JP3667206B2 - 予約システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、会員情報を記憶させたICカード等を利用することによって、ネットワークを介して会員にホテルやレンタカーの予約、イベントや交通機関の座席予約などの各種の予約サービスを提供する予約システムに関するものであって、詳しくは、端末に接続されたリーダ・ライタが複数枚のICカード等を同時に検出し、検出した枚数、すなわち会員数や、それらの会員情報や、前記端末から入力されるデータ(予約の可否あるいは決済の可否など)に応じて、複数の会員それぞれに応じた内容の予約登録を一括して行うことができる予約システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの普及に伴い、パソコンからインターネットに接続し、イベントのチケットや航空券等、各種乗車券の予約を行うサービスが行われている。このような予約システムでは通常、インターネットで予約ホームページに接続し、利用者が希望するイベントや乗車券の情報をネットワークを通して送信し、予約時に、予約番号等、予約した人間を特定する番号を発行し、イベント当日や乗車当日等に、窓口でチケットや乗車券等と引き替えに料金を支払う方法がとられている。また、当日料金を支払う代わりに、クレジット番号を予約時に送信して決済する方法や、予め登録を行った会員に対してのみ行うサービスがある。
【0003】
これらネットワークを利用する場合では、他人のクレジット番号を知っているだけで、他人になりすまして予約ができる等、セキュリティー上に問題がある。これを解決する方法としてICカードを利用したシステムも考えられている。例えば、日本航空と日立製作所が1997年に共同で行った実験では、ICカードを持つ会員が、航空券の予約・購入や、手荷物預かり、搭乗ゲートヘの誘導や搭乗手続きなど、チケットの購入から搭乗までを、カードによるシステムで行っている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、カードを用いるか否かに関わらず、これら現状の予約システムでは、チケットを複数枚予約する際においても、予約する人間は一人に特定され、その特定の一人に請求がなされ、またクレジットカードを利用して支払いを行う際には、予約を申し込んだ人のクレジットカードで支払いを行うことになっていた。その結果、家族で複数枚の航空券を申し込む際等、一人の支払いで済む場合は問題がなかったが、会社の同僚と出張に行く場合等では、支払いはそれぞれのクレジットカードで行う事は不可能であった。また、現状のシステムでは、直接座席の場所を指定できる事はほとんどなく、たとえ指定できたとしても、インターネットを介した予約システムでは、複数の人が隣あった席を支払いを別に予約することはできなかった。
【0005】
従来の磁気ストライプカードや接点端子付きのICカード、或いは静電結合を利用した通信距離が数ミリ程度の非接触ICカードでは、リーダ・ライタ(R/W)とカードは常に一対一でリンクが張られ、複数のカードと同時にリンクを張ることはできなかった。したがって、カードを使った会員サービス等では、一回のアクセスに対して一人の会員に対してのみサービス提供が可能であり、その結果、家族のように同じ決済ですむ手続きや、支払いを伴わないサービスに対しては有効であったが、支払いを分けた複数の人数で構成されるグループに対しては、その都度カードを入れ替えてサービスを受ける必要があり、結果、友人同士などで隣り合った席を予約する事は難しかった。
【0006】
本発明の課題は、複数の会員がそれぞれのカードを用いて同時に予約サービスを享受できるようにし、例えば、座席予約の場合のように複数の会員が隣同士になるなどまとまった座席等の予約を可能とし、かつ支払いが個別にすませられるサービスを提供する予約システムを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため、本発明は以下に列記する手段を採用する。
【0008】
その一手段は、アンチコリジョン対応の非接触ICカードへ情報の読み書きをする機能を有する1台のリーダ・ライタと電気的に接続された端末がサーバにネットワークを介して接続され、会員に関する情報を記憶させた複数枚の該カードを利用して、該ネットワークを介して会員に各種予約サービスを提供するシステムであって、
該リーダ・ライタは、カード所有者を特定する会員に関する情報を少なくとも格納した複数枚前記非接触ICカードを同時に検出し、該同時に検出されたカードの情報をまとめて該端末へ送信するものであり、
該端末は、該リーダ・ライタから送信された同時に複数枚の非接触ICカードから読み取った会員に関する情報と認識したカードの情報を該ネットワークを介してまとめて該サーバに送信し、該サーバから送信された予約サービス情報を表示する表示手段と、該予約サービスに関わる入力情報を必要時に入力する入力手段とを有し、該予約サービスに関わる入力情報を該ネットワークを介して該サーバに送信するものであり、
該サーバは、該リーダ・ライタで検出し該端末からまとめて送信されたカードの情報から会員数を判別する会員数判別機能手段と、該会員に関する情報及び該判別した会員数に応じて予約サービス情報を生成する情報生成機能手段を有し、該会員に関する情報及び該予約サービス情報を格納する少なくとも一つ以上の記憶手段へ情報の読み書きが可能であり、かつ、該予約サービス情報を該ネットワークを介して該端末へ送信し、該端末から必要時に送信された該予約サービス情報に関わる入力情報により予約登録を行うものである
ことを特徴とする予約システムである。
【0010】
あるいは、以上の予約システムにおいて、前記端末は、入力手段による入力情報及び認識された全てのカードに格納された会員に関する情報をネットワークを介してサーバへ送信ものであり、該サーバは、該入力情報及び該全てのカードに格納された会員に関する情報を元に記憶手段に格納された予約データを検索し、該検索結果をネットワークを介して該端末へ送信するものであり、該端末は、該検索結果を表示手段に出力し、該表示された検索結果を基に予約登録を行うための該入力手段による入力情報を該サーバへ送信するものであることを特徴とする予約システムである。
【0011】
あるいは、以上の予約システムにおいて、前記サーバは、カードに格納された会員に関する情報を元に会員の認証を行う認証機能手段を有し、リーダ・ライタを介して端末で認識された全てのカードに格納された会員に関する情報及び/またはカードの情報に基づき、該認証機能手段によって認識されたカードに対する会員の正当性を識別し、正しい会員の場合に、前記予約サービスを提供可能とすることを特徴とする予約システムである。
【0012】
あるいは、以上の予約システムにおいて、前記端末は、サーバが予約した情報をリーダ・ライタを介してカードに記憶することを特徴とする予約システムである。
【0013】
あるいは、以上の予約システムにおいて、前記カードに決済に関わる情報が格納され、前記サーバは、決済機能手段を有し、予約時にリーダ・ライタを介して読み出され端末とネットワークを介して送信された該カードに格納される決済に関わる情報に基づき該決済機能手段によって決済を行うことを特徴とする予約システムである。
【0014】
あるいは、上記の予約システムにおいて、前記端末は、前記予約時にサーバが決済を行った場合に、各予約を利用する事が可能となるチケット情報をリーダ・ライタを介してカードに記憶させ、該予約の利用が可能となる情報を格納された該カードによって予約を利用することを特徴とする予約システムである。
【0015】
本発明では、一度に複数のカードとアクセス可能な、例えばアンチコリジョンに対応した非接触式ICカード等のカードを会員カードや決済系カードに利用する事で、予約時に複数の会員カードを同時に認識できるようにし、同時に予約を行いたい会員の数を判別可能とする。また、サーバに、会員数に応じて提供する情報を生成する情報生成手段を持たせることで、利用する会員数に応じた情報提供を可能とする。以上の作用があいまって、複数会員に対して同時に予約サービスの提供が行え、例えば座席予約等では、隣あった座席の予約が可能となるようにする。また、決済情報を有するカードにも、例えば同様のアンチコリジョン対応の非接触ICカード等のカードを用いることで、会員カードと同時に決済カードを認識することができるようにし、結果、決済機能を持たない会員カードを用いた予約サービスにおいても、決済処理が個別に可能となるようにする。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について図面を用いて説明する。
【0017】
図1〜図4に本発明の実施形態例として、本発明による予約システムの構成図を示す。
【0018】
図1は、本発明による予約システムの第1の実施形態例を示す図であって、1はサービス提供用のサーバ、11は会員情報及び予約サービス情報を格納した記憶手段、2はネットワーク、3は端末、31は表示手段、32は入力手段、4はリーダ・ライタ、5は非接触ICカードである。本実施形態例では、サーバ1が会員数判別機能(a)と情報生成機能(b)を有している例を示しており、記憶装置11は、サーバ1と直接電気的に接続されている。また、本実施形態例では非接触ICカードは2枚の場合を示しているが、3枚以上でも1枚の場合でも、本質的に変わる事は無い。
【0019】
また、図2は、本発明による予約システムの第2の実施形態例を示す図であって、サーバ1’は上記(a),(b)の機能に加えて認証機能(c)をも有し、記憶手段として会員情報を格納した記憶手段12とサービス情報を格納した記憶手段13が、サーバ1’とは独立してネットワーク2上に接続されている例を示している。
【0020】
さらに、図3は、本発明による予約システムの第3の実施形態例を示す図であって、サーバ1”は上記(a),(b),(c)の機能に加えて決済機能(d)を有し、決済に関する情報を記憶させたカード5’と決済に関する情報をも含めた会員に関する情報とサービスに関する情報を格納した記憶手段14を含めた予約システムの構成例を示してある。
【0021】
また、図4では、端末よりサーバ側の構成は図3の第3の実施形態例と同じで、決済機能をもたないカード5と、決済機能のみを有するカード5”で構成された本発明の第4の実施形態例を示す図である。
【0022】
図5〜図9に、図1〜図4に示す本発明による各実施形態例の構成のシステムでの、予約サービスの提供フローについて示す。なお、以下の○10などの記載は、図中における、○印の中に数字(前記の例では10)が記載されている符号を表す。また、図中のA〜Fは当該装置の機能手段による処理を表す。
【0023】
図5は、図1の第1の実施形態例のシステム構成に相対しており、図中の実線による矢印は制御データの流れを、破線による矢印は端末への表示データの流れを示している。
【0024】
本実施形態例では、初めに端末3からサービスを開始するための何らかの情報をサーバ1に上げることから始めている(○1)。但し、端末3から何らかのイベントをサーバ1に上げなくてもサービス開始できるよう、端末3がスタンバイの状態であっても問題無いことは言うまでもない。
【0025】
端末3からサービス開始の情報がサーバ1ヘ上がると、サーバ1は記憶手段11に、サービス初期に必要な情報(表示及び制御)のデータの要求を上げる(○1)。要求を受けた記憶手段11は、サーバ1ヘ表示及び制御のデータを送信し、サーバ1は端末3へ情報を送信する。制御データの中には、カードを検出し、検出できたカードに対して、各カードに記憶されている会員に関する情報を読み込む指示などが含まれている。この時、リーダ・ライタやカードヘの制御データは、端末3を通りリーダ・ライタ4まで送信され、カード検出を行う事になる(○2)。この場合においても、端末3が常時カード検出スタンバイ状態になっていて、カードを検出するとサービスを開始するやり方でも、当然同様のサービス提供は可能になる。
【0026】
リーダ・ライタ4からのカード検出コマンドにより、通信可能な範囲にあるカード(本例では2枚)はリーダ・ライタ4が認識出来るように全てのカードに対して固有に割り付けられているシリアル番号等をそれぞれ応答で返し(○3)、リーダ・ライタ4はカード5が2枚存在することを検出して、端末3ヘ検出した2枚のカードに関するシリアル番号やそれぞれのカードを識別するための識別子等の情報をまとめて端末3へ送信する(○4)。このように、非接触式ICカードでは複数枚のカードを一度に認識し、それぞれのカードを認識して個々にアクセスすることが可能であり、この様な方法はIC公衆電話用のカードにも採用されている。
【0027】
○4によって送られた情報により検出したカード枚数を認識した端末3は、○2で送られてきたデータに基づき、検出された全てのカード5に対して会員番号や氏名といった会員に関する情報を読み出し(○5,○6)、読み出した各カードに記憶された会員に関する情報と該当するカードを識別する情報を対応づけ、検出された全てのカード分の情報を、まとめてサーバ1ヘ送る(○7)。
【0028】
送られてきた情報を受け取ったサーバ1は、会員数判別手段で、検出されたカードの会員数を判別し(A)、また会員に関する情報から必要な予約サービスに関する情報の要求を記憶手段に送信する(○8)。記憶手段11では、サービスに必要な表示及び制御の情報をサーバ1ヘ送信する(○9)。この情報を受け取ったサーバ1は、判別手段によって判明した会員数情報に基づき、生成手段によって判明した会員数に必要な表示データ及び制御データを作成し(B)、端末3へ情報(表示及び制御)を送信する(○10)。
【0029】
データを受信した端末3は、表示手段31に情報を表示する。この情報を見た会員は、予約を行うか否かの判断を入力手段32を介して端末3へ入力し、端末3はサーバ1ヘ入力結果を送信する(○11)。この時、データを入力する会員は、検出されたカードを所有する全ての会員が対象になるため、送信するデータには、該当する全ての会員分の情報が含まれる事になる。また、Bで生成した表示情報が、一度に全会員の分の情報を入力する構成であるか、会員毎に個別に情報を入力する構成であるかによって、サーバへの情報送信のタイミング(○11)は異なるが、結果としてカード枚数分の会員の情報をサーバへ送信する事になるため、図では2本の矢印(本実施形態例ではカードは2枚であるため)を示している。なお、以降の○11,○12の処理においても、同様の理由で2本の矢印を記入してある。
【0030】
入力結果を受信したサーバ1は、予約を行う場合はその情報を記憶手段11に予約情報を送信し(○12)、データベースを更新することになる(C)。また、予約情報をカードに書き込む場合は、サーバ1から端末3、リーダ・ライタ4を介して、カード5ヘ予約情報を書き込む事になる(○13)。なお、本例では2枚のカードを所有する会員の両方が予約を行った場合を示しており、リーダ・ライタ4からカード5ヘは、それぞれのカード5ヘ予約情報を書き込んでいる。このように、複数の会員が一度にサービスをうけ、予約処理が可能になる。なお、本例の場合では、予約の状況を確認する処理は行っておらず、座席のように予約できる対象の数に制限が有るサービスについては適応は困難である。
【0031】
次に、同じく図1に対応した構成例のシステムにおいて、予約情報を検索した後予約を行う場合の実施形態例を、図6の処理のフローを用いて説明する。
【0032】
本図においても、矢印の意味は図5の場合と同様である。また処理のフローも、○10のサービス情報を端末3へ送信するところまでは同様である。その後○11で、予約状況を検索するために希望する予約に関する情報を入力手段32を介して端末3へ入力し、希望情報をサーバ1ヘ送信する。
【0033】
希望する予約情報を受けたサーバ1は、この情報をもとに予約情報が記憶された記憶手段11へ検索要求を行い(○12)、記憶手段11ではこの要求に従って検索を行い(D)、検索結果をサーバ1ヘ送信する(○13)。検索結果を受けたサーバ1は、情報生成手段で端末へ送信するデータを生成し(B)、生成データを端末3へ送信する(○14)。なお、本実施形態例では、複数の会員が同じイベントや列車等の交通手段を利用する例を示しており、検索するデータは検出された全ての会員にとって同じ条件となるため、○11から○14までの処理フローでは、矢印を1本示してある。
【0034】
その後は、端末3の表示手段31に示された情報をもとに、各会員が予約情報を入力し、サーバ1ヘ送信し(○15)、情報を受け取ったサーバ1は記憶手段11ヘデータベースの更新要求を行い(○16)、予約情報が更新される(C)。この処理では、対象となった全ての会員の情報が送受信されるため、図中には2本の矢印を示してある事は、図5の場合と同様である。予約情報をカードに書き込む場合は、その後さらに各会員が所有する各カードヘ予約情報を送信することになる(○17)。この時、図5のところで示したように、カード検出後、会員情報とカードを識別する情報の対応関係を、端末3及びサーバ1は把握しているため、それぞれの会員の所有するカードに正しく情報を書き込む事が可能になる。
【0035】
このように、予約情報を検索し、その後、予約を行うことで、交通機関の座席やコンサート等のイベントの座席の予約状況が把握でき、それぞれの会員が座席を指定した状態で同時に予約が可能になる。
【0036】
次に、図7により、図2に対応した構成例のシステムでの、会員カードの認証を行った後に予約サービスを提供する実施形態例のフローについて説明する。
【0037】
本図においては、図2の構成例に従い、記憶手段が二つになっており、会員情報のデータベースと、サービス情報のデータベースを分離してある他は、基本的に、図5と同様である。また、カードが3枚の例を示しているため、カード個別に関わる情報の(○3,○5,○6,○15,○16,○17,○18,○19)の処理は、3回情報を送信していることになる。
【0038】
本図においては、サービスを提供する前に検出されたカードの認証を行う以外は、基本的な流れは図6の場合と同様で、処理○7の後にサーバ1’から会員情報が格納されたデータベースヘ検出された会員情報の要求を行い(○18)、記憶手段12,13から送られてくる情報○19をもとに、サーバ1’上で認証(E)を行う処理が含まれている。認証の結果、正しい会員カードであれば、○8以降の処理を行う事になる。この結果、正しいカードによる会員の認証を含んだ、よりセキュリテイーの高いサービスの提供が可能になる。
【0039】
次に、図3の構成例に基づいた、決済に関する情報を含んだカードを用い、サーバに備わる決済機能を用いて予約処理後決済を行い、決済終了後にチケット等の予約の利用が可能になる情報をカードに書き込む場合のフロー例を図8に示す。なお、本例の場合、図7の○16の予約によるデータベース更新(C)までの処理はカードが2枚である以外は同じであるため、○16以降の処理のみを示してある。
【0040】
記憶手段14のデータベース更新後、サーバ1”は予約に対する決済を行うか否かの情報を端末3に送信する〈1〉。これに従い、会員は入力手段32を介して、決済を行うか否かの判断に関する情報を端末3へ入力し、サーバ1”ヘ送信する〈2〉。本例では、2枚のカード5’の所有者である二人の会員の内の一人のみが決済を行い、残る一人は予約のみを行う例を示しているため、決済判断の情報を得たサーバ1”は、1枚のカードに関する決済に関する情報の要求を記憶手段に行い〈3〉、記憶手段14は該当する情報をサーバ1”ヘ送信する〈4〉。決済に関する情報を得たサーバ1”は決済処理を行い(F)、決済結果を記憶手段14に送信する〈5〉と共に、決済を行ったカードヘ予約利用情報を書き込む〈6〉。また、決済を行わなかったカードヘ対しては、予約情報を書き込む(○17)。以上の処理により、複数の会員が同時に予約を行い、かつ、希望する会員に対してのみ決済を行う事が可能なサービスの提供が可能になる。
【0041】
最後に、図4の第4の実施形態例に基づいた、決済に関する情報を含んだカードと含まないカードを用い、決済機能を持たないカードによって予約処理を行った後、サーバに備わる決済機能を用いて決済情報を有するカードで決済を行い、決済終了後にチケット等の予約の利用が可能になる情報を決済情報を持たないカードに書き込む場合の処理フローの例を図9に示す。
【0042】
本実施形態例では、2枚のカード(5,5”)のうち、初めに決済情報を持たない1枚のカード5によって図7の場合と同様に予約を検索し予約処理を行った後(○1〜○16)、もう1枚の決済情報を有するカード5”を追加検出し(〈7〉〜○7)、図8の場合と同様に決済を行い(〈3〉〜〈5〉)、後に決済情報を含まないカード5に予約利用情報を書き込む(○17)例を示している。ここで、初めのカード検出時にはカードが1枚のため、○3,○4,○6は矢印が1本になっている。
【0043】
予約に関するデータベースの更新(○16)後、決済処理を行うかの判別後(〈1〉,〈2〉)、○7の処理によって得られたカードに関する情報から、サーバ1”はカードに決済情報を含まないことが分かっているため、決済情報を有するカードの検出を始める〈7〉。これによって、カード検出及びカードを読み出すフローが再度始まり(○3〜○7)、呼び出された決済に関する情報に基づき、決済処理を行う(〈3〉〜〈5〉)。その後、決済情報を含まないカード5に、予約利用情報を書き込み(○17)、決済情報を含むカード5”に、決済処理後の情報書き込み〈8〉を行う。なお、○17,〈8〉の処理は、必要でなければ行わなくとも問題はない。
【0044】
以上の処理により、例えば決済情報を含まない会員カードでも、電子マネー用のカード等決済情報を含むカードと合わせて使用する事で、決済処理までも行えるサービスの提供が可能になる。
【0045】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によって、会員情報を記憶させたカードを利用して、複数の会員に対して、高いセキュリティーを有する予約サービスを同時に提供でき、隣り合った座席の指定などを行うことができるサービスの提供が可能になる。
【0046】
さらに、隣り合った座席を予約する等の団体予約を行った場合であっても、決済は個人対応で行うことができるサービスの提供が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるシステムの第1の実施形態例を示す構成図であり、サーバに判別機能と生成機能を有した例を示す図である。
【図2】本発明によるシステムの第2の実施形態例を示す構成図であり、サーバに認証機能も有し、記憶手段がサーバから独立しネットワーク上に接続している例を示す図である。
【図3】本発明によるシステムの第3の実施形態例を示す構成図であり、サーバが決済機能をも有し、決済に関する情報を記憶させたカードを用いた例を示す図である。
【図4】本発明によるシステムの第4の実施形態例を示す構成図であり、サーバが決済機能を有し、決済に関する情報を記憶させたカードと、決済に関する情報を有さないカードを用いた例を示す図である。
【図5】図1に示したシステム構成における予約サービスを行う処理フロー図であり、カードが2枚で予約情報を検索しない例を示す図である。
【図6】図1に示したシステム構成における予約サービスを行う処理フロー図であり、予約情報を検索する例を示す図である。
【図7】図2に示したシステム構成における予約サービスを行う処理フロー図であり、会員カードの認証を行う例を示す図である。
【図8】図3に示したシステム構成における予約サービスを行う処理フロー図であり、予約後決済処理を行う例を示す図である。
【図9】図4に示したシステム構成における予約サービスを行う処理フロー図であり、決済情報を持たないカードで予約処理後、決済情報を有するカードで決済処理を行う例を示す図である。
【符号の説明】
1、1’,1”…サーバ
(a)…会員数判別機能
(b)…情報生成機能
(c)…認証機能
(d)…決済機能
11…会員情報及び予約サービス情報の記憶手段
12…会員情報の記憶手段
13…サービス情報の記憶手段
14…決済情報を含む会員情報及び予約サービス情報の記憶手段
2…ネットワーク
3…端末
31…表示手段
32…入力手段
4…リーダ・ライタ
5,5’5”…非接触ICカード

Claims (6)

  1. アンチコリジョン対応の非接触ICカードへ情報の読み書きをする機能を有する1台のリーダ・ライタと電気的に接続された端末がサーバにネットワークを介して接続され、会員に関する情報を記憶させた複数枚の該カードを利用して、該ネットワークを介して会員に各種予約サービスを提供するシステムであって、
    該リーダ・ライタは、カード所有者を特定する会員に関する情報を少なくとも格納した複数枚前記非接触ICカードを同時に検出し、該同時に検出されたカードの情報をまとめて該端末へ送信するものであり、
    該端末は、該リーダ・ライタから送信された同時に複数枚の非接触ICカードから読み取った会員に関する情報と認識したカードの情報を該ネットワークを介してまとめて該サーバに送信し、該サーバから送信された予約サービス情報を表示する表示手段と、該予約サービスに関わる入力情報を必要時に入力する入力手段とを有し、該予約サービスに関わる入力情報を該ネットワークを介して該サーバに送信するものであり、
    該サーバは、該リーダ・ライタで検出し該端末からまとめて送信されたカードの情報から会員数を判別する会員数判別機能手段と、該会員に関する情報及び該判別した会員数に応じて予約サービス情報を生成する情報生成機能手段を有し、該会員に関する情報及び該予約サービス情報を格納する少なくとも一つ以上の記憶手段へ情報の読み書きが可能であり、かつ、該予約サービス情報を該ネットワークを介して該端末へ送信し、該端末から必要時に送信された該予約サービス情報に関わる入力情報により予約登録を行うものである
    ことを特徴とする予約システム。
  2. 請求項記載の予約システムにおいて、
    前記端末は、入力手段による入力情報及び認識された全てのカードに格納された会員に関する情報をネットワークを介してサーバへ送信ものであり、
    該サーバは、該入力情報及び該全てのカードに格納された会員に関する情報を元に記憶手段に格納された予約データを検索し、該検索結果をネットワークを介して該端末へ送信するものであり、
    該端末は、該検索結果を表示手段に出力し、該表示された検索結果を基に予約登録を行うための該入力手段による入力情報を該サーバへ送信するものである
    ことを特徴とする予約システム。
  3. 請求項1、2のいずれか1項記載の予約システムにおいて、
    前記サーバは、カードに格納された会員に関する情報を元に会員の認証を行う認証機能手段を有し、リーダ・ライタを介して端末で認識された全てのカードに格納された会員に関する情報及び/またはカードの情報に基づき、該認証機能手段によって認識されたカードに対する会員の正当性を識別し、正しい会員の場合に、前記予約サービスを提供可能とする
    ことを特徴とする予約システム。
  4. 請求項1〜のいずれか1項記載の予約システムにおいて、
    前記端末は、サーバが予約した情報をリーダ・ライタを介してカードに記憶する
    ことを特徴とする予約システム。
  5. 請求項1〜のいずれか1項記載の予約システムにおいて、
    前記カードに決済に関わる情報が格納され、
    前記サーバは、決済機能手段を有し、予約時にリーダ・ライタを介して読み出され端末とネットワークを介して送信された該カードに格納される決済に関わる情報に基づき該決済機能手段によって決済を行う
    ことを特徴とする予約システム。
  6. 請求項記載の予約システムにおいて、
    前記端末は、前記予約時にサーバが決済を行った場合に、各予約を利用する事が可能となるチケット情報をリーダ・ライタを介してカードに記憶させ、該予約の利用が可能となる情報を格納された該カードによって予約を利用する
    ことを特徴とする予約システム。
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