JP3689673B2 - 画像処理装置及び方法 - Google Patents
画像処理装置及び方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3689673B2 JP3689673B2 JP2002001413A JP2002001413A JP3689673B2 JP 3689673 B2 JP3689673 B2 JP 3689673B2 JP 2002001413 A JP2002001413 A JP 2002001413A JP 2002001413 A JP2002001413 A JP 2002001413A JP 3689673 B2 JP3689673 B2 JP 3689673B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- image
- color reduction
- color
- processing unit
- scaling
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Color Image Communication Systems (AREA)
- Controls And Circuits For Display Device (AREA)
- Image Processing (AREA)
- Facsimile Image Signal Circuits (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示用に画像を減色する画像処理装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複写機などの画像処理結果を表示する画像処理表示装置において、一般的に、表示する画像に対し表示色数が少ないディスプレイ装置が使われる。その場合、画像処理結果を表示するのに減色処理が必要である。表示結果の品質を重視して、誤差拡散などの方法により減色処理が行われている。
【0003】
このような画像処理表示装置で、ズーム及びスクロールなど、表示画面を動かす処理を行なうときでも、従来、同一の減色処理を適用して、ディスプレイ上に画像を表示していた。即ち、画質を重視した減色処理手段が用いられていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、誤差拡散など画質を重視する減色処理手段は、その処理に時間がかかる。従って、スクロール又はズームを繰り返し行う場合にこの減色処理手段を適用する従来例では、ディスプレイ上の画像の動きに減色処理が追従できず、スクロール又はズームがスムーズでなくなる。
【0005】
本発明は、このような不都合を解消する画像処理装置及び方法を提示することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る画像処理装置は、画像を変倍する変倍手段と、第1の減色処理ユニットと、当該第1の減色処理ユニットとは減色特性が異なる第2の減色処理ユニットと、当該変倍手段で変倍された画像を所定の画像変更操作中には第1の減色処理ユニットに減色させ、当該所定の画像変更操作をしていないときには当該第2の減色処理ユニットで当該画像を減色させる制御手段とを具備することを特徴とする。
【0007】
本発明に係る画像処理方法は、画像を変倍する変倍ステップと、所定の画像変更操作中には、当該変倍ステップで変倍された画像を第1の減色処理で減色する第1の減色処理ステップと、当該所定の画像変更操作をしていないときには、当該変倍ステップで変倍された画像を、当該第1の減色処理とは異なる第2の減色処理で減色する第2の減色処理ステップとを具備することを特徴とする。
【0010】
【実施例】
以下、図面を参照して、本発明の実施例を詳細に説明する。
【0011】
図1は、本発明の一実施例の概略構成ブロック図を示す。主演算CPU10に、主メモリ12、誤差拡散により減色処理を行う誤差拡散処理ユニット14、ビットスライスにより減色処理を行うビットスライス処理ユニット16、ズーム処理ユニット18、JPEGデコーダ20、LCD制御回路22が接続する。LCD制御回路22には液晶表示装置(LCD)24が接続する。
【0012】
図2は、スクロール操作に対する本実施例の動作フローチャートを示し、図3は、画像例を示す。図2及び図3を参照して、スクロール時の本実施例の動作を説明する。
【0013】
スクロールが開始されると、CPU10はメモリ12上に確保されたズーム画像用のワーク領域から、スクロール後もLCD24上に表示される部分を新たなワーク領域へコピーする。CPU10からの指示に従い、JPEGデコーダ20はメモリ12からJPEG圧縮画像データを読み込み(S1)、スクロールによりディスプレイ24上に新たに表示されるべき圧縮画像データを伸長する(S2)。伸長されたデータはメモリ12へ書き出される。
【0014】
次に、ズーム処理ユニット18が、伸長された画像をディスプレイ24へ表示する倍率の画像へ変換する(S3)。ズームされた画像は、メモリ12上に確保されているワーク領域内にズーム画像として追加される。CPU10は、スクロール動作が実行中であれば(S4)、ビットスライス処理ユニット16に指示して、ワーク領域内に生成されたズーム画像を減色させる(S5)。減色された画像は、メモリ12に確保された表示用ワーク領域へ書き出される。LCD制御回路22は、メモリ12上の表示用ワーク領域から減色された画像を読み出し、LCD24に印加する。これにより、ビットスライス法で減色された画像がLCD24の画面上に表示される(S6)。スクロール動作が終了するまで(S4)、この処理S1〜S4,S5,S6が繰り返し実行される。
【0015】
スクロール動作が終了すると(S4)、CPU10は、誤差拡散処理ユニット14に減色を実行させる(S7)。誤差拡散処理ユニット14は、メモリ12上のズーム画像用ワーク領域からズーム処理ユニット18により生成されたズーム画像を読み出し、減色処理を実行する(S7)。減色処理結果は、メモリ12上の表示用ワーク領域へ書き出される。LCD制御回路22は、メモリ12上の表示用ワーク領域から減色された画像を読み出し、LCD24に印加する。これにより、誤差拡散法で減色された画像がLCD24の画面上に表示される(S8)。
【0016】
図4は画像フォーマット例を示す。図4では、減色前の画像をRGB各色8ビットの24ビットの画像とし、減色後の画像をR3ビット、G3ビット、B2ビットの8ビットの画像としている。
【0017】
ビットスライス処理ユニット16は、RGB各色8ビットの24ビットの画像データをメモリ12から読み出すと、R8ビットから上位3ビット、G8ビットから上位3ビット、B2ビットから上位2ビットのデータを抜き出し、8ビットのデータへ詰めていく。これにより、RGB各色8ビットの24ビット画像から、R3ビット、G3ビット、B2ビットの8ビット画像を生成する。
【0018】
上述した実施例の機能を実現するように各種のデバイスを動作させるべく当該各種デバイスと接続された装置又はシステム内のコンピュータに、上記実施例の機能を実現するためのソフトウエアのプログラムコードを供給し、その装置又はシステムのコンピュータ(CPU又はMPU)を格納されたプログラムに従って動作させ、前記各種デバイスを動作させることによって実施したものも、本願発明の範囲に含まれる。
【0019】
この場合、前記ソフトウエアのプログラムコード自体が、前述した実施例の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、及びそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えば、かかるプログラムコードを格納した記憶媒体は、本発明を構成する。かかるプログラムコードを格納する記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード及びROM等を用いることが出来る。
【0020】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、前述の実施例の機能が実現されるだけではなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)又は他のアプリケーションソフトウエア等と共同して上述の実施例の機能が実現される場合にも、かかるプログラムコードが本出願に係る発明の実施例に含まれることは言うまでもない。
【0021】
更には、供給されたプログラムコードが、コンピュータの機能拡張ボード又はコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいて、その機能拡張ボード又は機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施例の機能が実現される場合も、本出願に係る発明に含まれることは言うまでもない。
【0022】
【発明の効果】
以上の説明から容易に理解できるように、本発明によれば、画像処理結果表示装置において、スクロール動作が開始されると、ディスプレイへ表示する画像の減色処理を高速処理可能な手段で実行するので、スクロール結果又は経過を高速に表示できる。即ち、スクロールがスムーズに行われる。スクロール動作が終了すると、高画質の方法により減色処理を行うので、高画質の画像を表示できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例の概略構成ブロック図である。
【図2】 本実施例の動作フローチャートである。
【図3】 画像例である。
【図4】 画像フォーマット例である。
【符号の説明】
10:主演算CPU
12:主メモリ
14:誤差拡散処理ユニット
16:ビットスライス処理ユニット
18:ズーム処理ユニット
20:JPEGデコーダ
22:LCD制御回路
24:液晶表示装置(LCD)
Claims (6)
- 画像を変倍する変倍手段と、
第1の減色処理ユニットと、
当該第1の減色処理ユニットとは減色特性が異なる第2の減色処理ユニットと、
当該変倍手段で変倍された画像を所定の画像変更操作中には第1の減色処理ユニットに減色させ、当該所定の画像変更操作をしていないときには当該第2の減色処理ユニットで当該画像を減色させる制御手段
とを具備することを特徴とする画像処理装置。 - 当該所定の画像変更操作が、スクロールである請求項1に記載の画像処理装置。
- 当該第1の減色処理ユニットがビットスライス処理ユニットであり、当該第2の減色処理ユニットが誤差拡散処理ユニットからなる請求項1又は2に記載の画像処理装置。
- 画像を変倍する変倍ステップと、
所定の画像変更操作中には、当該変倍ステップで変倍された画像を第1の減色処理で減色する第1の減色処理ステップと、
当該所定の画像変更操作をしていないときには、当該変倍ステップで変倍された画像を、当該第1の減色処理とは異なる第2の減色処理で減色する第2の減色処理ステップ
とを具備することを特徴とする画像処理方法。 - 当該所定の画像変更操作がスクロールである請求項4に記載の画像処理方法。
- 当該第1の減色処理がビットスライス処理であり、当該第2の減色処理が誤差拡散処理である請求項4又は5に記載の画像処理方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001413A JP3689673B2 (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | 画像処理装置及び方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002001413A JP3689673B2 (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | 画像処理装置及び方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003202855A JP2003202855A (ja) | 2003-07-18 |
JP2003202855A5 JP2003202855A5 (ja) | 2005-04-07 |
JP3689673B2 true JP3689673B2 (ja) | 2005-08-31 |
Family
ID=27641539
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002001413A Expired - Fee Related JP3689673B2 (ja) | 2002-01-08 | 2002-01-08 | 画像処理装置及び方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3689673B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4743820B2 (ja) * | 2004-01-19 | 2011-08-10 | キヤノン株式会社 | 画像表示装置およびプログラム |
JP2006113801A (ja) | 2004-10-14 | 2006-04-27 | Canon Inc | 画像処理結果表示装置、画像処理結果表示方法およびプログラム |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6349796A (ja) * | 1986-08-19 | 1988-03-02 | 株式会社日立製作所 | デイスプレイ装置の表示制御方式 |
JPH07111618B2 (ja) * | 1988-06-15 | 1995-11-29 | 株式会社日立製作所 | スクロール画面表示方法及び装置 |
JP3374449B2 (ja) * | 1993-07-21 | 2003-02-04 | セイコーエプソン株式会社 | スクロール制御装置 |
-
2002
- 2002-01-08 JP JP2002001413A patent/JP3689673B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2003202855A (ja) | 2003-07-18 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8022970B2 (en) | Image processing result display apparatus, image processing result display method, and program for implementing the method | |
JP2005202062A (ja) | まんが表示装置、まんが表示方法、まんが編集装置およびまんが編集方法 | |
JP2006349757A (ja) | 情報処理装置および画像処理方法 | |
JP3689673B2 (ja) | 画像処理装置及び方法 | |
JP2010097334A (ja) | 描画装置 | |
JP2006119854A (ja) | 再生装置、カメラ、及びコンテンツデータの選択及び再生方法 | |
JP2006106983A (ja) | 表示装置及び表示方法 | |
JP2005345917A (ja) | 画像処理装置及びその方法、並びにプログラム及び記憶媒体 | |
JPH0689336A (ja) | 画像データ拡大表示方法 | |
JP2004045920A (ja) | プレゼンテーション装置 | |
JPH11142191A (ja) | 測定装置 | |
JP2001306059A (ja) | 表示制御方法 | |
JP2003208250A (ja) | 表示方法及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 | |
JP2004037632A (ja) | 画像表示制御装置、表示装置及び電子機器 | |
JP2000259824A (ja) | 画像処理方法及び装置及び記憶媒体 | |
JP2003236172A (ja) | パチンコ機の画像表示装置とその制御方法 | |
JPH0527745A (ja) | 画像処理方法 | |
JPH08138032A (ja) | 画像表示装置及びデータ表示方法 | |
JPH07334342A (ja) | 画像データ表示装置 | |
JP2002084419A (ja) | 画像の拡大及び縮小方法及び画像を拡大または縮小するプログラムを記録した記録媒体 | |
JP2000013679A (ja) | 画像処理装置 | |
JP2006303623A (ja) | 画像処理コントローラ、電子機器及び画像処理方法 | |
JPH11284839A (ja) | 画像再生方法 | |
JP2007086245A (ja) | 表示制御装置、および表示制御方法 | |
JP2003281554A (ja) | 描画装置及び方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20040528 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040528 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041202 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041214 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20050531 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20050613 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 3689673 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080617 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090617 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100617 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110617 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120617 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130617 Year of fee payment: 8 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R3D03 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |