JPH11192664A - フイルム貼合せ方法および装置 - Google Patents

フイルム貼合せ方法および装置

Info

Publication number
JPH11192664A
JPH11192664A JP10265001A JP26500198A JPH11192664A JP H11192664 A JPH11192664 A JP H11192664A JP 10265001 A JP10265001 A JP 10265001A JP 26500198 A JP26500198 A JP 26500198A JP H11192664 A JPH11192664 A JP H11192664A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
adhesive film
workpiece
film
release material
laminating
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10265001A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Yamaguchi
弘一 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Lintec Corp
Original Assignee
Lintec Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Lintec Corp filed Critical Lintec Corp
Priority to JP10265001A priority Critical patent/JPH11192664A/ja
Publication of JPH11192664A publication Critical patent/JPH11192664A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 板状のアクリル板やガラス板に一枚づゝフイ
ルムを人手にて貼合せているので、時間と手間がかかり
連続的に且つ自動的に作成するのが困難で厄介である等
の問題が見られる。 【解決手段】 巻出手段から巻出された剥離材付粘着フ
イルムの両側辺を流れ方向に切断して剥離材を剥がし、
剥離材が剥がされた粘着フイルムを貼合せ手段に送り込
み、駆動される搬送手段上に板状の被加工物を載置し、
被加工物が位置確認手段を通過した後に数値制御によっ
て搬送手段を停止して所定位置に被加工物を停止させた
後、貼合せ手段を被加工物の上に降下させ、被加工物の
上に粘着フイルムを貼合せた後、流れ方向に対し横断す
る方向に粘着フイルムを切断して粘着フイルムを額縁状
に貼合せる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、板状の被加工物に
粘着フイルムを額縁状に貼合せるフイルム貼合せ方法お
よび装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、アクリル板やガラス板等の板状の
ものにフイルムを額縁状に貼合せる場合は全面的に人手
作業によって行われている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、この様な従
来の貼合せ方法では、板状のアクリル板やガラス板等に
一枚づつフイルムを貼合せているので、時間と手間がか
かり連続的に且つ自動的に作成するのが困難で厄介であ
る等の問題が見られる。
【0004】従って、本発明の目的は、このような従来
における問題を解決するために、搬送手段上を連続して
供給される板状の被加工物上に粘着フイルムを額縁状に
貼合せて連続的にかつ自動的に作成することが出来るフ
イルム貼合せ方法および装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明に依れば、フイルムの貼合せ方法は、剥離
材付粘着フイルムの両側辺を流れ方向に切断し、剥離材
付粘着フイルムから剥離材を剥がし、剥離材が剥がされ
た粘着フイルムを貼合せ手段に送り込み、駆動供給され
る搬送手段上に板状の被加工物を載置し、貼合せ手段に
送り込まれた被加工物が位置確認手段を通過した後に搬
送手段を停止して所定位置に被加工物を停止させた後、
貼合せ手段を被加工物の上に降下させ、被加工物の上に
粘着フイルムを貼合せた後、流れ方向に対し横断する方
向に粘着フイルムを切断して粘着フイルムを額縁状に貼
合せることから成ることを特徴とする。
【0006】また、本発明のフイルム貼合せ方法は、剥
離材付粘着フイルムの両側辺を流れ方向に切断し、剥離
材付粘着フイルムから剥離材を剥がし、剥離材が剥がさ
れた粘着フイルムを貼合せ手段に送り込み、駆動供給さ
れる搬送手段上に板状の被加工物を載置し、貼合せ手段
に送り込まれた被加工物が位置確認手段を通過した後に
搬送手段を停止して所定位置に被加工物を停止させた
後、貼合せ手段を被加工物の上に降下させ、被加工物の
上に粘着フイルムを貼合せた後、流れ方向に対し横断す
る方向に粘着フイルムを切断し、切断された粘着フイル
ムの先端部に向けて空気を吹付けて、粘着フイルムを額
縁状に貼合せることから成ることを特徴とする。
【0007】更に、本発明のフイルム貼合せ方法は、両
側辺を流れ方向に切断した剥離材付粘着フイルムの耳片
を巻取ることを特徴とする。
【0008】更にまた、本発明に依れば、フイルム貼合
せ装置は、剥離材付粘着フイルムから剥がされた剥離材
を巻取ることを特徴とする。
【0009】本発明に依れば、フイルム貼合せ方法は、
被加工物の前端通過が位置確認手段で検出されて数値制
御によって被加工物が正確に停止されることを特徴とす
る。
【0010】また、本発明に依れば、フイルム貼合せ方
法は、貼合せ手段が枢動されて被加工物の上に押圧され
ることを特徴とする。
【0011】本発明に依れば、フイルム貼合せ方法は、
粘着フィルムが貼合せられた被加工物から静電気を除去
することを特徴とする。
【0012】また、本発明に依れば、フイルム貼合せ装
置は、剥離材付粘着フイルムのロールが装着される巻出
手段と、剥離材付粘着フイルムの両側辺を流れ方向に切
断する切断手段と、巻出手段から巻出された剥離材付粘
着フイルムから剥がされた剥離材を巻取る巻取手段と、
剥離材が剥がされた粘着フイルムを貼合せ手段に送り込
む送り込み手段と、被加工物を載置搬送する搬送手段
と、搬送手段上の被加工物の位置を検出する位置確認手
段と、被加工物の上に粘着フイルムを貼合せる貼合せ手
段と、被加工物上に貼合せられた粘着フイルムを流れ方
向に対し横断する方向に切断する切断手段とを備えたこ
とを特徴とする。
【0013】更に、本発明に依れば、フイルム貼合せ装
置は、剥離材付粘着フイルムのロールが装着される巻出
手段と、剥離材付粘着フイルムの両側辺を流れ方向に切
断する切断手段と、巻出手段から巻出された剥離材付粘
着フイルムから剥がされた剥離材を巻取る巻取手段と、
剥離材が剥がされた粘着フイルムを貼合せ手段に送り込
む送り込み手段と、被加工物を載置搬送する搬送手段
と、搬送手段上の被加工物の位置を検出する位置確認手
段と、被加工物の上に粘着フイルムを貼合せる貼合せ手
段と、被加工物上に貼合せられた粘着フイルムを流れ方
向に対し横断する方向に切断する切断手段と、切断され
た粘着フイルムの先端部に向けて空気を吹付ける空気吹
付け手段とを備えたことを特徴とする。
【0014】更にまた、本発明に依れば、フイルム貼合
せ装置は、両側辺を流れ方向に切断した剥離材付粘着フ
イルムの耳片を巻取る耳片巻取り手段を有することを特
徴とする。
【0015】本発明に依れば、フイルム貼合せ装置は、
前記貼合せ手段が、間隔を置いて配置されて枢軸周りに
回動自在に支持された一対の側板と、側板を枢軸周りに
回動可能に支持する昇降部材と、側板間に回転自在に支
持された剥離部材と、剥離部材によって剥離されて分け
られた粘着フイルムを貼合せ手段に送り込む送り込み手
段と、粘着フイルムを吸引支持する第1および第2の吸
着部材と、送り込まれた粘着フイルムを被加工物に圧着
する圧着部材と、粘着フイルムを流れ方向に対し横断す
る方向に所定の長さに切断する切断手段と、被加工物を
搬送するよう個々に回転自在に支承されて供給用搬送手
段と搬出用搬送手段との間に設けられた搬送部材とを有
することを特徴とする。
【0016】また、本発明に依れば、フイルム貼合せ装
置は、前記位置確認手段が、被加工物の前後端の通過を
検出する第1位置確認部材と、被加工物の前後端の通過
を検出する第2位置確認部材と位置制御する数値制御部
材を有することを特徴とする。
【0017】更に、本発明に依れば、フイルム貼合せ装
置は、前記巻出手段が、一対の固定のフレーム間に回転
可能に支承された巻出ローラを有し、該巻出ローラに剥
離材付粘着フイルムのロールが装着されて、前記巻出手
段から巻出された剥離材付粘着フイルムの両側辺を流れ
方向に切断して一定の幅に揃える切断手段が前記巻出手
段の近傍に設けられていることを特徴とする。
【0018】更にまた、本発明によれば、フィルム貼合
せ装置は、前記貼合せ手段の側板が一端が枢軸によりフ
レームに回動自在に支持され、他端に昇降部材が連結さ
れ、該昇降部材の作動によって前記側板が枢軸周りに枢
動されることを特徴とする。
【0019】本発明によれば、フィルム貼合せ装置は、
前記搬送手段の下流側に静電気除去手段を有することを
特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】このように構成された本発明のフ
イルム貼合せ方法および装置に依れば、ロール状に巻か
れた剥離材付粘着フイルムのロールから巻出された剥離
材付粘着フイルムの両側辺を流れ方向に切断し、剥離材
付粘着フイルムから剥離材を剥がし、粘着フイルムを貼
合せ手段に送り込み、搬送手段の上に板状の被加工物を
載置し、貼合せ手段に送り込まれた被加工物が位置確認
手段を通過した後に数値制御によって搬送手段を停止し
て所定位置に被加工物を正確に停止し、貼合せ手段を被
加工物の上に降下し、被加工物の上に粘着フイルムを貼
合せた後、粘着フイルムを幅方向に切断して粘着フイル
ムを額縁状に貼合せて連続的に且つ自動的に作成するこ
とが出来る等の利点が得られるものである。
【0021】本発明の他の目的や特徴は以下の添付図面
に沿っての詳細な説明から明らかになろう。
【0022】(実施例1)図1乃至図6は本発明のフイ
ルム貼合せ方法を実施するためのフイルム貼合せ装置の
第1の実施例を示すものである。
【0023】図1乃至図3に示されるように、本発明の
フイルムを貼合せる方法を実施するためのフイルム貼合
せ装置の実施例1において、フイルム貼合せ装置1は、
剥離材付粘着フイルムLFのロールが回転可能に支持さ
れる剥離材付粘着フイルム用の巻出手段2と、この巻出
手段2から巻出された剥離材付粘着フイルムLFを所定
の幅に流れ方向に切断する切断手段12と、所定の幅に
切断された剥離材付粘着フイルムLFを粘着フイルムF
と剥離材SFとに引き剥がして分離して剥がされた剥離
材SFを巻取る巻取手段3と、粘着フイルムFを圧着部
材28aに送り込む送り込み部材6aと案内部材20と
からなる送り込み手段6と、板状の被加工物Wを載置搬
送する搬送部材28と、搬送手段4上の被加工物Wの位
置を検出する位置確認手段5と、被加工物Wの上に粘着
フイルムFを貼合せる圧着部材28aと、被加工物W上
に貼合せられた粘着フイルムFを所定の長さに幅方向に
切断する切断手段8とから主に構成されている。
【0024】剥離材付粘着フイルムLFは主フイルムで
ある粘着フイルムFに剥離材SFを適宜な接着剤または
粘着剤を介して層状に接着して成る所謂粘着ラミネート
用フイルムであり、剥離材付粘着フイルムLFの巻出手
段2の巻出ローラ11と一緒に回転できるように支承さ
れている。
【0025】巻出手段2は、一対の固定のフレーム1
0、10間に回転可能に支承された巻出ローラ11を有
しており、この巻出ローラ11に剥離材付粘着フイルム
LFのロールが装着されていて、繰出ローラ13によっ
て剥離材付粘着フイルムLFが巻出手段2から巻出され
る。巻出された剥離材付粘着フイルムLFはブレーキ用
磁粉体電磁クラッチ等の張力調整手段によって張力を調
整して切断手段12に送り込まれる。この切断手段12
は、剥離材付粘着フイルムLFの両側辺を流れ方向に切
断して一定の幅に揃えるよう受ローラ14に対向して設
けられており、位置調整部材15によって位置を調整す
ることによって受ローラ14に対する押圧力を調整する
ことが出来るように成っている。また、繰出ローラ13
に対してニップローラ16が当接されるよう設けられて
おり、エアシリンダ等の駆動部材17によって繰出ロー
ラ13に対する押圧力を調整することができる。
【0026】送り込み手段6は、ウオームやラックのよ
うな駆動力伝達部材19と、この駆動力伝達部材19を
作動するエアシリンダのような駆動部材19aとから構
成されている。
【0027】切断手段12によって所要の幅に切断され
た剥離材付粘着フイルムLFは剥離ローラ18によって
粘着フイルムFと剥離材SFとに引き剥がされて、粘着
フイルムFと剥離材SFとに分けられる。更に、剥離ロ
ーラ18によって剥離されて分けられた粘着フイルムF
は、駆動部材19aにより作動される送り込み手段6の
駆動力伝達部材19によって駆動される案内部材20お
よび第1吸着部材25を介して圧着部材28aに送られ
る。他方、剥離材SFは、フレーム10、10間に回転
可能に支承された巻取手段3の巻取ローラ21によって
巻取られる。
【0028】図3に明示される様に、貼合せ手段7は、
間隔を置いて配置されて枢軸23周りに回動自在に支持
された一対の側板22、22と、これら側板22、22
を枢軸23周りに回動するよう作動する例えばエアシリ
ンダのような昇降部材24と、側板22、22間に回転
自在に支承された剥離ローラ18と、剥離ローラ18に
よって剥離されて分けられた粘着フイルムFを吸引支持
して圧着部材28aに送り込む第1吸着部材25、粘着
フイルムFを吸引支持する第2の吸着部材26と、粘着
フイルムFを幅方向に所定の長さに切断する切断手段8
と、被加工物Wを搬送するよう個々に回転自在に支承さ
れて供給用搬送手段4と搬出用搬送手段27との間に設
けられた複数個の搬送部材28とを有しており、この貼
合せ手段7の上流側に供給用搬送手段4が移動可能に設
けられると共に、下流側に搬出用搬送手段27が移動可
能に設けられている。
【0029】貼合せ手段7の側板22、22は下方側の
一端において枢軸23によりフレーム10、10間に回
動自在に支持され、他端に昇降部材24のロッド29の
上端部が連結されていて、昇降部材24の作動によって
枢軸23に支持された側板22、22の他端部分を上下
動することができる。また、昇降部材24は下端がフレ
ーム10に枢支されており、昇降部材24の作動でロッ
ド29が伸縮することによって側板22、22が枢軸2
3周りに枢動される。更に、側板22には、粘着フイル
ムFの先端部を対応する搬送部材28と協動して被加工
物Wに対して押圧する圧着部材28aが設けられると共
に、突部29aが設けられていて、ストッパとして突部
29aがストッパピン30に係合して停止されるように
成っている。
【0030】切断手段8は、図3乃至図6に示される様
に、側板22、22に対して粘着フイルムの幅方向に走
行可能に支持された加圧流体または電動機等の移動部材
31によって、適宜な歯車32aを介して回転駆動され
る円盤状のカッター9と、カッター9をスライドレール
33に沿って滑動するスライダ34とを有しており、移
動部材31によって回転される歯車32bが横方向に延
びるラック35に噛み合っていて回転するカッター9を
粘着フイルムの幅方向に移動するように組込まれてい
る。
【0031】また、供給用搬送手段4と搬出用搬送手段
27との間に設けられる複数個の搬送部材28は、電動
機やサーボモータ等の適宜な原動機36によってクラッ
チ付のプーリー37とベルト38、39とを介して適宜
に駆動されるものであり、これら複数個の搬送部材28
はローラーの代わりにベルトを用いることも勿論でき
る。更に、供給用搬送手段4の端部には塵埃除去ローラ
40、41が設けられていて、被加工物Wの表面に付着
している塵埃を除去するように成っている。塵埃除去ロ
ーラ40、41は被加工物Wに直接接触する第1塵埃除
去ローラ40よりも第2塵埃除去ローラ41の方が表面
の粘度が高いのが好適であり、被加工物Wから除去して
第1塵埃除去ローラ40に付着した塵埃を更に第2塵埃
除去ローラ41によって除去するよう成っている。な
お、一対のフレーム10、10は適宜なスペーサ42に
よって所定の間隔を置いて固持されている。また、搬出
用搬送手段27は図示の実施例ではベルトが用いられて
いるが、ローラを適宜に使用することもできる。更に、
被加工物Wを貼合せ手段7に送り込むための搬送手段4
には、被加工物Wの幅方向の中心位置を位置決めするよ
う位置決め手段43が設けられている。
【0032】本発明のフイルム貼合せ方法によって作成
されるフイルムラミネート製品は、例えばガラス板また
はアクリル板等の板状体の表面側に、粘着剤、フイルム
の順に層状に形成されている。
【0033】このように構成された本発明のフイルム貼
合せ方法を実施するためのフイルム貼合せ装置の実施例
1における作動順序を説明する。図7に示される様に、
いま、ステップS1において、剥離材付粘着フイルムL
Fが巻出手段2から繰出ローラ13により巻出されなが
ら切断手段12により流れ方向に所定寸法に切断され
る。その後、剥離部材18により粘着フイルムFと剥離
材SFとに引き剥がされ、粘着フイルムFは案内部材2
0を介して圧着部材28aに送り込まれ、第1および第
2吸着部材25、26が吸引作動される。次いで、ステ
ップS2において、被加工物Wが供給側の搬送手段4上
に所定の間隔を置いて自動的に或いは手差しのように手
動的に載置され、ステップS3において位置確認手段5
の第1位置確認部材5aが被加工物Wの前端の通過を確
認した後、例えばエンコーダ等による数値制御によって
被加工物Wは搬送部材28が停止することにより所定位
置に同時に停止する。すなわち、第1位置確認部材5a
で被加工物Wの前端の通過を検出して確認すると、数値
制御によって被加工物Wの前端が所定量送り込まれて切
断手段8による切断位置をカウント指示したところで、
被加工物Wが正確に停止される。
【0034】この時に、エアシリンダ等の昇降部材24
が作動して貼合せ手段7が枢軸23の周りに図示で反時
計方向に枢動して下方に向かって降下し(ステップS
4、図3を参照)、圧着ローラ28aによって粘着フイ
ルムFを被加工物Wの先端部指定寸法位置に貼付けさせ
る。
【0035】次に、ステップS5において第1および第
2吸着部材25、26の吸引作動を停止し、ステップS
6において剥離材付粘着フイルムLFの供給ラインを駆
動し、この間に第1吸着部材25を駆動部材19aによ
り後退させ、ステップS7において、第2位置確認部材
5bが被加工物Wの前端の通過を確認し、エアシリンダ
のような駆動部材47の駆動によりニップローラ48が
下降し被加工物Wを挾みながら送り込んで搬送して第2
位置確認部材5bを通過後に数値制御によって正確に被
加工物Wを停止する。そして、ステップS8において第
1および第2吸着部材25、26を吸引作動し、ステッ
プS9において切断手段8を走行してカッター9により
粘着フイルムFを幅方向に切断する。次いで、ステップ
S10において切断手段8の作動を停止すると共に、第
2吸着部材26の吸引作動を停止し、ステップS11に
おいて搬送部材28を駆動して粘着フイルムFの最終貼
合せを行うと共に、貼合せ手段7を枢軸23周りに図示
で時計方向に枢動して上昇させて、次の粘着フイルムF
の貼合せ作動に備える(図4を参照)。こうして、被加
工物Wと粘着フイルムFの1サイクルとしての貼合せが
行われる。
【0036】また、このような本発明のフイルム貼合せ
方法によれば、被加工物に貼合せられる粘着フイルム
を、流れ方向および幅方向に対して夫々±0. 5mm以
内の精度で正確に額縁状に貼ることができる。
【0037】(実施例2)図8乃至図11は本発明のフ
イルム貼合せ方法を実施するためのフイルム貼合せ装置
の第2の実施例を示すものである。
【0038】図8乃至図11に示されるように、本発明
のフイルムを貼合せる方法を実施するためのフイルム貼
合せ装置の実施例2において、フイルム貼合せ装置10
0は、基本的構成が先の実施例1のフイルム貼合せ装置
と実質的に同じであり、この基本的構成に加えて空気吹
付け手段150、フイルム耳辺巻取手段160、静電気
除去手段170が追加されていることが異なっている。
【0039】すなわち、この実施例2のフイルム貼合せ
装置100は、剥離材付粘着フイルムLFのロールが回
転可能に支持される剥離材付粘着フイルム用の巻出手段
102と、この巻出手段102から巻出された剥離材付
粘着フイルムLFを所定の幅に流れ方向に切断する切断
手段112と、剥離材付粘着フイルムLFを流れ方向に
切断された後の縁辺の耳片EFを巻取る耳片巻取り手段
160と、所定の幅に切断された剥離材付粘着フイルム
LFを粘着フイルムFと剥離材SFとに引き剥がして分
離して剥がされた剥離材SFを巻取る巻取手段103
と、粘着フイルムFを圧着部材128aに送り込む送り
込み部材106aと案内部材120とからなる送り込み
手段106と、板状の被加工物Wを載置搬送する搬送部
材128と、搬送手段104上の被加工物Wの位置を検
出する位置確認手段105と、被加工物Wの上に粘着フ
イルムFを貼合せる圧着部材128aと、被加工物W上
に貼合せられた粘着フイルムFを所定の長さに幅方向に
切断する切断手段108と、横断方向に切断された粘着
フイルムFの先端部が巻上ってカール状になるのを防止
するよう先端部に向かって空気を吹付ける空気吹付け手
段150と、粘着フイルムFが貼合せられた被加工物W
から静電気を除去する静電気除去装置170とから主に
構成されている。
【0040】剥離材付粘着フイルムLFは主フイルムで
ある粘着フイルムFに剥離材SFを適宜な接着剤または
粘着剤を介して層状に接着して成る所謂粘着ラミネート
用フイルムであり、剥離材付粘着フイルムLFの巻出手
段102の巻出ローラ111と一緒に回転できるように
支承されている。
【0041】巻出手段102は、一対の固定のフレーム
110、110間に回転可能に支承された巻出ローラ1
11を有しており、この巻出ローラ111に剥離材付粘
着フイルムLFのロールが装着されていて、繰出ローラ
113によって剥離材付粘着フイルムLFが巻出手段1
02から巻出される。巻出された剥離材付粘着フイルム
LFはブレーキ用磁粉体電磁クラッチ等の張力調整手段
によって張力を調整して切断手段112に送り込まれ
る。この切断手段112は、剥離材付粘着フイルムLF
の両側辺を流れ方向に切断して一定の幅に揃えるよう受
ローラ114に対向して設けられており、位置調整部材
115によって位置を調整することによって受ローラ1
14に対する押圧力を調整することが出来るように成っ
ている。また、繰出ローラ113に対してニップローラ
116が当接されるよう設けられており、エアシリンダ
等の駆動部材117によって繰出ローラ113に対する
押圧力を調整することができる。
【0042】更に、切断装置112によって切断された
フイルム耳辺部分を巻取るための耳辺巻取手段160が
設けられており、この耳辺巻取手段160は左右のフレ
ーム110に個別に回転可能に取付けられた巻取ローラ
161から成り、各巻取ローラ161はエアモータや油
圧モータ等の適宜なモータにより夫々駆動されるよう設
けられていて、フイルム耳辺EFを夫々巻取るようにな
っている。
【0043】送り込み手段106の送り込み部材106
aは、ウオームやラックのような駆動力伝達部材119
と、この駆動力伝達部材119を作動するエアシリンダ
のような駆動部材119aとから構成されている。
【0044】切断手段112によって所要の幅に切断さ
れた剥離材付粘着フイルムLFは剥離ローラ118によ
って粘着フイルムFと剥離材SFとに引き剥がされて、
粘着フイルムFと剥離材SFとに分けられる。更に、剥
離ローラ118によって剥離されて分けられた粘着フイ
ルムFは、駆動部材119aにより作動される送り込み
手段106の駆動力伝達部材119によって駆動される
案内部材120および第一吸着部材125を介して圧着
部材128aに送られる。他方、剥離材SFは、フレー
ム110、110間に回転可能に支承された巻取手段1
03の巻取ローラ121によって巻取られ、切断された
フイルム耳片EFは上述したように耳片巻取手段160
によって巻取られる。
【0045】図10に明示される様に、貼合せ手段10
7は、間隔を置いて配置されて枢軸123周りに回動自
在に支持された一対の側板122、122と、これら側
板122、122を枢軸123周りに回動するよう作動
する例えばエアシリンダのような昇降部材124と、側
板122、122間に回転自在に支承された剥離ローラ
118と、剥離ローラ118によって剥離されて分けら
れた粘着フイルムFを吸引支持して圧着部材128aに
送り込む第一吸着部材125、粘着フイルムFを吸引支
持する第2の吸着部材126と、粘着フイルムFを幅方
向に所定の長さに切断する切断手段108と、被加工物
Wを搬送するよう個々に回転自在に支承されて供給用搬
送手段104と搬出用搬送手段127との間に設けられ
た複数個の搬送部材128とを有しており、この貼合せ
手段107の上流側に供給用搬送手段104が移動可能
に設けられると共に、下流側に搬出用搬送手段127が
移動可能に設けられている。
【0046】貼合せ手段107の側板122、122は
下方側の一端において枢軸123によりフレーム11
0、110間に回動自在に支持され、他端に昇降部材1
24のロッド129の上端部が連結されていて、昇降部
材124の作動によって枢軸123に支持された側板1
22、122の他端部分を上下動することができる。ま
た、昇降部材124は下端がフレーム110に枢支され
ており、昇降部材124の作動でロッド129が伸縮す
ることによって側板122、122が枢軸123周りに
枢動される。更に、側板122には、粘着フイルムFの
先端部を対応する搬送部材128と協動して被加工物W
に対して押圧する圧着部材128aが設けられると共
に、突部129aが設けられていて、ストッパとして突
部129aがストッパピン130に係合して停止される
ように成っている。
【0047】切断手段108は、図8乃至図11に示さ
れる様に、側板122、122に対して粘着フイルムの
幅方向に走行可能に支持された加圧流体または電動機等
の移動部材131によって、適宜な歯車132aを介し
て回転駆動される円盤状のカッター109と、カッター
109をスライドレール133に沿って滑動するスライ
ダ134とを有しており、移動部材131によって回転
される歯車132bが横方向に延びるラック135に噛
み合っていて回転するカッター109を粘着フイルムの
幅方向に移動するように組込まれている。
【0048】切断装置108のカッター109により幅
方向に切断された粘着フイルムFの先端部は、粘着フイ
ルムFの表面および裏面の材質や塗着物質の相違によっ
て先端部が巻上げられてカール状になり易く、他部分に
巻込まれてしまう等のために、これを防止する空気吹付
け手段150が設けられている。
【0049】空気吹付け手段150は幅方向に水平に延
びる中空管151から成り、中空管151の下側に多数
の小孔状の空気吹付けノズルが連続して設けられてい
て、これら吹付けノズルから矢印の方向に空気を下方に
吹付けて粘着フイルムFの先端部を押し付けるよう作用
して、粘着フイルムFの先端部が巻上げられるのを防止
するように形成されており、これによって粘着フイルム
Fの先端部を良好に送り込むことができる。
【0050】また、供給用搬送手段104と搬出用搬送
手段127との間に設けられる複数個の搬送部材128
は、電動機やサーボモータ等の適宜な原動機136によ
ってクラッチ付のプーリー137とベルト138、13
9とを介して適宜に駆動されるものであり、これら複数
個の搬送部材128はローラーの代わりにベルトを用い
ることも勿論できる。更に、供給用搬送手段104の端
部には塵埃除去ローラ140、141が設けられてい
て、被加工物Wの表面に付着している塵埃を除去するよ
うに成っている。第1、第2塵埃除去ローラ140、1
41は被加工物Wに直接接触する第1塵埃除去ローラ1
40よりも第2塵埃除去ローラ141の方が表面の粘度
が高いのが好適であり、被加工物Wから除去して第1塵
埃除去ローラ140に付着した塵埃を更に第2塵埃除去
ローラ141によって除去するよう成っている。なお、
一対のフレーム110、110は適宜なスペーサ142
によって所定の間隔を置いて固持されている。また、搬
出用搬送手段127は図示の実施例ではベルトが用いら
れているが、ローラを適宜に使用することもできる。更
に、被加工物Wを貼合せ手段107に送り込むための搬
送手段104には、被加工物Wの幅方向の中心位置を位
置決めするよう位置決め手段143が設けられている。
【0051】更に、搬出用搬出手段127の下側には静
電気除去手段170が設けられていて、被加工物Wに粘
着フイルムFが貼合せられて作られたフイルムラミネー
ト製品に生じた静電気を除去するよう構成されている。
【0052】本発明のフイルム貼合せ方法によって作成
されるフイルムラミネート製品は、例えばガラス板また
はアクリル板等の板状体の表面側に、粘着剤、フイルム
の順に層状に形成されている。
【0053】このように構成された本発明のフイルム貼
合せ方法を実施するためのフイルム貼合せ装置の実施例
2における作動順序を説明する。図12に示される様
に、いま、ステップS1において、剥離材付粘着フイル
ムLFが巻出手段102から繰出ローラ113により巻
出されながら切断手段112により流れ方向に所定寸法
に切断される。その後、剥離部材118により粘着フイ
ルムFと剥離材SFとに引き剥がされ、粘着フイルムF
は案内部材120を介して圧着部材128aに送り込ま
れ、第1および第2吸着部材125、126が吸引作動
される。次いで、ステップS2において、被加工物Wが
供給側の搬送手段104上に所定の間隔を置いて自動的
に或いは手差しのように手動的に載置され、ステップS
3において位置確認手段105の第1位置確認部材10
5aが被加工物Wの前端の通過を確認した後、例えばエ
ンコーダ等による数値制御によって被加工物Wは搬送部
材128が停止することにより所定位置に同時に停止す
る。すなわち、第1位置確認部材105aで被加工物W
の前端の通過を検出して確認すると、数値制御によって
被加工物Wの前端が所定量送り込まれて切断手段108
による切断位置をカウント指示したところで、被加工物
Wが正確に停止される。
【0054】この時に、エアシリンダ等の昇降部材12
4が作動して貼合せ手段107が枢軸123の周りに図
示で反時計方向に枢動して下方に向かって降下し(ステ
ップS4、図10を参照)、圧着ローラ128aによっ
て粘着フイルムFを被加工物Wの先端部指定寸法位置に
貼付けさせる。
【0055】次に、ステップS5において第1および第
2吸着部材125、126の吸引作動を停止し、ステッ
プS6において剥離材付粘着フイルムLFの供給ライン
を駆動し、この間に第1吸着部材125を駆動部材11
9aにより後退させ、ステップS7において、第2位置
確認部材105bが被加工物Wの前端の通過を確認し、
エアシリンダのような駆動部材147の駆動によりニッ
プローラ148が下降し被加工物Wを挾みながら送り込
んで搬送して第2位置確認部材105bを通過後に数値
制御によって正確に被加工物Wを停止する。そして、ス
テップS8において第1および第2吸着部材125、1
26を吸引作動し、ステップS9において切断手段10
8を走行してカッター109により粘着フイルムFを幅
方向に切断する。次いで、ステップS10において切断
手段108の作動を停止し、ステップS11において切
断された粘着フイルムFの先端部に向かって空気吹付け
手段150の空気吹付けノズルから空気を吹付けて粘着
フイルムFの先端部が上方にカールして巻上るのを防止
し、ステップS12において搬送部材128を駆動して
粘着フイルムFの最終貼合せを完了する。
【0056】次いで、ステップS13において、第2吸
着部材126の吸引作動を停止し、ステップS14にお
いて貼合手段107を上昇すると共に、ステップS15
において第1吸着部材125を前進させ、かつフイルム
供給ラインを作動して粘着フイルムFを供給する。そし
てステップS16においてフイルム供給ラインの作動を
停止すると共に、第1吸着部材125の前進を停止す
る。次に、ステップS17において第2吸着部材126
の吸引作動を開始し、ステップS18において搬送手段
104を作動して粘着フイルムFが被加工物Wに貼合せ
られたフイルムラミネート製品が静電気除去手段170
を経て搬出される。そして、貼合せ手段107を枢軸1
23周りに図示で時計方向に枢動して上昇させて、次の
粘着フイルムFの貼合せ作動に備える(図11を参
照)。こうして、被加工物Wと粘着フイルムFの1サイ
クルとしての貼合せが行われる。
【0057】また、このような本発明のフイルム貼合せ
方法および装置の実施例2においても、先の実施例1と
同様に被加工物に貼合せられる粘着フイルムFを、流れ
方向および幅方向に対して夫々±0. 5mm以内の精度
で正確に額縁状に貼ることができる。
【0058】
【発明の効果】以上に説明したように、本発明によれ
ば、フイルム貼合せ方法および装置は、巻出手段から巻
出されて繰出された剥離材付粘着フイルムの両側辺を流
れ方向に切断して剥離材を剥がし、粘着フイルムを貼合
せ手段に送り込み、駆動される供給用搬送手段の上に板
状の被加工物を載置し、被加工物が搬送されて位置確認
手段を通過した後に数値制御によって搬送手段を停止し
て所定位置に被加工物を正確に停止し、貼合せ手段を被
加工物の上に降下して、被加工物の上に粘着フイルムを
貼合せた後、幅方向に粘着フィルを切断して粘着フイル
ムを額縁状に貼合せることから成るので、連続的に且つ
自動的に被加工物の上に粘着フイルムを正確に安定して
額縁状に貼合せて作成することが出来る等の利点が得ら
れるものである。
【0059】また、本発明によれば、フイルム貼合せ方
法および装置は、巻出手段から巻出されて繰出された剥
離材付粘着フイルムの両側辺を流れ方向に切断して剥離
材を剥がし、粘着フイルムを貼合せ手段に送り込み、駆
動される供給用搬送手段の上に板状の被加工物を載置
し、被加工物が搬送されて位置確認手段を通過した後に
数値制御によって搬送手段を停止して所定位置に被加工
物を正確に停止し、貼合せ手段を被加工物の上に降下し
て、被加工物の上に粘着フイルムを貼合せた後、幅方向
に粘着フィルを切断し、切断された粘着フイルムの先端
部に向けて空気を吹付け、粘着フイルムを額縁状に貼合
せることから成るので、切断された粘着フイルムの先端
部の巻上りを空気の吹付けによって防止して連続的に且
つ自動的に被加工物の上に粘着フイルムを正確に安定し
て額縁状に貼合せて作成することが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のフイルム貼合せ方法を実施するための
フイルム貼合せ装置の実施例1の一部を断面して示す側
面概要図である。
【図2】図1のフイルム貼合せ装置の平面概要図であ
る。
【図3】図1の本発明のフイルム貼合せ装置の貼合せ手
段の拡大側面部分図である。
【図4】図3の貼合せ手段の作動時の同様な拡大側面部
分図である。
【図5】本発明のフイルム貼合せ装置の切断手段の一部
断面した平面図である。
【図6】図5の切断手段の正面図である。
【図7】本発明のフイルム貼合せ方法の実施例1におけ
る手順を示すフローチャートである。
【図8】本発明の別のフイルム貼合せ方法を実施するた
めのフイルム貼合せ装置の実施例2を示す側面概要図で
ある。
【図9】図8のフイルム貼合せ装置の平面概要図であ
る。
【図10】図8の本発明のフイルム貼合せ装置の貼合せ
手段の拡大側面部分図である。
【図11】図10の貼合せ手段の作動時の同様な拡大側
面部分図である。
【図12】本発明の実施例2のフイルム貼合せ方法にお
ける手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1、100 フイルム貼合せ装置 2、102 巻出手段 3、103 巻取手段 4、104 搬送手段 5、105 位置確認手段 5a、105a 第1位置確認部材 5b、105b 第2位置確認部材 6、106 送り込み手段 7、107 貼合せ手段 8、108 切断手段 9、109 カッター 10、110 フレーム 11、111 巻出ローラ 12、112 切断手段 13、113 繰出ローラ 14、114 受ローラ 15、115 位置調整部材 16、116 ニップローラ 17、117 駆動部材 18、118 剥離ローラ 19、119 駆動力伝達部材 19a、119a 駆動部材 20、120 案内部材 21、121 巻取ローラ部材 22、122 側板 23、123 枢軸 24、124 昇降部材 25、125 第1吸着部材 26、126 第2吸着部材 27、127 搬出手段 28、128 搬送部材 28a、128a 圧着部材 29、129 ロッド 29a、129a 突部 30、130 ストッパーピン 31、131 移動部材 32a、32b、132a、132b 歯車 33、133 スライドレール 34、134 スライダ 35、135 ラック 36、136 原動機 37、137 プーリー 38、138 ベルト 39、139 ベルト 40、140 第1塵埃除去ローラ 41、141 第2塵埃除去ローラ 42、142 スペーサ 43、143 位置決め手段 150 空気吹付け手段 151 中空管 160 耳片巻取手段 170 静電気除去手段 F 粘着フイルム LF 剥離材付粘着フイルム SF 剥離材 EF フイルム耳片 W 被加工物

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剥離材付粘着フイルムの両側辺を流れ方
    向に切断し、剥離材付粘着フイルムから剥離材を剥が
    し、剥離材が剥がされた粘着フイルムを貼合せ手段に送
    り込み、駆動供給される搬送手段上に板状の被加工物を
    載置し、貼合せ手段に送り込まれた被加工物が位置確認
    手段を通過した後に搬送手段を停止して所定位置に被加
    工物を停止させた後、貼合せ手段を被加工物の上に降下
    させ、被加工物の上に粘着フイルムを貼合せた後、流れ
    方向に対し横断する方向に粘着フイルムを切断して粘着
    フイルムを額縁状に貼合せることから成ることを特徴と
    するフイルム貼合せ方法。
  2. 【請求項2】 剥離材付粘着フイルムの両側辺を流れ方
    向に切断し、剥離材付粘着フイルムから剥離材を剥が
    し、剥離材が剥がされた粘着フイルムを貼合せ手段に送
    り込み、駆動供給される搬送手段上に板状の被加工物を
    載置し、貼合せ手段に送り込まれた被加工物が位置確認
    手段を通過した後に搬送手段を停止して所定位置に被加
    工物を停止させた後、貼合せ手段を被加工物の上に降下
    させ、被加工物の上に粘着フイルムを貼合せた後、流れ
    方向に対し横断する方向に粘着フイルムを切断し、切断
    された粘着フイルムの先端部に向けて空気を吹付けて、
    粘着フイルムを額縁状に貼合せることから成ることを特
    徴とするフイルム貼合せ方法。
  3. 【請求項3】 両側辺を流れ方向に切断した剥離材付粘
    着フイルムの耳片を巻取ることを特徴とする請求項1ま
    たは2記載のフィルム貼合せ方法。
  4. 【請求項4】 剥離材付粘着フイルムから剥がされた剥
    離材を巻取ることを特徴とする請求項1または2記載の
    フィルム貼合せ方法。
  5. 【請求項5】 被加工物の前端通過が位置確認手段で検
    出されて数値制御によって被加工物が正確に停止される
    ことを特徴とする請求項1または2記載のフイルム貼合
    せ方法。
  6. 【請求項6】 貼合せ手段が枢動されて被加工物の上に
    押圧されることを特徴とする請求項1または2記載のフ
    イルム貼合せ方法。
  7. 【請求項7】 粘着フィルムが貼合せられた被加工物か
    ら静電気を除去することを特徴とする請求項1または2
    記載のフィルム貼合せ方法。
  8. 【請求項8】 剥離材付粘着フイルムのロールが装着さ
    れる巻出手段と、剥離材付粘着フイルムの両側辺を流れ
    方向に切断する切断手段と、巻出手段から巻出された剥
    離材付粘着フイルムから剥がされた剥離材を巻取る巻取
    手段と、剥離材が剥がされた粘着フイルムを貼合せ手段
    に送り込む送り込み手段と、被加工物を載置搬送する搬
    送手段と、搬送手段上の被加工物の位置を検出する位置
    確認手段と、被加工物の上に粘着フイルムを貼合せる貼
    合せ手段と、被加工物上に貼合せられた粘着フイルムを
    流れ方向に対し横断する方向に切断する切断手段とを備
    えたことを特徴とするフイルム貼合せ装置。
  9. 【請求項9】 剥離材付粘着フイルムのロールが装着さ
    れる巻出手段と、剥離材付粘着フイルムの両側辺を流れ
    方向に切断する切断手段と、巻出手段から巻出された剥
    離材付粘着フイルムから剥がされた剥離材を巻取る巻取
    手段と、剥離材が剥がされた粘着フイルムを貼合せ手段
    に送り込む送り込み手段と、被加工物を載置搬送する搬
    送手段と、搬送手段上の被加工物の位置を検出する位置
    確認手段と、被加工物の上に粘着フイルムを貼合せる貼
    合せ手段と、被加工物上に貼合せられた粘着フイルムを
    流れ方向に対し横断する方向に切断する切断手段と、切
    断された粘着フイルムの先端部に向けて空気を吹付ける
    空気吹付け手段とを備えたことを特徴とするフイルム貼
    合せ装置。
  10. 【請求項10】 両側辺を流れ方向に切断した剥離材付
    粘着フイルムの耳片を巻取る耳片巻取り手段を有するこ
    とを特徴とする請求項8または9記載のフィルム貼合せ
    装置。
  11. 【請求項11】 前記貼合せ手段は、間隔を置いて配置
    されて枢軸周りに回動自在に支持された一対の側板と、
    側板を枢軸周りに回動可能に支持する昇降部材と、側板
    間に回転自在に支持された剥離部材と、剥離部材によっ
    て剥離されて分けられた粘着フイルムを貼合せ手段に送
    り込む送り込み手段と、粘着フイルムを吸引支持する第
    1および第2の吸着部材と、送り込まれた粘着フイルム
    を被加工物に圧着する圧着部材と、粘着フイルムを流れ
    方向に対し横断する方向に所定の長さに切断する切断手
    段と、被加工物を搬送するよう個々に回転自在に支承さ
    れて供給用搬送手段と搬出用搬送手段との間に設けられ
    た搬送部材とを有することを特徴とする請求項8または
    9記載のフイルム貼合せ装置。
  12. 【請求項12】 前記位置確認手段は、被加工物の前後
    端の通過を検出する第1位置確認部材と、被加工物の前
    後端の通過を検出する第2位置確認部材と位置制御する
    数値制御部材を有することを特徴とする請求項8または
    9記載のフイルム貼合せ装置。
  13. 【請求項13】 前記巻出手段は、一対の固定のフレー
    ム間に回転可能に支承された巻出ローラを有し、該巻出
    ローラに剥離材付粘着フイルムのロールが装着されて、
    前記巻出手段から巻出された剥離材付粘着フイルムの両
    側辺を流れ方向に切断して一定の幅に揃える切断手段が
    前記巻出手段の近傍に設けられていることを特徴とする
    請求項8または請求項9いずれか記載のフイルム貼合せ
    装置。
  14. 【請求項14】 前記貼合せ手段の側板は一端が枢軸に
    よりフレームに回動自在に支持され、他端に昇降部材が
    連結され、該昇降部材の作動によって前記側板が枢軸周
    りに枢動されることを特徴とする請求項8または9記載
    のフイルム貼合せ装置。
  15. 【請求項15】 前記搬送手段の下流側に静電気除去手
    段を有することを特徴とする請求項8または9記載のフ
    ィルム貼合せ装置。
JP10265001A 1997-10-31 1998-09-18 フイルム貼合せ方法および装置 Pending JPH11192664A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10265001A JPH11192664A (ja) 1997-10-31 1998-09-18 フイルム貼合せ方法および装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30116497 1997-10-31
JP9-301164 1997-10-31
JP10265001A JPH11192664A (ja) 1997-10-31 1998-09-18 フイルム貼合せ方法および装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11192664A true JPH11192664A (ja) 1999-07-21

Family

ID=26546777

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10265001A Pending JPH11192664A (ja) 1997-10-31 1998-09-18 フイルム貼合せ方法および装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11192664A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002036359A (ja) * 2000-07-31 2002-02-05 Taisei Laminator Co Ltd フィルムのラミネート装置およびラミネート方法
JP2005178368A (ja) * 2003-11-25 2005-07-07 Dainippon Printing Co Ltd ラミネート装置およびラミネート方法
KR100727842B1 (ko) 2005-04-29 2007-06-14 주식회사 에이디피엔지니어링 백라이트 유닛 자동 조립 시스템
KR100980277B1 (ko) 2010-05-06 2010-09-07 주식회사 합동전자 모니터용 방열필름과 접착필름을 부착시키는 부착장치
CN103978759A (zh) * 2014-05-09 2014-08-13 福建省锐驰电子科技有限公司 一种自动贴膜机
CN109760297A (zh) * 2019-03-25 2019-05-17 金继余 一种航空用电子元件的多面贴膜装置及其工作方法
CN111231223A (zh) * 2020-01-09 2020-06-05 歌尔股份有限公司 自动贴膜装置及其自动贴膜方法
WO2021066034A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 大日本印刷株式会社 化粧材の製造方法
CN115007515A (zh) * 2022-03-30 2022-09-06 惠州市航泰光电有限公司 一种电容式触摸屏生产用覆膜机

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002036359A (ja) * 2000-07-31 2002-02-05 Taisei Laminator Co Ltd フィルムのラミネート装置およびラミネート方法
JP2005178368A (ja) * 2003-11-25 2005-07-07 Dainippon Printing Co Ltd ラミネート装置およびラミネート方法
JP4627178B2 (ja) * 2003-11-25 2011-02-09 大日本印刷株式会社 ラミネート装置
KR100727842B1 (ko) 2005-04-29 2007-06-14 주식회사 에이디피엔지니어링 백라이트 유닛 자동 조립 시스템
KR100980277B1 (ko) 2010-05-06 2010-09-07 주식회사 합동전자 모니터용 방열필름과 접착필름을 부착시키는 부착장치
CN103978759A (zh) * 2014-05-09 2014-08-13 福建省锐驰电子科技有限公司 一种自动贴膜机
CN109760297A (zh) * 2019-03-25 2019-05-17 金继余 一种航空用电子元件的多面贴膜装置及其工作方法
WO2021066034A1 (ja) * 2019-09-30 2021-04-08 大日本印刷株式会社 化粧材の製造方法
EP4039467A4 (en) * 2019-09-30 2023-12-06 Dai Nippon Printing Co., Ltd. METHOD FOR PRODUCING DECORATIVE MATERIAL
US11969980B2 (en) 2019-09-30 2024-04-30 Dai Nippon Printing Co., Ltd. Method for producing decorative material
CN111231223A (zh) * 2020-01-09 2020-06-05 歌尔股份有限公司 自动贴膜装置及其自动贴膜方法
CN115007515A (zh) * 2022-03-30 2022-09-06 惠州市航泰光电有限公司 一种电容式触摸屏生产用覆膜机
CN115007515B (zh) * 2022-03-30 2023-07-11 惠州市航泰光电有限公司 一种电容式触摸屏生产用覆膜机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7611600B2 (en) Sticking apparatus and sticking method
WO2018126915A1 (zh) 一种可以修剪的新旧smt接料带的粘接机
WO2018126918A1 (zh) 一种新旧smt接料带的粘接机
CN103367220B (zh) 保护带剥离方法和保护带剥离装置
JP2013139108A (ja) フィルム貼合装置
CN108987325B (zh) 保护带的粘贴方法和保护带粘贴装置
JPH11192664A (ja) フイルム貼合せ方法および装置
JP2873182B2 (ja) フィルム張付装置における原反フィルムの連続的供給方法及び装置
JP2007320678A (ja) 外層体の剥離方法及び剥離装置
WO2016166927A1 (ja) シート供給装置およびシート供給方法
JP2003063704A (ja) ラミネータ用フィルム自動交換装置
TWM540451U (zh) 撕膜裝置
JP2006264906A (ja) テープ貼込装置
CN212424897U (zh) 一种薄膜处理***
JP4281862B2 (ja) 帯状材料の継合わせ方法及びその装置
JP2005314100A (ja) 貼付装置
JPS6054641B2 (ja) 粘着偏光板のセルへの自動的連続貼着方法
CN110770641A (zh) 偏光板粘贴装置和偏光板粘贴方法
JP3423089B2 (ja) 帯状材料の供給,貼付け方法
JP2003159702A (ja) 板材の連結方法及び板材連結装置
JP2020120026A (ja) シート製造装置およびシート製造方法
JPH05185517A (ja) フィルム張付装置
JP4773405B2 (ja) 新旧ウエブ接合用粘着テープの供給装置
JP5011251B2 (ja) 貼り付け基板用製造装置及びその不良フイルム廃棄方法
JP4657069B2 (ja) 接着ラベル貼り付け装置及び方法