JP3662574B2 - リソグラフィ投影装置および上記装置に使うためのレフレクタ組立体 - Google Patents

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Description

この発明は、リソグラフィ投影装置であって:
− 放射線の投影ビームを作るための、放射線源を備える照明システム;
− 上記投影ビームをパターン化するためにこの投影ビームによって照射するようにした、パターニング手段を保持するように構成した支持構造体;
− 基板を保持するように構成した基板テーブル;および
− このパターニング手段の被照射部分をこの基板の目標部分上に投影するように構成し且つ配置した投影システムを含む装置に関する。
ここで使う“パターニング手段”という用語は、入射放射線ビームに、基板の目標部分に創成すべきパターンに対応する、パターン化した断面を与えるために使うことができる手段を指すと広く解釈すべきであり;“光バルブ”という用語もこのような関係で使うことができる。一般的に、上記パターンは、集積回路またはその他のデバイス(以下参照)のような、この目標部分に創るデバイスの特別の機能層に対応するだろう。そのようなパターニング手段の例には次のようなものがある:
− マスク。マスクの概念は、リソグラフィでよく知られ、それは、二値、交互位相シフト、および減衰位相シフトのようなマスク型、並びに種々のハイブリッドマスク型を含む。そのようなマスクを放射線ビーム中に置くと、このマスク上のパターンに従って、このマスクに入射する放射線の選択透過(透過性マスクの場合)または選択反射(反射性マスクの場合)を生ずる。マスクの場合、この支持構造体は、一般的にマスクテーブルであり、それがこのマスクを入射放射線ビームの中の所望の位置に保持できること、およびもし望むなら、それをこのビームに対して動かせることを保証する。
− プログラム可能ミラーアレイ。そのような装置の一例は、粘弾性制御層および反射面を有するマトリックスアドレス可能面である。そのような装置の背後の基本原理は、(例えば)この反射面のアドレス指定された領域が入射光を回折光として反射し、一方アドレス指定されない領域が入射光を未回折光として反射するということである。適当な空間フィルタを使って、上記未回折光を反射ビームから濾過して取除き、回折光だけを後に残すことができ;この様にして、このビームがマトリックスアドレス可能面のアドレス指定パターンに従ってパターン化されるようになる。プログラム可能ミラーアレイの代替実施例は、極小ミラーのマトリックス配置を使用し、適当な局部電界を印加することにより、または圧電作動手段を使うことにより、それらの各々を軸線周りに個々に傾斜することができる。再び、これらのミラーは、マトリックスアドレス可能で、アドレス指定したミラーが入射放射線ビームをアドレス指定されないミラーの方へ異なる方向に反射し;この様にして、反射ビームをこれらのマトリックスアドレス可能ミラーのアドレス指定パターンに従ってパターン化する。必要なマトリックスアドレス指定は、適当な電子手段を使って行える。上に説明した両方の場合に、パターニング手段は、一つ以上のプログラム可能ミラーアレイを含むことができる。ここで言及したようなミラーアレイについての更なる情報は、例えば、米国特許第5,296,891号および同第5,523,193号、並びにPCT特許出願第WO98/38597号および同第WO98/33096号から集めることができ、それらを参考までにここに援用する。プログラム可能ミラーアレイの場合、上記支持構造体は、例えば、必要に応じて固定または可動でもよい、フレームまたはテーブルとして具体化してもよい。
− プログラム可能LCDアレイ。そのような構成の例は、米国特許第5,229,872号で与えられ、それを参考までにここに援用する。
簡単のために、この本文の残りは、ある場所で、マスクおよびマスクテーブルを伴う例を具体的に指向するかも知れないが;しかし、そのような場合に議論する一般原理は、上に示すようなパターニング手段の広い文脈で見るべきである。
リソグラフィ投影装置は、例えば、集積回路(IC)の製造に使うことができる。そのような場合、パターニング手段がこのICの個々の層に対応する回路パターンを創成してもよく、このパターンを、放射線感応性材料(レジスト)の層で塗被した基板(シリコンウエハ)の目標部分(例えば、一つ以上のダイを含む)上に結像することができる。一般的に、単一ウエハが隣接する目標部分の全ネットワークを含み、それらをこの投影システムを介して、一度に一つずつ、順次照射する。マスクテーブル上のマスクによるパターニングを使う現在の装置では、機械の二つの異なる種類を区別することができる。一つの種類のリソグラフィ投影装置では、全マスクパターンをこの目標部分上に一度に露出することによって各目標部分を照射し;そのような装置を普通ウエハステッパまたはステップアンドリピートと呼ぶ。代替装置 ― 普通ステップアンドスキャン装置と呼ぶ ― では、このマスクパターンを投影ビームの下で与えられた基準方向(“走査”方向)に順次走査し、一方、一般的に、この投影システムが倍率M(一般的に<1)であり、この基板テーブルを走査する速度Vが、倍率M掛けるマスクテーブルを走査する速度であるので、この基板テーブルをこの方向に平行または逆平行に同期して走査することによって各目標部分を照射する。ここに説明したようなリソグラフィ装置に関する更なる情報は、例えば、米国特許第6,046,792号から収集することができ、それを参考までにここに援用する。
リソグラフィ投影装置を使う製造プロセスでは、パターン(例えば、マスクの中の)を、少なくとも部分的に放射線感応材料(レジスト)の層で覆われた基板上に結像する。この結像工程の前に、基板は、例えば、下塗り、レジスト塗布およびソフトベークのような、種々の処理を受けるかも知れない。露出後、基板は、例えば、露出後ベーク(PEB)、現像、ハードベークおよび結像形態の測定/検査のような、他の処理を受けるかも知れない。この一連の処理は、デバイス、例えばICの個々の層をパターン化するための基礎として使用する。そのようにパターン化した層は、次に、エッチング、イオン注入(ドーピング)、金属化処理、酸化処理、化学・機械的研磨等のような、全て個々の層の仕上げを意図した種々の処理を受けるかも知れない。もし、幾つかの層が必要ならば、全処理またはその変形を各新しい層に反復しなければならないだろう。結局、デバイスのアレイが基板(ウエハ)上にできる。次に、これらのデバイスをダイシングまたは鋸引のような手法によって互いから分離し、そこから個々のデバイスをキャリヤに取付け、ピンに接続し等できる。そのようなプロセスに関する更なる情報は、例えば、ピータ・バン・ザントの“マイクロチップの製作:半導体加工の実用ガイド”、第3版、マグロウヒル出版社、1997年、ISBN0-07-067250-4という本から得ることができ、それを参考までにここに援用する。
簡単のために、この投影システムを、以後“レンズ”と呼ぶかも知れないが;この用語は、例えば、屈折性光学素子、反射性光学素子、および反射屈折性光学素子を含む、種々の型式の投影システムを包含するように広く解釈すべきである。この放射線システムも放射線の投影ビームを指向し、成形しまたは制御するためにこれらの設計形式の何れかに従って作用する部品を含んでもよく、そのような部品も以下で集合的または単独に“レンズ”と呼ぶかも知れない。更に、このリソグラフィ装置は、二つ以上の基板テーブル(および/または二つ以上のマスクテーブル)を有する型式でもよい。そのような“多段”装置では、追加のテーブルを並列に使ってもよく、または準備工程を一つ以上のテーブルで行い、一方他の一つ以上のテーブルを露出に使ってもよい。二段階リソグラフィ装置は、例えば、US5,969,441およびWO98/40791に記載してあり、両方を参考までにここに援用する。
リソグラフィ装置では、基板上に結像できる形態のサイズが投影放射線の波長によって制限される。高密度デバイスの集積回路、従って高動作速度を生ずるためには、小さい形態を結像できることが望ましい。大抵の現代のリソグラフィ投影装置は、水銀灯またはエキシマレーザによって発生した紫外光線を使うが、5なし20nmの範囲、特に13nm位の短い波長の放射線を使うことが提案されている。そのような放射線を超紫外線(EUV)または軟X線と呼び、可能性ある発生源には、レーザ励起プラズマ源、放電プラズマ源または電子貯蔵リングからのシンクロトロン照射がある。放電プラズマ源を使う装置は:W.パートロ、I.フォメンコフ、R.オリバー、D.ビルクス、“リチウム蒸気の中で高密度プラズマ集束を使うEUV(13.5nm)光源の開発”、SPIE予稿集3997、pp.136−156(2000);M.W.マクゲーチ、“Zピンチ超紫外線源の強力スケーリング”、SPIE予稿集3997、pp.861−866(2000);W.T.シルフバスト、M.キオスナ、G.シムカベッグ、H.ベンダー、G.クビアック、N.フォルナシャリ、“EUVリソグラフィ用13.5および11.4nmの高出力プラズマ放電源”、SPIE予稿集3676、pp.272−275(1999);およびK.ベルグマン外、“気体放電プラズマに基づく高反復性超紫外放射線源”、アプライドオプチックス、38巻pp.5413−5417(1999)に記載されている。
上に言及した放電プラズマ放射線源ような、EUV放射線源は、EUV放射線を出すためにかなり高い分圧のガスまたは蒸気を使うことが必要かも知れない。例えば、放電プラズマ源では、放電が電極間に発生し、出来た部分電離プラズマが後に崩壊させられてEUV範囲の放射線を出す非常に高温のプラズマを生ずるかも知れない。この非常に高温のプラズマは、Xeプラズマが13.5nm位の超UV(EUV)範囲で出るので、極めて屡々Xeで創出される。効率的にEUVを生産するためには、0.1mbarの典型的圧力が放射線源近くの電極付近に必要である。そのようにかなり高いXe圧力があることの欠点は、XeガスがEUV放射線を吸収することである。例えば、0.1mbarのXeは、13.5nmの波長を有するEUV放射線を1m以上0.3%しか伝達しない。従って、このかなり高いXe圧力を線源近くの限られた領域に閉込めることが必要である。これを達するために、線源を、中にコレクタ・ミラーおよび照明光学素子を入れてもよい後続の真空室から室壁によって分離したそれ自体の真空室に含めることが出来る。
とりわけ、リソグラフィ装置のEUV線源およびフォイル・トラップから出る熱放射は、それが突き当る物体を加熱する結果となる。リソグラフィ投影装置で、これらの物体は、一般的にこの装置を構成する光学部品である。線源近くに置いた光学部品の例は、線源から出る光用のコレクタとして機能する1組のレフレクタによって構成してもよい。この熱放射によるコレクタの温度上昇は、コレクタの部品の膨張に繋がり、コレクタの幾何学的収差を生じ、結局、その破壊に繋がる。
従って、この発明の目的は、放射性熱負荷を減少した反射性素子、特にコレクタを備えるリソグラフィ投影装置を提供することである。
この発明のもう一つの目的は、効果的に冷却する反射性素子、特にコレクタを備えるリソグラフィ投影装置を提供することである。
この発明の更にもう一つの目的は、比較的長寿命のコレクタを提供することである。
これおよびその他の目的は、本発明によれば冒頭の段落で指定するリソグラフィ装置であって、レフレクタ組立体を線源または線源の像付近に配置し、このレフレクタ組立体が上記線源または上記線源の像が位置する光軸の方向に伸びる少なくとも内および外レフレクタを含み、この内レフレクタが外レフレクタより光軸に近く、これらのレフレクタは各々内反射面および外裏当て層を有し、内レフレクタの裏当て層は、0.1と100μmの間、好ましくは1と10μmの間の波長に対して、0.7と0.99の間、好ましくは0.8と0.99の間の反射率を有する反射層で覆われているリソグラフィ装置で達成される。
この様に、このレフレクタ組立体は、レフレクタの背面に入射する赤外線のかなりの量を反射し、これがこのレフレクタ組立体の熱負荷を軽減する。
この発明のもう一つの実施例では、レフレクタ組立体を線源または上記線源の像付近に配置し、このレフレクタ組立体が上記線源または上記線源の像が位置する光軸の方向に伸びる少なくとも内および外レフレクタを含み、この内レフレクタが外レフレクタより光軸に近く、これらのレフレクタは各々内反射面および外裏当て層を有し、外レフレクタの裏当て層は、0.1と100μmの間、好ましくは1と10μmの間の波長に対して、典型的に0.8の放射率を有する放射層で覆われている。比較的強い赤外線放射特性を有する、外レフレクタの裏当て層を設けることによって、これは、このレフレクタ組立体が放射する放射線の量が増加し、放射冷却を向上する結果となるという利点を有する。
この発明の更にもう一つの実施例では、レフレクタ組立体を線源または上記線源の像付近に配置し、このレフレクタ組立体が上記線源または上記線源の像が位置する光軸の方向に伸びる少なくとも内および外レフレクタを含み、この内レフレクタが外レフレクタより光軸に近く、これらのレフレクタは各々内反射面および外裏当て層を有し、外レフレクタの裏当て層は、0.1と100μmの間、好ましくは1と10μmの間の波長に対して、典型的に0.8の放射率を有する放射層で覆われ、且つ内レフレクタの裏当て層は、0.1と100μmの間、好ましくは1と10μmの間の波長に対して、典型的に0.9以上の反射率を有する反射層で覆われている。これは、吸収する熱線を減少し且つ放射する熱線を増加する両方のために、レフレクタ組立体が内レフレクタの裏当て層に反射被覆および最外レフレクタの裏当てに放射被覆の両方を有するという利点を有する。
この反射層は、例えば、金またはルテニウムのような貴金属で作ってもよい。この放射層は、最適熱負荷低減特性のためにカーボンで作ってもよい。
各レフレクタは、少なくとも二つの隣接する反射面を含み、線源から遠い反射面を線源に近い反射面より光軸に対して小さい角度で配置してもよい。この様にして、光軸に沿って伝搬するUV放射線のビームを発生するために斜入射コレクタを構成する。少なくとも二つのコレクタを実質的に同軸に配置し、且つ光軸周りに実質的に回転対称に拡がるのが好ましい。この(ウオルター)型の斜入射コレクタは、例えば、ドイツ国特許出願第DE101 38 284.7号に記載してあり、それを参考までにここに援用する。出来たコレクタは、リソグラフィ投影装置で(E)UV放射線収束装置として使用することが出来る。
この本文では、ICの製造に於けるこの発明による装置の使用を具体的に参照してもよいが、そのような装置は、他の多くの可能な用途があることを明確に理解すべきである。例えば、それを集積光学システム、磁区メモリ用誘導検出パターン、液晶ディスプレイパネル、薄膜磁気ヘッド等の製造に使ってもよい。当業者は、そのような代替用途の関係では、この本文で使う“レチクル”、“ウエハ”または“ダイ”という用語のどれも、それぞれ、より一般的な用語“マスク”、“基板”および“目標部分”で置換えられると考えるべきであることが分るだろう。
本文書では、“放射線”および“ビーム”という用語を紫外放射線(UV)(例えば、365、248、193、157または126nmの波長の)および超紫外放射線(EUV)(例えば、5〜20nmの範囲の波長を有する)、並びにイオンビームまたは電子ビームのような、粒子ビームを含むあらゆる種類の電磁放射線を包含するために使用する。
次にこの発明の実施例を、例としてだけ、添付の概略図を参照して説明する。これらの図で、対応する参照記号は、対応する部品を示す。
図1は、この発明の特別の実施例によるリソグラフィ投影装置を概略的に描く。この装置は:
− 放射線(例えば、波長11〜14nmのEUV放射線)の投影ビームPBを供給するための、放射線システムEx、ILで、この特別の場合、放射線源LAも含むシステム;
− マスクMA(例えば、レチクル)を保持するためのマスクホルダを備え、且つこのマスクを部材PLに関して正確に位置決めするために第1位置決め手段PMに結合された第1物体テーブル(マスクテーブル)MT;
− 基板W(例えば、レジストを塗被したシリコンウエハ)を保持するための基板ホルダを備え、且つこの基板を部材PLに関して正確に位置決めするために第2位置決め手段PWに結合された第2物体テーブル(基板テーブル)WT;および
− マスクMAの被照射部分を基板Wの目標部分C(例えば、一つ以上のダイを含む)上に結像するための投影システム(“レンズ”)PLを含む。
ここに描くように、この装置は、反射型である(即ち、反射性のマスクを有する)。しかし、一般的に、それは、例えば、(透過性のマスクを備える)透過型でもよい。その代りに、この装置は、上に言及した種類のプログラム可能ミラーアレイのような、他の種類のパターニング手段を使ってもよい。
この線源LA(例えば、レーザ励起プラズマまたは放電プラズマEUV放射線源)は、放射線のビームを作る。このビームを直接か、または、例えば、ビーム拡大器Exのような、状態調節手段を通してから、照明システム(照明器)ILの中へ送る。この照明器ILは、このビームの強度分布の外側および/または内側半径方向範囲(普通、それぞれ、σ外側および/またはσ内側と呼ぶ)を設定するための調整手段AMを含む。その上、それは、一般的に、積分器INおよびコンデンサCOのような、種々の他の部品を含む。この様にして、マスクMAに入射するビームPBは、その断面に所望の均一性および強度分布を有する。
図1に関して、線源LAは、(この線源LAが、例えば、水銀灯である場合によくあることだが)このリソグラフィ投影装置のハウジング内にあってもよいが、このリソグラフィ投影装置から遠く離れていて、それが作った放射線ビームをこの装置に(例えば、適当な指向ミラーを使って)導いてもよいことに注目すべきで;この後者のシナリオは、線源LAがエキシマレーザである場合によくあることである。本発明および請求項は、これらのシナリオの両方を包含する。
ビームPBは、次に、マスクテーブルMT上に保持されたマスクMAを横切る。マスクMAを横断してから、ビームPBは、レンズPLを通過し、それがこのビームを基板Wの目標部分C上に集束する。第2位置決め手段PW(および干渉計測定手段IF)を使って、基板テーブルWTを、例えば、異なる目標部分CをビームPBの経路に配置するように、正確に動かすことができる。同様に、例えば、マスクMAをマスクライブラリから機械的に検索してから、または走査中に、第1位置決め手段PMを使ってマスクMAをビームPBの経路に関して正確に配置することができる。一般的に、物体テーブルMT、WTの移動は、図1にはっきりは示さないが、長ストロークモジュール(粗位置決め)および短ストロークモジュール(微細位置決め)を使って実現する。しかし、ウエハステッパの場合は(ステップアンドスキャン装置と違って)、マスクテーブルMTを短ストロークアクチュエータに結合するだけでもよく、または固定してもよい。マスクMAおよび基板Wは、マスク整列マークM1、M2および基板整列マークP1、P2を使って整列してもよい。
図示する装置は、二つの異なるモードで使うことができる:
1.ステップモードでは、マスクテーブルMTを本質的に固定して保持し、全マスク像を目標部分C上に一度に(即ち、単一“フラッシュ”で)投影する。次に基板テーブルWTをxおよび/またはy方向に移動して異なる目標部分CをビームPBで照射できるようにする;並びに
2.走査モードでは、与えられた目標部分Cを単一“フラッシュ”では露出しないことを除いて、本質的に同じシナリオを適用する。その代りに、マスクテーブルMTが与えられた方向(所謂“走査方向”、例えば、y方向)に速度νで動き得て、それで投影ビームPBがマスク像の上を走査させられ;同時に、基板テーブルWTがそれと共に同じまたは反対方向に速度V=Mνで動かされ、このMはレンズPLの倍率(典型的には、M=1/4または1/5)である。この様にして、比較的大きい目標部分Cを、解像度について妥協する必要なく、露出できる。
図2は、放射線ユニット3、照明光学ユニット4、および投影光学システム5を備える照明システムILを示す。放射線システム2は、線源コレクタモジュールまたは放射線ユニット3および照明光学ユニット4を含む。放射線ユニット3は、放射線源6を備え、それは放電プラズマによって構成してもよい。EUV放射線源6は、中で電磁スペクトルのEUV範囲の放射線を出すために非常に高温のプラズマを創ることが出来る、XeガスまたはLi蒸気のような、ガスまたは蒸気を使ってもよい。この非常に高温のプラズマは、放電の部分電離プラズマを光軸0上に崩壊させることによって創る。分圧0.1mbarのXe、Li蒸気またはその他の適当なガス若しくは蒸気がこの放射線の効率的創成のためには必要かも知れない。放射線源6が出す放射線は、線源室7からガスバリヤ構造体または“フォイル・トラップ”9を介してコレクタ室8の中へ通す。このガスバリヤ構造体は、例えば、ヨーロッパ特許出願EP−A−1 233 468およびEP−A−1 057 079に詳細に記載してあるような、チャンネル構造体を含み、それを参考までにここに援用する。
コレクタ室8は、放射線コレクタ10を含み、それは本発明によれば斜入射コレクタによって構成する。コレクタ10によって通された放射線は、格子スペクトルフィルタ11から反射され、このコレクタ室8の開口で仮想線源点12に収束される。室8から、投影ビーム16は、照明光学ユニット4の中で直入射レフレクタ13、14を介してレチクルまたはマスクテーブル15上に配置したレチクルまたはマスク上に反射される。パターン化したビーム17を作り、それを投影光学システム5の中で反射性素子18、19を介してウエハステージまたは基板テーブル20上に結像する。一般的に、図示した以外の素子が照明光学ユニット4および投影システム5にあってもよい。
図3で分るように、斜入射コレクタ10は、多数の入れ子式のレフレクタ要素21、22、23を含む。この種の斜入射コレクタは、例えば、ドイツ国特許出願DE101 38 284.7に記載してある。
図4に示すように、赤外線40が光軸47に沿って整列したコレクタ50に入射する。このコレクタ50は、幾つかのレフレクタ42、43、46を含んでもよい。そのようなコレクタの例を参照数字10で図3に示す。図4で、内レフレクタを参照数字42で示し、外レフレクタを参照数字46で示す。レフレクタ42と46の間に、幾つかの他のレフレクタがあってもよく、その輪郭を図4に破線で示す。全てのレフレクタ42および43は、裏当て層52が熱/赤外線反射層56で塗被され、それでこれらのレフレクタへの赤外線40は矢印44によって示すように反射される。外レフレクタ46は、裏当て層52に放射性被覆62を有する。図4の矢印48は、熱/赤外線を示す。
図4に更にコレクタ50の内レフレクタ42の詳細構成を示す。レフレクタ42は、このレフレクタ42に機械的強度を与える材料、例えば、厚さ0.5ないし1mmのニッケル(Ni)で作った裏当て層52を含む。レフレクタ42、43および46は、(E)UV反射側を含み、図4では、例として、二つの部分58および60を含むのを示す。レフレクタ42の(E)UV反射側58には、例えば、厚さ約50ナノメートルないし数マイクロメートルの範囲の金(Au)またはルテニウム(Ru)のような、このレフレクタにそれが必要な(E)UV反射特性を与える材料の被覆54が加えてある。本発明によれば、(E)UV反射層として貴金属層54を被着する製造プロセスは、裏当て層52の側60に、例えば、赤外線に対して無限に厚いと考えられるような、即ち約数マイクロメートルの厚さの金のような、またはもう一つの赤外線反射材料の更なる被覆56を、例えば、化学蒸着または電気化学蒸着のような既知の技術によって、加える点に於いて拡張してある。被覆56は、熱/赤外線を実質的に反射し、それで裏当て層52の熱/赤外線吸収が少ない結果となる。
図4には外レフレクタ46の詳細構成も示す。内層42、43に対する場合のように裏当て層52を覆う熱/赤外線反射層56と違って、外レフレクタ46の裏当て層52は、外側60を、例えば厚さ数マイクロメートルのカーボン(C)または当業者に知られるその他の熱/赤外線放射性材料で作った熱/赤外線放射層62で覆われている。このカーボン被覆は、最外レフレクタ46、従ってコレクタ50全体の“黒体”放射率を向上するだろう。
図4のレフレクタ42、43および46の反射側58は、実際には湾曲していることがある。それは、二つの接合部分を含み、その一つが双曲線の部分として成形してあり、他が楕円体として成形してあってもよい。
図5に、外レフレクタ46に幾つかの放熱フィン72〜75が付いているコレクタ50を示す。これらの放熱フィン72〜75は、外レフレクタ46上に任意に分布してもよい。放熱フィン72〜75は、コレクタ50の熱/赤外線“黒体”反射特性を更に向上するかも知れない。
もう一つの実施例では、EUV源と更に光軸に沿う光学部品との間の改良した真空分離を真空分離の一部であるコレクタを使うことによって達成することが出来る。これは、コレクタをこのリソグラフィ投影装置の他の部品から分離するスペースをポンピングすることによって実現する。ドイツ国特許出願DE101 38 284.7に記載してあるようなレフレクタを使うことによって、“タマネギの皮”型コレクタの比較的高い流体抵抗を利用する。このコレクタの外側は、真空バリヤを作ってもよく、一方ポンプは、1mbar*l/sのような比較的低いポンピング速度でコレクタを通過する残留ガスを排出するためにレフレクタのすぐ下流に使ってもよい。図6を参照してこの実施例を説明する。
図6に、EUV照明器71の一部を示す。参照数字61は、チャンネル・アレイまたはフォイル・トラップを示す。このチャンネル・アレイまたはフォイル・トラップ61の流れコンダクタンスが限られるために、チャンネル・アレイ61の後ろで数1000l/sのポンプ速度が達成できるとき、このアレイの背後の圧力は、EUV源72の側より少なくとも100倍低くできる。コレクタ63の距離が近いことを考慮して、このポンプ速度は、ポンプ67によって達成できる。本発明に使うのに適したチャンネル・アレイ61は、EP−A−1 233 468およびEP−A−1 057 079に記載してある。参照数字63は、DE101 38 284.7に記載してあるような種類の多殻斜入射EUVコレクタを示す。これらの二つの部品が円周壁66、68を介してハウジング70に結合してあり、真空室65を構成する。この真空室65は、ポンプ67によって排気する。このEUV照明器のサイズを制限するために出来るだけ小さく保つ、フォイル・トラップ61と斜入射EUVコレクタ63の間の離隔距離93が二三センチメートルと小さいために、ポンプ67は、ポンプ67の有効ポンプ速度が二三100l/sに過ぎないかも知れないので、室65に十分な真空を創ることができないだろう。従って、第2ポンプ69を斜入射EUVコレクタ63の後に配置してある。斜入射EUVコレクタ63は、200l/sのような限られた流れコンダクタンスを有する。ポンプ67および69は、ポンプ67に対して数100l/sおよびポンプ69に対して数1000l/sのポンプ速度で一緒に真空室65に所望の真空を創る。
図7に、フォイル・トラップの一部の詳細構造81を示す。この構造81は、離間幅の狭いスリットまたは狭く細長いチャンネル83から成り、それらが一緒に開いた層状構造体を作る。また、斜入射EUVコレクタ63は、そのタマネギ状殻構造のために、開いた層状チャンネルを含む。
図6は、特に次のものに関係する:
1.リソグラフィ投影装置(1)であって:
− 放射線の投影ビーム(16)を作るための、放射線源(6)を備える照明システム(3、4)、
− 上記投影ビームをパターン化するためにこの投影ビームによって照射するようにした、パターニング手段を保持するように構成した支持構造体(15)、
− 基板を保持するように構成した基板テーブル(20)、および
− このパターニング手段の被照射部分をこの基板の目標部分上に投影するように構成し且つ配置した投影システム(5)を含み、
この投影装置が更に:
− 光軸(47)上に配置した放射線源(72)、
− 外側壁(70)、一端がこの側壁(70)におよび他端が、この光軸(47)上に配置されたチャンネル・アレイ部材(61)に結合された第1横断壁(66)を含むハウジング内に配置された多数の同心レフレクタ(42、43、46)を含む、上記光軸(47)上のコレクタ要素(63)、
− このコレクタ要素(63)の外周を側壁(70)に結合し且つ室(65)を形成する第2横断壁(68)、
− この第1室(65)に接続してある第1ポンプ要素(67)、および
− このコレクタ要素(63)の下流の第2ポンプ要素(69)を含むリソグラフィ投影装置。
2.上記1に記載されたリソグラフィ投影装置(1)に於いて、第1ポンプ(67)のポンプ速度が10l/sと5000l/sの間の範囲に、好ましくは20l/sと2000l/sの間の範囲に、更に好ましくは50l/sと1000l/sの間の範囲にあること、および第2ポンプ(69)ポンプ速度が10l/sと100000l/sの間の範囲に、好ましくは900l/sと9000l/sの間の範囲に、更に好ましくは2000l/sと5000l/sの間の範囲にあることを特徴とする投影装置。
この発明の特定の実施例を上記のように説明したが、この発明を説明したのと別の方法で実施してもよいことが分るだろう。この説明は、この発明を制限することを意図とするものではない。
この発明の実施例によるリソグラフィ投影装置を概略的に描く。 この発明によるリソグラフィ投影装置のEUV照明システムおよび投影光学系の側面図を示す。 本発明の放射線源および斜入射コレクタの詳細を示す。 この発明によるコレクタレイアウトの軸方向断面図を示す。 放熱フィンを備えるコレクタの実施例の透視側面図を示す。 二つの異なる圧力室を有するリソグラフィ投影装置の実施例の概略図を示す。 フォイル・トラップの構造の詳細図である。
符号の説明
1 リソグラフィ投影装置
3 放射線ユニット
4 照明光学ユニット
5 投影システム
6 放射線源
10 レフレクタ組立体
15 支持構造体
16 投影ビーム
20 基板テーブル
40 波長
42 内レフレクタ
43 内レフレクタ
46 外レフレクタ
47 光軸
52 外裏当て層
54 内反射面
56 反射層
62 放射層
72 放熱フィン
73 放熱フィン
74 放熱フィン

Claims (12)

  1. リソグラフィ投影装置(1)であって、
    放射線の投影ビーム(16)を作るための、放射線源(6)を備える照明システム(3、4)、
    前記投影ビームをパターン化するために前記投影ビームによって照射するように、パターニング手段を保持する構成にした支持構造体(15)、
    基板を保持するように構成した基板テーブル(20)、および
    前記パターニング手段の被照射部分を基板の目標部分上に投影するように構成し且つ配置した投影システム(5)を含み、
    前記投影装置が更に:
    前記線源(6)または前記線源(6)の像付近に配置したレフレクタ組立体(10)を含み、該レフレクタ組立体(10)が前記線源(6)または前記線源の像が位置する光軸(47)の方向に伸びる少なくとも内および外レフレクタ(42、43、46)を含み、内レフレクタ(42、43)が外レフレクタ(46)より光軸(47)に近く、これらのレフレクタ(42、43、46)は各々内反射面(54)および外裏当て層(52)を有し、内レフレクタ(42、43)の裏当て層(52)は、0.1と100μmの間、好ましくは1と10μmの間の波長(40)に対して、0.7と0.99の間、好ましくは0.8と0.99の間の反射率を有する反射層(56)で覆われているリソグラフィ投影装置。
  2. リソグラフィ投影装置(1)であって、
    放射線の投影ビーム(16)を作るための、放射線源(6)を備える照明システム(3、4)、
    前記投影ビームをパターン化するために前投影ビームによって照射するように、パターニング手段を保持する構成にした支持構造体(15)、
    基板を保持するるように構成した基板テーブル(20)、および
    パターニング手段の被照射部分を基板の目標部分上に投影するように構成し且つ配置した投影システム(5)を含み、
    前記投影装置が、
    前記線源(6)または前記線源(6)の像付近に配置したレフレクタ組立体(10)をさらに含み、該レフレクタ組立体(10)が前記線源(6)または前記線源の像が位置する光軸(47)の方向に伸びる少なくとも内および外レフレクタ(42、43、46)を含み、内レフレクタ(42、43)が外レフレクタ(46)より光軸(47)に近く、前記レフレクタ(42、43、46)は各々内反射面(54)および外裏当て層(52)を有し、外レフレクタ(46)の裏当て層(52)は、0.1と100μmの間、好ましくは1と10μmの間の波長(40)に対して、0.6と0.95の間、好ましくは0.7と0.9の間の放射率を有する放射層(62)で覆われているリソグラフィ投影装置。
  3. 前記放射層(62)がカーボン(C)を含む請求項2に記載されたリソグラフィ投影装置(1)。
  4. 前記内レフレクタ(42、43)の裏当て層(52)が、0.1と100μmの間、好ましくは1と10μmの間の波長(40)に対して、0.7と0.99の間、好ましくは0.8と0.99の間の反射率を有する反射層(56)で覆われている請求項2または請求項3に記載されたリソグラフィ投影装置(1)。
  5. 前記反射層が貴金属を含む請求項1または請求項4に記載されたリソグラフィ投影装置(1)。
  6. 前記貴金属が金(Au)またはルテニウム(Ru)を含む請求項5に記載されたリソグラフィ投影装置(1)。
  7. 少なくとも二つの上記レフレクタ(42、43、46)が実質的に同軸であり且つ前記光軸(47)の周りに実質的に回転対称である請求項1ないし請求項6の何れか1項に記載されたリソグラフィ投影装置(1)。
  8. 前記レフレクタ組立体(10)のレフレクタ(42、43、46)の少なくとも外レフレクタ(46)が放熱フィンを含む請求項1ないし請求項7の何れか1項に記載されたリソグラフィ投影装置(1)。
  9. 少なくとも内および外レフレクタ(42、43、46)を含み、該レフレクタ(42、43、46)は各々内反射面(54)および外裏当て層(52)を有し、外レフレクタ(46)の内反射面(54)は内レフレクタ(42、43)の裏当て層(52)に面し、内レフレクタ(42、43)の裏当て層(52)は、0.1と100μmの間、好ましくは1と10μmの間の波長(40)に対して、0.7と0.99の間、好ましくは0.8と0.99の間の反射率を有する反射層(56)で覆われているレフレクタ組立体(10)。
  10. 少なくとも内および外レフレクタ(42、43、46)を含み、これらのレフレクタ(42、43、46)は各々内反射面(54)および外裏当て層(52)を有し、外レフレクタ(46)の内反射面(54)は内レフレクタ(42、43)の裏当て層(52)に面し、外レフレクタ(46)の裏当て層(52)は、0.1と100μmの間、好ましくは1と10μmの間の波長(40)に対して、0.7と0.99の間、好ましくは0.8と0.99の間の放射率を有する放射層(62)で覆われているレフレクタ組立体(10)。
  11. 前記内レフレクタ(42)の裏当て層(52)が、0.1と100μmの間、好ましくは1と10μmの間の波長(40)に対して、0.7と0.99の間、好ましくは0.8と0.99の間の反射率を有する反射層(56)で覆われている請求項10に記載されたレフレクタ組立体(10)。
  12. 少なくとも前記外レフレクタ(46)が放熱フィン(72〜74)を含む請求項9、請求項10または請求項11の何れか1項に記載されたレフレクタ組立体(10)。
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