JP3684439B2 - 交換網プロトコルを検出するための方法及び装置 - Google Patents

交換網プロトコルを検出するための方法及び装置 Download PDF

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Description

発明の分野
本発明は、広くは交換網(ネットワーク)による通信に関するものであり、より詳しくは、接続の確立に際して、遠隔サイトが使用しているプロトコルを自動的に検出するための方法及び装置に関するものである。
発明の背景
公衆電話交換網(PSTN)は、主として音声情報を伝送することを目的として設計されたアナログ網である。モデムを使用すれば、PSTNを介してデータ転送を行うこともできるが、ただしその場合のデータ帯域幅は、たとえ最新技術を用いたとしても非常に狭いものでしかない。より広いデータ帯域幅を求める要求に応えるために、統合サービスデジタル網(ISDN)が開発されている。
PSTNというシステムでは、両当事者のいずれかがコール(呼び出し)を終了するまで、そのコールが(従ってその接続のために使用されている回線が)占有される。このシステムは、そのコールが使用せずにいる帯域幅を、第三者に共用させることができないため、非常に低効率である。そのためPSTNでは、低利用率の回線を数千回線もかかえながら、一方では、ある時刻に電話しようとしている全ての利用者の要求を満たすに足るだけの回線が存在しないという事態が発生することもある。
ISDNはデジタル交換網であり、ISDNを使用することで、ローカル電話会社は加入者のニーズに応えるための多種多様なサービスを提供できると共に、その会社の資源(回線及び交換機)の利用効率を上げることができる。尚、交換網とは、両当業者間の回線接続ないし回線網接続を確立するための幾つかのサービスを提供するネットワークのことをいう。この種のサービスで一般的なものは、回線交換サービスとパケット交換サービスの2つであるが、ただし、地域によっては、例えば非同期転送モード(ATM)や、フレームリレー方式などのその他のサービスも利用できるところもある。ISDNを使用すれば、利用可能なサービスが必要に応じてユーザに提供され、また、ユーザは必要に応じて帯域幅を増減することができる。
ISDNシステムの国際標準化を促進することを目的として、国際電気通信連合の電気通信標準化部門(ITU−T)が出した一連の勧告が、Iシリーズ勧告と呼ばれるものである。ITU−TのIシリーズ勧告は、それより更に包括的なネットワーク機能に関するその他のITU−Tの勧告と共に、ISDNサービスの様々な局面を規定しており、規定されているもののうちには、ネットワークインターフェースやプロトコルも含まれている。
ISDNサービスは、多くの場合、1つのDチャネルと1つまたは2つ以上のBチャネルとで提供される。Dチャネルは、ISDNサービスプロバイダの本社との間でコールを設定するために使用される他に、各々のBチャネルに必要なコール制御信号の全てを提供するためにも使用される。ユーザは、Dチャネルを介して電話会社にアクセスして、ISDN網が提供する様々な種類のサービスを要求する。Dチャネルのデータ転送速度は、通常、16Kbps(キロビット/秒)または64Kbpsに設定することができる。ベアラ(Bearer)チャネルであるBチャネルは、データ転送に使用される基本的なユーザチャネルであり、そのデータ転送速度は、1つのチャネルにつき64Kbpsまでとすることができる。Bチャネルを使用して、デジタルデータを伝送することもできれば、デジタル化した音声を伝送することもでき、それら2つを組み合わせて伝送することもできる。2つ以上のBチャネル組み合わせることで、より大きなデータ転送速度が得られる。Bチャネル上で設定することのできる回線接続ないし回線網接続には、基本的に3種類の接続形態があり、それらは、回線交換、パケット交換、それに専用線の3種類である。Bチャネルの代わりにHチャネルを備えたり、或いは、Bチャネルに加えて更にHチャネルを備えることもあり、Hチャネルのデータ転送速度は64Kbpsを超える高速である。
個人加入者や小規模オフィス加入者向けの基本的なISDNアクセスサービスは、基本インタフェース(BRI)と呼ばれるものによって提供されており、基本インタフェースは通常、2つのBチャネルと1つのDチャネルとで構成されている。商業的加入者向けの一次群速度インタフェース(PRI)は、一般的に、23本または30本のBチャネルと1つのDチャネルとで構成されている。ただしPRIには、これ以外にも、Bチャネルの代わりHチャネルを備えたり、或いはBチャネルに加えてHチャネルを備えたものもある。
ITU−T勧告は、開放形システム相互間接続(OSI)参照モデルに即して様々なネットワークインタフェース及びプロトコルを規定している。OSI参照モデルは、システム相互間接続のための様々な標準を相互に調和させながら発展させるための共通基盤を提供することを目的として開発された国際標準である。OSI参照モデルは、1つのシステムの様々な通信機能を、階層化構造を構成する7つの階層に分けている。各階層は、他のシステムとの間で通信を行うために必要な機能のうち、その階層に関連した一群の機能を実行するものとして規定されている。各階層は、その階層の機能より更に基礎的な機能の実行を、直ぐ下の階層に任せており(それによって機能の細部が隠されるようにしている)、また一方で、各階層は、直ぐ上の階層にサービスを提供している。7つの階層とは、物理層、データリンク層、ネットワーク層、トランスポート層、セション層、プレゼンテーション層、それにアプリケーション層の7つである。これらのうち、物理層、データリンク層、及びネットワーク層の3つの階層は、それらが協働して、ネットワークサービスと呼ばれる種類のサービスを提供している。ISDNのインタフェース及びプロトコルは基本的に、それら3つの階層に関係したものである。
物理層は、回線を構成している伝送媒体(多くの場合、銅線ケーブルまたは光ファイバである)に結合するための、物理的及び電気的な接続に関係した層である。物理層は更に、非構造化ビットストリームを物理的リンクを介して転送する際の転送の仕方にも関係している。ITU−T勧告I.430及びI.431には、夫々、ISDNの基本インタフェース(BRI)の物理層と、一次群速度インタフェース(PRI)の物理層とが規定されている。その他の物理層の仕様の具体例としては、米国電子工業会(EIA)のRS−232C及びRS−422があり、更に、ITU−T勧告X.21にも、物理層の仕様を規定した部分がある。
データリンク層は、物理リンクを介して行われるデータ転送が高い信頼性をもって行われるようにする機能に関係すると共に、データブロック(フレーム)転送の機能にも関係しており、更にフレーム転送に必要な、同期機能、誤り制御機能、及びフロー制御機能にも関係した階層である。広く採用されているデータリンク層プロトコルには、ハイレベルデータリンク制御手順(HDLC)がある。またこれに関連したその他のデータリンク層プロトコルとして、パケット交換網のための「リンクアクセス手順タイプB(LAPB)」、LAPBと同様のプロトコルであるが交換網の相互接続のための更なる特徴を提供する「X.75/SLP」(SLPはシングルリンク手順を表す)、Dチャネルに関してデータリンク制御に用いられる「Dチャネルリンクアクセス手順(LAPD)」、Bチャネルに関して回線交換接続に用いられる「ITU−T勧告V.120」(これはLAPDに類似したプロトコルである)、フレームリレーサービスを提供するネットワークのための「フレームモードベアラサービス用リンクアクセス手順(LAPF)」、それにローカルエリアネットワークのための「論理リンク制御(LLC)」がある。
ネットワーク層は、エンドシステムどうしの間のネットワークを介した情報転送の機能に関係した階層であり、より上の階層に、動作の基礎を成しているネットワークのプロトコル及び方式に適合せねばならないという負担がかからないようにしている。ネットワーク層は、ネットワーク接続の確立、維持、及び切断を担当している。ネットワーク層の標準の一例としては、ITU−T勧告X.25に規定されているものがある。
回線交換網は、両当事者の一方が発呼したならば、占有回線を(それが必要な間だけ)提供する。回線交換網によって両当事者間にエンドツーエンド回線接続が形成されると同時にコールが設定される。こうしてコールが設定されてしまえば、両当事者はデータ転送に用いるデータリンク層プロトコルを任意に設定することができる。ITU−T勧告I.465/V.120(以下、「V.120」と記す)には、回線交換網サービスのためのデータリンク層制御プロトコルの一例が規定されている。
パケット交換網は、両当事者間の通信ネットワークを提供するものであり、このシステムは両当事者間で転送されるデータを複数のパケットの分割し、それらパケットが通信路網を介して送り届けられる。パケット交換網サービスのための、非常に広く用いられているプロトコルのうちの1つに、ITU−T勧告X.25に規定されているものがある。このITU−T勧告X.25に規定されている広く知られたデータリンク層制御プロトコルとして、リンクアクセス手順タイプB(LAPB)がある。
以上のV.120及びLAPBの他に、交換網において使用することのできるデータリンク層制御プロトコルとしては、HDLC、透過HDLC同期ポイントツーポイントプロトコル(同期PPP)、透過HDLC非同期ポイントツーポイントプロトコル(非同期PPP)、LAPF、それにLLCがある。
データ転送を行おうとするとき、両当事者は、両者間に回線接続ないし回線網接続を確立するだけでなく、更に、両者間にデータリンク接続も確立する必要がある。尚、本明細書において「回線接続ないし回線網接続」というのは、データ転送を行う両当事者の端末装置の間をつなぐ、物理層リンクのことである。データリンク接続は、両当事者のいずれからも開始することができる。データリンク接続のためには、通常、最初にリンク設定手順を実行し、その手順を実行する際には、両当事者は既に、共通のプロトコルに従ってデータ交換を行うことに合意している。
データリンク接続を確立するためには、両当事者が同じデータリンク層プロトコルを使用している必要がある。従って両当事者は、発呼がなされる前に、データリンク層プロトコルに関して合意していなければならない。様々なサービスを提供する種類のネットワークのユーザの場合、これによって問題が発生する。なぜならば、使用されているかも知れないデータリンク層プロトコルの種類が幾つもあるからである。もし両当事者が発呼に先立ってデータリンク層プロトコルを決めておかなかったならば、そして両当事者のネットワークインタフェース装置が互いに異なるデータリンク層プロトコルに設定されていたならば、データリンク接続が確立できないことがある。
この問題に対する1つの解決法として、サポートされている複数のプロトコルの各々に個別に電話番号を付与しておくという方法がある。また、もう1つの解決法として、サブアドレスを使用して、特定のプロトコルに合わせて設定されているポートにコールを着信させるという方法がある。しかしながら、これら解決法を付随する欠点として、どのプロトコルに対していかなる電話番号やサブアドレスが付与されているのかを知るためには、発呼者が遠隔地の相手に連絡を取らなければならないことには変わりがないということである。更に、ネットワークによっては、サブアドレス機能がサポートされていないこともある。
発明の目的
従って、本発明の1つの目的は、遠隔操作が使用しているデータリンク層プロトコルを検出する方法を提供することにある。
本発明の別の1つの目的は、ローカル装置との間のデータリンク接続を設定しようとしている遠隔装置が使用しているデータリンク層プロトコルを検出する方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、ローカル装置が遠隔装置との間のデータリンク接続を設定しようとするときに、その遠隔装置が使用しているデータリンク層プロトコルを検出する方法を提供することにある。
本発明の更なる目的は、遠隔装置が使用しているデータリンク層プロトコルを検出することのできるシステムを提供することにある。
本発明の更なる目的は、ローカル装置との間のデータリンク接続を設定しようとしている遠隔装置が使用しているデータリンク層プロトコルを検出することのできるシステムを提供することにある。
本発明の更なる目的は、ローカル装置が遠隔装置との間のデータリンク接続を設定しようとするときに、遠隔装置が使用しているデータリンク層プロトコルを検出することのできるシステムを提供することにある。
本発明の更なる目的は、遠隔装置が使用しているデータリンク層プロトコルを自動的に検出し、データリンク接続を確立するためにローカル装置をそのデータリンク層プロトコルに設定することのできるシステムを提供することにある。
本発明の更にその他の目的及び利点は、当業者であれば、以下の詳細な説明から明らかに理解し得るものである。以下の説明は、好適実施例を示して説明するものであるが、ただしそれはあくまでも、本発明の最良の実施の形態を例示することを目的としたものである。容易に理解されるように、本発明はその他の様々な実施の形態とし得るものであって、実施例の具体的な構成のうちには、本発明から逸脱することなく様々な点において変更可能な構成がいくつもある。従って、図面並びに以下の詳細な説明は、いずれも本発明を例示するためのものであり、本発明がそれらに限定されるものではないことに注意されたい。
発明の概要
本発明は、複数のデータリンク層プロトコルをサポートしているネットワークに接続されている遠隔システムが実際に使用しているデータリンク層プロトコルを検出するための方法及びシステムに関するものである。本発明に従ってここに開示する検出システムは、遠隔システムが使用しているプロトコルを検出して、ローカルシステムがその検出されたプロトコルを使用してネットワークを介した接続を確立できるようにするものである。この検出システムは、データ端末装置をネットワークに結合するためのネットワークインタフェース装置に組み込むことが望ましい。更にそのネットワークインタフェース装置は、それ自体がCPU及びそれに付随したメモリを有する装置として構成し、また、ネットワーク上のデータリンク接続の確立に際して、遠隔システムが使用しているデータリンク層プロトコルを自動的に検出するシステムを含んでいることが好ましい。
このネットワークインタフェース装置は、データリンク接続を設定しようしている遠隔システムが使用しているデータリンク層プロトコルを検出するための検出システムと、ローカルシステムが遠隔システムとの間のデータリンク接続を設定しようとするときに、その遠隔システムが使用しているデータリンク層プロトコルを検出するための検出システムとを含むものである。検出システムは、ローカルシステムとの間のデータリンク接続を設定しようとしている遠隔システムが使用しているプロトコルを自動的に検出するためには、1つないし複数の有効な情報単位を受信し、その情報単位を解析することで、その情報単位が特定のデータリンク層プロトコルに特徴的なコマンドまたは応答を含んでいるか否かを判定する。例えば、この判定を行うには、各々の情報単位の中の特定の複数のフィールドを、検出しようとするプロトコルに対応したそれらフィールドの夫々の予期される有効値と比較すればよい。また、プロトコルによっては、情報単位の長さや構造等のその他の様々な特徴に基づいて、或いは様々な特徴の組み合わせに基づいて検出できるものもある。そして、1つないし複数の有効な情報単位のそれら複数のフィールドが、ある特定のプロトコルに対応した夫々の予期される値と一致したならば、その特定のプロトコルが検出されたものと判定する。こうして1つのプロトコルが検出されたならば、ローカルシステムは、そのプロトコルに対応したプロトコルサブシステムを起動する。それによって、ローカルシステムは、データリンク接続を確立することができ、ネットワークを介してその遠隔システムとの間で通信を行えるようになる。一方、それら複数のフィールドが夫々の予期される値と一致しなかった場合には、上述の1つないし複数の有効な情報単位のそれらフィールドまたは別の幾つかのフィールドを、好ましくは所定の順序で、その他の様々なプロトコルに対応した夫々の予期される値と自動的に比較して行く。あるプロトコルについて比較結果が一致したならばこの比較を終了するが、ただし最後まで比較結果が一致しなければ、プロトコルは検出されなかったものとする。プロトコルが検出されなかった場合には、デフォールトのプロトコルが使用されていると推定するようにしてもよく、或いは、データリンク接続を確立することは不可能であるとして、コールを終了するようにしてもよい。
1つの実施例では、検出システムは、先頭の有効な情報単位を、ローカルシステムがサポートしている様々なプロトコルにおける夫々のリング設定コマンドと比較するようにしている。この場合には、遠隔システムから受信したリンク設定コマンドに基づいてプロトコルの検出が行われる。別の実施例では、先ず最初に、互いに共通の(或いは互いに類似した)コマンドないし応答を使用している一群のプロトコルを検出するようにしており、この検出は、先頭の有効な情報単位にその共通のコマンドないし応答が含まれているか否かを判定することによって行う。続いて、第2番目に受信した有効な情報単位を解析して、それが特定の1つのプロトコルに特徴的なコマンドないし応答であるか否かを判定する。上で述べたものと同様に、この判定も、検出しようとしている一群のプロトコルのうちの各々のプロトコルに特徴的な様々な特徴を検出することで行うことができる。また、更にその他のフレームを、更にその他の特徴的な様々な特徴と比較することで、互いに類似した複数のプロトコルの間の差違を検出するようにしてもよい。或いは、更にその他のフレームを、更にその他の特徴的な様々な特徴と比較することで、検出されたプロトコルの種類に間違いがないことを確認するようにしてもよい。
ローカルシステムがデータリンク接続を設定しようとするときに、遠隔システムが使用しているプロトコルをローカルシステムが自動的に検出するには、ある特定のプロトコルにおけるリンク設定コマンドを遠隔システムへ送出して、肯定応答が返ってくるのを待つ。肯定応答を受信したならば、そのプロトコルが検出されたものと判定して、ローカルシステムは、その遠隔システムとの間にデータリンク接続を確立するために必要な、またその遠隔システムとの間で通信を行うために必要なプロトコルサブシステムを起動する。一方、肯定応答を受信することなく所定のタイムアウト時間が経過したならば、その他の様々なプロトコルに対応した夫々のリンク設定コマンドを、好ましくは所定の順序で、次々と送出して行く。あるプロトコルに対応したリンク設定コマンドの送出に対して肯定応答が返ってくればこの送出を終了するが、ただし最後まで肯定応答が返ってこなかったならば、プロトコルが検出されなかったものとする。プロトコルが検出されなかった場合には、デフォールトのプロトコルが使用されているものと結論してもよく、或いは、データリンク接続を確立することは不可能であるとして、コールを終了するようにしてもよい。
また、ローカルシステムが、その遠隔システムへ1つないし複数の更にその他のコマンドを送出して、それに対する応答(肯定応答またはその他の応答)に基づいて、その遠隔システムが使用していると判定したプロトコルが確かに使用されているか否かを検証するようにしてもよい。また、このようなシステムを使用して、互いに共通ないし同様のリンク設定コマンドを使用している一群のプロトコルを検出するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
本発明の以上の目的並びにその他の目的、本発明の様々な特徴、それに本発明それ自体については、添付図面を参照しつつ以下の説明を参照することによって更によく理解することができる。図面については以下の通りである。
図1は、ISDNプロトコルアーキテクチャと、その夫々の階層の機能を規定している様々なITU−T標準とを示した説明図である。
図2は、本発明に従って構成された検出システムのブロック図である。
図3は、着信しようとしているコールについて遠隔地の通信相手が使用しているプロトコルを自動的に検出するための、本発明にかかる検出方法を例示したフローチャートである。
図4は、発信しようとしているコールについて遠隔地の通信相手が使用しているプロトコルを自動的に検出するための、本発明にかかる検出方法を例示したフローチャートである。
図面についての詳細な説明
本発明は、遠隔システムが使用しているデータリンク層プロトコルをローカルシステムが自動的に検出する方法及びシステムに関するものであり、このプロトコルの検出は、デジタルデータやデジタル音声データ等の情報を転送するのに必要なネットワーク上のデータリンク接続を確立するために行われるものである。また、ここでいうネットワークとは、複数の異なったプロトコルを使用することができるネットワークであり、それらプロトコルどうしの間には必ずしも互換性があるとは限らず、しかもユーザは、それらプロトコルのうちから自身の目的に適したプロトコルを自由に選択して使用することができる状況にある。尚、本明細書で使用する「ネットワーク」という用語は、2点間の情報転送を可能にするための様々な手段を意味し、それら手段のうちには、通常の専用線、PSTN網やISDN網のような回線交換網、バーチャル接続等が含まれ、バーチャル接続は、例えば、パケット交換、フレームリレー、ないしはセルリレー等のサービスが可能なネットワークによって提供される接続である。
具体例を提示するために、ここでは、統合サービスデジタルネットワーク(ISDN)に関して使用する検出システムについて説明する。ISDNは、確立すべき接続の種類をユーザが指定することができる交換網であり、従ってユーザは、様々なデータリンク層プロトコルのうちから任意の1つを選んで使用することができる。物理インタフェース(これはOSI参照モデルの物理層に対応する)は、ISDNサービスプロバイダ(通常は電話会社である)から指定されたものが使用されている。最も一般的な物理インタフェースは、ITU−T勧告I.430に規定されている基本インタフェース(BRI)と、ITU−TI.431に規定されている一次群速度インタフェース(PRI)との2つである。
図1は、ISDNプロトコルアーキテクチャの説明図であり、様々なITU−T勧告の間の関係とそれら勧告がOSI参照モデルではどのように分類されるかとを示している。当業者には周知のごとく、ITU−Tが規定している仕様は、共通標準化を推進し全世界的なオープン相互コネクションを促進することを目的として定められたものであるが、あくまでも勧告であり、従って、それに従うことが望ましいとされてはいるが、必ずしもそれに従わねばならないというものではない。ユーザは、一般に用いられている様々なプロトコルのうちから適当なものを選択することも自由であり、みずからが好都合と考える個人的なプロトコルを採用することも自由である。ただし、いずれにせよ、1つのコールの両当事者が同じプロトコルを使用しなければ、データリンク接続を確立して高い信頼性を持ってネットワークを介したデータ転送を行うことはできない。
図2は、端末装置30をISDNネットワーク20に接続している検出システム10のブロック図であり、この検出システム10は、本発明にかかるネットワークインタフェース装置40によって構成されている。ISDNサービスを利用するためにはネットワーク終端装置45が必要であり、このネットワーク終端装置45は、別体の装置として構成してもよく、或いは、図2に示したようにネットワークインタフェース装置40に組み込むようにしてもよい。ネットワーク終端装置45は、Uインタフェースと呼ばれるISDNプロバイダのフォーマットから、S/Tインタフェースと呼ばれるITU−T勧告I.430/I.431のフォーマットへの、物理層変換を行う装置である。更に、ネットワークインタフェース装置40が、S/TインタフェースをISDNインタフェース以外の例えばRS−232C等へ変換するための、物理層における変換機能を備えているようにしてもよく、そうすれば、ISDN以外の一般的なデータ端末装置への接続も可能になる。このような機能を備えた装置は一般的に、ターミナルアダプタと呼ばれている。
好適実施例は、本発明を内蔵形ISDNターミナルアダプタに組み込んだものである。更にその内蔵形ISDNターミナルアダプタにネットワーク終端装置45を組み込むようにしてもよい。また、その内蔵形ISDNターミナルアダプタは、IBM・PC互換のアダプタカードの形態としたものである。更には、本発明を、その他の種類のコンピュータや端末装置にも使用できる外付形ターミナルアダプタに組み込むようにしてもよい。また、当業者であれば容易に想到することであるが、本発明をネットワーク終端装置に組み込むようにしてもよい。そうした場合には、ネットワーク終端装置45を、サポートされている複数のプロトコルの各々に対応した出力ポートを個々に備えるか、或いは、検出したプロトコルを端末装置30に通知する手段を備えたものとすればよい。更に別の構成として、本発明を端末装置内に組み込むようにしてもよく、その場合には更に、ISDN等の交換網へ接続するためのネットワーク終端装置を併せて組み込むようにしてもよい。
ネットワークインタフェース装置40は、マイクロプロセッサを用いて構成したシステムコントローラ60を備えたものとすることが好ましく、このシステムコントローラ60は、中央処理装置(CPU)62と、それに付随した記憶用のメモリシステム64と、相互接続バスシステム66と、入出力システム68とを備えており、最後の入出力システム68は、端末装置30等の他の装置との間のインタフェースを提供するものである。ネットワークインタフェース装置40は更に、ネットワークインタフェースコントローラ50を含んでおり、このネットワークインタフェースコントローラ50は、ネットワーク終端装置45から情報を受信してその情報を複数のフレームに分ける機能と、システムコントローラ60から情報を受信してその情報に処理を施すことで、その情報をネットワーク終端装置45とISDN網とを介して遠隔サイトへ送信可能な形にする機能とを果たしている。本発明を実施するために、ISDN網から情報を受信したならば、ネットワークインタフェースコントローラ50がその情報の各フレームをシステムコントローラ60へ転送し、このシステムコントローラ60が、その受信した情報に付随しているデータリンク層プロトコルを判定するようにしている。システムコントローラ60は、ISDNネットワーク20から受信した先頭の(第1番目の)有効なフレームの様々なフィールドを、サポートされている複数のプロトコルの各々に特徴的な夫々の値と比較することで、そのデータリンク層プロトコルを判定できるようにしたものである。ネットワークインタフェース装置40がサポートしている複数のプロトコルの各々に特徴的な夫々のフィールド値は、例えばメモリ64の中に格納しておけばよい。ある1つのプロトコルが検出されたならば、システムコントローラ60は、そのプロトコルに従って動作するために必要な、また、ISDNネットワーク20を介してその遠隔システムとの間の通信を行うために使用するデータリンク接続を確立するために必要なソフトウェアモジュールをロードする。先頭の有効なフレームの適宜の複数のフィールドを、サポートされている各プロトコルに対応した夫々の値と比較して行くには、例えば、所定の順序で次々と比較して行き、一致が得られたなら比較を終了するようにすればよい。また、このように所定の順序で比較する以外にも、その他の様々な比較方式を採用することができ、例えば、受信して得たそれらフィールド値を、サポートされている全てのプロトコルの各々に対応する夫々の特性値と一斉に比較するようにしてもよい。これによってプロトコルが検出されなかった場合には、デフォールトのプロトコルが使用されていると推定するようにしてもよく、或いは、接続を確立することなくコールを終了するようにしてもよい。
好適実施例においては、検出しようとするプロトコルの1つは、Bチャネルプロトコルと呼ばれている、ISDNネットワークに接続されてBチャネル上で通信を行うシステムが使用する種類のプロトコルである。通常、ISDNネットワークのBチャネルを使用するユーザは、複数のデータリンク層プロトコルのうちの任意のものを使用してデータ転送を行うことができ、そのため、発呼する前に予めプロトコルについて合意しておかないと、データリンク接続を確立することができない。この種のプロトコルに該当するものには、例えば、LAPB、X.75/SLP、V.120、LAPF、同期PPP等がある。本明細書においては、LAPBやV.120のような特定のプロトコルは、そのプロトコルと同様の構成を有する全てのプロトコルを含んだものであり、例えば、ITU−TのX.25に規定されているLAPBの構成と、ITU−TのX.75に規定されているLAPBの構成とは同様のものであり、また、ITU−TのQ.921に規定されているLAPDの構成と、ITU−TのV.120に規定されているLAPDの構成とは同様のものである。好適実施例では、ネットワークインタフェースコントローラ50をHDLCコントローラとして構成し、入力されるデータを有効HDLCフレームに分割して、それらフレームをシステムコントローラ60へ転送するものとしてある。ある遠隔システムが、データリンク接続を設定しようとしてきたならば、システムコントローラ60は、その先頭の有効なフレームを、サポートされている複数のプロトコルの各々に対して照合する。例えば、好適実施例において、そのフレームがSABMコマンドを含んでいたならば、または、そのフレームの第1番バイトがLAPBのリンクアドレスB(0x01)であり第2番バイトが有効なLAPB制御フィールドであったならば、LAPBプロトコルが検出されたものと判定するようにしている。また、先頭の有効なフレームがSABMEコマンドを含んでいたならば、または、そのフレームの第1番バイト及び第2番バイトがV.120のデフォールトの論理リンク識別子(LLI)(0x0801)であり第3番バイトが有効なV.120制御フィールドであったならば、V.120プロトコルが検出されたものと判定するようにしている。また、そのフレームの第1番バイト及び第2番バイトが、透過HDLC同期PPPのアドレスヘッダ(0xFF03)に等しかったならば、透過HDLC同期PPPプロトコルが検出されたものと判定する。そして、以上のプロトコルのいずれも検出されなかった場合には、検出システムは、透過HDLCプロトコルのうちの1つが用いられているものと推定する。
別法として、最初に複数のプロトコルに共通するコマンドを検出するようにし、それに続いて受信したデータ単位を更に解析することで、サポートされているプロトコルのうちの1つのプロトコルに特徴的な特性がそのデータ単位に含まれているか否かを判定するという方法を用いることも可能である。例えば、LAPBとV.120とは、どちらも、接続管理に関する情報を交換するためにXIDコマンド及びXID応答を使用している。本発明では、XIDコマンドないしXID応答が検出された場合には、それに続いてSABMコマンドを受信したならばLAPBを検出したと判定し、SABMEコマンドを受信したならばV.120を検出したものと判定するようにすることも、可能である。
ローカルシステム(図2に示したアーキテクチャまたはそれと類似したアーキテクチャを備えたものである)が、データリンク接続を設定しようとするときには、このローカルシステムのシステムコントローラ60が、肯定応答リンク設定手順に従ってデータリンクの初期化を試みる。このリンク設定手順において、システムコントローラ60は、遠隔システム(このシステムも、図2に示したアーキテクチャ、またはそれと類似したアーキテクチャを備えたものである)へ、リンクモード設定コマンドを送出して、特定のデータ転送モードを使用するデータリンクを設定するよう要求する。例えば、HDLCは幾つかのモードをサポートしており、それらモードには、通常応答モード(これは分岐接続形の回線構成のためのモードである)、ポイントツーポイント(point-to-roint)接続のための非同期平衡モード(ABM)、それに、非同期応答モード(ARM)などがある。従って、このローカルシステムのシステムコントローラ60は、例えば非同期平衡モード設定(SABM)コマンド等のモード設定コマンドを送出して、その遠隔システムから肯定応答が返ってくるのを待つ。肯定応答を受信したならば、システムコントローラ60は、検出されたプロトコル(LAPB)に従って動作するに必要な、またISDNネットワーク20を介してその遠隔システムとの間で通信を行うためのデータリンク接続を確立するために必要な、ソフトウェアモジュールをロードする。一方、肯定応答を受信することなく所定のタイムアウト時間が経過したならば、検出システムは、所定の試行回数まで、モード設定コマンドの再送出を行う。それでも尚、モード設定コマンドに対する肯定応答が遠隔システムから返ってこなかったならば、別のプロトコルのモード設定コマンドを送出する。システムコントローラ60は、以上の手順を、サポートされている各々のプロトコルごとに反復して実行する。それによって接続が確立するか、さもなくば、サポートされている全てのプロトコルが拒絶される。接続を確立できなかった場合には、直ぐ上の階層(ネットワーク層)へ接続の失敗を報告する。
別法として、検出システム10が、サポートされている複数のプロトコルのうちの幾つかから成る一群のプロトコルに共通するコマンドを送出して、それに対する応答を待つようにしてもよい。そして、その応答を解析することで、検出しようとしている特定のプロトコルに特徴的な情報がその応答に含まれているか否かを判定すればよい。このような実施例では、複数のコマンド及び応答が交換されることになり、それら複数の応答のうちの1つないし幾つか、或いはそれら複数の応答の夫々の一部分を評価することで、遠隔システムが使用しているプロトコルが判定される。
好適実施例では、システムコントローラ60は、SABMコマンドを送出することでLAPBを検出し、拡張非同期平衡モード設定(SABME)コマンドを送出することでV.120を検出するようにしている。
当業者には容易に想到し得ることであるが、発呼者と着呼者との間にBチャネルによる回線接続ないし回線網接続が一旦確立されたならば、両者のどちらからでもデータリンク接続の初期化を要求することができ、初期化を要求するのは必ずしも発呼者とは限らない。即ち、遠隔地の着呼者が初期化を要求することもあり得る。いずれにせよ、本発明では、発呼側のシステムであるかそれとも着呼側のシステムであるかによって、そのシステムが異なるということはない。
図3は、本発明の好適例にかかる検出プロセスであって、遠隔システムがデータリンク接続を設定しようとしたときにBチャネルプロトコルを検出するプロセス100を示したフローチャートである。この状況では、遠隔システムは指定されたデータリンク層プロトコルを使用するように設定されているが、ローカルシステムは特定のデータリンク層プロトコルを使用するように設定されておらず、そのため、受信したフレームに基づいて、遠隔システムのプロトコルを判定しようとする。
このプロセス100はステップ110から始まり、そこではローカルシステムが、遠隔システムから送信された先頭の有効なフレームを受信する。当業者には容易に理解されるように、プロトコルは、情報転送フレーム、監視フレーム、それに非番号制フレームという、特定の機能を表したフレームの種別を幾つか規定している。従って、検出システムが受け取ったフレームが、プロトコルの仕様に規定されたフォーマットに該当しているという意味では有効であるが、そのフレームを受け取ったタイミングに関しては、或いは、プロトコルの仕様に規定された手順に関しては有効でないという場合もある。このような有効でないフレームは無視すればよい。
或いはまた、XIDコマンドの受信によってこのプロセスが開始されるようにしてもよく、その場合には、そのXIDフレームを評価することによって、それがLAPBプロトコルまたはV.120プロトコルを使用しているシステムから送出されたものか否かを判定することができる。このようにして検出されたプロトコルに対応したXID応答をもって、そのXIDコマンドに応答し、そして次の有効なフレームを受信するのを待つ。検出システムは、ステップ120においてその2番目の有効なフレームに調べることで、選択したプロトコルが適当なものであったか否かを検証することができる。
ステップ120では、検出システムは上記フレームを調べて、それが有効LAPBフレームであるか否かを判定する。特に好適実施例では、そのフレームの第1番バイト(アドレスフィールド)がLAPBリンクアドレスB(0x01)であり、且つ、そのフレームの第2番バイト(制御フィールド)が有効LAPB制御フィールドであるということを検証することによって、その判定を行うようにしている。LAPBプロトコルが検出されたならば、検出システムは続いてステップ125において、LAPBプロトコルに従って動作するためのサブシステムをイネーブルした上で、データ転送を開始する。好適実施例では、これを達成するために、LAPBプロトコルに従って動作するための有限状態マシンを実行するようにしている。別法として、LAPBプロトコルに従って動作するためのプロトコルスタックをロードするようにしてもよい。
LAPBプロトコルが検出されなかった場合には、検出システムは、続いてステップ130において上記フレームを調べ、それがV.120(LAPD)プロトコルに従った有効なフレームであるか否かを判定する。特に好適実施例では、そのフレームの第1番バイト及び第2番バイト(アドレスフィールド)がデフォールトのLLI(0x0801)であり、且つ、第3バイトがV.120の有効な制御フィールドであるということを検証することによって、その判定を行うようにしている。V.120プロトコルが検出されたならば、検出システムは続いてステップ135において、V.120プロトコルに従って動作するためのサブシステムをイネーブルした上でデータ転送を開始する。好適実施例では、これを達成するために、V.120プロトコルに従って動作をするための有限状態マシンを実行するか、或いは、そのためのV.120プロトコルスタックをロードするようにしている。
V.120プロトコルも検出されなかった場合には、検出システムは続いてステップ140において上記フレームを調べ、それが透過HDLC同期PPPプロトコルに従った有効なフレームであるか否かを判定する。特に好適実施例では、そのフレームの第1番バイト及び第2番バイト(PPPアドレスヘッダ)が(0XFF03)であることを検証することによって、その判定を行うようにしている。同期PPPプロトコルが検出されたならば、検出システムは続いてステップ145において、同期PPPプロトコルに従って動作するためのサブシステムをイネーブルした上で、データ転送を開始する。好適実施例では、これを達成するために、透過HDLC同期PPPプロトコルに従って動作するための有限状態マシンを実行するか、或いは、そのための同期PPPプロトコルスタックをロードするようにしている。透過HDLC同期PPPプロトコルも検出されなかったならば、検出システムは、透過HDLCプロトコルのうちの1つが用いられているものと推定する。
図4は、本発明にかかる検出プロセスであって、ローカルシステムが遠隔システムとの間のデータリンク接続を初期化しようとするときに、Bチャネルプロトコルを検出するプロセス200を示したフローチャートである。この状況では、遠隔システムは、指定されたデータリンク層プロトコルを使用するように設定されているが、ローカルシステムは、特定のデータリンク層プロトコルを使用するように設定されてはおらず、そのため、肯定応答リンク設定手順を用いてそのプロトコルを判定しようとする。肯定応答リンク設定手順は、遠隔システムに、リンク設定要求パケットに対する応答として肯定応答パケットを返すように要求する。
このプロセス200はステップ210から始まり、そこでは、ローカルシステムが、LAPB接続を確立するためのモード設定要求を送出することによって、データリンクを初期化しようとする。ローカルシステムは続いてステップ220において、所定のタイムアウト時間の間、肯定応答が返されてくるのを待つ。このタイムアウト時間内に肯定応答を受信しなかったならば、検出システムは、以上のプロセスを所定回数まで反復し、それでも尚、肯定応答が得られなかったならば、LAPB接続を確立しようとする試みを中止する。好適実施例では、ローカルシステムは、非同期平衡モード設定(SABM)コマンドを送出する。検出システムは、肯定応答が返されてくるのを1秒間待ち、その時間内に肯定応答を受信しなかったならばタイムアウトになる。検出システムはこのプロセスを3回まで反復し、その間に肯定応答を受信しなかったならば、LAPB接続を確立しようとする試みを中止する。一方、肯定応答を受信したならば、抽出システムはステップ225において、LAPBプロトコルに従って動作するためのサブシステムをイネーブルした上で、データ転送を開始する。好適実施例では、これを達成するために、LAPBプロトコルに従って動作するための有限状態マシンを実行するか、又は、LAPBプロトコルスタックをロードするようにしている。
LAPB接続を確立できなかったならば、ローカルシステムはステップ230において、V.120(LAPD)接続を確立するためのモード設定コマンドを送出することによって、データリンクを初期化しようとする。ローカルシステムは続いてステップ240において、所定のタイムアウト時間の間、肯定応答が返されてくるのを待つ。このタイムアウト時間内に肯定応答を受信しなかったならば、検出システムは、以上のプロセスを所定回数まで反復し、それでも尚、肯定応答が得られなかったならば、V.120接続を確立しようとする試みを中止する。好適実施例では、ローカルシステムは、拡張非同期平衡モード設定(SABME)コマンドを送出する。検出システムは、肯定応答が返されてくるのを1秒間待ち、その時間内に肯定応答を受信しなかったならばタイムアウトになる。検出システムはこのプロセスを3回まで反復し、その間に肯定応答を受信しなかったならば、V.120接続を確立しようとする試みを中止する。一方、肯定応答を受信したならば、検出システムはステップ245において、V.120プロトコルに従って動作するためのサブシステムをイネーブルした上で、データ転送を開始する。好適実施例では、これを達成するために、V.120プロトコルに従って動作するための有限状態マシンを実行するか、或いは、V.120のプロトコルスタックをロードするようにしている。V.120接続を確立することができなかった場合には、検出システムはリンクを確立しようとする試みを中止する。
好適実施例では、検出システムが各々のプロトコルについて調べて行く順序を図3及び図4に示したようにしているが、このプロトコルの順序は本発明にとって決定的に重要なものではない。また、以上に開示したプロトコルに加えて、その他のプロトコルを含めるようにしてもよい。ただし、データリンク接続を確立しようとする際のタイムアウト時間の長さを特定のプロトコルでは短くするような場合には、検出システムが各々のプロトコルについて調べて行く順序が重要になることもあり、即ち、そのような場合には、そのタイムアウト時間の短いプロトコルの検出が最初に試みられるようにすべきである。
ローカルシステムと遠隔システムとの双方のシステムに、プロトコルを検出するために本発明が組み込まれている場合にも、検出システムが各々のプロトコル調べて行く順序が重要になる。このような場合には、サポートされているプロトコルのうち、双方のシステムにサポートされているものは、どれでも使用される可能性があり、従って、双方のシステムにサポートされているプロトコルのうちで最初に検出システムが調べたプロトコルが使用されることになる。従って、好ましいプロトコルの検出が先に試みられるようにすべきである。
以上の説明では、遠隔システムへの情報転送のためにネットワークに接続されたエンドユーザシステム(ローカルシステム)に本発明を組み込んだ場合について説明した。しかしながら、当業者には容易に理解されるように、本発明は、ネットワークのシステムに組み込むこともできれば、ネットワークそのものに組み込むこともでき、それによって、そのネットワークの加入者がデータリンク接続の確立のために使用しているプロトコルや、適当なネットワークサービスへの接続のために使用しているプロトコルを検出することができる。更に別の構成例として、本発明を、ネットワークどうしをリンクさせるための、即ち、複数のネットワークの橋渡しをするシステムに組み込むようにしてもよい。
本発明は、その概念から逸脱することなく、またその本質的特徴を失うことなく、その他の様々な形態でも実施し得るものである。従って、以上に説明した実施例は、そのあらゆる点において、あくまでも具体例を提示するためのものであって、本発明をそれに限定することを目的としたものではないことに注意すべきである。本発明の範囲は以下の説明によってではなく、添付の請求の範囲の記載によって示されるものであり、請求項の文言に該当し或いはその均等範囲内に含まれるあらゆる変更は、本発明に包含さるべきものである。

Claims (3)

  1. 複数の所定の通信プロトコル内の1つの通信プロトコルを検出するプロトコル検出方法であって、前記複数の通信プロトコルの各々が、少なくとも1つの情報転送用チャネルを有する交換網を介して通信を行うために用いられ、かつ、情報単位中の所定の一連の値内の少なくとも1つの特徴データ値によって識別される、プロトコル検出方法において、
    前記チャネルから少なくとも1つの情報単位を受信する受信ステップと、
    前記チャネルから受信した前記情報単位によって特定される通信プロトコルを識別するために、受信した前記少なくとも1つの情報単位における少なくとも1つの特徴データ値を、前記複数の通信プロトコルを識別するために用いられる少なくとも1つの所定の特徴データ値と対比する比較ステップと、
    前記少なくとも1つの情報単位の前記少なくとも1つの特徴データ値と、前記複数の通信プロトコルのそれぞれを識別するために用いられる前記少なくとも1つの所定の特徴データ値のいずれかとが一致した場合に、特定の1つのプロトコルに従って情報を前記チャネルを介して転送するためのプロトコルシステム手段を選択してイネーブルし、前記複数の通信プロトコル内の1つの通信プロトコルに従って、遠隔サイトとの間で前記チャネルを介して通信ができるようにする、選択及びイネーブルステップと
    を含んでいることを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法において、前記選択及びイネーブルステップは、
    前記比較ステップにおける比較の結果、前記少なくとも1つの情報単位における前記少なくとも1つの特徴データ値が、前記複数の通信プロトコルを識別するために用いられる前記所定の特徴データ値のいずれにも一致しなかった場合に、前記複数の通信プロトコルのうちのデフォルトプロトコルに従って、前記チャネルを介して情報転送を行うためのデフォルトプロトコルシステム手段を選択してイネーブルするステップ
    を含んでいることを特徴とする方法。
  3. 請求項1又は2記載の方法において、前記複数の通信プロトコルの各々は、データリンク層プロトコルであることを特徴とする方法。
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