JP3659355B2 - 現像装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は電子写真方式を採用した複写機、プリンタ、ファクシミリ機等の画像形成装置に用いられる現像装置及び画像形成装置に関する。
図13は従来の現像装置の構成を示す断面図である。
電子写真方式を採用した複写機等の画像形成装置に用いられる現像装置は2成分の現像剤を搬送するためのマグネットローラ100を有し感光体ドラムに担持された静電潜像を現像するための現像ローラ101と、該現像ローラ101との間で前記現像剤の静電潜像への搬送量を規制する規制部材102と、該規制部材102により規制された余剰現像剤を前記規制部材102と離隔する位置へ還流させる還流板103と、前記現像剤が収容されるホッパ104と、該ホッパ104内の現像剤を撹拌する撹拌ローラ105とを備えている(例えば、特許文献1。)。
現像ローラ101は複数の周方向位置に磁極N及び磁極Sが交互に配設された非回転のマグネットローラ100と、該マグネットローラ100に回転自在に外嵌された非磁性のスリーブ106とを備えている。
規制部材102は現像ローラ101と向き合う現像領域の近傍に配置されており、還流板103は規制部材102に対して前記現像領域と反対側に配置されている。
このように構成された現像装置はホッパ104内に収容された2成分の現像剤のキャリア(磁性粉体)及びトナーが撹拌ローラ105により撹拌され、キャリアの周面にトナーが付着する。また、現像ローラ101のスリーブ106が感光体ドラムと反対方向へ回転することにより現像ローラ101及び還流板103間の現像剤が前記ギャップに向けて搬送され、静電潜像への搬送量が規制部材102により規制される。ギャップを通過した現像剤は静電潜像へ搬送され、規制部材102により規制された余剰の現像剤は規制部材102及び前記還流板103の間の空間に滞留し、滞留量が増加するとともに、還流板103の上面へ流動し、該還流板103により案内されて前記撹拌ローラ105の上側に還流される。
また、2成分の現像剤が用いられる現像装置において、規制部材により現像剤搬送量が規制されて余剰になった現像剤を撹拌ローラの上側へ還流させる還流部及び該還流部の一端部に折り返し片を有する還流板が設けられた現像装置も知られている(例えば、特許文献2。)。
特開平1−237577号公報 特開平3−89273号公報
ところが、特許文献1に記載された現像装置は、余剰の現像剤を規制部材102と離隔する位置へ還流させる還流板103を備える構成であり、現像剤を積極的に予備帯電させることなくギャップに現像剤を搬送し、規制部材102により搬送量を規制するように構成されているため、ギャップに搬送される現像剤はマグネットローラ100の磁気誘引力によってキャリア同士が比較的強い力でチェン状に連鎖結合され、この連鎖結合された現像剤の一部が規制部材102によって余剰の現像剤となり、この余剰の現像剤が増加するに従ってチェン状に連鎖結合された塊が成長し、この成長した塊の現像剤が自重により還流板103の下流側(規制部材側)へ落下し、ホッパ104内の現像剤補給部近傍への現像剤循環路が形成されないことになり、また、ホッパ104の底部に設けられた現像剤透磁センサのオン/オフ回数が増加し、現像剤の帯電量変動が大きくなることになると言う問題があった。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、主たる目的は現像ローラ及び規制部材の間の第1のギャップよりも大きい第2のギャップで現像ローラと向き合い、第1のギャップへ搬送する現像剤の層厚を規制して該現像剤を摺擦(摺動摩擦)するための摺擦部材を設けたことにより、規制部材によって発生した余剰の現像剤をスムーズに還流させることができる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
また、他の目的はマグネットローラが有する磁極の1つを第2のギャップと向き合う位置で該磁極の磁極中心軸が第2のギャップの最小位置に対して前記規制部材と反対側へ1.5°変位した位置よりも前記規制部材側となるように配置することにより、余剰の現像剤を現像剤同士が結合し難い安定した状態にできる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
また、他の目的はマグネットローラが有する磁極の1つを第2のギャップと向き合う位置で該磁極の磁極中心軸が第2のギャップの最小位置と一致するように配置することにより、余剰の現像剤を現像剤同士が結合し難い安定した状態にできる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
また、他の目的はマグネットローラが有する磁極の1つを第2のギャップと向き合う位置で該磁極の磁極中心軸が第2のギャップの最小位置よりも前記規制部材側となるように配置することにより、余剰の現像剤を現像剤同士が結合し難い安定した状態にできる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
さらに、他の目的は第2のギャップG2を、第1のギャップG1<第2のギャップG2≦0.8×磁極の幅寸法Dmとすることにより、予備帯電が効率よくできる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
また、他の目的は規制部材及び/又は摺擦部材の近傍に前記ギャップへ搬送する現像剤が滞留するのを抑制するための現像剤滞留抑制部材を設けることにより、現像剤をスムーズに循環させることができる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
また、他の目的は摺擦部材を還流板と一体に形成した構成とすることにより、現像剤を摺擦するときの抗力により摺擦部材がギャップ拡大方向へ変位するのを低減できる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
また、他の目的は規制部材の近傍に設けた現像剤滞留抑制部材に、還流板に当接して摺擦部材のたわみを抑制する凸部を設けたことにより、現像剤を摺擦するときの抗力により摺擦部材がギャップ拡大方向へ湾曲するのを低減できる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
また、他の目的は規制部材及び摺擦部材の線膨張係数を近似させたことにより、規制部材及び摺擦部材の温度変化による変形量の差を少なくすることができる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
また、他の目的は現像ローラ、規制部材及び摺擦部材を共通の支持部材に支持したことにより、現像ローラ、規制部材及び摺擦部材の相互の位置関係を精度良く維持することができる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
また、他の目的は第2のギャップへ搬送される現像剤量M2を、第1のギャップから搬送される現像剤量をM1とした場合、M2>(M1/G1)G2としたことにより、予備帯電による循環量を増加させることができる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
さらに、他の目的は還流板と規制部材の近傍に設けられた現像剤滞留抑制部材とで形成される第3のギャップを4.2mm以上としたことにより、第3のギャップでの現像剤の循環抵抗を小さくでき、循環経路抵抗による現像剤循環量の低下を抑制することができる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
また、他の目的は第3のギャップを第2のギャップよりも大きくすることにより、第3のギャップでの現像剤の循環抵抗を小さくでき、循環経路抵抗による現像剤循環量の低下を抑制することができる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
また、他の目的は平均粒径65μm以下の磁性粉体及び平均粒径7.5μm以下のトナーを有する現像剤が収容されたホッパを設けたことにより、現像剤の適正トナー濃度を大きくでき、画質を向上することができる現像装置及び画像形成装置を提供することである。
本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、現像剤を搬送するためのマグネットローラを有し、静電潜像を現像するための現像ローラと、該現像ローラとの間で前記現像剤の静電潜像への搬送量を規制する規制部材と、該規制部材により規制された余剰現像剤を前記規制部材と離隔する位置へ還流させる還流板とを備えている現像装置において、前記現像ローラと前記規制部材とで形成される第1のギャップよりも大きい第2のギャップで現像ローラと向き合い、第1のギャップへ搬送する現像剤を摺擦するための摺擦部材を備えており、前記マグネットローラは複数の周方向位置に磁極を有しており、1つの磁極は、該磁極の磁極中心軸が第2のギャップと向き合う位置で、且つ前記磁極中心軸が第2のギャップの最小位置に対して前記規制部材と反対側へ1.5°変位した位置よりも前記規制部材側となるように配置してあることを特徴とする。
この発明にあっては、第1のギャップよりも第2のギャップが大であるため、規制部材により余剰現像剤を確実に発生させることができ、この余剰現像剤の循環経路を成立させることができる。しかも、第1のギャップへ現像剤を搬送するのに先立って摺擦部材により現像剤の層厚を規制して該現像剤を摺擦、即ち、摺動摩擦し、該現像剤を予備帯電することができるため、2成分現像剤である場合、規制部材によって発生した余剰の現像剤同士に反撥力を働かせることができ、この反撥力により現像剤同士の結合力を弱めることができ、現像剤同士が結合し難くなる。従って、規制部材により余剰になった現像剤を還流板へスムーズに還流させることができ、該還流板により現像剤を循環開始側へ還流させることができ、現像剤の循環をスムーズにできる。また、磁極の磁極中心軸を第2のギャップの最小位置よりも規制部材と反対側に位置させることができるため、第2のギャップへ搬送される現像剤の搬送量自体を低減することができ、規制部材により余剰になる現像剤量を低減でき、この余剰の現像剤を現像剤同士が結合し難い安定した状態にできる。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、現像剤を搬送するためのマグネットローラを有し、静電潜像を現像するための現像ローラと、該現像ローラとの間で前記現像剤の静電潜像への搬送量を規制する規制部材と、該規制部材により規制された余剰現像剤を前記規制部材と離隔する位置へ還流させる還流板とを備えている現像装置において、前記現像ローラと前記規制部材とで形成される第1のギャップよりも大きい第2のギャップで現像ローラと向き合い、第1のギャップへ搬送する現像剤を摺擦するための摺擦部材を備えており、前記マグネットローラは複数の周方向位置に磁極を有しており、1つの磁極は、第2のギャップと向き合う位置で、且つ該磁極の磁極中心軸が第2のギャップの最小位置と一致するように配置してあることを特徴とする。
この発明にあっては、第1のギャップよりも第2のギャップが大であるため、規制部材により余剰現像剤を確実に発生させることができ、この余剰現像剤の循環経路を成立させることができる。しかも、第1のギャップへ現像剤を搬送するのに先立って摺擦部材により現像剤の層厚を規制して該現像剤を摺擦、即ち、摺動摩擦し、該現像剤を予備帯電することができるため、2成分現像剤である場合、規制部材によって発生した余剰の現像剤同士に反撥力を働かせることができ、この反撥力により現像剤同士の結合力を弱めることができ、現像剤同士が結合し難くなる。従って、規制部材により余剰になった現像剤を還流板へスムーズに還流させることができ、該還流板により現像剤を循環開始側へ還流させることができ、現像剤の循環をスムーズにできる。また、磁極の磁極中心軸第2のギャップの最小位置と一致しているため、第2のギャップへ搬送される現像剤の搬送量が増加し過ぎるのを防ぐことができ、規制部材により余剰になった現像剤を現像剤同士が結合し難い安定した状態にできる。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、現像剤を搬送するためのマグネットローラを有し、静電潜像を現像するための現像ローラと、該現像ローラとの間で前記現像剤の静電潜像への搬送量を規制する規制部材と、該規制部材により規制された余剰現像剤を前記規制部材と離隔する位置へ還流させる還流板とを備えている現像装置において、前記現像ローラと前記規制部材とで形成される第1のギャップよりも大きい第2のギャップで現像ローラと向き合い、第1のギャップへ搬送する現像剤を摺擦するための摺擦部材を備えており、前記マグネットローラは複数の周方向位置に磁極を有しており、1つの磁極は、第2のギャップと向き合う位置で、且つ該磁極の磁極中心軸が第2のギャップの最小位置と一致する位置乃至前記規制部材と反対側へ1.5°変位した位置に挟まれた領域に配置してあることを特徴とする。
この発明にあっては、第1のギャップよりも第2のギャップが大であるため、規制部材により余剰現像剤を確実に発生させることができ、この余剰現像剤の循環経路を成立させることができる。しかも、第1のギャップへ現像剤を搬送するのに先立って摺擦部材により現像剤の層厚を規制して該現像剤を摺擦、即ち、摺動摩擦し、該現像剤を予備帯電することができるため、2成分現像剤である場合、規制部材によって発生した余剰の現像剤同士に反撥力を働かせることができ、この反撥力により現像剤同士の結合力を弱めることができ、現像剤同士が結合し難くなる。従って、規制部材により余剰になった現像剤を還流板へスムーズに還流させることができ、該還流板により現像剤を循環開始側へ還流させることができ、現像剤の循環をスムーズにできる。また、磁極の磁極中心軸が第2のギャップの最小位置と一致する位置乃至前記規制部材と反対側へ1.5°変位した位置に挟まれた領域に配置してあるため、第2のギャップへ搬送される現像剤の搬送量自体を低減することができ、規制部材により余剰になる現像剤量を低減でき、この余剰の現像剤を現像剤同士が結合し難い安定した状態にできる。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、前記マグネットローラは複数の周方向位置に磁極を有しており、1つの磁極は第2のギャップと向き合う位置で該磁極の磁極中心軸が第2のギャップの最小位置よりも前記規制部材側となるように配置してあることを特徴とする。
この発明にあっては、磁極の磁極中心軸を第2のギャップの最小位置よりも規制部材側に位置させることができるため、第2のギャップへ搬送される現像剤の搬送量が増加し過ぎるのを防ぐことができ、規制部材により余剰になった現像剤を現像剤同士が結合し難い安定した状態にできる。
さらに、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、前記第2のギャップG2(mm)は、
G1<G2≦0.8×Dm
但し、G1:第1のギャップ(mm)、Dm:磁極の幅寸法(mm)
となるようにしてあることを特徴とする。
この発明にあっては、第1のギャップG1よりも第2のギャップG2が大であるため、第2のギャップへ搬送される現像剤を摺擦部材により予備帯電した後、規制部材により主帯電を行うことができる。また、G2≦0.8×Dmとすることにより、還流板近傍の磁束密度が高い状態、即ち、磁束密度の2乗に比例する磁気吸引力が2成分現像剤のキャリアに加わり、大きな摩擦力を受ける状態で摺擦部材の搬送下流側端部で層厚規制され、予備帯電が効率よくできる。また、望ましくは、G2≦(2/3)×Dmとすることにより、摺擦部材近傍の磁束密度が高い状態、即ち、磁束密度の2乗に比例する磁気吸引力がキャリアに作用し、より一層大きな摩擦力を受ける状態で摺擦部材の搬送下流側端部で層厚規制され、予備帯電がより一層効率よくできる。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、前記規制部材及び/又は前記摺擦部材の近傍に前記ギャップへ搬送する現像剤が滞留するのを抑制するための現像剤滞留抑制部材を備えていることを特徴とする。
この発明にあっては、規制部材及び/又は摺擦部材の近傍に現像剤滞留抑制部材を設けてあるため、規制部材により余剰になった現像剤の循環経路での磁束密度を低減でき、現像剤をスムーズに循環させることができ、また、現像剤溜りによる不必要にストレスによる現像剤の劣化を防ぐことができる。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、前記摺擦部材は前記還流板と一体に形成されていることを特徴とする。
この発明にあっては、摺擦部材と還流板とが互いに補強し合うため、現像剤を摺擦するときの抗力により摺擦部材がギャップ拡大方向へ湾曲変位するのを低減でき、第2のギャップ量を維持することができる。また、還流板の湾曲変位を低減することができ、現像剤の循環性を維持することができる。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、前記規制部材の近傍に備える前記現像剤滞留抑制部材は前記還流板に当接して前記摺擦部材の現像剤による変位を抑制すべき凸部を有することを特徴とする。
この発明にあっては、現像剤滞留抑制部材の凸部が還流板に当接して摺擦部材の現像剤による変位を抑制しているため、現像剤を摺擦するときの抗力により摺擦部材がギャップ拡大方向へ変位するのを低減でき、第2のギャップ量を維持することができる。また、還流板の変位を低減することができ、現像剤の循環性を維持することができる。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、規制部材及び摺擦部材は線膨張係数が近似していることを特徴とする。
この発明にあっては、規制部材及び摺擦部材の温度変化による変形量の差を少なくすることができるため、第1及び第2のギャップの変化量を少なくすることができ、第1及び第2のギャップを安定させることができる。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、前記現像ローラ、規制部材及び摺擦部材は共通の支持部材に支持されていることを特徴とする。
この発明にあっては、現像ローラ、規制部材及び摺擦部材の相互の位置関係を精度良く維持することができるため、第1及び第2のギャップ量を維持することができる。しかも、現像ローラ、規制部材及び摺擦部材をユニットにすることができるため、組立て作業性が向上する。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、前記第2のギャップへ搬送される現像剤量M2(g/s/cm)は、
M2>(M1/G1)G2
但し、G1:第1のギャップ(mm)、G2:第2のギャップ(mm)
M1:第1のギャップから搬送される現像剤量(g/s/cm)
となるようにしてあることを特徴とする。
この発明にあっては、第2のギャップに搬入される現像剤は層厚の規制を受けないので層厚は不均一であり、搬送量の平均値M2avが第2のギャップG2・(M1/G1)以下でも現像剤の一部が規制部材と接触摺動し、予備帯電による循環量を増加させることができる。
さらに、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、前記還流板と前記規制部材の近傍に設けられた前記現像剤滞留抑制部材とで形成される第3のギャップは4.2mm以上であることを特徴とする。
この発明にあっては、第3のギャップでの現像剤の循環抵抗を小さくでき、循環経路抵抗による現像剤循環量の低下を抑制することができる。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、前記第3のギャップは前記第2のギャップよりも大きくしてあることを特徴とする。
この発明にあっては、第3のギャップでの現像剤の循環抵抗を小さくでき、循環経路抵抗による現像剤循環量の低下を抑制することができる。
また、本発明に係る現像装置及び画像形成装置は、平均粒径65μm以下の磁性粉体及び平均粒径7.5μm以下のトナーを有する現像剤が収容されたホッパを備えていることを特徴とする。
この発明にあっては、画質向上のため現像剤を小粒径化すると現像剤の適正トナー濃度が大きくなり、磁気吸引力が弱まり規制部材の直下に落下し易くなり、特に効果を発揮する。
以上のように本発明によれば、第1のギャップへ現像剤を搬送するのに先立って摺擦部材により現像剤を摺擦し、該現像剤を予備帯電することができるため、2成分現像剤である場合、規制部材によって発生した余剰の現像剤同士に反撥力を働かせることができ、余剰の現像剤同士を結合し難くでき、現像剤の循環をスムーズにできる。
また、本発明によれば、1つの磁極は磁極中心軸が第2のギャップの最小位置よりも規制部材と反対側になるように配置することができるため、第2のギャップへ搬送される現像剤の搬送量自体を低減することができ、規制部材により余剰になる現像剤量を低減でき、この余剰の現像剤を現像剤同士が結合し難い安定した状態にできる。
また、本発明によれば、1つの磁極は磁極中心軸が第2のギャップの最小位置と一致するように配置されているため、第2のギャップへ搬送される現像剤の搬送量が増加し過ぎるのを防ぐことができ、規制部材により余剰になった現像剤を現像剤同士が結合し難い安定した状態にできる。
また、本発明によれば、1つの磁極は磁極中心軸が第2のギャップの最小位置よりも規制部材側となるように配置されているため、第2のギャップへ搬送される現像剤の搬送量が増加し過ぎるのを防ぐことができ、規制部材により余剰になった現像剤を現像剤同士が結合し難い安定した状態にできる。
さらに、本発明によれば、磁極の幅寸法DmがG1<G2≦0.8×Dmであるため、摺擦部材近傍の磁束密度が高い状態にでき、予備帯電を効率よくできる。
また、本発明によれば、ギャップへ搬送する現像剤が滞留するのを抑制するための現像剤滞留抑制部材を設けてあるため、規制部材により余剰になった現像剤の循環経路での磁束密度を低減でき、現像剤をスムーズに循環させることができ、また、現像剤溜りによる不必要にストレスによる現像剤の劣化を防ぐことができる。
また、本発明によれば、摺擦部材と還流板とが互いに補強し合うため、現像剤を摺擦するときの抗力により摺擦部材がギャップ拡大方向へ変位するのを低減でき、第2のギャップ量を維持することができる。しかも、還流板の変位を低減することができ、現像剤の循環性を維持することができる。
また、本発明によれば、現像剤滞留抑制部材の凸部が還流板に当接して摺擦部材の現像剤による変位を抑制しているため、現像剤を摺擦するときの抗力により摺擦部材がギャップ拡大方向へ変位するのを低減でき、第2のギャップ量を維持することができる。しかも、還流板の変位を低減することができ、現像剤の循環性を維持することができる。
また、本発明によれば、規制部材及び摺擦部材の温度変化による変形量の差を少なくすることができるため、第1及び第2のギャップの変化量を少なくすることができ、第1及び第2のギャップを安定させることができる。
また、本発明によれば、現像ローラ、規制部材及び摺擦部材の相互の位置関係を精度良く維持することができるため、第1及び第2のギャップ量を維持することができる。しかも、現像ローラ、規制部材及び摺擦部材をユニットにすることができるため、組立て作業性が向上する。
また、本発明によれば、搬送量の平均値M2avが第2のギャップG2・(M1/G1)以下でも現像剤の一部が規制部材と接触摺動し、予備帯電による循環量を増加させる効果がある。
また、本発明によれば、第3のギャップG3が4.2mm以上であるため、第3のギャップでの現像剤の循環抵抗を小さくでき、循環経路抵抗による現像剤循環量の低下を抑制できる効果がある。
また、本発明によれば、第3のギャップが第2のギャップよりも大きいため、第3のギャップでの現像剤の循環抵抗を小さくでき、循環経路抵抗による現像剤循環量の低下を抑制できる効果がある。
また、本発明によれば、画質向上のため現像剤を小粒径化すると現像剤の適正トナー濃度が大きくなり、磁気吸引力が弱まり規制部材の直下に落下し易くなり、特に効果を発揮する。
以下本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
図1は本発明に係る現像装置の構成を示す断面図である。
この現像装置は、2成分の現像剤が収容されるホッパ1と、感光体ドラム2に担持された静電潜像に前記現像剤を搬送し、前記静電潜像を現像するための現像ローラ3と、該現像ローラ3との間で前記現像剤の静電潜像への搬送量を規制する規制部材4と、現像ローラ3と規制部材4とで形成される第1のギャップG1よりも大きい第2のギャップG2で現像ローラ3と向き合い、第1のギャップG1へ搬送する現像剤の層厚を規制して該現像剤を摺擦するための摺擦部材5と、規制部材4により規制された余剰現像剤を規制部材4と離隔する位置へ還流する還流板6と、ホッパ1内の現像剤を撹拌する撹拌ローラ7とを備えている。尚、規制部材4、摺擦部材5及び還流板6は現像ローラ3に対応する長さに形成されている。
ホッパ1は感光体ドラム2の周面に臨む位置に開放部1aが設けられており、この開放部1aと離隔した位置に現像剤補給部1bが開設されている略角柱形であり、このホッパ1内の開放部1aに臨む位置に現像ローラ3及び規制部材4が配置され、現像剤補給部1bに臨む位置に撹拌ローラ7が回転自在に配置されている。また、現像剤補給部1bと撹拌ローラ7との間には現像剤補給部1bからホッパ1内へ供給された現像剤(トナー)を撹拌ローラ7へ搬送する搬送ローラ8が回転自在に配置されている。また、撹拌ローラ7の下側にはホッパ1内のトナーの濃度を検出するための透磁率センサ9が設けられており、撹拌ローラ7により撹拌されるトナー量が適正量よりも減少したとき検出値に基づいて現像剤補給部1bからトナーを補給することができるように構成されている。
現像ローラ3は複数の周方向位置に断面形状が長方形の棒磁石からなる磁極N1,N2,N3及び磁極S1,S2,S3,S4が離隔して放射状に配設された多極着磁のマグネットローラ31と、該マグネットローラ31に回転自在に外嵌された非磁性のスリーブ32とを備えている。マグネットローラ31は両端部がホッパ1の両側壁に非回転に支持されており、磁極N1が感光体ドラム2の周面と向き合う位置に配置され、磁極N2が第2のギャップG2と向き合う位置に配置されている。この磁極N1,N2は現像ローラ3の周方向となる幅寸法の中央が磁極中心軸P1,P2になっており、この磁極中心軸P1,P2を棒磁石の全長に亘って有する。
感光体ドラム2の周面と向き合う磁極N1は感光体ドラム2の中心軸O1及び現像ローラ3の中心軸O2を通る直線に対して磁極中心軸P1が現像剤の搬送上流側へ3°変位するように配置されている。この磁極N1の磁極中心軸P1の偏倚量は計測器により計測される。この計測器には感光体ドラム2の中心軸O1を中心として回動する磁性の指針を有しており、この指針の回動角度に基づいて前記偏倚量が検出される。
図2は要部の拡大図である。第2のギャップG2と向き合う磁極N2は第2のギャップG2の最小位置aに対して磁極中心軸P2が規制部材4と反対側、換言すれば現像剤の搬送上流側へ1.5°変位した位置よりも規制部材4側(搬送下流側)となるように配置されている。また、現像ローラ3の周方向となる幅寸法Dmを4mmとしてある。
規制部材4は現像ローラ3との間で現像剤の搬送量を規制しつつ現像剤の主帯電を行うものであり、断面形状が長方形の非磁性の金属板からなり、該規制部材4の幅方向一端面が現像ローラ3の周面と第1のギャップG1で向き合っている。この規制部材4と摺擦部材5とは線膨張係数がほぼ等しい、換言すれば近似している材料により形成されており、温度変化により規制部材4及び摺擦部材5が長手方向両端間で湾曲変位する場合においても第1及び第2のギャップG1,G2の変動を少なくすることができるようにしてある。また、規制部材4はホッパ1の開放部1a内側であり、磁極S1及びN2の間となるように配置され、該規制部材4に取着されたカバー体10により開放部1aに取着されている。尚、規制部材4と摺擦部材5とはアルミニウム、ステンレス等の金属板により形成される。
摺擦部材5は現像ローラ3との間で第1のギャップG1へ搬送する現像剤の搬送量(層厚)を規制しつつ現像剤を摺擦して現像剤の予備帯電を行うものであり、この摺擦部材5が非磁性の還流板6と一体に形成されている。還流板6は現像ローラ3の上部から撹拌ローラ7の上部にかけて現像ローラ3側が高くなるように傾斜配置されており、この還流板6の現像ローラ3側端部を現像ローラ3側へ折り返すことにより折り返し片6aが形成されており、該折り返し片6aを摺擦部材5としてある。
摺擦部材5は扁平になっているのに対して現像ローラ3は円形であるため、第2のギャップG2には最小位置aがある。
第2のギャップG2と、第1のギャップG1(mm)及び磁極N2の幅寸法Dm(mm)とは次の関係となるように設定されている。
G1<G2≦0.8×Dm
第1のギャップG1は主として0.5mmとし、第2のギャップG2は主として2.3mm、3.2mmとするのが好ましい。また、磁極N2の幅寸法Dmは前記したように4mmになっているが、この幅寸法は適宜の寸法であればよい。
また、第1及び第2のギャップG1,G2と、第1のギャップG1から搬送された単位長さ当りの現像剤量M1(g/s/cm)と,第2のギャップG2へ搬送される単位長さ当りの現像剤量M2(g/s/cm)とは次の関係となるように設定されている。
M2>(M1/G1)G2
尚、M1,M2は規制部材及び摺擦部材の長手方向の測定長さ寸法が5cm、10秒間のギャップ通過量を測定したものである。(M1/G1)はギャップの単位長さ当りのギャップ通過現像剤重量(g)である。
ホッパ1内に配置された規制部材4の近傍には第1のギャップG1へ搬送する現像剤、換言すれば規制部材4により搬送が規制された余剰現像剤が規制部材4に対して搬送上流側に滞留するのを抑制するための第1の現像剤滞留抑制部材12が設けられており、また、摺擦部材5の近傍には第2のギャップG2へ搬送する現像剤が摺擦部材5に対して搬送上流側で滞留するのを抑制するための第2の現像剤滞留抑制部材13が取着されている。
第1及び第2の現像剤滞留抑制部材12,13は現像ローラ3に対応する長さを有する金属、合成樹脂等の非磁性材料からなる。第1の現像剤滞留抑制部材12は規制部材4の幅方向他端部及びホッパ1の上壁間に還流板6と上下に離隔して配設されており、前記余剰現像剤を還流板6へスムーズに還流させるようにしてある。また、現像剤滞留抑制部材12の下部には還流板6の上面に当接する複数の凸部12aが長手方向に離隔して突設されており、この凸部12aにより還流板6の上方への撓みを規制するようにしてある。尚、図1の現像剤滞留抑制部材12は規制部材4から還流板6の一端部にかけて設けられているが、現像剤滞留抑制部材12の規制部材4からの長さは特に制限されない。また、現像剤滞留抑制部材12は規制部材4と一体であってもよい。
第2の現像剤滞留抑制部材13は摺擦部材5及び還流板6の間から還流板6の下面に沿って配設されており、現像剤を第2のギャップG2へスムーズに搬送させるようにしてある。尚、現像剤滞留抑制部材13は還流板6と一体であってもよい。
図3は現像ローラ等の支持構造を示す分解斜視図である。以上のようにホッパ1内に配置された現像ローラ3、規制部材4、還流板6(及び摺擦部材5)は2つの共通の支持部材11,11に支持されており、この支持部材11,11に支持した状態でホッパ1内に組み込むことができるようにしてある。支持部材11,11は扁平の板体からなり、中央部には現像ローラ3の両端軸部3aが嵌入される大径の貫通孔11a,11aが穿設されており、一端部には規制部材4に取着された現像剤滞留抑制部材12の両端部に穿設された複数のねじ孔12b,12bと向き合う小径の貫通孔11b,11b、及び摺擦部材5に取着された現像剤滞留抑制部材13の両端部に穿設された複数のねじ孔13a,13aと向き合う小径の貫通孔11c,11cが穿設されている。そして、現像ローラ3の両端軸部3aが貫通孔11a,11aに嵌入され、支持部材11,11間に規制部材4及び摺擦部材5を配置した状態で貫通孔11b,11cからねじ孔12b,13aに子小ねじ等の雄ねじを螺締することによりユニットを形成することができ、このユニットをホッパ1内に組み込むことができる。
以上のように構成された現像装置のホッパ1内には2成分の現像剤が収容される。現像剤は磁性粉体等のキャリア及びトナーからなる。この現像剤は一般的な粒径よりも小粒径とした現像剤が用いられる。キャリアは一般的な平均粒径が85μmであるのに対して、本発明のキャリアは平均粒径を65μm以下としてある。また、トナーの一般的な平均粒径が8.5μmであるのに対して、本発明のトナーは平均粒径を7.5μm以下としてある。
感光体ドラム2に担持された静電潜像を現像する場合、感光体ドラム2は図1の時計回りに回転し、現像ローラ3のスリーブ32及び撹拌ローラ7は図1の反時計回りに回転し、ホッパ1内の現像剤は撹拌ローラ7により撹拌されつつ現像ローラ3により第2のギャップG2へ搬送され、この第2のギャップG2により搬送量(層厚)が規制され、摺擦部材5により摺擦されつつ第2のギャップG2を通過する。第2のギャップG2へ搬送される現像剤は第2の現像剤滞留抑制部材13により滞留が抑制されつつ第2のギャップG2へスムーズに搬送される。第2のギャップG2を通過した現像剤は第1のギャップG1へ搬送される。第2のギャップG2は第1のギャップG1よりも大きく設定してあるため、規制部材4により余剰現像剤を確実に発生させることができ、また、摺擦部材5により現像剤循環量を得ることができる。余剰現像剤は第1の現像剤滞留抑制部材12により滞留が抑制されつつ還流板6側へ還流され、該還流板6により撹拌ローラ7の上部へ還流され、全体として還流板6の周りを現像剤が循環する。
第2のギャップG2は現像ローラ3との間で現像剤を摺擦するための摺擦部材5により形成されているため、現像剤が第2のギャップG2を通過するとき、現像剤を予備帯電することができ、この予備帯電した現像剤の搬送量を規制部材4が規制するため、予備帯電した現像剤を規制部材4により主帯電することができる。しかも、磁極N2の磁極中心軸P2が第2のギャップG2の最小位置aに対して搬送上流側へ1.5°変位した位置よりも搬送下流側となるように磁極N2を配置してあるため、図4〜図7に示すように磁極N2の磁極中心軸P2へ向かう磁気力が第2のギャップG2に発生する。
図4は磁極中心軸上での半径方向距離、及び磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する磁束密度のスカラー量を現わした図であり、図5は磁極中心軸上での半径方向距離、及び磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する磁束密度の半径方向成分を現わした図であり、図6は磁極中心軸上での半径方向距離、及び磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する磁束密度の回転方向成分を現わした図である。尚、図4〜図6において半径方向距離は現像ローラ3の半径寸法に第2のギャップG2の寸法を加算した距離である。
図7の(a)は磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する半径方向成分の磁束密度を現わした図であり、図7の(b)は磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する半径方向成分の正規化磁束密度を現わした図であり、横軸の正数は最小位置aからの変位角度が搬送上流側であり、横軸の負数は最小位置aからの変位角度が搬送下流側である。この図7では磁極中心軸P2上での第2のギャップG2の寸法、及び磁極中心軸P2の最小位置aからの変位角度を変えることにより磁束密度成分を変更することができ、また、この磁束密度成分を正規化することにより、磁極N2の幅寸法Dm=4mmでは図7の(b)のように1つのパラグラフにできることが分かる。尚、図7においては現像ローラ3の半径寸法を25mmとし、この25mmの半径寸法に第2のギャップG2の寸法2.5mm、3.5mm、7.0mmを加算した寸法が現像ローラ3の半径方向距離27.5mm、28.5mm、32.0mmである。
図8の(a)は磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する回転方向成分の磁束密度を現わした図であり、図8の(b)は磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する回転方向成分の正規化磁束密度を現わした図であり、横軸の正数は最小位置aからの変位角度が搬送上流側であり、横軸の負数は最小位置aからの変位角度が搬送下流側である。図8の(a)の回転方向成分の磁束密度を正規化することにより図8の(b)のように1つのパラグラフにできることが分かる。
図9は磁極中心軸上での半径方向距離と正規化磁束密度との関係を示す図である。磁極N2の幅寸法Dmは4mmであり、第2のギャップG2は、G1<G2≦0.8×Dmとなるように設定されているため、G2≦0.8×Dmを2.3mm≦3.2mmとすることにより、還流板6近傍の磁束密度Bが高い状態(B≧41%)、即ち、磁束密度の2乗に比例する磁気吸引力が現像剤のキャリアに加わり(B^2≧17%)、比較的大きな摩擦力を受ける状態で摺擦部材5の搬送下流側端で層厚規制され、予備帯電を効率よくできる。また、望ましくはG2≦(2/3)・Dm、即ち、2.3mm≦2.7mmとすることにより還流板6近傍の磁束密度Bが比較的高い状態(B≧45%)、即ち、磁束密度の2乗に比例する磁気吸引力がキャリアに加わる(B^2≧20%)。
しかも、第1及び第2のギャップG1,G2と、単位長さ当りの現像剤量M1と,単位長さ当りの現像剤量M2とはM2>(M1/G1)G2となるように設定されているため、第2のギャップG2に搬送される現像剤は摺擦部材5により層厚の規制を受けないので層厚は不均一であり、搬送量の平均値M2avが第2のギャップG2・(M1/G1)以下でも現像剤の一部が規制部材4と接触摺動し、予備帯電による循環量を増加させる効果がある。しかし、規制量以下の状態では摺擦状態は搬送量、現像剤層形成状態に大きく依存するため不安定となるが、上記の設定により不安定となることを抑制できる。
図10は第2のギャップの最小位置aに対する磁極中心軸の位置と現像剤循環量との関係を示す図である。
現像剤循環量はホッパ1内の現像剤量及び第2のギャップの距離により影響を受けることになるため、図10では、ホッパ1内の現像剤量を1400g又は1250gとし、第2のギャップG2を4mm、3.2mm、2.3mmとして現像剤循環量を測定した。磁極N2の磁極中心軸P2が第2のギャップG2で最小となる最小位置aから搬送上流側へ1.5°変位した位置に至る間では、最小位置aに対して搬送上流側で磁気力が磁極中心軸P2へ吸引されるため、第2のギャップG2での磁気力による現像剤の搬送量が最小位置aから搬送下流側へ変位している場合に比べて低下し、図10に示すように安定した量の現像剤循環量が得られる。
この現像剤循環量は磁極中心軸P2を最小位置aに対して搬送下流側へ変位した位置となるように磁極N2を配置することにより、図10に示すように漸次増加することになるが、第2のギャップG2が2.3mmでは、磁極中心軸P2が最小位置aに対して搬送下流側へ1.5°変位した位置で摺擦部材5が現像剤の搬送量を規制し始めることになるため、磁極中心軸P2を最小位置aに対して搬送下流側へ1.5°以上に変位させても現像剤循環量を安定させることができる。また、第2のギャップG2が4mmでは、摺擦部材5が現像剤の搬送量を殆ど規制しないため、第2のギャップG2が3.2mm、2.3mmの場合のように現像剤循環量を増加することができない。
還流板6と第1の現像剤滞留抑制部材12とで形成される第3のギャップG3の循環経路抵抗により現像剤循環量が抑制される場合がある。
図11は第3のギャップと現像剤循環量との関係を示す図であり、還流板6と第1の現像剤滞留抑制部材12とで形成される第3のギャップG3(mm)を変化させたときの現像剤循環量(g/sec・cm)を測定した結果を示す。 図11より、第3のギャップG3が4.0mm以下で現像剤循環量が急激に減少するが、第3のギャップG3を4.2mm以上とすることにより安定した現像剤循環量が確保できることが分かる。尚、第3のギャップG3の上限は現像剤の最大循環量により決まるが、4.2〜5.2mmの範囲で安定した循環を確認しており、上限は5.2mm以上である。
これは図10に示すように第2のギャップG2が4mmでは摺擦部材5が現像剤循環量を殆ど規制しなかったのに対し、第2のギャップG2が3.2mm、2.3mmでは摺擦部材5が現像剤循環量を規制しているのと同様に第3のギャップG3が4mm以下になると現像剤滞留抑制部材12と現像剤との摺擦によりギャップG3における循環経路抵抗が急激に増加し、現像剤循環量の急激な低下をきたすものである。
図12は本発明に係る現像装置が装着された画像形成装置の要部の構成を示す縦断正面図である。
以上のように構成された現像装置は例えば電子写真プロセス部を有する画像形成装置に装着される。この画像形成装置は、図12に示すように原稿の画像を読み取るためのスキャナ20と、周面に静電潜像が担持される回転可能な感光体ドラム2(画像形成部)と、該感光体ドラム2を帯電する帯電手段21と、原稿画像に対応する静電潜像を感光体ドラム2に担持させるレーザービームスキャナーを有する露光手段と、前記静電潜像を現像する現像装置Aと、現像された感光体ドラム2のトナー画像をシートに転写する転写手段22と、感光体ドラム2に残留する現像剤を除去するクリーニング手段と、感光体ドラム2の帯電を取り除く除電手段と、感光体ドラム2に向けてシートを供給するシート供給ユニット23と、画像が形成されたシートを後処理するシート後処理部24とを備えたデジタル複写機である。
尚、以上説明した実施の形態では摺擦部材を還流板と板に形成してあるが、その他、摺擦部材は還流板と別に形成された構成としてもよい。
本発明に係る現像装置の構成を示す断面図である。 本発明に係る現像装置の要部の拡大図である。 現像ローラ等の支持構造を示す分解斜視図である。 磁極中心軸上での半径方向距離、及び磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する磁束密度のスカラー量を現わした図である。 磁極中心軸上での半径方向距離、及び磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する磁束密度の半径方向成分を現わした図である。 磁極中心軸上での半径方向距離、及び磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する磁束密度の回転方向成分を現わした図である。 (a)は磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する半径方向成分の磁束密度を現わした図であり、(b)は磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する半径方向成分の正規化磁束密度を現わした図である。 (a)は磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する回転方向成分の磁束密度を現わした図であり、(b)は磁極中心軸の最小位置aからの変位角度に対する回転方向成分の正規化磁束密度を現わした図である。 磁極中心軸上での半径方向距離と正規化磁束密度との関係を示す図及び図表である。 第2のギャップの最小位置aに対する磁極中心軸の位置と現像剤循環量との関係を示す図及び図表である。 第3のギャップと現像剤循環量との関係を示す図である。 本発明に係る現像装置が装着された画像形成装置の要部の構成を示す縦断正面図である。 従来の現像装置の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 ホッパ
2 感光体ドラム(画像形成部)
3 現像ローラ
4 規制部材
5 摺擦部材
6 還流板
11 支持部材
12 第1の現像剤滞留抑制部材
12a 凸部
13 第2の現像剤滞留抑制部材
31 マグネットローラ
G1 第1のギャップ
G2 第2のギャップ
G3 第3のギャップ
P2 磁極中心軸
A 現像装置

Claims (15)

  1. 現像剤を搬送するためのマグネットローラを有し、静電潜像を現像するための現像ローラと、該現像ローラとの間で前記現像剤の静電潜像への搬送量を規制する規制部材と、該規制部材により規制された余剰現像剤を前記規制部材と離隔する位置へ還流させる還流板とを備えている現像装置において、前記現像ローラと前記規制部材とで形成される第1のギャップよりも大きい第2のギャップで現像ローラと向き合い、第1のギャップへ搬送する現像剤を摺擦するための摺擦部材を備えており、前記マグネットローラは複数の周方向位置に磁極を有しており、1つの磁極は、該磁極の磁極中心軸が第2のギャップと向き合う位置で、且つ前記磁極中心軸が第2のギャップの最小位置に対して前記規制部材と反対側へ1.5°変位した位置よりも前記規制部材側となるように配置してあることを特徴とする現像装置。
  2. 現像剤を搬送するためのマグネットローラを有し、静電潜像を現像するための現像ローラと、該現像ローラとの間で前記現像剤の静電潜像への搬送量を規制する規制部材と、該規制部材により規制された余剰現像剤を前記規制部材と離隔する位置へ還流させる還流板とを備えている現像装置において、前記現像ローラと前記規制部材とで形成される第1のギャップよりも大きい第2のギャップで現像ローラと向き合い、第1のギャップへ搬送する現像剤を摺擦するための摺擦部材を備えており、前記マグネットローラは複数の周方向位置に磁極を有しており、1つの磁極は、第2のギャップと向き合う位置で、且つ該磁極の磁極中心軸が第2のギャップの最小位置と一致するように配置してあることを特徴とする現像装置。
  3. 現像剤を搬送するためのマグネットローラを有し、静電潜像を現像するための現像ローラと、該現像ローラとの間で前記現像剤の静電潜像への搬送量を規制する規制部材と、該規制部材により規制された余剰現像剤を前記規制部材と離隔する位置へ還流させる還流板とを備えている現像装置において、前記現像ローラと前記規制部材とで形成される第1のギャップよりも大きい第2のギャップで現像ローラと向き合い、第1のギャップへ搬送する現像剤を摺擦するための摺擦部材を備えており、前記マグネットローラは複数の周方向位置に磁極を有しており、1つの磁極は、第2のギャップと向き合う位置で、且つ該磁極の磁極中心軸が第2のギャップの最小位置と一致する位置乃至前記規制部材と反対側へ1.5°変位した位置に挟まれた領域に配置してあることを特徴とする現像装置。
  4. 前記1つの磁極は、前記磁極中心軸が第2のギャップの最小位置よりも前記規制部材側となるように配置してある請求項1記載の現像装置。
  5. 前記第2のギャップG2(mm)は、
    G1<G2≦0.8×Dm
    但し、G1:第1のギャップ(mm)、Dm:磁極の幅寸法(mm)
    となるようにしてある請求項1乃至4の何れかひとつに記載の現像装置。
  6. 前記規制部材及び/又は前記摺擦部材の近傍に前記ギャップへ搬送する現像剤が滞留するのを抑制するための現像剤滞留抑制部材を備えている請求項1乃至5の何れかひとつに記載の現像装置。
  7. 前記摺擦部材は前記還流板と一体に形成されている請求項1乃至6の何れかひとつに記載の現像装置。
  8. 前記規制部材の近傍に備える前記現像剤滞留抑制部材は前記還流板に当接して前記摺擦部材の現像剤による変位を抑制すべき凸部を有する請求項7記載の現像装置。
  9. 前記規制部材及び摺擦部材は線膨張係数が近似している請求項1乃至8の何れかひとつに記載の現像装置。
  10. 前記現像ローラ、規制部材及び摺擦部材は共通の支持部材に支持されている請求項1乃至9の何れかひとつに記載の現像装置。
  11. 前記第2のギャップへ搬送される現像剤量M2(g/s/cm)は、
    M2>(M1/G1)G2
    但し、G1:第1のギャップ(mm)、G2:第2のギャップ(mm)
    M1:第1のギャップから搬送される現像剤量(g/s/cm)
    となるようにしてある請求項1乃至10の何れかひとつに記載の現像装置。
  12. 前記還流板と前記規制部材の近傍に設けられた前記現像剤滞留抑制部材とで形成される第3のギャップは4.2mm以上である請求項6乃至11の何れかひとつに記載の現像装置。
  13. 前記第3のギャップは前記第2のギャップよりも大きくしてある請求項12に記載の現像装置。
  14. 平均粒径65μm以下の磁性粉体及び平均粒径7.5μm以下のトナーを有する現像剤が収容されたホッパを備えている請求項1乃至11の何れかひとつに記載の現像装置。
  15. 静電潜像を現像する請求項1乃至14の何れかひとつに記載の現像装置と、現像された画像をシートに形成する画像形成部とを備えていることを特徴とする画像形成装置。
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