JP3673528B2 - 静止画・動画両用カメラ - Google Patents

静止画・動画両用カメラ Download PDF

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、静止画と動画が選択撮影可能な静止画・動画両用カメラに関し、操作性を向上するようにしたものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のカメラ装置は、電源のON/OFFスイッチにより電源をONし、モード選択スイッチにより、動画モードまたは静止画モードを切り換え、更に静止画の単写または連写モードを切り換え、切り換えた後、録画スイッチにより記録を行うというものであった。つまり、電源スイッチと動画・静止画モード切り換え用スイッチと静止画の単写または連写モードを切り換えスイッチと動画・静止画両用記録スイッチという構成になっていた。また、動画も静止画も同じ自動露出制御ならびに自動焦点制御を行い、動画も静止画も同一の制御下で撮影を行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
従来のカメラ装置では、上記構成なので電源をONした後、動画モードまたは静止画モードを切り換え、更に静止画の単写または連写をモード切り換えスイッチにより選択後、静止画を記録しなければならない。しかるに静止画を記録したい場合は、決定的瞬間を撮影することが多く、モードを切り換えている間にシャッタチャンスを逃してしまうという欠点があった。また静止画では動画に比べ画質という点でより高いものが求められるが、動画も静止画も同じ自動露出制御ならびに自動焦点制御を行っているので、動画と静止画の画質が同じであり、そのためより高い画質を求められる静止画の画質を動画のレベルに落としたり、画質を高めるために、より前記制御に時間をかけることによって、動画に不必要な高画質にしてしまうといったような不合理を行っていた。
【0004】
以上のように、従来は、静止画も動画も同じスイッチにより記録を行うので、モードの切り換え忘れにより誤操作を引き起こすといった欠点があった。しかも、動画記録中に静止画を、または静止画記録中に、特に連写時に動画に切り換えることができなかった。また、一般的な銀塩カメラ等で見かけられる撮影動作と静止画撮影動作が余りに違う動作なので静止画撮影に混乱を招くという欠点があった。
【0005】
本発明はかかる課題を解決するためになされたもので、静止画の単写モードと連写モードのスイッチの投入、切り換えが簡単にでき、かつ動画撮影が行われている間でも動画撮影を中止し、自動的または選択により静止画記録を行うことができる静止画・動画両用カメラを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、電源をON/OFFするための第1のスイッチと動画撮影の開始/終了を行う第2のスイッチと静止画撮影を行う第3のスイッチを有する静止画・動画両用カメラであって、前記第1のスイッチと第2のスイッチが操作されて動画撮影が行われている間に前記第3のスイッチが押されて、静止画撮影を行ったのちは、動画・静止画撮影待機状態となり、また前記第3のスイッチが操作されて静止画撮影が行われている間に、前記第2のスイッチが押された場合でも、静止画記録を優先するか、もしくは前記第3のスイッチが操作されて静止画撮影が行われている間に、前記第2のスイッチが押された場合は、動画記録を優先するか、もしくは前記第2のスイッチが操作されて動画撮影が行われている間に、前記第3のスイッチが押されて、静止画記録を行ったのちは、動画撮影を継続するか、動画・静止画撮影待機状態となるか選択可能とするか、さらに前記第3のスイッチが操作されて静止画撮影が行われている間に、前記第2のスイッチが押された場合、静止画記録を優先するか、動画記録を優先するか選択可能とするものである。
【0007】
そして、自動露出制御ならびに自動焦点制御手段を有し、前記自動焦点制御手段は動画用の合焦手段と、静止画用の合焦手段を持ち、前記自動露出制御手段は動画用の測光手段と、静止画用の測光手段を持ち、前記カメラ装置の電源が入ることにより、初期設定された測距エリアにある被写体に動画用の合焦手段により合焦させ、初期設定された測光エリアにある被写体に動画用の測光手段により最適露光を決定することにより、動画撮影の場合は、単写モード、連写モードのいかんにかかわらず速やかに動画録画の開始/終了を行う第2のスイッチをONすることにより動画記録を行える。静止画記録の際は、前記第3のスイッチのポジション1に押されることで測距エリア・測光エリアを選択すると共に、選択された測距エリアにある被写体に静止画用の合焦手段により合焦させ、選択された測光エリアにある被写体の輝度を静止画用の測光手段により求め、最適露光を決定し、ポジション2により静止画記録を行う構成になっている。
【0008】
【作用】
本発明によれば、静止画・動画共に最適な画質の撮影ができる。また、一般的な銀塩カメラ等で見かけられるシャッタスイッチと同じ構成になっているので、撮影者に混乱がなく、スムーズに静止画記録が行える。静止画記録の場合は、決定的瞬間を撮影することが多いので、動画用の合焦手段により被写体に合焦させてあり、また、動画用の測光手段により最適露光を決定されているので、静止画用の自動露出制御ならびに自動焦点制御の時間が短縮され、しかもモードを切り換えている間にシャッタチャンスを逃してしまうということなく、静止画撮影可能となる。
【0009】
また、上記構成とすることにより動画撮影が行われている間でも、前記第3のスイッチが押された場合は、動画撮影を中止し、静止画記録を行うことができるので動画撮影中に意図するカットのみ抽出し、静止画として記録することが可能となる。
【0010】
【実施例】
図1、図2に本発明の第1の実施例のカメラ装置の外観図及び構成を示すブロック図を示す。
【0011】
図において、1は被写体像を後記する光電変換素子面上に導く撮影レンズ、1aはそのなかでもフォーカス機能を有するフォーカスレンズ、3は撮影レンズ1により導かれた光を電気信号に変換する光電変換素子、2は光電変換素子3に最適な被写体光量を導くための絞り、4は後記するCPUの指令に基づき絞り2を切り換える絞り切換用アクチュエータ、5は後記するCPUの指令に基づきフォーカスレンズ1aを撮影光軸方向に駆動させるステッピングモータ等からなるフォーカスレンズ駆動用モータ、6は前記フォーカスレンズ駆動用モータの位置を検出し、後記するCPUに情報をフィードバックするモータ位置検出回路、8はカメラ装置全体の電源のOFF位置であるLOCKと電源ONかつ静止画の単写モードと連写モードの切り換えスイッチである第1のスイッチ、9は動画記録の開始/終了を行う第2のスイッチ、10は、静止画録画の開始/終了を行う第3のスイッチであり、前記第3のスイッチはポジション1、ポジション2を有し、ポジション1で撮影エリアの中の被写体エリアに当たる測距エリア・測光エリアを選択するとともに、選択された測距エリアにある被写体に静止画用の合焦手段により合焦させ、選択された測光エリアにある被写体の輝度を静止画用の測光手段により求め、最適露光を決定し、ポジション2により静止画撮影動作のタイミングを入力する、第1のストロークでONするポジション1と、第1のストロークより大きい第2のストロークでONするポジション2を有するスイッチである。11は被写体の輝度情報を得るための測光素子、12は動画撮影が行われている間に、前記第3のスイッチが押されて、静止画記録を行った後は、再び、動画撮影を継続するか、動画・静止画撮影待機状態になるか選択するための選択スイッチ、13は光電変換素子3より得られた電気信号を映像信号として後記する記録装置や、演算回路に適した信号に変換して出力する撮像回路、14は、撮像回路13より出力された信号を元に、光電変換素子2の面上における被写体像の結像状態及び輝度を求める演算回路、15は撮像回路13より出力された信号を記録する記録装置、16は撮像回路13より出力された映像信号を表示する電子ビューファインダ、7は第1のスイッチ8の信号を基にカメラ装置の各ブロックに電源を供給し、静止画の単写モードか連写モードか判断したり、電子ビューファインダ16の表示を行ったり、各ブロックより必要な情報を得て自動露出制御ならびに自動焦点制御を行ったり、静止画・動画記録を行ったり等、各ブロックの信号を基にカメラ装置のすべての動作を制御するCPUである。
【0012】
上記構成のカメラ装置において、撮影時のフローチャートを図3に示し、このフローチャートに従い、図1、図2のカメラ装置の操作を説明する。以下のフローチャートにおいて、各ステップをSと略す。
【0013】
第1のスイッチ8を静止画単写モードに切り換えることえカメラ装置に電源が入ると(S1)、CPU7より各動作の作動信号が出力される。まず、光電変換素子3の駆動を開始する(S2)。光電変換素子3の出力を撮像回路13にて映像信号に変え、電子ファインダ16に表示する(S3)。次に前記映像信号を演算回路14により演算し、後述する動画用測光・測距制御方法で絞り2及びフォーカスレンズ1aの駆動を開始する(S4)。また、演算回路14により映像信号を演算し、最適露光を決定する(S5)。
【0014】
この状態で撮影者は1フィールドすなわち1画面1/60秒のテレビ信号レートで取り込まれる映像を電子ビューファインダ16で確認するという動画撮影準備状態となる。
【0015】
ここで、第3のスイッチ10のポジション1がON(S6)された場合、動画記録中であると動画記録を中止し(S7)、撮影者の選択する被写体に対応する測光・測距エリアを決定し(S8)、後述する静止画用測光・測距制御方法で絞り2及びフォーカスレンズ1aの駆動を開始する(S9)。いわゆるS8,S9はAE、AFロック動作である。また、演算回路14により映像信号を演算し、静止画最適露光を決定し(S12)、静止画記録準備が完了する。
【0016】
また、前記動画撮影準備状態より、第3のスイッチ10のポジション1はONされずに、第2のスイッチ9がONされることにより(S10)、静止画記録動作である第3のスイッチ10のポジション1がON(S6)されるか、第2のスイッチ9がOFFされるまで(S10)、動画を記録する(S10→S11→S4→S5→S6→S10)。第2のスイッチ9がOFFされると動画準備状態となる。
【0017】
また、前記静止画記録準備状態より第3のスイッチ10のポジション1からポジション2がON(S13)されると、静止画を記録する(S14)。
【0018】
また、第3のスイッチ10のポジション1がON(S6)の状態で、ポジション1ががOFFされるまで(S16)ポジション2のONを待つ状態が続く。静止画を記録し終ると、電源ON時(S1)に単写モードか連写モードが選択されているので単写モードであれば、次のステップに進み(S15)、第2のスイッチ9がONのままであれば(S19)、動画記録継続かどうかの選択スイッチ12がONであるかどうか判断し(S17)、継続であれば第2のスイッチ9はONのままなので、S17→S4→S5→S6→S10→S11→S4と進み、動画記録を継続し、中断であれば、CPU7が第2のスイッチ9をOFFし(S18)、S18→S4→S5→S6→S10→S4に戻ることにより前記動画撮影準備状態となる。
【0019】
また、S15で連写モードが選択されていると判断すれば、S13に戻り、第3のスイッチ10のポジション2がOFFされるまで、静止画を記録し続ける(S15→S13→S14→S15)。
【0020】
上記構成においては、動画撮影が行われている間、前記第3のスイッチ10が押されて、動画撮影を中断し、静止画記録をおこなった後は、動画撮影を継続するか、動画・静止画撮影待機状態となるか選択可能である例を示した。選択可能としたことにより、撮影者の操作性に、より自由度をもたせる構成となっている。
【0021】
継続選択スイッチ12をなくし、必ず動画撮影を継続するように、S18を通らないようにすれば、動画撮影中の撮影者の意図するカットを抽出した際、再度動画スイッチを押す必要はなくなる。また、部品数も減る。
【0022】
また、選択スイッチ12をなくし、必ず前記動画待機状態になるように、S18を通るようにすれば、動画撮影の切り忘れを防止することができる。
【0023】
次に、前記の動画用測光・測距制御方法及び静止画測光・測距制御方法について図4、図5、図6を用いて説明する。
【0024】
まず、測光方法について説明する。
【0025】
設定された測光エリアに対応する光電変換素子上のエリアの1/60秒のテレビ信号レートで取り込まれる被写体像の出力より撮像信号回路13にて映像信号に変え、前記映像信号を演算回路14により演算し、被写体輝度(EV)を求める。次に動画の場合は、シャッタスピード1/60(TV=6)と被写体輝度(EV)により図4に示す動画プログラム線図にのっとり、絞り径を決定し、最適露出を得る。静止画の場合は、図4に示す静止画プログラム線図にのっとり、絞り径を決定し、最適露出を得ることができる。
【0026】
光電変換素子のみを用いた測光方式は、測光専用素子の必要がなくコストダウンにつながる。
【0027】
しかし、1/60秒のテレビ信号レートでしか被写体輝度を得ることができないので1/60秒のテレビ信号レートより速く被写体輝度を得たいという静止画の要求があり、本実施例では撮像素子である光電変換素子3による動画用の測光方法と測光素子11を用いた静止画用の測光方法を有している。測光素子11を用いた静止画用の測光方法は銀塩カメラ等で広く用いられている方法であり、随時被写体の輝度を電気信号で得ることができ、その値から被写体輝度(EV)を求め、図4に示す静止画プログラム線図にのっとり、シャッタスピード・絞り径を決定し、最適露出を得る。
【0028】
なお、動画の場合を一般に用いられるビデオカメラの絞り制御法で制御することも可能である。
次に図5を用いて測距方法について説明する。
【0029】
撮影レンズ1によって結像された画像は、光電変換素子3を介して1/60秒のテレビ信号レートで取り込まれた映像信号となり、演算回路14にて設定された測距エリアの輝度信号を得、輝度信号は適切な周波数成分が抽出され、振幅検波された焦点検出信号は、各フィールドごとの焦点検出信号の積分値、あるいは微分値に演算され、現フィールドの焦点評価値を出力する。合焦動作作動時に、映像取り込みの光路長を変えることにより、変動した焦点評価値からピントぼけの方向を算出し、焦点評価値が大きくなる方向にフォーカスレンズを駆動するよう、フォーカスレンズ駆動用モータ5にCPU7は信号を発する。なお、前記光路長可変手段としては、フォーカスレンズ1aや撮像素子を光軸方向に微小振動させる方法などが考案されている。CPU7は現フィールドの焦点評価値が前フィールドの評価値よりも大きいと判断される限り、フォーカスレンズ駆動モータ5によりフォーカスレンズ1aを同一方向に駆動する。この時、CPU7には焦点評価値の現在までの最大値と、その時のフォーカスレンズ1aの位置情報を記憶しておく。このピーク値よりも現フィールド焦点評価量が、予め決められた比率以上に小さい値になったとき、フォーカスレンズ駆動用モータ5は反転し、フォーカスレンズ1aは、前記記憶された焦点評価値最大のときのフォーカスレンズ位置(合焦点)まで駆動される。反転駆動されたフォーカスレンズ1aから得られる焦点評価値が前記記憶された焦点評価値の最大値と一致したとき、CPU7はレンズ駆動停止の指令を発し、図5に示す矢印のようにフォーカスレンズ1aを駆動し、フォーカスレンズ1aは停止する。
【0030】
動画用測距制御方法においては、焦点評価信号が動画用合焦動作再起動閾値Vmを下回らない限り、合焦状態と見なされ、フォーカスレンズ1aは停止す。この時の再起動閾値Vm・前記比率は従来のビデオカメラにおける技術と同様に撮像系の許容範囲の錯乱円径から、定められる値であり、必要以上の再起動動作が行われないように設定されている。
【0031】
静止画用測距制御方法では前記許容錯乱円径が動画に比べて厳しく設定される必要がある。そこで静止画用合焦動作再起動閾値Vsが設定されている。また、前記比率も動画に比べてより小さく設定されている。より厳しい条件設定になっているが、動画撮影準備状態であるので、動画用合焦手段で略合焦している状態から静止画撮影になるので、静止画合焦までのフォーカスレンズ移動は少なく静止画撮影に十分対応できる。
【0032】
なお、静止画撮影から動画撮影に切り替わった場合には、焦点評価値が動画撮影における所定の再起動閾値Vmを下回らない限り、合焦動作の再起動は行われない。
【0033】
本発明の第2の実施例を示すフローチャートを図6に示す。本実施例では第1の実施例に加え、静止画記録中に第2のスイッチ9がONされた場合に静止画記録を継続するかどうかの選択スイッチ12を有している。
【0034】
なお、図6において、図3と同じステップ番号を示したものは、第1の実施例で説明した処理と同一であるので、その説明は省略する。
【0035】
上記構成により、第2の実施例では静止画記録中に特に連写モード中に、第2のスイッチがONされた場合に、動画を記録する動画優先モードと第2のスイッチ9がONされたのを無視し静止画撮影を継続する静止画優先モードを有することができる。S14からS15に向かう途中で第2のスイッチ9がONされているかどうか判断し(S20)、ONならば静止画記録を継続するかどうかを判断し(S21)、継続ならばS15に進み、また、静止画記録を中止なら、CPU7は第3のスイッチ10をOFFするよう(S22)、警告を発し(不図示)、動画記録に進む(S11)。
【0036】
上記構成においては、静止画撮影が行われている間に、前記第2のスイッチ9が押された場合は、静止画撮影を継続するか、動画撮影を行うか選択可能である例を示した。選択可能としたことにより撮影者の操作性にさらに自由度をもたせることができる。
【0037】
静止画撮影が行われている間に、前記第2のスイッチ9が押された場合は、静止画撮影を継続するか動画撮影を行うか選択スイッチをなくし、必ず静止画撮影を継続するようにすれば、静止画撮影中に誤って、撮影者の意図に反して第2のスイッチをONしても、それを無視することにより静止画を優先する撮影者の意志に沿うことができ、スイッチが減り、操作が簡単になる。
【0038】
また、継続スイッチをなくし、必ず動画撮影を行うようにすれば、動画を優先する撮影者の意志に沿うことができ、スイッチが減り、操作が簡単になる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したとおり、本発明は、電源をON/OFFするための第1のスイッチと動画記録の開始/終了を行う第2のスイッチと静止画録画の開始/終了を行う第3のスイッチを有し、静止画の単写モードと連続して静止画を取り込む連写モードの切り換え可能である静止画・動画両方を撮像可能なカメラ装置であって、前記第1のスイッチがLOCKと静止画の単写モードまたは連写モードの切り換えスイッチとすることにより、また前記第1のスイッチがLOCKの位置より静止画の単写モードまたは連写モードのいずれかに切り換えられたとき、前記カメラ装置の電源が入り、電子ビューファインダを点灯することにより、記録のための時間を短縮することができ撮影チャンスを逃すことなく撮影可能としたものである。
【0040】
さらに、自動露出制御ならびに自動焦点制御手段を有し、前記自動焦点制御手段は動画用の合焦手段と、静止画用の合焦手段を持ち、前記自動露出制御手段は動画用の測光手段と、静止画用の測光手段を持ち、前記カメラ装置の電源が入ることにより、初期設定された測距エリアにある被写体に動画用の合焦手段により合焦させ、初期設定された測光エリアにある被写体に動画用の測光手段により最適露光を決定することにより、動画撮影の場合は、単写モード、連写モードのいかんにかかわらず、速やかに動画録画の開始/終了を行う第2のスイッチをONすることにより動画記録を行える。また、静止画記録の際には、前記第3のスイッチのポジション1に押されることで測距エリア・測光エリアを選択するとともに、選択された測距エリアにある被写体に静止画用の合焦手段により合焦させ、選択された測光エリアにある被写体の輝度を静止画用の測光手段により算出し、最適露光を決定し、ポジション2により静止画記録を行うので、一般的な銀塩カメラ等で見かけられるシャッタスイッチと同じ構成になっているので、撮影者に混乱なく、スムーズに静止画記録が行える。また、静止画記録の場合は、決定的瞬間を撮影することが多いので、動画用の合焦手段により被写体に合焦させてあり、動画用の測光手段により最適露光を決定されるので、静止画用の自動露出ならびに自動焦点制御が時間短縮され、しかもモードを切り換えている間にシャッタチャンスを逃してしまうということなく、静止画撮影可能となるいう効果がある。
【0041】
さらに、上記構成とすることにより、動画用レリーズと静止画用レリーズを両方持っているカメラにおいて、静止画を撮影しようとして、AF・AEロック中あるいは連写しようとしてレリーズを押し続けている際に不用意に動画用レリーズを押された際にも静止画録画が確実にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示すカメラ装置の外観図である。
【図2】本発明の第1の実施例の構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を示すフローチャートである。
【図4】本発明の自動露出制御を表すプログラム線図である。
【図5】本発明の山登り方式合焦手段のフォーカスレンズの動きを示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 撮影レンズ
1a フォーカスレンズ
2 絞り
3 光電変換素子
4 絞り切り換え用アクチュエータ
5 フォーカスレンズ駆動用モータ
6 フォーカスレンズ駆動用モータ位置検出回路
7 CPU
8 第1のスイッチ
9 第2のスイッチ
10 第3のスイッチ
11 測光素子
12 選択スイッチ
13 撮像回路
14 演算回路
15 記録装置
16 ファインダ
Vs 静止画撮影モードにおける合焦動作再起動閾値
Vm 動画撮影モードにおける合焦動作再起動閾値

Claims (5)

  1. 電源をON/OFFするための第1のスイッチと動画撮影の開始/終了を行う第2のスイッチと静止画撮影を行う第3のスイッチを有する静止画・動画両用カメラであって、
    前記第1のスイッチと第2のスイッチが操作されて動画撮影が行われている間に前記第3のスイッチが押されて静止画記録を行ったのちは、動画・静止画撮影待機状態となることを特徴とする静止画・動画両用カメラ。
  2. 電源をON/OFFするための第1のスイッチと動画記録の開始/終了を行う第2のスイッチと静止画撮影を行う第3のスイッチを有する静止画・動画両用カメラであって、
    前記第1のスイッチと第3のスイッチが操作されて静止画撮影が行われている間に、前記第2のスイッチが押された場合でも、静止画撮影を優先することを特徴とする静止画・動画両用カメラ。
  3. 電源をON/OFFするための第1のスイッチと動画記録の開始/終了を行う第2のスイッチと静止画撮影を行う第3のスイッチを有する静止画・動画両用カメラであって、
    前記第1のスイッチと第3のスイッチが操作されて静止画撮影が行われている間に、前記第2のスイッチが押された場合は、動画撮影を優先することを特徴とする静止画・動画両用カメラ。
  4. 電源をON/OFFするための第1のスイッチと動画撮影の開始/終了を行う第2のスイッチと静止画撮影を行う第3のスイッチを有する静止画・動画両用カメラであって、
    前記第1のスイッチと第2のスイッチが操作されて動画撮影が行われている間に前記第3のスイッチが押されて静止画記録を行ったのちは、動画撮影を継続するか、動画・静止画撮影待機状態となるか選択可能であることを特徴とする静止画・動画両用カメラ。
  5. 電源をON/OFFするための第1のスイッチと動画撮影の開始/終了を行う第2のスイッチと静止画撮影を行う第3のスイッチを有する静止画・動画両用カメラであって、
    前記第1のスイッチと第3のスイッチが操作されて静止画撮影が行われている間に前記第2のスイッチが押された場合は、静止画撮影を優先するか、動画撮影を優先するか選択可能であることを特徴とする静止画・動画両用カメラ。
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