JP3694801B2 - ブレーキシューの作動装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は殊に大型車両用のドラムブレーキ装置に適したブレーキシューの作動装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
流体式サービスブレーキと機械式パーキングブレーキを併有するブレーキシューの作動装置は例えば実公昭56−44909号公報に開示されている。
【0003】
この作動装置はシリンダ内に3個のピストン(内側ピストン、一対の外側ピストン)を直列に収容し、内側ピストンと一方の外側ピストンの間に液圧室を形成すると共に、内側ピストンと他方の外側ピストンの間にウェッジ機構を介挿している。そして、サービスブレーキ時は一方の外側ピストンと内側ピストン間に形成された液圧室の液圧上昇に伴い、一方の外側ピストンと内側ピストンを介して他方の外側ピストンが外方へ押し出され、各外側ピストンに係合する一対のブレーキシューが拡開し、車両の回転体に固着したブレーキドラムを制動したり、それの停止を行う。
【0004】
またパーキングブレーキ時はウェッジ機構のスライド運動に伴う楔作用によって他方の外側ピストンと内側ピストンとが押し拡げられ、内側ピストンと共に他方の外側ピストンが外方へ押し出されて一対のブレーキシューを拡開し、ブレーキドラムの停止を保つ構造になっている。
【0005】
上記したブレーキシューの作動装置は、サービスブレーキ時及びパーキングブレーキ時におけるブレーキシューの変位に伴って両外側ピストンに大きなこじり力が生じる。またパーキングブレーキ時はウェッジ機構により内側ピストンにも大きなこじり力が生じ、このこじり力はピストンの傾動力として働く。こじり力の影響を小さくするには、シリンダ内に嵌合する各ピストンの嵌合長を長くする方法が考えられる。しかしシリンダ長、言い換えると各ピストンの全長はドラム径等の制約を受けてこじり力の影響を小さくする長さまで長くすることに困難を極めた。
このように従来の作動装置は、シリンダに対するピストンの掛り代が少ないため、前記した大きなこじり力の影響を受けて、シリンダと各ピストン端の当接部に摩耗やヘタリ等を生じてピストンの戻り不良に伴うブレーキシューの引摺りや液漏れを誘発する。
【0006】
本発明は以上の点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、こじり力に対する耐久性に優れ、ピストンの戻り不良や液漏れを解消できる、ブレーキシューの作動装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る発明は、シリンダ内に滑動可能な3個のピストンを直列に配し、中間ピストンと一方の外側ピストンとの間に流体室を画成すると共に、中間ピストンと他方の外側ピストンとの間に前記シリンダの軸心方向に傾動可能な機械式ウェッジ機構を配して構成されるブレーキシューの作動装置において、前記中間ピストンと一方の外側ピストンとの間に滑動可能な嵌合部を設け、前記嵌合部を介して一方の外側ピストンと中間ピストンが互いに支持し、嵌合部の嵌合径に対する嵌合長の寸法比率を0.5以上に設定したことを特徴とする、ブレーキシューの作動装置である。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載のブレーキシューの作動装置において、シリンダ内で中間ピストン及び一方の外側ピストンが傾動したとき、両者の嵌合部が当接して互いに支持するよう径方向隙間を設定したことを特徴とする、ブレーキシューの作動装置である。
請求項3に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のブレーキシューの作動装置において、中間ピストンの一方の外側ピストンとの対向側に形成した小径突部と、一方の外側ピストン側に設けた有底穴とにより嵌合部を構成することを特徴とする、ブレーキシューの作動装置である。
請求項4に係る発明は、請求項1又は請求項2に記載のブレーキシューの作動装置において、中間ピストンの一方の外側ピストンとの対向側に形成した有底穴と、一方の外側ピストン側に設けた小径突部とにより嵌合部を構成することを特徴とする、ブレーキシューの作動装置である。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
【0009】
図1はブレーキシューの作動装置の断面図で、そのシリンダボディ10が車両の不動部に固着したバックプレート11にボルト又はリベット等で固定されている。
【0010】
シリンダボディ10には軸芯方向に向けて複数のピストンを滑動可能に嵌合するシリンダ12と、これと直交する方向にウェッジ機構を内蔵する穴13,14が形成されている。符号15はエア抜き用ブリーダである。
【0011】
シリンダ12内には図面右側から順に外側ピストン16と、中間ピストン17と、外側ピストン19とが直列に配置されている。
【0012】
一方の外側ピストン16と中間ピストン17の外周溝には夫々ピストンカップ20,21と、バックアップリング22,23が装着されていて、両ピストン16,17とシリンダ12間に形成される流体室24の液密性が保持される。
【0013】
一方の外側ピストン16の頭部には、一方のブレーキシューのウェブ25を収容する切欠26が形成され、その反対の中間ピストン17との対向側には有底穴27が形成されている。
【0014】
中間ピストン17の一方の外側ピストン16との対向側には小径突部28が形成されている。小径突部28は前記有底穴27に滑動可能に嵌合し、この嵌合部を介して中間ピストン17と一方の外側ピストン16が互いに支持できるようになっている。
【0015】
一方の外側ピストン16と中間ピストン17との間を嵌合させたのは、両ピストン16,17の傾きを小さく抑えるためである。
【0016】
この嵌合部の嵌合径Dに対する嵌合長Lの寸法比率(L/D)を0.5以上に設定することが望ましい。これは一方の外側ピストン16と中間ピストン17との戻し方向の摺動抵抗を小さな値に維持するためである。
【0017】
この寸法比率(L/D)を0.5より小さくすると、摩耗やヘタリ等が促進されて両ピストン16,17の戻し方向の摺動抵抗が大きくなり、ピストンの戻り不良に伴うブレーキシューの引摺りや液漏れを生じる。
【0018】
尚、一方の外側ピストン16と中間ピストン17が傾動したとき、両ピストン16,17の嵌合部(小径突部28と有底穴27の当接点P1 及びP2 )が先当たりするように、シリンダ12と両ピストン16,17の隙間が設定されていることが望ましい(図2参照)。
【0019】
また、中間ピストン17及び他方の外側ピストン19の対向面には夫々傾斜溝29,30が形成されており、その先端間は僅かに隙間を有している。
【0020】
ウェッジ本体31にローラケージ32が被嵌され、このケージ32に装備させたローラ33,33が前記傾斜溝29,30の溝底に当接している。ウェッジ本体31の基端はピン34を介してロッド35にシリンダ12の軸心方向に傾動可能に連結され、ロッド35の他端は公知のエアチャンバ(図示せず)に接続されている。
【0021】
パーキングブレーキ時、ロッド35を介したウェッジ本体31のスライド運動によってローラ33,33が傾斜溝29,30の溝底を転動して中間ピストン17と他方の外側ピストン19間における対向距離の拡長を機械的に操作できるようになっている。
【0022】
尚、図中符号36はブレーキ開放時にウェッジ本体31に対するローラ33,33を元の位置に復帰させる戻しばね、37は穴14の封鎖カバーである。
【0023】
他方の外側ピストン19はその軸芯にアジャストボルト40を螺着するねじ穴41が形成されていると共に、そのフランジの外周面に調整歯42が形成されている。
【0024】
アジャストボルト40の頭部には、他方のブレーキシューのウェブ43を収容する切欠44が形成されている。
【0025】
調整歯42はドライバー等の工具を用いて或いは図示しない調整レバーにより回動することで、他方の外側ピストン19に対するアジャストボルト40の螺出量を調整する。
【0026】
尚、各外側ピストン16,19の頭部とシリンダボディ10の間にはダストブーツ45,46が装着されている。
【0027】
【作用】
【0028】
〈イ〉サービスブレーキ時
図1において流体室24を加圧すると、一方の外側ピストン16が一方のブレーキシュー25を直接押圧し、中間ピストン17が他方の外側ピストン19及びアジャストボルト40を介して他方のブレーキシュー43を押圧し、両ブレーキシュー25,43をブレーキドラム(図示せず)に摩擦係合させてサービスブレーキとして作動する。
このとき、ローラ33,33とローラケージ32は戻しばね36に抗して図1における上方に移動し、ウェッジ本体31は傾動し乍らピストン17,19と共に移行するのみである。
【0029】
図2を基に一方のブレーキシュー25を通じて一方の外側ピストン16と中間ピストン17にこじり力が作用した場合の作動について説明する。尚、図2のサービスブレーキ時の擬似作動図では説明の便宜上、ピストンカップやダストブーツ等の表記を省略している。
【0030】
一方の外側ピストン16と中間ピストン17の外周摺動面の端部がシリンダ12に当接する前に、両ピストン16,17の嵌合部(小径突部28と有底穴27の当接点P1 及びP2 )が先当たりし実質的に一体化する。この状態から更に、両ピストン16,17の外周摺動端面がシリンダ12に当接しても、一方の外側ピストン16の当接部P3 から中間ピストン17の当接部P4 までの範囲に亘る嵌合長L3 (シリンダ12との掛り代)が得られるため、両ピストン16,17の傾きを小さく抑えることができ、結果として前記嵌合長L3 の短縮が可能となる。
尚、図2では本発明の理解を容易にするため、各嵌合部の隙間は拡大して表記してある。
【0031】
従って、他方の外側ピストン19もシリンダ12との嵌合長を十分に確保し得、その傾きは小さなものとなる。
【0032】
また流体室24の圧力を開放すると、図示しないシューリターンスプリングのスプリング力を受けて、両外側ピストン16,19や中間ピストン17等は作動前の位置に戻る。
【0033】
〈ロ〉パーキングブレーキ時
図示しないエアチャンバの圧縮空気を解放すると、エアチャンバ内のスプリング力によりロッド35が牽引される。ロッド35の牽引に伴い、ウェッジ本体31も一体的に移動し、右方のローラ33が中間ピストン17及び一方の外側ピストン16を介して一方のブレーキシュー25を押す。
【00034】
また左方のローラ33が他方の外側ピストン19、アジャストボルト40を介して他方のブレーキシュー43を押し、両ブレーキシュー25,43をブレーキドラム(図示せず)に摩擦係合させてパーキンクブレーキとして作動する。
このとき、中間ピストン17と他方の外側ピストン19はローラ33,33からの作用力を傾斜溝29,30底で受け、この傾斜溝29,30底と直交する方向の作用力に基づくこじり力が生じるが、サービスブレーキ時と同様に、両ピストン17,19の傾きを小さく抑えることができる。
【0035】
〈ハ〉繰返し強度台上試験による対比
本発明の上記した特性を証明するため、従来装置(一方の外側ピストンと中間ピストン間に嵌合構造なし)を比較対象として、JASO(自動車規格)C441−77,通常ブレーキ装置「繰返し強度台上試験方法」に基づき、下記条件で行った。尚、この試験はパーキングブレーキ作動を加えて実施した。
【0036】
[試験条件]
制動トルク:1400kgf ・m
サービスブレーキ制動回数:20×104
パーキングブレーキ制動回数:4×104 回(サービスブレーキ5回毎に1回実施)
【0037】
[試料]
ドラム径:410mm
シリンダ径:58.74mm
【0038】
[試験結果]
中間ピストンと一方の外側ピストン間に嵌合部がないものは、ブレーキ液がダストブーツから滲み出た。また中間ピストン17と一方の外側ピストン16との戻し方向の摺動抵抗が初期値の5.4kgf から12.2kgf と倍増した。
この試験結果は、前述した従来技術の欄で記載した通りである。
【0039】
つぎに中間ピストン17と一方の外側ピストン16との間に嵌合部を設けたもを対象に同様の条件で試験を行った。但し、嵌合部の嵌合長Lと嵌合径Dの関係(L/D)を0.2と0.3と0.4と0.5と0.6の5通りとした。
【0040】
[試験結果]
L/Dを0.2〜0.4に設定した試料にあっては、ダストブーツ内に微量のブレーキ液が付着している程度であったが、中間ピストン17と一方の外側ピストン16との戻し方向の摺動抵抗については、図3に示すように初期値の5.4kgf よりも大きくなることが確認された。
【0041】
L/Dを0.5と0.6に設定した試料にあっては、ブレーキ液の漏れがまったく見られず、また、中間ピストン17と一方の外側ピストン16との戻し方向の摺動抵抗については、図3に示すように初期値の5.4kgf をほぼ維持して変化のないことが確認された。
【0042】
【変形例1】
図1では一方の外側ピストン16側に有底穴27を設け、中間ピストン17側に小径突部28を形成した場合について説明したが、図4に示すように有底穴27を中間ピストン17側に形成し、小径突部28を一方の外側ピストン16側に設ける如く、有底穴27と小径突部28の形成部材を実施の形態1に示した組み合わせの逆にしてもよい。
【0043】
【変形例2】
図5は加工性を配慮して他方の外側ピストン19の右半部をタペット18とし、タペット18の右端(中間ピストン17との対向面)に傾斜溝30を形成した他の変形例を示す。
タペット18の左端(他方の外側ピストン19との対向面)と他方の外側ピストン19の対向面には、凸部39と凹部38を夫々形成すると共に、これら38,39を相互に嵌合して一体化する。
【0044】
そして、サービスブレーキ及びパーキングブレーキ時共に、タペット18と他方の外側ピストン19とが一体に摺動する。
またパーキングブレーキ時、ウェッジ機構を構成するローラ33,33が中間ピストン17とタペット18の傾斜溝29,30の溝底を転動することになる。
【0045】
本例にあっては、他方の外側ピストン19に設けるべき傾斜溝30を、独立したタペット18に形成することで、傾斜溝30の加工性がよくなり、結果として全体の加工性がよくなる。
【0046】
【発明の効果】
本発明は次の特有の効果が得られる。
〈イ〉 中間ピストンと一方の外側ピストンが傾動する際、シリンダとの嵌合長を十分に確保できるので、ピストンの傾きを小さく抑制することができる。
そのため、サービスブレーキやパーキングブレーキの作動を繰り返しても、摩耗やヘタリ等に起因するピストンの戻り不良に伴うブレーキシューの引摺りや液漏れを解消でき、耐久性に優れたブレーキシューの作動装置が得られる。
〈ロ〉 特に、一方の外側ピストンと中間ピストンの嵌合部の嵌合径に対する嵌合長の寸法比率を0.5以上に設定することで、ピストンの戻り方向の摺動抵抗を小さな値のまま維持することができる。
〈ハ〉 中間ピストンと一方の外側ピストンが一体となって傾動するから、このシリンダとの嵌合長を短縮し得、結果として他方の外側ピストンのシリンダとの嵌合長も十分確保できるから、小さなブレーキであっても比較的容易に適用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 発明の実施の形態に係るブレーキシューの作動装置の断面図
【図2】 サービスブレーキ時における擬似作動説明図
【図3】 繰返し強度台上試験方法に基づく摺動抵抗の試験結果の説明図
【図4】 中間ピストンと一方の外側ピストン間の嵌合部の変形例を示す部分断面図
【図5】 ブレーキシューの作動装置の変形例を示す部分断面図
【符号の説明】
10 シリンダボディ
11 バックプレート
12 シリンダ
13,14 穴
15 エア抜き用ブリーダ
16 一方の外側ピストン
17 中間ピストン
18 タペット
19 他方の外側ピストン
20,21 ピストンカップ
22,23 バックアップリング
24 流体室
25 一方のブレーキシューのウェブ
26 切欠
27 有底穴(嵌合部)
28 小径突部(嵌合部)
29,30 傾斜溝
31 ウェッジ本体
32 ローラケージ
33,33 ローラ
34 ピン
35 ロッド
36 戻しばね
37 封鎖カバー
38 凹部
39 凸部
40 アジャストボルト
41 ねじ穴
42 調整歯
43 他方のブレーキシューのウェブ
44 切欠
45,46 ダストブーツ

Claims (4)

  1. シリンダ内に滑動可能な3個のピストンを直列に配し、中間ピストンと一方の外側ピストンとの間に流体室を画成すると共に、中間ピストンと他方の外側ピストンとの間に前記シリンダの軸心方向に傾動可能な機械式ウェッジ機構を配して構成されるブレーキシューの作動装置において、
    前記中間ピストンと一方の外側ピストンとの間に滑動可能な嵌合部を設け、
    前記嵌合部を介して一方の外側ピストンと中間ピストンとが互いに支持し、
    嵌合部の嵌合径に対する嵌合長の寸法比率を0.5以上に設定したことを特徴とする、
    ブレーキシューの作動装置。
  2. 請求項1に記載のブレーキシューの作動装置において、シリンダ内で中間ピストン及び一方の外側ピストンが傾動したとき、両者の嵌合部が当接して互いに支持するよう径方向隙間を設定したことを特徴とする、ブレーキシューの作動装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のブレーキシューの作動装置において、中間ピストンの一方の外側ピストンとの対向側に形成した小径突部と、一方の外側ピストン側に設けた有底穴とにより嵌合部を構成することを特徴とする、ブレーキシューの作動装置。
  4. 請求項1又は請求項2に記載のブレーキシューの作動装置において、中間ピストンの一方の外側ピストンとの対向側に形成した有底穴と、一方の外側ピストン側に設けた小径突部とにより嵌合部を構成することを特徴とする、ブレーキシューの作動装置。
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