JP3663789B2 - データ保護情報重畳信号及びそれを用いる装置 - Google Patents

データ保護情報重畳信号及びそれを用いる装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は画像及び情報記録機器等におけるデ−タ保護(著作権)情報に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
VHS等のアナログビデオテープレコーダ(以下アナログVTRと略する)においては、データ(著作権)を保護するために記録されている信号をコピーできないようにコピー制限手段がとられている例がある。たとえばマクロビジョン社が提案する方式では、記録映像信号の垂直ブランキング期間に振幅が正規の映像信号の最大レベルである100%を越える高さのパルスを重畳しておき、再生信号を別のVTRでダビングによるコピーをしたときに記録側のVTRの自動利得制御(AGC)作用によって本来より振幅が小さく記録されてしまうようにしたコピー制限方式などが実用化されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
最近はDVDやDVCといったディジタル記録された画像情報をコンピュータで再生してディスプレイで鑑賞するといった手段において、本来NTSC等の通常のテレビジョン放送方式の信号とは異なる形態の、たとえば走査線数やフレーム周波数が異なる3原色信号(RGB)と水平及び垂直同期信号の5種類の信号よりなるディスプレイ駆動用の信号をNTSC等の通常のテレビジョン信号に変換するコンバータ装置を用いてVHS等のVTR等に記録する事が手軽にできる様になってきている。
【0004】
この場合、たとえ元のディジタル記録された情報中にデ−タ(著作権)保護情報が含まれていても、ディスプレイ駆動用信号には必要ない上、信号形態が異なるため従来の技術で説明したようなコピー制限方式は使用できないので、著作権保護が完全に行われない、といった課題があった。
【0005】
また、コンピュータ用のディスプレイ装置では通常のテレビジョン受像機のように映像信号に強力なブランキングをかけたり、オーバースキャンによって映像信号のブランキング期間に重畳されている不要な映像を見せないようにする、といったことを行っていない。そのため前記のマクロビジョン社が提案するようなパルスをブランキング期間に重畳したりするとディスプレイの画面上に不必要な信号が現れてしまうといった課題もあった。
【0006】
【発明を解決するための手段】
この課題を解決するために、本発明はたとえば、赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色信号と水平及び垂直同期信号の5種類よりなる、ブラウン管等のディスプレイ上に文字、画像等の情報を表示するためのテレビジョン信号で、そのテレビジョン信号の中の青(B)信号の、前記水平同期信号に時間的に重ならない位置でさらに前記垂直同期信号の開始位置より後ろでかつ垂直帰線期間内に相当する時間位置に、振幅が負の方向でかつ前記文字、画像等の情報を表示する映像信号の最大絶対値振幅の43%以下の振幅に設定された著作権保護情報を含んだ信号をn回(nは正の整数)重畳したテレビジョン信号を発生させ、前記コンバータ装置でそれを検出してコンバータ装置の出力信号にたとえば前記マクロビジョン社の提案するパルスを乗せることで、コピー制限とすることができる手段を提供しようとするものである。
【0007】
さらには、RGB信号以外の、たとえば輝度(Y)、色差U(R−Y)、色差V(B−Y)といった別の信号形態についても最適な信号重畳方式を提供する。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について説明する。
【0009】
図1及び図2はパーソナルコンピュータでよく使われている表示画面が640画素×480ラインのVGAと称するディスプレイ駆動用信号に本発明を適用した第1の実施例で、図1は水平走査期間、図2は垂直走査期間の時間軸で示されている。
【0010】
前記VGA信号はR、G、Bの3原色信号と水平及び垂直同期信号の5種のテレビジョン信号より構成されている。図1は垂直ブランキング期間内のうちの1水平走査期間の信号波形を示す図で、1はR(赤)信号波形で、2は本来の映像信号がある場合の位置を示す。3は映像信号の最大振幅レベル、通常100%が0.7Vp−pである。4はG(緑)信号波形で、5は本来の映像信号がある場合の位置を示す。6は映像信号の最大振幅レベルで、R信号と同様に通常100%が0.7Vp−pである。7はB(青)信号波形で、8は本来の映像信号がある場合の位置を示す。9は映像信号の最大振幅レベルで、これもR信号と同様に通常100%が0.7Vp−pである。10は著作権保護情報で2値のディジタル信号で構成されている。11は前記著作権保護情報の振幅レベルを示すもので、負方向に48%のレベルの場合の例で示されている。12は上記R、G、B信号に対応する水平同期信号波形を示す。13は1水平走査期間を示す。
【0011】
図2は垂直走査期間の時間軸で示したもので、14は図1の12と同じ水平同期信号で、15は垂直ブランキング期間を示す。16は垂直同期信号、17は1垂直走査期間を示す。18は前記垂直帰線期間内の著作権保護情報を乗せるライン位置を示したもので、垂直同期信号のスタート位置から垂直帰線期間内にあるラインならどこに、何回乗せてもかまわない。垂直帰線期間は垂直同期信号位置より少し前から始まるが、重畳位置を垂直同期信号以降にするのは、検出するときに垂直同期信号をトリガとするためである。なお、VGA信号の規定としての垂直ブランキング期間は45ラインあるが、通常のディスプレイでは前述のごとく映像信号そのものにブランキングはかけられておらず、それより少し狭い範囲の垂直帰線期間にCRT上で電子ビームをカットオフするようにブランキングがかけられており、この垂直帰線期間はディスプレイによって一定でないので、本発明による著作権保護情報の重畳期間はいわゆる規定上のブランキング期間の2分の1程度に設定しておく方が安全である。ただし本発明は垂直の帰線期間内への重畳にかかるもので、その重畳位置、重畳回数を規定するものではない。
【0012】
著作権保護情報は図1の10に示すごとく本来の映像信号とは反対方向の負方向に重畳されており、振幅は43%以下が望ましい。
【0013】
その理由は、入力信号の振幅は映像増幅回路のダイナッミックレンジ内におさまる必要があるためである。一般に通常のディスプレイではNTSCテレビジョン信号の様に映像0.7Vp−p、複合同期信号が負方向に0.3Vp−pで計1.0Vp−pの映像信号を受け付けるように考慮して設計されており、負方向に0.3Vp−p、すなわち43%の余裕がある。本発明はこの余裕部分に著作権保護情報を重畳させるものである。また、負方向に重畳する理由は、前述のごとく重畳する期間が垂直帰線期間内であってCRT上で電子ビームをカットオフするブランキングがかけられているが、そのカットオフの深さにはばらつきがあるため、重畳された信号が画面上に現れないようにするためである。
【0014】
なお、本発明の第1の実施例はここで説明したVGA信号だけではなく他のあらゆる種類のR、G、B、H、V信号の5線式、及びGにコンポッジット同期信号が重畳された3線式に適応可能であることは云うまでもない。
【0015】
次に他の信号形態の場合についての第2の実施例を説明する。
図3はY、U(R−Y)、V(B−Y)信号の場合を示したもので、垂直時間軸に関しては第2図と共通である。同図において、19はY(輝度)信号波形、20は本来の映像信号がある場合の位置を示す。21は映像信号の最大振幅レベル、通常100%が0.7Vp−pである。22はY信号に重畳された水平同期信号で通常は負の方向に0.3Vp−p、映像0.7Vp−pに対して43%となる。
【0016】
なお、ここでは水平走査期間を示しているので水平同期信号のみを表示しているが、実際には垂直同期信号と組合わさったコンポッジット同期信号となっている。23は1水平走査期間を示す。24はU(R−Y)信号波形で、25は本来の映像信号がある場合の位置を示す。26は映像信号の最大振幅レベルで、これは色差信号のため正及び負の方向に±50%すなわち±0.35Vp−pの最大振幅レベルとなっている。27はV(B−Y)信号波形で、28は前記U信号と同じ本来の映像信号がある場合の位置を示す。29は映像信号の最大振幅レベルで、これもU信号と同様に通常±50%が±0.35Vp−pである。30は図1の10と同じ著作権保護情報で2値のディジタル信号で構成されている。YUV信号のB信号に重畳する場合の最大振幅は負方向に50%すなわち0.35Vp−pまで全く問題ないが、回路的にRGB信号の場合と共通性を持たすため0.3Vp−pの43%としてもかまわない。
【0017】
図3におけるYUV信号が入力されたとき、CRTなどのディスプレイ画面上にはRGBに変換されて表示されるわけであるが、このときV信号に重畳された著作権保護情報がディスプレイ画面上への現れ方は、
Y=0.3R+0.59G+0.11B
U=R−Y
V=B−Y
より変換した式
R=Y+U
G=Y−0.51U−0.19V
B=Y+V
に著作権保護情報
Y=0、U=0、V=−50%
を代入して、
R=0、G=9.5%、B=−50%
となる。B信号の−50%は前述のごとくCRTの電子ビームのカットオフを深くする方向なので全く現れない。G信号の+9.5%は正方向であるが帰線期間中にかかっているCRTのブランキングによってカットオフされ、これも画面には現れない。
【0018】
なお、CRTのカットオフの深さはCRTの種類によって一定ではなく、正方向に大振幅の信号が乗ると画面に現れてしまう可能性はあるが、本実施例では高々10%であるので全く問題ない。また、映像増幅回路の負方向のダイナッミクレンジの余裕に対しては、RGBに変換された後ではすでに著作権保護情報は不要な情報であるので、万が一歪みが生じても全く問題はない。
【0019】
本実施例は他の係数を持つ色差信号についても適用可能で、たとえばNTSCの伝送色差信号であるYIQ信号の場合でも、V(B−Y)の青色色差信号に最も近いQ信号に著作権保護情報を重畳することでYUVと全く同じことが言える。
【0020】
なお、本実施例の図1及び図3に示した著作権保護情報は説明のためわかりやすい形に表現してあるが、実際の信号形態は2値のディジタル信号でも多値のディジタル信号でも、あるいはアナログ信号でも良く、何らかの著作権保護情報を含んでいるものであれば適用できる。また本実施例で説明した著作権保護情報は、RGBやYUVなどのディスプレイ駆動用の信号をNTSC等の通常のテレビジョン信号に変換するコンバータなどに前記マクロビジョン社の提案するコピー禁止信号をや、別の形態の著作権保護情報を発生させて重畳させるトリガ信号として用いても良いし、前記、本発明による著作権保護情報を重畳した信号を入力とする記録器機に対して記録の禁止を伝える情報としても適用できる。さらに本実施例に示した信号を発生して重畳するコンピュータ装置及び情報蓄積装置に適用可能である。
【0021】
次に本実施例の信号発生装置の構成図を図4示して説明する。31はコンピュータ装置などに含まれるディスプレイ表示用信号発生装置、32はR、G、B及び水平、垂直同期信号出力、33は著作権保護情報信号発生装置で、前記信号出力32の内水平、垂直同期信号よりタイミングを取って図1及び図2に示した位置で発生する。34は著作権保護情報信号出力、35は前記信号をB信号に重畳する加算回路、36はディスプレイ駆動用信号出力、37はディスプレイ装置を示す。
【0022】
なお、ディスプレイ駆動用信号が、G信号にコンポッジット同期信号が重畳された3種よりなるものであれば、保護信号発生装置33はG信号に含まれるコンポッジット同期信号よりタイミングを取ることになる。またY、U、V信号やY、I、Q信号の場合は同期信号はY信号より得、重畳する著作権保護情報はVまたはQ信号となる外は同様の構成である。さらに本発明による信号を出力するコンピュータ装置や情報蓄積装置についても通常のコンピュータ構成装置や情報再生装置に図4と同じ手段を含む構成とすることで実現可能である。
【0023】
図5は本発明による著作権保護情報を含んだテレビジョン信号を入力とし、NTSC等の通常のテレビジョン信号に変換する信号変換装置の構成例を説明する図である。
【0024】
図5において38は本発明による著作権保護情報を含んだテレビジョン信号入力端子、39は前記入力信号から著作権保護情報を検出し抽出する回路、40は前記抽出回路39の第1の出力信号で、入力信号と同じかまたは前記著作権保護情報が削除されたテレビジョン信号信号で、削除するかどうかは次段の回路の設計上の都合で決まりどちらでも良い。41はテレビジョン信号変換装置で、走査線数、フレーム周波数等を変換してNTSC・PAL等の通常のテレビジョン信号に変換する。42は変換されたテレビジョン信号、43は後述する例えばマクロビジョン社が提案するAGC機能を妨害するパルス等で構成されたコピー制限信号を重畳する加算回路、44は信号出力端子である。45は前記抽出回路39の第2の出力信号で、入力信号より抽出された本発明による著作権保護情報信号、46はこれに基づき前記説明のコピー制限信号発生装置、47はそのコピー制限信号で、前記加算回路43に入力される。
【0025】
なお、本発明による著作権保護情報を重畳したテレビジョン信号を入力とするビデオテープレコーダ等のテレビジョン信号記録装置では、図5の入力信号から検出し抽出された著作権保護情報45を用いて記録動作を中止するように制御するようにすることが可能である。
【0026】
また、著作権保護情報は、半導体メモリ、フロッピディスク、ハードディスク等の記録媒体に記憶されて使用されることもある。
【0027】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、本来コンピュータ等のディスプレイを駆動するためのNTSC等通常のテレビジョン信号とは異なる形態のテレビジョン信号に著作権保護情報を前記ディスプレイの画面に影響が無いように重畳することができ、今後ディジタルビデオディスクなどで記録された映画などをパーソナルコンピュータで鑑賞するときその信号が著作権保護の元にあることを伝達する事で著作権を保護することが可能となり、映像及びコンピュータ機器製造者やコンテンツ制作者にとって安心して製品の提供ができるという顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例によるテレビジョン信号波形で水平走査期間を示す図
【図2】図1のテレビジョン信号を垂直帰線期間の時間軸で示した水平、垂直同期信号波形と本発明によるデータ保護情報を重畳する位置を示す図
【図3】本発明の第2の実施例によるテレビジョン信号波形で水平走査期間を示す図
【図4】本発明による信号発生装置の構成図
【図5】本発明による信号変換装置の構成図
【符号の説明】
1 R(赤)信号
2 R信号の本来の映像信号がある場合の位置
3 Rの映像信号の100%レベル
4 G(緑)信号
5 G信号の本来の映像信号がある場合の位置
6 Gの映像信号の100%レベル
7 B(青)信号
8 B信号の本来の映像信号がある場合の位置
9 Bの映像信号の100%レベル
10 本発明による著作権保護情報重畳信号
11 本発明による著作権保護情報の振幅レベル
12 水平同期信号
13 水平走査期間
14 水平同期信号
15 ディスプレイの垂直帰線期間
16 垂直同期信号
17 垂直走査期間
18 著作権保護情報重畳期間
19 Y信号
20 Y信号の本来の映像信号がある場合の位置
21 Yの映像信号の100%レベル
22 同期信号
23 水平走査期間
24 U信号
25 U信号の本来の映像信号がある場合の位置
26 Uの映像信号の100%レベル
27 V信号
28 V信号の本来の映像信号がある場合の位置
29 Vの映像信号の100%レベル
30 本発明による著作権保護情報重畳信号
31 ディスプレイ表示用信号発生装置
32 R、G、B及び水平、垂直同期信号出力
33 著作権保護情報信号発生装置
34 著作権保護情報信号出力
35 加算回路
36 ディスプレイ駆動用信号出力
37 ディスプレイ装置
38 テレビジョン信号入力端子
39 入力信号から著作権保護情報を検出し抽出する回路
40 抽出回路第1の出力信号
41 テレビジョン信号変換装置
42 変換されたテレビジョン信号
43 コピー制限信号を重畳する加算回路
44 信号出力端子
45 抽出回路第2の出力信号
46 コピー制限信号発生装置
47 コピー制限信号

Claims (11)

  1. 赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色信号と水平及び垂直同期信号の5種類よりなる、ブラウン管等のディスプレイ上に文字、画像等の情報を表示するためのテレビジョン信号であって、前記テレビジョン信号の中の青(B)信号の、前記水平同期信号に時間的に重ならない位置でさらに前記垂直同期信号の開始位置より後ろでかつ垂直帰線期間内に相当する時間位置に、振幅が負の方向でかつ前記文字、画像等の情報を表示する映像信号の最大絶対値振幅の43%以下の振幅に設定されたデ−タ保護情報をn回(nは正の整数)重畳したテレビジョン信号を発生することを特徴とする信号発生装置。
  2. 赤(R)、緑(G)、青(B)の3原色信号でかつ前記緑(G)信号に水平及び垂直同期信号が重畳された3種類よりなる、ブラウン管等のディスプレイ上に文字、画像等の情報を表示するためのテレビジョン信号であって、前記テレビジョン信号の中の青(B)信号の、前記水平同期信号に時間的に重ならない位置でさらに前記垂直同期信号の開始位置より後ろでかつ垂直帰線期間内に相当する時間位置に、振幅が負の方向で、かつ前記文字、画像等の情報を表示する映像信号の最大絶対値振幅の43%以下の振幅に設定されたデ−タ保護情報をn回(nは正の整数)重畳したテレビジョン信号を発生することを特徴とする信号発生装置。
  3. 輝度Y、色差U(R−Y)、色差V(B−Y)の3つの信号でかつ前記輝度Y信号に水平及び垂直同期信号が重畳された3種類よりなる、ブラウン管等のディスプレイ上に文字、画像等の情報を表示するためのテレビジョン信号であって、前記テレビジョン信号の中の色差V(B−Y)信号の、前記水平同期信号に時間的に重ならない位置でさらに前記垂直同期信号の開始位置より後ろでかつ垂直帰線期間内に相当する時間位置に、振幅が負の方向で、かつ前記文字、画像等の情報を表示する映像信号の最大絶対値振幅の50%以下の振幅に設定されたデ−タ保護情報をn回(nは正の整数)重畳したテレビジョン信号を発生することを特徴とする信号発生装置。
  4. 輝度Y、色差I、色差Q(I、QはNTSC方式テレビジョン信号の色差信号)の3つの信号でかつ前記輝度Y信号に水平(H)及び垂直(V)同期信号が重畳された3種類よりなる、ブラウン管等のディスプレイ上に文字、画像等の情報を表示するためのテレビジョン信号であって、前記テレビジョン信号の中の色差Q信号の、前記水平同期信号に時間的に重ならない位置でさらに前記垂直同期信号の開始位置より後ろでかつ垂直帰線期間内に相当する時間位置に、振幅が負の方向で、かつ前記文字、画像等の情報を表示する映像信号の最大絶対値振幅の50%以下の振幅に設定されたデ−タ保護情報をn回(nは正の整数)重畳したテレビジョン信号を発生することを特徴とする信号発生装置。
  5. ブラウン管等のディスプレイ上に文字、画像等のカラー情報を表示するための複数映像信号と同期信号より構成されるテレビジョン信号であって、前記複数の映像信号の内で最も視覚的に目立ちにくい色成分を主として伝送する映像信号の、水平同期信号に時間的に重ならない、本来ディスプレイ画面上に表示するための映像信号が乗る位置でさらに前記垂直同期信号の開始位置より後ろでかつ垂直帰線期間内に相当する時間位置に、正方向の映像信号と合わせたときの合計の振幅の絶対値がディスプレイの入力ダイナミックレンジ以内になるように振幅を設定したデ−タ保護情報を振幅が負の方向にn回(nは正の整数)重畳したテレビジョン信号を発生することを特徴とする信号発生装置。
  6. 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5で発生せられたテレビジョン信号を入力し、前記請求項の第1のデ−タ保護情報より得られる情報に基づく第2のデ−タ保護情報を重畳したNTSC方式コンポッジット信号またはNTSC方式の輝度信号と搬送色信号の2つのテレビジョン信号を出力することを特徴とする信号変換装置。
  7. 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5で発生せられたテレビジョン信号が入力されたとき、前記請求項のデ−タ保護情報に基づいて前記入力信号の記録を禁止または制限する様に機能するテレビジョン信号記録装置。
  8. 入力された情報を加工してディスプレイに表示するときに、前記入力された情報にデ−タ保護情報が含まれているときは、ディスプレイを駆動するテレビジョン信号として請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5に記載の信号を発生することを特徴とするコンピュータ装置。
  9. 蓄積された情報を読み出し、加工してディスプレイに表示するときに、前記蓄積された情報にデ−タ保護情報が含まれているときは、ディスプレイを駆動するテレビジョン信号あるいは通常の出力映像信号として、請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5に記載の信号を発生することを特徴とする情報蓄積装置。
  10. 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4または請求項5に記載されたテレビジョン信号。
  11. 請求項10のテレビジョン信号を用いる装置。
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