JP3669907B2 - 日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、日射遮蔽装置のボトムレールの下限位置を調整する調整装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
横型ブラインドでは、ボトムレールが最下限まで下降したときには、該ボトムレールはラダーコードに吊下支持される状態となる。
【0003】
従って、ボトムレールの下限位置はラダーコードの長さによって決定されるため、前記ボトムレールの下限位置を調整する必要が生じた場合には、ラダーコードの長さを調整する必要がある。
【0004】
従来、ボトムレールの下限位置調整装置として、ラダーコードの下端部を巻取可能とした巻取軸を、ボトムレールに支持することにより、ボトムレールの下限位置を調整可能とした装置が提案されている。
【0005】
また、他の構成として、ラダーコードの下端部を巻取可能とした巻取ドラムをテープホルダーに支持し、該テープホルダーをボトムレールの下方より嵌合してボトムレールの下限位置を調整可能とした装置が提案されている。
【0006】
上記のように構成されたボトムレールの下限位置調整装置では、前記巻取軸あるいは巻取ドラムにラダーコードの下端部を巻取りあるいは巻き戻すことによってラダーコードの長さを調整し、ボトムレールの下限位置を調整するようになっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記のように構成された調整装置では、ボトムレールの下限位置はラダーコードの下端部を巻取ることによって調整するため、その調整範囲はラダーコードの最下段の横糸に支持されるスラットまでとなっていた。
【0008】
このため、スラットの1ピッチ以上の調整をするには、ラダーコードの最下段の横糸を切除する必要が生じ、一旦横糸を切除してボトムレールの下限位置を調整した場合には、再び元の高さに戻すことができないという問題があった。
【0009】
また、上記のような構成によるボトムレール下限位置調整装置は、ラダーコードを具備する横型ブラインドには適用可能であるが、ラダーコードを具備しないプリーツカーテン等には適用できない構成となっていた。
【0010】
この発明の目的は、ラダーコードの長さを調整することなくボトムレールの下限位置調整を容易に行い得る調整装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1では、昇降コード操作装置でボトムレールを昇降することにより、日射遮蔽材を昇降可能とした日射遮蔽装置において、前記昇降コードを前記ボトムレール内に引き込むことにより、前記ボトムレールの下限位置を調整可能とした調整部材を備え、前記調整部材は昇降コードの下端部を連結するとともに外周面に突起を有し、ボトムレール内において回動可能に支持される回動部材、及び前記突起と係合可能な複数の凹部を有し、ボトムレールに嵌着される係合部材から構成され、前記突起と凹部の係脱動作により前記昇降コードが前記ボトムレール内に引き込まれる。
【0012】
請求項2では、前記突起及び凹部は合成樹脂から構成され、該合成樹脂の弾性による撓みにより前記突起と凹部とが係脱動作される。
請求項3では、前記回転部材は、昇降コードを連結する巻取ドラム及び外周面に前記突起を有する調整コマから構成される。
【0013】
請求項4では、前記調整コマは、前記ボトムレールの端部から回転操作可能とした。
【0015】
請求項5では、昇降コード操作装置でボトムレールを昇降することにより、日射遮蔽材を昇降可能とした日射遮蔽装置において、前記昇降コードを前記ボトムレール内に引き込むことにより、前記ボトムレールの下限位置を調整可能とした調整部材を備え、前記調整部材は昇降コードの下端部を連結するとともに表面に突起を有し、ボトムレール内においてその長手方向へ移動可能に支持される移動部材、及び前記突起と係合可能な複数の凹部を有し、ボトムレールに嵌着される係合部材から構成され、前記突起と凹部の係脱動作により前記昇降コードが前記ボトムレール内に引き込まれる。
【0016】
請求項6では、前記突起及び凹部は合成樹脂から構成され、該合成樹脂の弾性による撓みにより前記突起と凹部とが係脱動作される。
請求項7では、前記合成樹脂の弾性による撓みを防止することにより前記突起と凹部との係脱動作を阻止するロック部材を設けた。
【0017】
【発明の実施の形態】
(第一の実施の形態)
図1〜図5は、第一の実施の形態を示す。
【0018】
図1に示すように、横型ブラインドのヘッドボックス1は、アルミ押し出し形材で形成され、その長手方向複数箇所からは、ラダーコード2が垂下されるとともに、該ラダーコード2に並行して昇降コード3が垂下されている。
【0019】
前記ラダーコード2の一端はテープホルダー4によってボトムレール5に取着されるとともに、他端は前記ヘッドボックス1内においてスラット角度調節装置に接続される。また、図2に示すように、前記ラダーコード2の縦糸間には多数段の横糸6が接続され、各横糸6にはスラット7が支持されている。
【0020】
そして、図1に示すように、前記ヘッドボックス1の一側より垂下される操作棒8を回転操作することにより前記スラット角度調節装置及び前記ラダーコード2を介して前記各スラット7を角度調節可能となっている。
【0021】
前記昇降コード3は前記各スラット7に挿通され、その一端はボトムレール5に接続されるとともに、他端は前記ヘッドボックス1内に案内され、該ヘッドボックス1から前記操作棒8内に挿通されるとともに、該操作棒8の下方に位置するイコライザー9に接続される。
【0022】
そして、前記イコライザー9を下方へ引いて、前記昇降コード3を前記ヘッドボックス1から引き出すと前記ボトムレール5は引き上げられる。また、前記ボトムレール5及び前記各スラット7の重量に基づいて、前記昇降コード3を前記ヘッドボックス1内に引き込ませれば、前記ボトムレール5は下降するようになっている。
【0023】
図2に示すように、前記ボトムレール5は、アルミ押し出し形材で形成され、該ボトムレール5の下面には、前記テープホルダー4の取付位置において取付孔10が形成される。前記テープホルダー4は、前記ボトムレール5の下面を覆うように湾曲されるとともに、その中央部には支持片11が立設され、該支持片11には巻取ドラム12が回転可能に支持されている。
【0024】
そして、前記支持片11が前記取付孔10に嵌着可能であるとともに、前記テープホルダー4の前後両端部が前記ボトムレール5下面の前後両端部に係合可能となっている。
【0025】
前記支持片11の上部は湾曲され、前記ボトムレール5の上面に当接可能となっており、該ボトムレール5の上面には、前記支持片11の当接位置において挿通孔13が形成される。そして、前記支持片11の上部には、前記ボトムレール5上面の挿通孔13と対応する位置に挿通孔14が形成され、前記昇降コード3は両挿通孔13,14に挿通可能となっている。
【0026】
前記巻取ドラム12の外周面には係止部15が形成され、該係止部15には前記昇降コード3の下端部を取着可能となっている。また、前記巻取ドラム12の中心部には、六角孔16が形成されている。
【0027】
図3に示すように、前記ボトムレール5の両端部には、合成樹脂で形成されたキャップ17a,17bが嵌着される。一方のキャップ17aには合成樹脂で形成された調整コマ18が回転可能に支持され、その調整コマ18の基端面には、図4に示すように、プラスドライバーを係合可能とする係止溝19が形成されている。
【0028】
図5に示すように、前記調整コマ18の基端部外周面には、複数の突起20aが中心に対し45度間隔で等間隔に形成される。そして、前記キャップ17aの軸受孔21の内周面には、複数の凹部20bが中心に対し45度間隔で等間隔に形成され、該凹部20bに前記突起20aがそれぞれ係合している。
【0029】
従って、前記調整コマ18の係止溝19にプラスドライバーを係合して回転操作すると、合成樹脂の弾性により前記突起20aと凹部20bとの係合が外れ、前記調整コマ18が前記キャップ17aに対し回転されるようになっている。
【0030】
前記調整コマ18の先端部には軸部22が形成され、該軸部22の中心部には六角孔23が形成されている。前記六角孔23には、六角棒状の駆動軸24の一端が嵌合され、該駆動軸24は前記巻取ドラム12の六角孔16に嵌挿されるとともに、その他端は他方のキャップ17bに回転可能に支持されている。
【0031】
次に、上記のように構成されたボトムレールの下限位置調整装置の作用を説明する。
さて、図2に示す状態から係止溝19にプラスドライバーを係合させて調整コマ18を回転させ、駆動軸24を介して巻取ドラム12を矢印方向に回転させると、昇降コード3が巻取ドラム12に巻取られる。
【0032】
すると、ヘッドボックス1からボトムレール5までの昇降コード3の長さが短縮されるため、ボトムレール5を下限位置まで下降させた状態では、そのボトムレール5の高さ位置が上昇する。
【0033】
従って、上記のように構成されたボトムレールの下限位置調整装置では、次に示す作用効果を得ることができる。
(1)調整コマ18を回転操作することにより、ヘッドボックス1とボトムレール5との間との昇降コード3の長さを調整することができる。従って、ボトムレール5の下限位置調整を容易に行うことができる。
【0034】
(2)調整コマ18を回転させると、ボトムレール5の長手方向複数箇所にて設けられる巻取ドラム12が駆動軸24を介して同時に回転される。従って、複数の昇降コード3の長さ調整を一括して行うことが可能である。
【0035】
(3)調整コマ18の突起20aとキャップ17aの凹部20bとの係合により、ボトムレール5の自重による巻取ドラム12の回転を阻止することができる。従って、調整されたボトムレール5の下限位置を確実に維持することができる。
【0036】
(4)調整コマ18には突起20aを複数設け、キャップ17aには突起20aに係合可能とした凹部20bを複数設けた。従って、突起20aと凹部20bとの係合位置を変更することによって微調整作業を容易に行うことができる。
【0037】
(5)ボトムレール5の長手方向複数箇所において巻取ドラム12に巻取られる昇降コード3は、同一の駆動軸24によって同じ長さのみ巻取られるため、ボトムレール5の下限位置を水平方向に維持したまま調整可能である。
【0038】
(6)ボトムレール5の下限位置調整は、昇降コード3の長さを調整して行うため、ラダーコード2の最下段の横糸6に支持されるスラット7までのピッチ以上に調整を行う場合にも横糸6を切除する必要がない。従って、ボトムレール5の下限位置を自在に調整することができる。
【0039】
(7)ボトムレール5の下限位置調整は、昇降コード3の長さを調整して行うため、ボトムレール5を下限位置まで下降させたとき、操作棒8の下端より昇降コード3が露出されることはない。従って、その調整後に美観を損なうことはない。
(第二の実施の形態)
図6〜図12は、第二の実施の形態を示す。この実施の形態において、前記第一の実施の形態と同様な構成部分には同一符号を付すことで、その詳細な説明を省略する。
【0040】
図6に示すように、ボトムレール5の長手方向複数箇所には、テープホルダー4によってラダーコード2の下端部が取着されている。そして、図7に示すように、前記ボトムレール5内には前記テープホルダー4の取付位置においてサポート部材25が嵌挿されている。
【0041】
図8に示すように、前記ボトムレール5の下面には、その長手方向に沿って開口部26が形成され、該開口部26より前記サポート部材25を嵌挿可能となっている。そして、前記サポート部材25の内部には、その長手方向に沿って移動可能とした移動部材27が設けられるとともに、該移動部材27を前記サポート部材25の所定の位置に固定可能としたロック部材28が設けられる。
【0042】
前記サポート部材25の先端部は開口され、前記移動部材27及びロック部材28を挿入可能であるとともに、その基端部には案内孔29が形成され、該案内孔29より挿通される前記昇降コード3の下端部は前記移動部材27の基端部に接続可能となっている。
【0043】
前記移動部材27の先端部には一対の第1アーム部30が形成され、該第1アーム部30は可撓性を有するとともに外側に向かって付勢されている。そして、前記サポート部材25には、その長手方向に沿って前記第1アーム部30の先端に係合可能とした第1係合部31が形成されている。従って、前記第1アーム部30の先端と第1係合部31との係脱動作により、前記移動部材27は前記サポート部材25の長手方向に移動可能となっている。
【0044】
前記ロック部材28の基端部には係止片32が設けられ、該係止片32が前記第1アーム部30の先端に位置する状態、すなわち、図8に示されるような状態では、前記第1アーム部30が内側に撓むのを阻止して、前記移動部材27は前記サポート部材25に対し移動不能となっている。一方、図9に示すように、前記係止片32が前記第1アーム部30の基端に位置する状態では、前記移動部材27は前記サポート部材25に対し移動可能となっている。
【0045】
前記移動部材27とロック部材28との具体的構成を説明すると、図11に示すように、前記ロック部材28の先端部には内側に向かって付勢される一対の第2アーム部33が形成され、前記移動部材27の基端部には前記第2アーム部33の先端に係合可能とした第2係合部34a,34bが形成される。
【0046】
そして、前記第2アーム部33の先端が第2係合部34aに係合したときに、前記係止片32は前記第1アーム部30の基端に位置して、前記移動部材27を移動操作可能となっている。また、前記第2アーム部33の先端が第2係合部34bに係合したときに、前記係止片32は前記第1アーム部30の先端に位置して、前記移動部材27の移動を阻止するようになっている。
【0047】
また、図7に示すように、前記移動部材27とロック部材28の下部には、それぞれ操作部27a,28aが設けられ、該操作部27a,28aには指掛け可能とした多数の溝が形成されている。そして、ボトムレール5の下方から前記操作部27a,28aに指を引っ掛けて前記移動部材27及びロック部材28を移動操作可能となっている。
【0048】
次に、このように構成された横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置の作用について説明する。
まず、図8に示される状態からロック部材28を移動操作し、該ロック部材28の係止片32を第1アーム部30の基端に位置させ、移動部材27をサポート部材25に対し移動可能とする。
【0049】
次いで、図9に示すように、移動部材27をサポート部材25の先端側へ向かって移動させる。
すると、移動部材27に接続されている昇降コード3が案内孔29を介してボトムレール5内に引き込まれる。
【0050】
そして、所望の位置まで移動部材27を移動させた後、ロック部材28を操作して、移動部材27をサポート部材25に固定させる。
このように、移動部材27及びロック部材28を移動操作することによって、ヘッドボックス1からボトムレール5までの昇降コード3の長さを短縮可能となり、図12に示すように、ボトムレール5を下限位置まで下降させた状態では、そのボトムレール5の高さ位置が上昇する。
【0051】
従って、上記のように構成された横型ブラインドのボトムレール下限位置調整装置では、前記第一の実施の形態における(6),(7)の作用効果に加え、以下に示す作用効果を得ることができる。
【0052】
(1)ロック部材28を移動操作して、移動部材27をサポート部材25の長手方向に沿って移動させることによって、ヘッドボックス1とボトムレール5との間の昇降コード3の長さを調整することができる。従って、ボトムレール5の下限位置調整を容易に行うことができる。
【0053】
(2)移動部材27をサポート部材25の所望の位置に固定するロック部材28を設けたことにより、調整されたボトムレール5の下限位置を確実に維持することができる。
【0054】
(3)移動部材27は、ボトムレール5の長手方向に移動可能に設けたことにより、昇降コード3の調整距離を十分確保することができる。従って、ボトムレール5の下限位置の調整範囲を大きくすることができる。
【0055】
(4)昇降コード3は、移動部材27が移動された距離だけ長さ調整される。従って、昇降コード3の調整距離を把握し易いとともに、その調整距離が大きい場合にも速やかに調整可能である。
【0056】
なお、上記各実施の形態は、次に示すように変更してもよい。
・第一及び第二の実施の形態は、図13に示すような横型ブラインドに適用してもよい。すなわち、図13に示す横型ブラインドは、ヘッドボックス1の一側からスラット角度調節用操作棒8が吊下支持されるとともに、その近傍において前記ヘッドボックス1からは複数の昇降コード3が垂下されている。昇降コード3の下端にはイコライザー9が取着されるとともに、該イコライザー9の下方には操作コード35が垂下され、この操作コード35はボトムレール5に接続されている。そして、前記操作コード35を下方へ引いて昇降コード3をヘッドボックス1から引き出せばボトムレール5は上昇し、ボトムレール5及び各スラット7の自重に基づいて昇降コード3をヘッドボックス1へ引き込ませればボトムレール5は下降する。このような横型ブラインドに適用した場合にも、第一及び第二の実施の形態で得られた作用効果を得ることができる。
・第一及び第二の実施の形態は、図14に示すような横型ブラインドに適用してもよい。すなわち、図14に示す横型ブラインドは、ヘッドボックス1の一側より無端状の操作コード36が垂下されている。そして、この操作コード36を操作することで、前記ヘッドボックス1内に配設されるスラット駆動装置及びラダーコード2を介してスラット7が同位相で角度調節されるとともに、昇降コード巻取装置に昇降コード3が巻取られて、前記ボトムレール5を昇降可能となっている。このような横型ブラインドに適用した場合にも、第一及び第二の実施の形態で得られた作用効果を得ることができる。
・第一及び第二の実施の形態では、ラダーコード2を具備する横型ブラインドに適用したが、ラダーコード2を具備しないプリーツカーテン等に適用してもよい。
・第一の実施の形態において、突起20a及び凹部20bを45度間隔で形成したが、その他の任意の角度間隔としてもよい。突起20a及び凹部20bの間隔を45度より小さくすると、さらに細かな微調整を行うことができる。
・第一の実施の形態において、突起20a及び凹部20bに変えて、任意のワンウェイクラッチ装置としてもよい。
・第一の実施の形態において、巻取ドラム12を、ボトムレール5の下面からウォーム機構を介して回転駆動可能としてもよい。
・第一の実施の形態において、昇降コード3を駆動軸24に直接巻取ることとしてもよい。
・第二の実施の形態において、移動部材27に各昇降コード3の下端部を接続して、同一の移動部材27で各昇降コード3を同時に調整可能としてもよい。
・第二の実施の形態において、ボトムレール5に嵌着される複数のテープホルダー4に昇降コード3の下端部を接続し、前記テープホルダー4を移動部材としてボトムレール5の下面を移動させることにより昇降コード3の長さ調整を行うこととしてもよい。
・第二の実施の形態において、移動部材27及びロック部材28に操作軸を設け、ボトムレール5の前方に操作軸を突出させて、ボトムレール5の前方より操作可能としてもよい。
・第二の実施の形態において、サポート部材25の長手方向に沿ってジグザク状に形成した第1係合部31は、この形状に限られたものでなく所定の間隔で第1アーム部30の先端と係合可能とした構成としてもよい。
【0057】
【発明の効果】
以上詳述したように、この発明は、ラダーコードの長さを調整することなくボトムレールの下限位置調整を容易に行い得る調整装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施の形態における横型ブラインドを示す正面図である。
【図2】 第一の実施の形態におけるボトムレール下限位置調整装置を示す断面図である。
【図3】 第一の実施の形態におけるボトムレール下限位置調整装置を示す断面図である。
【図4】 第一の実施の形態におけるボトムレールを示す側面図である。
【図5】 第一の実施の形態におけるキャップを示す側面図である。
【図6】 第二の実施の形態の下限位置調整装置を示す断面図である。
【図7】 第二の実施の形態の下限位置調整装置を示す断面図である。
【図8】 第二の実施の形態の下限位置調整装置を示す断面図である。
【図9】 第二の実施の形態の下限位置調整動作を示す断面図である。
【図10】 第二の実施の形態の移動部材及びロック部材を示す平面図である。
【図11】 第二の実施の形態の移動部材及びロック部材を示す断面図である。
【図12】 第二の実施の形態の下限位置調整動作を示す断面図である。
【図13】 第一及び第二の実施の形態の他の適用例を示す横型ブラインドの正面図である。
【図14】 第一及び第二の実施の形態の他の適用例を示す横型ブラインドの正面図である。
【符号の説明】
3 昇降コード
5 ボトムレール
7 日射遮蔽材(スラット)
12 調整部材(巻取ドラム)
27 調整部材(移動部材)
Claims (7)
- 昇降コード操作装置でボトムレールを昇降することにより、日射遮蔽材を昇降可能とした日射遮蔽装置において、
前記昇降コードを前記ボトムレール内に引き込むことにより、前記ボトムレールの下限位置を調整可能とした調整部材を備え、
前記調整部材は昇降コードの下端部を連結するとともに外周面に突起を有し、ボトムレール内において回動可能に支持される回動部材、及び前記突起と係合可能な複数の凹部を有し、ボトムレールに嵌着される係合部材から構成され、前記突起と凹部の係脱動作により前記昇降コードが前記ボトムレール内に引き込まれることを特徴とする日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装置。 - 前記突起及び凹部は合成樹脂から構成され、該合成樹脂の弾性による撓みにより前記突起と凹部とが係脱動作されることを特徴とする請求項1に記載の日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装置。
- 前記回転部材は、昇降コードを連結する巻取ドラム及び外周面に前記突起を有する調整コマから構成されることを特徴とする請求項1乃至2のいずれかに記載の日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装置。
- 前記調整コマは、前記ボトムレールの端部から回転操作可能としたことを特徴とする請求項3に記載の日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装置。
- 昇降コード操作装置でボトムレールを昇降することにより、日射遮蔽材を昇降可能とした日射遮蔽装置において、
前記昇降コードを前記ボトムレール内に引き込むことにより、前記ボトムレールの下限位置を調整可能とした調整部材を備え、
前記調整部材は昇降コードの下端部を連結するとともに表面に突起を有し、ボトムレール内においてその長手方向へ移動可能に支持される移動部材、及び前記突起と係合可能な複数の凹部を有し、ボトムレールに嵌着される係合部材から構成され、前記突起と凹部の係脱動作により前記昇降コードが前記ボトムレール内に引き込まれることを特徴とする日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装置。 - 前記突起及び凹部は合成樹脂から構成され、該合成樹脂の弾性による撓みにより前記突起と凹部とが係脱動作されることを特徴とする請求項5に記載の日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装置。
- 前記合成樹脂の弾性による撓みを防止することにより前記突起と凹部との係脱動作を阻止するロック部材を設けたことを特徴とする請求項6に記載の日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装置。
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