JP3667288B2 - インタフェースバッファ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インタフェースバッファに関し、特に、多電源で構成したインタフェース電源の貫通電流を防止したインタフェースバッファに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、情報処理装置の電子機器、特に、携帯電話等の電子機器の低消費電力化のため、これらの電子機器の動作電圧が下がってきていることは、周知の事実である。その結果、これらの電子機器に搭載される集積回路に使用される素子、例えば、トランジスタなどの動作電圧も下がってきていることも、周知である。
【0003】
しかしながら、これらの電子機器に搭載される集積回路のチップ間のインタフェース電圧は、その信号の伝送の問題等により、その動作電圧を下げられない。そのため、CORE回路で使用している動作電圧とインタフェースの動作電圧の差が、ますます広がってきている。
【0004】
また、低消費電力化のため、停止状態のチップには電源供給を切断(OFF)する方法が多く取られている。そして、停止状態のチップと動作状態のチップ間のインタフェースは接続されたままであるため、インタフェース電源は供給されたままである。
【0005】
したがって、CORE回路の電源はOFFするが、次段の動作状態のチップに対して動作を保障するため、インタフェースの論理出力は、固定電位の出力をする必要がある。
【0006】
そのため、CORE回路の電源がOFF、インタフェース電源がON状態で各インタフェースブロックの出力を固定するCORE領域の電源OFF検知用ブロックにおいて低電力化(貫通電流防止)が必要となっている。
【0007】
このような多電源に対する従来の電源検知回路は、例えば、特開平9−205355号公報に記載されている。この従来の電源検知回路の回路構成を図7に示す。従来の電源検知回路は、異電位間の電源検知回路付のインタフェースバッファが存在していないため、特開平9−205355号公報特の回路をインタフェースバッファに適用し、電源検知回路付のインタフェースバッファについて、図4を参照して説明する。
【0008】
まず、図7を参照して、従来の電源検知回路の動作について説明する。
【0009】
電源V1がOFF状態で、電源V2がON状態では、電源V1は、電位固定回路4のPchトランジスタ20が常にONしているため、抵抗5とPchトランジスタ20によりOFFしている電源である、すなわちフローティングとなっている電源V1の電位がGNDとなり、V1電位固定回路4の出力6はGNDとなり、インバータ50の出力信号17Zは電源V2の電位となり、OR回路39Zの出力S39Zは電源V2電位固定となり、LD11Zを無効化する。
【0010】
電源V1,電源V2がともにON状態では、V1電位固定回路4のPchトランジスタ20が常にONしているため、V1電位固定回路4の出力6はPchトランジスタ20のON抵抗と抵抗5の抵抗比により中間電位となるが、抵抗5の抵抗値はPchトランジスタ20のON抵抗値に比べ十分大きく電源V1近くまで電位が上がり、インバータ50の出力17ZはGNDとなり、OR回路39Zの出力S39ZはLD11Zにより変化し、LD11Zを有効化する。すなわち、電源V1のON,OFFによりLD11Zを有効、無効の切り替えを行う。
【0011】
次に、図4を参照して、特開平9−205355号公報に記載の電源検知回路付インタフェースバッファについて説明する。
【0012】
電源検知回路付インタフェースバッファは、コア回路用の1.5Vの電圧電源V1と、インタフェース用の3.3Vの電圧電源V2を有する。
【0013】
電源検知回路51は、抵抗5を含むV1電位固定回路4と、インバータ50から成る。
【0014】
インタフェース回路10は、CORE回路8の出力を端子OUTに出力する回路で、インタフェース用レベルシフト回路11と、NOR回路12と、出力バッファ13から成る。
【0015】
電源V1がOFF、電源V2がON状態では、V1電位固定回路4のPchトランジスタ20が常にONしているため、抵抗5とPchトランジスタ20によりOFFしている電源、すなわちフローティングとなっている電源V1の電位がGNDとなり、V1電位固定回路4の出力6はGNDとなり、インバータ50の出力17Zは電源V2の電位となり、OUTは電源V2の電位固定となる。すなわち、電源V1がOFFしていることをV1電位固定回路4により検知してインバータ50によりレベルを変換している。
【0016】
電源V1、電源V2がともにON状態では、V1電位固定回路4のPchトランジスタ20が常にONしているため、V1電位固定回路4の出力6はPchトランジスタ20のON抵抗と抵抗5の抵抗比により中間電位となるが、抵抗5の抵抗値はPchトランジスタ20のON抵抗値に比べ十分大きく電源V1近くまで電位が上がり、インバータ50の出力17ZはGNDとなり、OUTはCORE回路8の論理を出力する。
【0017】
すなわち、電源V1のON,OFFの状態により、インタフェース出力の制御を行う構成となっている。
【0018】
しかし、図4の回路では電源V1、電源V2がともにON状態では、V1電位固定回路4の出力6の電位が電源V2の電位よりも低いため、インバータ50のPchトランジスタ52はOFFしないため、電源V2とGND間に電流54が流れる。
【0019】
さらに、近年では前述したように、CORE回路の電源とインタフェースの電源の電位差が大きくなってきており、この貫通電流が無視できない電流となっている。
【0020】
例えば、貫通電流の例を挙げて説明すると、V1電位固定回路4による貫通電流は主に抵抗Rにより決定されるが、抵抗Rは1GΩ程度の大抵抗で構成されるため、V1=1.5Vとすると1.5nA程度の電流となる。インバータ50では例えばゲートソース間電圧VGS=3.3VでPchトランジスタのION=0.5mA、NchトランジスタのION=1mAとした場合、VGS=1.5Vでは PchトランジスタのION=0.18mA NchトランジスタのION=0.36mAとなり、200μA程度の電流となる。また、トランジスタのゲート長を長くしてON抵抗値を下げ、数nAとするためには、トランジスタ面積が数百倍必要となり、チップの占有面積の点で不利となる。
【0021】
また抵抗素子面積の例を挙げて説明すると、V1電位固定回路4で使用される1GΩの抵抗を抵抗素子(例えばポリ抵抗)で構成するためには、20mm程度の長さが必要であり、4mm2 程度の面積が必要となり、トランジスタ素子の代わりに抵抗素子を多用することはレイアウト面積の面で不利となる。
【0022】
次に、従来、電源V2とGND間の電流を流さずに、電源V1、電源V2のように異電位間の電圧変換(レベルシフト)に使用される回路を用いて電源検知回路付のインタフェースバッファを構成した場合について、図5、図6を元に説明する。
【0023】
図5は、電源V2とGND間の電流を流さずに、電源V1、電源V2のように異電位間の電圧変換(レベルシフト)する回路である。
【0024】
CORE回路8の論理信号60がインタフェースバッファ65に入力される。信号61はCORE回路の論理信号60の反転信号となり、Nchトランジスタ63がON、Nchトランジスタ64がOFFであるか、あるいはNchトランジスタ63がOFF、Nchトランジスタ64がONとなり、信号62の電位が電源V2あるいはGND電位となる構成であり、電源V2,GND間の電流を流さずに電源V1から電源V2へレベルシフトを行う。
【0025】
図6に、図4のインバータ52を図5の貫通電流を防止したレベルシフト回路に置き換えた電源検知回路付のインタフェースバッファを示す。
【0026】
電源V1、電源V2がともにON状態では、V1電位固定回路4の出力6の電位が電源V1の電位、インバータ70の出力3の電位がGNDとなり、電源検知回路1の出力信号17の電位がGNDとなりCORE回路8の論理を出力する。
【0027】
電源V1がOFF、電源V2がON状態では、V1電位固定回路4の出力6の電位がGND、インバータ70の電源である電源V1がGNDとなるためインバータ70の出力3の電位もGNDとなり、Nchトランジスタ9,19がともにOFFし、電源検知回路1の出力信号17の電位は確定されず、レベル出力端子OUTが確定されない。
【0028】
すなわち、従来のインタフェース電源の貫通電流防止のレベルシフト回路を用いた場合、電源検知回路付のインタフェースブロックとして動作しない。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来技術では以下の問題点があった。
【0030】
低電位であるCORE電源V1から高電位であるインタフェース電源V2に変換する際に高電位であるインタフェース電源V2のみで電位変換(レベルシフト)すると、高電位のゲート回路に低電位を入力する必要があり、PchトランジスタがOFFしきらず、貫通電流が流れる。
【0031】
従来技術の電源検知回路で、貫通電流を防止した、低電位から高電位に変換する回路を使用すると、回路内に低電位であるCORE電源V1と高電位であるインタフェース電源V2を用いた回路構成となっているため、CORE電源V1がOFFすると出力が固定できず不安定な動作となる問題があった。
したがって、本発明の主な目的は、上記問題を解決したインタフェースバッファを提供することにある。
【0032】
【課題を解決するための手段】
本発明のインタフェースバッファは、動作電圧が第1の電源電位で動作するコア回路と、前記第1の電源電位および動作電圧が第2の電源電位で動作し、前記コア回路の出力を受け、前記第1の電源電位に対応するレベルシフトした出力を出力するインタフェース回路と、前記第1の電源電位および前記第2の電源電位で動作し、前記インタフェース回路の出力を制御する電源検知回路とを備え、前記電源検知回路は、前記第1の電源がオフ状態で、前記前記第2の電源がオン状態で、前記インタフェース回路の出力を所定の固定電位とする制御をし、前記第2の電源からGNDに貫通電流が流れない構成である。
【0033】
また、本発明のインタフェースバッファの前記電源検知回路は、前記第1の電源電位の電位を入力とするV1電位固定回路と、前記第2の電源電位の電位を入力とするレベルシフト回路とから成り、前記V1電位固定回路の出力を受けて、前記レベルシフト回路が、前記インタフェース回路の出力を所定の固定電位とする制御をする構成である。
【0034】
また、本発明のインタフェースバッファの前記レベルシフト回路は、一導電型の第1および第2のトランジスタとを縦積みで前記電源V2に接続し、逆導電型の第3のトランジスタのバックゲートを前記第2のトランジスタのドレインに接続したインバータとを備え、前記第3のトランジスタのドレイン端子の電位が、前記第1の電源電位よりも低い電位となるように、前記第1および第2トランジスタの縦積み段数を調整する構成である。
【0035】
またさらに、本発明のインタフェースバッファの前記一導電型の第1および第2のトランジスタは、Nchトランジスタであり、前記逆導電型の第3のトランジスタは、Pchトランジスタである。
【0036】
【発明の実施の形態】
本発明によるインタフェースバッファは、CORE(内部)電圧、インタフェース(外部)電圧が異電位で供給され、CORE電圧(例えば1.5V)<インタフェース電圧(例えば3.3V)の関係にあるチップにおいて、CORE電源がOFF、インタフェース電源がON状態となっても次段チップの誤動作を防ぐため、チップの出力(インタフェース出力)を固定電位(電源電圧またはGND)出力するために使用される、インタフェース電源の貫通電流を防止した電源検知回路を備えたインタフェースバッファである。
【0037】
図面を参照しながら、本発明の実施の形態のインタフェースバッファについて、詳細に説明する。
【0038】
図1は、本発明の第1の実施の形態のインタフェースバッファの構成を示すブロック図を示す。
【0039】
図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態のインタフェースバッファは、動作電圧が1.5Vのコア回路用の電源V1で動作するコア回路8と、電源V1および動作電圧が3.3Vのインタフェース用の電源V2で動作し、コア回路8の出力102を受け、レベルシフトした出力103を出力するインタフェース回路10と、電源V1および電源V2で動作し、インタフェース回路10の貫通電流を制御する電源検知回路1とを備える。
【0040】
また、インタフェース回路10は、コア回路8の出力102を端子OUT103に出力する回路で、インタフェース用レベルシフト回路11と、NOR回路12と、出力バッファ13から成る。
【0041】
電源検知回路1は、電源V2で動作するレベルシフト回路2と、電源V1で動作し、抵抗5を含むV1電位固定回路4とから成る。
【0042】
レベルシフト回路2は、Nchトランジスタ9と、Nchトランジスタ19と、Pchトランジスタ22と、Pchトランジスタ23と、縦積みインバータ3とから成る。
【0043】
縦積みインバータ3は、通常のインバータと構成が異なり、Nchトランジスタ(14、15)が2段縦積みで電源V2に接続され、Pchトランジスタ16はバックゲートがNchトランジスタ15のドレイン端子7に接続されている。
【0044】
V1電位固定回路4は、Nchトランジスタ21とPchトランジスタ20から成る。Nchトランジスタ21は、そのゲートに縦積みインバータ3の出力が接続され、そのドレインにV1電位固定回路4の出力信号6が接続されている。Pchトランジスタ20はゲートにGNDが接続され、そのソースに電源V1が接続され、そのレインにV1電位固定回路4の出力信号6が接続されている。
【0045】
インタフェース用レベルシフト回路11は、CORE回路8の出力信号を入力し、V1電圧レベルの信号をV2レベルに昇圧させ出力信号18として出力する回路である。
【0046】
NOR回路12は電源検知回路1の出力信号17と、インタフェース用レベルシフト回路11の出力信号18を論理演算する回路である。出力バッファ13はNOR回路12の出力を論理反転し端子OUTから出力する。
【0047】
次に、本発明の第1の実施の形態のインタフェースバッファの動作について説明する
本発明の第1の実施の形態のインタフェースバッファは、電源V1がOFF、電源V2がON状態では、V1電位固定回路4のPchトランジスタ20が常にONしているため、抵抗5とPchトランジスタ20によりOFFしている電源、すなわち、フローティングとなっている電源V1の電位がGNDとなり、V1電位固定回路4の出力6はGNDとなり、Nchトランジスタ24がOFF、Pchトランジスタ16がONし、インバータ3の出力 24はNchトランジスタ15のドレイン端子7の電位を出力する。
【0048】
このとき、Nchトランジスタ15のドレイン端子7の電位は、電源V2よりNchトランジスタ(14、15)の閾値VTn分電位が降下した電位となっており、その電位をVXとすると、電位VXは電源V1以下の電位となっている。Nchトランジスタ(14、15)の閾値VTnは、1.0V程度であり、2段縦積みとすることにより、電位VXは、電源V1よりも2V程度電位降下した値となる。
【0049】
V1電位固定回路4の出力6とNchトランジスタ15のドレイン端子7の電位により、Nchトランジスタ9はOFFし、Nchトランジスタ19はONし、電源検知回路1の出力信号17の電位は、電源V2の電位となり、NOR回路12の出力はCORE回路8の出力に関係なくGNDとなり、出力端子OUTは電源V2の電位固定となる。
【0050】
電源V1および電源V2がともにON状態では、V1電位固定回路4のPchトランジスタ20が常にONしているため、V1電位固定回路4の出力6は、Pchトランジスタ20のON抵抗と抵抗5の抵抗比により中間電位となるが、抵抗5の抵抗値は、Pchトランジスタ20のON抵抗値に比べ十分大きく、V1電位固定回路4の出力6の電位は電源V1近くまで上がる。
【0051】
Nchトランジスタ15のドレイン端子7をバックゲートとしているPchトランジスタ16は、バックゲートの電位VXが電源V1以下となるように、Nchトランジスタ14,15の2段落を介して電源V2に接続されているため、完全にOFFし、インタフェース電源に貫通電流を流さずに、縦積みインバータ3の出力24の電位をGNDとする。そして、Nchトランジスタ9はON、Nchトランジスタ19はOFFし、電源検知回路1の出力信号17の電位をGNDとし、OUTはCORE回路8の論理を出力する
図2は、本発明の第2の実施の形態のインタフェースバッファの構成を示すブロック図である。
【0052】
図2を参照すると、本発明の第2の実施の形態のインタフェースバッファは、図1の本発明の第1の実施の形態のインタフェースバッファの縦積みインバータ3のNchトランジスタ14、15をダイオード34、35に置き換えた縦積みインバータ32で、その他の構成要素は同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0053】
本発明の第2の実施の形態のインタフェースバッファは、ダイオード35の端子7の電位VXが電源V1よりも低い電位となるように、ダイオードの縦積み段数を調整することにより、本発明の第1の実施の形態のインタフェースバッファと同様の効果が得られる。
【0054】
図3は、本発明の第3の実施の形態のインタフェースバッファの構成を示すブロック図である。
【0055】
図3を参照すると、本発明の第2の実施の形態のインタフェースバッファは、図1の本発明の第1の実施の形態のインタフェースバッファのインタフェースブロック用レベルシフタ回路11をNOR型のレベルシフト回路43に置き換えた回路で、その他の構成要素は同一であるので、その詳細な説明は省略する。
【0056】
本発明の第3の実施の形態のインタフェースバッファは、インタフェース部にインタフェースブロック用と電源検知用レベルシフタを合わせたNOR型レベルシフト回路を用いても、本発明の第1の実施の形態のインタフェースバッファと同様の効果が得られる。
【0057】
【発明の効果】
以上説明した通り、電源V1の電位を入力としているレベルシフト回路2内のインバータ3のNchトランジスタ15のドレイン端子7の電位VXが、電源V1よりも低い電位となるように、Nchトランジスタ14,15の縦積み段数を調整することにより、インタフェース電源V2からGNDに貫通電流が流れずに内部電源V1の電源検知回路を構成できる。
【0058】
例えば、CORE電位V1=1.5V、インタフェース電圧V2=3.3V、NchトランジスタのVTn=1.0Vの場合 Nch2段縦積みすることにより、VX=3.3V−1.0V×2=1.3VとなりVX<V1の関係となる、Pchトランジスタ16のゲート電圧は、V1=1.5V、ソース電圧VX=1.3Vであり、ゲートソース間電圧VGS=−0.2Vとなるため、Pchトランジスタ16は完全にOFFしインバータ3には貫通電流が流れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のインタフェースバッファの構成を示すブロック図である。。
【図2】本発明の第2の実施の形態のインタフェースバッファの構成を示すブロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のインタフェースバッファの構成を示すブロック図である。
【図4】従来のインタフェースバッファの構成を示すブロック図である。
【図5】本発明の実施の形態の貫通電流防止レベルシフタのブロック図である。
【図6】貫通電流防止レベルシフタを用いた従来のインタフェースバッファの構成を示すブロック図である。
【図7】特開平9−205355号公報に記載の多電源電源検知回路である。
【符号の説明】
1 電源検知回路
2 レベルシフト回路
3 縦積みインバータ
4 V1電位固定回路
5 抵抗
6 出力
7 ドレイン端子
8 CORE回路
10 インタフェース回路
11 インタフェース用レベルシフト回路

Claims (8)

  1. 動作電圧が第1の電源電位で動作するコア回路と、前記第1の電源電位および動作電圧が第2の電源電位で動作し、前記コア回路の出力を受け、前記第1の電源電位に対応するレベルシフトした出力を出力するインタフェース回路と、前記第1の電源電位および前記第2の電源電位で動作し、前記インタフェース回路の出力を制御する電源検知回路とを備え、
    前記電源検知回路は、前記第1の電源がオフ状態で、前記前記第2の電源がオン状態で、前記インタフェース回路の出力を所定の固定電位とする制御をし、前記第2の電源からGNDに貫通電流が流れないことを特徴とするインタフェースバッファ。
  2. 前記電源検知回路は、前記第1の電源電位の電位を入力とするV1電位固定回路と、前記第2の電源電位の電位を入力とするレベルシフト回路とから成り、前記V1電位固定回路の出力を受けて、前記レベルシフト回路が、前記インタフェース回路の出力を所定の固定電位とする制御をする請求項1記載のインタフェースバッファ。
  3. 前記レベルシフト回路は、一導電型の第1および第2のトランジスタとを縦積みで前記電源V2に接続し、逆導電型の第3のトランジスタのバックゲートを前記第2のトランジスタのドレインに接続したインバータとを備え、
    前記第3のトランジスタのドレイン端子の電位が、前記第1の電源電位よりも低い電位となるように、前記第1および第2トランジスタの縦積み段数を調整する請求項2記載のインタフェースバッファ。
  4. 前記一導電型の第1および第2のトランジスタは、Nchトランジスタであり、前記逆導電型の第3のトランジスタは、Pchトランジスタである請求項3記載のインタフェースバッファ。
  5. 前記第2の電源電位は、前記第1の電源電位より高い請求項1記載のインタフェースバッファ。
  6. 前記第1の電源電位は、1.5Vである請求項1記載のインタフェースバッファ。
  7. 前記第2の電源電位は、3.3Vである請求項1、2、3または4記載のインタフェースバッファ。
  8. 前記第1および第2トランジスタの縦積み段数は、2段である請求項3または4記載のインタフェースバッファ。
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