JP3693155B2 - フィルムのラミネート装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、フィルムのラミネート装置に関し、特にプリント基板等にフィルムを張り合せるフィルムのラミネート装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のプリント配線板は、例えば、ファインパターンを容易に形成でき工程管理を標準化しやすい等のため、製造工程中においてドライフィルムといわれる積層フィルムを用い配線を形成している。
ドライフィルムは、通常、ポリエステルフィルム等の支持フィルムの表面にレジスト層を積層し、さらにポリエチレンフィルム等の保護フィルムを積層した構造の積層フィルムからなる。
そしてこの積層フィルムを用いて配線を形成するには、積層フィルムから保護フィルムを剥離したフィルムを、銅張積層板からなる基板の表面にラミネートする。フィルムを基板にラミネート後、露光処理し、支持フィルムを剥離して現象する。現象後、エッチング処理やメッキ処理を行ない、配線を形成する。
【0003】
この場合、フィルムを基板に積層するにはラミネート装置を用いている。このようなラミネート装置としては、例えば特公平5−36226号公報に示す構造のものが公知である。
すなわち、このラミネート装置は、積層フィルムを供給ローラに巻回していて、送りローラにより積層フィルムを供給ローラから引き出している。そしてこの供給ローラから引き出した積層フィルムを剥離ガイドまで搬送し、この剥離ガイドの箇所で積層フィルムから保護フィルムを剥離する。剥離した保護フィルムは巻取ローラに巻き取る。また保護フィルムを剥離後のフィルムを、その先端を剥離ガイドに保持した状態のままスライドガイド及び吸着ガイドに沿って搬送させる。そして搬送手段により搬送されてきた基板に張付けローラによりフィルムを加熱圧着して張り付ける。
このラミネート装置によれば、移動可能な剥離ガイドを設けているため、静電気によりフィルムが搬送中にシワがよったり、曲がったりする等の不良を防止できる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、このラミネート装置では、供給ローラに巻回されている積層フィルムが無くなった場合、前記供給ローラを、積層フィルムの巻回された他の供給ローラに交換しなければならない。この際、積層フィルムの先端部分を供給ローラから引き出し、かつ剥離ガイドの箇所で積層フィルムから保護フィルムを剥離し、保護フィルムを剥離後のフィルムを剥離ガイドに保持させるまでを手作業で行わなければならず、交換作業に時間がかかる。そして供給ローラを交換している間は、装置を停止していなければならず、その間ラミネート処理を行うことができず、装置の移動率が低下する欠点がある。
【0005】
本発明は、以上の欠点を改良し、ラミネート処理の稼動率を向上できるフィルムのラミネート装置を提供することを課題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記の課題を解決するために、基板の搬送手段と、フィルムに保護フィルムを積層した積層フィルムの送り手段と、前記積層フィルムから前記保護フィルムを剥離する剥離手段と、前記積層フィルムから前記保護フィルムを剥離後のフィルムを前記基板に張り合せる張り合せ手段と、前記保護フィルムを剥離後のフィルムを所定長に切断する切断手段とを有するフィルムのラミネート装置において、前記送り手段と前記剥離手段とを一体化した交換可能なユニットを有するものである。
【0007】
すなわち、上記の本発明によれば、送り手段と剥離手段とを一体化してユニット化し、このユニットを交換可能にしているため、特定のユニット中の送り手段に積層フィルムが無くなった場合、積層フィルムを有する新たなユニットに交換する。この新たなユニットは、前記のユニットがラミネート処理に使用されている間等に送り手段に積層フィルムを供給するとともに、予じめ積層フィルムをその先端部分等の保護フィルムを剥離して剥離手段までセットしておく。そしてこの積層フィルムを予じめセットした新たなユニットに交換することにより、交換作業が容易になり、かつ短時間で行える。これにより装置のラミネート処理の稼動率を向上できる。
【0008】
また、請求項2の本発明は、請求項1のフィルムのラミネート装置において少なくとも基板の片側に往復移動可能にしてユニットを2個以上配置したものである。
【0009】
すなわち、この発明では2個以上のユニットを往復移動可能にして配置しているため、待機状態にあるユニットに予じめ積層フィルムをセットしておくことによりラミネート処理中のユニットの積層フィルムが無くなったとき、待機中のユニットに容易にかつ短時間で交換でき、装置の稼動率をより向上できる。
【0010】
そして請求項3の発明は、請求項1又は請求項2において、送り手段が、積層フィルムが巻回されている供給ローラと、パルスモータにより駆動されて前記積層フィルムを前記供給ローラから引き出す送りローラとを備えているものである。
【0011】
この発明では、送りローラをパルスモータにより駆動して積層フィルムを供給ローラから引き出しているため、積層フィルムの引き出し長さを所定長に設定しやすい。
【0012】
さらに請求項4の発明は、請求項1ないし請求項3の装置において、剥離手段が、積層フィルムから保護フィルムを剥離する剥離ガイドと、前記保護フィルムを巻き取る巻取ローラと、前記保護フィルムを剥離後のフィルムを巻き取り、ユニットの交換の時に張り合せ手段まで前記フィルムを搬送するフィルム搬送バーを備えているものである。
【0013】
この発明では、ユニット交換時に保護フィルムを剥離後のフィルムをフィルム搬送バーにより張り合わせ手段まで搬送しているため、フィルムを位置決めしやすく、ユニットの交換処理が容易になり、装置の稼働率をより向上できる。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
なお、本発明の実施の形態においては、基板の両面にラミネート処理をする場合には、通常、基板の搬送路を挟んで両側にほぼ同一の手段を対称に配置し、そして基板の片面のみにラミネート処理をする場合には搬送路の片側にその処理のための手段を主として配置する。
したがって、以下においては基板の両面にラミネート処理する場合について説明し、かつ主として搬送路の片側に配置した各手段に基づいて説明する。
【0015】
図1はラミネート装置の概略構成図、図2はユニットと本体の一部の概略正面図、図3はユニットと本体の一部の概略側面図、図4はユニットの斜視図、図5は積層フィルムの側面図、図6は駆動装置の正面図を示す。
【0016】
図2及び図3において、ラミネート装置1の本体2の上部内面側には、前後に直線状に走る2本のレール3a及び3bを所定の間隔で平行に配置している。また、エアーシリンダーや油圧シリンダー等のシリンダー4a及び4bを各々レール3a及び3bに沿って内側に平行に配置している。
【0017】
そしてレール3a及び3bには支持部5a及び5bの箇所で可動板6が取り付けられている。また、シリンダー4a及び4bは中央部分に設けられた接続部7a及び7bの箇所で可動板6に接続されている。したがって可動板6はシリンダー4a及び4bの作用によりレール3a及び3bに沿って前後に往復移動できるようになっている。
また、この可動板6は、外形が四角形状で、前後に、2本づつの組み合せからなる左右に走る直線状のレール8及び9が平行に配置されている。これらのレール8及び9は、通常の2〜3段程度に折りたたまれていて、可動板6の右側あるいは左側の側面から引き出し延長できるようになっている。
そして可動板6には、本体2側の面のほぼ中央に突起状のストッパー10が設けられている。そして本体2にもレール3a及び3b間のほぼ中央に所定の間隔で2箇所に突起状のストッパー11が設けられ、可動板6のストッパー10がその間に配置されている。従って、シリンダー4a及び4bの作用により可動板6がレール3a及び3bに沿って移動した場合、可動板6側のストッパー10が本体2側のストッパー11に接触することにより可動板6は停止し、前端及び後端での可動板6の停止位置が正確になる。なお本体2側のストッパー11にはその表面にクッション材を設けてもよい。
【0018】
また、可動板6の前後の組みのレール8及び9には各々ユニット12a及び12bが1個づつ取り付けられている。なお、ユニットは1個または3個以上であってもよい。
ユニット12a及び12bは、図4にも示す通り、全体的に直方体形状の棒を備えている。そして上面の枠13と左右の側面の枠14a及び14bとを板状とし、左右の側面の枠14a及び14bを下端の前後に設けた棒状の枠15により連結している。そして上面の枠13に左右の端に渡る2個の突起16a及び16bを平行に設けるとともに、この突起16a及び16bの左端の方にブロック状の支持部17a及び17bを各々2個づつ設け、この支持部17a及び17bを可動板6に設けたレール8及び9に取り付けている。このユニット12a及び12bは、積層フィルムの送り手段と、積層フィルムからこの保護フィルムを剥離する剥離手段とを備えたものである。そして一方のユニット12aの方がラミネート処理の可能な状態に配置されているとともに、他方のユニット12bの方がラミネート処理のできない待機状態に配置されていて、可動板6を前後に移動することにより、各配置状態を交互に変更できる。
従って、一方のユニット12aに積層フィルムが無くなり、ラミネート処理できなくなった場合に、他方のユニット12bに変更してラミネート処理を継続できる。そしてユニット12bによりラミネート処理が行なわれている間に、可動板6の側面からレール8を引き出し、ユニット12aをレール8から取り外し、積層フィルムをセットし、再びレール8にユニット12aを取り付け、可動板6の所定の位置に配置できる。従って、ラミネート処理が中断されている時間は、主として可動板6を移動してユニット12a及び12bの配置状態を変えて、ユニット12bをラミネート処理可能な状態にセットする時間だけですみ、従来より著しく短縮される。
【0019】
また、送り手段は、積層フィルム18を供給するための供給ローラ19と、ガイドローラ20と、一対の送りローラ21a及び21bとを備えている。
【0020】
積層フィルム18は、図5に示す通り、厚さ10〜20μm程度のポリエステルフィルム等の支持フィルム22の表面に、光重合性モノマやバインダポリマ等からなる厚さ数μm〜40μm程度のレジスト層23を積層し、さらに、厚さ20〜40μm程度のポリエチレンフィルム等の保護フィルム24を積層した構造になっている。
【0021】
また、供給ローラ19は、ユニット12a及び12bの可動板6に近い位置に、ユニット12a及び12bの左右の枠14a及び14bの前端部に設けた切欠き部25a及び25bを貫通し、図4には示していないストッパー26a及び26bをこの切欠き部25a及び25bにはめ込んで取り付けられ、かつ両端にジョイント部27a及び27bが設けられている。この供給ローラ19には初期状態においては予じめ積層フィルム18が巻回されていて、送りローラ21a及び21bの動作に応じて積層フィルム18を所定長だけ送り出す。そしてラミネート動作が可能な状態に配置されているユニット12aの供給ローラ19には、一方のジョイント部27aの箇所に、図6に示す通りの駆動手段28が接続されている。
【0022】
この駆動手段28は、インダクションモータ29の回転を間接的に供給ローラ19に伝達するものである。すなわち、インダクションモータ29に第1のカップリング30を介してパウダークラッチ31を取り付けている。このパウダークラッチ31は本体2の右側の枠に固定されている。そしてパウダークラッチ31から第1の軸32が引き出され、この第1の軸32に第1の歯車33が取り付けられている。また、インダクションモータ29と隣接して、エアーシリンダーや油圧シリンダー等のシリンダー34を配置している。このシリンダー34には第2のカップリング35を介してスプライン36を取り付けている。そしてスプライン36からは第2の軸37が引き出されている。この第2の軸37には第1の歯車33とかみ合う第2の歯車38が取り付けられているとともに、先端にジョイント部39が取り付けられている。そしてシリンダー34が作動し、第2の軸37が延びてジョイント部39が供給ローラ19のジョイント部27aにかみ合い、これによってインダクションモータ29の回転力が供給ローラ19に伝達される。なお、この駆動手段28によって供給ローラ19に付加される回転力は、積層フィルム18の送り出し方向とは逆方向になっていて、かつ積層フィルム18に加えられるテンションよりも小さく設定されている。また、送りローラ21a及び21bによって供給ローラ19から積層フィルム18を送り出すときには、パウダークラッチ31はスリップするようになっている。なお、駆動手段28は、シーケンス制御を行なう制御装置に接続されていて、この制御装置からの信号より駆動される。
【0023】
ガイドローラ20は、供給ローラ19と送りローラ21a及び21bとの間の積層フィルム18の搬送路の途中に配置され、積層フィルム18の搬送方向を変えている。
【0024】
送りローラ21a及び21bは、ガイドローラ20の下方に配置されている。そして一方の送りローラ21aは左右の枠14a及び14bを貫通して取り付けられていて、外周をゴム等の弾性体で被覆するとともに、左端にジョイント部40が設けられ、このジョイント部40に駆動手段が取り付けられていて、回転駆動される。また他方の送りローラ21bは、両端が左右の枠14a及び14bの内面側に設けられたシリンダー41a及び41bに取り付けられ、このシリンダー41a及び41bの動作により前後に動かして送りローラ21aとの位置関係を自在に変えるようになっている。そして積層フィルム18をクランプした状態において、送りローラ21a及び21bを回転駆動することによって積層フィルム18を供給ローラ19から引き出す。なお、駆動手段は、本体2の左枠に固定されていて、図6に示す駆動手段28においてインダクションモータ29の代りにパルスモータを用いたもので、積層フィルム18の引き出し長さを所定長に設定し易くなる。また、この駆動手段も駆動手段28と同じ制御装置に接続されていて、制御装置からの信号により駆動される。
【0025】
なお、積層フィルム18のテンションを制御するには、供給ローラ19に巻回しされている積層フィルム18の外径を検討することにより行なう。
すなわち、本体2に取り付けた外径検出手段42により積層フィルム18の外径を検出する。この外径検出手段42としては、例えば、直接積層フィルム18に接触して外径を検出するポテンションメータを用いる手段や、接触しないで検出する超音波センサや光電センサ等を用いる手段がある。そして後者の光電センサ等を用いる手段の方が、前者のポテンションメータを用いる手段に比較して積層フィルム18を損傷する恐れがなくより好ましい。また、特に光電センサを用いる場合には、光ファイバを利用する方が好ましく、光の拡散が小さいため測定精度が高い。従って、光ファイバーを利用した場合には、供給ローラ19に巻回された積層フィルム18がほとんど無くなり、供給ローラ19の軸の径に近い積層フィルム18の外径をより正確に測定できるため、ほとんど最後の積層フィルム18までラミネート処理でき、その利用率を向上できる。なお、光電センサ等を用いる場合は、2個以上配置して積層フィルム18の外径を段階的に測定する。
【0026】
そして外径検出手段42には、制御装置が接続されていて、積層フィルム18の外径の大きさに応じた出力信号が外径検出手段42から制御装置に伝達される。また、この制御装置には供給ローラ19の駆動手段28が接続されていて、外径検出手段42からの信号に応じた出力信号が制御装置から駆動手段28に伝達される。そして、制御装置からの信号により、駆動手段28のパウダークラッチ31のコイルに流れる電流を増減し、供給ローラ19の逆回転力を変化させて、積層フィルム18のテンションを所定値に保持する。
【0027】
また、剥離機構は、剥離ガイド43と、巻取ローラ44と、フィルム搬送バー45とを備えている。
【0028】
剥離ガイド43は、断面が三角形状で先端が尖っていて、送りローラ21a及び21bの下方に配置され、両端がユニット12a及び12bの左右の枠14a及び14bに設けられた切り込み46a及び46bから引き出されている。そして両端にはL字状の支持棒47が取り付けられている。また、左右の枠14a及び14bには上下に走るレール48を設けてあり、このレール48に各々2個の取付具49を介して支持棒47が上下に往復移動自在に取り付けられている。そして装置の本体2にはレール48に沿って図示しないエアーシリンダー等のシリンダーを設けている。そしてシリンダーにジョイント部50a及び50bを設けるとともに、支持棒47にジョイント部51a及び51bを設け、これらを互いにかみ合せることによってシリンダーの駆動により、支持棒47と剥離ガイド43とを上下に往復移動させる。なお、シリンダーは、制御装置が接続されていて、制御装置からの信号により駆動される。
【0029】
巻取ローラ44は、供給ローラ19の下方に配置されユニット12a及び12bの左右の枠14a及び14bの前端部に設けた切欠き部52a及び52bを貫通し、図4には示していないストッパー部53a及び53bをこの切欠き部52a及び52bにはめ込んで取り付けられていて、かつ両端にジョイント部54a及び54bが設けられている。この巻取ローラ44には、右側のジョイント部54aに回転させるための駆動手段が取り付けられる。この駆動手段は、本体2に取り付けられていて、図6に示す供給ローラ19用の駆動手段28において、径のより小さいパウダークラッチを用いる以外は同一の機構とする。そして巻取ローラ44は、剥離ガイド43により積層フィルム18から剥離された保護フィルム24を巻き取る。この保護フィルム24は、最初、手作業等により積層フィルム18から剥離され、巻取ローラ44に数回程巻き取られる。そして巻取ローラ44には駆動手段によって常時保護フィルム24を巻き取る方向の回転力が付加されている。なお、この駆動手段は、制御装置に接続され、制御装置からの信号によって駆動される。
【0030】
フィルム搬送バー45は、待機状態にある方のユニット12bにおいて保護フィルム24を剥離後のフィルム55を巻き取るもので、枠14a及び14bの下方に配置されている。そしてフィルム搬送バー45の両端には、フィルム55を手巻き等により巻回する際にその巻回方向が一定になるように一方向クラッチ56a及び56bを設けている。また、フィルム搬送バー45の両端付近には、直線状の支持棒57a及び57bが左右の枠14a及び14bに沿って取り付けられている。また、左右の枠14a及び14bには上下に走るレール58a及び58bが設けられている。そして支持棒57a及び57bには上端に取付具59a及び59bが設けられていて、この取付具59a及び59bの箇所で、レール58a及び58bに上下に往復移動自在に取り付けられている。また、装置の本体2側にレール58a及び58bに沿って図示しないエアーシリンダー等のシリンダーを設けるとともに、このシリンダーにジョイント部60a及び60bを設けている。そしてこのジョイント部60a及び60bを、支持棒57a及び57bに設けたジョイント部61a及び61bにかみ合せることにより、シリンダーを駆動させて支持棒57a及び57bと、フィルム搬送バー45とを上下に往復移動させる。
そして待機状態のユニット12bのフィルム搬送バー46には、保護フィルム24を剥離後のフィルム55を数回〜数10回程度巻回している。
なお、本体2側に設けたシリンダーは、制御装置に接続され、この制御装置からの信号によって駆動される。
そして待機状態のユニット12bをラミネート処理完了後のユニット12aに交換する処理の際に、フィルム搬送バー45が基板62の搬送路63付近まで下降し、所定処理後に元の位置まで戻る。
【0031】
張り合せ手段は、吸着搬送ガイド64と、吸着ガイド65と、エアージェットガイド66と、熱圧着ローラ67とを備えていて、装置の本体2側に取り付けられている。
【0032】
そして吸着搬送ガイド64と吸着ガイド65とは、剥離ガイド43の下方でかつ、基板62の搬送路63の上方の本体2側に、表面が同一面を形成するように順次配設されている。
吸着搬送ガイド64は、表面に真空吸着用の孔が設けられていて、剥離ガイド43によって積層フィルム18から保護フィルム24を剥離したフィルム55の先端部部分を真空吸着し、保持する。
この吸着搬送ガイド64には、駆動手段68が取り付けられ、この駆動手段68によってラミネート処理の際に吸着ガイド65の下方に移動し、フィルム55の先端部を熱圧着ロール67の下方に送り込む。
【0033】
駆動手段68は、制御装置に接続されていて、この制御装置からの信号によって、駆動される。そして駆動手段68は、熱圧着ローラ67の上方に配置された、エアーシリンダー69と、エアーシリンダー69が取り付けられたブラケット70とを備えている。そしてエアーシリンダー69の可動ロッド71の先端にはホルダー72が上下方向に回動自在に取り付けられている。ホルダー72にはその下端に吸着搬送ガイド64が取り付けられている。また、ブラケット70は可動軸73によって回動自在に取り付けられている。可動軸73は、上下動自在で、動作前には上死点に位置し、駆動手段68の駆動特にエアーシリンダーなどの駆動装置によって下死点の位置に移動する。なお、可動軸73の上死点の位置は、可動ロッド71より下方であり、そして下死点の位置は吸着ガイド65の前方である。
【0034】
エアーシリンダー69は、動作前にはほぼ水平に保持されていて、吸着搬送ガイド64がフィルム55の先端部分を吸着保持すると駆動して、可動ロッド71を図7に示す通りに伸長させる。このとき、可動軸73はエアーシリンダー69の駆動に同期して下降し、これによりブラケット70とともにエアーシリンダー69を反時計方向に回転させる。そして吸着搬送ガイド64は、搬送路63から前方に突出して円弧状に回動し、図8に示す通り吸着ガイド65の下方に移動する。
【0035】
吸着ガイド65は、表面に真空吸着用の孔が設けられ、先端が湾曲し尖っていて、保護フィルム24が剥離されたフィルム55の後端側を真空吸着保持する。
【0036】
エアージェットガイド66は、基板62の搬送路63に沿って吸着ガイド65の手前に配置され、吸着搬送ガイド64が吸着ガイド65の下方に移動してフィルム55を基板62にラミネート処理する際に、吸着搬送ガイド64から出ているフィルム55の部分にエアーを吹き付けて、この部分が垂れ下がるのを防止し、フィルム55が基板62の所定位置からずれて張り合せられるのを防止する。
【0037】
熱圧着ローラ67は、基板62の搬送方向に対して吸着ガイド65の後方に、上下に往復移動自在に配置されていて、内部に熱ヒータ等の加熱手段が内蔵されている。そして図9に示す通り吸着搬送ガイド64により搬送され、基板62に張り合せられたフィルム55に熱圧着ローラ67を押し付けて、このフィルム55を基板62の表面に熱圧着する。
【0038】
切断手段74は、固定刃74aと可動刃74bとを備えている。そして固定刃74aは動作前の吸着搬送ガイド64の下方で、かつ吸着ガイド65の上方に配置されている。また可動刃74bは、フィルム55の搬送路を挟んで固定刃74aと対向する位置に往復移動自在に配置されていて、フィルム55を切断する際に固定刃74aに向って移動する。この切断手段74は制御装置に接続されていて、制御装置からの信号により駆動される。
【0039】
基板62の搬送手段は、搬入用ローラ75と、排出用ローラ76と、基板62の位置検出手段77とを備えている。
【0040】
搬入用ローラ75は、基板62の搬送路63の上下に等間隔で複数個配置されていて、基板62を挟んで熱圧着ローラ67の方に搬送するものであり、制御装置に接続され、制御装置からの信号により駆動される。
【0041】
排出用ローラ76は、熱圧着ローラ67の後方に等間隔に複数個配置されていて、フィルム55を熱圧着した基板62を搬送するものであり、制御装置に接続され、制御装置からの信号により駆動される。
【0042】
位置検出手段77は、2個の光電検出器77a及び77bからなり、搬入用ローラ75の近傍に配置されていて、基板62の前端や後端を検出するものである。この位置検出手段77は制御装置に接続されている。そしてこの位置検出手段77からの信号に応じて制御装置により搬入用ローラ75を駆動して基板62を搬送路63に沿って所定搬送するものである。
【0043】
次に、上記の通りの構造からなるラミネート装置1の動作を説明をする。
先ず、各ユニット12a及び12bの供給ローラ19には所定量の積層フィルム18が巻回されているものとする。そして供給ローラ19から積層フィルム18を引き出し、一対の送りローラ21a及び21b間に通す。
次に、積層フィルム18から保護フィルム24を剥離する。剥離した保護フィルム24は巻取ローラ44に巻き取る。巻取ローラ44には、駆動手段によって保護フィルム24を巻き取る方向の回転力を常時付加する。
そしてラミネート処理可能な状態に配置されている方のユニット12aでは、図1に示す通り保護フィルム24を剥離後のフィルム55の先端部分を10〜20mm程度突出していて吸着搬送ガイド64に吸着させる。
また、待機状態に配置されている方のユニット12bでは、保護フィルム24を剥離後のフィルム55の先端部分をフィルム搬送バー45に巻き付ける。
【0044】
そしてこの状態において、駆動手段により吸着搬送ガイド64を駆動する。また、これに同期して送りローラ21a及び21bを駆動して供給ローラ19から積層フィルム18を送り出す。
これにより吸着搬送ガイド64は、積層フィルム18から保護フィルム24を剥離したフィルム55の先端部分を吸着保持したまま、吸着ガイド65の表面に沿って円弧状に回動し、図8に示す通り、吸着ガイド65の下方に移動して停止する。
また、吸着搬送ガイド64と同期して剥離ガイド43を駆動して下降させる。このため、吸着搬送ガイド64が下降しても、剥離ガイド43と吸着搬送ガイド64の間のフィルム55の長さは変わらず、積層フィルム18から新たに保護フィルム24が剥離されることがない。また、巻取ローラ44には常時保護フィルム24を巻き取る方向の回転力が付加されているため、剥離ガイド43を下降させた際に、剥離ガイド43と巻取ローラ44との間の保護フィルム24がたるんだり、巻きずれを起したりすることなく、保護フィルム24の巻取ミスを防止できる。
【0045】
また、搬送手段を駆動して搬入用ローラ75により基板62をクランプし、搬送し、熱圧着ローラ67の真下の圧着位置にその先端を位置させて搬送を停止する。
【0046】
さらにエアージェットガイド66を駆動して、吸着搬送ガイド64の先端から突出しているフィルム55の部分にエアーを吹き付け、この部分が圧着前に基板62に接触しないようにする。
【0047】
そして基板62をその先端を圧着位置に位置させて停止したとき、図9に示す通り、熱圧着ローラ67を駆動して下降し、フィルム55の先端を基板62の表面に圧着する。
【0048】
フィルム55の先端を基板62の表面に圧着すると、吸着搬送ガイド64はフィルム55の吸着保持を解除する。そして図10に示す通り、熱圧着ローラ67をフィルム54の先端に押し付けた状態のまま、剥離ガイド43及び吸着搬送ガイド64を上昇して元の位置に戻す。この際、巻取ローラ44は巻き取り方向に回転してフィルム55から剥離された保護フィルム24を巻き取る。
【0049】
剥離ガイド43及び吸着搬送ガイド64が元の位置に戻ると、図11に示す通り、熱圧着ローラ67が基板62を排出用ローラ76側に搬送する方向に回転し、基板62の他の箇所にフィルム55を熱圧着する。
また、可動刃74bは、図12に示す通り、ラミネート処理中に基板62の後端を検出すると、フィルム55を基板62に圧着するのに同期しながら前進移動して、固定刃74aとともにフィルム55の後端を切断する。切断後、可動刃74bは元の位置に復帰する。そして熱圧着ローラ67は、フィルム55を基板62に圧着後、上昇して元の位置に復帰する。
また、フィルム55を熱圧着後の基板62は排出用ローラ76によって装置外に搬送される。
【0050】
そして以上の通りの動作を繰り返し行うことにより、フィルム55の熱圧着処理を連続的に行ない、フィルム55を熱圧着した基板62を連続して製造する。
【0051】
次にユニット12a及び12bの配置状態を交換して、待機状態に配置されているユニット12bをラミネート処理可能な状態に配置する動作を図13〜図19に基づいて説明する。
なお、図13〜図19は、ユニット12a及び12bの交換動作を表わす概略構式図である。そしてユニット12a及び12b全体を四角の枠で示している。
【0052】
すなわち、ラミネート処理可能な状態に配置されている方のユニット12aは、供給ローラ19に巻回された積層フィルム18の外径を、本体2側に取り付けられた外径検出手段42により常時検出している。
そして供給ローラ19に巻回された積層フィルム18が所定量より少なくなり、その外径が所定値以下になると、外径検出手段42から制御装置にこの状態に対応した出力信号が伝達される。
【0053】
外径検出手段42から積層フィルム18の外径が所定値以下になったという信号が制御装置に入力されると、この制御装置から送りローラ21a及び21bの駆動手段に送りローラ21a及び21bを逆回転させる信号が伝達される。これにより、図13に示す通り、剥離ガイド43から突出していたフィルム55は、巻取りローラ44から繰り出された保護フィルム24が再び張り合され、積層フィルム18として供給ローラ19に巻き取られる。
フィルム55の巻き取りが終了すると、供給ローラ19,送りローラ21a及び21b,巻取ローラ44の各駆動手段28等が停止する。そして供給ローラ19,送りローラ21a及び21b,巻取ローラ44,剥離ガイド43,フィルム搬送バー45から各駆動手段28等の接続を外す。
【0054】
供給ローラ19等から各駆動手段28等の接続を外した後、制御装置により可動板6の駆動手段を駆動し、可動板6を本体2側のレール3a及び3bに沿って、図14に示す通り後方に移動する。これによって待機状態の位置にあったユニット12bをラミネート処理の可能な状態に位置させるとともに、ラミネート処理の可能な状態に位置していたユニット12aを待機状態の位置に配置する。
【0055】
次に、図15に示す通り、ラミネート処理の可能な状態に配置されたユニット12b側において、フィルム搬送バー45の駆動手段を駆動して、フィルム搬送バー45を切断手段の下方まで下降する。この際、送りローラ21bを送りローラ21aから離して、積層フィルム18をフリーにする。
【0056】
フィルム搬送バー45を所定位置まで下降した後、図16に示す通り、このフィルム搬送バー45を切断手段74の固定刃74aの方に水平移動し、フィルム55を吸着搬送ガイド64に吸着させる。この際、送りローラ21bを送りローラ21aに近づけて、積層フィルム18をクランプする。
【0057】
フィルム55を吸着搬送ガイド64に吸着した後、切断手段74の駆動手段を駆動して、図17に示す通り、可動刃74bを固定刃74a側に前進移動させ、フィルム搬送バー45の上でフィルム55を切断する。
【0058】
フィルム55を切断後、図18に示す通り、可動刃74bを元の位置に戻すとともに、フィルム搬送バー45を水平に後退移動させ、固定刃74aから離す。
【0059】
フィルム搬送バー45を所定位置に後退させた後、図19に示す通り、フィルム搬送バー45を元の位置に戻す。そしてユニット12bによりラミネート処理を行っている間にレール8を可動板6から引き出し、ユニット12aをレール8から取り外し、ユニット12aに積層フィルム18をセットし、再びユニット12aをレール8に取り付けて可動板6の所定の位置に配置する。さらにユニット12bによるラミネート処理が終了したときは、可動板6をレール3a及び3bに沿って前方に移動し、ユニット12bを待機状態に配置するとともに、ユニット12aをラミネート処理可能な状態に配置する。
【0060】
すなわち、以上の動作により待機状態に配置されていたユニット12bをラミネート処理の可能な状態に配置できる。この配置の交換に要する時間は、30秒程度であり、従来この時間に5〜10分程度要していたのに比較して、1/10〜1/20に短縮される。
【0061】
また、ラミネート処理の可能な状態に配置されていたユニット12aは、待機状態に配置されるが、新たにラミネート処理の可能な状態に配置されたユニット12bがラミネート処理を行なっている間に、このユニット12aに積層フィルムの巻回された供給ローラを取り付けることが十分可能である。従って、供給ローラを交換している間にも、ユニット12bによりラミネート処理を行なうことができ、装置1の稼動率が向上する。
【0062】
【発明の効果】
以上の通り、本発明によれば、基板の搬送手段と、フィルムに保護フィルムを積層した積層フィルムの送り手段と、前記積層フィルムから前記保護フィルムを剥離する剥離手段と、前記積層フィルムから前記保護フィルムを剥離後のフィルムを前記基板に張り合せる張り合せ手段と、前記保護フィルムを剥離後のフィルムを所定長に切断する切断手段とを有するフィルムのラミネート位置において、前記送り機構と前記剥離機構とを一体化したユニットを設けて交換可能としているため、積層フィルムをセットした別のユニットをラミネート処理中に準備でき、新たな積層フィルムを供給する作業の際にラミネート処理を中断している時間が短かくてすみ、装置の稼動率を向上でき、ユニットに積層フィルムをセットする際に急いでミスすることなく作業性が良く、ラミネート処理の不良を改善できるフィルムのラミネート装置が得られる。
また、本発明では、2個以上のユニットを往復移動可能にして配置しているため、ユニットの交換作業が容易になり、短時間で交換でき、装置の稼動率をより向上できるフィルムのラミネート装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の概略構成図を示す。
【図2】本発明の実施の形態の一部の概略正面図を示す。
【図3】本発明の実施の形態の一部の概略側面図を示す。
【図4】本発明の実施の形態に用いるユニットの斜視図を示す。
【図5】積層フィルムの側面図を示す。
【図6】本発明の実施の形態に用いる駆動装置の正面図を示す。
【図7】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図8】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図9】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図10】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図11】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図12】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図13】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図14】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図15】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図16】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図17】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図18】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【図19】本発明の実施の形態の動作を説明するための図である。
【符号の説明】
1…ラミネート装置 、 2…本体、
3a,3b,48,58a,58b…レール、
4a,4b,34,41a,41b…シリンダー、 6…可動板、
7a,7b…接続部、 12a,12b…ユニット、
13,14a,14b,15…枠、 18…積層フィルム、
19…供給ローラ、 20…ガイドローラ、 21a,21b…送りローラ、
24…保護フィルム、
27a,27b,40,51a,51b,54a,54b,60a,60b, 61a, 61b…ジョイント部、 28…駆動手段、
29…インダクションモータ、 31…パウダークラッチ、
42…外径検出手段、 43…剥離ガイド、 44…巻取ローラ、
45…フィルム搬送バー、 47,57a,57b…支持棒、
55…フィルム、 62…基板、 63…搬送路、 64…吸着搬送ガイド、 65…吸着ガイド、 66…エアージェットガイド、 67…熱圧着ローラ、 68…駆動手段、 74…切断手段、 74a…固定刃、 74b…可動刃、
75…搬入用ローラ、 76…排出用ローラ、 77…位置検出手段。
整理番号 P2547

Claims (4)

  1. 基板の搬送手段と、フィルムに保護フィルムを積層した積層フィルムの送り手段と、前記積層フィルムから前記保護フィルムを剥離する剥離手段と、前記積層フィルムから前記保護フィルムを剥離後のフィルムを前記基板に張り合せる張り合せ手段と、前記保護フィルムを剥離後のフィルムを所定長に切断する切断手段を有するフィルムのラミネート装置において、前記送り手段と前記剥離手段とを一体化した交換可能なユニットを有することを特徴とするフィルムのラミネート装置。
  2. 少なくとも基板の片側に往復移動自在にしてユニットを2個以上配置する請求項1記載のフィルムのラミネート装置。
  3. 送り手段が、積層フィルムが巻回されている供給ローラと、パルスモータにより駆動されて前記積層フィルムを前記供給ローラから引き出す送りローラとを備えている請求項1又は請求項2記載のフィルムのラミネート装置。
  4. 剥離手段が、積層フィルムから保護フィルムを剥離する剥離ガイドと、前記保護フィルムを巻き取る巻取ローラと、前記保護フィルムを剥離後のフィルムを巻き取り、ユニットの交換の時に張り合せ手段まで前記フィルムを搬送するフィルム搬送バーを備えている請求項1ないし請求項3記載のフィルムのラミネート装置。
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