JP3703329B2 - 画像表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は画像表示装置に関し、例えば表示素子として反射型の液晶表示素子に表示された画像情報を適切に設定した自由曲面を有する光学素子を介して拡大して観察するようにしたヘッドマウントディスプレイやメガネ型ディスプレイ等に好適なものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、例えば透明体の表面に入射面と複数の反射面、そして射出面を設けた光学素子を用いて、液晶等の画像表示素子に表示した画像情報を拡大した虚像として観察するようにした頭部装着型の画像観察装置(画像表示装置)、所謂ヘッドマウントディスプレイが種々と提案されている。
【0003】
例えばこのようなヘッドマウントディスプレイ型の画像観察装置として特に小型化に優れた光学系の構成が特開平7−333551号公報,特開平8−179238号公報,特開平8−234137号公報等で提案されている。
【0004】
一方、近年小型の表示デバイスとして反射型の液晶表示素子が種々と用いられている。反射型の液晶表示素子をヘッドマウントディスプレイ等の画像観察装置に用いるには照明装置を設けて液晶表示素子を照明する必要がある。
【0005】
図4,図5は各々従来の反射型の液晶表示素子を用いた画像表示装置の一部分の要部概略図である。
【0006】
図4において101は反射型の液晶表示素子であり、光源(面光源)102からの光束を液晶表示素子101の表示面に対して略45°傾いたビームスプリッタ(ハーフミラー)103で反射させた光で照明している。液晶表示素子101で光変調を受けハーフミラー103を透過した光束をプロジェクタのときには投影レンズ104で所定面上に投影して観察している。又ヘッドマウントディスプレイのときにはレンズ系104を介して液晶表示素子101で表示された画像情報を拡大して観察している。
【0007】
図5においては光源102からの光束を偏光板106を介して直線偏光(例えばP偏光)とし、液晶表示素子101の表示面に対して略45°傾いた偏光ビームスプリッタ105を通過させて反射型の液晶表示素子101を照明している。液晶表示素子101で光変調を受けた光束(S偏光となっている)を偏光ビームスプリッタ105で反射させて投影レンズ又はレンズ系104に導光している。
【0008】
これによってプロジェクタのときには投影レンズ104で所定面上に投影し、観察している。又、ヘッドマウントディスプレイのときにはレンズ系104を介して液晶表示素子101で表示された画像情報を拡大し、観察している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
従来よりHMD等の画像観察装置では、装置を観察者の頭部に装着するために装置全体の小型化、及び軽量化を図ることが重要な課題となっている。又、表示手段に表示した画像情報を良好に観察できることが重要な課題となっている。
【0010】
画像表示装置として反射型の液晶表示素子を用いた場合で装置全体の小型化を図るには、それを照明するための照明装置を装置内に組み込む必要がある。
【0011】
前記した図4、図5等の照明光学系を構成する液晶面に対して45°傾いたビームスプリッタを特開平7−333551号公報,特開平8−179238号公報,特開平8−234137号公報等で提案されている構成に用いようとすると、即ち液晶と光学系との間、もしくは光学系と瞳との間に略45°傾いた面を配置しなければならない。このため、透過型の液晶表示装置を用いた場合に対してアイリリーフ,画角等のスペックが低減してくる。
【0012】
そして、上記ビームスプリッタがハーフミラーであった場合には光量の損失が生じ、又、偏光ビームスプリッタ(PBS)であった場合には、その製造が難しい等の問題もあった。
【0013】
本発明は、液晶ディスプレイ等の表示手段に表示した画像情報を観察する際、光源手段から表示手段に至る照明光学系及び表示手段からの光束を観察者の眼球に導光するための表示光学系の構成を適切に設定することによって、装置全体の小型化を図りつつ光量のロスを減らし、該画像情報を良好なる画質で観察することができる画像観察装置の提供を目的とする。
【0014】
この他本発明は、画像表示手段として例えば反射型の液晶表示素子を用い、例えば液晶表示素子からの光束を入射させる入射面と、該入射面から入射させた光束を反射させる偏心させた曲面反射面と、該曲面反射面からの光束を射出させる射出面とを一体形成した光学素子を表示光学系に用いて液晶表示素子で表示される画像情報を観察するとき、該液晶表示素子を照明するための照明光学系を表示光学系の特徴に合せて適切に設定することにより、装置全体の小型化を図りつつ、液晶表示素子で表示された画像情報を良好に観察することができるヘッドマウントディスプレイに好適な画像表示装置の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明の画像表示装置は、
反射型の表示素子と、光源手段からの光束を該表示手段の表示面に入射させる全反射面を利用した3角柱状プリズムを有する照明光学系と、該表示手段からの光束を観察者の瞳孔に導光し、該表示手段に表示した画像情報を観察させる表示光学系とを有した画像表示装置において、該照明光学系は該光源手段からの光束を該3角柱状のプリズムの全反射面で全反射させて該表示手段に導光しており、該表示光学系は複数の光学作用面を有し、該表示手段からの光束を該プリズムの全反射面を介し観察者に導光しており、該表示光学系の複数の光学作用面は1つの面内において対称な形状をしており、該対称面をYZ面とするとき、該プリズムのプリズム頂角Pθが、
(Dy/Ly)・Wy°<Pθ<40°
Dy:YZ面内の該表示光学系の瞳径
Ly:YZ面内の該表示手段の有効画像表示サイズ
Wy:YZ面内の該画像表示装置の画角
となるように設定していることを特徴としている。
【0016】
請求項2の発明は、請求項1の発明において、
前記全反射面と前記表示手段の表示面とのなす角θは、
(Dy/Ly)・Wy°<θ<40°
であることを特徴としている。
【0018】
請求項3の発明は、請求項1又は2の発明において前記表示光学系は複数の反射面を利用した光学素子を有し、前記光源手段と前記表示手段と該表示光学系の形成する瞳のそれぞれの略中心位置を結ぶ光線を基準光線L0とするとき、該光学素子を構成する反射面が、それぞれ基準光線L0に対して傾いた面で構成されたことを特徴としている。
【0019】
請求項4の発明は、請求項3の発明において前記光学素子を構成する少なくとも1つの光学面が、アジムス毎に異なる曲率を有した非回転対称非球面で構成されたことを特徴としている。
【0020】
請求項5の発明は、請求項4の発明において前記非回転対称非球面のうちの1面が全反射面、兼透過面として作用する光学面を有することを特徴としている。
【0024】
請求項6の発明は、請求項1から5のいずれか1項の発明において前記照明光学系は、少なくとも1つの非回転対称な曲面を有することを特徴としている。
【0025】
請求項7の発明は、請求項1から6のいずれか1項の発明において前記表示手段が強誘電性液晶ディスプレイであることを特徴としている。
【0026】
請求項8の発明は、請求項1から7のいずれか1項の発明において前記光源手段がRGB3色を発光する光源を有し、該光源手段が前記表示手段における画像表示と同期して点灯することを特徴としている。
【0027】
請求項9の発明は、請求項8の発明において前記光源がRGBの3色を発光するLED素子であることを特徴としている。
【0038】
請求項24の発明は請求項23の発明において、
前記光源がRGBの3色を発光するLED素子であることを特徴としている。
【0039】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の画像表示装置の基本構成を示す要部概略図である。図中L1は表示光学系(拡大光学系)の一部を構成する光学素子であり、平面,曲面,非球面,または回転非対称面等から成る第1,第2,第3の光学作用面(以下「面」ともいう)Sa,Sb,Scを有している。尚、いずれの面Sa,Sb,Scも1つのYZ面(対称面,本実施形態においては紙面がこれに相当)に対して対称な形状をしている。また、3つ以上の面を有するようにしても良い。Sは観察者1の望ましき瞳孔位置である。
【0040】
2は反射型のLCDより成る画像表示手段(表示素子)であり、2aはその表示面(液晶面)である。尚、本発明における画像表示手段2には、後述するように照明光学系LEからの光束をLCD2に斜め方向より入射させ反射して斜めに出射する光束を拡大光学系(表示光学系)に導く構成としているため、広い視角特性を有することが求められる。この要求に応えるために、例えば強誘電性液晶(FLC)を用いている。また、位相補償板と組み合わせて視角特性を向上させたTN液晶等を用いても良い。
【0041】
3は光源手段であり、例えばLCD2が単色用であれば単色光または白色光を放射する光源より成り、または、LCD2がカラー用であれば、例えばR,G,B3色を発光するLEDが1チップ上に形成された光源31からの光束をレンズ32により集光し、拡散板33を用いて面光源としている。R,G,Bの3色を発光するLEDは反射型のLCD2への画像の表示に同期して発光を制御され、カラー表示を可能ならしめている。
【0042】
LEは照明光学系であり、光源手段3からの光束を偏光板KN1を介して集光するレンズL3と、レンズL3を透過した光束をLCD2の表示面2aに導光する3角柱状のプリズム(光学部材)L2より構成されている。プリズムL2を構成する面Sd,Seは、反射型LCD2からの光束を瞳に導く拡大光学系の一部としても機能している。また、プリズムL2の反射面SdとLCD2の表示面2aとのなす角度θが45°未満になるように構成している。また、プリズムL2のプリズム頂角(面Sdと面Seで形成される角度)Pθは、
(Dy/Ly)・Wy°<Pθ<40°
但し、Dy:YZ面内の表示光学系の瞳径
Ly:YZ面内のLCD有効表示領域の長さ
Wy:YZ面内の表示装置の画角
としている。
【0043】
尚、上限を越えるとプリズムL2が厚くなるため好ましくなく、また、下限を越えると照明光束の一部が面Seでも全反射し、観察者が画像の周辺部を注視しようとした場合にケラレを生じる可能性があり好ましくない。
【0044】
尚、レンズL3は単レンズに限定されるものではなく、複数のレンズや凹面ミラー等で構成してもよい。また、後述する数値実施例に示すように、レンズL3とプリズムL2を接合して1部品としてもよい。
【0045】
KN1、KN2は偏光板であり、例えばそれぞれの偏光の軸が略直交するように配置している。尚、偏光板KN1、KN2は必ずしも直交して配置する必要はなく、LCD2の旋光能、表示モード等の設計条件に合せて適切な配置にすればよい。また、LCD2の種類によっては、表示面2aの直前に偏光板を1枚用いるだけでよい場合等もあり、2枚の偏光板は必須ではない。また、偏光板KN1をレンズL3とプリズムL2との間に配置してもよい。
【0046】
光学素子L1における第3の光学作用面Scの形状は該対称面(YZ面)に対して対称な非球面である。第1の光学作用面Saの形状は該対称面(YZ面)に対して対称な球面または非球面であって、第3の光学作用面Scを屈折した光束を全反射する角度に傾斜して配置している。
【0047】
第2の光学作用面Sbは該対称面(YZ面)に対して全体として強い凹面の非球面より成るミラー面(面上に光学薄膜をつけている)であって、第1の光学作用面Saの一領域で全反射された光束に対して傾斜して配置している。第2の光学作用面Sbで反射された光束は第1の光学作用面Saを透過して瞳孔Sに達している。
【0048】
前記光源手段3と前記画像表示手段2と前記拡大光学系(表示光学系)L1の形成する瞳のそれぞれの略中心位置を結ぶ光線を基準光線L0とするとき、前記拡大光学系を構成する光学面のうち少なくとも反射面として作用する面Sa,Sbは、それぞれ基準光線L0に対して傾いた面で構成し、光学素子L1をz軸方向に薄くしている。
【0049】
尚、曲率を有する面Sa,Sbを基準光線L0に対して傾けて配置したことによる偏心収差を補正するため、面Sa〜Scはアジムス毎に異なる曲率を有した非回転対称非球面形状より構成している。
【0050】
次に図1の本発明の基本構成における光学的作用について説明する。図1に示すように、光源3からの光束は偏光板KN1で偏光方向を(例えばS偏光に)揃えられ、照明光学系LEを構成するレンズ系L3で集光され、プリズムL2の入射面SfよりプリズムL2内に入射し、反射面Sdにおいて全反射し、透過面Seより出射して、LCD2の表示面2aの法線に対してyz面内で斜めにLCD2を照明している。
【0051】
LCD2の表示面2aで画像情報に応じて変調(画素毎に適宜旋光)・反射された光束は、面Seより再度プリズムL2に入射し、照明時に全反射面として作用した面Sdを今度は透過してプリズムL2より出射し、偏光板KN2へ向かう。偏光板KN2では、例えばLCD2で90°旋光されP偏光になった画素からの光は透過し画像表示手段2で旋光されずS偏光のままであった画素からの光は遮光され、光学素子L1に導かれる。まず第3の光学作用面Scを透過して第1の光学作用面Saへ向かい、この面Saで全反射して第2の光学作用面Sbへ向かい、この面Sbで反射して収束光となり、再び第1の光学作用面Saへ向かい、今度はこの面Saを透過して画像表示手段2で表示された画像の虚像を形成すると共に観察者1の瞳孔Sに達して観察者に液晶表示手段2で表示した画像情報の虚像を視認させている。
【0052】
本発明によれば、以上のように照明光をLCD2に導くためのプリズムL2の反射面Sdを表示素子2の表示面2aに対して45°未満の角度(好ましくは(Dy/Ly)・Wy°〜40°の角度)で構成することで、従来の45°ミラーを組み込む系に対して拡大光学系を構成する光学素子L1からLCD2までの距離を短縮し、反射型の表示デバイス及びそれを照明する光源並びに照明光学系を組み込みつつも、画角・アイリリーフを充分に確保しつつ、小型で薄型の画像表示光学系を達成することが可能としている。
【0053】
また、本発明によれば、以上のように照明光学系においては全反射面として作用し、拡大光学系においては透過面として作用する面SdのプリズムL2を配置したことにより、光源31からの光をハーフミラー等を介することなく観察者の瞳Sに導くため、光利用効率の高い、明るい画像表示光学系を提供を可能としている。
【0054】
又、図1の本発明の基本構成において、図6に示すように光学素子L1の面Sbをハーフミラー面とし、面SbでプリズムPZを接合し、表示手段2で表示した画像と、外界の画像からの光束をプリズムPZと光学素子L1を通して観察者の瞳孔Sに導光し、双方の画像を同一視野で観察するようにしても良い。尚、図6においては面PZa,面Sb,面Saで構成される光学系によって外界の画像を観察する観察系を構成している。
【0055】
以下、本発明に基づいた実施形態の構成について説明する。
【0056】
[実施形態1]
図2は、本発明の実施形態1の要部構成図である。図中、SSは拡大光学系により形成される瞳、L1は光学素子であり、非回転対称非球面から成る第1,第2,第3の光学作用面(以下「面」ともいう)S1,S2,S3を有している。尚、いずれの面も1つのYZ面(対称面,本実施形態においては紙面がこれに相当)に対しては対称な形状をしている。
【0057】
20は反射型のLCDであり、S9は該反射型のLCD20の表示面であり、S8はLCDのカバーガラス表面である。
【0058】
LE1は照明光学系であり、光学部材としての三角柱状のプリズムL21と平凸状のレンズL31とが接合されている。S6は照明光学系としては反射面の作用をし、拡大光学系としては透過面として作用する光学作用面であり、一部に反射膜を形成しており、それ以外の部分では光源30からの照明光束を全反射するよう構成されている。S7は照明光学系、及び拡大光学系の両方で透過面として作用する面、S10は三角プリズムL21とレンズL31とを接合した透過面、S11はレンズL31を構成する正のパワーを有する透過面である。
【0059】
30は面光源であり、本発明の基本構成で説明した拡散板背面に発光素子と光学系を配置して面光源を形成したものや、公知の液晶バックライト等のように側面に配置した発光素子と導光板で形成したもの、またEL素子等の面発光光源が適宜利用可能である。カラー表示を行う際には、R,G,B発光する機構を有する素子を用い、該素子でのR,G,B発光とLCD20でのR,G,B表示が同期するように素子の発光を制御すればよい。SIは面光源30の発光面(もしくは拡散面)である。
【0060】
KN1,KN2は互いの偏光軸が略直交するように配置された偏光板であり、偏光板KN1は光学作用面S12,S13、偏光板KN2は光学作用面S4,S5を有している。
【0061】
本実施形態における光学素子L1の各光学作用面S1〜S3の非球面形状は、次の式を用いて表現している。
z:= (1/R)*(x2+y2)/(1+(1-(1+C1)*(1/R)2*(x2+y2))(1/2))+C2+C4*y+C5*(x2-y2)+C6*(-1+2*x2+2*y2)+C10*(-2*y+3*x2*y+3*y3)+C11*(3*x2*y-y3)+C12*(x4-6*x2*y2+y4)+C13*(-3*x2+4*x4+3*y2-4*y4)+C14*(1-6*x2+6*x4-6*y2+12*x2*y2+6*y4)+C20*(3*y-12*x2*y+10*x4*y-12*y3+20*x2*y3+10*y5)+C21*(-12*x2*y+15*x4*y+4*y3+10*x2*y3-5*y5)+C22*(5*x4*y-10*x2*y3+y5)+C23*(x6-15*x4*y2+15*x2*y4-y6)+C24*(-5*x4+6*x6+30*x2*y2-30*x4*y2-5*y4-30*x2*y4+6*y6)+C25*(6*x2-20*x4+15*x6-6*y2+15*x4*y2+20*y4-15*x2*y4-15*y6)+C26*(-1+12*x2-30*x4+20*x6+12*y2-60*x2*y2+60*x4*y2-30*y4+60*x2*y4+20*y6)
以下に、本実施形態の光学系データを示す。データは、光学素子L1の瞳面SSの中心を原点(0,0,0)とする図示のz軸方向を光軸とする座標系を基準座標系とし、その基準座標系に対する各面を定義する座標系の相対位置のy座標,z座標,x軸の回りの回転(紙面上で反時計回りの方向を正の向きとする、単位:度)をそれぞれY,Z,Aで表す(x座標、及びy,z軸回りの回転量は常に0である)。
【0062】
また、表中のRはその面の曲率半径、Nd,Vdはその面以降の屈折率、及びアッベ数を表す。尚、光束が同一面を複数通る場合は媒質が空気でない方を記述し、反射面として用いられる場合にはこれを記載しないこととした。
【0063】
非球面係数C1,C2,・・・を含むものは本実施例において定義した非球面式に従う非球面、Rxが記載されているものはトーリック面、これらの指示のない面は球面を表し、非球面係数指示のある面において不指示の係数は0とする。
【0064】
Y Z A
SS 0.000 0.000 0.00
R : ∞
S1 -21.055 22.714 -4.90
R: -286.387 Nd: 1.5709 Vd: 33.8
C1: 5.6951E+01 C5: 1.2624E-03 C6: -1.0259E-05
C10: -1.0063E-05 C11: -1.1861E-04 C12: -1.2583E-06
C13: -8.1437E-08 C14: -1.5282E-07 C20: -3.6312E-09
C21: -6.6657E-09 C22: -1.2994E-08 C23: -1.8270E-10
C24: 3.2026E-11 C25: -3.3331E-11 C26: 1.7955E-11
S2 -7.684 25.621 -34.58
R : -60.499
FFS:
C1: 2.9063E+00 C5: -1.8798E-03 C6: -1.5350E-03
C10: -2.1037E-05 C11: -4.2092E-05 C12: -1.4078E-06
C13: -8.7082E-07 C14: 4.9603E-07 C20: -1.7039E-08
C21: -6.7412E-09 C22: 2.8031E-08 C23: 4.2253E-10
C24: -1.2736E-10 C25: 2.2765E-10 C26: 8.1350E-11
S3 13.586 29.712 57.62
R : ∞ 0.000000
UDS:
C1: -1.0721E-13 C5: 3.4255E-03 C6: -6.4961E-03
C10: 1.0928E-03 C11: -1.0503E-03 C12: -3.8101E-06
C13: -1.3683E-06 C14: 4.6612E-06 C20: -7.4127E-06
C21: 7.8218E-06 C22: -7.1810E-06 C23: -1.2202E-07
C24: 5.3625E-08 C25: -1.3562E-07 C26: 1.6849E-08
S4 13.083 31.875 60.21
R : ∞
S5 13.257 31.974 60.21
R : ∞
S6 13.604 32.173 60.21
R : ∞ Nd : 1.5163 Vd : 64.1
S7 15.140 33.052 29.82
R : ∞
S8 15.463 33.616 29.82
R : ∞ Nd : 1.5740 Vd : 55.0
S9 15.798 34.201 29.82
R : ∞
S10 25.650 27.285 112.08
R : ∞ Nd : 1.6968 Vd : 55.5
S11 25.933 21.066 112.08
R : -10.806
S12 28.713 19.939 112.08
R : ∞ Nd : 1.4900 Vd : 50.0
S13 28.898 19.863 112.08
R : ∞
SI 29.825 19.487 112.08
R : ∞
YZ面内の瞳径Dy:6.00
YZ面内のLCD画面サイズLy:6.32
YZ面内の画角Wy:21.2°
面S6と面S9とのなす角度θ:30.39°
プリズムL21の頂角Pθ:30.39°
(Dy/Ly)・Wy°=20.13°
∴(Dy/Ly)・Wy°<θ<40°
(Dy/Ly)・Wy°<Pθ<40°
次に本実施形態における光学的作用について説明する。図2に示すように面光源30の発光面SIからの光束は、特定方向の直線偏光成分のみが偏光板KN1の面S13,S12を透過する。透過した直線偏光成分の光束は凸面S11で屈折・集光され、面S10を透過し、一部は面S6の反射膜で反射し、残りは全反射して面S7を透過してLCD20に向かい、カバーガラス表面S8を介して画像表示面S9に達し、反射型のLCD20を照明している。
【0065】
LCD20で変調・反射された光束は、カバーガラス表面S8、三角プリズムL21の面S7,面S6を透過して、偏光板KN2により変調度に応じて偏光板KN1の偏光軸に直交した偏光成分の光のみが偏光板KN2の面S5,S4を透過する。透過した光は、光学素子L1の第3の光学作用面S3を透過して第1の光学作用面S1へ向かい、この面S1で全反射して第2の光学作用面S2へ向かい、この面S2で反射して収束光となり、再び第1の光学作用面S1へ向かい、今度はこの面S1を透過して表示素子20で表示された画像の虚像を形成すると共に瞳SSを形成している。
【0066】
本実施形態においては、プリズムL21の面S6で照明光の一部が反射、残りが全反射するようにしたため、設計の拘束条件を緩めて設計の自由度を高めることが可能である。また、本実施形態のようにプリズムL21とレンズL31とを接合して照明系を構成すれば、組み立て時の工数を減らすことが出来るという利点もある。
【0067】
[実施形態2]
図3は、本発明の実施形態2の要部構成図である。図中、SSは拡大光学系により形成される瞳、L1は光学素子であり、非回転対称非球面から成る第1,第2,第3の光学作用面(以下「面」ともいう)S1,S2,S3を有している。尚、いずれの面も1つのYZ面(対称面,本実施形態においては紙面がこれに相当)に対しては対称な形状をしている。
【0068】
20は反射型のLCDであり、S9は該反射型のLCD20の表示面であり、S8はLCDのカバーガラス表面である。
【0069】
LE2は照明光学系であり、プリズム(光学部材)L22とレンズL32とが接合して構成している。S6は照明光学系としては反射面の作用をし、拡大光学系としては透過面として作用する曲面であり、一部に反射膜を形成しており、それ以外の部分では光源からの照明光束を全反射するよう構成されている。S7は照明光学系、及び拡大光学系の両方で透過面として作用する面、S10はプリズムL22とレンズL32とを接合した透過面、S11はレンズL32を構成する正のパワーを有するトーリック面形状の透過面である。
【0070】
30は面光源であり、本発明の基本構成で説明した拡散板背面に発光素子と光学系を配置して面光源を形成したものや、公知の液晶バックライト等のように側面に配置した発光素子と導光板で形成したもの、またEL素子等の面発光光源が適宜利用可能である。カラー表示を行う際には、R,G,B発光する機構を有する素子を用い、該素子でのR,G,B発光とLCD20でのR,G,B表示が同期するように素子の発光を制御すればよい。SIは面光源30の発光面(もしくは拡散面)である。
【0071】
KN1,KN2は互いの偏光軸が略直交するように配置された偏光板であり、偏光板KN1は光学作用面S12,S13、偏光板KN2は光学作用面S4,S5を有している。
【0072】
本実施形態における光学素子L1の各光学作用面S1〜S3の非球面形状は、次の式を用いて表現している。
z:=1/2*(1/a+1/b)*(y2*cos(w)2+x2)/cos(w)/(1+1/2*(1/a-1/b)*y*sin(w)+(1+(1/a-1/b)*y*sin(w)-(1/a/b+1/4*tan(w)2*(1/a+1/b)2)*x2)(1/2))+C20*x2+C11*x*y+C02*y2+C30*x3+C21*x2*y+C12*x*y2+C03*y3+C40*x4+C31*x3*y+C22*x2*y2+C13*x*y3+C04*y4+・・・
以下に、本実施形態の光学系データを示す。データ記載の規約については、実施形態1と同様とする。
【0073】
Y Z A
SS 0.000 0.000 0.00
R : ∞
S1 0.705 22.097 2.03
R: ∞ Nd: 1.5709 Vd: 33.8
a: -1.6001E-03 b: -2.0700E-03 w: 7.6561E+01
C02: -1.2865E-03 C03: 3.1005E-04 C04: -1.7122E-05
C05: 6.5409E-07 C06: -9.2795E-08 C20: -5.2450E-03
C21: 3.0453E-05 C22: -3.9978E-05 C23: 4.3388E-07
C24: 1.9170E-08 C40: -7.5988E-06 C41: -1.9544E-06
C42: -7.0198E-08 C60: -3.0370E-08
S2 0.016 28.019 -24.09
R : ∞
a: -2.1136E-02 b: -2.5257E-02 w: -3.1945E+01
C02: -2.8889E-04 C03: -1.4933E-04 C04: -5.6307E-06
C05: 1.2648E-06 C06: -9.4413E-08 C20: -1.8636E-03
C21: -3.3320E-05 C22: -7.9416E-06 C23: 8.7542E-07
C24: -7.7610E-08 C40: -2.9596E-06 C41: -3.8702E-07
C42: -4.5477E-09 C60: -1.0830E-08
S3 13.307 26.240 57.17
R : ∞
a: 5.5954E-04 b: 3.5851E-03 w: -8.4177E+01
C02: 2.2738E-02 C03: -7.4198E-03 C04: -3.0192E-03
C05: 1.4405E-04 C06: 6.0690E-05 C20: 5.4887E-03
C21: -5.9630E-04 C22: 2.7278E-04 C23: 5.4823E-05
C24: -6.4480E-06 C40: -2.9036E-04 C41: 1.6786E-05
C42: 1.8299E-06 C60: 5.6970E-07
S4 14.147 26.782 68.65
R : ∞ Nd : 1.4900 Vd : 50.0
S5 14.333 26.855 68.65
R : ∞
S6 14.613 26.964 68.65
R : 70.000 Nd : 1.5600 Vd : 61.0
S7 22.441 24.576 38.70
R : ∞
S8 22.848 25.084 38.70
R : ∞ Nd : 1.5740 Vd : 55.0
S9 23.238 25.571 38.70
R : ∞
S10 20.506 22.316 108.65
R : ∞ Nd : 1.6968 Vd : 55.5
S11 22.223 21.640 110.90
R : -62.53018
RX: -11.50000
S12 25.400 20.427 110.90
R : ∞ Nd : 1.4900 Vd : 50.0
S13 25.587 20.356 110.90
R : ∞
SI 26.054 20.177 110.90
YZ面内の瞳径Dy:6.00
YZ面内のLCD画面サイズLy:6.18
YZ面内の画角Wy:21.2°
面s6と面s9とのなす角度θ:29.95°
(Dy/Ly)・Wy°=20.58°
∴(Dy/Ly)・Wy°<θ<40°
尚、本実施形態においては、面S6が曲面で構成されているため、中心画角主光線(瞳中心からZ軸方向に進光する光線,本発明の基本構成説明に用いた基準光線Oに略等しい)と面S6との交点における面S6の接線と画像表示面S9とのなす角度をθとする。
【0074】
次に本実施形態における光学的作用について説明する。図3に示すように面光源30の発光面SIからの光束は、特定方向の直線偏光成分のみが偏光板KN1の面S13,S12を透過する。透過した直線偏光成分はトーリック面S11でx軸方向とy軸方向とで異なる角度に屈折・集光され、面S10を透過し、一部は面S6の反射膜で反射、残りは全反射して、面S7を透過してLCD20に向かい、カバーガラス表面S8を介して画像表示面S9に達し、反射型LCD20を照明している。
【0075】
LCD20で変調・反射された光束は、カバーガラス表面S8、プリズムL22の面S7,S6を透過して、偏光板KN2により変調度に応じて偏光板KN1の偏光軸に直交した偏光成分の光のみが面S5,S4を透過する。透過した光は、光学素子L1の第3の光学作用面S3を透過して第1の光学作用面S1へ向かい、この面S1で全反射して第2の光学作用面S2へ向かい、この面S2で反射して収束光となり、再び第1の光学作用面S1へ向かい、今度はこの面S1を透過して表示素子20で表示した画像の虚像を形成すると共に瞳SSを形成している。
【0076】
本実施形態においては、プリズムL22の面S7を凸面形状としてパワーを持たせ拡大光学系を構成する曲面のパワーを適切に分担させたことにより、光学素子L1を構成する各面の敏感度低減、公差増大を図ることができる。また本実施形態においては、照明光学系を構成する面S11をx,y方向で曲率の異なるトーリック面形状としたことにより、拡大光学系で生じるx方向とy方向の液晶表示面への主光線入射角度の違いを適切に補正し、照明効率を向上させている。
【0077】
【発明の効果】
本発明によれば、液晶ディスプレイ等の表示手段に表示した画像情報を観察する際、光源手段から表示手段に至る照明光学系及び表示手段からの光束を観察者の眼球に導光するための表示光学系の構成を適切に設定することによって、装置全体の小型化を図りつつ光量のロスを減らし、該画像情報を良好なる画質で観察することができる画像観察装置を達成することができる。
【0078】
この他本発明によれば、照明光を反射型の画像表示手段に導くための反射面として照明光学系で作用する面を反射型の画像表示手段の表示面に対して45°未満の角度で構成することで、従来の45°ミラーを組み込む系に対して拡大光学系を構成する光学素子から反射型の画像表示手段までの距離を短縮し、反射型の画像表示手段及びそれを照明する光源並びに照明光学系を組み込みつつも、画角・アイリリーフを充分に確保しつつ、小型で薄型の画像表示装置を達成することが可能で、また、照明光学系においては全反射面として作用し、拡大光学系においては透過面として作用する面のプリズムを配置したことにより、光源からの光をハーフミラー等を介することなく観察者の瞳に導くため、光利用効率の高い、明るい画像表示装置を達成することが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像表示装置の基本構成を示す要部概略図
【図2】本発明の実施形態1の要部概略図
【図3】本発明の実施形態2の要部概略図
【図4】従来の反射型の表示デバイスを用いた画像表示装置の要部概略図
【図5】従来の反射型の表示デバイスを用いた画像表示装置の要部概略図
【図6】本発明の画像表示装置の他の実施形態の要部概略図
【符号の説明】
1 観察者
2 画像表示手段
2a 表示面
3 光源
L1 光学素子
L2 プリズム
L3 レンズ系
LE 照明光学系
KN1 第1偏光板
KN2 第2偏光板
S,SS 瞳孔位置
Claims (9)
- 反射型の表示素子と、光源手段からの光束を該表示手段の表示面に入射させる全反射面を利用した3角柱状プリズムを有する照明光学系と、該表示手段からの光束を観察者の瞳孔に導光し、該表示手段に表示した画像情報を観察させる表示光学系とを有した画像表示装置において、該照明光学系は該光源手段からの光束を該3角柱状のプリズムの全反射面で全反射させて該表示手段に導光しており、該表示光学系は複数の光学作用面を有し、該表示手段からの光束を該プリズムの全反射面を介し観察者に導光しており、該表示光学系の複数の光学作用面は1つの面内において対称な形状をしており、該対称面をYZ面とするとき、該プリズムのプリズム頂角Pθが、
(Dy/Ly)・Wy°<Pθ<40°
Dy:YZ面内の該表示光学系の瞳径
Ly:YZ面内の該表示手段の有効画像表示サイズ
Wy:YZ面内の該画像表示装置の画角
となるように設定していることを特徴とする画像表示装置。 - 前記全反射面と前記表示手段の表示面とのなす角θは、
(Dy/Ly)・Wy°<θ<40°
であることを特徴とする請求項1の画像表示装置。 - 前記表示光学系は複数の反射面を利用した光学素子を有し、前記光源手段と前記表示手段と該表示光学系の形成する瞳のそれぞれの略中心位置を結ぶ光線を基準光線L0とするとき、該光学素子を構成する反射面が、それぞれ基準光線L0に対して傾いた面で構成されたことを特徴とする請求項1又は2の画像表示装置。
- 前記光学素子を構成する少なくとも1つの光学面が、アジムス毎に異なる曲率を有した非回転対称非球面で構成されたことを特徴とする請求項3の画像表示装置。
- 前記非回転対称非球面のうちの1面が全反射面、兼透過面として作用する光学面を有することを特徴とする請求項4の画像表示装置。
- 前記照明光学系は、少なくとも1つの非回転対称な曲面を有することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項の画像表示装置。
- 前記表示手段が強誘電性液晶ディスプレイであることを特徴とする請求項1から6のいずれか1項の画像表示装置。
- 前記光源手段がRGB3色を発光する光源を有し、該光源手段が前記表示手段における画像表示と同期して点灯することを特徴とする請求項1から7のいずれか1項の画像表示装置。
- 前記光源がRGBの3色を発光するLED素子であることを特徴とする請求項8の画像表示装置。
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