JP4011691B2 - カートン - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、棒状の内容物を収納するカートンに関し、特に、棒状の菓子類などを複数個収納するのに好適に用いられるカートンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、棒状の内容物を収納する容器には、開口部と底部が同形の四角柱などのカートンが使用されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のカートンの形状では、開封してカートンから1個の内容物を取り出そうとする場合、内容物が互いに密接状態にあるため、スムーズに取り出すことが難しい。
【0004】
本発明は、上記の問題点を解決するために見出されたもので、棒状の内容物を収納し、その棒状の内容物を容易に取り出すことができるカートンを提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するためになされた本発明は、前板、後板、側板、糊代片を連設した一つのブランクから角筒体を形成し、前記後板に連設した天部上フラップと、前記前板あるいは前記後板に連設した底部フラップで前記角筒体の上下開放端を密封し、前記天部上フラップに延長片を連設し、該延長片を前記前板に部分的に固定したカートンにおいて、前記前板の上端の少なくとも一部に破断用ミシン目による切り取り可能な切り欠け領域を外枠線が前記延長片の外枠線の内側になるように形成し、該切り欠け領域と前記延長片を接着し、前記カートン開封時に、前記延長片を開封すると同時に前記切り取り領域が切り取られることを特徴とするカートンである。また、前記後板において、前記側板と隣接する辺の上端から対向する辺に向かって外折り用罫線を設けたことを特徴とし、前記後板の外折り用罫線より下の部分と糊代片とを接着し、前記後板における外折り用罫線より上の部分と糊代片とを接着しないことを特徴とする。さらに、前記前板に、前記天部延長片の先端が差し込み可能な差し込み口を設けたことを特徴とする。
【0006】
本発明によれば、棒状の内容物が収納でき、開封後に、その棒状の内容物を容易に取り出すことができる形態のカートンを得ることが出来る。
【0007】
【発明の実施の形態】
以下図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明によるカートン1を示す斜視図であり、図2は、後方より見た斜視図である。また、図3は、本発明によるカートン1の一実施例を示す展開図であり、図4は、組立ての途中を示す展開図である。さらに、図5は、開封した状態を示す斜視図であり、図6は、内容物を充填し開封した状態を示す斜視図である。
【0008】
本発明のカートン1は、図1に示すように、後板1、側板2、前板3、側板4とを備えている。そして、後板1の上側には、天部上フラップ6を連設し、その天部上フラップ6に連設して延長片10を設けている。また、前板3の下側には、底部フラップ12を連設している。さらに、延長片10は前板3に部分的に接着されているが、開封後は、延長片10の先端が前板3に設けた差し込み口15に差し込まれ、固定されている
【0009】
後板1において、図2に示すように、一方の縦の辺である罫線aの上端から対向する辺のほぼ中央の向かって斜めに罫線nを設けている。
底部では、底部フラップ12で密封されている。
【0010】
図3は、本発明によるカートン1の一実施例を示す展開図である。
カートン1は、それぞれの罫線a、b、c、dを介して、後板1、側板2、前板3、側板4、糊代片5とを順に連設している。後板1の上側には、折れ線eを介して、天部上フラップ6を、その上縁に折れ線iを介して、延長片10を連設している。この延長片10の形状は、図3に示すような5角形に限定されず、3角形、台形、半円形などを用いることができる。側板2の上側には、折れ線fを介して、天部折り込みフラップ7を、下側には、折れ線jを介して、天部折り込みフラップ11を連設している。前板3の上側には、折れ線gを介して、天部下フラップ8を連設している。この天部下フラップ8は必ずしも必要とはしない。前板3の下側には、折れ線kを介して、底部フラップ12を、その下縁に折れ線mを介して、差し込み片14を連設している。側板4の上側には、折れ線hを介して、天部折り込みフラップ9を、下側には、折れ線lを介して、底部折り込みフラップ13を連設している。
【0011】
また、前板3には、側板2、4と隣接する折れ線b、cの上端を結び、前板3の上辺に破断用ミシン目oを設けて切り欠け領域Xを形成している。この破断用ミシン目oによって、延長片10および天部上フラップ6を開封すると同時に、天部下フラップ8および切り欠け領域Xが切り取られる。この切り込け領域Xの形状としては、前板3の上片である罫線gから作る形が、3角形、台形、半円形など内容物が取り出し易いよう適宜選定することができる。その際、切り欠け領域Xの外枠線は、延長片10の外枠線の内側にすることが必要である。
【0012】
また、前板3には、天部上フラップ6の延長片10の先端が差し込み可能な差し込み口15を設けている。延長片10を固定する方法としては、延長片10の先端を前板3の差し込み口15に差し込む方法以外に、延長片10の先端の裏面を前板3を部分的に接着固定する方法を用いることもできる。
【0013】
また、後板1には、側板2と隣接する折れ線aの上端から対向する辺のほぼ中央に向かって折れ線nを設ける。この折れ線nと対向する片とが交わる点をpとすると、pが対向する辺の上端に近付けば、開封の時に開口部が小さくなり、対向する辺の下端に近付けば、開封の時に開口部が大きくなる。前板3に設けられた切り欠け領域Xの大きさを考慮し、内容物が取り出し易いよう適宜設定する。開封した時には、天部上フラップ6、延長片10、そして後板1の罫線nより上部を外側に折ることにより、内容物を容易に取り出すことができる。
【0014】
本発明のカートンを上記ブランクから組み立てるには、まず、糊代片5を後板1の裏面に接着剤を用いて貼着し、図4に示すような角筒状に組み立てる。その際、糊代片5と後板1との接着は、後板1に設けられた罫線oより下の部分で接着し、上の部分は、接着を行わない。この部分の接着を行う場合には、軽い力で剥がすことが可能な仕様とする必要がある。つぎに、底部では、底部折り込みフラップ11、13を折り込み、底部差し込み片14を差し込みながら、底部フラップ12を折り込む。つづいて、天部では、天部折り込みフラップ7、9を折り込み、天部下フラップ8を折り込み、天部上フラップ6を折り込み、そして天部延長片10をおりこみながら先端を前板3の差し込み口15に差し込む。この時に、天部フラップ8と天部上フラップ6の裏面、および前板3の切り欠け領域Xと延長片10の裏面とを接着する。この接着を充分に行うために、接着面積を、可能な限り広くする必要がある。最終的に、図1に示すような外観のカートンが出来上がる。
【0015】
実際に、本発明のカートンを開封するときには、
延長片10の先端を前板3の差し込み口15から引き出し、前板3から剥がすように開封する。この動作によって、延長片10に接着されている前板3の切り込み領域Xが切り込みミシン目oから破断され、そして天部下フラップ8も開封され、フラップ全体が開封される。さらに、後板1の罫線nを外側に折ることにより、図5および図6に示すように、開口部において、内容物を容易に取り出すことができる。
【0016】
本発明のカートンに使用される内容物としては、棒状の菓子類、食品類、たばこ、文具類などがあげられる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、棒状の内容物を収納するカートンであって、開封が簡単で、開封後に、開口部において、一般のカートンのように前板、後板の上端と同一で、平らではなく、開封と同時に前板では切り込みができ、後板では上端が斜め後ろに折ることができるため、収納した内容物の先端が、露出し、摘んで取り出し易い、優れた取り出し効果を持つカートンを得ることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるカートン1の一実施例を示す斜視図である。
【図2】本発明によるカートン1の一実施例を示す後方からの斜視図である。
【図3】本発明によるカートン1の一実施例のブランクの展開図である。
【図4】本発明によるカートン1の一実施例の組立の途中を示す展開図である。
【図5】本発明によるカートン1の一実施例の開封した状態を示す斜視図である。
【図6】本発明によるカートン1の一実施例の内容物を充填し開封した状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A カートン
1 後板
2 側板
3 前面
4 側面
5 糊代片
6 天部上フラップ
7 天部折り込みフラップ
8 天部下フラップ
9 天部折り込みフラップ
10 延長片
11 底部折り込みフラップ
12 底部フラップ
13 底部折り込みフラップ
14 底部差し込み片
15 差し込み口
a〜d 罫線
e〜m 罫線
n 外折り用罫線
o 破断用ミシン目
p 外折り用罫線の端部
X 切り欠け領域

Claims (2)

  1. 前板、後板、側板、糊代片を連設した一つのブランクから角筒体を形成し、前記後板に連設した天部上フラップと、前記前板あるいは前記後板に連設した底部フラップで前記角筒体の上下開放端を密封し、前記天部上フラップに延長片を連設し、該延長片を前記前板に部分的に固定したカートンにおいて、前記前板の上端の少なくとも一部に破断用ミシン目による切り取り可能な切り欠け領域を外枠線が前記延長片の外枠線の内側になるように形成し、前記後板の前記側板と隣接する辺の上端から対向する辺に向かって外折り用罫線を設け、前記後板の外折り用罫線より下の部分と糊代片とを接着し、前記後板の外折り用罫線より上の部分と糊代片とを接着しないことを特徴とするカートン。
  2. 前記前板に、前記天部延長片の先端が差し込み可能な差し込み口を設けたことを特徴とする請求項1に記載のカートン。
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