JP3681450B2 - 自動二輪車のリヤサスペンション - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リヤアームとリンク機構及びリヤクッションを介して後輪を車体側に上下動自在に懸架する自動二輪車のリヤサスペンションに関する。
【0002】
【従来の技術】
図6に自動二輪車のリヤサスペンション101を示すが、該リヤサスペンション101は、車体(図示例では、エンジン122)に回転自在に連結されたリヤアーム102と、該リヤアーム102と車体(エンジン122)との間に設けられたリンク機構103及び該リンク機構103と車体(エンジン122)との間に介装されたリヤクッション104によって構成されており、リヤアーム102の後端部に回転自在に支承された後輪120は該リヤサスペンション101によって上下動自在に懸架されている。
【0003】
尚、上記リンク機構103は、車体(エンジン122)に連結されたリレーアーム105とリヤアーム102に連結されたコネクティングロッド106とで構成されており、前記リヤクッション104の下端はリレーアーム105の一端に連結されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、従来は、例えば図6に示すように、車高調整装置110がリヤクッション104の上部取付部に設けられていたため、燃料タンク125の容量が制約を受けるばかりか、車高調整時には燃料タンク125や不図示のシートを取り外す必要があったために甚だ整備性に欠けるという問題があった。
【0005】
従って、本発明の目的とする処は、車高調整装置の合理的な配置によって燃料タンク容量の増大と車高調整時の整備性の向上を図ることができる自動二輪車のリヤサスペンションを提供することにある。
【0006】
又、図6に示すように、従来のリヤサスペンション101にあっては、リンク機構103を構成するリレーアーム105とコネクティングロッド106との連結点P1 がリレーアーム105の車体(エンジン122)への連結点P2 よりも車体後方に位置していたため、後輪120の上下ストロークによってはコネクティングロッド106がリレーアーム105又はリヤクッション104と干渉する可能性があり、この干渉を避けるためにコネクティングロッド106を左右2本設ける必要があった。
【0007】
従って、本発明の目的とする処は、リンク機構の構成部材を1本化して軽量化とコストダウンを図ることができる自動二輪車のリヤサスペンションを提供することにある。
【0008】
更に、図6に示す従来のリヤサスペンション101においては、リンク機構103を構成するリレーアーム105とコネクティングロッド106の長さは一定不変であったため、該リンク機構103のレバー比及びリヤクッション104の減衰特性も一定不変であって、部品を交換しない限り、リンク機構103のレバー比やリヤクッション104の減衰特性を任意に調整することは不可能であった。
【0009】
従って、本発明の目的とする処は、部品を交換することなく、リンク機構のレバー比やリヤクッションの減衰特性を任意に調整することができる自動二輪車のリヤサスペンションを提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1記載の発明は、リヤアームとリンク機構及びリヤクッションを介して後輪を車体側に上下動自在に懸架する自動二輪車のリヤサスペンションにおいて、前記リンク機構を、車体に連結された第1のリンク部材と前記リヤアームに連結された第2のリンク部材とで構成し、該リンク機構とリヤアームとの接続部に車高調整装置を設け、該車高調整機構を、前記第2のリンク部材の一端を調整ボルトを介してリヤアームに位置調整自在に取り付けるとともに、前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材との連結点を第1リンク部材の車体への連結点よりも車体前方に配置したことを特徴とする。
【0013】
請求項記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記第2のリンク部材を長さ調整可能に構成したことを特徴とする。
【0014】
従って、請求項記載の発明によれば、車高調整がリンク機構とリヤアームとの接続部に設けられるため、リヤクッション上部の空間を有効に利用することができ、リヤクッションの上方に設けられる燃料タンクの容量を増大することができる。そして、車高調整時には燃料タンクやシートを取り外す必要がないため、車高調整作業を作業性良く簡単に行うことができ、高い整備性を確保することができる。
【0015】
、リンク機構を構成する第1のリンク部材と第2のリンク部材との連結点を第1のリンク部材の車体への連結点よりも車体前方に配置したため、後輪の全ストローク範囲において第2のリンク部材が第1のリンク部材及びリヤクッションと干渉することがなく、第2のリンク部材を1本化してリヤサスペンションの軽量化とコストダウンを図ることができる。
【0016】
更に、請求項記載の発明によれば、第2のリンク部材の長さを調整することができるため、部品を交換することなく、リンク機構のレバー比を変えてリヤクッションの減衰特性を任意に調整することができる。尚、第2のリンク部材の長さ調整によって車高が変化した場合には、車高調整装置による車高調整によって車高を一定に保つことができる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
【0018】
<実施の形態1>
図1は本発明の実施の形態1に係るリヤサスペンションを示す自動二輪車後部の側面図、図2は同リヤサスペンションの最圧縮状態を示す自動二輪車後部の側面図、図3は図1のA−A線拡大断面図である。
【0019】
図1に示すように、自動二輪車の後輪20は本発明に係るリヤサスペンション1によって車体側に上下動自在に懸架されているが、リヤサスペンション1はリヤアーム2とリンク機構3及びリヤクッション4によって構成されている。
【0020】
而して、上記リヤアーム2は、その前端部がピボットシャフト21によって車体側(本実施の形態では、エンジン22)に回動自在に連結されており、同リヤアーム2の後端部には後輪20が後車軸23によって回転自在に支承されている。尚、本実施の形態においては、エンジン22はメインフレーム24と共に車体フレームの一部を構成しており、その上方には燃料タンク25が配置されている。
【0021】
又、前記リンク機構3はリヤアーム2と車体(エンジン22)との間に設けられており、これは三角形状のリレーアーム5と棒状のコネクティングロッド6とで構成され、両者は点P1 にて互いに回転自在に連結されている。そして、リレーアーム5は点P2 において車体(エンジン22)に回転自在に連結されており、コネクティングロッド6とリヤアーム2との接続部には車高調整装置10が設けられている。
【0022】
ここで、上記車高調整装置10の構成の詳細を図3に基づいて説明する。
【0023】
車高調整装置10は、リヤアーム2の前方下部に進退自在に螺合する有底筒状の調整ボルト7を含んで構成されており、該調整ボルト7はこれの外周に螺合する調整ナット8によってリヤアーム2に固定されている。尚、調整ボルト7の一端外周部(非ネジ部)には、不図示の工具が係合すべきナット部7aが形成されている。
【0024】
そして、上記調整ボルト7には断面コの字上のブラケット9が六角穴付ボルト11によって結着されており、該ブラケット9には前記コネクティングロッド6の後端部がボルト12によって回動自在に連結されている。即ち、コネクティングロッド6の後端部にはベアリング13が嵌め込まれており、このベアリング13にはスリーブ14が通され、コネクティングロッド6の後端部をスリーブ14と共にブラケット9に嵌め込んだ後、前記ボルト12をブラケット9とスリーブ14に通し、該ボルト12の端部に螺合するナット15を締め付けることによって、前述のようにコネクティングロッド6の後端部がブラケット9に回動自在に連結されている。
【0025】
他方、図1に示すように、前記リヤクッション4はリンク機構3と車体(エンジン22)との間に介装されており、その下端部は点P3 にて前記リレーアーム5の一端に連結され、同リヤクッション4の上端部は点P4 にて車体(エンジン22)に連結されている。
【0026】
次に、本発明に係るリヤサスペンション1の作用を説明する。
【0027】
自動二輪車の走行中において後輪20が路面凹凸に追従して上下動すると、該後輪20を支承するリヤアーム2はピボットシャフト21を中心として図1の矢印a方向に揺動し、このリヤアーム2の揺動はリンク機構3によってリヤクッション4の図示矢印c方向の伸縮動に変換され、このリヤクッション4の伸縮動に伴って発生する減衰力によって後輪20が路面から受ける衝撃が吸収緩和され、これによって自動二輪車の乗心地性等が高められる。
【0028】
ところで、図2には後輪20が上限にストロークしてリヤクッション4が最圧縮にある状態を示すが、このとき、リレーアーム5はリヤクッション4から図示矢印c1 方向の大きな圧縮反力を受けるためにコネクティングロッド6と調整ボルト7を大きな力Fで引っ張る。
【0029】
而して、本実施の形態においては、図2に示す状態ではコネクティングロッド6と調整ボルト7とが一直線上に位置するように各部材の寸法が設定されているため、調整ボルト7には引張力Fのみが作用し、この引張力Fに基づく曲げモーメントは作用しない。この結果、調整ボルト7のリヤアーム2への取付部に十分高い取付強度が確保される。
【0030】
次に、車高調整装置10による自動二輪車の車高調整について説明する。
【0031】
自動二輪車の車高調整に際しては、先ず、図3に示す調整ボルト7の中に不図示の工具を差し込んで六角穴付ボルト11を緩めるとともに、調整ナット8を緩める。すると、調整ボルト7は単独で回転可能となるため、該調整ボルト7のナット部7aに不図示の工具を係合させて調整ボルト7を回すと、調整ボルト7は図3の矢印d1 又はd2 方向に進退動する。
【0032】
而して、調整ボルト7を車体前方(図3の矢印d1方向)に移動させれば、コネクティングロッド6を介してリレーアーム5が連結点 2 を中心として矢印b1方向に回動してリヤクッション4を矢印c方向に押し下げるため、連結点P 4 にて該リヤクッション4の上部に連結された車体(エンジン22)も同方向に下がり、この結果、自動二輪車の車高が低く調整される。逆に、調整ボルト7を車体後方(図3の矢印d2方向)に移動させれば、コネクティングロッド6を介してリレーアーム5が連結点 2 を中心として矢印b2方向に回動してリヤクッション4を矢印c方向に押し上げるため、連結点P 4 にて該リヤクッション4の上部に連結された車体(エンジン22)も同方向に上がり、この結果、自動二輪車の車高が高く調整される
そして、上述のようにして自動二輪車の車高が調整されると、調整ナット8を締め付けて調整ボルト7をリヤアーム2に固定するとともに、六角穴付ボルト11を締め付けて調整ボルト7とブラケトとを結合一体化させる。
【0033】
而して、本実施の形態に係るヤサスペンション1においては、車高調整装置10が、従来のようにリヤクッション4の上部取付部(図6参照)ではなく、リンク機構3(コネクティングロッド6)とリヤアーム2との接続部に設けられているため、リヤクッション4上部の空間を有効に利用することができ、リヤクッション4の上方に設けられた燃料タンク25の容量が車高調整装置10によって制限されることがなく、この結果、燃料タンク25の容量増大を図ることができる。
【0034】
又、車高調整時には燃料タンク25や不図示のシートを取り外す必要がないため、車高調整作業を作業性良く簡単に行う行うことができ、高い整備性を確保することができる。
【0035】
<実施の形態2>
次に、本発明の実施の形態2を図4及び図5に基づいて説明する。尚、図4は本発明の実施の形態2に係るリヤサスペンションを示す自動二輪車後部の側面図、図5は図4のB−B線拡大断面図であり、これらの図においては図1乃至図3に示したと同一要素には同一符号を付しており、以下、それらについての説明は省略する。
【0036】
本実施の形態においても、リヤサスペンション1はリヤアーム2とリンク機構3及びリヤクッション4によって構成されているが、本実施の形態においては、リンク機構3を構成するリレーアーム5とコネクティングロッド6との連結点P1 がリレーアーム5の車体(エンジン22)への連結点P2 よりも車体前方(図4の左方)に配置されるとともに、コネクティングロッド6はその長さが調整可能に構成されている。
【0037】
ここで、コネクティングロッド6の構成の詳細を図5に基づいて説明する。
【0038】
コネクティングロッド6はロッド本体6aの両端中心部にロッドエンド6b,6cの一端を螺着して構成されており、ロッドエンド6b,6cの他端はリレーアーム5、ブラケット9にピロボール16,17及びボルト18,12を介して回動及び傾動自在に連結されている。尚、ボルト12,18はナット15,19によってリレーアーム5とブラケット9にそれぞれ結着されている。
【0039】
ところで、前記ロッドエンド6b,6cに形成されたネジ部6b−1,6c−1はそれぞれ左ネジ、右ネジを構成しており、両ロッドエンド6b,6cはネジ部6b−1,6c−1に螺合するナット26,27によってロッド本体6にそれぞれ固定されている。
【0040】
而して、本実施の形態に係るリヤサスペンション1も前記実施の形態1のそれと同様に作用するが、本実施の形態に係るリヤサスペンション1においては、リンク機構3を構成するコネクティングロッド6の長さを調整することができるため、何ら部品を交換することなく、リンク機構3のレバー比を変えてリヤクッション4の減衰特性を任意に調整することができる。即ち、前述のようにロッドエンジ6b,6cのネジ部6b−1,6c−1はそれぞれ左ネジ、右ネジを構成しているため、両ナット26,27を緩めた後にロッド本体6aを何れかの方向に回すと、コネクティングロッド6の全体が伸縮してその長さが任意に調整される。このようにしてコネクティングロッド6の長さを調整した後に両ナット26,27を締め付ければ、両ロッドエンド6b,6cはロッド本体6aに固定されて一体化され、コネクティングロッド6は調整後の長さに固定される。尚、コネクティングロッド6の長さ調整によって自動二輪車の車高が変化した場合には、前記実施の形態1において説明した車高調整装置10による車高調整によって自動二輪車の車高を一定に保つことができる。
【0041】
又、本実施の形態では、前述のようにリレーアーム5とコネクティングロッド6との連結点P1 をリレーアーム5の車体(エンジン22)への連結点P2 よりも車体前方に配置したため、後輪20の全ストローク範囲においてコネクティングロッド6がリレーアーム5及びリヤクッション4と干渉することがなく、該コネクティングロッド6を1本化して当該リヤサスペンション1の軽量化とコストダウンを図ることができる。
【0042】
【発明の効果】
以上の説明で明らかなように、請求項記載の発明によれば、車高調整がリンク機構とリヤアームとの接続部に設けられるため、リヤクッション上部の空間を有効に利用することができ、リヤクッションの上方に設けられる燃料タンクの容量を増大することができる。そして、車高調整時には燃料タンクやシートを取り外す必要がないため、車高調整作業を作業性良く簡単に行うことができ、高い整備性を確保することができるという効果が得られる。
【0043】
、リンク機構を構成する第1のリンク部材と第2のリンク部材との連結点を第1のリンク部材の車体への連結点よりも車体前方に配置したため、後輪の全ストローク範囲において第2のリンク部材が第1のリンク部材及びリヤクッションと干渉することがなく、第2のリンク部材を1本化してリヤサスペンションの軽量化とコストダウンを図ることができるという効果が得られる。
【0044】
更に、請求項記載の発明によれば、第2のリンク部材の長さを調整することができるため、部品を交換することなく、リンク機構のレバー比を変えてリヤクッションの減衰特性を任意に調整することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係るリヤサスペンションを示す自動二輪車後部の側面図である。
【図2】 本発明の実施の形態1に係るリヤサスペンションの最圧縮状態を示す自動二輪車後部の側面図である。
【図3】 図1のA−A線拡大断面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2に係るリヤサスペンションを示す自動二輪車後部の側面図である。
【図5】 図4のB−B線拡大断面図である。
【図6】 従来のリヤサスペンションを示す自動二輪車後部の側面図である。
【符号の説明】
1 リヤサスペンション
2 リヤアーム
3 リンク機構
4 リヤクッション
5 リレーアーム(第1のリンク部材)
6 コネクティングロッド(第2のリンク部材)
7 調整ボルト
10 車高調整装置
20 後輪
1 リレーアームとコネクティングロッドとの連結点
2 リレーアームの車体への連結点

Claims (2)

  1. リヤアームとリンク機構及びリヤクッションを介して後輪を車体側に上下動自在に懸架する自動二輪車のリヤサスペンションにおいて、
    前記リンク機構を、車体に連結された第1のリンク部材と前記リヤアームに連結された第2のリンク部材とで構成し、該リンク機構とリヤアームとの接続部に車高調整装置を設け、該車高調整機構を、前記第2のリンク部材の一端を調整ボルトを介してリヤアームに位置調整自在に取り付けるとともに、前記第1のリンク部材と前記第2のリンク部材との連結点を第1リンク部材の車体への連結点よりも車体前方に配置したことを特徴とする自動二輪車のリヤサスペンション。
  2. 前記第2のリンク部材を長さ調整可能に構成したことを特徴とする請求項記載の自動二輪車のリヤサスペンション。
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