JP3700224B2 - 厨芥処理機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、厨房で発生する厨芥等の固形物を含む生活水を処理し、雑排水は下水道へ排出する厨芥処理機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、厨房で発生する厨芥等は焼却、埋め立てなどの処理を行っている。しかし、厨芥等は野菜屑や残飯を多く含んでおり、水分が多いことからその保管や搬送が面倒であるし、また、腐敗しやすいこともあって、衛生上問題があった。さらに、人口密集地域などの集合住宅では地域環境の向上のため、厨芥などの適切な処理方法の開発が望まれている。
【0003】
そこで近年、厨芥等を処理する方法として、シンクより発生する厨芥等を流水を供給しながら厨芥粉砕部で粉砕し、廃棄管に詰まらない大きさにして廃棄管を通して下水道へ流す処理方法が検討されている。この厨芥処理機(ディスポーザー)について図6を参照しながら説明する。
【0004】
図6は従来の厨芥処理機の概略側断面図で、厨芥などの固形物を含む生活水はシンク1の底部に取り付けられた厨芥処理機の厨芥粉砕部12に投入される。ついで連続して供給される水とともに厨芥粉砕部12に投入された厨芥等は、モーター17によって回転するフライホイル15により処理室内壁へ叩き付けられ、ハンマー13とシュレッダー14により1〜2mmの大きさに粉砕される。排出管16より排出された厨芥等は、すべて下水道へ排出される。
【0005】
ところで、厨芥粉砕部12は厨房で発生する厨芥等を含む生活水を取り込んだ際、厨芥等はそのまま厨芥粉砕部12の内部に蓄えられるけれども、雑排水はそのまま外部に流出させられる構造になっている。さらに厨芥等を粉砕後には厨芥粉砕部12内の粉砕された厨芥等を洗浄排出する洗浄水を供給するから、排出管16からは雑排水、粉砕された厨芥等および洗浄水などが混合して排出されることになる。この厨芥処理機によると、シンク1で使用した生活水は分離されずにそのまま厨芥粉砕部12の内部に蓄えられた厨芥等の層の中を通過し、粉砕した厨芥等は洗浄水とともに排出管16を経由して、直接下水道へ流されてBOD(生物化学的酸素要求量)を増しながら下水道へ排出されるものである。
【0006】
しかし、このように粉砕された厨芥等と粉砕に使用された洗浄水、および通常排出される生活水のすべてが下水道に流されるため、管渠内で沈殿したり、下水処理場の負荷が増大したりして、維持管理の上で支障が生じることがある。
【0007】
こうした問題を解決するために、従来は次のような技術(特開平4−293558号公報)が提案されている。すなわちこの技術は、厨芥処理部で粉砕された厨芥等をフィルターを設けた脱水機で脱水分離し、雑排水はそのまま下水道に排出させるもので、下水道中に粉砕された厨芥等が混入するのを防ぐものである。
【0008】
さらに、次のような技術(実公昭55−46591号公報)も提案されている。すなわちこの技術は、厨芥処理部で粉砕された厨芥等を別途に設けた部屋に回収することによって厨芥等と雑排水とを分離するものであって、雑排水をそのまま下水道に排出させることができ、粉砕された厨芥等を容易に回収することもできるものである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、特開平4−293558号公報に記載された厨芥処理機、すなわち厨芥処理部で粉砕した厨芥等をフィルターを設けた脱水機で脱水分離する厨芥処理機は、雑排水と厨芥等をともに粉砕処理工程に導くことから、厨芥成分が雑排水に溶出したり、フィルターを通過した微粒の厨芥等が雑排水に混入し、BODやSS(浮遊物)値の高い雑排水が下水道に排出されるという問題がある。また、粉砕後の後処理も目詰まりなどで維持管理が煩わしく、装置の大がかりとなるものである。
【0010】
また、実公昭55−46591号公報に記載された厨芥処理機、すなわち厨芥処理部で粉砕した厨芥等を別に設けた部屋に回収する厨芥処理機は、シンクで使用した生活水のすべてを厨芥処理部内に流入させるから、厨芥量が多い場合には雑排水が必要以上に厨芥処理部内に溜り、粉砕効果を小さくするという問題がある。
【0011】
そこで、本発明は前記従来の問題点を解決するもので、生活水と厨芥等を簡単な部材で容易に分離し、雑排水への厨芥粉砕物の混入をなくすとともに、厨芥スラリーを貯蔵する排水処理施設の小型化を可能にし、衛生的で簡便に厨芥処理する厨芥処理機を提供することを目的とするものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本発明の厨芥処理機は、上部に着脱自在な水切りカゴを持つとともに下部に厨芥粉砕部を有し、前記水切りカゴは底部に通水孔とこの通水孔を開閉する弁を備え、前記水切りカゴの側方より分岐して排水管を導出し、上部の排水・厨芥投入口には着脱自在な蓋を設け、前記排水・厨芥投入口部に厨芥粉砕部の電源スイッチを設け、前記蓋により前記弁と電源スイッチを開閉する構成としたものである。
【0013】
本発明の厨芥処理機は、弁を閉じているときは、分離された雑排水はそのまま下水道へ放流され、弁を開けると厨芥粉砕部へ粉砕に必要な水が供給され、雑排水への厨芥混合物の混入をなくすことができ、衛生的に厨芥処理することができる。また、弁の開閉と電源スイッチの開閉は蓋の装着で行われ、操作が容易で弁による水路の切り替え忘れが生じなく、蓋が非装着の場合は電源が入らず、安全が確保される。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の請求項1に記載の発明は、シンクの排水口の下部に接合する厨芥処理機であって、前記厨芥処理機は上部に着脱自在な水切りカゴを持つとともに下部に厨芥粉砕部を有し、前記水切りカゴは底部に通水孔とこの通水孔を開閉する弁を備え、前記水切りカゴの側方より分岐して排水管を導出し、上部の排水・厨芥投入口には着脱自在な蓋を設け、前記排水・厨芥投入口部に厨芥粉砕部の電源スイッチを設け、前記蓋により前記弁と電源スイッチを開閉する厨芥処理機の構成としたものであり、水切りカゴに一時的に厨芥等を溜め、この水切りカゴの底部の弁を開閉することにより水の流れを変え、厨芥等の固形物を含む生活水の中から雑排水だけを下水道へ放流し、また、厨芥等の粉砕時にはそれに必要な水を厨芥粉砕部に導くという作用を有する。すなわち、厨芥粉砕部の前段で厨芥等の固形物を含む生活水を分岐するため、厨芥はもとより、粉砕屑さえも下水道へ流出することを防ぐ。そして前記弁のと電源スイッチの開閉は蓋よつて行われ、弁による水路の切り替え忘れが生じなく、また、閉蓋時のみ厨芥粉砕部が動作するので安全が確保される。
【0015】
本発明の請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の厨芥処理機において、蓋は下方に垂下する軸とこの軸の下端に設けたレバーを有し、排水・厨芥投入口部に蓋を装着したとき、前記レバーが弁に係合する構成としたものであり、排水・厨芥投入口部に装着した蓋を回動することにより、レバーが弁を回動させて水切りカゴの通水孔を開閉し、弁の開閉操作を容易にする。
【0016】
本発明の請求項3に記載の発明は、請求項1に記載の厨芥処理機において、蓋は下方に垂下する押さえ軸を有し、弁は上方に付勢されて水切りカゴの通水孔を下方より閉じるようになし、排水・厨芥投入口部に蓋を装着することにより、前記押さえ軸が弁を押し開く構成としたものであり、排水・厨芥投入口部に蓋を装着したとき、前記押さえ軸が弁を押しひらかれて水切りカゴの通水孔を開くので、弁の開閉操作が容易である。
【0017】
本発明の請求項4に記載の発明は、請求項1に記載の厨芥処理機において、蓋は外周近くに磁性体を有し、排水・厨芥投入口部は電源スイッチであるリードスイッチを有し、排水・厨芥投入口部に蓋を装着して前記磁性体によりリードスイッチを閉成する構成としたものであり、蓋を装着しなければ厨芥粉砕部が動作しないので、その安全が確保される。
【0018】
以下、本発明の実施の形態について、図1から図5を用いて説明する。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の厨芥処理機の概略側断面図である。図2(a)は同厨芥処理機における分流機構の上面図、図2(b)は同厨芥処理機の分流機構の側断面図である。図3(a)は同厨芥処理機における動作時の分流機構の上面図、図3(b)は同厨芥処理機における動作時の分流機構の側断面図である。
【0019】
図1において、構成要素として1はシンク、2はシンク1の底部に形成された排水・厨芥投入口、3は前記排水・厨芥投入口2に着脱自在な蓋、4は前記排水・厨芥投入口2の下部のシンクフランジ、5は蓋3の外周近くに設けた磁性体、6は前記排水・厨芥投入口2の下部に着脱自在な水切りカゴ、7は蓋3の垂下した軸の下端に設けたアーム、8は前記水切りカゴ6の底部に回動自在に設けた弁、9は前記水切りカゴ6の底部に形成され、前記弁8によって開閉される通水孔、10は前記水切りカゴ6の側方より分岐して導出した排水管、11は前記排水・厨芥投入口2部に設けられ、蓋3の磁性体5と対応可能な電源スイッチをなすリードスイッチ、12は水切りカゴ6の下部に位置する厨芥粉砕部、13は前記厨芥粉砕部12におけるハンマー、14は前記厨芥粉砕部12の内壁に形成されたシュレッダー、15はハンマー13を取り付けたフライホイール、17はハンマー13を回転させるモーターである。
【0020】
なお、通水孔9の孔径は、厨芥粉砕部12で厨芥等を粉砕する際に洗浄水が通過することができるように適宜決定される。さらに、弁8の形状は通水孔9を開閉できればよく、平板に限らず球形もしくはその他の形状でもよい。また、蓋3は所定の角度回転させて取り付けるようになっており、回転させたとき、内蔵している磁性体5とリードスイッチ11が近接してリードスイッチ11が閉じ、厨芥粉砕部12を駆動させるモーター17に電源が入るようになっている。この蓋3が回転するときアーム7によって弁8がスライドし、通水孔9が開くため、電源が供給されると同時に厨芥粉砕部12で厨芥等を粉砕する際に必要な洗浄水が厨芥粉砕部12に導かれるようになっている。
【0021】
以上のように構成された厨芥処理機について、図2、図3を用いて以下その動作を説明する。
【0022】
厨芥処理の必要がないときには、蓋3は設置しない。このとき、水切りカゴ6の底部の通水孔9は弁8によって図2(a)に示すように塞がれているため、流入した生活水は水切りカゴ6において厨芥等の固形物が漉しとられ、図2(b)の矢印が示すように流れ、排水管10より下水道へと放流される。
【0023】
つぎに、厨芥等を処理する場合には、まず、水切りカゴ6を取はずし、それに残留した厨芥等の固形物を厨芥粉砕部12内に投入し、水切りカゴ6を再び元の位置に戻す。そして蓋3を設置し、所定の角度回転させる。このとき、蓋3に取り付けられているアーム7が弁8と係合し、回転と同時に図3(a)に示すように弁8をスライドさせるため、通水孔9から厨芥粉砕部12への水の流入が可能となる。これと同時にシンクフランジ4に取り付けられているリードスイッチ11が蓋3に取り付けられている磁性体5の磁力を検知して本体の電源が入る。
【0024】
厨芥等の粉砕に必要な水は、図3(b)の矢印が示すように蓋3とシンクフランジ4の隙間から流れ込み、水切りカゴ6の通水孔9より厨芥粉砕部12へと流れ込む。粉砕された厨芥スラリーは排出管16より処理槽(図示せず)へと流れ出る。一連の厨芥等の粉砕処理が終了すると、蓋3を外すと同時に弁8が図2(a)に示すように元の位置に戻り、厨芥粉砕処理の1サイクルが終了する。
【0025】
このように、水通路の切り替え体と電源スイッチの開閉を同一操作で行うため、弁8の切り替え忘れが発生せず、厨芥等の粉砕時には必ず粉砕に必要な水が供給されるものである。また、生活水と厨芥等をこのような蓋3で分離し、雑排水への厨芥粉砕物の混入をなくすから、雑排水は直接下水道に排出しても、BODやSS(浮遊物)値の高い雑排水が下水道に排出されることを防ぐことができる。また、厨芥スラリーに必要以上の水が混入せず、厨芥スラリーを貯蔵する排水処理施設の小型化を可能にする。
【0026】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2の厨芥処理機について説明する。図4は本発明の実施の形態2の厨芥処理機の通常使用時における分流機構の側断面図、図5は同動作時における分流機構の側断面図である。
【0027】
図4において1はシンク、2は排水・厨芥投入口、3は蓋、4はシンクフランジ、5は磁性体、6は水切りカゴ、8は弁、9は通水孔であり、これらは実施の形態1とおなじであり、その説明は省略する。
【0028】
18は軸、19はスプリング、20は取り付け金具である。前記弁8は軸18に固定され、通常、スプリング19によつて下から通水孔9に押さえつけられ、通水孔9を塞いでいる。前記軸18を保持する取り付け金具20は厨芥粉砕時に水が通水孔9から粉砕部へ流れ込むことができる構造となっている。
【0029】
図5において、3は蓋、21は蓋3の下に延びた押さえ軸であり、押さえ軸21は蓋3を装着したとき、弁8を押し下げて通水孔9と弁8の間に水が通る隙間をあける長さにしている。
【0030】
厨芥処理の必要がなく、雑排水のみが流入してくる場合、弁8はスプリング19によって水切りカゴ6の通水孔9を塞いでいるため、厨芥粉砕部12に水が混入することなく、排水管10より排水され、下水道へ直接流出させることができる。ただし、このとき、雑排水に厨芥物が混入していたとしても、水切りカゴ6内へ厨芥物だけが残留し、厨芥物などの固形物が下水道へ流出することはない。
【0031】
つぎに、厨芥物を処理する場合は、まず、水切りカゴ6内に残留している厨芥物の固形物ならびにその他の処理できる厨芥物を厨芥粉砕部12へ投入し、再び水切りカゴ6を元の位置に取り付け、蓋3も所定の位置に取り付ける。このとき、蓋3に固定されている押さえ軸21が弁8を押し込み、弁8と通水孔9の間に水が通る隙間ができ、厨芥粉砕部12へ水が流入可能な状態となる。同時に、シンクフランジ4に固定されているリードスイッチ11が蓋3に内蔵してある磁性体5の磁力を検知し、本体の電源が入る。厨芥等の粉砕に必要な水は図5の矢印が示すように蓋3とシンクフランジ4の隙間から流れ込み、通水孔9より厨芥粉砕部12へと流れ込む。粉砕された厨芥スラリーは排出管16より処理槽へと流れ出る。
【0032】
一連の厨芥等の粉砕処理が終了すると、蓋3を取り除くが、このとき、スプリング19によって弁8が再びシンクフランジ4底部に押しつけられ、通水孔9を塞ぐ。図4に示した状態に戻り、厨芥粉砕処理の1サイクルが終了する。
【0033】
このように、水通路の切り替えと電源スイッチの開閉を同一操作で行うため、弁の切り替え忘れが発生せず、厨芥等の粉砕時には必ず粉砕に必要な水が供給されるものである。また、生活水と厨芥等をこのような蓋で容易に分離し、雑排水への厨芥粉砕物の混入をなくすから、雑排水は直接下水道に排出してもBODやSS値の高い雑排水が下水道に排出されることを防ぐことができる。また、厨芥スラリーに必要以上の水が混入せず、厨芥スラリーを貯蔵する排水処理施設の小型化を可能にする。
【0034】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、本発明によれば、厨芥投入口と雑排水口を同一にして本体の途中で分岐するようにしたので、シングルシンクへの対応が可能となった一方、蓋により電源スイッチの開閉と分流機構の切り替えをともに操作するようにしたため、切忘れが発生しなく、また、安全が確保できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の厨芥処理機の概略側断面図
【図2】(a)は同厨芥処理機における分流機構の上面図
(b)は同厨芥処理機における分流機構の側断面図
【図3】(a)は同厨芥処理機における動作時の分流機構の上面図
(b)は同厨芥処理機における動作時の分流機構の側断面図
【図4】本発明の実施の形態2の厨芥処理機の通常使用時における分流機構の側断面図
【図5】同厨芥処理機の動作時における分流機構の側断面図
【図6】従来の厨芥処理機の概略側断面図
【符号の説明】
1 シンク
2 排水・厨芥投入口
3 蓋
4 シンクフランジ
5 磁性体
6 水切りカゴ
7 アーム
8 弁
9 通水孔
10 排水管
11 リードスイッチ
12 厨芥粉砕部
13 ハンマー
14 シュレッダー
15 フライホイール
16 排出管
17 モーター
18 軸
19 スプリング
20 取り付け金具
21 押さえ軸
Claims (4)
- シンクの排水口の下部に接合する厨芥処理機であって、前記厨芥処理機は上部に着脱自在な水切りカゴを持つとともに下部に厨芥粉砕部を有し、前記水切りカゴは底部に通水孔とこの通水孔を開閉する弁を備え、前記水切りカゴの側方より分岐して排水管を導出し、上部の排水・厨芥投入口には着脱自在な蓋を設け、前記排水・厨芥投入口部に厨芥粉砕部の電源スイッチを設け、前記蓋により前記弁と電源スイッチを開閉する構成とした厨芥処理機。
- 蓋は下方に垂下する軸とこの軸の下端に設けたレバーを有し、排水・厨芥投入口部に蓋を装着したとき、前記レバーが弁に係合する構成とした請求項1記載の厨芥処理機。
- 蓋は下方に垂下する押さえ軸を有し、弁は上方に付勢されて水切りカゴの通水孔を下方より閉じるようになし、排水・厨芥投入口部に蓋を装着したとき、前記押さえ軸が弁を押し開く構成とした請求項1記載の厨芥処理機。
- 蓋は外周近くに磁性体を有し、排水・厨芥投入口部は電源スイッチであるリードスイッチを有し、排水・厨芥投入口部に蓋を装着したとき、前記磁性体によりリードスイッチを閉成する構成とした請求項1記載の厨芥処理機。
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