JP3688695B2 - 帯状模様付食品容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、上縁に開口部が形成され、下方に向け側面が収束する収束部を有する容器本体と該容器本体の開口部を閉塞する蓋体とを備えた食品容器に関し、詳しくは、容器本体及び蓋体に帯状模様が施された食品容器に関するものである。
【0002】
【従来技術】
従来、一定の幅の紙帯体を蓋体から容器側面及び容器底面を通り前記蓋体に至るように巻いた蓋体付容器(図15)は、インスタント食品等に用いられる食品容器に高級感をかもし出すためのものとして好適に使用されている。
【0003】
しかしながら、このように蓋体付容器に紙帯体を巻くのは手間がかかる上に、包装するために多くの資源を必要とし、使用後に廃棄する場合、プラスチックと紙とを分別して廃棄しなければならないという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記問題点に鑑みなされたものであり、実際に紙帯体を巻くことなくあたかも一定幅の紙帯体を蓋体付容器に巻いた様な外観を呈する食品容器を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
斯かる課題を解決するべく、本発明の発明者は、蓋体及び容器本体にそれぞれお互いに連続するように帯状模様を施す方法を検討した。
しかしながら、下方に向けて側面が収束する収束部を有する容器本体に、蓋体に施された該蓋体の中心を通り一端縁から他端縁に延びる蓋体帯状模様に連続するよう該蓋体帯状模様と同一幅の帯状模様を容器本体一側面上縁から底面を通り前記一側面上縁に対向する他方側面上縁まで印刷した容器を得るべく、容器の製造を行ったところ、容器側面の下部で、その帯状模様の幅が、目の錯覚のためか、徐々に広がっているように見えることを見いだした。
【0006】
本発明は、上記発明者の見いだした知見に基づき完成されたものである。
即ち、本発明は、上縁に開口部が形成され、下方に向け側面が収束する収束部を有する容器本体と該容器本体の開口部を閉塞する蓋体とを備えた食品容器であって、前記蓋体には、該蓋体の中心を通り一端縁から他端縁に延びる一定幅の帯状模様が外表面に施されており、前記容器本体の側面には、前記蓋体の帯状模様に連続するように一側面上縁から底面を通り前記一側面上縁に対向する他方側面上縁まで延びる帯状模様が施され、前記収束部の側面における帯状模様が側面視一定幅に見えるように容器下方に向けて帯状模様幅が徐々に狭くなっていることを特徴とする帯状模様付食品容器を提供するものである。
斯かる発明により、収束部の側面における帯状模様が側面視一定幅に見えあたかも紙帯体を巻いたように見える。
【0007】
好ましくは、前記収束部の帯状模様幅が、その容器本体上縁からの垂直距離hx(mm)における帯状模様幅Wx(mm)と該垂直距離hx(mm)から収束部側面までの距離Ax(mm)とが式(1)で満たされる関係となるよう構成される。
式(1):W0−(2Ax/D)×W0≦Wx≦W0−(2Ax/D)3 ×W0
0は容器上縁における帯状模様の模様幅(mm)
Dは容器上縁における開口直径(mm)
斯かる発明により、収束部の側面における帯状模様が側面視一定幅に見え、あたかも紙帯体を巻いたように見せることができる。
【0008】
更に好ましくは、前記収束部の帯状模様幅が、その容器本体上縁からの垂直距離hx(mm)における帯状模様幅Wx(mm)と該垂直距離hx(mm)から収束部側面までの距離Ax(mm)とが式(2)で満たされる関係となるよう構成される。
式(2):W0−(2Ax/D)2×W0×0.8≦Wx≦W0−(2Ax/D)2×W0×1.2
0は容器上縁における帯状模様の模様幅(mm)
Dは容器上縁における開口直径(mm)
斯かる発明により、収束部の側面における帯状模様が側面視一定幅に見え、あたかも紙帯体を巻いたように見せる効果がより一層大きくなる。
【0009】
好ましくは、帯状模様の模様幅が、蓋体の最大直径の25〜75%の範囲とされている。
この範囲において、先に記載した効果をより顕著に奏することができる。
【0010】
【発明実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を参照しつつ説明する。
図1に示すように本実施形態の帯状模様付食品容器1は、上縁に開口部が形成され、下方に向け側面が収束する収束部を有する容器本体5と該容器本体の開口部を閉塞する蓋体2とを備えている。
【0011】
該蓋体2は、該容器本体5の開口部を閉塞するように円形の形態をなしている。
前記蓋体2は、スチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリ塩化ビニール系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニリデンなどの熱可塑性樹脂やこれらの樹脂に無機微細粉末を8〜65重量%含有させた樹脂シート(フィルム)、或いは、前記樹脂シート(フィルム)にアルミニウムを蒸着させたものなどを使用できる。
このようなシート(フィルム)は単層若しくは、適宜積層して使用できるが、特に帯状模様3が印刷されているシート(フィルム)の印刷面の上に更に透明なフィルムを積層させたもの、或いは透明シート裏面に印刷を施し、この印刷面とアルミニウムの蒸着シート(フィルム)若しくは、ポリ塩化ビニリデン等のガスバリヤー性のシート(フィルム)を積層したものなどが好適に使用できる。
また、蓋体2に施された帯状模様幅は、蓋体の最大直径の25〜75%の範囲で一定の幅であることが好ましい。
前記容器本体5は、側面が下方に向けて収束する収束部と該収束部の上側に配され径方向外方へ延出されたつば部5cとを備えている。
前記収束部は、下部が下方に向けて湾曲しながら収束するように構成され、いわゆるどんぶり状の形態をなしている。
該つば部5cは、蓋体2を接着させる際の接着面となる。
容器本体に施されている帯状模様4は、つば部と収束部の側面を通っている。容器本体に施されている帯状模様4は、前記蓋体2の外表面に印刷された帯状模様3に連続するように一側面上縁5aから底面を通り前記一側面上縁に対向する他方側面上縁5bまで延びる帯状模様4が施され、該帯状模様4が側面視一定幅に見えるように容器下方に向けて帯状模様幅が徐々に狭くなっている。
尚、前記の一側面上縁5a及び他方側面上縁5bにおける容器本体に施した帯状模様幅と蓋体に施した帯状模様幅とは、同一とされる。
収容部の帯状模様幅は、容器本体5上縁からの垂直距離hx(mm)における帯状模様幅Wx(mm)と該垂直距離hx(mm)から収容部側面までの距離Ax(mm)とが式(1):W0−(2Ax/D)×W0≦Wx≦W0−(2Ax/D)3 ×W0及び式(2):W0−(2Ax/D)2×W0×0.8≦Wx≦W0−(2Ax/D)2×W0×1.2 (W0は容器上縁における帯状模様の模様幅(mm)、Dは容器上縁における開口直径(mm))で満たされる関係となるように構成されている。
【0012】
前記容器本体5は、熱可塑性樹脂シート、例えばスチレン系樹脂、ポリプロピレン系樹脂、ポリエチレン系樹脂、ポリ塩化ビニール系樹脂、ポリエチレンテレフタレート系樹脂、ポリアミド系樹脂、ポリ塩化ビニリデンなどの熱可塑性樹脂シート(フィルム)を使用できる。一方、これらの樹脂を発泡したシートと非発泡のシートとの積層シートも使用できる。特に発泡したシートと非発泡のシートとの積層シートは、容器に断熱性を付与できる点から好ましく、中でもスチレン系樹脂発泡シートに同じスチレン系樹脂であるハイインパクトポリスチレンを積層したシートが、本願発明の容器として好適である。
容器本体5に施される帯状模様4は、透明な非発泡シート(ハイインパクトポリスチレン)にバックプリント印刷され、この印刷面と発泡シートとが積層されてなる。
該帯状模様4は、容器成型時に容器下方における帯状模様が徐々に狭くなるように前記式(1)及び式(2)で満たされる関係となるように予め設定して印刷されている。
【0013】
以下、本実施形態に係る帯状模様付食品容器の製造方法について熱可塑性発泡樹脂シート等から容器を製造する方法を例に挙げて説明する。
【0014】
図2は、製造装置の概略図を示す。
図3のSは、熱可塑性発泡樹脂シート(例えば発泡ポリスチレンシート等)と、本成形後に前記式(1)及び式(2)を満たすような幅を有する帯状模様が印刷された非発泡樹脂シート(例えば、ハイインパクトポリスチレンシート等)との積層体であり、ロール状に巻かれた原反S1から繰り出される。
前記帯状模様は、成型時の変形を見込んで印刷されている。
好ましくは、帯状模様について成型時の変形を見込んで予め試し成形を行った後、必要な修正を加えて印刷されている。
なお、成形後に式(1)及び式(2)を満たすような幅とするため、成型時の変形を見込んで、非発泡樹脂シート上に帯状模様をどのように印刷するかは、周知技術(例えば特開平4−219223号等)であるため本明細書では、説明を省略する。
Aは、帯状模様付シートS(以下、シートSとする。)の送行過程中に設けた加熱炉等の加熱手段であり、シートSを真空成形前に可塑化させておくものである。Bは、真空成形装置であり、容器を成形する雌雄型10,20と、この雌雄型10,20とは独立に作動可能なポイントクランプ30,40とを有し、真空成形による容器の成形品C(図1参照)を順次提供できるようになっている。雌雄型10,20はそれぞれ複数の型を具有していて、シリンダ機構50,60にて昇降できるようになっている。
【0015】
図4は、雌雄型のうちの雌型側の底面図を示す。図4中の矢印は、シートの送り方向を示しており、30は、雌型10側のポイントクランプで長方形状のプレートからなり雌型10が挿通できるよう雌型貫通孔32が設けられている。30aは、ポイントクランプ30の各コーナーに形成されたL型のコーナー用リブであり、各コーナーに1個ずつ計4個取付けられている。30bは、ポイントクランプ30のシートSの送り方向の両サイドと前部に形成されたT型のサイド用リブであり、シートSの送り方向の両サイドに3個ずつ、送り方向の前部に4個の計10個取付けられている。30cは、隣接する4個の雌型貫通孔32の境界部分における中央部に形成された十字形の交叉用リブであり、12個取付けられている。30dは、ポイントクランプ30のシートSの送り側の後部に形成された棒状のズレ防止用リブであり、シートSの送り方向の後部に5個取付けられており、このズレ防止用リブ30dによって、成形時におけるシートSの後部のズレを防止している。なお、図示していないが、雄型20側のポイントクランプ40においても上記ポイントクランプ30と同様なコナー用リブ30a、サイド用リブ30b、交叉用リブ30cおよび棒状リブ30dや、雄型20の挿通可能な雄型貫通孔が設けられている。
【0016】
このように、ポイントクランプ30,40は、型周囲を囲むことなく、個々の型10,20の境界部分に配置されシートSを各リブ30a〜30d,40a〜40dによって最小限にクランプするものであるから、成形時の引込み量を多くすることができる。即ち、ポイントクランプ30,40は、シートSを最小限に挟圧するものであるから、このポイントクランプ30,40によってシートSの引込み量が抑制されずに、しかも個別型ごとにクランプすることができる。
【0017】
次に、真空成形装置Bを用いて成形品を成形する過程について説明する。図5〜図12は、真空成形時の各過程を示す概略図であり、70は、チェーンベルトその他の送行手段に有するクランプ針部を示しており、シートSの両サイドを送行のためにクランプさせるものである。そして、シートSから多数の深絞り成形容器を製造するには、加熱炉A等による加熱にて可塑化されたシートSの少なくとも両サイドを送行手段に有するクランプ針70等にてクランプさせた状態で送行させ、図5〜図12に示す成形過程を経て容器に成形される。
【0018】
先ず、可塑化されたシートSは、図5の状態から上側になる雌型10側のクランプ30を図6のごとく降下させ、シートSに当接させる。次に、下側になる雄型20と雄型20側のクランプ40をシートS側へ上昇させてシートSを雌雄両型10,20の境界部分に個別的に両クランプ30,40にて図7のごとく挟圧させる。また雄型20がさらに上昇してシートSを雄型20に沿わせて絞り始めると共に雌型10をシートS側へ降下させて図8のごとく雌雄型を接近させる。そして、両型10,20間の空間へシートSを引込み始め、雌雄10,20両型が図9のごとく型締めされる少し前より両型10,20による真空吸引を開始してシートSの引込みを高めて両型10,20間で所定の容器Cとなる成形品形状に真空成形を行う。成形後は、真空を解除し、雄型20を下降させるとともに下側のクランプ40をも図10のごとく下降させる。続いて上側のクランプ30を図11のごとく上昇させ、さらに離形エアーを雌型10側から噴出させつつ雌型10を上昇させ、図12のごとく成形品の離形を完了する。離形後は、一度に成形された上記複数の成形品Cが次工程へ送行されて切断手段にて順次トリミング加工され、個々の成形品Cとして回収されることになる。
【0019】
以上のように、ポイントクランプ30,40を用いて、上記シートSを雌雄両型10,20の境界部分で最小限にクランプするものゆえ、このポイントクランプ30,40によってシートSの引込み量を抑制せずに、挟圧することができ、シートSを多くを引き込むことができる。これにより、容器下方に向けて帯状模様幅が徐々に狭くなっている帯状模様が施された成型品Cを得ることができる。
【0020】
他の方法として、例えば特許第3212096号公報に記載されるような所定の帯状模様を印刷したラベルを発泡樹脂容器と一体成形する方法が挙げられる。
【0021】
具体的には、本成形後に前記式(1)及び(2)を満たすような幅を有する帯状模様を含むラベル形状が印刷された連続するシートをラベル打ち抜き装置の、ラベル形状の孔を有する打ち抜きプレートの打ち抜き位置に位置決めして供給する工程、上記のラベル形状を打抜き、その後、その打ち抜き位置でラベルを固定する手段を有するラベル受け台にラベルを固定する工程、ラベルの位置が固定された前記ラベル受け台を介して、疑似雄型の所定位置にラベルを供給する工程、ラベル受け台に設けられた加圧、減圧用の空気孔から加圧気体を噴射することでラベルを疑似雄型に巻き付け、前記疑似雄型に設けられた空気孔から吸引しラベルを疑似雄型に固定する工程、ラベルが固定された疑似雄型と発泡成形用雌型とを型合せした後、発泡成形雌型に設けられた空気孔から吸引し、疑似雄型の吸引を止めるか、もしくは疑似雄型の空気孔から加圧することで、ラベルを発泡成形雌型キャビティ内面に転移させ密着固定する工程、ラベルを前記キャビテイ内面に密着固定した状態で、疑似雄型と発泡成形用雌型とを型開きする工程、発泡成形用雄型と発泡成形用雌型とを型締めした後、発泡性樹脂粒子を充填し、加熱発泡成形することで、発泡樹脂容器の成形と同時にラベルと容器とを一体化する工程、を経て帯状模様付食品容器を製造する方法が挙げられる。
【0022】
【実施例】
図13に示すように容器上縁からの垂直距離hx(h0〜h5)がAx(A0〜A5)である容器本体に対し、容器本体の一側面上縁から底面を通り前記一側面上縁に対向する他方側面上縁まで施された帯状模様の模様幅が式(2)を満足するWx=W0−(2Ax/D)2×W0となるように帯状模様を施した。
表1に垂直距離(h0〜h5)におけるAx及びWxの値を示す。
また、このときの帯状模様を図14(イ)(ロ)に示す。
尚、この容器は、容器上縁開口直径D=180mmでその高さが75mmであり、帯状模様の部分にはエンジ色を、その他の部分にはオレンジ色を施した。
(表1)
x hx(mm) Ax(mm) Wx(mm)
0 0 0 70.0
1 15 10 69.1
2 30 15 68.0
3 45 20 66.6
4 60 31 61.6
5 75 45 56.7
表1のように容器下方部に向けて帯状模様の幅を除々に狭くすることで、容器本体に施された帯状模様が、側面視一定幅に見える様になった。
【0023】
比較例として、帯状模様の幅をW=70mm一定となるように(図14(ロ))前記と同様の方法により帯状模様付食品容器を製造した。
(表2)
x hx(mm) Ax(mm) Wx(mm)
0 0 0 70.0
1 15 10 70.0
2 30 15 70.0
3 45 20 70.0
4 60 31 70.0
5 75 45 70.0
上記の比較例の容器では、帯状模様が、容器下方にかけて幅広く見え、一定幅の帯体を巻いた容器のようには見えなかった。
【0024】
【発明の効果】
本発明により、あたかも一定幅の紙帯体を蓋体付容器に巻いたように見えるので、紙帯体を巻いた場合と同等の高級感をかもし出すことができる。
また、容器に紙帯体を巻く手間及びプラスチックと紙とを分別して廃棄する手間がなくなり、さらに、包装するために多くの資源を必要としないという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の帯状模様付食品容器の概略図である。
【図2】この発明の一実施例に係るシートから容器を製造する概略を示す図である。
【図3】帯状模様を施したシートを示す概略図である。
【図4】図2の雌型側の底面図である。
【図5】図2の雌雄型による成形過程における開始状態を示す断面図である。
【図6】図2の雌雄型による成形過程における雌型側のポイントクランプの加工状態を示す断面図である。
【図7】図2の雌雄型による成形過程における雄型及び雄型側のポイントクランプの上昇状態を示す断面図である。
【図8】図2の雌雄型による成形過程における雌雄型の型締め状態を示す断面図である。
【図9】図2の雌雄型による成形過程における真空成形状態を示す断面図である。
【図10】図2の雌雄型による成形過程における雄型及び雌雄型のポイントクランプの下降状態を示す断面図である。
【図11】図2の雌雄型による成形過程における雌型側のポイントクランプの上昇状態を示す断面図である。
【図12】図2の雌雄型による成形過程における離形完了状態を示す断面図である。
【図13】本発明の一実施例における計測例を示したものである。
【図14】(イ)本実施例の帯状模様である。
(ロ)比較例の帯状模様である。
【図15】従来の紙帯体付食品容器の一例である。
【符号の説明】
1 帯状模様付食品容器
2 蓋体
3 帯状模様(蓋体)
4 帯状模様(容器本体)
5 容器本体
5a 一側面上縁
5b 他方側面上縁
5c つば部
S 帯状模様付シート
S1 原反
A 加熱手段
B 真空成形装置
C 成型品
10 雌型
20 雄型
30 ポイントクランプ
30a コーナー用リブ
30b サイド用リブ
30c 交叉用リブ
30d ズレ防止用リブ
32 雌型貫通孔
40 ポイントクランプ

Claims (2)

  1. 上縁に開口部が形成され、下方に向け側面が収束する収束部を有する容器本体と該容器本体の開口部を閉塞する蓋体とを備えた食品容器であって、 前記蓋体には、該蓋体の中心を通り一端縁から他端縁に延びる一定幅の帯状模様が外表面に施されており、前記容器本体の側面には、前記蓋体の帯状模様に連続するように一側面上縁から底面を通り前記一側面上縁に対向する他方側面上縁まで延びる帯状模様が施され、前記収束部の側面における帯状模様が側面視一定幅に見えるように容器下方に向けて帯状模様幅が徐々に狭くなっていることを特徴とする帯状模様付食品容器。
  2. 前記帯状模様幅が、蓋体の最大直径の25〜75%の範囲にあることを特徴とする請求項1に記載の帯状模様付食品容器。
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