JP3674769B2 - 電気的な接続装置、電気的な接続装置を有する電池、および電池を有する電子機器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、機器側の板状のコンタクトを基板に対して電気的に接続するための電気的な接続装置、電気的な接続装置を有する電池およびその電池を有する電子機器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
電子機器、たとえば携帯電話を例に挙げると、携帯電話はたとえばその背面側に着脱可能に電池を有している。この電池は本体に装着した状態で電源を供給し、この電池に対しては外部から充電が可能になっている。
図28は、従来の電池の構造例を示している。従来の電池1000は、上ケース1001、下ケース1002、電池本体1003等を有している。電池本体1003は、上ケース1001と下ケース1002の中に収容される。電池本体1003の電極の取り出し部1004と1005は、図28と図29に示すようなタブ1006に対して抵抗溶接後、これらのタブ1006は、基板1007に対してはんだ付けしている。
そして、外部との接続部分1008は、基板1007に対して作業者が手作業によるはんだ付けにより電気的に接続している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このために、電池1000の小型化が困難で、また溶接時に電池の封止部に熱が伝わってしまい、信頼性を落とす要因の一つとなっている。
しかも、外部との接続部分1008は基板1007に対して作業者が手作業ではんだ付けしているために、はんだ付けの自動化が困難であり、組立工数がアップしてコストダウンが図れない。
また、電池側の基板と、たとえば携帯電話の筐体側のコンタクトとを、より確実にかつ容易に電気的に接続できて、電気的な接続を確保する必要がある。
そこで本発明は上記課題を解消し、小型化と薄型化を図ることができ、電気的な信頼性を図りコストダウンを図ることができる電気的な接続装置、電気的な接続装置を有する電池およびその電池を有する電子機器を提供することを目的としている。
【0004】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、機器側のコンタクトを電池内の基板に対して電気的に接続するための接続装置であり、開口部を有するハウジングと、前記開口部に対応して前記ハウジング内に配置されており、前記機器側のコンタクトを挟み込んで保持して前記機器側のコンタクトと電気的に接続する複数の第1接続部分と、複数の第1接続部分と一体に設けられており前記基板を挟み込んで複数の前記第1接続部分と前記機器側のコンタクトを電気的に接続する複数の第2接続部分とを有する接続端子と、を備えることを特徴とする電気的な接続装置である。
請求項1では、電気的な接続装置のハウジングは開口部を有している。電気的な接続装置の接続端子は、開口部に対応してハウジング内に配置されている。接続端子の第1接続部分は、機器側のコンタクトを挟み込んで保持して機器側のコンタクトと電気的に接続する。第2接続部分は、第1接続部分と一体に設けられており、基板を挟み込んで第1接続部分と機器側のコンタクトを電気的に接続する。
これにより、接続端子は基板と電気的にかつ機械的に挟み込んで保持しながら確実にかつ容易に接続を確保することができる。このようにハウジングと接続端子が一体的な構造であるので、電気的な接続装置の小型化および薄型化が図れ、低コストでありながら電気的な接続の信頼性を高めることができる。
【0005】
請求項2の発明は、請求項1に記載の電気的な接続装置において、複数の前記接続端子は、前記ハウジング内に間隔をおいて配列され、前記ハウジングは、前記コンタクト側のガイドピンにより案内されることで、前記接続端子の前記第1接続部分が前記コンタクトに対して電気的に接続される。
請求項2では、接続端子はハウジング内に間隔をおいて複数配列されている。ハウジングはコンタクト側のガイドピンにより案内されることで、接続端子の第1接続部分がコンタクトに対して電気的に確実に接続することができる。
【0006】
請求項3の発明は、請求項1に記載の電気的な接続装置において、前記ハウジングの前記開口部は、前記ハウジングの2つの面に関連して形成されている。
請求項3では、ハウジング開口部が、ハウジングの2つの面に関連して形成されている。このことから、ハウジングの2つの面のそれぞれの側から開口部を通じてコンタクトを複数の第1接続部分の間に挟み込んで保持することができる。このことから電気的な接続装置を機器側のコンタクトに対して接続する接続性を高めることができる。
【0007】
請求項4の発明は、電子機器側のコンタクトに対して電気的に接続して前記電子機器側に電源を供給するための電気的な接続装置を有する電池であり、ケースと、前記ケース内に配置される電池本体と、前記ケース内に配置されて前記電池本体の電極取り出し部を電気的に接続する基板と、前記ケースから露出しており、前記基板を介して前記電極取り出し部を、前記電子機器に対して電気的に接続する電気接続部と、を有し、前記電気接続部は、開口部を有するハウジングと、前記開口部に対応して前記ハウジング内に配置されており、前記電子機器側のコンタクトを挟み込んで保持して前記電子機器側のコンタクトと電気的に接続する複数の第1接続部分と、複数の第1接続部分と一体に設けられており前記基板を挟み込んで複数の前記第1接続部分と前記機器側のコンタクトを電気的に接続する複数の第2接続部分とを有する接続端子と、を備えることを特徴とする電気的な接続装置を有する電池である。
請求項4では、電池は、ケースと電池本体と基板および電気接続部を有している。
これにより、接続端子は基板と電気的にかつ機械的に挟み込んで保持しながら確実にかつ容易に接続を確保することができる。このようにハウジングと接続端子が一体的な構造であるので、電気的な接続装置を有する電池の小型化および薄型化が図れ、低コストでありながら電気的な接続の信頼性を高めることができる。
【0008】
請求項5の発明は、請求項4に記載の電気的な接続装置を有する電池において、複数の前記接続端子は、前記ハウジング内に間隔をおいて配列され、前記ハウジングは、前記コンタクト側のガイドピンにより案内されることで、前記接続端子の前記第1接続部分が前記コンタクトに対して電気的に接続される。
請求項5では、接続端子はハウジング内に間隔をおいて複数配列されている。ハウジングはコンタクト側のガイドピンにより案内されることで、接続端子の第1接続部分がコンタクトに対して電気的に確実に接続することができる。
【0009】
請求項6の発明は、請求項4に記載の電気的な接続装置を有する電池において、前記ハウジングの前記開口部は、前記ハウジングの2つの面に関連して形成されている。
請求項6では、ハウジング開口部が、ハウジングの2つの面に関連して形成されている。このことから、ハウジングの2つの面のそれぞれの側から開口部を通じてコンタクトを複数の第1接続部分の間に挟み込んで保持することができる。このことから電気的な接続装置を機器側のコンタクトに対して接続する接続性を高めることができる。
【0010】
請求項7の発明は、請求項4に記載の電気的な接続装置を有する電池において、前記基板は、前記電池の前記ケースにより押さえて固定されている。
請求項7では、基板は電池のケースにより押さえて固定するだけで簡単に固定することができる。
【0011】
請求項8の発明は、電子機器側のコンタクトに対して電気的に接続して電源を供給するための電池を有する電子機器であり、前記電池は、ケースと、前記ケース内に配置される電池本体と、前記ケース内に配置されて前記電池本体の電極取り出し部を電気的に接続する基板と、前記ケースから露出しており、前記基板を介して前記電極取り出し部を、前記電子機器に対して電気的に接続する電気接続部と、を有し、前記電気接続部は、開口部を有するハウジングと、前記開口部に対応して前記ハウジング内に配置されており、前記電子機器側のコンタクトを挟み込んで保持して前記電子機器側のコンタクトと電気的に接続する複数の第1接続部分と、複数の第1接続部分と一体に設けられており前記基板を挟み込んで複数の前記第1接続部分と前記機器側のコンタクトを電気的に接続する複数の第2接続部分とを有する接続端子と、を備えることを特徴とする電池を有する電子機器である。
請求項8では、電池は、ケースと電池本体と基板および電気接続部を有している。
これにより、接続端子は基板と電気的にかつ機械的に挟み込んで保持しながら確実にかつ容易に接続を確保することができる。このようにハウジングと接続端子が一体的な構造であるので、電池を有する電子機器の小型化および薄型化が図れ、低コストでありながら電気的な接続の信頼性を高めることができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。
なお、以下に述べる実施の形態は、本発明の好適な具体例であるから、技術的に好ましい種々の限定が付されているが、本発明の範囲は、以下の説明において特に本発明を限定する旨の記載がない限り、これらの形態に限られるものではない。
【0013】
図1と図2は、電子機器の一例として携帯電話を示しており、この例では携帯電話10には1つの電池100が着脱自在に装着されている。
携帯電話10は、筐体12と1つの電池(バッテリ)100、表示部16、アンテナ14、スピーカ22、マイク20、操作部18等を有している。電池100は携帯電話10に対して電源を供給するためのバッテリである。
筐体12は、フロント部24とリヤ部26を有している。図2に示すようにリヤ部26の下部であってフロント部24の裏面には電池100が着脱可能に取り付けられている。
表示部16は、各種情報を表示する部分であり、たとえば液晶表示装置を用いることができる。スピーカ22は音声を聞くためのものであり、マイク20は操作者の声を入力する部分である。
操作部18は、テンキー18C、電話を掛けるためのボタン18Aおよび電話を切るためのボタン18B等を有している。
【0014】
図3は、図2の電池100の構造例を示している。
図3の電池100は、概略的には上ケース30、下ケース32、電池本体34、基板36、電気接続部40、圧着端子42,44およびラベル46を有している。
【0015】
図4は、上ケース30、下ケース32、電池本体(セルともいう)34、基板36、電気接続部40、圧着端子42,44の構造を拡大して示している。
上ケース30と下ケース32は、電池本体34と基板36を収容する容器であり、材質としては、たとえばプラスチック、具体的にはABS(アクリロニトリルブタジエンスチレン)、PC(ポリカーボネート)、PC/ABS(ポリカーボネート/アクリロニトリルブタジエンスチレン)、PBT(ポリブチレンテレフタレート)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、変性PPE(ポリフェニレンエーテル)等の樹脂により作られている。
上ケース30と下ケース32は、たとえば超音波溶着により一体化することができる。図3のラベル46は上ケース30の外面30Bに対して貼り付けられており、このラベル46には電池100の特性やその他の情報が記載されている。
【0016】
図5(A)と図5(B)は、電池本体34の形状例を示している。
図5の電池本体34は、電極取り出し部50,52を有している。電極取り出し部50は、負極であり、たとえばニッケルにより作られており、もう一つの電極取り出し部52は、正極でありたとえばアルミニウムにより作られている。
電池本体34は、たとえばリチウムイオン電池、リチウムポリマー電池あるいは固体ポリマー電池等の何度も充放電可能な電池であり、電池本体34は、ケースにより封止されている。
【0017】
図3と図4の基板36は、上ケース(第1ケースともいう)30と下ケース(第2ケースともいう)32の間に配置される基板であり、この基板36はたとえば長方形状であって、電池本体34を保護する保護回路を有しており、圧着端子42,44を有している。
この基板36の保護回路は、安全の為に充電時の上限電圧を規定したり、放電時の下限電圧を規定したりすることが可能となる。
この基板36は、たとえばガラスエポキシ基板や紙フェノール基板、フレキシブルプリント配線板、液晶ポリマー基板、セラミックス基板などにより作られている。
【0018】
図3と図4に示す基板36の一端部と他端部側には、圧着端子42,44が、たとえばリフロー炉を通すことにより、はんだ付けにより電気的に接合されている。圧着端子42,44は、たとえば導電性を有する金属材料、たとえば銅板、リン青銅板、ベリリウム銅板などに半田メッキをしたものやブリキなどにより作られており、図4に示すように板状の部材である。
【0019】
図3の圧着端子42は、基板36の上であって電極取り出し部50に対応した位置にあり、圧着端子44は、基板36の上であって電極取り出し部52に対応した位置にある。圧着端子42と圧着端子44のそれぞれにおける圧着構造は同じ構造である。
図6と図7に示すように圧着端子42(または44)は、対応する電極取り出し部50(または52)を包むようにして、カシメ用のパンチによりカシメて一体的に固定する。
【0020】
これにより、電極取り出し部50は圧着端子42を介して基板36の導電パターンの所定位置に接続され、電極取り出し部52は圧着端子44を介して、基板36の導電パターンの所定の位置に電気的に接続される。
【0021】
このように、電極取り出し部50,52は、それぞれ対応する圧着端子42,44を介して、熱をかけないようにして、機械的なカシメ動作により簡単に基板36側に対して電気的に接続することができる。すなわち、従来行われていたように電極取り出し部を基板側に手作業ではんだ付けにより電気的に接続して、電池本体34側に熱が伝わってしまって、電池本体34を損傷するような現象を避けることができる。
【0022】
図7は、基板36、電池本体(セル)34、電気接続部40等を示しており、図8は図7の背面図である。図9は上ケース30と下ケース32、電気接続部40、基板36、電池本体34等を示している。上ケース30は筐体上部ともいい、下ケース32は筐体下部とも呼んでいる。
図10は、上ケース30と下ケース32および電気接続部40等が組み立てられて完成した状態を示している。上ケース30と下ケース32の中には電池本体34が収容されている。
【0023】
この上ケース30と下ケース32は、ケース200を構成しており、このケース200の中には、破線で示すように、図3と図4に示す基板36と電池本体34等が収容されている。
ケース200の厚みdは、全体に亘って同じであり平坦な部材である。ケース200の一端部201側には、電気接続部40が一体的に配置されている。この電気接続部40は、電気的な接続装置であり、ケース200の長手方向に沿ったセンターラインCLを中心として設けられている。
【0024】
図10の電気接続部(電気的な接続装置)40のハウジング41を有し、ハウジング41の面40Rと面40Sは、ケース200の表面204と、別の表面205においてそれぞれ面一に露出している。
【0025】
図3と図4に示すように上ケース30には、電気接続部40のハウジング41をはめ込んで保持するための収容部202Aが形成されている。下ケース32にも、電気接続部40のハウジング41をはめ込んで保持するための収容部202Bが形成されている。
【0026】
図11は、図7のA−Aにおける断面構造例と携帯電話10のフロント部24等を示している。図11に示すように、接続端子300の接続部分303は、コンタクト304に対してL1方向、L2方向、およびL3方向のいずれの方向にも差し込んで接続できる。
図12は、筐体12のフロント部24と、基板36および電気接続部40の接続端子300等を示している。図13はこの接続端子300の形状例を示している。図14は、電気接続部40の形状例を示している。
【0027】
電気接続部40は、ハウジング41と複数個の接続端子300を有している。接続端子300は、たとえば図7に示すように等しい間隔をおいて複数個配列されている。接続端子300は、図11と図12に示すように、接続部分302と別の接続部分303を有している。接続部分302は基板36の導体パターンに対して電気的に接続するために、接続部分302は基板36の一方の面と他方の面を機械的に弾性的に挟んで支持することができる。これにより接続部分302と基板36の導体パターンが電気的に接続される。
【0028】
図12の接続端子300の接続部分303は、携帯電話のフロント部24側から突出して設けられたコンクタト304に対して着脱可能に接続することができる部分である。接続部分302が弾性部材302Aと302Bで構成されているように、接続部分303も弾性部材303Aと弾性部材303Bにより構成されている。弾性部材303Aと303Bの間には、コンタクト304が着脱可能に挿入されて、コンタクト304は弾性部材303Aと303Bにより弾性的に挟まれて保持することができる。これによりコンタクト304と接続部分303の弾性部材303Aと303Bは電気的に着脱自在に接続することができる。
従って、筐体12側のコンタクト304と電池側の基板36は、接続端子300を介して電気的に確実かつ容易に接続可能である。
【0029】
図11と図12に示すコンタクト304の形状例は、図15に示しており、コンタクト304は、ハウジング307に対して平行に突出して形成されている。各コンタクト304は図15(D)に示すように平板状の部材である。ハウジング307はこれらのコンタクト304を支持しており、ハウジング307は、筐体12のフロント部24側に固定されている。
【0030】
図12に示す接続端子300とコンタクト304は、弾性変形可能で、導電性に優れる金属材料、たとえばSUS(ステンレス鋼)、銅、リン青銅、ベリリウム銅などにより作られている。
図11の接続端子300のハウジング41と図15のハウジング307は、たとえば絶縁性に優れるプラスチックの一例である、例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)、LCP(液晶ポリマー)、PA(ポリアミド)などにより作られている。
【0031】
図10に示すように、電気接続部40はケース200の一端200側に一体的に配置されており、電気接続部40の面40Rと面40Sには複数の開口部40Hが並べて形成されている。面40Rは表面204とほぼ面一であり、面40Sは表面205とほぼ面一である。各開口部40Hは、図11に示すように各接続端子300の接続部分303に対応した位置に形成されており、フロント部24側のコンタクト304は、この開口部40Hを通じて差し込んで対応する接続部分303にはめ込んで接続できる。
【0032】
図16は、電池100のケース200、基板36、携帯電話の筐体12の一部分、電気接続部40およびコネクタ400等を示している。図17は、図16の基板36、電気接続部40、コネクタ400の一部等を拡大して示している。図18は、図16のG−Gにおける断面構造例である。
【0033】
図16〜図18において、電気接続部40の接続端子300の接続部分303は、コネクタ400の板状のコンタクト304を挟み込んで弾性的に保持するようにして電気的に接続している。各コンタクト304の端部304Aは、携帯電話の筐体12側の基板410に対して電気的に接続されている。
【0034】
このような電気接続部40を用いることにより、図19(A)〜図19(C)において概念的に示すように、電池100は筐体12側に対して着脱できる。図19(A)では、電池100はL3方向に回転しながら片側支点の形式で電気的に接続したり外すことができる。
図19(B)では、電池100は筐体12に対してL2の方向に、すなわち上下方向に電気的に接続したり外すことができる。図19(C)では、電池100は筐体12に対してL2の方向に移動しかつL1方向にスライドすることにより、電気的に接続したりあるいは外すことができる。
このような電池100の筐体12側に対する着脱の形式は、すでに図11でも説明している。
【0035】
図20は、各種の電気的な接続例を示している。
図20(A)のピンタイプ(プラグインタイプの一種)と呼ばれる接続形式のものは、図16〜図18に示す本発明の実施の形態の電気的な接続形式である。それに対して図20(B)、図20(C)および図20(D)は従来の電気的な接続例であり比較例として示している。
図20(A)のいわゆるピンタイプ等とも呼ばれている接続端子300の接続部分303は、筐体側のコンタクト304を機械的に挟み込む形で保持している。これにより、コンタクト304と接続端子300は、電気的にかつ機械的に確実にかつ容易に接続することができる。しかも、コンタクト304が弾性部材303A,303Bの間に挿入されるごとに、互いにセルフクリーニングできるので、さびが生じたりほこり等が付着せず、電気的な接続信頼性が高い。
【0036】
しかし、図20(B)のようないわゆるノンピンタイプと呼ばれている1つのリーフバネ3000を用いた形式のものでは、リーフバネ3000はコンタクト3001に対して接触しているだけなので、たとえば振動等によりリーフバネ3000とコンタクト3001の電気的な接続が外れる場合がある。
図20(C)のようなスプリング4000を用いて接続部分4001をコンタクト4002に対して押さえるいわゆるスプリングピンタイプのものでも、電気的な接続はやはり不十分である。図20(D)に示すようなリーフバネ5000をコンタクト5001に接触させる形式でも、図20(B)と同様に電気的な接続は不確実である。
【0037】
本発明の実施の形態における接続端子300の構造と筐体12側のコネクタ400のコンタクト304の形状を採用することにより、次のようなメリットを有している。
たとえば図18に示すように接続端子300の接続部分303と302は、共にハウジング41内に収容されていることから、接続端子300が外部に全く露出しておらず、たとえば電気的なショートを防ぐことができる。
接続端子300の接続部分303の弾性部材303A,303Bは、コンタクト304を機械的に挟み込んで保持することで電気的に確実に接続できるので、いわゆるダブル接点により電気的な接続の信頼性を大幅に向上することができる。
【0038】
コンタクト304は、接続部分303に対して差し込んで挟み込むことにより保持できるので、上述したように電気的な接触信頼性を向上できるばかりでなく、接触信頼性能を維持することができる。
仮に電池100のケース200が熱等により多少変形したとしても、接続部分303がコンタクト304を確実に電気的に接続できる。そしてコンタクト304が筐体12の寸法変化に伴い移動したとしても、コンタクト304は接続部分303の挟み込んで保持する形式により確実に電気的な接続を保つことができる。
コンタクト304は接続部分303により挟み込んで保持されているので、電気的な導体抵抗値の低減を図ることができる。
【0039】
図18の接続端子300の接続部分302が、電池100内の基板36に対して挟み込んで電気的に容易にかつ確実に接続することができるので、基板36を接続端子300に対して組み立てる場合の組立作業の省力化を図ることができる。
接続部分302は基板36に対して弾性力により接触して電気的に接続するので、はんだ接合する必要がなく、リサイクルを行う場合には単純に基板36を接続部分302から抜き取れば済む。接続部分302が基板36に対して一方の面と他方の面で電気的に接触して接続しているので、電気的な接続信頼性を向上できる。
【0040】
図16と図17に示すように、コネクタ400はガイドピン440,440を有している。これらのガイドピン440,440は、電気接続部40のハウジングのガイド穴445に対して案内してはめ込まれる。
コネクタ400は電気接続部40に対して正確な位置にはめ込むことができ、コンタクト304は接続部分303に対して正確に差し込むことができる。このことから電池100を筐体12側に挿入して接続する接続挿入性を向上できる。図18に示すように電池100内の基板36は、たとえばケース200のリブ600によりケース200内において位置決めされている。すなわち基板36は、ケース200の一部分を用いてケース内で確実に位置決めすることができる。図21は、この基板36が、ケース200のリブ600と電気接続部40との間において位置決めされている例を示している。基板36は、ケース200内において、簡単に組み立てて正確な位置に位置決めすることができる。
【0041】
図22と図23および図24は、各々基板36がケース200内においてケース200の一部を用いて位置決めされている他の実施の形態を示している。
図22(A)では、基板36は、電気接続部40とケース200側のボス610により位置決めして固定されている。図21のリブ600は立方体形状のリブであるが、図22(A)のボス610はたとえば円柱形状のものである。
図22(B)では、基板36は溝36Jを有している。ケース200側には立方体形状のリブ630が形成されており、このリブ630が溝36Jにかみ合っている。これにより基板36はケース200内において位置決めされる。
図22(C)では、基板36の溝36Kがケース200側の円柱状のリブ640にかみ合っている。基板36の溝36Kはたとえば半円形状の溝である。
【0042】
図23(A)では、基板36のコーナーに溝36Lが形成されている。ケース200の立方体形状のリブ650が溝36Lにかみ合っている。図23(B)では、基板36のコーナーの溝36Mが、ケース200の円柱状のリブ660にかみ合っている。
図23(C)では、基板36の一部に穴36Nが形成されており、ケース200の円柱状のリブ670が穴36Nにはまっている。
【0043】
図24(A)では、基板36の穴36Nに対して角柱状もしくは円柱状のボス680がはまり込んでいる。図24(B)では、基板36の穴36Pに対して、ケース200の2つの突起700がかみ合っている。
図24(C)では、基板36の端面に対して、ケース200側のボス710のテーパー面720に突き当たっている。
上述したようなボスは、ケース200の上ケースあるいは下ケースのいずれの内面からでも突出して形成させることができる。
【0044】
図25は、本発明において、基板36の別の位置決め形式を示している。基板36の端面36Sは、電池本体34の端部34Rに対して突き当てて位置決めされている。
【0045】
図26では、基板36に対して実装された電子部品のような突起物36Tが設けられている。この突起物36Tは、図26(B)に示すように、たとえばケース200の上ケース30側のリブ30に突き当てることで、基板36が位置決めされている。
【0046】
図27では、基板36の端面36Sが、ケース200側の爪800により位置決めされている。この爪800はバネ性を有する爪である。
【0047】
また、図18に示すように電池100側の接続端子300が、電子機器の筐体12側のコネクタのコンタクト304をいわゆるプラグインして電気的に接続するプラグインタイプであるので、次のようなメリットがある。
接続端子300の接続部分303とコンタクト304の電気的な接触抵抗を安定化させ、導体抵抗を低減する。電池を着脱すると、接続部分303の弾性部材303A,303Bと、コンタクト304が互いにすれることによりセルフクリーニングでき、接続部分303とコンタクト304は、確実に電気的に接続可能である。
コンタクト304の位置が多少ずれたとしても、コンタクト304と接続端子300の電気的な接続は維持されるので、電気的な接続の遮断対策を図ることができる。
コンタクト304と接続端子300との間の電気的な接点圧を安定化させることができる。コンタクト304が接続端子300と電気的な接触を行う部分は、ハウジング41内に位置しているので、外観には出ないので、外部との電気的な接触を防ぎ、外観上見栄えがよい。
電気的な接続装置である電気接続部40では、ハウジング41と接続端子300が一体化しており、小型化と薄型化が図れ、製造上のコストダウンが図れる。
【0048】
ところで本発明は上記実施の形態に限定されるものではない。
本発明の電子機器としては、携帯電話に限らず、携帯型のコンピュータ、携帯型のゲーム機器、デジタルスチルカメラ、ビデオカメラ、個人用情報端末等を含むものである。
【0049】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、小型化と薄型化を図ることができ、電気的な信頼性を図りコストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子機器の一例として携帯電話を示す正面図。
【図2】図1の携帯電話の背面図。
【図3】図2に示す電池の分解斜視図。
【図4】図3の電池の拡大図。
【図5】電池本体を示す図。
【図6】電池本体が基板に対して接続されている例を示す図。
【図7】ケースの中に配置された基板や電気接続部等を示す平面図。
【図8】図7の背面図。
【図9】上ケースと下ケースおよび電気接続部分を示す断面図。
【図10】電池を示す斜視図。
【図11】図7のA−Aにおける断面構造例を示す図。
【図12】電気接続部の接続端子と携帯電話側のコンタクトを示す斜視図。
【図13】接続端子の形状を示す図。
【図14】電気接続部の形状を示す図。
【図15】電子機器側のコンタクトの例を示す図。
【図16】電池のケースの電気接続部と筐体のコネクタの接続例を示す平面図。
【図17】図16の一部分を拡大して示す図。
【図18】図16のG−Gにおける断面図。
【図19】電池が筐体側に着脱される方向の例を示す図。
【図20】本発明の実施の形態の電気的な接続構造例と従来用いられる他の構造例を比較して示す図。
【図21】電池のケース内において基板を位置決めする位置決め構造例を示す図。
【図22】電池のケース内において基板を位置決めする位置決め構造例を示す図。
【図23】電池のケース内において基板を位置決めする位置決め構造例を示す図。
【図24】電池のケース内において基板を位置決めする位置決め構造例を示す図。
【図25】電池のケース内において基板を位置決めする位置決め構造例を示す図。
【図26】電池のケース内において基板を位置決めする位置決め構造例を示す図。
【図27】電池のケース内において基板を位置決めする位置決め構造例を示す図。
【図28】従来の電池の構造例を示す図。
【図29】図28の従来の電池のタブを示す図。
【符号の説明】
10・・・携帯電話(電子機器)、12・・・電子機器の筐体、34・・・電池本体、36・・・電池の基板、40・・・電気接続部(電気的な接続装置)、40H・・・ハウジングの開口部、41・・・ハウジング、100・・・電池、202・・・電池のケース、300・・・接続端子、302・・・接続部分(第1接続部分)、303・・・接続部分(第2接続部分)、304・・・コネクタのコンタクト、400・・・電子機器側のコネクタ
Claims (8)
- 機器側のコンタクトを電池内の基板に対して電気的に接続するための接続装置であり、
開口部を有するハウジングと、
前記開口部に対応して前記ハウジング内に配置されており、前記機器側のコンタクトを挟み込んで保持して前記機器側のコンタクトと電気的に接続する複数の第1接続部分と、複数の第1接続部分と一体に設けられており前記基板を挟み込んで複数の前記第1接続部分と前記機器側のコンタクトを電気的に接続する複数の第2接続部分とを有する接続端子と、
を備えることを特徴とする電気的な接続装置。 - 複数の前記接続端子は、前記ハウジング内に間隔をおいて配列され、前記ハウジングは、前記コンタクト側のガイドピンにより案内されることで、前記接続端子の前記第1接続部分が前記コンタクトに対して電気的に接続される請求項1に記載の電気的な接続装置。
- 前記ハウジングの前記開口部は、前記ハウジングの2つの面に関連して形成されている請求項1に記載の電気的な接続装置。
- 電子機器側のコンタクトに対して電気的に接続して前記電子機器側に電源を供給するための電気的な接続装置を有する電池であり、
ケースと、
前記ケース内に配置される電池本体と、
前記ケース内に配置されて前記電池本体の電極取り出し部を電気的に接続する基板と、
前記ケースから露出しており、前記基板を介して前記電極取り出し部を、前記電子機器に対して電気的に接続する電気接続部と、
を有し、
前記電気接続部は、
開口部を有するハウジングと、
前記開口部に対応して前記ハウジング内に配置されており、前記電子機器側のコンタクトを挟み込んで保持して前記電子機器側のコンタクトと電気的に接続する複数の第1接続部分と、複数の第1接続部分と一体に設けられており前記基板を挟み込んで複数の前記第1接続部分と前記機器側のコンタクトを電気的に接続する複数の第2接続部分とを有する接続端子と、
を備えることを特徴とする電気的な接続装置を有する電池。 - 複数の前記接続端子は、前記ハウジング内に間隔をおいて配列され、前記ハウジングは、前記コンタクト側のガイドピンにより案内されることで、前記接続端子の前記第1接続部分が前記コンタクトに対して電気的に接続される請求項4に記載の電気的な接続装置を有する電池。
- 前記ハウジングの前記開口部は、前記ハウジングの2つの面に関連して形成されている請求項4に記載の電気的な接続装置を有する電池。
- 前記基板は、前記電池の前記ケースにより押さえて固定されている請求項4に記載の電気的な接続装置を有する電池。
- 電子機器側のコンタクトに対して電気的に接続して電源を供給するための電池を有する電子機器であり、
前記電池は、
ケースと、
前記ケース内に配置される電池本体と、
前記ケース内に配置されて前記電池本体の電極取り出し部を電気的に接続する基板と、
前記ケースから露出しており、前記基板を介して前記電極取り出し部を、前記電子機器に対して電気的に接続する電気接続部と、
を有し、
前記電気接続部は、
開口部を有するハウジングと、
前記開口部に対応して前記ハウジング内に配置されており、前記電子機器側のコンタクトを挟み込んで保持して前記電子機器側のコンタクトと電気的に接続する複数の第1接続部分と、複数の第1接続部分と一体に設けられており前記基板を挟み込んで複数の前記第1接続部分と前記機器側のコンタクトを電気的に接続する複数の第2接続部分とを有する接続端子と、
を備えることを特徴とする電池を有する電子機器。
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