JP3699758B2 - ターレットおよび位置調整機構および顕微鏡 - Google Patents

ターレットおよび位置調整機構および顕微鏡 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数のホルダーを保持し、その中の一つを顕微鏡等の光学機器の光軸上に選択的に配置するためのターレット及び位置調整機構及びそれを適用した顕微鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
ターレットには、互いに径の異なるピンホール等からなる複数のホルダーを収容するための複数の収容穴が同一円周上に設けられている。各収容穴に収容された各ホルダーは、それぞれの収容穴の中において位置調整される。このための位置調整機構は、一般に、ホルダーの側面をターレットの中心側から外側へ押す弾性部材と、ホルダーの側面を弾性部材の力に逆らって外側から押す二本の調整ねじとで構成されている。弾性部材としては一般にコイルバネや板バネが使用される。
【0003】
弾性部材に板バネを使用した例が特開平3−157609号に開示されている。この例は顕微鏡用のターレットコンデンサーであり、図9に示すように、ターレット板16は支軸14の周りを回転し得る。ターレット板16は、支軸14の内部に設けられたクリック機構22により所定の角度位置で係止する。
【0004】
図10に示すように、ターレット板16には、光学素子20を収容するための複数の収容穴18が同一円周上に設けられている。各収容穴18には、収容された光学素子20の側面を外側に押す板バネ24が設けられいる。また、各収容穴18にはターレット板16の外周面とつながった二つのねじ穴26が設けられており、このねじ穴26にねじ込まれた二本の調整ねじ28は光学素子20の側面を板バネ24の弾性力に逆らって内側に向けて押す。
【0005】
各収容穴18に収容された光学素子20は、回転ターレーット16を回転させた際に、光学素子20が所定の位置に来るように、つまり光学素子20の中心軸が顕微鏡の光軸に一致するように、収容穴18の中においてその位置が調整される。この位置調整は、二本の調整ねじ28の締め込みの量を調整することで行なわれる。
【0006】
また、実開昭55−137109号には、弾性部材にコイルバネを用いたホルダーの位置調整機構が示されている。図11と図12に示すように、保持部材30の収容穴32にはホルダー34が収容されている。ホルダー34の外周はテーパー面36となっている。収容穴32の内面からはコイルバネ40により付勢されたピン42が突出し、このピン42はホルダー34のテーパー面36を押している。また、ホルダー34のテーパー面36は反対側から対称的に配置された二本の調整ねじ46によって押されている。
【0007】
この構成において、ホルダー34の位置調整は、二本の調整ねじ46の締め込み量を調整することで行なわれる。このとき、ホルダー34の外周がテーパー面36となっているので、ホルダー34は収容穴32の底面に対して常に押し付けられ、ホルダー34の向きは常に一定に維持される。
【0008】
この位置調整機構をターレットの各収容穴に適用すると、図13に示す構成となる。すなわち、ターレットは、ホルダー34を収容する五つの収容穴32が同一円周上に設けられたターレット板48を有し、各収容穴32に対して、図11と図12に示した位置調整機構が、コイルバネ40に付勢されたピン42がホルダー34を外側に押す向きで適用されている。なお、図の例では、五つのホルダー34は、径の異なるピンホールを備えている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、装置全体の小型化を図るには、ターレットを小さくすることが必要となる。つまり、各ホルダーを収容する収容穴が配置される円周の半径をなるべく小さくする必要がある。この半径を小さくするには、いくつかの制限が生じる。制限の一つ目は、各ホルダーは、隣のホルダーと接触しない程度に離して配置されなければならないということである。これはホルダーの外径とホルダーの数に依存する。制限の二つ目は、ホルダーを収容する収容穴毎に、ホルダーの位置調整機構(特に弾性部材)を設けるスペースを確保しなければならないということである。ホルダーが小さくて、一つ目の制限をクリアし易い場合は、二つ目の制限が重要となってくる。
【0010】
しかしながら、板バネを用いた位置調整機構(図9と図10参照)では、板バネに弾性ストロークで調整ストロークを確保しているため、使用する板バネはある程度大きなものとなってしまう。板バネは、ホルダーを収容する収容穴の内側に配置されるため、ホルダーを収容する収容穴が配置される円周の径は必然的にある程度大きくなってしまう。
【0011】
また、コイルバネを用いた位置調整機構(図11〜図13参照)では、ターレット板の回転の中心とホルダーを収容する各収容穴との間にコイルバネを設ける空間を確保する必要があるため、ホルダーを収容する収容穴が配置される円周の径は必然的にある程度大きなものとなってしまう。
本発明は、小径のターレットを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明によるターレットは、外周にテーパー面を有するホルダーを収容する収容穴が同一円周上に複数形成されたターレット板であり、各収容穴に対してターレット板の外周面と収容穴の内壁面を貫通するねじ穴が二つずつ形成されており、さらに、各収容穴のターレット中心側に設けられ、各収容穴と部分的に交わった弾性部材収納用空間が形成されているターレット板と、前記ターレット板を回転可能に支持する手段と、前記ターレット板を所定の角度位置において係止する手段と、前記弾性部材収納用空間に収容された略円柱状または略円筒状の弾性部材であり、ホルダーのテーパー面に前記略円柱状または略円筒状の外周面が接触する弾性部材と、前記弾性部材をホルダーのテーパー面に押し付ける押圧手段と、前記ねじ穴にねじ込まれた調整ねじであり、その先端がホルダーのテーパー面に当たる調整ねじとを有している。
【0013】
また本発明による位置調整機構は、外周にテーパー面を有する、光学素子を載置した複数のホルダーと、前記ホルダーを収容する収容穴が同一円周上に複数形成された保持部材であり、前記各収容穴に対して外周面と前記収容穴の内壁面を貫通するねじ穴が二つ形成されており、さらに前記収容穴の保持部材中心側に設けられ、前記各収容穴と部分的に交わった弾性部材収納用空間が形成されている保持部材と、前記保持部材を移動可能に支持する手段と、前記保持部材を所定の位置において係止する手段と、前記弾性部材収納用空間に収容された略円柱状または略円筒状の弾性部材であり、ホルダーのテーパー面に前記略円柱状または略円筒状の外周面が接触する弾性部材と、前記弾性部材をホルダーのテーパー面に押し付ける押圧手段と、前記ねじ穴にねじ込まれた調整ねじであり、その先端がホルダーのテーパー面に当たる調整ねじとを有してなる。
本発明による別の位置調整機構は、外周にテーパー面を有する、光学素子を載置した複数のホルダーと、前記ホルダーを収容する収容穴が同一円周上に複数形成された保持部材であり、前記各収容穴に対して外周面と前記収容穴の内壁面を貫通するねじ穴が二つ形成されており、さらに前記収容穴の保持部材中心側に設けられ、前記各収容穴と部分的に交わった弾性部材収納用空間が形成されている保持部材と、前記保持部材を移動可能に支持する手段と、前記保持部材を所定の位置において係止する手段と、前記弾性部材収納用空間に収容され、ホルダーのテーパー面に外周面が接触する弾性を有するOリングと、前記Oリングをホルダーのテーパー面に押し付ける押圧手段と、前記ねじ穴にねじ込まれた調整ねじであり、その先端がホルダーのテーパー面に当たる調整ねじとを有してなる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
まず、第一の実施の形態のターレットについて図1〜図6を用いて説明する。
図2に示すように、支持台110は略円柱形状をしており、中心から外れた位置に顕微鏡等の光学機器の光軸111が通る貫通穴112を有している。支持台110の中心には貫通穴114があり、貫通穴114にはジク120がねじ116により取り付けられている。ジク120は下側にジク126がねじ124により取り付けられ、支持台110に対して固定されている。ジク120の上側には円錐状のテーパー面122が形成されている。
【0015】
支持台110の上方にはターレット板140が配置されている。ターレット板140は下側の中央に円錐状のテーパー面142が形成されており、ジク120のテーパー面122に置かれた鋼球160の上にターレット板140のテーパー面142が載せられる。また、支持台110の上側の周縁にはフランジ118が設けられ、一方、ターレット板140の下端部150の内側には抑え環164がねじ152により取り付けられており、フランジ118と抑え環164の間には複数の鋼球162が納められている。これにより、ターレット板140は支持台110に対してガタなく回転し得る。
【0016】
図1に示すように、ターレット板140の上面には、ホルダー180a〜180eの各々を収容するための五つの収容穴144が同一円周上に形成されている。各ホルダー180a〜180eは同一形状のホルダー枠182を有しており、各ホルダー180a〜180eのホルダー枠182にはそれぞれ径の異なる(例えば100μmφ、200μmφ、300μmφ、400μmφ、500μmφ)ピンホール188a〜188eが接着により固定されている。本実施形態では五種類のホルダー180a〜180eがあるが、以下の説明においてホルダー180a〜180eの種類が問題にならない場合にはこれらを総称して単にホルダー180と記す。
【0017】
各収容穴144に対して、ターレット板140の外周面と収容穴144の内壁面を貫通するねじ穴175が二つずつ形成されている。二つのねじ穴175は、ターレット板140の中心と収容穴144の中心を通る線に対して対称的に位置しており、好ましくは120°の角度をなしている。各ねじ穴175には、ホルダー180を固定すると共にその位置を調整するための調整ねじ176がねじ込まれる。ホルダー180の位置調整については後述する。
【0018】
図1と図2から分かるように、ターレット板140の上面には、各収容穴144のターレット中心側には弾性部材収納用空間である円形溝148が形成されている。円形溝148は、各収容穴144に部分的に交わっており、その中には弾性部材としてのOリング170が収容される。Oリング170は、ねじ174によってターレット板140の中心に取り付けられた、弾性部材をホルダーのテーパー面に押し付ける押圧部材としての円板172により押さえられる。
【0019】
図4と図5に示すように、ターレットには、収容穴144が支持台110の貫通穴112の位置に来たときにターレット板140を係止させるクリック機構が設けられている。クリック機構は、ターレット板140の下端部150の端面に設けられた五つのV字状のクリック溝154と、支持台110にねじ132により固定された、先端に鋼球134を備えたクリックバネ130とにより構成されている。クリック溝154は収容穴144の位置に対応させて設けられており、図5(B)に示すように鋼球134がクリック溝154に嵌まったときに、収容穴144が支持台110の貫通穴112と揃う。
【0020】
ホルダー180の保持と位置調整は次のように行なわれる。図1と図2において、ターレット板140の各収容穴144にホルダー180を置く前は、調整ねじ176は緩められ、Oリング170と円板172は外されている。各収容穴144にホルダー180を置いた後、円形溝148にOリング170を入れ、円板172をねじ174によりターレット板140に取り付け、円板172によりOリング170を押さえる。その後、各ねじ穴175の調整ねじ176を締め込む。図3に示すように、ホルダー枠182は、下側が広く上側が狭いテーパー面184を有しており、調整ねじ176の円錐形状の先端とOリング170はテーパー面184に接触している。このため、Oリング170と接触しているテーパー面184にはベクトルf1 で示される力が働き、調整ねじ176の先端と接触しているテーパー面184にはベクトルf2 で示される力が働く。この結果、ホルダー180は収容穴144の底面146に押し付けられ、ホルダー枠182の底面184と収容穴144の底面146は共に平面性高く加工されていることにより、ホルダー180は安定に保持される。さらに、二本の調整ねじ176の締め込みを加減することで、調整ねじ176またはOリング170に押され、ホルダー180は収容穴144の底面146の上を摺動して移動する。つまり、ホルダー180の位置調整は、二本の調整ねじ176の締め込みを加減することにより行なわれる。
【0021】
本実施形態では、ホルダー180を外側に押す弾性部材はOリング170であり、これを配置するための空間すなわち円形溝148は、径方向の寸法が小さくて済む。従って、収容穴144が並ぶ円周の径を小さくできる。その結果、径の小さいターレットが得られ、顕微鏡等の光学機器の小型化に貢献する。さらに、一つのOリング170で五つのホルダー180用の弾性部材の役割を果たすので部品の数が少なく、加工や組立が簡単に行なえるという副次的な利点もある。
【0022】
<第二の実施の形態>
次に、第二の実施の形態のターレットについて図6と図7を用いて説明する。図中、第一の実施の形態において既に説明した部材と同じ部材は同一の参照符号で示してあり、その詳しい説明は省略する。
【0023】
図6と図7から分かるように、本実施形態のターレットは、円形溝148の中に配置される弾性部材が、略円柱形状の弾性体270である点を除けば、第一の実施の形態のターレットと同じである。略円柱形状の弾性体270としては、丸棒状のゴムやOリングを適当な長さで切断して得られる断片等があげられる。
【0024】
ホルダー180の保持や位置調整は第一の実施の形態と同様にして行なわれる。
第一の実施の形態では、円形溝148の径に応じて、弾性体であるOリング170の径が制限されたが、本実施形態では、このような制限がないため、色々な弾性体を流用することができるという利点がある。
【0025】
<第三の実施の形態>
第三の実施の形態のターレットについて図8を用いて説明する。図中、前述の実施の形態において既に説明した部材と同じ部材は同一の参照符号で示してある。
【0026】
図8(A)に示すように、本実施形態のターレットでは、円形溝148の中には、図8(B)に示されるように、一部が切り欠かれた円筒形状の弾性体270が配置されている。それ以外の部分は前述の実施の形態のターレットを同じである。
【0027】
ホルダー180の保持や位置調整は第一の実施の形態と同様にして行なわれる。
本実施形態も、第二の実施の形態と同様に、弾性体370の長さ等に関する制限が少ないという利点がある。
【0028】
これまでに述べた実施の形態の説明では、ホルダー180a〜180eとして、異なる径のピンホール188を備えたものを例にあげたが、他の光学素子、例えば異なる倍率のリレーレンズを備えたものであってもよい。光学素子がレンズである場合には、ターレット板140の回転面に直交する方向に高精度での位置決めが要求されるが、本発明によるターレットはこの要求にも応えており非常に有用である。
【0029】
【発明の効果】
本発明によれば、ホルダーを外側に押す弾性部材は円形溝に納められており、その溝の幅すなわち径方向の寸法は小さくて済むので、収容穴が並ぶ円周の径を小さくできる。従って、小径のターレットが得られ、顕微鏡等の光学機器の小型化に効果がある。さらに、構造が単純なため、加工や組立が簡単に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第一の実施の形態のターレットの部分断面上面図である。
【図2】図1のターレットのIIa-IIb-IIc 線に沿った断面図である。
【図3】図2において、円III で囲まれた部分を拡大して示す図である。
【図4】図2において、ターレットを矢印IVの方向から見た図である。
【図5】(A)は、図4において、ターレットを矢印VAの方向から見た図、(B)は、(A)において、ターレットの一部を矢印VBの方向から見た図である。
【図6】第二の実施の形態のターレットの部分断面上面図である。
【図7】図6のターレットのVIIa-VIIb-VIIc線に沿った断面図である。
【図8】(A)は、第三の実施の形態のターレットを部分的に示す断面図、(B)は、(A)に示される円筒状の弾性部材の斜視図である。
【図9】ターレットの従来例の断面図である。
【図10】図9のターレットにおいて使用されている板バネを用いた位置調整機構を説明するための図である。
【図11】コイルバネを用いた位置調整機構の従来例を説明するための図である。
【図12】図11の位置調整機構のXIIa-XIIb-XIIc線に沿った断面図である。
【図13】図11の位置調整機構を用いたターレットの断面上面図である。
【符号の説明】
110…支持台、140…ターレット板、144…収容穴、148…円形溝、170…Oリング、175…ねじ穴、176…調整ねじ、180…ホルダー、184…テーパー面。

Claims (6)

  1. 外周にテーパー面を有するホルダーを収容する収容穴が同一円周上に複数形成されたターレット板であり、各収容穴に対してターレット板の外周面と収容穴の内壁面を貫通するねじ穴が二つずつ形成されており、さらに、各収容穴のターレット中心側に設けられ、各収容穴と部分的に交わった弾性部材収納用空間が形成されているターレット板と、
    前記ターレット板を回転可能に支持する手段と、
    前記ターレット板を所定の角度位置において係止する手段と、
    前記弾性部材収納用空間に収容された略円柱状または略円筒状の弾性部材であり、ホルダーのテーパー面に前記略円柱状または略円筒状の外周面が接触する弾性部材と、
    前記弾性部材をホルダーのテーパー面に押し付ける押圧手段と、
    前記ねじ穴にねじ込まれた調整ねじであり、その先端がホルダーのテーパー面に当たる調整ねじとを有しているターレット。
  2. 請求項1において、略円柱状の前記弾性部材がゴムであるターレット。
  3. 外周にテーパー面を有する、光学素子を載置した複数のホルダーと、
    前記ホルダーを収容する収容穴が同一円周上に複数形成された保持部材であり、前記各収容穴に対して外周面と前記収容穴の内壁面を貫通するねじ穴が二つ形成されており、さらに前記収容穴の保持部材中心側に設けられ、前記各収容穴と部分的に交わった弾性部材収納用空間が形成されている保持部材と、
    前記保持部材を移動可能に支持する手段と、
    前記保持部材を所定の位置において係止する手段と、
    前記弾性部材収納用空間に収容された略円柱状または略円筒状の弾性部材であり、ホルダーのテーパー面に前記略円柱状または略円筒状の外周面が接触する弾性部材と、
    前記弾性部材をホルダーのテーパー面に押し付ける押圧手段と、
    前記ねじ穴にねじ込まれた調整ねじであり、その先端がホルダーのテーパー面に当たる調整ねじとを有してなる位置調整機構。
  4. 請求項3において、略円柱状の前記弾性部材がゴムである位置調整機構。
  5. 外周にテーパー面を有する、光学素子を載置した複数のホルダーと、
    前記ホルダーを収容する収容穴が同一円周上に複数形成された保持部材であり、前記各収容穴に対して外周面と前記収容穴の内壁面を貫通するねじ穴が二つ形成されており、さらに前記収容穴の保持部材中心側に設けられ、前記各収容穴と部分的に交わった弾性部材収納用空間が形成されている保持部材と、
    前記保持部材を移動可能に支持する手段と、
    前記保持部材を所定の位置において係止する手段と、
    前記弾性部材収納用空間に収容され、ホルダーのテーパー面に外周面が接触する弾性を有するOリングと、
    前記Oリングをホルダーのテーパー面に押し付ける押圧手段と、
    前記ねじ穴にねじ込まれた調整ねじであり、その先端がホルダーのテーパー面に当たる調整ねじとを有してなる位置調整機構。
  6. 前記請求項1乃至5記載のターレットまたは位置調整機構を適用したことを特徴とする顕微鏡。
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