JP3685314B2 - 端子係止具付き雌コネクタ及び端子係止具付き電気コネクタ - Google Patents

端子係止具付き雌コネクタ及び端子係止具付き電気コネクタ Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、端子係止具付き雌コネクタ及び端子係止具付き電気コネクタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、図30のようなコネクタ150が提案されている(EP0703643A1)。
このコネクタ150は、端子152を挿着するハウジング本体151と、ハウジング本体51に膨出形成されたフード153と、ハウジング本体151に挿着される端子係止具154と、端子係止具154から突出する端子152を保持する端子ホルダ155とから成る。端子収容室156への端子152の挿入方向と直交する方向へ端子係止具154をスライドすることによって端子152を係止する。端子係止具154には操作レバー157が前方へ突設され、操作レバー157の先端部には摺動面157aが形成されている。
【0003】
コネクタ150のフード153内に相手方コネクタ(図示せず)を嵌合する際に、相手方コネクタ内に設けられた傾斜面と摺動面157aとが突き当たる。傾斜面が摺動面157aを押圧することにより、端子係止具154がスライドされ、端子係止具154が端子152を係止する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、コネクタ150と相手方コネクタとの嵌合時に、端子係止具154をスライドさせて端子152を係止するだけであるから、ハウジング本体151内に挿着された端子152の挿入状態を検知できない欠点があった。そのため、相手方コネクタとの嵌合後に、電気的な接触不良を起こす危険があった。
【0005】
本発明は上記した点に鑑み、端子の挿入状態を検知することができる端子係止具付き雌コネクタ及び端子係止具付き電気コネクタを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の端子係止具付き雌コネクタは、肩部を有する雄端子と、該雄端子を挿入する端子収容室を形成した雌ハウジング本体と、該雌ハウジング本体の外周面から雄端子挿入方向へ膨出形成されたフードとから成り、前記雌ハウジング本体とフードとの間に形成されたホルダ収容室と、該ホルダ収容室内で前記雌ハウジング本体に組み付けられ、且つ前記端子収容室に対応する端子挿通孔を有する雄端子ホルダと、該雄端子ホルダの雌ハウジング本体側で雄端子挿入方向と交差する方向へスライド自在に係合され、前記端子収容室に対応する端子導入口を有し、前記端子収容室内に挿入された前記雄端子の挿入状態を検知する雄端子係止具とを備え、前記雄端子係止具が、前記雄端子ホルダに仮係止又は本係止される枠体と、仮係止時に該枠体内に前記雄端子を挿入可能であり、且つ本係止時に前記雄端子の肩部に係合するように、前記枠体にスライド方向と交差する方向へ配設された一又は複数の垂直壁と、該垂直壁から雄端子方向へ延設された少なくとも一つの操作レバーとから成り、該操作レバーが、前記雄端子係止具の仮係止時に前記端子挿通孔から突出する前記雄端子のコジリを防止するため、前記雄端子係止具の略中央に配置されると共に、前記雄端子ホルダーを介して前記フード内へ突出することを特徴とする。
【0007】
本発明の端子係止具付き電気コネクタは、請求項2に記載のものにおいては、雄コネクタを雌コネクタのフード内に嵌合する電気コネクタにおいて、前記雄コネクタは、肩部を有する雌端子と、該雌端子を挿入する端子収容室を形成した雄ハウジング本体とから成り、前記雄ハウジング本体の外周面から雌端子挿入方向へ膨出形成されたホルダ収容室と、前記端子収容室に対応する端子挿通孔を有し、且つ前記ホルダ収容室内で前記雄ハウジング本体に組み付けられる雌端子ホルダと、前記雌端子ホルダの雄ハウジング本体側に雌端子挿入方向へスライド自在に係合され、前記端子収容室に対応する端子導入口を有し、前 記端子収容室内へ挿入された前記雌端子の挿入状態を検知する雌端子係止具とを備えており、
前記雌コネクタは、肩部を有する雄端子と、該雄端子を挿入する端子収容室を形成した雌ハウジング本体と、該雌ハウジング本体の外周面から雄端子挿入方向へ膨出形成されたフードとから成り、前記雌ハウジング本体とフードとの間に形成されたホルダ収容室と、該ホルダ収容室内で前記雌ハウジング本体に組み付けられ、且つ前記端子収容室に対応する端子挿通孔を有する雄端子ホルダと、該雄端子ホルダの雌ハウジング本体側で雄端子挿入方向と交差する方向へスライド自在に係合され、前記端子収容室に対応する端子導入口を有し、前記端子収容室内に挿入された前記雄端子の挿入状態を検知する雄端子係止具とを備えていて、
前記雌端子ホルダには前記雄端子係止具の操作レバーを収容するレバー収容孔が形成されると共に、前記端子係止具付き雌コネクタのホルダ収容室には前記雌端子係止具の操作レバーを収容するレバー収容空間が設けられていることを特徴とする。
【0008】
請求項3に記載のものにおいては、端子係止具付き雄コネクタの雌端子係止具には前記端子係止具付き雌コネクタのレバー収容孔に対応するレバー受入口が形成されていることを特徴とする。
【0009】
請求項4に記載のものにおいては、端子係止具付き雌コネクタと端子係止具付き雄コネクタとがカム機構よって低挿入力で嵌合されるようになっていることを特徴とする
請求項5に記載のものにおいては、前記端子係止具付き雄コネクタと端子係止具付き雌コネクタが防水型であることを特徴とする。
【0010】
請求項1に記載の端子係止具付き雌コネクタによれば、ホルダ収容室が雌ハウジング本体から膨出形成されたフードと雌ハウジング本体との間に形成されている。ホルダ収容室内で雌ハウジング本体に組み付けられる雄端子ホルダが、端子収容室に対応する端子挿通孔を有する。雄端子ホルダの雌ハウジング本体側で雄端子挿入方向と交差する方向へスライド自在に係合される雄端子係止具が、端子収容室に対応する端子導入口を有し、端子収容室内に挿入された雄端子の挿入状態を検知する。
即ち、雄端子係止具は、ホルダ収容室内で雄端子ホルダと雌ハウジング本体との間にスライド自在に配置されている。端子収容室と端子挿通孔とは雄端子係止具を介して対応している。そのため、端子収容室内に挿入された雄端子の挿入状態は、雄端子係止具を通過する雄端子の挿入状態を検知することによって行われる。
【0011】
この場合、枠体が雄端子ホルダに仮係止又は本係止される。枠体には雄端子係止具のスライド方向と直交する方向へ垂直壁が配設されており、垂直壁から雄端子挿入方向へ少なくとも一つの操作レバーが延設されている。そのため、操作レバーによって雄端子ホルダに雄端子係止具を仮係止した時には、雄端子が枠体内に挿入される。また、雄端子ホルダに雄端子係止具を本係止した時には、垂直壁が雄端子の肩部に係合される。これにより、垂直壁が雄端子の肩部に係合されるか否かによって端子収容室内に挿入された雄端子の挿入状態が検知される。
【0012】
そして、操作レバーが雄端子係止具の略中央に配置されていると共に、雄端子ホルダを介してフード内へ突出しているから、雄端子係止具の仮係止時に、雄端子ホルダの端子挿通孔から突出する雄端子が操作レバーに突き当たって、雄端子のコジリ(変形)が防止される。
【0013】
本発明の端子係止具付き電気コネクタによれば、請求項2に記載のものにおいては、雄コネクタにおける雌端子ホルダがホルダ収容室内の雄ハウジング本体側に組み付けられ、雌端子係止具が雌端子ホルダの雄ハウジング本体側に端子収容室への雌端子挿入方向と直 交する方向へスライド自在に係合している。即ち、雌端子係止具は雌端子ホルダと雄ハウジング本体との間でスライドする。また、雌端子ホルダの端子挿通孔と、雌端子係止具の端子導入口とは雄ハウジング本体の端子収容室にそれぞれ対応している。そのため、雌端子係止具のスライドにより、雌端子係止具が端子収容室内へ挿入された雌端子の挿入状態を検知する。
【0014】
一方、雌コネクタにおいては、ホルダ収容室が雌ハウジング本体から膨出形成されたフードと雌ハウジング本体との間に形成されている。ホルダ収容室内で雌ハウジング本体に組み付けられる雄端子ホルダが、端子収容室に対応する端子挿通孔を有する。雄端子ホルダの雌ハウジング本体側で雄端子挿入方向と交差する方向へスライド自在に係合される雄端子係止具が、端子収容室に対応する端子導入口を有し、端子収容室内に挿入された雄端子の挿入状態を検知する。
即ち、雄端子係止具は、ホルダ収容室内で雄端子ホルダと雌ハウジング本体との間にスライド自在に配置されている。端子収容室と端子挿通孔とは雄端子係止具を介して対応している。そのため、端子収容室内に挿入された雄端子の挿入状態は、雄端子係止具を通過する雄端子の挿入状態を検知することによって行われる。
【0015】
また、本係止時には、雄端子係止具の操作レバーを収容するレバー収容孔が雌端子ホルダに形成されていると共に、雄端子係止具の操作レバーを収容するレバー収容空間が端子係止具付き雌コネクタのホルダ収容室に形成されている。そのため、端子係止具付き雌コネクタと端子係止具付き雄コネクタとの嵌合が可能になる。即ち、各操作レバーをレバー収容孔及びレバー収容空間に挿入可能か否かによって、端子係止具付き雌コネクタと端子係止具付き雄コネクタとの嵌合状態が検知可能になる。
【0016】
請求項3に記載のものによれば、レバー収容孔に対応するレバー受入口が雌端子係止具に形成されている。そのため、端子係止具付き雌コネクタと端子係止具付き雄端子との嵌合時に、雄端子係止具の操作レバーが雌端子係止具のレバー受入口に挿入可能か否かによって、雄端子係止具と雌端子係止具とが共に本係止状態でないか、又は何れか一方が本係止状態でないかを検知可能である。
【0017】
請求項4に記載のものによれば、カム機構によって端子係止具付き雌コネクタと端子係止具付き雄コネクタとが嵌合される。そのため、嵌合作業が低挿入力で行える。
請求項5に記載のものによれば、端子係止具付き雌コネクタと端子係止具付き雄コネクタを防水型にすることも可能である。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照しながら、本発明の端子係止具付き雌コネクタ及び端子係止具付き電気コネクタの実施の形態の具体例を説明する。
図1〜図13は本発明に係る端子係止具付き電気コネクタに使用される端子係止具付き雄コネクタ(以下、単に雄コネクタという)の一実施形態を示すものである。
図1に示すように、この雄コネクタ1Aは、雌端子2A,2A′、雄コネクタハウジング3A、雌端子係止具4A、雌端子ホルダ5A、及び防水カバー6Aから構成されている。雄コネクタハウジング3A、雌端子係止具4A、及び雌端子ホルダ5Aは絶縁樹脂製であり、防水カバー6Aはゴム製である。
【0019】
図2のように、雌端子2Aは、ブロック状の端子本体11と、端子本体11の両側に切り起こされた可撓係止片12と、端子本体11の前端から突出した二股状接触子13と、端子本体11の後端から延びる延設板14に立設された電線加締片15と、延設板14に配置されたゴム栓加締片15とから成る。電線加締片15には電線17が加締められる。ゴム栓加締片16には加締められた電線17を覆うゴム栓18が加締められる。端子本体11の後端には肩部19が配置されている。
【0020】
図1の雌端子2A′は雌端子2Aより大きい。雌端子2A′の構成は、雌端子2Aと殆ど同じであるので、説明を省略する。なお、雌端子2Aに対応する構成部材には雌端子2Aの構成部材の符号に「′」を付けて示す(図2参照)。
【0021】
図1及び図3に示すように、雄コネクタハウジング3Aは、雄ハウジング本体20、ホルダ収容室22、ロックアーム23、及び鍔24から成る。
雄ハウジング本体20には複数の端子収容室21,21′が貫通されている。端子収容室21には雌端子2Aが、端子収容室21′には雌端子2B′がそれぞれ挿着される。雄ハウジング本体20の外周面には、前方(雌端子挿入方向(P方向))へホルダ収容室22が膨出形成され、上部に片持ち状のロックアーム23が立ち上げられている。外周面の後端には鍔24が上部を除いて周設されている。フード23の外周面には両側に駆動軸25,25が突設され、上部に一対の案内突起26,26が配置されいる。
【0022】
図1及び図3に示すように、雌端子係止具4Aは、矩形状の枠体31と、枠体31を区画するための平行壁32及び垂直壁33と、平行壁32及び垂直壁33によって区画された端子導入口34,34′及びレバー受入口35と、枠体31の左側から雌端子挿入方向(P方向)へ突出された操作レバー36とから成る。
【0023】
平行壁32は、雌端子係止具4Aのスライド方向(X方向)に配設されている。垂直壁33は平行壁32と直交(請求項の交差に相当)するように配設されている。枠体31には右側の上部及び下部と、左側の下部とに一段低い段差37,37,37′があり、段差37には係止突起38が設けられている。係止突起38はスライド方向にストッパ面38aと傾斜面38bとを有する。端子導入口34,34′の個数及び配置場所は雄ハウジング本体3Aの端子収容室21,21′とそれぞれ同一である。レバー収容孔35は二つ形成されている。なお、スライド方向(X方向)とは雌端子挿入方向(P方向)と直交する方向である。
【0024】
図3及び図4に示すように、雌端子ホルダ5Aは、ブロック状のホルダ本体40と、ホルダ本体40に貫通する端子挿通孔41,41′と及びレバー収容孔42と、ホルダ本体40の裏面40aに配置された一対のガイドレール43,43と、ホルダ本体40の裏面40aから突出するホルダ係合突起44と、ホルダ本体40の裏面40aで右側に配置された係止部45とから成る。
【0025】
端子挿通孔41,41′の個数及び配置場所は雌端子係止具4Aの端子導入口34,34′とそれぞれ同一である。そして、レバー収容孔42の個数及び配置場所は雌端子係止具4Aのレバー受入口35と同じである。ガイドレール43は断面L字状に形成され、裏面40aの上部及び下部にスライド方向(X及びX′方向)へそれぞれ配置されている。ガイドレール43に沿って雌端子係止具4Aがスライド自在である。
【0026】
図3及び図4に示すように、ホルダ本体40の裏面40aには後方(雌端子挿入方向に対して反対方向)へ四つの鈎状のホルダ係合突起44が延設されている。各ホルダ係合突起44の配置場所は、上部両側と下部両側とである。上部両側及び下部両側のホルダ係合突起44の間にはそれぞれガイドレール43が位置している。
【0027】
同じく裏面40aの右側の上部及び下部には後方へ補助壁46が突設され、補助壁46の相対向する対向面46aには雌端子係止具4Aの係止突起38に対する係止部45が形成されている。
係止部45は、対向面46aから突設された位置決め突起47と、位置決め突起47からスライド方向へ配置されたストッパ壁48と、位置決め突起47とストッパ壁48との間に設けられた突起収容空間49とから成る。位置決め突起47及びストッパ壁48とはホルダ本体40の裏面40aから後方へ延びるリブ状である。位置決め突起47の両側にはテーパ面47a,47aが、及びストッパ壁48の左側にはストッパ面48aがそれぞれ形成されている。
【0028】
図1に示すように、雄ハウジング本体3Aの鍔24に嵌着される防水カバー6Aは、漏斗状のカバー本体51と、カバー本体51の周縁に周設されたフランジ52とから成る。カバー本体51には孔53が形成されている。フランジ52には雄ハウジング本体3Aの鍔24が嵌着される。
【0029】
次に、中途挿入状態を検知しながら、雄コネクタ1Aを組み立てる方法について説明する。なお、雌端子2A′の場合は雌端子2Aと同一であるので、説明を省略する。
【0030】
図2に示すように、電線17をゴム栓18に通し、雌端子2Aの電線加締片15に電線16を加締め、防水カバー6Aの孔53に挿通する。なお、雌端子2A′の場合も雌端子2Aと全く同じであるので、雌端子2A′に関する説明を省略する。
【0031】
図4のように、雌端子ホルダ5Aのガイドレール43に雌端子係止具4Aをスライド自在に取り付ける。雌端子係止具4Aを自由にした状態で、雌端子ホルダ5Aの位置決め溝40bとホルダ収容室22の位置決めリブ(図示せず)とによって、図5の如くに、雌端子ホルダ5Aをホルダ収容室22内に案内する。ホルダ係合突起44を雌ハウジング本体20の本体側係止突起(図示せず)に係合することにより、ホルダ収容室23内で雌ハウジング本体20の前面に雌端子ホルダ5Aを組み付ける。
【0032】
図4に示すように、操作レバー36を把持して雌端子係止具4Aを右側(X′方向)へスライドさせ、雌端子係止具4Aの係止突起38を雌端子ホルダ5Aの位置決め突起47に突き当てる。雌端子係止具4Aを更にX′方向へ押し込むと、係止突起38が位置決め突起48を乗り越えて突起収容空間49に挿入される。これにより、雌端子係止具4Aが雌端子ホルダ5Aに対して仮係止される。この時、図5のように、雌端子ホルダ5Aの端子挿通孔41と、雌端子係止具4Aの端子導入口34と、雌ハウジング本体20の端子収容室21とがそれぞれ対応している。それと共に、雌端子ホルダ5Aのレバー収容孔42と、雌端子係止具4Aのレバー受入口35とが対応している。雌端子係止具4Aの操作レバー36は雌端子ホルダ4Aの左側から前方へ突出している。
【0033】
図6及び図7に示すように、雄ハウジング本体20の端子収容室21から電線17を加締めた雌端子2Aを挿入する。雌端子2Aの二股状接触子13が端子収容室21に挿入されると、端子導入口34から端子挿通孔41を通って外部へ突出する。雌端子2Aの端子本体11は端子収容室21から端子導入口34を通過して端子挿通孔41内に挿入される。端子挿通孔41には多少のクリアランス(隙間又は遊び)があるので、端子挿通孔41内では雌端子2Aが密着せず僅かに雌端子挿入方向(P方向)又はその反対方向に対して移動可能な状態である。この時、雌端子2Aの可撓係止片12が、端子挿通孔41内に形成された係合段部40cに係止(一次係止)される。ゴム栓18は端子収容室21の内周面に密着される。
【0034】
そこで、図7のように、雌端子係止具4Aの操作レバー36を把持して左方向(X方向)へスライドさせる。雌端子係止具4Aの係止突起38に雌端子ホルダ5Aの位置決め突起47を乗り越えさせ、雌端子ホルダ5Aに対する雌端子係止具4Aの仮係止状態を解除させる。
【0035】
図9及び図10に示すように、雌端子2Aが完全に端子収容室21内に挿入されている場合には、スライドされた雌端子係止具4Aの垂直壁33と、枠体31の垂直部31aとが雌端子2Aの肩部19に係合し、雌端子2Aが二次係止される。つまり、雌端子係止具4Aが本係止されると共に、雌端子2Aが二重係止される。
【0036】
一方、図11及び図12に示すように、雌端子2Aが端子収容室21内に不完全な中途挿入状態である場合には、垂直壁33が雌端子2Aの端子本体22に突き当たって肩部19に係合しない。即ち、雌端子ホルダ5Aに対して雌端子係止具4Aを本係止できないと共に、雌端子2Aを二重係止できない。これにより、端子収容室21内での雌端子2Aの不完全挿入状態を検知できる。不完全状態が検知されたならば、不完全挿入状態の雌端子2A″を治具等によって完全挿入状態にする。
【0037】
なお、雌端子2Aの不完全挿入状態に関して程度の差はあるが、僅か(クリアランスで吸収可能な程度)であれば、スライドされた雌端子係止具4Aの垂直壁33と枠体31の垂直部31aとによって雌端子2Aを端子挿通孔41内へ押し込むことができる。つまり、雌端子2Aを端子収容室21内に押し込むことが可能なので、雌端子2Aの不完全挿入状態を完全挿入状態へ自動的に移行できる。
防水カバー6Aのフランジ52を雄ハウジング本体20の鍔24に嵌着することによって、雄コネクタ1Aが組み立てられる。
【0038】
図14〜図26は本発明に係る端子係止具付き雌コネクタ(以下、単に雌コネクタという)の一実施形態を示すものである。なお、雄コネクタ1Aと同一構成部分には同一名称を付けて詳細な説明を省略する。
【0039】
図14に示すように、この雌コネクタ1Bは、雄端子2B,2B′、雌コネクタハウジング3B、雄端子係止具4B雄端子ホルダ5B、防水カバー6Bシールパッキン7から構成されている。雌ハウジング本体3B、雄端子係止具4B、及び雄端子ホルダ5Bは絶縁樹脂製であり、防水カバー6Bとシールパッキン6はゴム製である。
【0040】
図15に示すように、雄端子2Bは、ブロック状の端子本体61と、端子本体61の両側壁から切り起こされた可撓係止片62,62と、端子本体61の前端部に延設されたタブ状接触子63、端子本体61の後端部から後方へ延びる延設板64とから成る。また、雄端子2Bは導電性の金属板材をプレス加工することによって形成される。端子本体61の後端部が段状の肩部65に相当する。延設板64には電線17を加締めるための一対の電線加締片66,66と、ゴム栓67を加締めるための一対のゴム栓加締片68,68とがそれぞれ配置されている。電線17を雄端子2Bに加締めた後に、ゴム栓67が雄端子2Bの後端部に嵌着され、ゴム栓加締片68によって加締められる。
【0041】
図14の雄端子2B′は雄端子2Bより大きい。雄端子2B′の構成は、雄端子2Bと殆ど同じであるので、説明を省略する。なお、雄端子2Bに対応する構成部材には雄端子2Bの構成部材の符号に「′」を付けて示す(図15参照)。
図14及び図16に示すように、雌コネクタハウジング3Bは、雌ハウジング本体70、ホルダ収容室72、フード73、及び鍔74から成る。
雌ハウジング本体70内には複数の端子収容室71,71′が貫通されている。端子収容室71には雌端子2Bが、端子収容室71′には雌端子2B′がそれぞれ挿着される。
【0042】
雌ハウジング本体70の外周面には前方(端子収容室71への雄端子2Bの挿入方向(Q方向))へホルダ収容室72が膨出形成され、ホルダ収容室72の内面には上部及び下部に一条の位置決めリブ(図示せず)がそれぞれ突設されている。ホルダ収容室72内で雌ハウジング本体70の前面には、雌端子係止具5Bを収容して組み付けるため上部及び下部に係合突起(図示せず)がそれぞれQ方向へ突設されている。
【0043】
ホルダ収容室72の外周面には前方へフード73が膨出形成されている。フード73の両側壁には導入切欠73′,73′が形成され、内面にパッキン用突起75,75が内方へ突設され、外面に係合ピン76がそれぞれ外方へ設けられている。フード73の上壁には一対のガイド溝77が雄端子挿入方向(Q方向)へ形成されている。
【0044】
図14に示すように、雌ハウジング本体70の後端縁には上部を除いて鍔74が周設され、鍔74には防水カバー6Bが嵌着される。
フード73の係合ピン76には操作用カム部材8が回動自在に軸支される。操作用カム部材8は、把手81と、把手81の両端部に一体的に形成された一対のレバー82,82と、各レバー82に形成されたカム溝83とから成る。把手81には略中央に嵌合板84が配置されている。一対のレバー82,82にはそれぞれ軸孔85が形成されている。軸孔85にはフード73の係合ピン76が軸支される。カム溝83の入口83aにはレバー82の強度を高めるためにブリッジ86が架設されている。フード73の係合ピン76と操作用カム部材8のレバー82との間にはコイル(螺旋)状のバネ部材87が介在される。バネ部材87によって操作用カム部材8が常に一方の方向(反嵌合方向、即ち時計方向)へバネ付勢されている。
【0045】
図14及び図16に示すように、雄端子係止具4Bは、略矩形状の枠体91と、枠体91内を区画するために設けられた複数の平行壁92及び垂直壁93と、平行壁92及び垂直壁93によって区画形成された複数の端子導入口94,94′と、平行壁92と垂直壁93との交差部95から前方へ突設された一対の操作レバー96,96とから成る。枠体91の四隅には段差97,97′が形成され、右側の段差97には係止突起98がそれぞれ設けられている。
【0046】
係止突起98は雄端子係止具4Bのスライド方向(Y及びY′方向)の側にストッパ面98aと、逆側に傾斜面98bとを有する。枠体91の段差97は上下方向へ可撓するので、係止突起98は上下方向へ変位できる。端子導入口94,94′の個数及び配置場所は雌ハウジング本体4Bの端子収容室71,71′にそれぞれ対応している。
【0047】
図14及び図16に示すように、一対の操作レバー96,96は薄板状に形成され、枠体91の略中央で所望の間隔にそれぞれ配置されている。各操作レバー96の長さLは、雄端子ホルダ5Bの厚さ(厚みの距離)Tよりも長く、且つフード73の突出距離Sよりも短い(T<L<S)。雄端子係止具4Bに一対の操作レバー96,96を前方へ突設することにより、端子導入口94を通過した雄端子2Bのコジリを防止できる。即ち、もし端子導入口94を傾斜した状態で雄端子2Bのタブ状接触子63が通過しても、タブ状接触子63がいずれかの操作レバー96に突き当たる。これにより、雄端子2Bの傾斜状態を正常(雄端子挿入方向(Q方向)に対して真っ直ぐ)に矯正できる。なお、雌端子2B′のコジリが防止される場合についても同様であるので、説明を省略する。
【0048】
図14及び図16に示すように、雄端子ホルダ5Bは、ブロック状のホルダ本体100と、ホルダ本体100を貫通する複数の端子挿通孔101,101′及び一対のレバー挿入孔102と、ホルダ本体100の裏面100aに形成された一対のガイドレール103,103と、裏面100aの左側に配置された一対の仮係止部104とから成る。ホルダ本体100の外周面には雄端子挿入方向(Q方向)と平行な位置決め溝105が形成されている。位置決め溝105がホルダ収容室72の位置決めリブによって案内する。
【0049】
端子挿通孔101,101′の個数及び配置場所は雄端子係止具4Bの端子導入口94,94′にそれぞれ対応している。挿入された操作レバー96を左右方向(又は横方向)へ移動可能なように、レバー挿入孔102は長孔状(又は略矩形状)に形成されている。
【0050】
図16及び図17のように、ホルダ本体100の裏面100aで上下部には後方へ鈎状のホルダ係合突起106が突設され、左端から後方へ補助壁107が延設されている。ホルダ係合突起106は上部及び下部にそれぞれ一対ずつ配置され、且つ各ホルダ係合突起106の間にはガイドレール103が位置している。ホルダ係合突起106はガイドレール103よりもホルダ本体100の裏面100aから突出している。
【0051】
図17に示すように、一対の補助壁107,107のうち相対向する対向面107a,107aには仮係止部104が設けられている。
仮係止部104は、対向面107aに突設された位置決め突起108と、位置決め突起108から雄端子ホルダ5Bのスライド方向(Y及びY′方向)へ並んで配置されたストッパ壁109と、位置決め突起108とストッパ壁109との間に設けられた突起収容空間110とから成る。
【0052】
位置決め突起108及びストッパ壁109はホルダ本体100の裏面100aから後方へ延びるリブ状である。位置決め突起108の両側にはテーパ面108aが、ストッパ壁109の右側にはストッパ面109aがそれぞれ形成されている。係合突起98が突起収容空間110に収容されることによって、雄端子係止具4Bが雄端子ホルダ5Bに仮係止される。
【0053】
図14に示すように、シールパッキン7は環状に形成され、フード73とホルダ収容室72との間のパッキン収容空間78に挿入される。そして、フード73のパッキン用突起75によってシールパッキン7が保持且つ固定される。
防水カバー6Bは、防水カバー6Aと同一構成であるので、説明を省略する。
【0054】
次に、中途挿入を検知しながら、雌コネクタ1Bを組み立てる方法について説明する。
図15のように、ゴム栓67を通した電線17を、雄端子2Bの電線加締片66に加締め、ゴム栓67を雄端子2Bのゴム栓加締片68で加締める。これにより、電線17を加締めた雄端子2Bが形成される。予め複数の端子2Bを防水カバー6Bの孔53に挿通する。なお。雄端子2B′を利用した場合も殆ど同様であるので、説明を省略する。
【0055】
図14及び図17に示すように、雄端子ホルダ5Bのレバー挿通孔102に雄端子係止具4Bの操作レバー96を挿通すると共に、雄端子係止具4Bの枠体91をガイドレール103にスライド自在(Y及びY′方向)に係合する。操作レバー96をフリー(自由)状態のままで、雄端子ホルダ5Bの位置決め溝105とホルダ収容室72内の位置決めリブとにより、雄端子ホルダ5Bをホルダ収容室72に導入する。雄端子ホルダ5Bのホルダ係合突起106と、雌ハウジング本体70の係合突起との係合により、雄端子ホルダ5Bはホルダ収容室72内で雌ハウジング本体70の前面に固定される。
【0056】
図17に示すように、雄端子ホルダ5Bのレバー挿通孔102から突出した操作レバー96を左側(Y方向)にスライドする。枠体91の段差97を可撓させることによって雄端子係止具4Bの係止突起98に位置決め突起108を乗り越えさせ、突起収容空間110内に係止突起98を挿入する。位置決め突起108のテーパ面108aとストッパ壁109のストッパ面109aとにより、雌端子係止具4Bを雌端子ホルダ5Bに仮係止する。この時、図18のように、雌ハウジング本体70の端子収容室71と、雄端子係止具4Bの端子導入口94と、雄端子ホルダ5Bの端子挿通孔101とは全て一直線上に並んでいる。
【0057】
仮係止状態で、図19に示すように、端子収容室71から雄端子係止具4Bの端子導入口94を経由して雄端子ホルダ5Bの端子挿通孔101へ雄端子2Bを挿通する。図19及び図20に示すように、端子挿通孔101から雄端子2Bのタブ状接触子63が突出し、雄端子2Bの可撓係止片62が端子挿通孔101内に形成された係合段部111に係止(一次係止)され、且つゴム栓67が端子収容室71内に密着されている。雄端子2Bを挿入された端子挿通孔101内にも僅かなクリアランス(隙間又は遊び)があるので、端子挿通孔101内で雄端子2Bが密着せずに多少自由に雄端子挿入方向(Q方向)又はその反対方向へ移動可能である。
【0058】
ここで、図19に示すように、雄端子係止具4Bの一対の操作レバー(又は一方の操作レバー)96を把持し、操作レバー96を左方向(下方向(Y方向))へスライドさせる。図21に示すように、雄端子係止具4Bの係止突起98に雄端子ホルダ5Bの位置決め突起108を乗り越えさせ、雄端子ホルダ5Bに対して雄端子係止具4Bを本係止状態へ移行させる。
【0059】
図19及び図20に示すように、雄端子2Bが完全に端子収容室71内に挿入されている場合には、図22及び図23に示すように、スライドした垂直壁93が雄端子2Bの肩部65に係合し、雄端子2Bが二次係止される。つまり、雄端子係止具4Bの仮係止状態が完全に解除されて本係止されることによって、雄端子2Bが二重係止される。
【0060】
一方、図24及び図25に示すように、雄端子2Bが端子収容室71内に不完全な中途挿入状態である場合には、垂直壁93が雄端子2Bの端子本体61に突き当たって肩部65に係合しない。即ち、雄端子ホルダ5Bに対して雄端子係止具4Bを本係止状態へ移行できないため、雄端子2Bが二重係止されない。これにより、雄端子係止具4Bを本係止状態に移行できるか否かによって、端子収容室71内での雄端子2Bの挿入状態を検知できる。なお、未完全挿入状態の雄端子2B″が検知された場合には、治具等を利用して雄端子2B″を端子収容室71内へ引き出すことも可能である。
【0061】
なお、雄端子2Bの不完全挿入状態に関して程度の差はあるが、僅か(クリアランスで吸収可能な程度)であれば、スライドされた雄端子係止具4Bの垂直壁93と枠体91の垂直部91aとによって雄端子2Bを端子挿通孔101内へ押し込むことができる。つまり、雄端子2Bを端子収容室71内に押し込むことが可能なので、雄端子2Bの不完全挿入状態を完全挿入状態へ自動的に移行できる。
【0062】
図14に示すように、端子収容室71内に雄端子2Bを二重係止した後に、又は端子収容室71に雄端子2Bを挿入する前に、シールパッキン7をフード73内のパッキン収容空間78に挿着する。それから、防水カバー6Bのフランジ52に雌ハウジング本体70の鍔74を係合することによって、雌ハウジング本体70に防水カバー6Bを嵌着する。以上により、図26に示すように、雌コネクタ1Bが組み立てられる。
【0063】
次に、図27〜図29を参照しながら、上記の雄コネクタ1Aと雌コネクタ1Bとを嵌合して端子係止具付き電気コネクタ1(以下、単に電気コネクタという)を組み立てる方法について説明する。
検知後には、図27に示すように、雄端子係止具4Aの操作レバー35を受け入れるレバー収容空間79が、雌コネクタ1Bのホルダ収容室72内、即ち、雄端子係止具4Bとホルダ収容室72との間に形成されている。
【0064】
図28に示すように(図1及び図14を参照)、雌コネクタ1Bに設けられた操作用カム部材8のカム溝83に、雄コネクタ1Aの駆動軸25を導入する。操作用カム部材8を弾性力に抗して反時計方向(Z方向)へ回転させることにより、雄コネクタ1Aの案内突起26が雌コネクタ1Bのガイド溝77によって案内されながら、雄コネクタ1Aが雌コネクタ1Bのフード73内に挿入される。操作用カム部材8の回転に伴って、雄端子2Bのタブ状接触子63が雌端子2Aの二股状接触子13に挿入される。そして、雌コネクタ1Bの操作レバー96が雌端子ホルダ5Aのレバー収容孔42から雌端子係止具4Aのレバー受入口35に進入し、且つ雄係止具4Bの操作レバー96が雌コネクタ1Aのレバー収容室78内に受け入れられる。
【0065】
操作用カム部材8の嵌合板84と、雄コネクタ1Aのロックアーム23とを係合させることにより、雌コネクタ1Aのフード22内に雄コネクタ1Bが完全に挿入されると共に、雌コネクタ1B内の雄端子2Bと雄コネクタ1A内の雌端子2Aとが電気的に接続される。雄コネクタ1Aと雌コネクタ1Bとの嵌合状態を維持するため、ロックアーム23の下部に嵌合状態維持部材(図示せず)を組み付ける(押し込む)。嵌合状態維持部材を組み付けることにより、嵌合状態が保証される。こうして、図29に示すような電気コネクタ1が組み立てられる。
【0066】
なお、図1及び図14に示すように、本実施形態では雄コネクタ1A及び雌コネクタ1Bが防水タイプ(防水型)であるが、本実施形態に限定されるものではない。また、カム機構の手段として本実施形態の操作用カム部材8に限定されるものではない。更に、カム機構を利用せずに雄コネクタ1Aと雌コネクタ1Bとを嵌合することも可能である。
【0067】
【発明の効果】
以上のように、本発明に係る端子係止具付き雌コネクタによれば、雄端子係止具を雄端子挿入方向と直交する方向へスライドさせることにより、端子収容室内に挿入された雄端子の挿入状態を簡単且つ確実に検知できる。これにより、従来と比較して、端子係止具付き雌コネクタ自身によって雄端子の挿入状態を検知できる。
また、雄端子係止具がホルダ収容室内に配置されているので、意匠性の点で端子係止具付き雌コネクタの美観が損なわれるのを防止できる。そして、例えば、端子係止具付き雌コネクタの運搬時に、雄端子係止具の破損を防止できる。
【0068】
この場合、雄端子ホルダに仮係止又は本係止される枠体が仮係止時に、端子収容室に挿入された雄端子が枠体内に挿入される。枠体にスライド方向と交差する方向へ垂直壁を配設したので、枠体の本係止時に、垂直壁を雄端子の肩部に係合できる。即ち、雄端子が端子収容室内に完全に挿入されていることが分かる。一方、枠体を本係止できない場合には垂直壁を雄端子の肩部に係合できず、端子収容室への雄端子の挿入状態が不完全であることが分かる。そして、雄端子係止具のスライドを操作レバーによって行うことができるので、検知作業に要する時間が少なく。
【0069】
しかも、操作レバーを雄端子係止具の略中央に配置すると共に、雄端子ホルダからフード内へ突出させるので、雄端子係止具の仮係止時に、端子挿通孔からフード内へ突出する雄端子を操作レバーに突き当てることができる。これによって、端子収容室への雄端子の挿入時に、雄端子のコジリを防止できる。
【0070】
本発明に係る端子係止具付き電気コネクタによれば、請求項2に記載のものにおいては、雌端子係止具を雌端子挿入方向と直交する方向へスライドさせることにより、端子収容室内に挿入された雌端子の挿入状態を簡単且つ確実に検知できる。これにより、従来と比較して、端子係止具付き雄コネクタ自身によって雌端子の挿入状態を検知できる。
また、雌端子係止具がホルダ収容室内に配置されているので、意匠性の点で端子係止具付き雄コネクタの美観が損なわれるのを防止できる。そして、例えば、端子係止具付き雄コネクタの運搬時に、雌端子係止具の破損を防止できる。
【0071】
しかも、雄端子係止具及び雌端子係止具の本係止状態の時、雄端子係止具の操作レバーを雌端子ホルダのレバー収容孔に収容できる。それと共に、雌端子係止具の操作レバーを端子係止具付き雌コネクタのレバー収容空間に収容できる。これによって、各端子係止具の操作レバー同士を干渉させることなく、端子係止具付き雌コネクタ及び雄コネクタを嵌合できる。
また、各操作レバーをレバー収容孔及びレバー収容空間にそれぞれ挿入できるか否かにより、端子係止具付き雌コネクタ及び雄コネクタの嵌合状態を検知できる。
【0072】
請求項3に記載のものによれば、端子係止具付き雌コネクタ及び雄コネクタを嵌合することによって、本係止状態の雄端子係止具の操作レバーを雌端子係止具のレバー受入口に挿入できる。即ち、雄端子係止具の操作レバーをレバー受入口に挿入できるか否かにより、両コネクタの嵌合状態を検知できる。
また、雌端子係止具及び雄端子係止具が本係止状態である場合に限って、雄端子係止具の操作レバーをレバー受入口に挿入でき、しかも両コネクタを嵌合できる。
更に、請求項2及び3に記載のものによれば、雄端子係止具の操作レバーを雌端子ホルダのレバー収容孔に挿入できるか否かによって雄端子係止具の本係止状態を検知でき、そして、雄端子係止具の操作レバーを雌端子係止具のレバー受入口に挿入できるか否かよって、雄端子係止具の本係止状態も検知できる。更に、雌端子係止具の操作レバーを端子係止具付き雌コネクタのレバー収容空間に挿入できるか否かによって、雌端子係止具の本係止状態を検知できる。その上、上記三つの挿入状態を満足すれば、端子係止具付き雌コネクタ及び雄コネクタを嵌合できる。即ち、端子係止具付き電気コネクタを組み立てる際には三重の検査に合格しなければらないので、該電気コネクタの品質を向上できる。
【0073】
請求項4に記載のものによれば、カム機構によって嵌合作業を行うので、端子係止具付き雌コネクタ及び雄コネクタを低挿入力で嵌合できる。これにより、嵌合作業の効率化を達成できる。
請求項5に記載のものによれば、端子係止具付き雌コネクタ及び雄コネクタを防水型にすることにより、端子係止具付き電気コネクタを防水できる。これにより、防水型であるか否かを問わずに、端子係止具付き雌コネクタ及び雄コネクタを利用できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る端子係止具付き電気コネクタに使用される雄コネクタの分解斜視図である。
【図2】 図1における雌端子を拡大した斜視図である。
【図3】 図1における雄ハウジング本体、雌端子係止具、及び雌端子ホルダの拡大斜視図である。
【図4】 雌端子係止具を雌端子ホルダにスライド自在に係合した状態を示す説明図である(雌端子係止具の仮係止状態)。
【図5】 雄ハウジング本体に図4の状態の雌端子ホルダを取り付けた状態を示す図である。
【図6】 図5の状態で雌端子を挿入した状態を示す図である。
【図7】 図6における一つの雌端子を中心として拡大した図である。
【図8】 図4における雌端子係止具をX方向へスライドして仮係止状態を解除した状態(本係止状態)を示す説明図である。
【図9】 図6において雌端子係止具をX方向へスライドさせて雌端子を二重係止すると共に、雌端子係止具を本係止状態に移行した状態を示す図である。
【図10】 図9における一つの雌端子を中心として拡大した図である。
【図11】 雌端子係止具の仮係止状態時に、端子収容室内に不完全挿入状態の雌端子がある場合を示す図である。
【図12】 図11における一つの雌端子を中心として拡大した図である。
【図13】 完成された雄コネクタの図(但し、防水カバー及び雌端子を省略した図)である。
【図14】 本発明に係る端子係止具付き雌コネクタを示す分解斜視図である。
【図15】 図14における雄端子を拡大した斜視図である。
【図16】 図14における雌コネクタハウジング、雄端子係止具、及び雄端子ホルダを示す斜視図である。
【図17】 図14における雄端子ホルダに雄端子係止具をスライド自在に係合した状態(仮係止状態)を示す説明図である。
【図18】 雌ハウジング本体に図17の状態の雄端子ホルダを取り付けた状態を示す図である。
【図19】 図18の状態で雄端子を挿入した状態を示す図である。
【図20】 図19における一つの雄端子を中心として拡大した図である。
【図21】 図17において雄端子係止具をスライドさせて本係止した状態を示す説明図である。
【図22】 図19の雄端子係止具をY方向へスライドさせて本係止状態へ移行した状態を示す図である。
【図23】 図22における一つの雄端子を中心として拡大した図である。
【図24】 図19において端子収容室内に不完全挿入状態の雄端子を有する場合を示す図である。
【図25】 図24のおける一つの雄端子を中心として拡大した図である。
【図26】 完成された雌コネクタの図(但し、防水カバー及び雄端子を省略した図)である。
【図27】 図13の雄コネクタと図26の雌コネクタとを嵌合する前の状態を示す図である。
【図28】 図27において雄コネクタと雌コネクタとを嵌合した状態を示す図である。
【図29】 図28における斜視図(但し、防水カバー及び雌雄端子を省略した図)である。
【図30】 従来例を示す図である。
【符号の説明】
1 (端子係止具付き)電気コネクタ
1A (端子係止具付き)雄コネクタ
1B (端子係止具付き)雌コネクタ
2A 雌端子
2B(2B′) 雄端子
4A 雌端子係止具
4B 雄端子係止具
5A 雌端子ホルダ
5B 雄端子ホルダ
19 肩部
20 雄ハウジング本体
21(21′) 端子収容室
22 ホルダ収容室
31 枠体
33 垂直壁
34(34′) 端子導入口
35 レバー受入口
36 操作レバー
41(41′) 端子挿通孔
42 レバー収容孔
65 肩部
70 雌ハウジング本体
71(71′) 端子収容室
72 ホルダ収容室
73 フード
78 レバー収容空間
91 枠体
93 垂直壁
94(94′) 端子導入口
96 操作レバー
101(101′) 端子挿通孔

Claims (5)

  1. 肩部を有する雄端子と、該雄端子を挿入する端子収容室を形成した雌ハウジング本体と、該雌ハウジング本体の外周面から雄端子挿入方向へ膨出形成されたフードとから成り、前記雌ハウジング本体とフードとの間に形成されたホルダ収容室と、該ホルダ収容室内で前記雌ハウジング本体に組み付けられ、且つ前記端子収容室に対応する端子挿通孔を有する雄端子ホルダと、該雄端子ホルダの雌ハウジング本体側で雄端子挿入方向と交差する方向へスライド自在に係合され、前記端子収容室に対応する端子導入口を有し、前記端子収容室内に挿入された前記雄端子の挿入状態を検知する雄端子係止具とを備え、前記雄端子係止具が、前記雄端子ホルダに仮係止又は本係止される枠体と、仮係止時に該枠体内に前記雄端子を挿入可能であり、且つ本係止時に前記雄端子の肩部に係合するように、前記枠体にスライド方向と交差する方向へ配設された一又は複数の垂直壁と、該垂直壁から雄端子方向へ延設された少なくとも一つの操作レバーとから成り、該操作レバーが、前記雄端子係止具の仮係止時に前記端子挿通孔から突出する前記雄端子のコジリを防止するため、前記雄端子係止具の略中央に配置されると共に、前記雄端子ホルダーを介して前記フード内へ突出することを特徴とする端子係止具付き雌コネクタ。
  2. 雄コネクタを雌コネクタのフード内に嵌合する電気コネクタにおいて、
    前記雄コネクタは、肩部を有する雌端子と、該雌端子を挿入する端子収容室を形成した雄ハウジング本体とから成り、前記雄ハウジング本体の外周面から雌端子挿入方向へ膨出形成されたホルダ収容室と、前記端子収容室に対応する端子挿通孔を有し、且つ前記ホルダ収容室内で前記雄ハウジング本体に組み付けられる雌端子ホルダと、前記雌端子ホルダの雄ハウジング本体側に雌端子挿入方向へスライド自在に係合され、前記端子収容室に対応する端子導入口を有し、前記端子収容室内へ挿入された前記雌端子の挿入状態を検知する雌端子係止具とを備えており、
    前記雌コネクタは、肩部を有する雄端子と、該雄端子を挿入する端子収容室を形成した雌ハウジング本体と、該雌ハウジング本体の外周面から雄端子挿入方向へ膨出形成されたフードとから成り、前記雌ハウジング本体とフードとの間に形成されたホルダ収容室と、該ホルダ収容室内で前記雌ハウジング本体に組み付けられ、且つ前記端子収容室に対応する端子挿通孔を有する雄端子ホルダと、該雄端子ホルダの雌ハウジング本体側で雄端子挿入方向と交差する方向へスライド自在に係合され、前記端子収容室に対応する端子導入口を有し、前記端子収容室内に挿入された前記雄端子の挿入状態を検知する雄端子係止具とを備えていて、
    前記雌端子ホルダには前記雄端子係止具の操作レバーを収容するレバー収容孔が形成されると共に、前記端子係止具付き雌コネクタのホルダ収容室には前記雌端子係止具の操作レバーを収容するレバー収容空間が設けられていることを特徴とする端子係止具付き電気コネクタ。
  3. 端子係止具付き雄コネクタの雌端子係止具には前記端子係止具付き雌コネクタのレバー収容孔に対応するレバー受入口が形成されていることを特徴とする請求項記載の端子係止具付き電気コネクタ。
  4. 端子係止具付き雌コネクタと端子係止具付き雄コネクタとがカム機構よって低挿入力で嵌合されるようになっていることを特徴とする請求項2,3のいずれか記載の端子係止具付き電気コネクタ。
  5. 端子係止具付き雄コネクタと端子係止具付き雌コネクタが防水型であることを特徴とする請求項乃至のいずれか記載の端子係止具付き電気コネクタ。
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