JP3685938B2 - 通信支援方法及び通信支援システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に会話可能なシステムにおいて、利用者の会話を促進しコミニュケーションを円滑化する技術に関する。
本発明において、チャットシステムとは、チャットサーバと複数のチャットクライアントとからなり、チャットクライアントが同一の空間を共有して会話可能なシステムをいう。チャネルとは、チャットクライアントにより共有される仮想空間を言う。ニックネームとは、チャットシステムにおいてユーザを一義的に特定するために用いられる識別情報を言う。
【0002】
【従来の技術】
従来、チャットシステムでは、チャネル参加者の会話は、時系列に並べて表示されたり、描かれたバルーンの中に表示されている。チャネル参加者の会話に加え、ユーザがチャネルに参加したことやチャネルから退出したことを示す情報も表示されている。
【0003】
近年、前述の情報に加え、ユーザの自状態及びユーザが指定するキーワードを登録可能なチャットシステムが提供されている。このチャットシステムにおいては、チャットクライアントは、ユーザが登録したキーワードが他のチャットクライアントからの発言に含まれているか否かを検出する。キーワードが検出されると、チャットクライアントは、ユーザが予め設定しておいた自状態を参照し、キーワードを発言した他のチャットクライアントにユーザの状態を通知する。登録するユーザの自状態としては、例えば"離席"、"不在"を挙げることができる。また、自状態だけでなく、自状態に応じた所定のメッセージを通知するチャットシステムも提供されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
前述の自状態を通知可能なチャットシステムにおいては、以下のような問題点がある。
ユーザが予め自状態を設定しておく必要があるため、ユーザが自状態を設定し忘れると、他のチャットクライアントからのキーワードの発言に対し、チャットクライアントが応答できない。また、ユーザ自身により自状態を設定しない限り、ユーザの居場所や動作などのユーザ状態が、他のユーザにとって全く不明である。例えばユーザが席を外す時に自状態を"不在"に設定しておいても、席に戻った時に自状態を"在席"に設定し直すことを忘れることがありがちである。この状態で他のチャットクライアントからキーワードが発言されると、ユーザ自身が応答しようとしても、チャットクライアントが不在である旨のメッセージを送出してしまう。
【0005】
また、他のユーザからの発言に対し、長文の返事を作成している場合、他のユーザは、自分のメッセージに対する応答を作成中であるのか、相手は席に居ないのか、あるいは他のアプリケーションを操作中であるなど多忙であるのか、相手の状態が判らない。そのため、リアルタイムで会話を行うことができるチャットシステムの利点を十分に活かすことが難しい面がある。
【0006】
本発明は、リアルタイムで会話を行うユーザ間のコミュニケーションを円滑化することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本願第1発明は、前記の課題を解決するために、複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置に用いられる通信支援方法であって、
A;所定の文字情報と前記利用者との対応付けを準備し、
B;いずれかの文字情報が、いずれかのネットワーク上でいずれかの第1利用者から発言されることを検知し、
C;前記文字情報の検知に応じ、前記検知された文字情報に対応付けられた第2利用者の状態を検出し、
D;前記検出された第2利用者の状態を、前記文字情報が発言されたネットワーク上に送出する、通信支援方法を提供する。
【0008】
チャットサーバとチャットクライアントとから構成されるチャットシステムを例に取り、説明する。ユーザAの端末上では、ユーザAのキーワードが登録されている。ユーザ端末Aが参加しているいずれかのチャネル#CH1において、ユーザ端末Aに登録されているキーワードが他のユーザ端末Bから発言されると、そのキーワードの発言はユーザ端末Aで検知される。次いで、ユーザ端末Aは、ユーザAの状態を検出する。例えば、スクリーンセーバが動作中か、他のチャネル上で文字メッセージを作成中かなどを検出する。その後、検出した状態を、キーワードが発言されたチャネル上でユーザ端末Bに通知する。
【0009】
本願第2発明は、複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置に用いられる通信支援システムであって、第1蓄積手段と、検知手段と、判断手段と、通知手段とを備える通信支援システムを提供する。
第1蓄積手段は、所定の文字情報と前記通信装置の利用者を識別する利用者識別子とを対応付けて蓄積する。検知手段は、前記いずれかの文字情報が、いずれかの前記ネットワーク上でいずれかの第1通信装置から送出されたことを検知する。判断手段は、前記文字情報の検知に応じ、前記検知された文字情報に対応付けられた利用者識別子で識別される利用者が用いる第2通信装置の状態に基づいて、前記第2通信装置の利用者状態を判断する。通知手段は、前記利用者状態を、前記文字情報が送出されたネットワーク上に送出する。
【0010】
チャットサーバとチャットクライアントとから構成されるチャットシステムを例に取り、説明する。いずれかの端末上では、第1蓄積手段が、ユーザのキーワードとユーザとを対応付けて蓄積している。ユーザ端末Aが参加しているいずれかのチャネル#CH1において、ユーザ端末Aに登録されているキーワードが他のユーザ端末Bから発言されると、そのキーワードはユーザ端末Aの検知手段により検知される。
【0011】
次いで、ユーザ端末Aの判断手段は、ユーザ端末Aの状態に基づいてユーザAの状態を判断する。例えば、スクリーンセーバが動作中か、他のチャネル上で文字メッセージを作成中かなどを検出し、ユーザAの状態を判断する。ユーザ状態としては、例えば"不在"、"作業中"、"応答中"が挙げられる。次いで、判断手段は、判断したユーザ状態を通知手段に送出する。通知手段は、チャットクライアントを用い、チャネル#CH1上でユーザAの状態を他のユーザ端末に通知する。
【0012】
判断手段は各ユーザ端末上に設けられる。第1蓄積手段、検知手段及び通知手段は、各ユーザ端末上に設けて良いし、チャットクライアントが動作可能ないずれかの情報端末上に設けても良い。
本願第3発明は、前記第2発明において、前記所定の文字情報に対応付けられた利用者識別子と、前記文字情報の送出元となる通信装置の利用者を識別する利用者識別子と、前記文字情報に対応付けられた利用者識別子により識別される利用者の状態の通知先となる通信装置の利用者を識別する利用者識別子と、を対応付けて蓄積する第2蓄積手段をさらに備えた通信支援システムを提供する。この通信支援システムの通知手段は、前記第2蓄積手段に基づいて前記利用者状態の通知先を決定し、前記ネットワークを介して前記利用者状態を前記通知先に通知する。
【0013】
例えば、第2蓄積手段には、例えば次のような内容が記述された通知先テーブルが蓄積される。ユーザ端末Aについて、ユーザ端末Bからキーワードが送出された場合には、通知先をユーザ端末Bに、ユーザ端末Cからキーワードが送出された場合には、通知先をユーザ端末B及びCにする。同様にして、他のユーザ端末についても、キーワードの発言元及びユーザ状態の通知先が設定される。ユーザは、キーワードを送出した通信装置以外の他の通信装置に状態を通知したい場合、通知先テーブルを用いて通知先を指定することができる。
【0014】
本願第4発明は、前記第2発明において、利用者のスケジュールを各利用者の利用者識別子と対応付けて蓄積する第3蓄積手段をさらに備える通信支援システムを提供する。この通信支援システムにおける通知手段は、前記判断された第2通信装置の利用者の利用者識別子と、前記第2通信装置に対応するスケジュールとに基づいて、前記ネットワーク上に送出する利用者状態を決定する。
【0015】
例えば、第3蓄積手段には、各利用者のスケジュールが利用者と対応付けて記述されたスケジュールリストが蓄積されている。通知手段は、ユーザAの状態が"不在"と判断された場合、ユーザAのスケジュールを参照する。ユーザAのスケジュールが"午後は東京に出張"であれば、通知手段は"午後は東京に出張です"を通知内容に決定する。スケジュールリストを予め設けておき、検出されたユーザ状態と組み合わせることにより、一層きめ細かなユーザ状態を通知することができる。
【0016】
本願第5発明は、前記第2発明において、前記第2通信装置が動作しているか否かを検出し、前記検出結果に従って前記利用者の状態を前記判断手段から取得する取得手段をさらに備える通信支援システムを提供する。
複数のユーザ端末と少なくとも1つの代理端末とからなるシステム構成を考える。各ユーザ端末には、状態検出手段が設けられている。代理端末には、第1蓄積手段、検知手段、取得手段及び通知手段が設けられている。取得手段は、検知手段がユーザAのキーワードを検知すると、ユーザ端末Aが起動されているか否かを判断する。起動されていれば、取得手段は、ユーザ端末Aに対してユーザ状態の決定を依頼し、ユーザ端末Aからユーザ状態の通知を受け取る。受け取ったユーザ状態は、通知手段に送出される。逆にユーザ端末Aが起動されていなければ、取得手段は、その旨を通知手段に通知する。取得手段を設けることにより、ユーザ端末が起動されていない場合でも、ユーザ状態の通知が可能になる。
【0017】
本願第6発明は、前記第2発明において、前記ネットワークを共有する各利用者の状態を視覚的に表示し、前記ネットワーク上に送出された利用者状態に従い前記表示を変化可能な表示手段をさらに備える通信支援システムを提供する。
例えば、"不在"、"多忙"、"応答中"、の各状態を表すアイコンを予め準備しておく。そして、他の通信装置からユーザ状態が通知されると、表示手段によりそのユーザのアイコンを通知された状態を表すアイコンに変化させる。
【0018】
本願第7発明は、複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置の1つとともに用いられる状態通知装置であって、第1蓄積手段と、検知手段と、判断手段と、通知手段とを備える状態通知装置を提供する。
第1蓄積手段は、所定の文字情報を蓄積する。検知手段は、前記文字情報が、いずれかの前記ネットワーク上で他の通信装置から送出されたことを検知する。判断手段は、前記文字情報の検知に応じ、前記通信装置の状態に基づいて前記通信装置の利用者の状態を判断する。通知手段は、前記利用者の状態を、前記文字情報が送出されたネットワーク上に送出する。
【0019】
前記第2発明において、代理端末を用いない構成の場合の通信装置と同様の作用効果を有する。
本願第8発明は、複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置に用いられる代理装置であって、第1蓄積手段と、検知手段と、取得手段と、通知手段とを備える代理装置を提供する。
【0020】
第1蓄積手段は、所定の文字情報と各通信装置の利用者を識別する利用者識別子とを対応付けて蓄積する。検知手段は、前記いずれかの文字情報が、いずれかの前記ネットワーク上でいずれかの第1通信装置から送出されたことを検知する。取得手段は、前記文字情報の検知に応じ、前記検知された文字情報に対応付けられた利用者識別子で識別される利用者が用いる第2通信装置が動作しているか否かを検出し、前記検出結果に従って前記第2通信装置の利用者状態を前記第2通信装置から取得する。通知手段は、前記検出結果に基づく利用者状態または前記取得した利用者状態を、前記文字情報が送出されたネットワーク上に送出する。
【0021】
前記第2発明において、各ユーザ端末に判断手段を設け、その他の機能を代理端末に持たせた場合の代理端末と同様の作用効果を有する。
本願第9発明は、複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置の1つとともに用いられる状態通知プログラムが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、下記A〜D段階を実行させるための状態通知プログラムが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
A;所定の文字情報を蓄積する段階、
B;前記文字情報が、いずれかの前記ネットワーク上で他の通信装置から送出されたことを検知する段階、
C;前記文字情報の検知に応じ、前記通信装置の状態に基づいて、前記通信装置の利用者の状態を判断する段階、
D;前記利用者の状態を、前記文字情報が送出されたネットワーク上に送出する段階。
【0022】
前記第7発明と同様の作用効果を有する。
本願第10発明は、複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置に用いられる代理通知プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、下記A〜D段階を実行させるための代理通知プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
A;所定の文字情報と各通信装置の利用者を識別する利用者識別子とを対応付けて蓄積する段階、
B;前記いずれかの文字情報が、いずれかの前記ネットワーク上でいずれかの第1通信装置から送出されたことを検知する段階、
C;前記文字情報の検知に応じ、前記検知された文字情報に対応付けられた利用者識別子で識別される利用者が用いる第2通信装置が動作しているか否かを検出し、前記検出結果に従って前記第2通信装置の利用者状態を前記第2通信装置から取得する段階、
D;前記検出結果に基づく利用者状態または前記取得した利用者状態を、前記文字情報が送出されたネットワーク上に送出する段階。
【0023】
前記第8発明と同様の作用効果を有する。
【0024】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の通信支援システムについて、実施形態例を挙げ具体的に説明する。
<第1実施形態例>
[構成]
図1は、第1実施形態例に係る通信支援システムの全体構成図を示している。本実施形態例の通信支援システムは、チャットサーバと複数のユーザ端末とがコンピュータネットワークを介して接続されている。
【0025】
図2は、本実施形態例におけるユーザ端末の構成を示すブロック図である。図2に示すユーザ端末は、チャットクライアント及び状態通知装置1を備えている。状態通知装置1は、キーワード検出部2、キーワードリスト3、状態検出部4、通知部9、通知先テーブル10、スケジュールリスト11及び表示部12を備えている。
【0026】
キーワード検出部2は、チャットクライアントが参加しているチャネル内の発言を、チャットクライアントから取得する。キーワード検出部2は、取得した発言が他のユーザ端末から送出されたものであるのか、それとも自端末で入力された発言であるのかを判断する。他のユーザ端末からの発言である場合、キーワード検出部2は、ユーザにより登録されたキーワードが、取得した発言に含まれているか否かを判断する。この判断は、後述するキーワードリスト3に基づいて行われる。発言にキーワードが含まれている場合、キーワード検出部2は、状態検出部4に対しユーザ状態の検出を指示する。前記指示は、キーワードか発言されたチャネル名及びキーワードを発言したユーザのニックネームを、キーワード検出部2から状態検出部4に通知することにより行う。
【0027】
図3は、ユーザにより登録されるキーワードリスト3の一例を示す図である。通常、ユーザは、ユーザ自身の本名やニックネームを登録すると考えられる。また、チャネル内の全てのユーザ共通のキーワードである"all"を登録することも考えられる。図3では、ユーザ"田中"は、本名の"田中"及び"たなか"と、ニックネーム"tanaka"と、"all"とをキーワードとして登録している。キーワードリスト3は、ユーザにより登録可能にしても、また自動的に作成しても良い。例えば、本名、ニックネーム、"all"を自動的にキーワードとして登録し、他のキーワードについてはユーザにより追加登録可能にすることが可能である。
【0028】
状態検出部4は、キーワード検出部2からの指示に従い、ユーザ状態を判断する。ユーザAがユーザBを呼んだときに、ユーザBのリアルタイムな状態を通知するためである。本実施形態例では、状態検出部4は、ユーザ状態が不在、作業中又は応答中のいずれであるかを判断する。状態検出部4は、ユーザ状態を判断すると、通知部9に対しユーザ状態を通知する。また、状態検出部4は、ユーザ状態と共に、前記キーワードが発言されたチャネル名及びキーワードを発言したユーザのニックネームを通知部9に通知する。
【0029】
状態検出部4は、ユーザ状態を判断するために、イベント検出部5、セーバ検出部6及び記録部7を有している。イベント検出部5は、キーボード入力があるか否かや、マウスが動いているかなどのユーザ入力(以下、イベントという)の有無を検出する。また、イベント検出部5は、ユーザ入力が、チャットのどのチャネルに対するものであるのか、チャット以外のアプリケーションにおける入力であるのかを検出する。セーバ検出部6は、ユーザ端末においてスクリーンセーバが動作しているか否かを検出する。記録部7は、イベントテーブル8を作成し、所定時間内のイベントを時刻と共にイベントテーブル8に記録する。
【0030】
通知部9は、状態検出部4から通知されるユーザ状態を、チャットクライアントを通じて他のユーザ端末に通知する。通知先のユーザ端末は、通知先テーブル10に基づいて決定される。図4は、通知先テーブル10の一例を示している。通知先テーブル10には、キーワードを発言するユーザのニックネームが呼び元ユーザとして登録されている。呼び元ユーザからのキーワードの発言に対し、自己の状態を通知する通知先ユーザが、各呼び元に対応付けられて登録されている。自己の状態を呼び元に対してだけ通知することや、チャネル内の全てのユーザに通知することを指定可能である。また、通知先として複数のユーザを指定することも可能である。例えば、図4では、ユーザAは、呼び元ユーザが"oku"の場合は、"oku"を通知先に指定している。呼び元ユーザが"sasaki"の場合は、"sasaki"と"tanaka"とが通知先に指定されている。呼び元ユーザが"yamada"の場合は、全ユーザ("all")が通知先に指定されている。通知先テーブル10は、ユーザにより登録しておくなど、何らかの手段により予め準備されている。
【0031】
また、通知部9は、状態検出部4から通知されるユーザ状態に基づいて、予め用意した文字メッセージからどの文字メッセージを通知するかを決定する。次いで、通知部9は、文字メッセージを呼び元チャネルに発言する。これにより、呼ばれたユーザの状態が通知先ユーザに通知される。通知部9は、文字メッセージとともにまたは文字メッセージに代えて、ユーザ状態を表す情報(以下、状態情報という)を通知先に通知しても良い。状態情報の通知は、チャットクライアントを介して行われる。この状態情報を受け取った通知先ユーザ端末は、例えば、ユーザ状態を示すアイコンを表示する。状態情報は、文字メッセージでも良いし、制御コマンドなど他の情報でも良い。
【0032】
予めスケジュールリスト11が準備されていれば、通知部9は、状態検出部4から通知されるユーザ状態と、予め登録されたスケジュールリスト11(図示せず)とに基づいて、文字メッセージを決定する。スケジュールリスト11には、ユーザの予定状態がユーザにより登録される。ユーザは、"出社"、"出張"、"会議"、"年休"などの予定を、日時や行き先と対応付けて登録しておく。
【0033】
例えば、通知部9は、状態検出部4からユーザ状態"不在"の通知を受けると、スケジュールリスト11を参照する。スケジュールリスト11にそのときの予定として"出張"が、行き先として"東京"が登録されている。すると、通知部9は、通知する文字メッセージを「東京に出張です。」に決定する。逆に、スケジュールリスト11の予定が"出社"になっていれば、通知部9は、通知する文字メッセージを「現在、席を外しています。」に決定する。但し、通知部9は、ユーザ状態が、"応答中"である場合や"作業中"である場合は、スケジュールリスト11を参照しない。その代わり、「返答中です。」や「現在、多忙です。」など、ユーザ状態を示す文字メッセージを作成し、通知先に通知する。スケジュールリスト11を設けておけば、詳細なユーザ状態を通知することができるが、スケジュールリスト11を設けなくても、またはスケジュールリスト11に予定が登録されていなくても、ユーザ状態を通知することはできる。
【0034】
表示部12は、チャットクライアントが参加しているチャネル毎に、画面上にウインドウを表示する。さらに、表示部12は、チャネルに参加している各ユーザの状態を表すアイコンを、前記ウインドウに表示する。図5〜図8は、表示部12によりユーザ状態を示すアイコンが表示されている画面例である。表示部12は、チャネル内の各ユーザそれぞれについてアイコンを表示し、チャネルに参加している各ユーザの状態を視覚的に示す。アイコンは、所定の状態情報に応じて予め準備されている。表示部12は、他のユーザ端末の通知部9から送信される状態情報に基づいて、表示するアイコンを変更する。例えば、状態情報として、他のユーザ端末から"席はずし"に対応する文字メッセージが発言されると、表示部12は、そのユーザの状態を示すアイコンを、席はずしのアイコンに変更する。
【0035】
図5〜図8は、通知先の表示部12が、呼び元の通知部9により通知された文字メッセージやアイコンを表示している画面例である。文字メッセージやアイコンは、通知するユーザ状態に応じ、予め準備されている。本実施形態例では、"不在"、"作業中"、"応答中"の各状態を通知する文字メッセージが、予め準備されている。また、"在席"、"席はずし"、"作業中"の状態を表すアイコンが、それぞれ用意されている。
図5(a)は、通知部9により通知された文字メッセージが表示された画面の一例である。チャネル#suzume"上で、ユーザ"katou"がユーザ"tanaka"の本名を発言したが、ユーザ"tanaka"が席にいない旨の文字メッセージが表示されている。また、表示部12により、図5に示すようにユーザの状態をアイコンで表示しても良い。図5(b)では、表示部12が、席にいない状態を示すアイコンにより、ユーザ"tanaka"の状態を表している。
【0036】
図6は、文字メッセージが表示された画面の他の一例である。図6(a)は、ユーザ"tanaka"が他のアプリケーションを操作中か、または他のチャネルに発言を入力中であることを示す文字メッセージの表示例である。また、図6(b)は、ユーザ"katou"のユーザ端末からの通知に応じ、表示部12がユーザ"tanaka"のアイコン表示を変化させた後の画面を示している。
【0037】
図7は、文字メッセージが表示された画面の他の一例である。図7の画面は、ユーザ"tanaka"が、ユーザ"katou"に対する返事を入力中であることを示す文字メッセージの表示例である。
図8は、文字メッセージが表示された画面の他の一例である。図8の画面は、通知部9が、ユーザ状態及びスケジュールリスト11の両方に基づいて文字メッセージを決定した場合の表示例を示している。
【0038】
図5〜8は、文字メッセージを通知して、またはアイコンの表示を変化させることにより、ユーザ状態を通知する場合を示している。文字メッセージの通知及びアイコン表示の変化を、両方行うことももちろん可能である。
[処理の流れ]
次に、本実施形態例に係る状態通知装置1が行う処理の流れについて説明する。
【0039】
(1)メイン処理
図9は、前述の状態通知装置1が行うメイン処理の流れを示すフローチャートである。ユーザ端末においてチャットクライアントが起動されることにより、またはチャットクライアントによりユーザ端末とチャットサーバとが接続されることにより、以下の処理が開始される。
【0040】
まず、ステップS1では、キーワード検出部2が、チャットクライアントが参加しているチャネル内における発言を待機し、発言が生じるとステップS2に移行する。
ステップS2では、キーワード検出部2は、取得した発言が自端末により入力されたものなのか、他のユーザ端末から送出された発言なのかを判断する。他のユーザ端末の発言であれば、ステップS3に移行する。自端末からの発言であれば前述のステップS1に戻り、キーワード検出部2は次の発言を待機する。
【0041】
ステップS3では、キーワード検出部2は、他のユーザ端末からの発言中に、キーワードリスト3内のいずれかのキーワードが含まれているか否かを判断する。発言中にキーワードが含まれていれば、ステップS4に移行する。他のユーザ端末からの発言にキーワードが含まれていなければ、前述のステップS1に戻り、キーワード検出部2は次の発言を待機する。
【0042】
ステップS4では、キーワード検出部2は、キーワードが発言されたチャネル名(以下、呼び元チャネルという)及びキーワードを発言したユーザ(以下、呼び元ユーザという)のニックネームを取得する。次いでキーワード検出部2は、取得したチャネル名及びニックネームを通知し、状態検出部4にユーザ状態の判断を指示する。
【0043】
ステップS5では、後述する状態判断処理サブルーチンが実行される。
ステップS6では、通知部9が、状態検出部4からユーザ状態の通知を受ける。通知部9は、通知されたユーザ状態が"不在"であるか否かを判断する。ユーザ状態が"不在"であれば、ステップS7に移行する。"不在"でなければ、後述するステップS8に移行する。
【0044】
ステップS7では、通知部9は、スケジュールリスト11を読み込む。
ステップS8では、ユーザ状態やユーザのスケジュールに基づいて、通知する文字メッセージを決定する。
ステップS9では、通知部9は、呼び元ユーザのニックネームに基づいて通知先テーブル10を検索し、通知を行うユーザを決定する。次いで、通知部9は、決定した通知先のユーザ端末に対し、文字メッセージや状態情報を通知する。文字メッセージや状態情報を受け取ったユーザ端末上では、表示部12が、通知された文字メッセージを表示したり、状態情報に基づいてアイコンを変更する。
【0045】
ステップS10では、チャットクライアントが終了しているか否かが判断される。チャットクライアントが終了していれば本処理を終了する。チャットクライアントが終了していなければ、ステップS1に戻り前述の処理を繰り返す。
本処理は、他のユーザからキーワードにより呼ばれたときに、ユーザ状態をリアルタイムで検知して通知する。これにより、本処理は、他のユーザの状態をユーザが必要なときにユーザに通知することができ、リアルタイムで行われる会話を円滑に行うことを支援可能である。
【0046】
(2)状態判断サブルーチン
前述のメイン処理においてステップS5に移行すると、以下の状態判断処理が実行される。図10は、状態検出部4が行う状態判断処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS11では、状態検出部4は、後述する不在判断処理サブルーチンを実行し、ユーザ状態が"不在"か否かを決定する。
【0047】
ステップS12では、状態検出部4は、前述の不在判断処理で決定されたユーザ状態が"不在"か否かを判断する。ユーザ状態が"不在"であれば、ステップS13に移行する。ユーザ状態が"不在"でなければ、後述するステップS14に移行する。
ステップS13では、状態検出部4は、ユーザ状態"不在"を通知部9に通知する。また、状態検出部4は、ユーザ状態の通知と共に、呼び元チャネル及び呼び元ユーザのニックネームを、通知部9に通知する。
【0048】
前述のステップS12でユーザ状態が"不在"でないと判断されると、ステップS14に移行する。ステップS14では、状態検出部4は、後述する作業判断処理サブルーチンを実行し、ユーザ状態が"作業中"か否かを決定する。
ステップS15では、状態検出部4は、前述の作業判断処理によって決定されたユーザ状態が"作業中"であるか否かを判断する。ユーザ状態が"作業中"であれば、前述のステップS13に移行する。そして、状態検出部4は、呼び元チャネル名及び呼び元ユーザのニックネームと共に、ユーザ状態"作業中"を通知部9に通知する。ユーザ状態が"作業中"でなければ、ステップS16に移行する。
【0049】
ステップS16では、状態検出部4は、後述する応答判断処理を実行し、ユーザ状態が"応答中"か否かを決定する。
ステップS17では、状態検出部4は、応答判断処理により決定されたユーザ状態が、"応答中"であるか否かを判断する。状態検出部4は、ユーザ状態が"応答中"であれば、前述のステップS13に移行する。そして、状態検出部4は、通知部9に対し、ユーザ状態"応答中"を通知する。ユーザ状態が"応答中"でなければ、前述のメイン処理のステップS1に戻り、キーワード検出部2が次の発言を待機する。
【0050】
"不在"、"作業中"または"応答中"のいずれかのユーザ状態を、ステップS13において通知部9に通知すると、ステップS18に移行する。ステップS18では、状態検出部4は、ユーザ状態が"応答中"であるか否かを判断する。ユーザ状態が"応答中"であれば、ステップS19に移行する。その他のユーザ状態であれば、ユーザ状態の通知は完了しているので前述のメイン処理に戻る。
【0051】
ステップS19では、状態検出部4は、発言に対する応答を入力中のユーザが、入力を終了したか否かを判断する。具体的には、状態検出部4は、入力された応答メッセージの最後にリターンキーが押されたか否かにより、入力が終了したか否かを判断する。入力が終了したと判断すると、ステップS20に移行する。
ステップS20では、状態検出部4は、入力が終了したことを通知部9に通知する。通知部9は、入力の終了を通知先のユーザ端末に通知する。この通知を受けたユーザ端末は、例えばアイコンの表示を変化させるなどの処理を行う。そして前述のメイン処理に戻る。
【0052】
(3)不在判断処理サブルーチン
図11は、状態検出部4が行う不在判断処理の流れを示すフローチャートである。前述の状態判断処理においてステップS11に移行すると、以下の処理が開始される。
ステップS21では、状態検出部4は、イベントのログに基づいて、キーワードの発言前のイベントが有ったか否かを判断する。具体的には、状態検出部4は、キーワードが発言される前の過去の一定時間の間に、キーボード入力やマウス操作などのイベントがあったか否かを判断する。状態検出部4は、過去の所定時間内にイベントがあったと判断すると、後述するステップS25に移行する。イベントが無かったと判断すると、ステップS22に移行する。
【0053】
ステップS22では、状態検出部4は、現在イベントが生じているか否かを判断する。ユーザイベントが生じていない場合、ステップS23に移行する。ユーザイベントが生じている場合、ステップS25に移行する。
ステップS23では、状態検出部4は、キーワードの発言から所定時間T1が経過しているか否かを判断する。所定時間T1が経過していなければ、前述のステップS22に戻り、前記判断を繰り返す。すなわち、ステップS22及びS23では、キーワードが発言されてから所定期間内T1内において、イベントが生じるか否かを判断する。ステップS23において所定時間T1が経過したと判断されると、ステップS24に移行する。
【0054】
ステップS24では、状態検出部4は、ユーザ状態が"不在"か否かを決定する。キーワードが発言される前の過去一定時間内にイベントが生じておらず、キーワードが発言された後の一定時間T1においてもイベントが生じない場合、ユーザ状態は"不在"と決定される。
前述のステップS21においてキーワードの発言前の過去一定時間内に、ユーザイベントが生じていたと判断されると、ステップS25に移行する。ステップS25では、状態検出部4は、スクリーンセーバがユーザ端末において動作しているか否かを判断する。ユーザ端末においてスクリーンセーバが動作している場合には、ステップS26に移行する。スクリーンセーバが動作していない場合、前述のステップS24に移行する。そして、スクリーンセーバが動作しておらずユーザがユーザ端末中で何らかの操作をしているので、ユーザ状態は不在ではないと決定される。
【0055】
ステップS26では、状態検出部4は、キーワードが発言されてから所定時間T2が経過したか否かを判断する。所定時間T2が経過していなければ、前述のステップS25に戻り、再び前記判断を繰り返す。所定時間T2が経過している場合、前述のステップS24に移行する。この場合、キーワードが発言されてから所定時間T2が経過するまで、スクリーンセーバが動作しており、その間ユーザ端末においてユーザが何も操作しなかったので、ユーザ状態は"不在"と決定される。
【0056】
(4)作業判断サブルーチン
図12は、状態検出部4が行う作業判断処理の流れを示すフローチャートである。前述の状態判断処理においてステップS14に移行すると、以下の処理が開始される。
ステップS31では、状態検出部4は、チャットクライアント以外の他のアプリケーションをユーザが操作しているか否かを判断する。この判断は、例えば他のアプリケーションに対するマウス操作があるか否かを判断することにより行う。ユーザが他のアプリケーションを操作していると判断すると、ステップS32に移行する。他のアプリケーションを操作していないと判断すると、後述するステップS34に移行する。
【0057】
ステップS32では、状態検出部4は、キーワードの発言から所定時間T3が経過したか否かを判断する。所定時間T3が経過していなければ、前述のステップS31に戻り、前記判断を繰り返す。すなわち、キーワードの発言後の所定時間T3中連続して他のアプリケーションに対する操作があるか否かを判断する。キーワードの発言から所定時間T3が経過したと判断すると、ステップS33に移行する。
【0058】
ステップS33では、状態検出部4は、ユーザ状態が"作業中"であるか否かを決定する。ユーザが他のアプリケーションを操作していてキーワードの発言から所定時間T3が経過した場合、ユーザ状態は"作業中"と判断される。
前述のステップS31において、ユーザが他のアプリケーションを操作していないと判断されると、ステップS34に移行する。ステップS34では、状態検出部4は、ユーザが呼び元チャネルと異なる他のチャネルにおいて、文字メッセージを入力しているか否かを判断する。他のチャネルにおける発言を入力していると判断すると、ステップS35に移行する。他のチャネルにおいて発言を入力中ではないと判断すると、前述のステップS33に移行する。この場合は、ユーザは他のアプリケーションを操作しておらず、また他のチャネルにおいて発言を入力していない。従って、ステップS33では、ユーザ状態は作業中ではないと決定される。
【0059】
ステップS35では、状態検出部4は、ユーザが他のチャネルおいて入力している文字メッセージを取得し、文字数をカウントする。
ステップS36では、状態検出部4は、カウントした入力文字数が所定の基準文字数以上であるか否かを判断する。次いで、前述のステップS33に移行し、ユーザ状態を決定する。すなわち、入力文字数が所定基準文字数以上である場合、入力メッセージが長いので、ユーザ状態は"作業中"と判断される。逆に、入力文字数が所定の基準文字数未満であり入力メッセージが短い場合、ユーザ状態は作業中ではないと決定される。
【0060】
(5)応答判断処理サブルーチン
図13は、状態検出部4が行う応答判断処理の流れを示すフローチャートである。前述の状態判断処理においてステップS16に移行すると、以下の処理が実行される。
ステップS41では、状態検出部4は、呼び元チャネルにおいてユーザが発言を入力しているか否かを判断する。ユーザが呼び元チャネルにおいて入力中であると判断すると、ステップS42に移行する。ユーザが呼び元チャネルにおいて入力中ではないと判断すると、後述するステップS43に移行する。
【0061】
ステップS42では、状態検出部4は、キーワードが発言されてから所定時間T4が経過したか否かを判断する。所定時間T4が経過していなければ、再び前述のステップS41に戻り前記処理を繰り返す。キーワードの発言から所定時間T4が経過していれば、ステップS43に移行する。すなわち、ステップS41及びS42では、キーワードの発言に対してユーザが応答しようとしているが、応答に時間がかかる場合であるか否かを判断している。この例では、入力の時間により判断を行っているが、前述のように入力された文字メッセージの字数をカウントすることにより判断を行っても良く、判断の基準は特に限定されない。
【0062】
ステップS43では、状態検出部4は、ユーザ状態がキーワードの発言に対する応答中であるのか否かを決定する。本処理においては、キーワードの発言から所定時間T4が経過するまで、呼び元チャネルにおいて文字メッセージが入力されている場合、ユーザ状態は"応答中"と決定される。その後、前述の状態判断サブルーチンに戻る。前記ステップS41において、呼び元チャネルにおいて入力されていないと判断されると、ユーザ状態は"その他"と判断され、メイン処理のステップS1に戻る。
【0063】
<第2実施形態例>
[構成]
次に本発明の第2実施形態例に係る通信支援システムについて説明する。図14は、本発明の第2実施形態例の通信支援システムの全体構成図を示している。本実施形態例の通信支援システムは、チャットサーバ、複数のユーザ端末及び代理端末をコンピュータネットワークにより接続することにより構成されている。
【0064】
図15は、本実施形態例における代理端末及びユーザ端末の構成を示すブロック図である。代理端末及びユーザ端末は、共にチャットクライアントを備えている。代理端末は、代理通知装置21をさらに有している。ユーザ端末は、状態検出部24及び表示部32をさらに有している。
(1)代理端末
代理通知装置21は、キーワード検出部22、キーワードデータベース(DB)23、監視部33、通知部29、通知先DB30及びスケジュールDB31を有している。
【0065】
キーワード検出部22は、前述の第1実施形態例におけるユーザ端末上のキーワード検出部22と同様、チャネル上の発言からキーワードを検出する。但し、代理端末においては、キーワード検出部22は、呼び元チャネルに参加している全てのユーザのキーワードについて、発言されたか否かの判断を行う。また、キーワード検出部22は、いずれかのユーザにより登録されているキーワードを検出すると、呼び元ユーザとキーワードにより呼ばれたユーザとが同一でないか否かを判断する。同一でなければ、キーワード検出部22は、監視部33に所定の情報を通知し、呼ばれたユーザの状態検出を依頼する。所定の情報には、呼び元チャネル名及び呼び元ユーザのニックネームに加え、呼ばれたユーザのニックネームが含まれる。
【0066】
キーワード検出部22がキーワードの検出に用いるキーワードDB23の一例を図16に示す。図16に示すキーワードDB23には、ネットワークを介して代理端末に接続されているユーザのニックネームと、そのユーザがキーワードとして登録している単語とが、対応付けられて蓄積されている。例えば、ニックネーム"tanaka"のユーザは、本名"田中"、"たなか"、ニックネーム"tanaka"及び"all"をキーワードDB23に登録している。ニックネーム"katou"が"田中"を発言すると、キーワード検出部22は、キーワードDB23を参照し、"田中"をキーワードに登録しているユーザのニックネーム"tanaka"を取得する。次いで、キーワード検出部22は、呼び元ユーザのニックネーム"katou"と、呼ばれたユーザのニックネーム"tanaka"とを比較する。両者が一致しないので、キーワード検出部22は両ニックネーム及びチャネル名を監視部33に通知する。
【0067】
監視部33は、まず、呼ばれたユーザ端末が起動しているか否かを判断する。呼ばれたユーザ端末が起動していない場合は、監視部33は、その旨を通知部29に通知する。呼ばれたユーザ端末が起動している場合は、監視部33は、呼ばれたユーザ端末に対し、ユーザ状態の検出を依頼する。また、監視部33は、依頼に応じて、呼ばれたユーザ端末からユーザ状態が通知されるのを待機する。監視部33は、ユーザ端末からユーザ状態が通知されると、通知されたユーザ状態を通知部29に送出する。
【0068】
通知部29は、前述の第1実施形態例における通知部9と同様、通知先DB30を参照して決定したユーザ状態の通知先を特定する。但し、通知先DB30は、第1実施形態例における通知先テーブル10が、ネットワークを介して代理端末に接続されているユーザごとに蓄積されている構造を有する点が、第1実施形態例と異なる。
【0069】
図17に、通知先DB30の一例を示す。通知先DB30には、代理端末に接続されているユーザのニックネームと、呼び元ユーザのニックネーム及び通知先ユーザのニックネームとが対応付けられて蓄積されている。例えば、ニックネーム"katou"のユーザがニックネーム"tanaka"のユーザのキーワードを発言した場合を考える。通知部29は、ニックネーム"tanaka"をキーに通知先DBを検索し、呼ばれたユーザ"tanaka"の通知先テーブルを取得する。次いで、通知部29は、呼び元ユーザ"katou"に対して設定されている通知先を読み出す。図17では、通知先としてニックネーム"katou"及び"suzuki"が設定されている。
【0070】
また、通知部29は、前述の第1実施形態例における通知部29と同様、通知されたユーザ状態とスケジュールDB31との内容とに基づいて、通知する文字メッセージを決定する。但し、スケジュールDB31には、代理端末に接続されているユーザ全てのスケジュールが蓄積されている点が、第1実施形態例と異なる。
【0071】
(2)ユーザ端末
状態検出部24は、イベント検出部25、セーバ検出部26及び記録部27を備えている。状態検出部24は、前述の第1実施形態における状態検出部4と同様、キーボードやマウスによるユーザの入力、入力がチャットクライアントに対してなされているか否か、スクリーンセーバが動作中であるか否かなどを、イベント検出部25及びセーバ検出部26により検出する。また、検出した結果をイベントテーブルに記録する。ただし、本実施形態例においては、状態検出部24は、代理端末の監視部33からの依頼に従ってユーザ状態を検出し、検出したユーザ状態を代理端末に通知する点が第1実施形態例と異なる。
【0072】
表示部32は、第1実施形態例と同様、通知されたユーザ状態を示すアイコンを画面上に表示する。
[処理の流れ]
次に、前述の状態通知システムにおいて行われる処理について説明する。図18は、本実施形態例の代理端末が行うメイン処理の流れを示すフローチャートである。代理端末においてチャットクライアントが起動されるか、またはチャットクライアントとチャットサーバとが接続されることにより、以下の処理が開始される。
【0073】
ステップS51では、いずれかのチャネルにおいて発言があったか否かをイベント検出部が判断する。発言があった場合はステップS52に移行する。発言がなければ前述の判断を繰り返す。すなわち、ステップS51では、キーワード検出部22は、いずれかのチャネルにおいて発言がなされるのを待機する。
ステップS52では、キーワード検出部22は、いずれかのユーザのキーワードが発言に含まれているか否かを判断する。この判断は、キーワードDB23を参照することにより行われる。いずれかのユーザのキーワードが含まれていると判断すると、ステップS53に移行する。いずれのユーザのキーワードも発言に含まれていないと判断すると、前述のステップS51に戻り、キーワード検出部22は次の発言を待機する。
【0074】
ステップS53では、キーワード検出部22は、キーワードを発言した呼び元ユーザのニックネーム、キーワードの発言により呼ばれたユーザのニックネーム及び発言のあった呼び元チャネル名を、チャットクライアントから取得する。
ステップS54では、キーワード検出部22は、呼び元ユーザと呼ばれたユーザとが同一のユーザであるか否かを判断する。両者が異なるユーザであれば、呼び元ユーザ、呼ばれたユーザ及び呼び元チャネル名を監視部33に通知し、ステップS55に移行する。呼び元ユーザと呼ばれたユーザとが同じであれば、前述のステップS51に戻り、キーワード検出部22は次の発言を待機する。
【0075】
ステップS55では、監視部33は、呼ばれたユーザのユーザ端末が起動しているか否かを判断する。呼ばれたユーザのユーザ端末が起動していなければ、後述するステップS58に移行する。呼ばれたユーザのユーザ端末が起動していれば、呼ばれたユーザの状態を検出するためにステップS56に移行する。
ステップS56では、監視部33が、呼ばれたユーザ端末に対し、ユーザ状態の検出を依頼する。
【0076】
ステップS57では、監視部33は、前述の依頼に対する応答を待機し、ユーザ状態を取得するとステップS58に移行する。
ステップS58では、監視部33は、ユーザ端末から取得した呼ばれたユーザのユーザ状態を、通知部29に送出する。また、ユーザ状態と併せて、呼び元ユーザ及び呼び元チャネルも送出する。ユーザ状態を受け取った通知部29は、ユーザ状態が"不在"か否かを判断する。ユーザ状態が"不在"であれば、ステップS59に移行する。"不在"でなければ、後述するステップS60に移行する。
【0077】
ステップS59では、通知部29は、呼ばれたユーザのスケジュールをスケジュールDB31から読み込む。
ステップS60では、通知部29は、ユーザ状態やユーザのスケジュールに基づいて、呼び元ユーザに通知する文字メッセージを決定する。
ステップS61では、通知部29は、呼ばれたユーザのニックネームに基づいて通知先DB30を読み込み、文字メッセージの通知先を特定する。次いで通知部29は、決定した通知先に対し、文字メッセージや状態情報を通知する。文字メッセージや状態情報を受け取ったユーザ端末上では、表示部が、通知された文字メッセージを表示したり、アイコンを変更する。
【0078】
ステップS62では、チャットクライアントが終了しているか否かが判断され、終了していれば本処理を終了する。チャットクライアントが終了していなければ、再び前述のステップS51に戻り前記の処理を繰り返す。
ユーザ端末上での処理の流れは、第1実施形態例における状態判断処理と同様、他のユーザから呼ばれたユーザのリアルタイムな状態を検知して通知する。但し、各ユーザ端末が代理端末からの依頼に応じて状態判断処理を行う点及び代理端末が各ユーザ端末にユーザ状態を通知する点が、第1実施形態例と異なる。
【0079】
<その他の実施形態例>
前述の第2実施形態例においては、代理端末を設けておき、その代理端末にチャットクライアント及び代理通知装置を持たせた。しかし、代理通知装置をチャットサーバが動作する情報端末に持たせる形態も可能である。この場合、キーワード検出部22は、チャネルにおける発言をチャットサーバから取得する。また、通知部29は、文字メッセージの発言をチャットサーバを介して行う。
【0080】
【発明の効果】
本発明を用いれば、文字メッセージを用いてリアルタイムに会話を行うユーザが、必要な場合にリアルタイムに互いの状態を知ることができるので、円滑なコミュニケーションを行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第1実施形態例に係る通信支援システムの全体構成図。
【図2】 第1実施形態例におけるユーザ端末の構成を示すブロック図。
【図3】 キーワードリストの一例を示す説明図。
【図4】 通知先テーブルの一例を示す説明図。
【図5】 (a)文字メッセージによる"席はずし"状態の表示例を示す説明図。
(b)アイコンによる"席はずし"状態の表示例を示す説明図。
【図6】 (a)文字メッセージによる"多忙"状態の表示例を示す説明図。
(b)アイコンによる"多忙"状態の表示例を示す説明図。
【図7】 文字メッセージによる"応答中"状態の表示例を示す説明図。
【図8】 スケジュールと組み合わせた文字メッセージの表示例を示す説明図。
【図9】 第1実施形態例の状態通知装置が行う処理の流れを示すフローチャート。
【図10】 状態判断処理の流れを示すフローチャート。
【図11】 不在判断処理の流れを示すフローチャート。
【図12】 作業判断処理の流れを示すフローチャート。
【図13】 応答判断処理の流れを示すフローチャート。
【図14】 第2実施形態例に係る通信支援システムの全体構成図。
【図15】 第2実施形態例の代理端末及びユーザ端末の構成を示すブロック図。
【図16】 キーワードDBの情報の一例を示す説明図。
【図17】 通知先DBの情報の一例を示す説明図。
【図18】 第2実施形態例の代理通知装置が行う処理の流れを示すフローチャート。

Claims (10)

  1. 複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置に用いられる通信支援方法であって、
    所定の文字情報と前記利用者との対応付けを準備し、
    いずれかの文字情報が、いずれかのネットワーク上でいずれかの第1利用者から発言されることを検知し、
    前記文字情報の検知に応じ、前記検知された文字情報に対応付けられた第2利用者の状態を検出し、
    前記検出された第2利用者の状態を、前記文字情報が発言されたネットワーク上に送出する、通信支援方法。
  2. 複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置に用いられる通信支援システムであって、
    所定の文字情報と前記通信装置の利用者を識別する利用者識別子とを対応付けて蓄積する第1蓄積手段と、
    前記いずれかの文字情報が、いずれかの前記ネットワーク上でいずれかの第1通信装置から送出されたことを検知する検知手段と、
    前記文字情報の検知に応じ、前記検知された文字情報に対応付けられた利用者識別子で識別される利用者が用いる第2通信装置の状態に基づいて、前記第2通信装置の利用者状態を判断する判断手段と、
    前記利用者状態を、前記文字情報が送出されたネットワーク上に送出する通知手段と、
    を備える通信支援システム。
  3. 前記所定の文字情報に対応付けられた利用者識別子と、前記文字情報の送出元となる通信装置の利用者を識別する利用者識別子と、前記文字情報に対応付けられた利用者識別子により識別される利用者の状態の通知先となる通信装置の利用者を識別する利用者識別子と、を対応付けて蓄積する第2蓄積手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記第2蓄積手段に基づいて前記利用者状態の通知先を決定し、前記ネットワークを介して前記利用者状態を前記通知先に通知する、
    請求項2に記載の通信支援システム。
  4. 利用者のスケジュールを各利用者の利用者識別子と対応付けて蓄積する第3蓄積手段をさらに備え、
    前記通知手段は、前記判断された第2通信装置の利用者状態と、前記第2通信装置の利用者の利用者識別子に対応するスケジュールとに基づいて、前記ネットワーク上に送出する利用者状態を決定する、
    請求項2に記載の通信支援システム。
  5. 前記第2通信装置が動作しているか否かを検出し、前記検出結果に従って前記利用者の状態を前記判断手段から取得する取得手段をさらに備える、請求項2に記載の通信支援システム。
  6. 前記ネットワークを共有する各利用者の状態を視覚的に表示し、前記ネットワーク上に送出された利用者状態に従い前記表示を変化可能な表示手段をさらに備える、請求項2に記載の通信支援システム。
  7. 複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置の1つとともに用いられる状態通知装置であって、
    所定の文字情報を蓄積する第1蓄積手段と、
    前記文字情報が、いずれかの前記ネットワーク上で他の通信装置から送出されたことを検知する検知手段と、
    前記文字情報の検知に応じ、前記通信装置の状態に基づいて、前記通信装置の利用者の状態を判断する判断手段と、
    前記利用者の状態を、前記文字情報が送出されたネットワーク上に送出する通知手段と、
    を備える状態通知装置。
  8. 複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置に用いられる代理装置であって、
    所定の文字情報と各通信装置の利用者を識別する利用者識別子とを対応付けて蓄積する第1蓄積手段と、
    前記いずれかの文字情報が、いずれかの前記ネットワーク上でいずれかの第1通信装置から送出されたことを検知する検知手段と、
    前記文字情報の検知に応じ、前記検知された文字情報に対応付けられた利用者識別子で識別される利用者が用いる第2通信装置が動作しているか否かを検出し、前記検出結果に従って前記第2通信装置の利用者状態を前記第2通信装置から取得する取得手段と、
    前記検出結果に基づく利用者状態または前記取得した利用者状態を、前記文字情報が送出されたネットワーク上に送出する通知手段と、
    を備える代理装置。
  9. 複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置の1つとともに用いられる状態通知プログラムが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    A;所定の文字情報を蓄積する段階と、
    B;前記文字情報が、いずれかの前記ネットワーク上で他の通信装置から送出されたことを検知する段階と、
    C;前記文字情報の検知に応じ、前記通信装置の状態に基づいて、前記通信装置の利用者の状態を判断する段階と、
    D;前記利用者の状態を、前記文字情報が送出されたネットワーク上に送出する段階と、
    を実行させるための状態通知プログラムが記録された、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  10. 複数の利用者が互いに同一のネットワークを共有して同時に双方向通信可能な通信装置に用いられる代理通知プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
    A;所定の文字情報と各通信装置の利用者を識別する利用者識別子とを対応付けて蓄積する段階と、
    B;前記いずれかの文字情報が、いずれかの前記ネットワーク上でいずれかの第1通信装置から送出されたことを検知する段階と、
    C;前記文字情報の検知に応じ、前記検知された文字情報に対応付けられた利用者識別子で識別される利用者が用いる第2通信装置が動作しているか否かを検出し、前記検出結果に従って前記第2通信装置の利用者状態を前記第2通信装置から取得する段階と、
    D;前記検出結果に基づく利用者状態または前記取得した利用者状態を、前記文字情報が送出されたネットワーク上に送出する段階と、
    を実行させるための代理通知プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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