JP3665942B2 - 平角コイルの巻線装置と平角コイルの製造方法 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
本発明は、例えばノイズフィルタ、ラインフィルタ、トランス等に使用される平角縦巻コイルの巻線装置と製造方法に係り、特に薄い縦巻コイルを製造する場合に好適なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
平角縦巻コイルは、平角線の断面の長辺(縦辺)が巻心に対してほぼ垂直をなすように巻軸に巻き付けて巻線するものであり、このような平角縦巻コイルは、一般的な丸線コイルに比べて空スペースが少なくなるので巻密度が高く、例えば同じL値特性の場合、小型でより電流容量を大きく取れるコイル設計が可能となる。また、表面実装タイプのトランス等は特に小型でワット数の大きいものが要求されてきているが、その場合でも薄物の平角線を使用することで小型でハイパワーのものが実現可能となる。
【0003】
このような平角縦巻コイルを巻くために、本発明者はすでに巻線装置と平角コイルの製造方法を開発し、特願平8−103300号において提案している。
【0004】
この巻線装置は、図4ないし図6に示す構成を有している。すなわち、図4、図6に示すように、回転軸29に取付け軸30aが嵌合されて回転されるアタッチメント30には、巻軸31の取付け孔32を有し、該取付け孔32に巻軸31の先端嵌合部31aが回り止め構造で着脱自在に嵌着される。アタッチメント30の巻軸取付け孔32の周囲には、平角線4の巻始め側の1周分の面を当接させる受面(案内面)33を有する案内部34が一体に形成されている。
【0005】
この巻線装置を用いて巻線作業を行う場合は、アタッチメント30に設けた係止部35に、図6の平面図に示すように、平角線4の先端を折り曲げて係止させて固定すると共に、平角線4の先端部近傍を前記案内面33の巻始め側受面aに当て、図5(A)に示すように、平角線4を前記案内面33に向けてサイド押えローラ7により押し付け、図6に示すように、平角線4に矢印eに示す張力を付与した状態で、アタッチメント30と共に巻軸31を回転させ、かつコイルの巻き進み速度に同調させてサイド押えローラ7を移動させて平角線4を巻軸31に巻き付けてコイルを製造する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
上述のような平角線4による巻線を製造する場合、図5(B)に示すように、平角線4の厚みxが比較的小さくなり、幅yとの比y/xが大となる程小型で巻数の多いコイルを得ることができる。しかし、前記比y/xが大きくなると、大きな曲げ力を必要とし、このため、平角線4に大きな張力を必要とすることになる。しかし、平角線4に大きな張力を付与すると、平角線4に捩れを生じたり、断線を生じる。
【0007】
このような問題点を解決するため、図5(A)の側面図と、図6の平面図に示すように、平角線4の外周側から押えローラ5により平角線4を押えながら巻線を行えば、張力を過大とすることなく、すなわち張力過大により断線や捩れを生じることなく、また、コイルがふくらむことなく、設計通りの径のコイルを得やすくなる。
【0008】
しかしながら、図6に示すように、コイルのさらなる小型化に対応するため、厚みxが0.3mm未満となる薄い平角線4を使用して小型のコイルを製造しようとすると、平角線4を外側から押える外周押えローラ5から平角線4が外れやすくなる。
【0009】
すなわち、特に厚みの薄い平角線4は、コーナー部の絶縁被覆を着き易くするために、図5(C)に示すように、線の両端面を丸くしている。このため、厚み0.3mm未満の薄い平角線では、その外周端にほとんど平坦部がなく、例えば図5(D)に示す厚みxが0.1mmの平角線を巻線する場合、外周押えローラ5の押え部の幅fは平角線4の厚みx=0.1mmより小さくしなければならず、この場合、f=0.07mm程度にする必要があるが、実際には線材の端面がR形状のため、外周押えローラ5で押えることができる部分の厚みiは0.02mm程度しかなく、ローラ送りの微小なずれや、線材の倒れ、ばらつき等により、すぐに外れてしまい、巻線することが困難であった。
【0010】
図5(A)、図6に2点鎖線で示すように、平角線4を完全に覆うように外周押えローラ5が外れないように、外周押えローラ5の中央部に平角線4の外周を当てて押えローラ5をセットすると、アタッチメント30および巻軸31の回転に伴い、押えローラ5に平角線4の巻始め部分4aが干渉してしまい、平角線4が断線したり巻軸31の回転が不能となる。このような理由から、0.3mm未満程度の厚みの平角線を使用したコイルの製造は困難であった。
【0011】
本発明は、上記した問題点に鑑み、厚みの薄い平角線を用いる場合においてもコイルの製造が可能となる平角コイルの巻線装置と平角コイルの製造方法を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の平角コイルの巻線装置は、ヘリカル形状の平角縦巻コイルの巻線装置において、
巻線装置の回転軸に取付けるアタッチメントに設けた巻軸取付け部に一体にまたは該巻軸取付け部に一端を挿入して、該巻軸取付け部と同心に、該巻軸取付け部より平角線の幅分だけ小さい半径の巻軸を設け、
前記巻軸取付け部の巻軸側端部に、コイルの巻始め側端面の1周分を当接させる案内面を設け、
該案内面は巻始め側受面と1周の終り部の受面との間にほぼ平角線の厚み分の段差を有し、
前記巻軸取付け部に、前記案内面の巻始め側のコイル受面より前記巻軸の長手方向に、平角線の先端側の折り曲げ部を挿入してセットする溝を設け、
前記巻軸取付け部に、前記溝に装着された平角線を固定する固定手段を設け、
前記平角線をコイル前面側から押さえるサイド押えローラと、前記平角線が巻軸に供給されて曲成される部分の外周を押さえる外周押えローラとを備えた
ことを特徴とする。
請求項2の平角コイルの巻線装置は、請求項1において、前記固定手段は、前記巻軸取付け部に設けられ、ばねにより前記平角線の折り曲げ部を押圧し固定する押し爪からなる
ことを特徴とする。
【0013】
また、請求項3の平角コイルの製造方法は、巻線装置のアタッチメントに設けられ、巻軸を一体または別体に同心に設ける巻軸取付け部に、コイルの巻始め側1周分を受け、かつ巻始め側受面と1周の終り部の受面との間にほぼ平角線の厚み分の段差を有する案内面を形成すると共に、
前記アタッチメントの前記巻軸取付け部に、平角線の厚みよりやや広い幅を有する溝を、前記案内面の巻始め側のコイル受面より巻軸の長手方向に設けると共に、前記巻軸取付け部に、前記溝にセットされた平角線を固定する固定手段を設けておき、
平角線の先端側の折り曲げた部分を前記溝に挿入し、前記固定手段により固定してセットすると共に、平角線の折曲部近傍を前記案内面の巻始め側受面に当て、
平角線を前面から押圧するサイド押えローラにより平角線を前記案内面に向けて押し付け、かつ平角線の外周側に外周押えローラを押し当てると共に、前記巻線装置により巻軸を回転させながら巻軸に平角線を巻き付けてコイルを形成する
ことを特徴とする。
【0014】
【作用】
本発明においては、平角線の折り曲げられた部分が、アタッチメントの巻軸取付け部に巻軸の長手方向に設けた溝に嵌め込まれてセットされるので、折曲部が溝に収まり、コイルの巻き始め部分が外側面に突出しない。このため、巻軸を回転させながらコイルの外側から外周押えローラ中央で平角線を押えても、外周押えローラに平角線の巻始め側が干渉することはない。
【0015】
【実施例】
図1(A)、(B)はそれぞれ本発明による巻線装置の一実施例を示す平面図および側面図である。図1において、アタッチメント2はその取付け軸8を巻線装置の回転軸3に嵌合してボルト9によって固定することにより着脱自在に取付けられる。該アタッチメント2は、図2(A)の斜視図、および図2(B)の正面図に示すように、巻軸1の取付け部10を突出させて設ける。該取付け部10は製造するコイルの外径とほぼ同じ外径の筒状をなし、内部に巻軸1の先端嵌合部1aが回り止め構造で着脱自在にかつ取付け部10と同心に嵌着される。
【0016】
図1(A)、(B)に示すように、平角線4のガイドローラ6と、平角線4をコイルの前面側から押えるサイド押えローラ7と、平角線4をコイルの外周側(本実施例においては上側)から押える外周押えローラ5は、共通の送り部材14に取付けられる。
【0017】
15は巻軸1に平行に設けられたスクリューロッドであり、該スクリューロッド15には送り台16のねじ孔が螺合され、該送り台16に前記送り部材14が固定されている。該送り部材14はスクリューロッド15と平行に設置されるガイドロッド(図示せず)に沿って移動するものであり、回転軸3に連動してスクリューロッド15を回転させることにより、送り部材14がガイドロッドに沿って後退する。送り部材14の後退速度は、該当するコイルの巻き進み速度に一致させる。
【0018】
巻軸1は、筒状をなすスライドガイド17に摺動自在に貫挿されており、コイル取外し時には、巻軸進退装置(図示せず)によって巻軸1を前記アタッチメント2の取付け部10から離脱させる。
【0019】
図2(A)〜(C)に示すように、アタッチメント2の巻軸取付け部10の先端には、平角線4の巻始め側の1周分の面を当接させる螺旋状の案内面11が一体に形成されている。
【0020】
図2(B)、(C)に示すように、巻始め側のコイル受面aと、コイルの1周の終り部のコイル受面bとの間で、巻軸1の軸線方向にほぼ平角線4の厚みx(図3(A)の平面図参照)と同じ幅の差cを有する。
【0021】
前記アタッチメント2の巻軸取付け部10には、平角線4の厚みxよりわずかに広い幅wを有する平角線の溝19を案内面11の巻始め側受面aから切り込み状に、巻軸1の長手方向に設ける。該溝19は、巻軸取付け部10の筒の一部の肉厚全体を半径方向に除去することにより形成される。図2(C)に示すように、本実施例においては、該溝19は、巻心に垂直な面に対して直角方向に形成している(θ≒90度)としているが、必ずしも90度に限る必要はなく、また、必ずしも直線状に形成する必要はない。さらに、平角線が極めて薄い場合は、コイル受面a、bとが同一平面で、差cが無くても、巻歪はほとんど発生しない。
【0022】
図3(A)の正面断面図に示すように、巻軸1の半径と巻軸取付け部10の半径との差ΔRは、平角線4の縦辺の幅yとほぼ等しく設定される。
【0023】
巻軸取付け部10の根本部には、平角線の先端側を押えて固定する手段としての押え爪20を、軸21を中心として回動自在に取付けており、該押え爪20は、押しばね22により溝19側に平角線4が押し込まれるように付勢される。
【0024】
該アタッチメント2は、製造すべきコイルの形状や平角線4の厚みに応じて、案内面11や差cさらには溝19の寸法を種々に設定したものを用意しておく。
【0025】
この巻線装置を用いて巻線作業を行う場合は、製造すべきコイルおよびその材料となる平角線4の形状、寸法に対応したアタッチメント2あるいは巻軸取付け部10を用意して回転軸3に取付け、図3(A)および図3(B)(平面図)に示すように、溝19が上向きとなるようにアタッチメント2の初期回転位置を設定しておき、押え爪20を押し開いて溝19に平角線4の先端側の折曲部4cを嵌め込み、押え爪20を離すことにより押え爪20により平角線4の折曲部4cを溝19に収容し固定する。この時、巻軸1の外周に平角線4の折曲部4cの内側端面が当たる。
【0026】
次に巻軸1を巻軸取付け部10に挿入し、かつ押えローラ5、7により平角線4の側面、コイル外周面となる外面を押さえ、回転軸3の回転により、アタッチメント2と共に巻軸1を回転させ、かつコイルの巻き進み速度に同調させて送り部材14を移動させながら巻軸1に平角線4を巻き付けてコイルを形成する。
【0027】
予め決められた所定ピッチだけ巻き進んだ後は、回転軸3の回転と送り部材14の送りを停止させ、コイルの端部を切断し、巻軸1をアタッチメント2から抜き出してコイルを取出す。このような巻線作業は手動操作によりあるいは自動化された製造装置により行うことができる。
【0028】
このように、平角線4の先端側折曲部4cは溝19に嵌め込まれているので、外周押えローラ5が平角線4の巻始め側に干渉されることがなく、平角線4を十分に押えてコイルを製造することができ、平角線4の厚みxが0.3mm未満であっても、平角線4をコイルに巻くことができる。勿論本発明は、0.3mm以上の厚みの平角線4によりコイルを製造する場合に適用することができる。
【0029】
また、巻始め側に案内面11を設けており、本実施例においては、巻始め側受面aと1周の終り部の受面bとの間にほぼ平角線4の厚みx分の差cを有するように案内面11を形成し、その案内面11に平角線4を当接させることにより、平角線4の案内面11の反対側の面と、案内面11の1周分の終わりの部分の受面bはほぼ同面をなし、平角線4の1周の終わりの部分が受面bにより支持されるので、図5(B)に示したように、平角線4の巻始め部分4aと1周の終わり部4bの重なり部においても、歪み変形を生じない。このため、巻線に巻乱れを生じることがなく、各層を均一に巻くことが可能となり、寸法精度を出し易くなる。また、巻乱れがないので、巻線の損傷のおそれがなく、電気絶縁性が損なわれない。また、巻乱れに注意を払う必要がないため、巻線作業の作業性が向上し、作業能率を向上させることができる。
【0030】
また、本発明を実施するに当たり、上記実施例と異なり、アタッチメント2と巻軸1とを一体に構成してもよい。また、アタッチメント2に対して巻軸取付け部10を着脱自在とし、該巻軸取付け部10として、製造すべきコイルの形状や平角線4の厚みに応じて、溝19の寸法を種々に設定したものを用意してもよい。また、折曲部4cの形状も種々に変更できる。
【0031】
【発明の効果】
本発明によれば、アタッチメントの巻軸取付け部に、平角線の先端側の折曲部を嵌め込んでセットする溝を設けたので、平角線の先端側が溝に収まり、巻始め側が外周押えローラに干渉しないため、平角線が外周押えローラから外れない位置に設定して作業を行うことができ、厚みが小さい平角線であってもコイルを巻くことが可能となり、小型の縦巻コイルを製造することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (A)、(B)はそれぞれ本発明による巻線装置の一実施例を示す平面図および側面図である。
【図2】 (A)は本実施例のアタッチメントと巻軸を示す斜視図、(B)は本実施例の巻軸取付け部の正面図、(c)は(B)の平面図である。
【図3】 (A)は本実施例のアタッチメントの案内面に平角線を当てた状態を示す側面図、(B)は本実施例による巻線の製造途中の状態を示す斜視図である。
【図4】 従来のアタッチメントと巻軸を示す斜視図である。
【図5】 (A)は従来の巻線装置を示す側面図、(B)は(A)の巻線装置による巻線の製造途中の状態を示す斜視図、(C)は巻かれたコイルの断面図、(D)は平角線の厚みが小さい場合の外周押えローラと平角線との寸法関係図である。
【図6】 図5(A)の巻線装置による巻き始め状態を示す平面図である。
【符号の説明】
1:巻軸、2:アタッチメント、3:回転軸、4:平角線、4c:折曲部、5:外周押えローラ、6:ガイドローラ、7:サイド押えローラ、8:取付け軸、10:巻軸取付け部、11:案内面、14:送り部材、15:スクリューロッド、16:送り台、17:スライドガイド、19:溝、20:押え爪a:巻始め側のコイル受面、b:コイルの1周終り部のコイル受面、c:差、x:厚み、y:縦幅
Claims (3)
- ヘリカル形状の平角縦巻コイルの巻線装置において、
巻線装置の回転軸に取付けるアタッチメントに設けた巻軸取付け部に一体にまたは該巻軸取付け部に一端を挿入して、該巻軸取付け部と同心に、該巻軸取付け部より平角線の幅分だけ小さい半径の巻軸を設け、
前記巻軸取付け部の巻軸側端部に、コイルの巻始め側端面の1周分を当接させる案内面を設け、
該案内面は巻始め側受面と1周の終り部の受面との間にほぼ平角線の厚み分の段差を有し、
前記巻軸取付け部に、前記案内面の巻始め側のコイル受面より前記巻軸の長手方向に、平角線の先端側の折り曲げ部を挿入してセットする溝を設け、
前記巻軸取付け部に、前記溝に装着された平角線を固定する固定手段を設け、
前記平角線をコイル前面側から押さえるサイド押えローラと、前記平角線が巻軸に供給されて曲成される部分の外周を押さえる外周押えローラとを備えた
ことを特徴とする平角コイルの巻線装置。 - 請求項1に記載の平角コイルの巻線装置において、
前記固定手段は、前記巻軸取付け部に設けられ、ばねにより前記平角線の折り曲げ部を押圧し固定する押し爪からなる
ことを特徴とする平角コイルの巻線装置。 - 巻線装置のアタッチメントに設けられ、巻軸を一体または別体に同心に設ける巻軸取付け部に、コイルの巻始め側1周分を受け、かつ巻始め側受面と1周の終り部の受面との間にほぼ平角線の厚み分の段差を有する案内面を形成すると共に、
前記アタッチメントの前記巻軸取付け部に、平角線の厚みよりやや広い幅を有する溝を、前記案内面の巻始め側のコイル受面より巻軸の長手方向に設けると共に、前記巻軸取付け部に、前記溝にセットされた平角線を固定する固定手段を設けておき、
平角線の先端側の折り曲げた部分を前記溝に挿入し、前記固定手段により固定してセットすると共に、平角線の折曲部近傍を前記案内面の巻始め側受面に当て、
平角線を前面から押圧するサイド押えローラにより平角線を前記案内面に向けて押し付け、かつ平角線の外周側に外周押えローラを押し当てると共に、前記巻線装置により巻軸を回転させながら巻軸に平角線を巻き付けてコイルを形成する
ことを特徴とする平角コイルの製造方法。
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