JP2002054374A - 日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装置 - Google Patents

日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装置

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JP2002054374A JP2000242697A JP2000242697A JP2002054374A JP 2002054374 A JP2002054374 A JP 2002054374A JP 2000242697 A JP2000242697 A JP 2000242697A JP 2000242697 A JP2000242697 A JP 2000242697A JP 2002054374 A JP2002054374 A JP 2002054374A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ラダーコードの長さを調整することなくボトム
レールの下限位置調整を容易に行い得る調整装置を提供
する。 【解決手段】昇降コード操作装置でボトムレール5を昇
降することにより、日射遮蔽材7を昇降可能とした日射
遮蔽装置において、昇降コード3をボトムレール5内に
引き込むことにより、ボトムレール5の下限位置を調整
可能とした調整部材12を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、日射遮蔽装置の
ボトムレールの下限位置を調整する調整装置に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】横型ブラインドでは、ボトムレールが最
下限まで下降したときには、該ボトムレールはラダーコ
ードに吊下支持される状態となる。
【0003】従って、ボトムレールの下限位置はラダー
コードの長さによって決定されるため、前記ボトムレー
ルの下限位置を調整する必要が生じた場合には、ラダー
コードの長さを調整する必要がある。
【0004】従来、ボトムレールの下限位置調整装置と
して、ラダーコードの下端部を巻取可能とした巻取軸
を、ボトムレールに支持することにより、ボトムレール
の下限位置を調整可能とした装置が提案されている。
【0005】また、他の構成として、ラダーコードの下
端部を巻取可能とした巻取ドラムをテープホルダーに支
持し、該テープホルダーをボトムレールの下方より嵌合
してボトムレールの下限位置を調整可能とした装置が提
案されている。
【0006】上記のように構成されたボトムレールの下
限位置調整装置では、前記巻取軸あるいは巻取ドラムに
ラダーコードの下端部を巻取りあるいは巻き戻すことに
よってラダーコードの長さを調整し、ボトムレールの下
限位置を調整するようになっていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
に構成された調整装置では、ボトムレールの下限位置は
ラダーコードの下端部を巻取ることによって調整するた
め、その調整範囲はラダーコードの最下段の横糸に支持
されるスラットまでとなっていた。
【0008】このため、スラットの1ピッチ以上の調整
をするには、ラダーコードの最下段の横糸を切除する必
要が生じ、一旦横糸を切除してボトムレールの下限位置
を調整した場合には、再び元の高さに戻すことができな
いという問題があった。
【0009】また、上記のような構成によるボトムレー
ル下限位置調整装置は、ラダーコードを具備する横型ブ
ラインドには適用可能であるが、ラダーコードを具備し
ないプリーツカーテン等には適用できない構成となって
いた。
【0010】この発明の目的は、ラダーコードの長さを
調整することなくボトムレールの下限位置調整を容易に
行い得る調整装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1では、昇降コー
ド操作装置でボトムレールを昇降することにより、日射
遮蔽材を昇降可能とした日射遮蔽装置において、前記昇
降コードを前記ボトムレール内に引き込むことにより、
前記ボトムレールの下限位置を調整可能とした調整部材
を備えた。
【0012】請求項2では、前記調整部材は、前記ボト
ムレールまたは該ボトムレールの長手方向複数箇所にて
嵌着されるテープホルダーのいずれかに設けた。請求項
3では、前記調整部材は、前記ボトムレールに回転可能
に支持した巻取ドラムとし、該巻取ドラムには前記昇降
コードの一端を巻取可能とした。
【0013】請求項4では、前記巻取ドラムに駆動軸を
嵌挿し、前記ボトムレールには、前記駆動軸を前記ボト
ムレールの端部から回転操作可能とした操作装置を設け
た。請求項5では、前記操作装置は、前記ボトムレール
の端部にキャップを嵌着し、該キャップには調整コマを
回転操作可能に支持し、前記調整コマには前記駆動軸を
嵌合して、前記調整コマの回転操作に基づいて前記巻取
ドラムを回転操作可能とする構成とした。
【0014】請求項6では、前記調整コマとキャップと
の間には、前記駆動軸に作用する回転力による前記調整
コマの回転を阻止する回転阻止装置を設けた。請求項7
では、前記回転阻止装置は、前記調整コマの外周面に突
起を設け、前記調整コマを支持するキャップの内周面に
は前記突起に係合可能とした凹部を設けて構成した。
【0015】請求項8では、前記調整部材は、前記ボト
ムレールに沿って移動可能に設けた移動部材とし、該移
動部材の移動操作に基づいて前記昇降コードの一端を前
記ボトムレール内に引き込み可能とした。
【0016】請求項9では、前記ボトムレール内にサポ
ート部材を嵌挿し、該サポート部材には、前記ボトムレ
ールの長手方向に沿って前記移動部材を移動可能に設け
るとともに、該移動部材の移動を阻止するロック部材を
設けた。
【0017】
【発明の実施の形態】(第一の実施の形態)図1〜図5
は、第一の実施の形態を示す。
【0018】図1に示すように、横型ブラインドのヘッ
ドボックス1は、アルミ押し出し形材で形成され、その
長手方向複数箇所からは、ラダーコード2が垂下される
とともに、該ラダーコード2に並行して昇降コード3が
垂下されている。
【0019】前記ラダーコード2の一端はテープホルダ
ー4によってボトムレール5に取着されるとともに、他
端は前記ヘッドボックス1内においてスラット角度調節
装置に接続される。また、図2に示すように、前記ラダ
ーコード2の縦糸間には多数段の横糸6が接続され、各
横糸6にはスラット7が支持されている。
【0020】そして、図1に示すように、前記ヘッドボ
ックス1の一側より垂下される操作棒8を回転操作する
ことにより前記スラット角度調節装置及び前記ラダーコ
ード2を介して前記各スラット7を角度調節可能となっ
ている。
【0021】前記昇降コード3は前記各スラット7に挿
通され、その一端はボトムレール5に接続されるととも
に、他端は前記ヘッドボックス1内に案内され、該ヘッ
ドボックス1から前記操作棒8内に挿通されるととも
に、該操作棒8の下方に位置するイコライザー9に接続
される。
【0022】そして、前記イコライザー9を下方へ引い
て、前記昇降コード3を前記ヘッドボックス1から引き
出すと前記ボトムレール5は引き上げられる。また、前
記ボトムレール5及び前記各スラット7の重量に基づい
て、前記昇降コード3を前記ヘッドボックス1内に引き
込ませれば、前記ボトムレール5は下降するようになっ
ている。
【0023】図2に示すように、前記ボトムレール5
は、アルミ押し出し形材で形成され、該ボトムレール5
の下面には、前記テープホルダー4の取付位置において
取付孔10が形成される。前記テープホルダー4は、前
記ボトムレール5の下面を覆うように湾曲されるととも
に、その中央部には支持片11が立設され、該支持片1
1には巻取ドラム12が回転可能に支持されている。
【0024】そして、前記支持片11が前記取付孔10
に嵌着可能であるとともに、前記テープホルダー4の前
後両端部が前記ボトムレール5下面の前後両端部に係合
可能となっている。
【0025】前記支持片11の上部は湾曲され、前記ボ
トムレール5の上面に当接可能となっており、該ボトム
レール5の上面には、前記支持片11の当接位置におい
て挿通孔13が形成される。そして、前記支持片11の
上部には、前記ボトムレール5上面の挿通孔13と対応
する位置に挿通孔14が形成され、前記昇降コード3は
両挿通孔13,14に挿通可能となっている。
【0026】前記巻取ドラム12の外周面には係止部1
5が形成され、該係止部15には前記昇降コード3の下
端部を取着可能となっている。また、前記巻取ドラム1
2の中心部には、六角孔16が形成されている。
【0027】図3に示すように、前記ボトムレール5の
両端部には、合成樹脂で形成されたキャップ17a,1
7bが嵌着される。一方のキャップ17aには合成樹脂
で形成された調整コマ18が回転可能に支持され、その
調整コマ18の基端面には、図4に示すように、プラス
ドライバーを係合可能とする係止溝19が形成されてい
る。
【0028】図5に示すように、前記調整コマ18の基
端部外周面には、複数の突起20aが中心に対し45度
間隔で等間隔に形成される。そして、前記キャップ17
aの軸受孔21の内周面には、複数の凹部20bが中心
に対し45度間隔で等間隔に形成され、該凹部20bに
前記突起20aがそれぞれ係合している。
【0029】従って、前記調整コマ18の係止溝19に
プラスドライバーを係合して回転操作すると、合成樹脂
の弾性により前記突起20aと凹部20bとの係合が外
れ、前記調整コマ18が前記キャップ17aに対し回転
されるようになっている。
【0030】前記調整コマ18の先端部には軸部22が
形成され、該軸部22の中心部には六角孔23が形成さ
れている。前記六角孔23には、六角棒状の駆動軸24
の一端が嵌合され、該駆動軸24は前記巻取ドラム12
の六角孔16に嵌挿されるとともに、その他端は他方の
キャップ17bに回転可能に支持されている。
【0031】次に、上記のように構成されたボトムレー
ルの下限位置調整装置の作用を説明する。さて、図2に
示す状態から係止溝19にプラスドライバーを係合させ
て調整コマ18を回転させ、駆動軸24を介して巻取ド
ラム12を矢印方向に回転させると、昇降コード3が巻
取ドラム12に巻取られる。
【0032】すると、ヘッドボックス1からボトムレー
ル5までの昇降コード3の長さが短縮されるため、ボト
ムレール5を下限位置まで下降させた状態では、そのボ
トムレール5の高さ位置が上昇する。
【0033】従って、上記のように構成されたボトムレ
ールの下限位置調整装置では、次に示す作用効果を得る
ことができる。 (1)調整コマ18を回転操作することにより、ヘッド
ボックス1とボトムレール5との間との昇降コード3の
長さを調整することができる。従って、ボトムレール5
の下限位置調整を容易に行うことができる。
【0034】(2)調整コマ18を回転させると、ボト
ムレール5の長手方向複数箇所にて設けられる巻取ドラ
ム12が駆動軸24を介して同時に回転される。従っ
て、複数の昇降コード3の長さ調整を一括して行うこと
が可能である。
【0035】(3)調整コマ18の突起20aとキャッ
プ17aの凹部20bとの係合により、ボトムレール5
の自重による巻取ドラム12の回転を阻止することがで
きる。従って、調整されたボトムレール5の下限位置を
確実に維持することができる。
【0036】(4)調整コマ18には突起20aを複数
設け、キャップ17aには突起20aに係合可能とした
凹部20bを複数設けた。従って、突起20aと凹部2
0bとの係合位置を変更することによって微調整作業を
容易に行うことができる。
【0037】(5)ボトムレール5の長手方向複数箇所
において巻取ドラム12に巻取られる昇降コード3は、
同一の駆動軸24によって同じ長さのみ巻取られるた
め、ボトムレール5の下限位置を水平方向に維持したま
ま調整可能である。
【0038】(6)ボトムレール5の下限位置調整は、
昇降コード3の長さを調整して行うため、ラダーコード
2の最下段の横糸6に支持されるスラット7までのピッ
チ以上に調整を行う場合にも横糸6を切除する必要がな
い。従って、ボトムレール5の下限位置を自在に調整す
ることができる。
【0039】(7)ボトムレール5の下限位置調整は、
昇降コード3の長さを調整して行うため、ボトムレール
5を下限位置まで下降させたとき、操作棒8の下端より
昇降コード3が露出されることはない。従って、その調
整後に美観を損なうことはない。 (第二の実施の形態)図6〜図12は、第二の実施の形
態を示す。この実施の形態において、前記第一の実施の
形態と同様な構成部分には同一符号を付すことで、その
詳細な説明を省略する。
【0040】図6に示すように、ボトムレール5の長手
方向複数箇所には、テープホルダー4によってラダーコ
ード2の下端部が取着されている。そして、図7に示す
ように、前記ボトムレール5内には前記テープホルダー
4の取付位置においてサポート部材25が嵌挿されてい
る。
【0041】図8に示すように、前記ボトムレール5の
下面には、その長手方向に沿って開口部26が形成さ
れ、該開口部26より前記サポート部材25を嵌挿可能
となっている。そして、前記サポート部材25の内部に
は、その長手方向に沿って移動可能とした移動部材27
が設けられるとともに、該移動部材27を前記サポート
部材25の所定の位置に固定可能としたロック部材28
が設けられる。
【0042】前記サポート部材25の先端部は開口さ
れ、前記移動部材27及びロック部材28を挿入可能で
あるとともに、その基端部には案内孔29が形成され、
該案内孔29より挿通される前記昇降コード3の下端部
は前記移動部材27の基端部に接続可能となっている。
【0043】前記移動部材27の先端部には一対の第1
アーム部30が形成され、該第1アーム部30は可撓性
を有するとともに外側に向かって付勢されている。そし
て、前記サポート部材25には、その長手方向に沿って
前記第1アーム部30の先端に係合可能とした第1係合
部31が形成されている。従って、前記第1アーム部3
0の先端と第1係合部31との係脱動作により、前記移
動部材27は前記サポート部材25の長手方向に移動可
能となっている。
【0044】前記ロック部材28の基端部には係止片3
2が設けられ、該係止片32が前記第1アーム部30の
先端に位置する状態、すなわち、図8に示されるような
状態では、前記第1アーム部30が内側に撓むのを阻止
して、前記移動部材27は前記サポート部材25に対し
移動不能となっている。一方、図9に示すように、前記
係止片32が前記第1アーム部30の基端に位置する状
態では、前記移動部材27は前記サポート部材25に対
し移動可能となっている。
【0045】前記移動部材27とロック部材28との具
体的構成を説明すると、図11に示すように、前記ロッ
ク部材28の先端部には内側に向かって付勢される一対
の第2アーム部33が形成され、前記移動部材27の基
端部には前記第2アーム部33の先端に係合可能とした
第2係合部34a,34bが形成される。
【0046】そして、前記第2アーム部33の先端が第
2係合部34aに係合したときに、前記係止片32は前
記第1アーム部30の基端に位置して、前記移動部材2
7を移動操作可能となっている。また、前記第2アーム
部33の先端が第2係合部34bに係合したときに、前
記係止片32は前記第1アーム部30の先端に位置し
て、前記移動部材27の移動を阻止するようになってい
る。
【0047】また、図7に示すように、前記移動部材2
7とロック部材28の下部には、それぞれ操作部27
a,28aが設けられ、該操作部27a,28aには指
掛け可能とした多数の溝が形成されている。そして、ボ
トムレール5の下方から前記操作部27a,28aに指
を引っ掛けて前記移動部材27及びロック部材28を移
動操作可能となっている。
【0048】次に、このように構成された横型ブライン
ドのボトムレール下限位置調整装置の作用について説明
する。まず、図8に示される状態からロック部材28を
移動操作し、該ロック部材28の係止片32を第1アー
ム部30の基端に位置させ、移動部材27をサポート部
材25に対し移動可能とする。
【0049】次いで、図9に示すように、移動部材27
をサポート部材25の先端側へ向かって移動させる。す
ると、移動部材27に接続されている昇降コード3が案
内孔29を介してボトムレール5内に引き込まれる。
【0050】そして、所望の位置まで移動部材27を移
動させた後、ロック部材28を操作して、移動部材27
をサポート部材25に固定させる。このように、移動部
材27及びロック部材28を移動操作することによっ
て、ヘッドボックス1からボトムレール5までの昇降コ
ード3の長さを短縮可能となり、図12に示すように、
ボトムレール5を下限位置まで下降させた状態では、そ
のボトムレール5の高さ位置が上昇する。
【0051】従って、上記のように構成された横型ブラ
インドのボトムレール下限位置調整装置では、前記第一
の実施の形態における(6),(7)の作用効果に加
え、以下に示す作用効果を得ることができる。
【0052】(1)ロック部材28を移動操作して、移
動部材27をサポート部材25の長手方向に沿って移動
させることによって、ヘッドボックス1とボトムレール
5との間の昇降コード3の長さを調整することができ
る。従って、ボトムレール5の下限位置調整を容易に行
うことができる。
【0053】(2)移動部材27をサポート部材25の
所望の位置に固定するロック部材28を設けたことによ
り、調整されたボトムレール5の下限位置を確実に維持
することができる。
【0054】(3)移動部材27は、ボトムレール5の
長手方向に移動可能に設けたことにより、昇降コード3
の調整距離を十分確保することができる。従って、ボト
ムレール5の下限位置の調整範囲を大きくすることがで
きる。
【0055】(4)昇降コード3は、移動部材27が移
動された距離だけ長さ調整される。従って、昇降コード
3の調整距離を把握し易いとともに、その調整距離が大
きい場合にも速やかに調整可能である。
【0056】なお、上記各実施の形態は、次に示すよう
に変更してもよい。 ・第一及び第二の実施の形態は、図13に示すような横
型ブラインドに適用してもよい。すなわち、図13に示
す横型ブラインドは、ヘッドボックス1の一側からスラ
ット角度調節用操作棒8が吊下支持されるとともに、そ
の近傍において前記ヘッドボックス1からは複数の昇降
コード3が垂下されている。昇降コード3の下端にはイ
コライザー9が取着されるとともに、該イコライザー9
の下方には操作コード35が垂下され、この操作コード
35はボトムレール5に接続されている。そして、前記
操作コード35を下方へ引いて昇降コード3をヘッドボ
ックス1から引き出せばボトムレール5は上昇し、ボト
ムレール5及び各スラット7の自重に基づいて昇降コー
ド3をヘッドボックス1へ引き込ませればボトムレール
5は下降する。このような横型ブラインドに適用した場
合にも、第一及び第二の実施の形態で得られた作用効果
を得ることができる。 ・第一及び第二の実施の形態は、図14に示すような横
型ブラインドに適用してもよい。すなわち、図14に示
す横型ブラインドは、ヘッドボックス1の一側より無端
状の操作コード36が垂下されている。そして、この操
作コード36を操作することで、前記ヘッドボックス1
内に配設されるスラット駆動装置及びラダーコード2を
介してスラット7が同位相で角度調節されるとともに、
昇降コード巻取装置に昇降コード3が巻取られて、前記
ボトムレール5を昇降可能となっている。このような横
型ブラインドに適用した場合にも、第一及び第二の実施
の形態で得られた作用効果を得ることができる。 ・第一及び第二の実施の形態では、ラダーコード2を具
備する横型ブラインドに適用したが、ラダーコード2を
具備しないプリーツカーテン等に適用してもよい。 ・第一の実施の形態において、突起20a及び凹部20
bを45度間隔で形成したが、その他の任意の角度間隔
としてもよい。突起20a及び凹部20bの間隔を45
度より小さくすると、さらに細かな微調整を行うことが
できる。 ・第一の実施の形態において、突起20a及び凹部20
bに変えて、任意のワンウェイクラッチ装置としてもよ
い。 ・第一の実施の形態において、巻取ドラム12を、ボト
ムレール5の下面からウォーム機構を介して回転駆動可
能としてもよい。 ・第一の実施の形態において、昇降コード3を駆動軸2
4に直接巻取ることとしてもよい。 ・第二の実施の形態において、移動部材27に各昇降コ
ード3の下端部を接続して、同一の移動部材27で各昇
降コード3を同時に調整可能としてもよい。 ・第二の実施の形態において、ボトムレール5に嵌着さ
れる複数のテープホルダー4に昇降コード3の下端部を
接続し、前記テープホルダー4を移動部材としてボトム
レール5の下面を移動させることにより昇降コード3の
長さ調整を行うこととしてもよい。 ・第二の実施の形態において、移動部材27及びロック
部材28に操作軸を設け、ボトムレール5の前方に操作
軸を突出させて、ボトムレール5の前方より操作可能と
してもよい。 ・第二の実施の形態において、サポート部材25の長手
方向に沿ってジグザク状に形成した第1係合部31は、
この形状に限られたものでなく所定の間隔で第1アーム
部30の先端と係合可能とした構成としてもよい。
【0057】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は、ラダ
ーコードの長さを調整することなくボトムレールの下限
位置調整を容易に行い得る調整装置を提供することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 第一の実施の形態における横型ブラインドを
示す正面図である。
【図2】 第一の実施の形態におけるボトムレール下限
位置調整装置を示す断面図である。
【図3】 第一の実施の形態におけるボトムレール下限
位置調整装置を示す断面図である。
【図4】 第一の実施の形態におけるボトムレールを示
す側面図である。
【図5】 第一の実施の形態におけるキャップを示す側
面図である。
【図6】 第二の実施の形態の下限位置調整装置を示す
断面図である。
【図7】 第二の実施の形態の下限位置調整装置を示す
断面図である。
【図8】 第二の実施の形態の下限位置調整装置を示す
断面図である。
【図9】 第二の実施の形態の下限位置調整動作を示す
断面図である。
【図10】 第二の実施の形態の移動部材及びロック部
材を示す平面図である。
【図11】 第二の実施の形態の移動部材及びロック部
材を示す断面図である。
【図12】 第二の実施の形態の下限位置調整動作を示
す断面図である。
【図13】 第一及び第二の実施の形態の他の適用例を
示す横型ブラインドの正面図である。
【図14】 第一及び第二の実施の形態の他の適用例を
示す横型ブラインドの正面図である。
【符号の説明】
3 昇降コード 5 ボトムレール 7 日射遮蔽材(スラット) 12 調整部材(巻取ドラム) 27 調整部材(移動部材)

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降コード操作装置でボトムレールを昇
    降することにより、日射遮蔽材を昇降可能とした日射遮
    蔽装置において、 前記昇降コードを前記ボトムレール内に引き込むことに
    より、前記ボトムレールの下限位置を調整可能とした調
    整部材を備えたことを特徴とする日射遮蔽装置のボトム
    レール下限位置調整装置。
  2. 【請求項2】 前記調整部材は、前記ボトムレールまた
    は該ボトムレールの長手方向複数箇所にて嵌着されるテ
    ープホルダーのいずれかに設けたことを特徴とする請求
    項1に記載の日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整
    装置。
  3. 【請求項3】 前記調整部材は、前記ボトムレールに回
    転可能に支持した巻取ドラムとし、該巻取ドラムには前
    記昇降コードの一端を巻取可能としたことを特徴とする
    請求項1乃至2のいずれかに記載の日射遮蔽装置のボト
    ムレール下限位置調整装置。
  4. 【請求項4】 前記巻取ドラムに駆動軸を嵌挿し、前記
    ボトムレールには、前記駆動軸を前記ボトムレールの端
    部から回転操作可能とした操作装置を設けたことを特徴
    とする請求項3に記載の日射遮蔽装置のボトムレール下
    限位置調整装置。
  5. 【請求項5】 前記操作装置は、前記ボトムレールの端
    部にキャップを嵌着し、該キャップには調整コマを回転
    操作可能に支持し、前記調整コマには前記駆動軸を嵌合
    して、前記調整コマの回転操作に基づいて前記巻取ドラ
    ムを回転操作可能とする構成としたことを特徴とする請
    求項4に記載の日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調
    整装置。
  6. 【請求項6】 前記調整コマとキャップとの間には、前
    記駆動軸に作用する回転力による前記調整コマの回転を
    阻止する回転阻止装置を設けたことを特徴とする請求項
    5に記載の日射遮蔽装置のボトムレール下限位置調整装
    置。
  7. 【請求項7】 前記回転阻止装置は、前記調整コマの外
    周面に突起を設け、前記調整コマを支持するキャップの
    内周面には前記突起に係合可能とした凹部を設けて構成
    したことを特徴とする請求項6に記載の日射遮蔽装置の
    ボトムレール下限位置調整装置。
  8. 【請求項8】 前記調整部材は、前記ボトムレールに沿
    って移動可能に設けた移動部材とし、該移動部材の移動
    操作に基づいて前記昇降コードの一端を前記ボトムレー
    ル内に引き込み可能としたことを特徴とする請求項1乃
    至2のいずれかに記載の日射遮蔽装置のボトムレール下
    限位置調整装置。
  9. 【請求項9】 前記ボトムレール内にサポート部材を嵌
    挿し、該サポート部材には、前記ボトムレールの長手方
    向に沿って前記移動部材を移動可能に設けるとともに、
    該移動部材の移動を阻止するロック部材を設けたことを
    特徴とする請求項8に記載の日射遮蔽装置のボトムレー
    ル下限位置調整装置。
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