JP3699648B2 - 騒音監視システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、騒音を監視するシステムに関し、特に計測した騒音レベルが規制基準を超えたときに、その騒音である実音を伝送する騒音監視システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
日常生活に関係の深い環境問題の一つに騒音問題がある。騒音には、工場騒音や事業場騒音、建設作業騒音、各種交通機関騒音など様々なものがあるが、これら騒音は、生活環境の保全や健康の保護を目的とする騒音規制法等により、規制地域における騒音の規制基準に基づいて規制されている。
【0003】
従って、規制地域に、例えば著しい騒音を発生する施設を有する工場又は事業場などを設置した者は、騒音レベルが規制基準を超えないように、その敷地の境界線において定期的に騒音レベルを計測し、これが規制基準を超えていたときには、その騒音の発生源に対して騒音(騒音レベル)を低減させるような対策を施すようにしていた。尚、騒音についての基本的な計測方法は、日本工業規格(JIS)Z8731等に規定されている。
【0004】
このような工場又は事業場等の敷地の境界線において騒音レベルを計測する場合、保安者(管理者、計測者)は直接に各計測位置へ出向き、そこで騒音計(JISC1505に適合する精密騒音計など)を使用して騒音レベルを計測し、これが規制基準を超えたか否かを確認し、これが規制基準を超えていた時には、少なくとも騒音レベルが規制基準を超えないように騒音を低減させるべく対策を施すようにしていた。また、必要に応じて、その騒音を後に検証できるように録音して記録として残すようにしていた。
【0005】
しかしながら、このような各計測位置へ保安者が出向く方法では、計測位置が遠隔地にある場合や計測位置が多数ある場合には、保安者の負担が著しく大きくなった。
【0006】
そこで、このような場合には、次のようなシステムが利用されている。すなわち、通信機能を備えた騒音計を各計測位置に配置し、管理センターなどが、各騒音計と通信を行って各騒音計により計測された騒音レベルを取得し、この騒音レベルが規制基準を超えたときには、警告音を鳴らす等して保安者にその旨を知らせるシステムである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のようなシステムでは、計測された騒音レベルが規制基準を超えて警告音が鳴らされても、保安者は、その実音をその場で実際に耳で聞くことができないために、その騒音が何であるかを特定することができないという問題を有していた。すなわち、その騒音が何であるかを特定するためには、保安者が直接にその計測位置へ出向かなければならず、依然として保安者の負担は大きかった。また、このような理由から、騒音が何であるかを特定するまでに長時間を要し、その騒音対策も早急に行うことができなかった。
【0008】
また、騒音源によっては、一時的に規制基準を超える騒音を発生させるものもあり、この場合には、警告音を聞いて保安者がその計測位置へ出向いても、その騒音が発生し続けているとは限らず、その騒音が何であるか特定できないままになることがあった。従って、その騒音を録音することも出来ず、それを記録として残しておくことも出来なかった。
【0009】
本発明の課題は、上記実情に鑑み、騒音レベルが規制基準を超えたときに、その実音(騒音)を伝送させることにより、その騒音が何であるかを特定可能にする騒音監視システムを提供することである。
【0010】
本発明の第一の態様である騒音監視システムは、1つ又は複数の騒音検出ユニットと、該騒音検出ユニットと通信可能な騒音監視ユニットとを備えた騒音監視システムであって、前記騒音検出ユニットは、騒音レベルの計測に用いる実音を検出する第1の実音検出手段と、伝送する実音を検出する第2の実音検出手段と、第1の実音検出手段により検出された実音の騒音レベルを計測する計測手段と、該計測手段により計測された騒音レベルを前記騒音監視ユニットへ伝送する騒音レベル伝送手段と、前記騒音監視ユニットの要求に基づいて前記第2の実音検出手段により検出された実音を前記騒音監視ユニットへ伝送する実音伝送手段と、を備え、前記騒音監視ユニットは、前記騒音検出ユニットの騒音レベル伝送手段により伝送された騒音レベルを解析し該騒音レベルが規制基準を超えたか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果が前記規制基準を超えた旨の判定結果であるときに実音を伝送させるように前記騒音検出ユニットに要求する手段と、前記騒音検出ユニットの実音伝送手段により伝送された前記実音を発音する発音手段とを備えるように構成される。
【0011】
上記の構成によれば、騒音レベルが規制基準を超えたときに、その騒音である実音が伝送され、例えば電話機の受話器やスピーカーなどの発音手段によりその騒音である実音が発音されるようになり、保安者は計測位置へ出向かずに、その騒音が何であるかを特定することができる。
【0012】
尚、上述した本発明の第一の態様において、前記騒音監視ユニットは、前記騒音検出ユニットの実音伝送手段により伝送された前記実音を録音する録音手段を更に備えるように構成しても良い。
【0013】
この構成によれば、計測位置での騒音レベルが規制基準を超えたときに、その騒音である実音を録音することができる。
また、上述した本発明の第一の態様において、前記騒音検出ユニットは、予備電源を更に備えるように構成しても良い。
【0014】
この構成によれば、計測位置が電源の供給を受けられない場所にある場合や、停電などにより電源の供給がストップした場合などであっても、予備電源から騒音検出ユニットを機能させるための電源を供給することができる。
【0015】
また、上述した本発明の第一の態様において、前記騒音検出ユニットは、所定区域を移動可能にする移動手段を更に備えるように構成しても良い。
この構成によれば、騒音検出ユニットの移動が容易になる。
【0016】
また、本発明の第二の態様である騒音監視システムは、1つ又は複数の騒音検出ユニットと、該騒音検出ユニットと通信可能な騒音監視ユニットとを備えた騒音監視システムであって、騒音レベルの計測に用いる実音を検出する第1の実音検出手段と、伝送する実音を検出する第2の実音検出手段と、前記第1の実音検出手段により検出された実音の騒音レベルを計測する計測手段と、該計測手段により計測された騒音レベルを前記騒音監視ユニットへ伝送する騒音レベル伝送手段と、前記騒音監視ユニットからの要求に基づいて前記第2の実音検出手段により検出された実音を伝送する実音伝送手段とを備えた前記騒音検出ユニットと、前記騒音検出ユニットの騒音レベル伝送手段により伝送された騒音レベルを解析し該騒音レベルが規制基準を超えたか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果が前記規制基準を超えた旨の判定結果であるときに少なくともその旨及び何れの騒音検出ユニットにて前記規制基準を超えたかを通知する通知手段とを備えた前記騒音監視ユニットと、実音を伝送させるように前記騒音検出ユニットに要求する手段と、前記騒音検出ユニットの実音伝送手段により伝送された前記実音を発音する発音手段と、前記騒音検出ユニットの実音伝送手段により伝送された前記実音を録音する録音手段とを備えるように構成される。
【0017】
上記の構成によれば、騒音監視ユニットの通知手段により、少なくとも騒音レベルが規制基準を超えた旨及び何れの騒音検出ユニットにて規制基準を超えたかが通知されたときに、実音を伝送させるように騒音検出ユニットに要求する手段である、例えばPHS等が、規制基準を超えた騒音レベルを計測した騒音検出ユニットの実音伝送手段である例えばPHS等へコールして通話を確立することにより、その騒音である実音を直接耳で聞くことが可能になる。また、この実音を、例えばMDレコーダなどの録音手段により録音させることも可能になる。
また、上述した本発明の第一又は二の態様において、前記実音伝送手段はPHSであり、前記要求する手段及び前記発音手段はPHSであるよう構成することも可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の第一の実施の形態を示す騒音監視システムの構成図であり、本システムを工場又は事業場などの敷地に適用した例を示している。同図において、この騒音監視システムは、複数の騒音検出ユニット1(同図の1a、1b、1c)と騒音監視ユニット2から構成されている。騒音検出ユニット1は、敷地の境界線上の複数の計測位置にそれぞれ設けられ、騒音監視ユニット2は、各計測位置における騒音を管理する保安室3に設けられている。また、この保安室3には、緊急時に備えて保安者4が待機している。尚、同図では、説明の便宜のため、騒音検出ユニット1を1a、1b、1cの3つで示しているが、実際には、敷地の境界線上の複数の計測位置にそれぞれ設けられており、各騒音検出ユニット1は同一の構成を有している。
【0019】
騒音検出ユニット1は、データ系ユニットとして、マイクロフォン5、騒音計6、無線機7を備え、マイクロフォン5と騒音計6、騒音計6と無線機7はそれぞれ電気的に接続され、マイクロフォン5から騒音計6へ、また騒音計6から無線機7へ信号(データ)が伝えられる。また、実音系ユニットとして、マイクロフォン8、マイクロフォンアンプ9、PHS(Personal Handyphone System)10を備え、マイクロフォン8とマイクロフォンアンプ9、マイクロフォンアンプ9とPHS10はそれぞれ電気的に接続され、マイクロフォン8からマイクロフォンアンプ9へ、またマイクロフォン9からPHS10へ信号が伝えられる。
【0020】
マイクロフォン5は、騒音を検出するためのマイクロフォンである。騒音計6は、マイクロフォン5で検出した騒音の騒音レベルを計測する計測機器である。ここで、マイクロフォン5及び騒音計6は、適正な騒音レベルを計測するために、例えば騒音規制法に準拠するものが使用される。
【0021】
無線機7は、騒音監視ユニット2と無線通信を行うための機器であり、直接騒音監視ユニット2と無線通信を行うか、若しくは隣接する他の無線機7を介して騒音監視ユニットと無線通信を行うように構成されている。尚、このような無線通信方式は、例えば、特開2000−013376号公報に記載される無線通信ネットワークシステムなどにより実現されるものである。
【0022】
また、マイクロフォン8は、騒音である実音を検出するためのマイクロフォンである。マイクロフォンアンプ9は、マイクロフォン8により検出された実音を増幅するための増幅器である。ここで、マイクロフォン8及びマイクロフォンアンプ9は、実音が何であるかを特定できる程度以上の性能を有していれば良いため、その程度の性能を有する安価なもので構成することができる。
【0023】
PHS10は、いわゆる簡易型携帯電話であり、本例では、マイクロフォンアンプ9により増幅された騒音である実音を、保安室3へ伝送するために使用される。尚、このPHS10は、自動着信機能を備えており、外部からのコール(発呼)により、このコール元と自動的に通話可能状態になるように構成されている。
【0024】
また、騒音検出ユニット1は、その他に、取り外し可能なバッテリー(予備電源)11を備えている。これは、外部電源の供給を受けられない位置での計測や、停電などにより外部電源の供給が受けられなくなったとき等に、このバッテリー11から電源供給を受けるようにして、騒音検出ユニット1の機能を停止させないようにするためのものである。尚、外部電源からバッテリー11への電源の切り換えは手動により行うようにしても良く、又は外部電源の電圧値をモニターしてこれが一定値以下になったときに自動的にバッテリー11へ電源を切り換えるような構成を騒音検出ユニット1に備えさせるようにしても良い。また、ここでは、バッテリー11が騒音検出ユニット1の内部に設けられる構成を示しているが、バッテリー11を騒音検出ユニット1の外部に設けるようにしても良い。この場合は、例えばバッテリー11の下部に移動を容易にするための車輪などを設けて、必要に応じて所定の騒音検出ユニット1に移動させて、電源を供給するように構成される。
【0025】
また、騒音検出ユニット1は、下部に小型の車輪12を備え、牽引、若しくは保安者が人力で直接騒音検出ユニット1を押す等により、容易に他の計測位置へ移動可能に構成されている。尚、モーター等の動力源を騒音検出ユニット1に搭載させて、この動力源により移動させるようにしても良い。
【0026】
一方、騒音監視ユニット2は、無線機13、パーソナルコンピュータ(以下単にPCと言う)14、PHS15、MD(Mini Disk)レコーダ16などを備え、無線機13とPC14、PC14とPHS15、PHS15とMDレコーダ16は、それぞれ電気的に接続され、必要に応じて信号の授受が行われる。
【0027】
無線機13は、前述の無線機7と同一の構成であり、PC14の通信要求に基づいて各騒音検出ユニット1の無線機7と通信を行い、各騒音検出ユニット1で計測された騒音レベルを受信する。
【0028】
PC14は、データロガー機能等を有し様々なデータ処理を行う。例えば、無線機13で受信した騒音レベルを各騒音検出ユニット1毎に解析し、これが規制基準を超えたか否かを判定する処理などを行う。また、何れの騒音検出ユニット1の無線機7と通信を行うかを制御する処理や、PHS15と通信を行って、このPHS15に所定の騒音検出ユニット1のPHS10へコールさせるように要求する処理なども行う。尚、ここでは、PC14とPHS15との通信を有線通信にて行っているが、これを無線通信、若しくは有線と無線の混在する通信により行うようにしても良い。例えば、PC14に新たにPHSを有線接続し、この有線接続されたPHSを介してPHS15と無線通信を行い、PC14とPHS15間で通信を行うようにしても良い。
【0029】
PHS15は、PC14の要求に基づいて、所定の騒音検出ユニット1のPHS10にコールして通話を確立する。このとき、保安者4は、発音手段でもあるPHS15から、通話先のPHS10から送られる騒音である実音を実際に耳で聞くことが可能になる。従って、計測位置が遠隔地にあっても、保安者4はその計測位置へ出向くことなく、騒音が何であるかを特定することができる。尚、本実施形態において、PHS15の代わりに電話機を適用するようにしても良い。
【0030】
MDレコーダ16は、PHS15の通話先であるPHS10から送られる騒音である実音をMDに録音する。このMDへの録音は、PHS15との通話が確立されたときに自動的に録音が開始されるように構成されている。尚、このように録音を自動的に開始させるか否かは予め保安者4により設定可能に構成されている。また、必要に応じて、保安者4が手動により録音を開始させるようにしても良い。
【0031】
次に、上述した構成からなる騒音監視システムの動作について説明する。
各騒音検出ユニット1では、常時、マイクロフォン5及び騒音計6により騒音レベルが計測され、これが無線機7へ入力されている。無線機7は、所定周期毎に、若しくは騒音監視ユニット2からの通信要求があったときに、騒音監視ユニット2の無線機13と通信を行い、その時に計測されて入力されている騒音レベルを騒音監視ユニット2の無線機13へ伝送するようになっている。
【0032】
また、同時に、その騒音である実音は、マイクロフォン8及びマイクロフォンアンプ9を介してPHS10に入力されている。PHS10は、騒音監視ユニット2のPHS15からのコールがあると、前述の自動着信機能によりそのコールを自動着信し、PHS15との通話を確立し、前述の実音がPHS15へ伝送されるようになっている。
【0033】
尚、騒音レベルの計測方法は、騒音規制法に準拠した方法により行われ、例えば、JISZ8731等に規定される方法により計測される。
一方、騒音監視ユニット2のPC14は、所定時間毎に無線機13を介して各騒音検出ユニット1の無線機7と通信を行い、各騒音検出ユニット1で計測された騒音レベルを取得する。また、必要に応じて特定の騒音検出ユニット1の無線機7と通信を行い、そこで計測された騒音レベルを取得することも可能である。そして、各計測位置にて計測された騒音レベルにおいて、所定時間継続して規制値(規制騒音レベル値)を超えたものが有るか否か、すなわち規制基準を超えたものが有るか否かを判定する。尚、規制基準は、保安者4などにより任意に設定可能に構成され、例えば、騒音レベルが、10分間連続して、朝・夕に60dB、昼間に65dB、夜間に50dBを超えたときに、規制基準を超えたと判定されるように設定されている。尚、地域により多少の差はあるが、例えば、朝とは6:00〜8:00の時間帯、昼間とは8:00〜19:00の時間帯、夕とは19:00〜22:00の時間帯、夜間とは22:00〜6:00の時間帯を示している。
【0034】
PC14は、上記判定処理において、所定の騒音検出ユニット1から取得した騒音レベルが規制基準を超えたと判定したときは、PHS15に対し、その騒音検出ユニット1が備えるPHS10へコールするように要求し、PHS15により実際にそのPHS10へコールされる。
【0035】
このコールを受けたPHS10は、自動着信機能により自動的に着信し、PHS15との通話が確立される。そして、マイクロフォン8及びマイクロフォンアンプ9を介して入力されている、騒音である実音がPHS15へ伝送される。
【0036】
この通話確立中において、保安者4は、このPHS15から、騒音である実音を実際に耳で聞くことが可能になる。従って、従来のように、計測位置へ直接出向くことなく、直ちにその騒音である実音を特定することができ、また計測位置へ出向く必要が無いために、その場で早急に騒音対策を検討することも可能になる。
【0037】
また、MDレコーダ16は、PHS15とPHS10の通話が確立されると、自動的にPHS15に伝送された騒音である実音をMDへ録音する。これにより、規制基準を超えた騒音である実音を、記録として残すことが可能になり、後にその実音を繰り返し聞いて検証等することが可能になる。また、保安者4が不在のときであっても、その実音が録音されているために、聞き逃しの心配もない。
【0038】
また、本実施形態に示した騒音監視システムでは、騒音である実音を伝送して録音する構成として、一般に安価に市販されている、マイクロフォン8、マイクロフォンアンプ9、PHS10、PHS15、及びMDレコーダ16などを使用しているために、システム全体を安価にかつ容易に構成することが可能になる。
【0039】
また、本実施形態では、PC14の要求に基づきPHS15が所定の騒音検出ユニット1のPHS10へコールする構成を示したが、保安者4が直接PHS15を操作して、所定の騒音検出ユニット1のPHS10へコールすることも可能である。また、保安者4がMDレコーダ16を手動により操作して、その実音をMDへ録音することも可能である。
【0040】
次に、本発明の第二の実施の形態について説明する。
図2は、本発明の第二の実施の形態を示す騒音監視システムの構成図である。本実施形態に示す騒音監視システムは、第一の実施の形態において、騒音レベルが規制基準を超えたと判定された後の処理の流れが異なる形態である。尚、本実施形態において、第一の実施の形態に示した構成と同一の構成については同一の符号を付して示している。
【0041】
同図において、騒音検出ユニット1は、第一の実施の形態に示した構成と同一であるので、ここではその説明を省略する。
騒音監視ユニット2は、本実施形態では、保安室3の内部ではなく、その外部である、例えば各種監視室などに設置されている。騒音監視ユニット2において、電話機20は、PC14に接続され、PC14からの要求に基づいて、所定の通話先へコールして通話を確立する。このPC14は、騒音レベルが規制基準を超えたと判定したときに、電話機20に対し、保安室3の警報電話機21へコールするように要求し、電話機20により警報電話機21との通話が確立されると、何れの騒音検出ユニット1にて騒音レベルが規制基準を超えたかを通知するために、電話機20を介して、少なくともその騒音検出ユニット1のPHS10の電話番号及びその騒音検出ユニット1の設備名称などを警報電話機21へ通知する。但し、電話番号又は設備名称だけであっても良い。
【0042】
尚、本実施形態では、騒音監視ユニット2は、第一の実施の形態に示したMDレコーダ16を備えていない。
また、保安室3には、保安者4が待機すると共に、前述の騒音監視ユニット2の電話機20からのコールを受け付ける警報電話機21が設置されている。警報電話機21は、PHS22と電気的に接続され、電話機20からのコールを受け付けて通話が確立されると、電話機20から通知された内容を、そのままPHS22へ通知するように構成されている。PHS22は、この通知を受けると、通知された内容の内の所定の騒音検出ユニット1のPHS10の電話番号に基づいて、そのPHS10へコールして通話を確立する。また、PHS22は、MDレコーダ16とも電気的に接続されている。MDレコーダ16は、PHS22に伝送された所定の騒音検出ユニット1にて検出された実音をMDへ録音する。ここで、MDへの録音は、PHS22と所定の騒音検出ユニット1のPHS10との通話が確立された時に、自動的に開始されるように構成されている。また、MDへの録音は、予め設定により自動的に録音を開始させるか否かを変更可能に構成されている。
【0043】
続いて、本実施形態に示す騒音監視システムの動作について説明する。騒音監視ユニット2のPC14は、第一の実施の形態に示した処理と同様の処理により、各騒音検出ユニット1で計測された騒音レベルを取得し、各計測位置にて計測された騒音レベルにおいて、規制基準を超えたものが有るか否かを判定する。この判定において、所定の騒音検出ユニット1から取得された騒音レベルが規制基準を超えたと判定したときは、電話機20に対し、保安室3に設置される警報電話機21へコールするように要求する。電話機20は、このPC14の要求に基づき、実際に警報電話機21へコールする。そして、電話機20と警報電話機21との通話が確立されると、PC14は、電話機20を介して、騒音レベルが規制基準を超えた旨及び何れの騒音検出ユニット1にて規制基準を超えたかを知らせるために、少なくともその騒音検出ユニット1のPHS10の電話番号及びその騒音検出ユニット1の設備名称等を警報電話機21へ通知する。この警報電話機21への通知内容は、同時にPHS22へも通知され、PHS22は、通知された内容の内の所定の騒音検出ユニット1のPHS10の電話番号に基づき、このPHS10へコールし、このPHS10との通話を確立する。
【0044】
尚、保安室3に待機する保安者4が、警報電話機20を介して上述の通知を受け、その通知に基づいて、直接PHS22を操作して所定の騒音検出ユニット1のPHS10へコールし、このPHS10との通話を確立することも可能である。
【0045】
PHS10との通話が確立されると、マイクロフォン8及びマイクロフォンアンプ9を介してPHS10へ入力されている、騒音である実音がPHS22へ伝送され、保安者4は、PHS22からその実音を直接耳で聞くことが可能になる。また、通話が確立された時、PHS21へ伝送された実音は、MDレコーダ16により自動的にMDへ録音される。尚、MDへ自動的に録音するか否かは設定により変更可能に構成されているため、ここでの態様としては、保安者4がPHS21から実音を聞くだけでMDへの録音を行わない態様と、保安者4がPHS21から実音を聞くと共にその実音がMDへ自動的に録音される態様と、保安者4がPHS21から実音を聞かないで単にその実音がMDへ自動的に録音されるだけの態様等が考えられる。また、保安者4が必要に応じてMDレコーダ16を手動により操作して録音を開始させるようにしても良い。
【0046】
以上、第二の実施の形態によれば、第一の実施の形態と同様に、計測位置へ直接出向くことなく、直ちにその騒音である実音を特定することができ、早急に騒音対策を検討することが可能になる。また、その騒音をMDへ録音して記録として残すことができるので、後にその実音を繰り返し聞いて検証等することが可能になる。また、保安者4が不在であっても、その実音は録音されているので聞き逃しの心配もない。更に、実音を伝送して録音する構成として、一般に安価に市販されている、マイクロフォン8、マイクロフォンアンプ9、PHS10、PHS22、及びMDレコーダ16などを使用しているために、システム全体を安価にかつ容易に構成することが可能になる。
【0047】
尚、本実施形態において、電話機20と警報電話機21などの構成を別の構成により実現することも可能である。図3は、このような構成の一例を示した、本実施形態の変形例を示す騒音監視システムの構成図である。同図に示す騒音監視システムは、図2に示した騒音監視システムにおいて、騒音監視ユニット2の電話機20を無くし、保安室3の警報電話機21の代わりにPC30を設け、モデム31、32を介して、PC14とPC30間の通信を可能にするように構成したものである。従って、その他の構成については、図2に示した構成と同一であるので、ここではその説明を省略する。
【0048】
図3において、PC14は、所定の騒音検出ユニット1から取得された騒音レベルが規制基準を超えたと判定したときは、PC30と通信を行い、少なくとも、その騒音検出ユニット1のPHS10の電話番号及びその騒音検出ユニット1の設備名称等をPC30へ通知する。この通知を受けたPC30は、通知された内容の内の所定の騒音検出ユニット1の電話番号をPHS22へ通知する。PHS22は、この通知に基づき、所定の騒音検出ユニット1のPHS10へコールする。以降の動作は、図2に示した騒音監視システムと同様の処理が行われる。
【0049】
以上、本変形例によっても、図2に示した騒音監視システムと同様の効果を得ることができる。
尚、本変形例では、PC14とPC30が、モデム31、32を介して有線により通信を行うように構成したが、その他の通信ネットワーク形態、例えばLAN(Local Area Network)、WAN(Wide Area Network)、及びインターネット等、また無線ネットワーク、若しくは無線・有線が混在する通信ネットワーク等を介して通信を行うようにしても良い。また、PC30とPHS22との通信形態も、無線ネットワーク、若しくは無線・有線が混在する通信ネットワーク形態により、通信を行うようにしても良い。
【0050】
次に本発明の第三の実施の形態について説明する。
図4は、本発明の第三の実施の形態を示す騒音監視システムの構成図である。本実施形態に示す騒音監視システムは、第一の実施の形態において、騒音である実音を伝送するための構成が異なる形態である。尚、第一の実施の形態に示した構成と同一の構成については同一の符号を付して示している。
【0051】
騒音検出ユニット1において、データ系ユニットの構成は、第一の実施の形態に示した構成と同様であるが、実音系ユニットの構成は異なる。すなわち、本実施形態では、騒音計6とPC40が電気的に接続され、マイクロフォン5により検出された騒音である実音(アナログ信号)が騒音計6を介してPC40へ入力される。また、PC40はインターネット41にも接続されている。
【0052】
また、騒音監視ユニット2において、PC42はスピーカー43を備え、MDレコーダ16と電気的に接続されると共に、インターネット41とも接続されている。
【0053】
従って、騒音検出ユニット1のPC40と騒音監視ユニット2のPC42は、インターネット41を介して通信可能に構成されている。
次に、本実施形態に示す騒音監視システムの動作について説明する。騒音検出ユニット1では、第一の実施の形態と同様にデータ系ユニットにより騒音レベルが計測されていると共に、マイクロフォン5により検出された、騒音である実音(アナログ信号)が騒音計6を介してPC40に入力されている。PC40は、入力されたその実音(アナログ信号)をA/D変換してデジタル信号に変換し、騒音監視ユニット2のPC42からの通信要求があったときに、この実音(デジタル信号)をインターネット41を介してPC42へ伝送(出力)するようになっている。
【0054】
一方、騒音監視ユニット2のPC42は、第一の実施の形態と同様の処理により、各騒音検出ユニット1で計測された騒音レベルを取得し、各計測位置にて計測された騒音レベルにおいて、規制基準を超えたものが有るか否かを判定する。この判定において、所定の騒音検出ユニット1から取得された騒音レベルが規制基準を超えたと判定したときは、インターネット41を介して、その騒音検出ユニット1のPC40と通信を行い、このPC40に対し、騒音である実音(デジタル信号)をPC42へ伝送させるように通信要求する。
【0055】
この通信要求を受けた騒音検出ユニット1のPC40は、その要求を受けた時点から、PC40に入力されA/D変換された、騒音である実音(デジタル信号)を、インターネット41を介して騒音監視ユニット2のPC42へ伝送する。尚、PC40は、PC42からの通信要求が無い場合であっても、インターネット41を介して、騒音である実音(デジタル信号)を連続的にPC42へ伝送することも可能である。
【0056】
PC42では、PC40から伝送された騒音である実音(デジタル信号)を受信し、これをPC42に備えられたスピーカー43に出力する。これにより、保安者4は、その騒音である実音を、スピーカー43から直接耳で聞くことができ、その実音が何であるかを、計測位置へ出向かずに特定することが可能になる。また、PC42は、その実音(デジタル信号)を受信すると、それをD/A変換してアナログ信号に変換し、その実音(アナログ信号)をMDレコーダ16に出力する。
【0057】
MDレコーダ16は、PC42がPC40から実音(デジタル信号)を受信すると、自動的にMDへの録音を開始するように構成されている。従って、PC42が実音(デジタル信号)を受信すると、MDレコーダ16はPC42から出力される実音(アナログ信号)を自動的にMDへ録音する。尚、MDへの録音を自動的に行うか否かは、予め設定により変更可能に構成されている。また、MDへの録音は、保安者4が必要に応じて手動により行うこともできる。
【0058】
また、PC40から伝送された実音(デジタル信号)を、PC42が備えるハードディスク、若しくは外部の記憶部に記憶させるようにしても良い。この場合には、実音(デジタル信号)を記憶部に記憶させるときに、伝送元である騒音検出ユニット1の設備名称、日付、時間など様々な情報を付加して記憶させることもできるので、後のデータ処理が容易になる。
【0059】
以上第三の実施の形態によれば、第一の実施の形態と同様に、計測位置へ直接出向くことなく、直ちにその騒音である実音を特定することができ、早急に騒音対策を検討することが可能になる。また、その騒音を録音(又は記憶)して記録として残すことができるので、後にその実音を繰り返し聞いて検証等することが可能になる。また、保安者4が不在であっても、録音(又は記憶)されているので、聞き逃しの心配もない。
【0060】
尚、第三の実施の形態では、実音を伝送するネットワーク形態として、インターネットを適用したが、LANや、WAN、その他のネットワーク形態を適用するようにしても良い。
【0061】
また、第一乃至第三の実施の形態において、騒音検出ユニット1から騒音監視ユニット2へ騒音レベルを伝送するネットワーク形態として、無線ネットワークを適用したが、有線ネットワーク、若しくは無線・有線が混在する通信ネットワークであっても良く、例えば、LAN、WAN、及びインターネット等を適用するようにしても良い。
【0062】
また、第一乃至第三の実施の形態において、MDレコーダ16の代わりに、テープレコーダなどを使用してテープなどに録音させるようにしても良く、その他、アナログ信号を記録できる記録媒体に、この記録媒体にアナログ信号を記録可能な装置を使用して実音を録音させるようにしても良い。
【0063】
【発明の効果】
以上、詳細に説明したように、本発明によれば、騒音レベルが規制基準を超えたときに、その実音(騒音)を伝送させることができるので、保安者などは計測位置へ直接出向くことなく、その実音を直接耳で聞くことが可能になり、その騒音が何であるかを早急に特定することができる。また、それに伴い騒音対策も早急に検討することが可能になる。
【0064】
また、騒音である実音を録音して記録として残しておくことが可能なので、後に、その実音を繰り返し聞いて検証等を行うことが可能になる。また、保安者などが不在であっても、その実音が録音されているので、聞き逃しの心配もない。
【0065】
更に、騒音である実音を伝送する構成として、一般に安価に市販されているものを適用できるので、システム全体もたいへん安価にかつ容易に構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一の実施の形態の騒音監視システムの構成図である。
【図2】本発明の第二の実施の形態の騒音監視システムの構成図である。
【図3】本発明の第二の実施の形態の変形例を示す騒音監視システムの構成図である。
【図4】本発明の第三の実施の形態の騒音監視システムの構成図である。
【符号の説明】
1 騒音検出ユニット
2 騒音監視ユニット
3 保安室
4 保安者
5 マイクロフォン
6 騒音計
7 無線機
8 マイクロフォン
9 マイクロフォンアンプ
10 PHS
11 バッテリー
12 車輪
13 無線機
14 PC
15 PHS
16 MDレコーダ
20 電話機
21 警報電話機
22 PHS
30 PC
31,32 モデム
40 PC
41 インターネット
42 PC
43 スピーカー

Claims (6)

  1. 1つ又は複数の騒音検出ユニットと、該騒音検出ユニットと通信可能な騒音監視ユニットとを備えた騒音監視システムであって、
    前記騒音検出ユニットは、
    騒音レベルの計測に用いる実音を検出する第1の実音検出手段と、
    伝送する実音を検出する第2の実音検出手段と、
    第1の実音検出手段により検出された実音の騒音レベルを計測する計測手段と、
    該計測手段により計測された騒音レベルを前記騒音監視ユニットへ伝送する騒音レベル伝送手段と、
    前記騒音監視ユニットの要求に基づいて前記第2の実音検出手段により検出された実音を前記騒音監視ユニットへ伝送する実音伝送手段と、
    を備え、
    前記騒音監視ユニットは、
    前記騒音検出ユニットの騒音レベル伝送手段により伝送された騒音レベルを解析し該騒音レベルが規制基準を超えたか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段による判定結果が前記規制基準を超えた旨の判定結果であるときに実音を伝送させるように前記騒音検出ユニットに要求する手段と、
    前記騒音検出ユニットの実音伝送手段により伝送された前記実音を発音する発音手段と、
    を備えたことを特徴とする騒音監視システム。
  2. 前記騒音監視ユニットは、
    前記騒音検出ユニットの実音伝送手段により伝送された前記実音を録音する録音手段、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1記載の騒音監視システム。
  3. 前記騒音検出ユニットは、
    予備電源、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1又は2記載の騒音監視システム。
  4. 前記騒音検出ユニットは、
    所定区域を移動可能にする移動手段、
    を更に備えたことを特徴とする請求項1乃至3の何れか1項に記載の騒音監視システム。
  5. 1つ又は複数の騒音検出ユニットと、該騒音検出ユニットと通信可能な騒音監視ユニットとを備えた騒音監視システムであって、
    騒音レベルの計測に用いる実音を検出する第1の実音検出手段と、伝送する実音を検出する第2の実音検出手段と、前記第1の実音検出手段により検出された実音の騒音レベルを計測する計測手段と、該計測手段により計測された騒音レベルを前記騒音監視ユニットへ伝送する騒音レベル伝送手段と、前記騒音監視ユニットからの要求に基づいて前記第2の実音検出手段により検出された実音を伝送する実音伝送手段とを備えた前記騒音検出ユニットと、
    前記騒音検出ユニットの騒音レベル伝送手段により伝送された騒音レベルを解析し該騒音レベルが規制基準を超えたか否かを判定する判定手段と、該判定手段による判定結果が前記規制基準を超えた旨の判定結果であるときに少なくともその旨及び何れの騒音検出ユニットにて前記規制基準を超えたかを通知する通知手段とを備えた前記騒音監視ユニットと、
    実音を伝送させるように前記騒音検出ユニットに要求する手段と、
    前記騒音検出ユニットの実音伝送手段により伝送された前記実音を発音する発音手段と、
    前記騒音検出ユニットの実音伝送手段により伝送された前記実音を録音する録音手段と、
    を備えたことを特徴とする騒音監視システム。
  6. 前記実音伝送手段はPHSであり、前記要求する手段及び前記発音手段 はPHSである、
    ことを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の騒音監視システム。
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