けられた搬送方向と交差する方向に延びるスリット状のガラスからなる光透過部に、前記減光手段が設けられたことを特徴とする。
【0007】
請求項1の発明によれば、例えば、135サイズの写真フィルムの場合、長手方向に沿った幅方向の両端部にパーフォレーションが形成されている。光透過部において、パーフォレーションを通過する光は減光手段によって写真フィルムベースを透過する光よりも透過率を低下させられるので、読取手段に光量が大きい光が入射することなく、画像情報が精度よく読み取られる。また、写真フィルムの画像記録範囲外に存在する情報、例えば、写真フィルムのパーフォレーションよりも外側に記録されたDX/FNS等のバーコード情報は、その部分を透過した光が減光手段によって減光されないため、精度良く読み取ることができる。
【0009】
また、ガラスで構成された光透過部に減光手段を設けたため、新たに減光手段だけ設けるよりも簡単な構成になる。しかも、光透過部をガラスで構成したため、ゴミ等が下部に落下することを防止できる。
【0010】
請求項2に記載の発明では、前記光透過部は、写真フィルムが搬送される側と反対側の面に反射、フレアー防止処理を施してあることを特徴とする。
【0011】
請求項2の発明によれば、光透過部の写真フィルムが搬送される側と反対側に表面処理が施されている。これは、写真フィルムが搬送される時に、光透過部と摺動するため、表面処理、例えばARコートが剥がれるおそれがある。しかし、本発明では写真フィルムの反対側の面に表面処理を施したため、このおそれはない。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、以下では、まず本実施の形態に係るディジタルラボシステム10について説明する。
(ディジタルラボシステムの概略構成)
図1には本実施の形態に係るディジタルラボシステム10の概略構成が示されており、図2にはディジタルラボシステム10の外観が示されている。図1に示されるように、ディジタルラボシステム10は、ラインCCDスキャナ12、画像処理部16、レーザプリンタ部18及びプロセッサ部20を含んで構成されている。また、図2に示されるように、ラインCCDスキャナ12と画像処理部16は入力部96に設けられており、レーザプリンタ部18とプロセッサ部20は出力部98に設けられている。
【0015】
ラインCCDスキャナ12は、ネガフィルムやリバーサルフィルム等の写真フィルムに記録されているフィルム画像を読み取るためのものであり、例えば135サイズの写真フィルム、110サイズの写真フィルム、及び透明な磁気層が形成された写真フィルム(240サイズの写真フィルム:所謂APSフィルム)、120サイズ及び220サイズ(ブローニサイズ)の写真フィルムのフィルム画像を読取対象とすることができる。ラインCCDスキャナ12は、上記の読取対象のフィルム画像をラインCCDで読み取り、画像データを出力する。
【0016】
画像処理部16は、入力された画像データに対して各種の補正等の画像処理を行って、記録用画像データとしてレーザプリンタ部18へ出力する。また、画像処理部16は、画像処理を行った画像データを画像ファイルとして外部へ出力する(例えば、メモリカード等の記憶媒体に出力したり、通信回線を介して他の情報処理機器へ送信する等)ことも可能である。
【0017】
レーザプリンタ部18はR、G、Bのレーザ光を照射するレーザ光源を備えており、画像処理部16から入力された記録用画像データに応じて変調したレーザ光を印画紙に照射して、走査露光によって印画紙に画像を記録する。また、プロセッサ部20は、レーザプリンタ部18で走査露光によって画像が記録された印画紙に対し、発色現像、漂白定着、水洗、乾燥の各処理を施す。これにより、印画紙上に画像が形成される。
【0018】
(ラインCCDスキャナの概略構成)
図3には、本発明に係るフィルムキャリア14(詳細後述)を含んで構成されたラインCCDスキャナ12の光学系の概略構成が示されている。この光学系は、メタルハライドランプやハロゲンランプ等から成る光源64を備えている。光源64が焦点位置に位置するように、IR(赤外光)を透過する放物面状のリフレクタ24が配設されており、光源64から射出されリフレクタ24によって反射された光が写真フィルム22方向に照射される。
【0019】
光源64の光射出側には、光源64から射出された光のIRをカットするIRカットフィルタ26、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)の調光フィルタ70C、70M、70Y、減光フィルタとしてのNDフィルタ28及び写真フィルム22に照射する光を拡散光とする光拡散ボックス66が光軸Lに沿って順に配設されている。調光フィルタ70C、70M、70Yは、それぞれ独立に移動可能に構成されており、光源64から射出された各成分色光の光量のバランスやラインCCD74の各成分色光に対する感度等を考慮して光路中への挿入量が調整される。これにより、ラインCCD74におけるR、G、Bの3色の受光量を調整することができる。
【0020】
写真フィルム22は、フィルムキャリア14によってフィルム面が光軸Lと垂直になるように搬送される。フィルムキャリア14には、光源64から射出された光が透過する写真フィルム22の搬送方向と直交する方向に延びた光透過部32(図4参照)が形成されている(詳細後述)。
【0021】
写真フィルム22を搬送するフィルムキャリア14を挟んで光源64と反対側には、光軸Lに沿って、写真フィルム22を透過した光を結像させるレンズユニット72、及び結像位置に設けられたラインCCD74が順に配置されている。
【0022】
図3では、レンズユニット72として単一のレンズのみを示しているが、このレンズユニット72は複数枚のレンズから構成されたズームレンズであってもよい。ラインCCD74は、CCDセルが写真フィルム22の搬送方向(図3に示される矢印A1方向)に直交するようにライン状に配列されて構成されたCCDセル列が3ライン設けられ、各ラインの光入射側にR、G、Bの色分解フィルタのいずれかが各々取り付けられた3ラインカラーCCDで構成されている。従って、CCDセルの配列方向にフィルム読み取りの主走査がなされ、写真フィルム22が搬送されることによりフィルム画像読み取りの副走査がなされる。なお、ラインCCD74は、3本のライン(CCDセル列)が写真フィルム22の搬送方向に沿って所定の間隔を隔てて順に配置されているので、同一の画素におけるR、G、Gの各成分色の検出タイミングには時間差がある。しかし、本実施の形態では、各成分色毎に異なる遅延時間で測光信号の出力タイミングの遅延を行うことにより、同一の画素のR、G、Bの測光信号がラインCCD74から同時に出力されるように構成されている。
【0023】
また、ラインCCD74によって読み取られたフィルム画像のデータに基づき、フィルム画像のコントラストが最大となるようにレンズユニット70の結像点位置を移動させる合焦制御を行う。これにより、レンズユニット70の結像点位置がラインCCD74の受光面に一致される。
【0024】
(フィルムキャリアの構成)
次に、図4を参照してフィルムキャリア14について詳細に説明する。図4には、本実施の形態に係るフィルムキャリア14が示されている。このフィルムキャリア14は、135サイズの写真フィルム22の搬送に適用可能である。
【0025】
フィルムキャリア14には、ベース40に対して開閉可能なベース40と略同一なカバー42が取り付けられている。カバー42の一側面にはカバー42の開閉を操作するためのレバー44が取り付けられている。このレバー44の係止部(図示せず)がベース40の図示しない孔に係合することによって、カバー42をベース40に圧着させた状態で閉じることができる。
【0026】
ディジタルラボシステム10のラインCCDスキャナ12において読取処理を行うにあたり、オペレータは写真フィルム22をフィルムキャリア14に形成されたフィルム挿入口46に挿入する。このとき、写真フィルム22に記録されたフィルム画像が予め定められた向きとなるように挿入する。本実施の形態では、写真フィルム22に記録されたフィルム画像を下側に向けて挿入する。
【0027】
写真フィルム22が挿入され、先端検出センサ52によって写真フィルム22の先端が検出されるとローラ駆動モータ84が駆動する。ローラ駆動モータ84が駆動されることにより、タイミングベルト82、プーリ85を介して搬送ローラ対54、60、68が同時にかつ同一方向に回転し、写真フィルム22を所定方向(図3に示される矢印A1方向)へ挟持搬送する。なお、搬送される写真フィルム22の表面に付着した埃等はゴミ取りローラ56等によって取り除かれる。
【0028】
写真フィルム22がフィルム搬送路34(図6参照)に形成された光透過部32の上部を通過するとき、ラインCCD74は写真フィルム22に記録されたフィルム画像及び写真フィルム22の情報が記録されたバーコード37を同時に読み取る。すなわち、光源64から射出されて光透過部32及び写真フィルム22を透過した光がレンズユニット72を介してラインCCD74に入射される。(光透過部の構成)
フィルム搬送路34に沿って配設された搬送ローラ対60と搬送ローラ対68の間、すなわちフィルム搬送路34の中央部近傍には、光透過部32が形成されている(図4参照)。
【0029】
この光透過部32は次のように構成されている。すなわち、図5に示すように、フィルム搬送路34に形成された開口部100に、両端が水平で中央部分に円弧状のRがついている、太鼓橋形状の透明なガラス板102が嵌合されている。したがって、図6に示すように、ガラス板102の搬送方向(矢印A方向、以下A方向という)の中央部が搬送路34に突出している。本実施形態の中央部はR8(mm)で水平部から中央部までの高さH(図6参照)が1mmである。これは、搬送される写真フィルム22が搬送方向と直交する方向(矢印B方向、以下、B方向という)に反るおそれがあるため、ガラス板102の部分でA方向に反らすことでB方向(主走査方向)の反りをとって平面性を確保する。これにより、写真フィルム22の画像読取が精度良く行われる。
【0030】
図5に示すように、ガラス板102の搬送路34側と反対側の面(以下、裏面という)102Aに銀、アルミの蒸着膜103が蒸着され、NDフィルタ104が形成されている。NDフィルタ104の蒸着膜103の部分は、太鼓橋形状のA方向頂点部分においてB方向の中央部分に孔部106、B方向の両端部に切欠部108A、108Bを形成している。したがって、孔部106と切欠部108A、108Bの間に減光部110A、110Bが形成されることになる。
【0031】
なお、この蒸着膜103の上(表面側)に反射、フレアー防止用のARコート(図示せず)が設けられている。このように、蒸着膜103やARコートをガラス板102の裏面102A側に形成しているため、写真フィルム22の搬送によってARコート等が剥がれることはない。
【0032】
ガラス板102に蒸着膜103を蒸着することにより形成されたNDフィルタ104において、孔部106、切欠部108A、108B、減光部110A、110Bからなる部分が光透過部32になる。図7に示すように、孔部106が写真フィルム22の画像情報部分に、切欠部108A、108Bがバーコード37に、減光部110A、110Bがパーフォレーション36に対応している。
【0033】
ここで、減光部110A、110Bは、パーフォレーション36のB方向の幅よりも若干広く形成されている。この構成により、搬送時に写真フィルム22が蛇行してB方向に変位があっても、パーフォレーション36を透過する光が減光部110A、110Bによって確実に減光される。
【0034】
なお、光透過部32のB方向の長さは、図7に示すように、写真フィルム22に記録されたフィルム画像における写真フィルム22のB方向の長さよりも長く形成されている。
【0035】
次に、本発明の実施の形態の作用を説明する。
画像読取時に、写真フィルム22がフィルム搬送路34に形成された光透過部32の上部を通過するとき、ラインCCD74は写真フィルム22に記録されたフィルム画像及び写真フィルム22の情報が記録されたバーコード37を同時に読み取る。すなわち、光源64から射出されて光透過部32及び写真フィルム22を透過した光がレンズユニット72を介してラインCCD74に入射される。このとき、光源64から射出された光は光透過部32の減光部110A、110Bによって減光されるため、写真フィルム22のパーフォレーション36を透過する光は減光される。
【0036】
このように、減光部110A、110Bによって減光された光がラインCCD74に入射され、パーフォレーション36を透過した光の光量が過大になることがなく、また写真フィルム22に記録されたフィルム画像およびバーコード37を透過した光の光量が過少になることがないので、写真フィルム22に記録されたフィルム画像と写真フィルム22の情報が記録されたバーコード37を精度良くかつ同時に読み取ることができる。
【0037】
また、本実施の形態では、ラインCCD74に入射される光の光量が多い部分を減光する減光部110A、110Bとして、光減光用の蒸着膜を光透過部32に嵌合されたガラス板102に蒸着することによって設けた例について説明したが、これに限るものではない。例えば、スリット状の開口部(素抜け)を形成し、この開口部の長手方向両端部近傍(パーフォレーション対応部分)にNDフィルタを設ける構成にしてもよい。
【0038】
さらに、本実施形態においては、光源64から射出された光を減光部110A、110Bによって減光し、減光された光を写真フィルム22に照射する構成としたが、これに限定されるものではない。例えば、光源64から射出された光を写真フィルム22に照射し、この写真フィルム22を透過した光を減光した後にラインCCD74に入射するようにしてもよい。すなわち、光を減光するための減光部110A、110Bは、写真フィルム22の乳剤面側及び乳剤面と反対側のいずれか一方に設けられていればよく、また両方に設けるようにしてもよい。
【0039】
なお、本実施の形態では、写真フィルム22の長手方向に沿った幅方向両端部に所定間隔でパーフォレーション36が穿設されると共に、パーフォレーション36の近傍に写真フィルム22のフィルム種やコマ番号等が記録されたバーコード37が形成された135サイズの写真フィルム22を例として説明したが、適用可能な写真フィルム22はこれに限定されるものではない。写真フィルムの種類に応じて、それぞれ専用のフィルムキャリアを備えることにより適用可能である。
【0040】
以下に240サイズの写真フィルム(所謂APSフィルム)に適用した例について、図8を参照して光透過部32Bを説明する。
【0041】
図8に示すように、240サイズの写真フィルム22Bは、写真フィルム22Bの長手方向に沿った幅方向一端にパーフォレーション88が形成され、長手方向端部で幅方向他端にターンアラウンドパーフォレーション(以下、TAPという)90が形成されている。パーフォレーション88間及び写真フィルム22Bの幅方向他端にフィルム種やコマ番号等が磁気記録された磁気層92が形成されている。
【0042】
これに対して光透過部32Bは、パーフォレーション88に対応する減光部110Cのみを形成している。
【0043】
このように形成された光透過部32Bは、写真フィルム22Bの画像読取時に、パーフォレーション88を透過した光を減光してラインCCD74に過大な光量の光が入射されるのを防ぐ。さらに、TAP90の部分が読み取りに入る前に写真フィルム22Bの搬送を停止するように制御しているため、TAP90を透過した光が減光されることなくラインCCD74に入射されることも防げる。
【0044】
これらのフィルムに限定されず、1コマ毎にスライド用のホルダに保持されたスライドフィルム(リバーサルフィルム)(図示省略)等にも適用可能である。
【0045】
なお、本形態に係るディジタルラボシステム10では、画像読取の際に、先ず、バーコード情報や画像濃度、画像サイズ等を読み込むプレスキャンを行い、読取条件を設定する。次に読取条件に基づいて画像情報を読み取るファインスキャンを行う。したがって、写真フィルム22にパノラマサイズの画像情報が入っていた場合、プレスキャンの時に通常の画像と同様にしてバーコード情報等を読み取る。続くファインスキャンの時にLHPレバー62(図4参照)を駆動して画像情報範囲外の部分を遮光部62Aで遮光する。このようにパノラマサイズの画像情報にも対応できる。
【0046】
【発明の効果】
請求項1記載の本発明は上記構成としたので、写真フィルムのパーフォレーションの透過光のみが減光手段により減光されるため、画像情報だけでなくバーコード情報などの画像記録範囲外に存在する情報も精度良く読み取ることができる。
【0047】
また、ガラスに減光手段を設けたため、構成が簡単になるとともに、ゴミなどが光透過部から下部へ落下することがない。
【0048】
請求項2記載の本発明は上記構成としたので、光透過部の表面処理、例えばARコート等が傷つけられることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係るディジタルラボシステムの概略構成図である。
【図2】本実施形態に係るディジタルラボシステムの外観図である。
【図3】本実施形態に係るラインCCDスキャナの光学系を示す概略斜視図である。
【図4】本実施形態に係るフィルムキャリアの内部構成を示す概略斜視図である。
【図5】本実施形態に係るフィルムキャリアのフィルム搬送路に設けられた光透過部を示す分解斜視図である。
【図6】本実施形態に係るフィルムキャリアのフィルム搬送路に設けられた光透過部を示す概略斜視図である。
【図7】本実施形態に係る光透過部とフィルムの関係を示す平面図である。
【図8】本実施形態に係る光透過部の他の実施例を示す平面図である。
【符号の説明】
10 ディジタルラボシステム
14 フィルムキャリア(搬送手段)
22 写真フィルム
32 光透過部
36、88 パーフォレーション
74 ラインCCD(読取手段)
110A、110B、110C 減光部(減光手段)
Claims (2)
- 写真フィルムを透過した光が入射されることにより、前記写真フィルムの画像情報および画像記録範囲外に存在する情報を読取手段で読み取る画像読取装置において、
前記光が入射される光透過部において、前記写真フィルムのパーフォレーションを通過する光のみの透過率を前記写真フィルムベースの透過率以下に低下させる減光手段を備え、
前記写真フィルムが搬送される搬送路に設けられた搬送方向と交差する方向に延びるスリット状のガラスからなる光透過部に、前記減光手段が設けられたことを特徴とする画像読取装置。 - 前記光透過部は、写真フィルムが搬送される側と反対側の面に反射、フレアー防止処理を施してあることを特徴とする請求項1記載の画像読取装置。
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JPH11112710A JPH11112710A (ja) | 1999-04-23 |
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