JP3695777B2 - 情報転送方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、通信機能を持つ携帯情報処理装置と該携帯情報処理装置との間、または前記携帯情報処理装置と通信機能を持つ情報処理装置との間における情報転送方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報処理装置の小型化及びパーソナル化が進み、個人が日常生活において利用する携帯情報処理装置が普及するようになった。特に、最近では、独自または公開の通信プロトコルを用い、有線、無線または光によるデータ通信機能を予め、または機能追加という形で備える携帯情報処理装置が増えている。そのため、携帯情報処理装置間でのデータ交換,転送や、携帯情報処理装置と携帯でない情報処理装置とのデータ交換,転送といった作業が一般にも普及するようになった。
【0003】
上記のような装置間で交換,転送される情報は、データ及び該データを操作するためプログラムに分類される。
【0004】
日常において主として転送されるのは、データであり、プログラムは携帯情報処理装置内蔵または既に備えるデータ処理プログラムでは扱えない場合等に転送されることが多い。
【0005】
データのフォーマットは多種多用であり、原理的にはデータのフォーマットの種類の数だけ、該データを操作するプログラムも必要となる。
【0006】
情報処理装置、特に記憶容量に制約を受けやすい携帯情報処理装置では、プログラム全てを格納しておくわけにはいかず、利用が想定されるデータフォーマットを扱えるプログラムを選択的に格納することになる。
【0007】
しかし、これまでの携帯情報処理装置では、その選択はユーザの判断に完全に依存していた。
【0008】
また、プログラムには、プログラム単体として機能するものと、主にプログラムに追加して機能する機能ライブラリとして実現されるものがあり、必要なプログラム及び機能ライブラリを選択的に格納する際には、ユーザにはプログラムや機能ライブラリの利用に際しての依存関係をも考慮した判断が要求される。
【0009】
特にデータ転送時に、転送されたデータを操作するためのプログラムまたは機能ライブラリを、受信側の携帯情報処理装置が未だ有していない場合には、該プログラムまたは機能ライブラリをも併せて転送することが必要になる。しかし、該プログラムまたは機能ライブラリを受信側装置が有しているか否かの判断、及び転送を要求するか否かの判断は、ユーザの判断に完全に依存している。
【0010】
このことはユーザにとっては重い負担となり、また選択ミスや判断ミスを誘発する原因となっているという問題があった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
以上に示したように、従来の技術では、携帯情報処理装置にて格納しているデータを操作するためのプログラムまたは機能ライブラリを、携帯情報処理装置に格納する作業はユーザが行っていたが、もれなく格納することはユーザに多大な負担を強い、また判断ミスを誘発する原因となっていた。
【0012】
特に、データの転送時には転送されたデータ操作できるプログラムまたは機能ライブラリを既に有しているか否か、該プログラムまたは機能ライブラリの転送を要求するか否かの判断及び行動は、全てユーザによって行われ、携帯情報処理装置側では何らサポートすることがなかった。
【0013】
本発明は、データの転送において、受信側の携帯情報処理装置が該データを操作できるように該データを操作するプログラムまたは機能ライブラリの転送を併せて行う情報転送方法の提供を目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】
の発明の情報転送方法は、通信機能を有する受信側の携帯情報処理装置と、データ及びこのデータに対して特定の操作を行うのに必要なプログラムを有する送信側の情報処理装置との間の情報転送方法であって、受信側の携帯情報処理装置において送信側の情報処理装置から転送されるデータを操作するためのプログラムを既に有しているか否かを判断し、受信側の携帯情報処理装置において前記判断によりプログラムを有していないとされ、そのため操作ができないデータを操作不能データとして設定し、 受信側の携帯情報処理装置において、前記設定された操作不能データのうち少なくとも一つの操作不能データについて、そのデータ型とそのデータ型の操作を希望する情報を、操作希望データとして設定し、受信側の携帯情報処理装置において前記操作希望データを送信側の情報処理装置に転送し、送信側の情報処理装置において前記操作希望データに対する特定操作のためのプログラムを検索し、送信側の情報処理装置から受信側の携帯情報処理装置へ前記検索された転送対象プログラムを転送し、受信側の携帯情報処理装置において前記転送された転送対象プログラムを格納し、受信側の携帯情報処理装置が記憶しているデータとプログラムとの組合せを並べたデータ型プログラム対応テーブルの内容を前記格納した転送対象プログラムに基づいて更新するものである。
【0016】
の発明の情報転送方法は、通信機能を有する受信側の携帯情報処理装置と、データ及びこのデータに対して特定の操作を行うのに必要なプログラムを有する送信側の情報処理装置との間の情報転送方法であって、受信側の携帯情報処理装置において、送信側の携帯情報処理装置が記憶しているプログラムとデータとの組合せを並べたデータ型プログラム対応テーブルを受信側の携帯情報処理装置に転送させ、受信側の携帯情報処理装置において、その送信側の携帯情報処理装置のデータ型プログラム対応テーブルに基づいて、転送されるデータを操作するためのプログラムであって送信側の携帯情報処理装置のみが有するプログラムを転送要求候補として設定し、受信側の携帯情報処理装置において、前記転送要求候補を送信側の情報処理装置に転送し、送信側の情報処理装置において、前記転送要求候補に該当するプログラムを検索し、送信側の情報処理装置から受信側の携帯情報処理装置へ前記検索された転送対象プログラムを転送し、受信側の携帯情報処理装置において、前記転送された転送対象プログラムを格納し、受信側の携帯情報処理装置が記憶しているデータとプログラムとの組合せを並べたデータ型プログラム対応テーブルの内容を前記格納した転送対象プログラムに基づいて更新するものである。
【0017】
【作 用】
第1の発明の情報転送方法について説明する。
【0025】
第2の発明の情報転送方法について説明する。
【0026】
受信側の携帯情報処理装置において送信側の情報処理装置から転送されるデータを操作するためのプログラムを既に有しているか否かを判断する。
【0027】
受信側の携帯情報処理装置において、前記判断によりプログラムを有していないとされ、そのため操作ができないデータを操作不能データ情報として設定する。
【0028】
受信側の携帯情報処理装置において前記操作不能データ情報の中から、操作を希望するデータ情報を、操作希望データ情報として設定する。
【0029】
受信側の携帯情報処理装置において前記操作希望データ情報を送信側の情報処理装置に転送する。
【0030】
送信側の情報処理装置において前記操作希望データ情報に対する特定操作のためのプログラムを検索する。
【0031】
送信側の情報処理装置から受信側の携帯情報処理装置へ前記検索された転送対象プログラムを転送する。
【0032】
受信側の携帯情報処理装置において前記転送された転送対象プログラムを格納する。
【0033】
受信側の携帯情報処理装置においてデータとプログラムとの操作関係を更新する。
【0034】
の発明の情報転送方法について説明する。
【0035】
通信機能を有する受信側の携帯情報処理装置と、データ及びこのデータに対して特定の操作を行うのに必要なプログラムを有する送信側の情報処理装置との間の情報転送方法であって、
受信側の携帯情報処理装置において、送信側の携帯情報処理装置が記憶しているプログラムとデータとの組合せを並べたデータ型プログラム対応テーブルを受信側の携帯情報処理装置に転送させる。
【0036】
受信側の携帯情報処理装置において、その送信側の携帯情報処理装置のデータ型プログラム対応テーブルに基づいて、転送されるデータを操作するためのプログラムであって送信側の携帯情報処理装置のみが有するプログラムを転送要求候補として設定する。
【0037】
受信側の携帯情報処理装置において、前記転送要求候補を送信側の情報処理装置に転送する。
【0038】
送信側の情報処理装置において、前記転送要求候補に該当するプログラムを検索する。
【0039】
送信側の情報処理装置から受信側の携帯情報処理装置へ前記検索された転送対象プログラムを転送する。
【0040】
受信側の携帯情報処理装置において、前記転送された転送対象プログラムを格納する。
【0041】
受信側の携帯情報処理装置において、データとプログラムとの操作関係を更新する。
【0042】
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説明する。
【0043】
図1は、本実施例が適用される携帯情報処理装置相互間及び携帯情報処理装置と情報処理装置との間の情報転送の状況を示している。
【0044】
送信側の携帯情報処理装置1と受信側の携帯情報処理装置3との間を、または送信側の情報処理装置2と受信側の携帯情報処理装置3との間を、有線ケーブル4または電波5または光6にてデータ通信を行い、情報を転送する。
【0045】
図2は、本実施例が適用される携帯情報処理装置及び情報処理装置のブロック図を示している。
【0046】
携帯情報処理装置と情報処理装置との違いはブロック図では現れず、装置携帯や記憶容量や処理能力等に現れる。
【0047】
本実施例が適用される情報処理装置10は、ユーザ入力部11、ユーザ出力部12、データ記憶部13、プログラム・機能ライブラリ記憶部14、データ型・プログラム対応テーブル15、システムプログラム記憶部16、作業記憶部17、制御部18、通信部19からなる。なお、以下、「プログラム・機能ライブラリ」を単に「P・R」と記載する。
【0048】
ユーザ入力部11は、キーボードやマウス、タブレット、マイクロホン、スチルカメラ、ビデオカメラ等の入力機器から送られるデータを、制御部18に送る。
【0049】
ユーザ出力部12は、制御部18からの指令に従って、制御部18が指すデータをディスプレイや液晶パネル、スピーカ等の出力機器に表示/出力する。
【0050】
通信部19は、制御部18からの指令に従って、制御部18が指すデータを外部に送信し、また外部から受信したデータを制御部18の指令に従って、データ記憶部13、P・R記憶部14、データ型・プログラム対応テーブル15、作業記憶部17のいずれかの記憶部に格納する。
【0051】
制御部18は、システムプログラム記憶部16に格納されているシステムプログラムに従って、装置の動作を制御する。
【0052】
データ記憶部13は、テキスト、図、音声、写真、動画またはそれらの複合データを格納する。
【0053】
データのデータ型情報20は、図3のように示される。この場合、「資料3.1」は、テキストでJIS日本語コード、「付録a」は、テキストでEUC日本語コードの「付録の説明」と、テキストでEUC日本語コードかつ図がPostscript形式の「予定表」、動画でMPEG−1形式の「デモ」の複合データであることを示している。
【0054】
P・R記憶部14は、データを操作するためのプログラム及び、プログラムの機能拡張サブルーチンとして動作する機能ライブラリを格納する。
【0055】
データ型・プログラム対応テーブル15は、図4に示すように、P・R記憶部14に格納されているプログラム及び機能ライブラリについて、データ型21と、操作属性22、該データ型のデータを操作属性が示す操作するためのプログラムまたは、プログラムと機能ライブラリの組合せ23を並べたものである。
【0056】
操作属性22とはデータの操作タイプのことを指し、参照や編集、変換等の操作単位を指す。
【0057】
例では、下記のような対応関係がある。
【0058】
▲1▼ 任意の日本語コード(*は“任意”を示している)のテキストを参照する (view)には、jless プログラム、編集する(edit)するには、Nemacsプログラム、またはkconv.lib 機能ライブラリとviプログラムの組合せが対応している。
【0059】
▲2▼ EUC日本語コードのテキストを参照するには、moreプログラムとjless プログラム、編集するにはviプログラムとNemacsプログラムとkconv.lib 機能ライブラリとviプログラムの組合せが対応することを示している。
【0060】
▲3▼ jis 日本語コードのテキストを参照するには、jismore プログラムとjles s プログラム、編集するにはjvi プログラムとNemacsプログラムとkconv.li b 機能ライブラリとviプログラムの組合せが対応することを示している。
【0061】
▲4▼ Postscript形式の図を参照するには、ghostscript プログラムが対応することを示している。
【0062】
システムプログラム記憶部16は、装置全体の動作を制御するため、制御部18が参照するシステムプログラムを格納する。
【0063】
作業記憶部17は、システムプログラムまたはあるデータを操作するためのプログラムまたは機能ライブラリの動作の際に、必要とされる一時的な情報を格納する。
【0064】
本実施例の情報転送方法の手順は、システムプログラム記憶部16に格納されるプログラムの一部として実現される。
【0065】
[従来の情報転送方法]
次に、本実施例の説明の前に、従来の情報転送方法について説明する。
【0066】
図5は、従来の情報転送方法のフローチャートを示す。フローチャートは、データ選択ステップ31とデータ転送ステップ35よりなる。また、図7は従来の情報転送方法での情報授受の様子を示す図である。
【0067】
(データ選択ステップ31)
ステップ32では、送信側の携帯情報処理装置1、送信側の情報処理装置2から受信側の携帯情報処理装置3に転送可能なデータの一覧を、転送対象候補データリスト51として、送信側の携帯情報処理装置1または情報処理装置2から受信側の携帯情報処理装置3に転送する。
【0068】
(ステップ33)
ステップ33では、受信側の携帯情報処理装置3において、転送対象候補データリスト51から転送を要求する1つないし複数の転送対象データ53を選択する。
【0069】
受信側の携帯情報処理装置3における、転送対象データ53の選択方法には、下記の2つの場合が存在する。
【0070】
▲1▼ 転送対象候補データリスト51の全ての要素を転送対象データ53として選択する
▲2▼ 携帯情報処理装置10の画面40に一覧を提示して、ユーザ入力によって選択する
▲1▼の場合は,予め転送対象データ53が決まっているような、単機能のデータ処理作業や、一括したデータ配送等の場合に用いられる。この場合のデータ選択ステップは、転送対象データ53の確認を行うステップとなる。
【0071】
▲2▼の場合に,画面40上に提示される転送対象候補データリスト51の例を図6に示す。個々の転送対象候補データはデータ型21によって異なるアイコン41として表示され、携帯情報処理装置10の入力手段である、キーボードやマウスによるユーザ入力によってカーソル42を操作し、転送対象データ53が選択される。
【0072】
(ステップ34)
ステップ34では、受信側の携帯情報処理装置3が、転送対象データリスト52として送信側の携帯情報処理装置1または情報処理装置2に転送する。
【0073】
(データ転送ステップ35)
データ転送ステップ35では、送信側の携帯情報処理装置1または情報処理装置2において、転送対象データリスト52に含まれる転送対象データ53を順次、受信側の携帯情報処理装置3に転送する。
【0074】
従来の情報転送方法では、データには、その一種としてプログラムも含まれており、データとプログラムの転送に関し方法上の区別は何ら無く、区別は専らユーザの注意に依る。
【0075】
[第1の情報転送方法]
以下、本実施例の第1の情報転送方法について説明する。
【0076】
図8に、第1の情報転送方法のフローチャートを示す。
【0077】
フローチャートは、データ選択ステップ31、データ転送ステップ35、プログラム検索ステップ61、プログラム選択ステップ62、プログラム転送ステップ63、データ型・プログラム対応更新ステップ64よりなる。
【0078】
処理フローとしては、図8に示すように、
「データ選択ステップ31」 → 「データ転送ステップ35」
→ 「プログラム選択ステップ62」 → 「プログラム検索ステップ61」
→ 「プログラム転送ステップ63」 → 「データ型・プログラム対応更新ステップ64」
といった処理の流れや、
「データ選択ステップ31」 → ({「データ転送ステップ35」},
{「プログラム検索ステップ61」 → 「プログラム選択ステップ62」
→ 「プログラム転送ステップ63」}) → 「データ型・プログラム対応更新ステップ64」
といった、処理の流れも考えることができる。上記の、({A},{B})は、AとBとを並列して処理することを示す。
【0079】
データ選択ステップ31とデータ転送ステップ35は、従来方式のデータ選択ステップ31とデータ転送ステップ35と同じである。但し、本方法のステップで転送されるデータは、従来と異なり、プログラムと機能ライブラリを含まない真のデータのみである。
【0080】
(プログラム検索ステップ61)
▲1▼ データを選択し転送した後、プログラム検索ステップ61では、送信側の情報処理装置1,2において、転送された転送対象データ53について各操作22が可能なプログラムまたはプログラムと機能ライブラリの組23を送信側の情報処理装置1,2のデータ型・プログラム対応テーブル15から拾い上げる。
【0081】
つまり、転送対象データ53を構成する1つないし複数のデータ型21の各操作属性22に対応するプログラムまたはプログラムと機能ライブラリの組23を送信側の情報処理装置1,2のデータ型・プログラム対応テーブル15から拾い上げる。
【0082】
▲2▼ 各々を各データ型21についての転送対象候補P・R組とし、各データ型21に対する1つないし複数の転送対象候補P・R組を型別操作属性別転送対象候補P・R組リストとしてまとめる。なお、転送対象候補P・R組の「型別操作属性別」とは、それぞれデータ型21、操作属性22の2種類の性質を有することを意味する。
【0083】
▲3▼ 各データ型21に対する型別操作属性別転送対象候補P・R組リストを転送対象データに含まれる全データ型についてまとめたものを、転送対象候補P・R組リストとして設定する。
【0084】
▲4▼ 単独の転送対象候補プログラムは、要素が1個の転送対象候補P・R組として扱われる。
【0085】
例えば、text-jp.euc とfig-postscriptというデータ型21の転送対象データ53に対する転送対象候補P・R組リストは、データ型・プログラム対応テーブル15を図4の内容だとすると、
((text-jp.euc : edit : (Nemacs)(kconv.lib vi))
(text-jp.euc : view : (more)(jless))
(fig-postscript : view : (ghostscript)))
となる。
【0086】
この例では、転送対象候補P・R組として、text-jp.euc:edit: 、つまりEUC日本語コードテキストの編集用P・R組には、「Nemacs」「kconv.lib vi」という組が対応している。
【0087】
text-jp.euc:view: 、つまりEUC日本語コードテキストの参照用P・R組には、「more」「jless 」という組が対応している。
【0088】
fig-postscript、つまりPostscript形式の図の参照用P・R組には、「ghostscript 」という組が対応している。
【0089】
(プログラム選択ステップ62)
プログラム選択ステップ62は、プログラム検索ステップ61によって得られた、転送対象候補P・R組リストから、各データ型21と各操作属性22についての、型別操作属性別転送対象候補P・R組の各々から、一個の組を選択することによって、各データ型21と各操作属性22について、各々一個の転送対象候補P・R組を含むような転送対象P・R組リストを生成する。
【0090】
型別操作属性別転送対象候補P・R組リストから、各々一個の転送対象P・Rを選択する方法は、以下に挙げるようなものである。
【0091】
▲1▼ サイズが最も小さいP・R組を選択する。
【0092】
▲2▼ 送信側の情報処理装置1,2のユーザが予め選択する。
【0093】
▲3▼ 最終更新時刻が最も新しいプログラムまたは機能ライブラリを含むプログラム,ライブラリ組を選択する。
【0094】
▲4▼ ランダムに選択する。
【0095】
複数の候補から1つを選択する方法は、上に挙げたものに限らない。
【0096】
(プログラム転送ステップ63)
プログラム転送ステップ63は、プログラム選択ステップ62によって選択された、転送対象P・R組リストに含まれるプログラムまたはライブラリを順次転送し、また、各転送対象P・R組についての、データ型21、操作属性22、P・R組23の3つを一組としてまとめ、データ対応P・R更新情報71として、受信側の携帯情報処理装置3に転送する。
【0097】
(プログラム対応更新ステップ64)
プログラム転送ステップ63終了後、データ型・プログラム対応更新ステップ64では、転送対象データ53に対するプログラムまたは機能ライブラリの対応関係を更新する。今迄の受信側の情報処理装置3のデータ型・プログラム対応テーブル15に、送信側から転送された該データ型21、該操作属性22に対するデータ対応P・R更新情報71を追加する様子を図9に示す。
【0098】
本実施例での情報の授受の様子を図10に示す。
【0099】
[第2の情報転送方法]
次に第2の情報転送方法の実施例について説明する。
【0100】
この情報転送方法は、データ選択ステップ31、データ転送ステップ35、既存プログラム、検索ステップ91、プログラム要求選択ステップ92、プログラム要求ステップ93、プログラム検索ステップ61、プログラム選択ステップ62、プログラム転送ステップ63よりなる。
【0101】
データ選択ステップ31とデータ転送ステップ35によって転送対象データ53が転送された後、既存プログラム検出ステップ91を実行するのであるが、既存プログラム検出ステップ91以降の処理では、以下の3通りの実現法が存在する。
【0102】
(1) 第1の実現方法は、下記のようなものである。
【0103】
転送された転送対象データ53が含むデータ型21のうちで、該データ型21を操作するためのプログラムまたは機能ライブラリを受信側の携帯情報処理装置3が保有しないデータ型21を抽出する。
【0104】
そのようなデータ型21について、「データ型21xxx を操作22yyy するためのプログラムまたは機能ライブラリを転送せよ」と受信側の携帯情報処理装置3が送信側の情報処理装置1,2に要求する。
【0105】
送信側の情報処理装置1,2は、その要求に基いて、転送対象プログラム及び機能ライブラリの組23を選択し、転送する方法である。
【0106】
(2) 第2の実現方法は、下記のようなものである。
【0107】
これは、第1の実現方法の変種の方法であり、転送要求時に、受信側の携帯情報処理装置3のデータ型・プログラム対応テーブル15を転送して、送信側1,2でプログラム検索ステップ61及びプログラム選択ステップ62にてこれを参照できるようにする方法がある。
【0108】
受信側の携帯情報処理装置3のデータ型・プログラム対応テーブル15を送信側の情報処理装置1,2に転送する手間は生じるが、送信側の情報処理装置1,2で受信側の携帯情報処理装置3が有しているプログラム及び機能ライブラリを知ることができ、既に受信側の携帯情報処理装置3が有しているプログラムに追加するような、送信側の情報処理装置1,2で有している機能ライブラリを選択できるようになる。
【0109】
(3) 第3の実現方法は、下記のようなものである。
【0110】
最初に送信側の情報処理装置1,2のデータ型・プログラム対応テーブル15を受信側の携帯情報処理装置3に転送し、受信側の携帯情報処理装置3で、受信側3にはないが送信側1,2にあるP・R組23を抽出した後で、「プログラムまたはライブラリzzz を転送せよ」とプログラム/ライブラリ名を指定して転送を要求する方法がある。
【0111】
この方法は、最初にデータ型・プログラム対応テーブル15を転送する手間が生じるが、送信側の情報処理装置1,2が有しないプログラムを要求することがないこと、送信側の情報処理装置1,2が有する大きなプログラムではなく、既に受信側の携帯情報処理装置3が有するプログラムに追加する形の送信側の情報処理装置1,2が有する機能ライブラリを要求することで、転送されるP・R組23のサイズを小さくすることができるという利点がある。
【0112】
以下に、それぞれの場合の実施例について説明する。
【0113】
(1) 「データ型21xxx を操作22yyy するためのプログラム/ライブラリ」を転送要求する場合の実施例
図11は実施例のフローチャートである。
【0114】
(プログラム検索ステップ91)
既存プログラム検索ステップ91では、受信側の携帯情報処理装置3において、受信側の携帯情報処理装置3のデータ型・プログラム対応テーブル15を参照して、転送された転送対象データ53の各々が含むデータ型21操作属性22に対応するP・R組23がないようなデータ型を拾い上げる。
【0115】
そのようなデータ型21と操作属性22の組合せ各々を転送要求候補データ型操作属性対、そのような全体を転送要求候補データ型操作属性対リストとして設定する。
【0116】
(プログラム転送選択ステップ62)
プログラム転送選択ステップ62では、転送要求候補データ型操作属性リストから、1つないし複数の転送要求候補データ型操作属性対を選択して転送要求データ型操作属性対とする。
【0117】
それらをまとめて転送要求データ型操作属性対リスト111を設定する。
【0118】
全ての転送候補データ型操作属性対を選択せず、プログラム転送要求を行わないこともできる。
【0119】
転送要求候補データ型操作属性対リストから、転送要求データ型操作属性対を選択する方法は、以下に挙げる2つのものがある。
【0120】
▲1▼ 転送要求候補データ型操作属性対リストを、ユーザに提示し、1つないし複数の転送要求データ型操作属性対を選択させ、転送要求データ型操作属性対リスト111とする
▲2▼ 転送要求候補データ型操作属性対リスト中の全ての転送要求候補データ型操作属性対を、転送要求データ型操作属性対とする。
【0121】
無論、選択方法は上に挙げたものに限らない。
【0122】
図12に、▲1▼の選択方法を採る場合の、ユーザ選択図面40の例を示す。
【0123】
(プログラム要求ステップ93)
プログラム要求ステップ93では、受信側の携帯情報処理装置3において、転送要求データ型操作属性対リスト111を、送信側の情報処理装置1,2に転送することで、各転送要求データ型操作属性対が示す、データ型21のデータの操作属性22が示す操作を行うP・R組23の転送を、送信側の情報処理装置1,2に要求する。
【0124】
(プログラム検索ステップ61)
プログラム検索ステップ61では、送信側の情報処理装置1,2において、受信側の携帯情報処理装置3より転送された、転送要求データ型操作属性対リスト111に含まれる転送要求データ型操作属性対の条件を満足するプログラムまたはプログラムと機能ライブラリの組23を、各データ型21、各操作属性22毎に送信側の情報処理装置1,2のデータ型・プログラム対応テーブル15を参照して、拾い上げる。
【0125】
見つかったP・R組23を転送対象候補P・R組とする。条件を満足するP・R組23がなかった転送要求データ型操作属性対については、見つからなかったことを受信側の携帯情報処理装置3に通知する。
【0126】
プログラム選択ステップ62、プログラム転送ステップ63、データ型・プログラム対応更新ステップ64の動作は、前記と同じである。
【0127】
本実施例の実行時の情報の授受の様子を、図13に示す。
【0128】
(2) 同時に受信側の携帯情報処理装置3のデータ型・プログラム対応テーブル15を送信側の情報処理装置1,2に転送する場合の実施例
本実施例のフローチャートを図14に示す。
【0129】
既存プログラム検索ステップ91、プログラム要求選択ステップは92、上記の場合と同じである。
【0130】
(プログラム要求ステップ93)
プログラム要求ステップ93は、受信側の携帯情報処理装置3において、上記の場合と同様に、転送要求データ型操作属性対リスト111を送信側の情報処理装置1,2に転送した後、受信側の携帯情報処理装置3のデータ型・プログラム対応テーブル15を送信側の情報処理装置1,2に転送する。
【0131】
(プログラム検索ステップ61)
プログラム検索ステップ61は、受信側の携帯情報処理装置3より転送された、転送要求データ型操作属性対リスト111に含まれる転送要求データ型操作属性対の条件を満足するプログラムまたはプログラムと機能ライブラリの組23を、各データ型21、各操作属性22毎に送信側の情報処理装置1,2のデータ型・プログラム対応テーブル15及び転送された受信側の携帯情報処理装置3のデータ型・プログラム対応テーブル15を参照して、拾い上げる。
【0132】
見つかったP・R組23の要素から、受信側の携帯情報処理装置3のデータ型・プログラム対応テーブル15に属するプログラムまたは機能ライブラリを除外し、転送対象候補P・R組とする。
【0133】
条件を満足するP・R組23がなかった転送要求データ型操作属性対については、見つからなかったことを受信側の携帯情報処理装置3に通知する。
【0134】
プログラム選択ステップ62、プログラム転送ステップ63、データ型・プログラム対応更新ステップ64の動作は、上記の場合と同じである。
【0135】
本実施例の実行時の情報の授受の様子を、図15に示す。
【0136】
(3) 「プログラム/ライブラリzzz 」を転送要求する場合の実施例
本実施例のフローチャートを図16に示す。
【0137】
(プログラム検索ステップ91)
既存プログラム検索ステップ91では、まず最初に、受信側の携帯情報処理装置3において、送信側の情報処理装置1,2に送信側の情報処理装置1,2のデータ型・プログラム対応テーブル15の転送を要求する。
【0138】
送信側の情報処理装置1,2は、受信側の携帯情報処理装置3からの要求を受けて、送信側の情報処理装置1,2のデータ型・プログラム対応テーブル15を受信側の携帯情報処理装置3に転送する。
【0139】
次に、受信側の携帯情報処理装置3において、受信側の携帯情報処理装置3のデータ型・プログラム対応テーブル及び送信側の情報処理装置1,2より転送された送信側の情報処理装置1,2のデータ型・プログラム対応テーブル15を参照して、転送された転送対象データ53の各々が含むデータ型21、操作属性22に対応するP・R組23が、受信側の携帯情報処理装置3のデータ型・プログラム対応テーブル15には含まれずに送信側の情報処理装置1,2のデータ型・プログラム対応テーブル15にのみ含まれる場合のP・R組23、及び、両方のデータ型・プログラム対応テーブル15に分散して含まれる場合の、送信側の情報処理装置1,2のデータ型・プログラム対応テーブル15に含まれるP・R組23を、転送要求候補P・R組とする。
【0140】
この転送要求候補P・R組を、データ型別操作属性別にまとめたものを型別操作属性別転送要求候補P・R組リストとする。
【0141】
全ての型別操作属性別転送要求候補P・R組リストをまとめたものを、転送要求候補P・R組リストとして設定する。
【0142】
(プログラム要求選択ステップ92)
プログラム要求選択ステップ92では、受信側の携帯情報処理装置3において、各型別操作属性別転送要求候補P・R組リストから、一個の転送要求候補P・R組を選択ないし全てを棄却する。
【0143】
選択された転送要求候補P・R組を、転送要求P・R組とする。
【0144】
各々の各型別操作属性別転送要求候補P・R組リストから選択された、転送要求P・R組をまとめたものを、転送要求P・R組リスト122として設定する。
【0145】
型別操作属性別転送要求候補P・R組リストから、各々一個の転送対象P・R組を選択する方法は、以下に挙げるようなものである。
【0146】
▲1▼ サイズが最も小さいP・R組を選択する。
【0147】
▲2▼ 送信側の情報処理装置1,2のユーザが予め選択する。
【0148】
▲3▼ 最終更新時刻が最も新しいプログラムまたは機能ライブラリを含むプログラム,ライブラリ組23を選択する。
【0149】
▲4▼ ランダムに選択する。
【0150】
複数の候補から1つを選択する方法は、上に挙げたものに限らない。
【0151】
(プログラム要求ステップ93)
プログラム要求ステップ93では、受信側の携帯情報処理装置3において、プログラム要求選択ステップ92で得られた、転送要求P・R組リスト122を、送信側の情報処理装置1,2に転送し、転送要求P・R組リスト122に含まれる、プログラム及び機能ライブラリを転送するよう送信側の情報処理装置1,2に要求する。
【0152】
プログラム検索ステップ61では、送信側の情報処理装置1,2において、受信側の携帯情報処理装置3から転送された、転送要求P・R組リスト122を、転送対象候補P・R組リストとして設定する。
【0153】
(プログラム選択ステップ62)
プログラム選択ステップ62では、転送対象候補P・R組リストを、転送対象P・R組リストとして設定する。
【0154】
プログラム転送ステップ63、データ型・プログラム対応更新ステップ64は上記と同じである。
【0155】
本実施例の実行時の情報の授受の様子を、図17に示す。
【0156】
[第3の情報転送方法]
次に、第3の情報転送方法の実現例について説明する。
【0157】
この情報転送方法は、データ選択ステップ31、データ転送ステップ35、既存プログラム検索ステップ91、プログラム要求選択ステップ92、プログラム要求ステップ93、プログラム検索ステップ61、プログラム選択ステップ62、プログラム転送ステップ63、データ型・プログラム対応更新ステップ64、データ操作属性表示ステップ130からなる。
【0158】
データ選択ステップ31とデータ転送ステップ35、既存プログラム検索ステップ91、プログラム要求選択ステップ92、プログラム要求ステップ93、プログラム検索ステップ61、プログラム選択ステップ62、プログラム転送ステップ63、データ型・プログラム対応更新ステップ64の各々の動作はこれまでに説明したものと同じである。
【0159】
(データ操作属性表示ステップ130)
データ操作属性表示ステップ130は、データ選択ステップ31またはプログラム要求選択ステップ92から呼び出されて実行され、データ選択及びプログラム選択の際にあるデータに対するある操作のためのプログラムまたは機能ライブラリが完備しているか否かを、ユーザに示す。
【0160】
各情報処理装置10において、各情報処理装置10のデータ型・プログラム対応テーブル15を参照して、該携帯情報処理装置10が有しているデータのデータ型21に関する操作属性情報22を分類識別して、操作属性情報22の表示を、それに応じて変更する。
【0161】
図18にデータ操作属性表示ステップ130のフローチャートを示す。
【0162】
例えば、図19に示すように、操作属性情報22によって、データを示すアイコン41を本来のデータ型21を示す部分と、現在有するプログラムまたはライブラリにて編集できるか、見ることができるか、を示す部分とに分ける。
【0163】
この例では、アイコンを3つの部分に分け、左部分をデータ型、右上部分をデータを自由に編集できるか否か、右下部分をデータを自由に見ることができるか否かを示すように割り当てている。
【0164】
「情報転送方法に関する特許」を示すアイコン41では、テキストデータと図データの複合データであることを、アイコン左部分が示しているし、右下のアイコンは、動画データ単体であることを示している。
【0165】
図19中のデータ「情報転送方法に関する特許」と、データ型・プログラム対応テーブルからは、該データについて、「明細書」「要約書」「図面」のテキスト情報を編集し、また見るプログラムまたは機能ライブラリは存在し、また「図面」の図情報を読むことはできるが、編集することはできないことがわかる。このような場合には、図面に関しては自由に編集できないので、図19の右上のアイコン41のように、アイコン41の右上部分をアミかけ表示することで、自由に編集できないことを示している。
【0166】
アミをかける以外にも、“×”をかぶせる等の表示方法があり、左下のアイコン41は、現在保有するプログラム及び機能ライブラリでは、自由に編集することも見ることもできないことを示している。
【0167】
また、データ中に含まれる全てのデータ型21を扱えるか否かによって表示するのでなく、特定のデータ型21を扱うプログラムがない等、制限付きで利用できる場合には、アミかけ表示のアミの濃さを変化させる等の表示方法を選択することもできる。
【0168】
このように、データ操作属性表示ステップ130の実行によって、転送前の選択時または転送直後での転送データに対するデータアクセス手段の有無をユーザは明確に知ることができ、ユーザが必要とするデータアクセスプログラムの転送を要求する際の動機づけを提供することができる。
【0169】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、データ転送時に、該データを操作するためのプログラムまたは機能ライブラリを同時に転送することによって、記憶容量の制約から格納できるプログラムまたは機能ライブラリの種類と数及びサイズに制限がある携帯情報処理装置においても、データを操作するためのプログラムまたは機能ライブラリが柔軟かつ適切に供給されるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の携帯情報処理装置の使用状況を示す図である。
【図2】本実施例の情報処理装置のブロック図である。
【図3】データ型情報の例である。
【図4】データ型・プログラム対応テーブルの例である。
【図5】従来の転送方法のフローチャートである。
【図6】データ選択ステップでの選択図面の例である。
【図7】従来の転送方法での情報授受の様子である。
【図8】第1の情報転送方法のフローチャートである。
【図9】受信側の携帯情報装置のデータ型・プログラム対応テーブルの更新の例である。
【図10】第1の情報転送方法の実施例での情報授受の様子である。
【図11】第2の情報転送方法の第1の実現方法でのフローチャートである。
【図12】プログラム要求選択手段で、ユーザに提示して選択させる場合の選択図面の例である。
【図13】第2の情報転送方法の第1の実現方法での情報の授受の様子である。
【図14】第2の情報転送方法の第2の実現方法でのフローチャートである。
【図15】第2の情報転送方法の第2の実現方法での情報の授受の様子である。
【図16】第2の情報転送方法の第3の実現方法でのフローチャートである。
【図17】第2の情報転送方法の第3の実現方法での情報の授受の様子である。
【図18】データ操作属性表示ステップのフローチャートである。
【図19】データ操作属性表示の例である。
【図20】転送データ選択時またはデータ転送後の図面表示の例である。
【符号の説明】
1 送信側の携帯情報処理装置
2 送信側の情報処理装置
3 受信側の携帯情報処理装置
10 情報処理装置
11 ユーザ入力部
12 ユーザ出力部
13 データ記憶部
14 プログラム/機能ライブラリ記憶部
15 データ型・プログラム対応テーブル
16 システムプログラム記憶部
17 作業記憶部
18 制御部
19 通信部

Claims (4)

  1. 通信機能を有する受信側の携帯情報処理装置と、データ及びこのデータに対して特定の操作を行うのに必要なプログラムを有する送信側の情報処理装置との間の情報転送方法であって、
    受信側の携帯情報処理装置において送信側の情報処理装置から転送されるデータを操作するためのプログラムを既に有しているか否かを判断し、
    受信側の携帯情報処理装置において前記判断によりプログラムを有していないとされ、そのため操作ができないデータを操作不能データとして設定し、
    受信側の携帯情報処理装置において、前記設定された操作不能データのうち少なくとも一つの操作不能データについて、そのデータ型とそのデータ型の操作を希望する情報を、操作希望データとして設定し、
    受信側の携帯情報処理装置において前記操作希望データを送信側の情報処理装置に転送し、
    送信側の情報処理装置において前記操作希望データに対する特定操作のためのプログラムを検索し、
    送信側の情報処理装置から受信側の携帯情報処理装置へ前記検索された転送対象プログラムを転送し、
    受信側の携帯情報処理装置において前記転送された転送対象プログラムを格納し、
    受信側の携帯情報処理装置が記憶しているデータとプログラムとの組合せを並べたデータ型プログラム対応テーブルの内容を前記格納した転送対象プログラムに基づいて更新する
    ことを特徴とする情報転送方法。
  2. 受信側の携帯情報処理装置において転送されるデータを操作するためのプログラムを既に有しているか否かの判断を、
    受信側の携帯情報処理装置が記憶しているデータとプログラムとの組合せを並べたデータ型プログラム対応テーブルに基づいて行
    ことを特徴とする請求項1記載の情報転送方法。
  3. 通信機能を有する受信側の携帯情報処理装置と、データ及びこのデータに対して特定の操作を行うのに必要なプログラムを有する送信側の情報処理装置との間の情報転送方法であって、
    受信側の携帯情報処理装置において、送信側の携帯情報処理装置が記憶しているプログラムとデータとの組合せを並べたデータ型プログラム対応テーブルを受信側の携帯情報処理装置に転送させ、
    受信側の携帯情報処理装置において、その送信側の携帯情報処理装置のデータ型プログラム対応テーブルに基づいて、転送されるデータを操作するためのプログラムであって送信側の携帯情報処理装置のみが有するプログラムを転送要求候補として設定し、
    受信側の携帯情報処理装置において、前記転送要求候補を送信側の情報処理装置に転送し、
    送信側の情報処理装置において、前記転送要求候補に該当するプログラムを検索し、
    送信側の情報処理装置から受信側の携帯情報処理装置へ前記検索された転送対象プログラムを転送し、
    受信側の携帯情報処理装置において、前記転送された転送対象プログラムを格納し、
    受信側の携帯情報処理装置が記憶しているデータとプログラムとの組合せを並べたデータ型プログラム対応テーブルの内容を前記格納した転送対象プログラムに基づいて更新する
    ことを特徴とする情報転送方法。
  4. 受信側の携帯情報処理装置において転送対象データ及び転送されたデータを画面上に提示する際に、
    該データの型、操作プログラムを前記携帯情報処理装置が保有するか否かを属性として判断し、
    その属性に応じて画面上の表示形態を切替える
    ことを特徴とする請求項1記載の情報転送方法。
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