JP3683312B2 - 販売台兼用収納箱 - Google Patents

販売台兼用収納箱 Download PDF

Info

Publication number
JP3683312B2
JP3683312B2 JP26111695A JP26111695A JP3683312B2 JP 3683312 B2 JP3683312 B2 JP 3683312B2 JP 26111695 A JP26111695 A JP 26111695A JP 26111695 A JP26111695 A JP 26111695A JP 3683312 B2 JP3683312 B2 JP 3683312B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plate
bottom plate
storage box
piece
locking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP26111695A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0998859A (ja
Inventor
博 木村
哲也 中村
宜正 野村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP26111695A priority Critical patent/JP3683312B2/ja
Publication of JPH0998859A publication Critical patent/JPH0998859A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3683312B2 publication Critical patent/JP3683312B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Display Racks (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、菓子、たばこ等の化粧箱を複数個まとめて収納した販売台兼用の収納箱に関し、特には、運搬、保管時には化粧箱はしっかり固定され、店頭での陳列時には化粧箱が見易く、取り出し易いように、傾斜した状態で展示可能な販売台兼用収納箱に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、化粧箱を複数個まとめて収納し、かつ、各化粧箱が取り出し易いように段差をつけて収納する収納箱としては、収納箱の底部に階段状の折り曲げ板を敷いて、その上から化粧箱を複数個まとめて収納する収納箱があった。
この箱は、各化粧箱が取り出し易い利点はあるが、運搬時等には収納箱の上部に遊びが生ずるため各化粧箱がしっかり固定されず上下方向の振動の際は、化粧箱が上下に動いて化粧箱の表面に擦れを生じたり、角が潰れたりすることがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、販売台と収納箱を兼用する販売台兼用収納箱に関する上記のような問題点を除去するためになされたもので、運搬時には化粧箱はしっかり固定され、店頭での陳列時には化粧箱が前方へ倒れにくく、見易く、取り出し易いような状態になる販売台兼用収納箱を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は上記目的を達成するために、まず第1の発明では、背面板、左右側面板、正面板とから成り、左側面板および右側面板の正面板寄りの上方部が略三角形状に切除されていると共に、正面板の上方部が切除されて開口部が設けられ、かつ、前記背面板の上方には折り曲げ線を介して平蓋板、垂直蓋板、折り込み片がそれぞれ連設されている長方六面体と、この長方六面体の底部に挿入される底板と、長方六面体の背面板に沿って挿入されるスペ−サー板と、から成る販売台兼用収納箱であって、前記長方六面体の背面板の下部には、前記折り曲げ線と平行な長孔が設けられ、前記底板は、底板部と、この底板部と折り曲げ線を介して連設している背面部とから成り、底板部の両側縁には、傾斜を有する押し上げ片がそれぞれ設けられ、残りの端縁には押し上げ片が設けられ、前記背面部には、略U字状の切り込み線により係止舌片が形成され、この係止舌片には、係止用切り込み線により係止片が設けられ、前記底板は、前記各押し上げ片によって長方六面体の底部に納置され、かつ、前記係止舌片に設けられた係止片が長孔に係止されて納置され、さらに、収納物が収納された状態で、前記スペーサー板が前記背面板側に接するように挿入され、平蓋板、垂直蓋板、折り込み片が収納物に沿ってそれぞれ折り曲げられ、長方六面体の開口部が閉鎖されていることを特徴とする販売台兼用収納箱を提供するものである。
【0005】
また、第2の発明では、第1の発明において、前記底板と前記スペーサー板の深さは、収納物と長方六面体の隙間を埋める深さであることを特徴とする販売台兼用収納箱を提供するものである。
【0006】
さらに、第3の発明では、第1および第2の発明において、前記背面板に穿設されている長孔は、底板の背面部に設けられた係止孔で底板の背面部を係止させた際、底板の底板部が底部と平行になるように設けられていることを特徴とする販売台兼用収納箱を提供するものである。
【0007】
さらに、第4の発明では、第1、第2および第3の発明において、前記平蓋板の中央部には横方向に折り曲げ線が設けられ、前記垂直蓋板にはこの折り曲げ線と平行に切れ目線が設けられ、前記背面板の上部には前記折り曲げ線と平行に係止溝が設けられていることを特徴とする販売台兼用収納箱を提供するものである。
【0008】
さらに、第5の発明では、第1、第2、第3および第4の発明において、前記折り込み片に係止片を設け、前記底部に係止孔を穿設させ、この係止片を係止孔に係止させることにより前記長方六面体の開口部を閉鎖することを特徴とする販売台兼用収納箱を提供するものである。
【0009】
さらに、第6の発明では、第1、第2、第3、第4および第5の発明において、前記長方六面体の底部が4枚の底板片から構成されており、隣接する底板片同士が予め貼着され互いに係合して形成されるものであることを特徴とする販売台兼用収納箱を提供するものである。
【0010】
【作用】
上記のように本発明によれば、長方六面体の底部に底板を納置すると、底板の背面部はそれぞれの折り曲げ片によって、背面板との間に空間部を有して固定され、また、スペーサー板を本発明の販売台兼用収納箱に収納される化粧箱等の収納物と背面板との間に挿入すると、スペーサー板の左右側面板と接する側の両端に設けられた折り曲げ片によって収納物は横方向にはきっちり固定される。
また、背面板に穿設される長孔が、底板の背面部に設けられた係止孔で底板の背面部を係止させた際、底板の底板部が底部と平行になるように設けられ、収納物の上部は平蓋板により直接閉鎖されるので、収納物は上下方向の遊びもなくきっちり固定される。
さらに、底板とスペーサー板の深さを収納物と長方六面体の隙間を埋める深さにしたので、収納物は横方向にも縦方向にも動かず、しっかり固定されている。
さらにまた、垂直蓋板、平蓋板を開けて、背面部に設けた係止片を長孔から外すと底板は下に落ちるが、底板は正面板側より背面板側に向けて下がる傾斜を有しているので、収納物は背面板側に倒れ取り出し易くなると共に収納物が見やすくなる。
また、垂直蓋板を切れ目線から切り離し、平蓋板を折り曲げ線で2つ折りし、残った垂直蓋板を係止溝に係止すると、背面板が延伸してアイキャッチ効果が増大する。
さらに、折り込み片に係止片を、底部に係止孔をそれぞれ設けたので、蓋板の開閉が容易である。
さらにまた、長方六面体の底部が4枚の底板片から構成されており、隣接する底板片同士が予め貼着されて、製函時に互いに係合して自動的に形成されるものであるので、使用時にワンタッチで容易に組み立てることができるし、未使用時には畳んでおくので嵩張らず、場所をとらない。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下実施例により本発明を詳細に説明する。
本発明の販売台兼用収納箱は、図1に示すように変形の長方六面体(10)と、その底部(16)に納置される底板(20)と、長方六面体の上方より挿入されるスペーサー板(30)とから構成される。なお、図中で(A)は収納物である化粧箱を示す。
【0012】
図2は長方六面体(10)の展開平面図で、背面板(11)、左側面板(12)、正面板(13)、右側面板(14)、糊代片(15)が折り曲げ線を介してそれぞれ連設されている。
左側面板(12)、および右側面板(14)の正面板寄りの上方部は略三角形状に切除されている。また、正面板(13)の上方部も切除されている。
【0013】
背面板(11)の上端には、折り曲げ線を介して平蓋板(111)、垂直蓋板(112)、折り込み片(113)がそれぞれ連設されている。
折り込み片(113)には、係止片(114)が設けられている。
背面板(11)の下端には、折り曲げ線を介して底板片(115)が設けられている。
背面板(11)には、後記する係止舌片(221)を挿入し、係止舌片に形成された係止片(222)が係止される長孔(116)が、背面板(11)と底板片(115)を介している折り曲げ線と平行に設けられている。
背面板(11)の上端部近傍には、後記する垂直蓋板(112)を係止する係止溝(117)が設けられている。
【0014】
平蓋板(111)の中央部には、平蓋板を二分する前記折り曲げ線と平行な折り曲げ線(a)が設けられている。
また平蓋板(111)には、折り曲げ線(a)から背面板(11)に向けて例えば、折り曲げ線(a)を一辺とする平行四辺形状に切り込み線(e)が穿設されている。このことにより、後述する販売台として組み立てるため折り曲げ線(a)に沿って平蓋板(111)を2つ折りした際、切り込み線(e)に囲まれた平行四辺形状部(118)が平蓋板(111)より切り離され飛び出て、アイキャッチ効果を高めることができる。切り込み線(e)の形状は平行四辺形状に限定されず、半円形状、三角形状等各種の形状が可能で、自由に選択できる。
垂直蓋板(112)の平蓋板(111)寄りには、前記折り曲げ線(a)と平行なミシン目状の切れ目線(b)が設けられている。
【0015】
左側面板(12)の下端には底板片(121)が、正面板(13)の下端には底板片(131)が、また右側面板(14)の下端には底板片(141)がそれぞれ折り曲げ線を介して設けられている。
底板片(131、141)には、それぞれの底板片(131、141)を貼着して製函した際、互いに重なり長孔(116)と平行になるような位置に係止孔(132、142)が設けられている。
【0016】
底板(20)は、図3に示すように、長方六面体(10)の底部(16)と略同幅で、収納される化粧箱1箱分ほど短い長さの底板部(21)と、この底板部(21)と折り曲げ線を介して連設している背面部(22)等から構成されている。
【0017】
底板部(21)の左右側面板(12、14)と接する側の端縁には、正面板側より背面板側に向かって下がる傾斜を有する押し上げ片(211、212)が折り曲げ線を介してそれぞれ設けられている。
底板部(21)の正面板側の端縁には、折り曲げ線を介して押し上げ片(213)が設けられている。
【0018】
背面部(22)には、底板部(21)との境界の折り曲げ線から背面部(22)の先端方向に向けて略U字状の切り込み線(c)が穿設され、この切り込み線(c)と前記折り曲げ線に囲まれた係止舌片(221)が形成されている。
係止舌片(221)には、係止用切り込み線(d)により、前記した長孔(116)に係止される係止片(222)が設けられている。
背面部(22)の左右側面板(12、14)と接する側の端縁には、折り曲げ線を介して底板部側より先端方向に向けて幅狭になる折り曲げ片(223、224)がそれぞれ設けられている。
【0019】
スペーサー板(30)は、図4に示すように、左右側面板(12、14)と接する側の端縁には、山折りした折り曲げ片(301、302)が設けられ、平蓋板(111)と接する側の端縁には谷折りした折り曲げ片(303)が設けられている。
【0020】
この販売台兼用収納箱の組み立てはつぎのように行う。
すなわち、長方六面体(10)のブランクを、折り曲げ線に沿って折り曲げ、背面板(11)と糊代片(15)を接着させる。
同時に、背面板(11)の下部に位置する底板片(115)と、左側面板(12)の下部に位置する底板片(121)とを、底板片(121)の折り曲げ線よりも底板片(115)寄りの部分に接着剤を塗布して、底板片(115、121)を折り込みながら接着させる。
同様に底板片(131)と底板片(141)とを接着させる。
こうすることにより、長方六面体ブランクは折り畳んだ状態のスリーブに仕上がる。ここまでの一連の作業は、フォルダーグルアーと称する紙箱製造機で自動的に作製することができる。
このスリーブを起こすと、底板片(115)と底板片(121)、底板片(131)と底板片(141)がそれぞれ貼着されているので、互いに係合して底部(16)が自動的に形成される。
【0021】
押し上げ片(211、212、213)、折り曲げ片(223、224)を折り曲げ線に沿って山折りし、背面部(22)は係止舌片(221)と共に折り曲げ線に沿って谷折りした底板(20)を、組み上がった長方六面体(10)の底部(16)に納置する。
背面部(22)は係止舌片(221)と共に長方六面体(10)の背面板(11)と略平行に上方に向けて立ち上がる。
係止舌片(221)を背面板(11)に設けた長孔(116)から長方六面体(10)の外部に飛び出させ、係止片(222)を長孔(116)に係止させる。
折り曲げ片(223、224)の深さ(高さ)は、外箱である長方六面体(10)と内箱である化粧箱のあきスペースを埋める程度に設計しておくと化粧箱(A)がきっちり収納される。好ましくは、あきスペースは化粧箱1箱分である。
また、押し上げ片(211、212)は傾斜しているけれども、係止片(222)を背面板(11)に設けた長孔(116)に係止させることで、底板部(21)は底部(16)と平行になる。
【0022】
複数個の化粧箱を長方六面体(10)の開口部から収納し、化粧箱と背面板(11)の間にスペーサー板(30)を山折りした折り曲げ片(301、302)の先端部分が背面板(11)に、スペーサー板の本体が化粧箱にそれぞれ接するようにスペーサー板(30)を挿入する。
折り曲げ片(303)は谷折りされているので、化粧箱の上部にとどまりスペーサー板(30)が長方六面体(10)の内部に落ち込むことはない。
折り曲げ片(301、302、303)の深さ(高さ)は、あきスペースを埋める程度に設計しておくと、化粧箱がきっちり収納される。好ましくは、あきスペースは化粧箱1箱分である。
また、折り曲げ片(223、224)は傾斜しているが、スペーサー板(30)を挿入することで化粧箱(A)ががたつかない。
【0023】
最後に折り曲げ線に沿って平蓋板(111)、垂直蓋板(112)を折り曲げて収納した化粧箱を覆い、折り込み片(113)を底部(16)に折り込み、係止片(114)を係止孔(132、142)に止めると、長方六面体(10)は化粧箱を複数個収納した販売台兼用収納箱となる。
底部(16)には押し上げ片(211、212、213)、側部には折り曲げ片(223、224、301、302、303)をそれぞれ設けて長方六面体(10)と化粧箱の間に空間がないようにしたので、化粧箱は遊びがなく、しっかり固定されている。
従って、輸送途上あるいは保管中に化粧箱ががたついて表面が擦れたり、破損したりすることはない。
【0024】
店頭等で販売台として使用する場合はつぎのようにする。
すなわち、係止片(114)を外して垂直蓋板(112)を開けミシン目状の切れ目線(b)から垂直蓋板(112)の大部分を切り離す。
スペーサー板(30)を取り外す。
平蓋板(111)を折り曲げ線(a)から折り曲げ2つ折りし、残りの垂直蓋板(112)を係止溝(117)に挟み背板とする。
この際、平蓋板(111)には折り曲げ線(a)から平行四辺形状に切り込み線(e)が穿設されているため、平行四辺形状部(118)が2つ折りされた平蓋板(111)より飛び出す。
係止舌片(221)を一旦持ち上げ、係止片(222)を取り外し、係止舌片(221)を下に落とし込む。
底板部(21)は、正面板(13)側から背面板(11)側に向けて下方に傾斜しており、さらに、折り曲げ片(223、224)も傾斜しており各々の傾斜が外箱である長方六面体に沿うように設けられているため、化粧箱が安定した状態で陳列できる。
また、収納されている化粧箱は背面板(11)側に傾斜して見易く、かつ、取り出し易い状態になり、販売台としての機能を十分に果たす。
【0025】
【発明の効果】
上記のように本発明によれば、化粧箱等収納物の収納時は、底板が背面部の係止片が背面板に設けた長孔に係止した時、底板部が底部と平行になるように設けられ、かつ、スペーサー板が収納物と背面板の間に挿入され、その後平蓋板、垂直蓋板で開口部を閉鎖するので、化粧箱等の収納物は固定されて収納され、輸送等により収納物ががたついて傷が発生したりすることはない。
また、販売台として使用する時は、蓋板を開けて背面部の係止舌片を一旦持ち上げ、その後係止片を取り外し係止舌片を下に落とし込むと、底板部は、正面板側から背面板側に向けて下方に傾斜しているので、化粧箱等収納物は背面板側に傾斜して見易くかつ取り出し易い状態になり、かつ、収納物が前方へ倒れにくくなり、販売台としての機能を十分に果たす。このようにして組み立てが容易な販売台兼用収納箱が完成した。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を示し、蓋板を開けた状態を示す斜視説明図である。
【図2】同実施例中の長方六面体の展開平面図である。
【図3】同実施例中の底板の斜視説明図である。
【図4】同実施例中のスペーサー板の斜視説明図である。
【符号の説明】
10‥‥長方六面体
11‥‥背面板
12‥‥左側面板
13‥‥正面板
14‥‥右側面板
15‥‥糊代片
16‥‥底部
20‥‥底板
21‥‥底板部
22‥‥背面部
30‥‥スペーサー板
111‥‥平蓋板
112‥‥垂直蓋板
113‥‥折り込み片
114‥‥係止片
115‥‥底板片
116‥‥長孔
117‥‥係止溝
118‥‥平行四辺形状部
121‥‥底板片
131‥‥底板片
132‥‥開口部
133‥‥係止孔
141‥‥底板片
211‥‥押し上げ片
212‥‥押し上げ片
213‥‥押し上げ片
221‥‥係止舌片
222‥‥係止片
223‥‥折り曲げ片
224‥‥折り曲げ片
301‥‥折り曲げ片
302‥‥折り曲げ片
303‥‥折り曲げ片
a‥‥折り曲げ線
b‥‥ミシン目状の切れ目線
c‥‥U字状の切り込み線
d‥‥係止用切り込み線
e‥‥切り込み線
A‥‥化粧箱

Claims (6)

  1. 背面板、左右側面板、正面板とから成り、左側面板および右側面板の正面板寄りの上方部が略三角形状に切除されていると共に、正面板の上方部が切除されて開口部が設けられ、かつ、前記背面板の上方には折り曲げ線を介して平蓋板、垂直蓋板、折り込み片がそれぞれ連設されている長方六面体と、
    この長方六面体の底部に挿入される底板と、
    長方六面体の背面板に沿って挿入されるスペ−サー板と、から成る販売台兼用収納箱であって、
    前記長方六面体の背面板の下部には前記折り曲げ線と平行な長孔が設けられ、
    前記底板は、底板部と、この底板部と折り曲げ線を介して連設している背面部とから成り、
    底板部の両側縁には、傾斜を有する押し上げ片がそれぞれ設けられ、残りの端縁には押し上げ片が設けられ、
    前記背面部には、略U字状の切り込み線により係止舌片が形成され、
    この係止舌片には、係止用切り込み線により係止片が設けられ、
    前記底板は、前記各押し上げ片によって長方六面体の底部に納置され、かつ、前記係止舌片に設けられた係止片が長孔に係止されて納置され、
    さらに、収納物が収納された状態で、前記スペーサー板が前記背面板側に接するように挿入され、
    平蓋板、垂直蓋板、折り込み片が収納物に沿ってそれぞれ折り曲げられ、長方六面体の開口部が閉鎖されていることを特徴とする販売台兼用収納箱。
  2. 前記底板と前記スペーサー板の深さは、収納物と長方六面体の隙間を埋める深さであることを特徴とする請求項1に記載の販売台兼用収納箱。
  3. 前記背面板に穿設されている長孔は、底板の背面部に設けられた係止孔で底板の背面部を係止させた際、底板の底板部が底部と平行になるように設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の販売台兼用収納箱。
  4. 前記平蓋板の中央部には横方向に折り曲げ線が設けられ、前記垂直蓋板にはこの折り曲げ線と平行に切れ目線が設けられ、前記背面板の上部には前記折り曲げ線と平行に係止溝が設けられていることを特徴とする請求項1、2または3に記載の販売台兼用収納箱。
  5. 前記折り込み片に係止片を設け、前記底部に係止孔を穿設させ、この係止片を係止孔に係止させることにより前記長方六面体の開口部を閉鎖することを特徴とする請求項1、2、3または4に記載の販売台兼用収納箱。
  6. 前記長方六面体の底部が4枚の底板片から構成されており、隣接する底板片同士が予め貼着され互いに係合して形成されるものであることを特徴とする請求項1、2、3、4または5に記載の販売台兼用収納箱。
JP26111695A 1995-10-09 1995-10-09 販売台兼用収納箱 Expired - Fee Related JP3683312B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26111695A JP3683312B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 販売台兼用収納箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26111695A JP3683312B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 販売台兼用収納箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0998859A JPH0998859A (ja) 1997-04-15
JP3683312B2 true JP3683312B2 (ja) 2005-08-17

Family

ID=17357319

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26111695A Expired - Fee Related JP3683312B2 (ja) 1995-10-09 1995-10-09 販売台兼用収納箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3683312B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002012221A (ja) * 2000-06-30 2002-01-15 Dainippon Printing Co Ltd ディスプレイ箱
JP2002096821A (ja) * 2000-09-21 2002-04-02 Rengo Co Ltd 包装展示兼用箱
EP2992785B1 (de) 2014-09-05 2017-03-08 STI-Gustav Stabernack GmbH Warenaufsteller mit einer Transportfixierung
CN108438423A (zh) * 2018-04-24 2018-08-24 美盈森集团股份有限公司 一种纸板制成的站立式风琴收纳夹

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0998859A (ja) 1997-04-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100354570B1 (ko) 담배갑과이를제조하기위한블랭크
US4871067A (en) Perfected case for packaging products of different kinds in cases
KR100726235B1 (ko) 진열을 위해 부분적으로 개방 가능한 담배의 강체 판지 상자
JP6423239B2 (ja) 組箱
JP3683312B2 (ja) 販売台兼用収納箱
JP4236162B2 (ja) 紙製箱
US4696397A (en) Container for floppy disks and the like
JP4707044B2 (ja) カートン
JP4394218B2 (ja) 包装展示兼用箱
JP6410084B2 (ja) 包装箱の組立方法
JP2000203562A (ja) 梱包箱
EP1184300A1 (en) Pack for smoking articles
JP3111218U (ja) 吊り下げ用ボール包装箱
JP3725857B2 (ja) 仕掛け付き包装箱
JP2001171653A (ja) 表示機能付包装箱
JP4011691B2 (ja) カートン
JP7431633B2 (ja) 包装箱
JP7443961B2 (ja) ブランクシート
JP6507765B2 (ja) 包装箱
JPH0712251Y2 (ja) 仕切り付き紙箱
JPH09272530A (ja) 中仕切付き紙箱
JP4220289B2 (ja) 組立式紙函
JP3105406U (ja) 果実包装用紙箱
JP3490180B2 (ja) 中仕切付組函
JPH0443462Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050330

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050524

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050525

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees