JP3654797B2 - 伝言システム及び伝言装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワークに接続している複数のユーザが、互いにネットワーク上に設営された仮想空間を共有してテキストベースで会話可能な会話システムに関する。さらに詳しくは、会話システムを利用して円滑なコミュニケーションを促進するための技術に関する。
【0002】
本発明において、会話システムとは、複数の会話装置を含んで構成されるシステムである。会話装置は、ネットワークに接続され、ネットワーク上に設営された仮想的な会話空間を共有し、互いに会話形式でテキストメッセージの送受信を行う。
IRC(Internet Relay Chat)とは、IRCプロトコルに準拠して構築される会話システムの1種である。IRCは、IRCサーバとIRCクライアントとがインターネットなどを介して接続されて構成される。IRCクライアントは、チャネルと呼ばれる仮想空間を共有し、テキストメッセージをリアルタイムに送受信する。IRCサーバは、同一のチャネルを共有するIRCクライアントに、メッセージを同報する。IRCにおいては、各IRCクライアントは、ニックネームと呼ばれる識別子により一義的に特定される。
【0003】
【従来の技術】
近年のインターネットの急速な普及に伴い、会話システムとしてIRCが広く知られるようになってきている。IRCにおいては、ユーザは複数のチャネルに参加可能である。また、ユーザは、参加している複数のチャネルにおける会話を見ることができ、また自らもチャネルに対して発言して会話に参加できる。
【0004】
インターネットの普及により、遠隔地に位置するオフィス間で相互に協調しながら仕事を進める機会が増えてきている。例えば、地理的に離れた1つの部内のメンバーが、常時特定のチャネルに参加し、情報をやりとりしたり意志の疎通を図ったりする仕事のスタイルが日常的になりつつある。このような仕事環境では、互いに情報を共有しているという認識の元で仕事を行うことが重要である。IRCシステムをはじめとする会話システムは、情報をリアルタイムに共有して前記認識を築くためのコミュニケーションツールとして適している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述の会話システムを使用することにより、地理的に離れながらも情報の共有や意志の疎通を図ることが可能になっている。しかし、これはあくまでもユーザが会話システムに接続可能な場合であって、接続できない場合にはこの利点を享受することが出来ない。
【0006】
例えば、ある利用者が出張先でグループのメンバ全員に連絡したいことが発生したとする。会話システムへ接続可能であれば、会話システムに接続し、当該グループ用の仮想空間に対して要件を発言することにより、グループ全員に連絡事項を直接伝えることが可能である。しかし、会話システムに接続できなければ、複数のメンバー全員に直接要件を伝えることは困難である。
【0007】
複数のメンバーに同一の要件を伝えようとした場合、現在では下記のような方法が考えられる。
(A)出先からいつも自分がいる場所に電話をし、電話を取り次いだ人間に頼んで代理でチャネルにメッセージを発言してもらう。
(B)伝言ダイヤルを利用してメッセージを残し、同じ部署に所属する人達に定期的にアクセスしてもらう。
【0008】
(C)携帯電話のショートメッセージ機能を利用し、多数の人に電子メールを同時に配送できるメーリングリストによりメッセージを流す。
しかし、前記(A)〜(C)の方法は以下のような問題点がある。
(A)メッセージを間接的にしか伝えられないため、本当に伝えたいニュアンスが全員に確実に伝わるかどうか不安である。
【0009】
(B)同じ部署に属する人達に伝言ダイヤルへの定期的なアクセスを強要することになるので、面倒であるしアクセスを忘れた場合伝言が伝わらないなど、現実的な方法とは言えない。また、リアルタイムに伝言が伝わらない。
(C)伝えることのできる情報量が少ない。また、たくさんの情報を伝えようとすると、操作が複雑になる。また、相手が電子メールを見るまで伝言が伝わらない。
【0010】
すなわち、会話システムに接続できない場合に、会話システム上の複数のユーザにメッセージをリアルタイムにかつ容易に伝えることができる手段は未だ提供されていない。
本発明は、会話システムを利用し、会話システムに直接接続できない場合であっても会話システム上の複数のユーザに直接メッセージをリアルタイムで伝えることができる技術を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために、本願第1発明は、ネットワークに接続され前記ネットワーク上に仮想的に設営された会話空間を共有して互いに会話形式で文書を送受信する会話装置を含んで構成される会話システムに用いられ、
A;前記会話システムとは独立した通信機能を有する情報端末から、通信データと、前記会話空間またはいずれかの前記会話装置を特定する対象特定データとを、前記通信機能を介して受信し、
B;前記受信した通信データと対象特定データとを対応付けて保存し、
C;前記対象特定データで特定された仮想空間またはいずれかの前記会話装置に、前記会話システムを介し、前記データの保存場所を通知する、伝言方法を提供する。
【0012】
会話システムとして例えばIRCを用いる場合、ネットワークとはインターネットである。会話システムとは独立した通信機能を有する情報端末としては、例えば電話回線網上の電話機、ファックス、インターネットとは独立なPC(Personal Computer)など、通常の情報端末を用いることができる。IRCクライアントまたはIRCサーバが動作可能な他の第2情報端末は、前記情報端末からのデータを受信するための通信機能を有している。第2情報端末は、前記通信機能により、音声データやイメージデータ、テキストデータなどを情報端末から受信する。第2情報端末は、受信したデータを保存し、保存場所のアドレスを会話空間や特定のユーザに会話システムを介して通知する。アドレスとしては、例えばURL(Uniform Resource Locator)を用いることができる。
【0013】
前記URLを通知されたユーザは、通常の方法を用いて伝言を取得することができる。例えば、ユーザは、IRCクライアント上で前記URLを通知されると、ブラウザを用いてURLにアクセスする。このアクセスを受けたWWW(World Wide Web)サーバは、URLの内容をユーザ端末に送信する。
本願第2発明は、ネットワークに接続され前記ネットワーク上に仮想的に設営された会話空間を共有して互いに会話形式で文書を送受信する会話装置を含んで構成される会話システムとともに用いられる伝言システムを提供する。この伝言システムは、蓄積手段と第2情報端末とを備えている。
【0014】
蓄積手段は、前記ネットワークに接続された装置を介して前記ネットワークに接続されまたは前記ネットワークに直接接続され、かつデータを蓄積可能である。第2情報端末は、前記会話システムとは独立な通信機能を有する第1情報端末から、通信データと、前記会話空間またはいずれかの前記会話装置を特定する対象特定データとを前記通信機能を介して受信し、前記受信した通信データと対象特定データとを対応付けてを前記蓄積手段に保存する。さらに、第2情報端末は、前記対象特定データで特定された仮想空間またはいずれかの前記会話装置に、前記会話システムを介して、前記通信データの保存場所を通知する。
【0015】
会話システムとしてIRCを、蓄積手段としてウェブページを、第1情報端末として電話機を、それぞれ用いる場合を例に取る。ユーザAは、電話機を用いて第2情報端末に電話をかけ、例えばチャネル#CH1を指定して音声による伝言を送出する。第2情報端末は、伝言を“URL1”で特定されるウェブページにそのまま保存する。
【0016】
さらに、第2情報端末は、チャネル#CH1に対し、IRCプロトコルを用いて“URL1”を通知する。チャネル#CH1に参加している複数のユーザは、通知された“URL1”に適当なブラウザでアクセスすることにより、ユーザAからの生の音声を聞くことができる。従って、IRCに接続できない場合であっても、多数の人にリアルタイムに生のデータを送信することができる。
【0017】
本願第3発明は、ネットワークに接続され前記ネットワーク上に仮想的に設営された会話空間を共有して互いに会話形式で文書を送受信する会話装置を含んで構成される会話システムとともに用いられる伝言装置を提供する。この伝言装置は、外部通信手段と、対象切替手段と、保存手段と、通知手段と、を備えている。
【0018】
外部通信手段は、前記会話システムとは独立な通信機能を有する第1情報端末から、音声データ、テキストデータまたは画像データを、前記通信機能を介して受信する。対象切替手段は、前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定を、前記第1情報端末から前記通信機能を介して受け付ける。保存手段は、前記ネットワークに接続された装置を介して前記ネットワークに接続された場所または前記ネットワークに直接接続された場所に、前記受信した音声データ、テキストデータまたは画像データ(以下、単に通信データという)と、前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定とを、対応付けて保存する。通知手段は、前記指定された会話空間またはいずれかの会話装置に対し、前記データの保存場所を、前記会話システムを介して通知する。
【0019】
本発明の伝言装置は、前記第2発明における第2情報端末に相当する。前記第2発明と同様の例を用いて説明すれば、外部通信手段は、電話回線と接続され、音声データを受信可能である。対象切替手段は、例えば電話機に対して宛先の入力を促すメッセージを送出し、入力された宛先を取得する。宛先は、チャネルまたはいずれかのIRCクライアントから選択される。保存手段は、電話機からの音声データをWWWサーバの管理下にあるデータとして保存可能である。通知手段は、対象手段が取得した宛先に対し、音声データが保存されたウェブページのURLを、IRCサーバまたはIRCクライアントを介して通知する。
【0020】
なお、第1情報端末から受信し、保存するデータは、音声に限らない。例えば、第1情報端末がファックスの場合、伝言装置は、第1情報端末からイメージデータを受信し、ウェブページに保存する。また、第1情報端末が会話装置を有しない携帯情報端末の場合、伝言装置はテキストデータを受信し、ウェブページに保存する。例えば、第1情報端末が、IRCクライアントを有していないが、電子メールを送受信可能な場合である。
【0021】
本願第4発明は、前記第3発明において、前記対象切替手段は、前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定の送信を前記第1情報端末に対して要求し、前記要求に対して前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定を受信する伝言装置を提供する。
本願第5発明は、前記第3発明において、認証情報蓄積手段と、認証手段と、をさらに備える伝言装置を提供する。認証情報蓄積手段には、所定の認証情報がユーザ毎に蓄積されている。認証手段は、前記第1情報端末に対し所定の認証情報の入力を要求し、入力された認証情報と前記蓄積されている認証情報とを比較してユーザの認証を行う。
【0022】
認証情報としては、例えばパスワード、ユーザ識別番号、これらの音声データなどを挙げることができる。認証手段を用いてユーザの認証を行うことにより、特定のユーザ間での伝言のやりとりが第3者に漏洩することを防止できる。
本願第6発明は、前記第3発明において、発言蓄積手段と、会話取得手段と、変換手段と、をさらに備える伝言装置を提供する。発言蓄積手段は、前記会話空間内の発言履歴を会話空間毎に蓄積する。会話取得手段は、前記会話空間内の発言を前記会話装置から取得し、前記発言蓄積手段に格納する。変換手段は、前記対象切替手段が会話空間の指定を受け付けた場合、指定された仮想空間の発言履歴を前記発言蓄積手段から取得し、前記第1情報端末に適合する形式に変換する。
【0023】
例えば、会話取得手段は、IRCクライアントを介して各仮想空間の発言履歴を作成し、発言蓄積手段に保存する。対象切替手段がチャネルの指定を電話機から取得すると、変換手段は、指定されたチャネルの発言履歴を発言蓄積手段から取得する。次いで、変換手段は、テキストデータである発言履歴を音声データに変換し、音声を再生して電話機に送出する。第1情報端末がファックスの場合、変換手段は発言履歴をイメージデータに変換して送出する。ユーザが直接会話システムに接続できない場合でも、チャネル内の会話を外部の情報端末を用いて取得することができる。
【0024】
本願第7発明は、前記第3発明において、前記保存手段が前記受信した通信データの送信先、送信元及び保存場所を対応付けて蓄積する伝言テーブルを有し、
、留守録監視手段と、留守録通知手段と、をさらに備える伝言装置を提供する。留守録監視手段は、第1情報端末により会話空間が指定された場合、指定された会話空間宛に他の第1情報端末からの通信データが保存されているか否かを前記伝言テーブルに基づいて判断する。さらに、留守録監視手段は、前記第1情報端末宛に他の第1情報端末からの通信データが保存されているか否かを、前記伝言テーブルに基づいて判断する。留守録通知手段は、前記判断結果に従い、前記保存されている他の第1情報端末からの通信データを第1情報端末に送出する。
【0025】
例えば、伝言テーブルに、送信先として"USER-A"、送信元として"USER-B"、保存場所として"URL1"が蓄積されている。"USER-A"が伝言装置に電話機によりアクセスしてチャネル#CH1を指定した場合、伝言装置は次のように動作する。
まず、留守録監視手段は、"USER-A"宛の伝言及びチャネル#CH1宛の伝言を伝言テーブルから検索する。この場合、送信元が"USER-A"である伝言は、除外する。検索した結果"USER-A"宛の伝言を見つけると、留守録監視手段は、伝言の保存場所を留守録通知手段に通知する。留守録通知手段は、保存場所から例えば音声データを取りだし、"USER-A"の電話機に送出する。これにより、他のユーザが自分宛に送出したデータを、会話システム外で取得できる。また、特定のチャネルに対する他のユーザからのデータを、会話システム外で取得できる。
【0026】
本願第8発明は、ネットワークに接続され前記ネットワーク上に仮想的に設営された会話空間を共有して互いに会話形式で文書を送受信可能な情報端末に用いられ、下記A〜D段階を実行するための伝言プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
A;前記会話システムとは独立な通信機能を有する第1情報端末から、音声データ、テキストデータまたは画像データを、前記通信機能を介して受信する段階、
B;前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定を、前記第1情報端末から前記通信機能を介して受け付ける段階、
C;前記ネットワークに接続された装置を介して前記ネットワークに接続された場所または前記ネットワークに直接接続された場所に、前記受信した音声データ、テキストデータまたは画像データ(以下、単に通信データという)と、前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定とを、対応付けて保存する段階、
D;前記指定された会話空間またはいずれかの会話装置に対し、前記データの保存場所を、前記会話装置を用いて通知する段階。
【0027】
前記第3発明と同様の作用効果を奏する。
【0028】
【発明の実施の形態】
次に、本発明に係る伝言システムについて、図面を参照しながら具体的に説明する。
<第1実施形態例>
[全体構成]
図1は、第1実施形態例に係る伝言システムの全体構成図である。説明を容易にするため、本実施形態例においては、会話システムとしてIRCを用いた場合を例に取り、説明する。
【0029】
本実施形態例に係る伝言システムは、伝言装置1及び伝言DB3を含んで構成されている。
伝言装置1は、情報端末上に設けられ、IRCインターフェース(以下、I/Fという)とともに動作可能である。IRCI/Fとしては、後述するIRCシステムを構成するIRCクライアント7を用いることができる。伝言装置1は、IRCI/Fを介し、IRC上で発言の送受信が可能である。
【0030】
また、伝言装置1は、後述するようにインターネット5とは独立な通信網に接続するための通信機能を有している(図2参照)。伝言装置1は、前記通信機能を用いて前記通信網上の情報端末と接続可能である。この通信網上の情報端末とは、後述するアクセス装置2を指す。また、伝言装置1は、伝言DB3と通信可能である。伝言装置1は、後述するように、アクセス装置2から受信した音声データやイメージデータ、テキストデータ(以下、これらを総称して、伝言という)を伝言DB3にそのまま保存し、IRCシステム上で伝言の保存場所だけを通知する。
【0031】
伝言DB3は、伝言装置1が書き込む伝言を蓄積している。伝言DB3は、伝言装置1及び後述する提供装置4がアクセス可能なように、インターネット5上またはインターネット5とは独立に設けられる。より具体的には、伝言DB3は、伝言装置1が動作する情報端末上に設けられてもよい。また、インターネット5に接続されていないが、伝言装置1が接続可能な情報端末上に設けられても良い。
【0032】
伝言DB3は、通常のデータベースの構成とし、通常の方法により読み出し可能にしておくことが好ましい。例えば、WWWサーバの管理下にあるデータとして音声データを保存可能な伝言DB3を構築することが挙げられる。伝言DB3を通常のデータベースの構成とすることにより、伝言の読み出し及びユーザ端末への提供を、通常用いられるシステムにより実現することができる。
【0033】
前記伝言システムには、インターネット5への接続機能を有さないアクセス装置2と、インターネット5上の提供装置4とが接続されている。また、インターネット5上の情報端末には、IRCサーバ6及びIRCクライアント7が設けられ、IRCシステムを構成している。前記伝言装置1のIRCI/Fは、このIRCシステムに含まれる。
【0034】
アクセス装置2は、インターネット5とは独立な通信網9上の情報端末であり、前記通信網を介して伝言装置1と接続可能である。具体的には、電話回線網上の情報端末、すなわち電話機やファックスなどをアクセス装置2として挙げることができる。また、インターネット5上にないPCやWS(Work Station)なども相当する。以下においては、アクセス装置2が電話回線網や回線交換網に接続された電話機であり、伝言が音声データの場合について説明する。
【0035】
提供装置4は、インターネット5上に設けられている。提供装置4は、伝言DB3から伝言を読み出し、インターネット5上のユーザ端末に提供可能である。提供装置4としては、例えばインターネット5上でウェブページを提供するWWWサーバや、FTP(File Transfer Protocol)サーバを挙げることができる。本実施形態例においては、提供装置4としてWWWサーバを用いる場合を例に取り、説明する。提供装置4は、伝言装置1、伝言DB3及び/またはIRCサーバ6とともに同一の情報端末上に設けることができる。
【0036】
IRCクライアント7が動作するユーザ端末では、取得装置8が動作可能である。取得装置8は、前記提供装置4に対してデータの提供を要求し、データを取得するためのものである。例えば、提供装置4がWWWサーバの場合、取得装置8としてはウェブブラウザを用いることが挙げられる。ユーザは、IRCクライアント7を介して他のユーザからの音声データやイメージデータの保存場所を通知される。次いで、取得装置8により、前記保存場所に保存されている伝言を取得する。伝言が音声データの場合には音声メッセージが出力され、伝言がイメージデータの場合にはイメージが表示される。
【0037】
[伝言装置の構成]
図2は、伝言装置1の機能構成を示すブロック図である。伝言装置1は、電話インターフェース(I/F)部11、認証DB12、認証部13、保存部14、対象切替部15、通知部16、伝言テーブル17、留守録監視部18、格納部19、ログDB20、変換部21及び再生部22を有している。また、伝言装置1は、IRCI/Fとともに動作可能である。
【0038】
電話I/F部11は、アクセス装置2との間でコネクションを確立し、データの送受信を行う。また、電話I/F部11は、認証部13、対象切替部15、変換部21、留守録監視部18及び保存部14とアクセス装置2との間で、データの送受信を行う。
認証DB12には、ユーザの認証情報が蓄積されている。認証情報は、アクセス装置によるユーザのアクセスを許可するか否かの判断を行うために必要な情報である。認証情報としては、例えばID番号、パスワード、ユーザ名などやこれらの組み合わせを挙げることができる。認証情報は、テキストデータではなく、音声データであってもよい。例えば、ユーザの音声によるパスワードやID番号などを認証情報として蓄積しておくことも可能である。これらの認証情報は、会話システム上でユーザを一義的に特定可能な情報と対応付けて格納されている必要がある。本実施形態例では、IRCにおけるニックネームと対応付けて、認証情報を蓄積する。ニックネームとは、IRC上でIRCクライアントを一義的に特定するための識別情報である。
【0039】
図3に、認証DB12に蓄積されたデータの概念説明図を示す。認証DB12には、各ユーザのニックネームと、そのユーザの認証情報とが、対応付けられて蓄積されている。また、認証情報としては、ユーザIDと、パスワードとが用いられている。ここで、パスワードとしては、ユーザの音声によるパスワードが蓄積されている。この他に、認証情報としては、アクセス装置2のネットワークアドレスや、通信アドレスを用いることも可能である。ネットワークアドレスとは、電子メールアドレスやIPアドレスなどである。通信アドレスとは、電話番号やファックス番号などである。
【0040】
認証部13は、アクセス装置2に対し所定の認証情報の入力を要求する。認証部13は、アクセス装置2から送信される認証情報と認証DB12の認証情報とを比較する。認証部13は、前記比較結果に基づいて、アクセス装置からのアクセスを許可するか否か決定する。また、認証部13は、前記決定及び認証されたユーザのニックネームを、電話I/F部11に通知する。
【0041】
保存部14は、アクセス装置2から送信される伝言を、電話I/F部11を介して取得し、伝言DB3に格納する。本実施形態例においては、インターネット5上のウェブページに、アクセス装置2からの伝言をそのまま保存する。保存されるデータは、アクセス装置2から送信される音声データそのままであるため、アクセスユーザが伝えたいニュアンスをそのまま他のユーザに通知することができる。本実施形態例ではアクセス装置2が電話機であるが、例えばアクセス装置2がファックスの場合、保存部14は送信されたイメージデータをそのまま保存する。また、保存部14は、伝言が保存された保存場所を通知部16に通知する。具体的には、伝言が格納された場所を示すURLを、通知部16に通知する。
【0042】
対象切替部15は、電話I/F部11を介し、アクセス装置2に対し対象の特定を要求する。対象とは、アクセス装置2により伝言装置1に接続してきたユーザ(以下、単にアクセスユーザという)が、伝言を送信したいチャネルやユーザまたは会話内容を取得したいチャネルである。対象切替部15は、対象チャネルや対象ユーザのニックネームの入力を要求し、電話I/F部11を介してこれを取得する。対象切替部15は、入力された対象を、通知部16、留守録監視部18及び必要があれば変換部21に通知する。また、対象切替部15は、電話I/F部11からアクセスユーザのニックネームを取得し、通知部16及び留守録監視部18に通知する。
【0043】
なお、電話機におけるニックネームの入力は、数字キーを用いて行われる。ニックネームとしては、予め登録しておいた数字のIDを用いる。対象チャネルの指定は、以下のように行うことが考えられる。対象切り替え部15から対象チャネルの候補及び番号が音声で提示されると、対応する数字キーを入力して対象チャネルを指定する。また、対象切り替え部15に音声認識機能を設けることにより、ニックネームやチャネル名を音声で入力することも可能となる。
【0044】
通知部16は、保存部14から通知されたURLを、対象切替部15から通知された対象にIRCI/F部を介して通知する。具体的には、対象がチャネルである場合、通知部16は、URLを通知するテキストメッセージを対象チャネルに送出する。対象がユーザである場合、通知部16は対象ユーザがIRCサーバ6に接続しているか否かを判断する。接続している場合、通知部16は、URLを通知するテキストメッセージを、IRCI/F部を介して対象ユーザに通知する。対象ユーザがIRCサーバ6に接続していない場合、通知部16は、URLを伝言テーブル17に格納する。
【0045】
図4は、伝言テーブル17の説明概念図を示す。伝言テーブル17には、送信先、URL及び送信元が対応付けられて格納されている。“送信先”としては、伝言が送信されるべき対象が記述される。具体的には、チャネル名またはユーザのニックネームが記述される。“URL”には、伝言が保存されているURLが記述される。伝言DB3がインターネット5上に設けられていない場合には、伝言の保存場所を示すアドレスがURLに代えて用いられる。“送信元”としては、アクセスユーザを特定する識別子が記述される。識別子としては、例えば、アクセスユーザのニックネームを用いることが考えられる。
【0046】
留守録監視部18は、アクセス装置2が伝言装置1に接続してきた場合、アクセスユーザに送信すべき伝言があるか否かを、伝言テーブル17に基づいて判断する。具体的には、留守録監視部18は、伝言テーブル17の送信先を検索し、アクセスユーザ宛の伝言が伝言DBに保存されているか否かを判断する。また、留守録監視部18は、アクセスユーザの対象がチャネルの場合、対象チャネル宛の伝言が伝言DBに保存されているか否かを判断する。留守録監視部18は、前記伝言が保存されている場合、その旨をアクセスユーザに通知する。留守録監視部18は、ユーザからの応答に応じ、伝言DBから伝言を読み出し、アクセスユーザに送信する。
【0047】
格納部19は、IRCI/Fを介し、各チャネルにおける発言を取得する。格納部19は、取得した発言に基づいて各チャネル毎の発言履歴を作成し、ログDB20に保存する。
変換部21は、対象切替部15から通知される対象チャネルの発言履歴を取り出し、テキストデータから音声データに変換する。この変換には、通常のテキスト−音声データ変換方法を用いればよい。変換された音声データは、再生部22に送出される。アクセス装置2がファックスなどである場合には、変換部21はテキストデータである発言履歴をイメージデータに変換し、電話I/F部11に送出する。この変換には、通常のテキスト−イメージデータ変換方法を用いればよい。
【0048】
再生部22は、変換部21からの音声データに基づいて音声を再生し、電話I/F部11を介してアクセス装置2に送出する。音声の再生には通常の音声合成装置を用い、合成音声を送出すればよい。
[処理の流れ]
次に、本実施形態例に係る伝言装置1が行う処理について、具体的に説明する。図5は、伝言装置1が行うメイン処理の流れを示すフローチャートである。例えば電話I/F部11とアクセス装置2との接続が完了することにより、以下の処理が開始される。
【0049】
ステップS1では、認証部13が、電話I/F部11を介し、所定の認証情報の入力をアクセス装置2に要求する。認証部13は、アクセス装置2からの認証情報の入力を待ってこれを取得する。次いで、認証部13は、認証DB12に基づいてユーザを認証するか否かを決定し、認証結果を電話I/F部11に送出する。また、認証部13は、ユーザを認証した場合、ユーザのニックネームを認証結果と併せて電話I/F部11に送出する。ニックネームは、ユーザIDをキーに、認証DB12から読み出される。
【0050】
例えば、図3の認証DB12には、ユーザID及び音声パスワードが、ユーザのニックネームに対応付けられて蓄積されている。認証部13は、まずトーン信号を用いてユーザIDの入力を要求し、次いでパスワードの音声入力を要求する。認証部13は、入力されたユーザIDと対をなして蓄積されている音声パスワードと、入力された音声パスワードとを比較する。両者の類似度が敷居値を越えている場合には、認証部13はアクセスを許可する。前記音声パスワードの比較は、通常の音声認識の方法を用いて行うことができる。
【0051】
ステップS2では、電話I/F部11は、認証結果が認証か否かを判断する。認証であれば、ユーザのニックネームを対象切替部15に通知し、ステップS3に移行する。ユーザが認証されなかった場合、後述するステップS10に移行する。
ステップS3では、電話I/F部11は、伝言を行う伝言処理またはチャネルでの会話を取得する会話取得処理のいずれかの選択を、アクセス装置2に要求する。例えば、電話I/F部11は、予め準備しておいた所定の音声メッセージをアクセス装置2に送出する。音声メッセージとしては、例えば“処理を選択して下さい。伝言の場合は#1を、会話を聞きたい場合は#2を押して下さい。”が挙げられる。
【0052】
ステップS4では、電話I/F部11は、前記要求に対する応答を待機し、応答を受信するとステップS5に移行する。所定時間待機しても応答がない場合には、アクセス装置2に対して接続を切断する旨を通知し、処理を終了させても良い。
ステップS5では、電話I/F部11は、選択された処理が伝言処理であるか否かを判断する。“Yes”と判断すると、ステップS6に移行する。“No”と判断すると、後述するステップS7に移行する。
【0053】
ステップS6では、後述する伝言処理サブルーチンが実行される。すなわち、アクセスユーザからの音声による伝言がそのまま伝言DB3に保存される。保存場所は、IRCシステムを用いて他のユーザに通知される。
ステップS7では、電話I/F部11は、選択された処理が会話取得処理であるか否かを判断する。“Yes”と判断すると、ステップS8に移行する。“No”と判断すると、後述するステップS9に移行する。
【0054】
ステップS8では、後述する会話取得サブルーチンが実行される。すなわち、アクセスユーザが指定する対象チャネルでの会話内容が、テキストデータから音声データに変換されてアクセス装置2に送出される。
ステップS9では、例えば、“正しい処理を選択して下さい”などの所定の音声メッセージを電話I/F部11により送出し、ステップS3に戻る。
【0055】
ステップS10では、例えば、“アクセス権がありません”などの所定の音声メッセージを電話I/F部11により送出し、処理を終了する。
(2)伝言処理
図6は、伝言装置1が行う伝言処理の流れを示すフローチャートである。前記メイン処理においてステップS6に移行すると、以下の処理が開始される。
【0056】
ステップS61では、対象切替部15は、電話I/F部11を介し、対象の入力をアクセス装置2に要求する。対象切替部15は、アクセス装置2からの対象の入力を待ってこれを受け取り、通知部16及び留守録監視部18に通知する。また、対象切替部15は、アクセスしてきたユーザのニックネームを通知部16及び留守録監視部18に通知する。
【0057】
ステップS62では、留守録監視部18は、アクセスしてきたユーザ宛の伝言が伝言DBにあるか否かを、伝言テーブル17に基づいて判断する。すなわち、留守録監視部18は、アクセスしてきたユーザのニックネームが宛先になっているURLを、伝言テーブル17から検索する。対象がチャネルの場合には、対象チャネルが宛先になっているURLの検索も行う。その場合、アクセスユーザが送信元になっているURLは検索対象から除外する。検索の結果URLがある場合、ステップS63に移行する。該当するURLが伝言テーブル17にない場合、後述するステップS65に移行する。
【0058】
例えば、伝言テーブル17が図4に示す状態にある場合に、“USER-A”が伝言装置1に接続してきたとする。また、“USER-A”は、対象をチャネル#CH1に指定したとする。チャネル#CH1宛の伝言がURL1に保存されているものの、その伝言は、“USER-A”本人からの伝言である。一方、“USER-A”宛の伝言がURL2に保存されている。この場合、通知対象の伝言はURL2だけになる。
【0059】
ステップS63では、留守録監視部18は、電話I/F部11を介し、伝言の送出を行うか否かをアクセス装置2に問い合わせる。例えば、予め所定のメッセージの音声データを留守録監視部18により記憶しておき、再生部22により音声メッセージを再生してアクセス装置2に送出する。留守録監視部18は、問い合わせに対する応答を待機し、応答が“Yes”であればステップS64に移行する。“No”であれば、後述するステップS65に移行する。前記応答を所定時間待機し、所定時間を経過しても応答がない場合には、自動的にステップS64に移行するようにしても良い。
【0060】
ステップS64では、留守録監視部18は、伝言テーブル17から取得したURLにアクセスし、音声データを取得する。さらに、留守録監視部18は、取得した音声データを再生部22に送出する。再生部22は、音声データから音声を再生し、アクセス装置2に電話I/F部11を介して送出する。なお、ユーザ宛の伝言を送出した場合、留守録監視部18は、送出された伝言を示すURLのエントリを伝言テーブル17から削除すると良い。また、チャネル宛の伝言のエントリは、所定時間が経過すると削除することが考えられる。
【0061】
ステップS65では、保存部14が、電話I/F部11を介し、伝言の入力をアクセス装置2に指示する。保存部14は、前記指示に応じてアクセス装置2から入力される音声データを取得し、伝言DB3にそのまま保存する。さらに、保存部14は、音声データの保存場所を示すURLを、通知部16に通知する。
ステップS66では、通知部16は、通知された対象がチャネルであるか否かを判断する。この判断は、対象の先頭文字が“#”または“$”であるか否かにより行う。“Yes”と判断するとステップS67に移行する。“No”と判断すると後述するステップS69に移行する。
【0062】
ステップS67では、通知部16が、対象のチャネルに対し、アクセス装置2からの伝言が保存されているURLを発言する。例えば、発言を指示する所定のフォーマット“PRIVMSG #CH *”を予め準備しておく。ここで、“PRIVMSG”は、チャネルに発言するためにIRCで規定されているコマンドである。“#CH”には、対象のチャネル名が記述される。“*”には、アクセスユーザのニックネーム及び伝言が保存されているURLが記述される。この発言は、通知部16からIRCI/Fを介して対象チャネルに送出され、チャネル内の他のIRCクライアント7にリアルタイムに配信される。
【0063】
ステップS68では、通知部16は、送信先、URL及び送信元を伝言テーブル17に書き込む。その対象チャネルに現在参加していないユーザがアクセス装置2により伝言装置1に接続してきた場合、伝言を通知可能にするためである。送信先には、チャネル名が記述される。送信元には、アクセスユーザのニックネームが記述される。
【0064】
ステップS69では、通知部16は、対象が特定の個人ユーザであるか否かを判断する。具体的には、通知部16は対象がニックネームであるか否かを判断する。この判断は、対象が英数字であるか否かにより行う。“Yes”と判断するとステップS70に移行する。“No”と判断すると後述するステップS73に移行する。
【0065】
ステップS70では、通知部16は、該当ユーザがIRCサーバ6に接続しているか否かを判断する。この判断は、会話システムのサーバに対し、問い合わせを行うことにより行う。IRCであれば、通知部16は、IRCサーバ6に対し、IRCI/Fを介して“WHOIS NICK”コマンドを送信する。このコマンドに対し、IRCサーバ6は、例えば該当ユーザが直接接続しているIRCサーバを通知したり、前記ユーザが接続していないことなどを通知する。IRCサーバ6からの応答に基づいて“Yes”と判断すると、ステップS71に移行する。“No”と判断すると、後述するステップS72に移行する。
【0066】
ステップS71では、前記ステップS67と同様に、通知部16が対象ユーザに対し、URLを通知する。すなわち、該当ユーザはIRCサーバ6に接続しているので、IRC上でテキストメッセージによるURLの通知を行う。URLの通知は、1対1でメッセージを送受信可能なコマンドを用いて行う。例えばIRCでは、所定のフォーマット“PRIVMSG NICK *”を予め準備しておく。ここで、“NICK”には、対象であるユーザのニックネームが記述される。“PRIVMSG”及び“*”は、前記ステップS67と同様である。この発言は、通知部16からIRCクライアント及びIRCサーバ6を介し、対象ユーザにリアルタイムに送出される。
【0067】
ステップS72では、通知部16は、アクセス装置2からの伝言の保存場所、送信先及び送信元を、伝言テーブル17に書き込む。送信先ユーザは、IRCサーバ6に接続していないため、IRC上でURLを通知できないからである。そこで、送信先ユーザがアクセス装置2により接続してきた場合、伝言を通知できるようにしておく。
【0068】
ステップS73では、その他の処理が行われる。例えば、ステップS69で発言対象がチャネルでもなく特定のユーザでもない場合には、所定の音声メッセージをアクセス装置2に通知する処理を行う。
伝言処理においては、アクセス装置から送信された伝言の保存場所は、リアルタイムにIRCシステム上のユーザに通知される。ユーザは、保存場所にアクセスすることにより、加工されていない伝言そのままを見聞きできる。例えば、音声の伝言であれば音声そのまま、イメージの伝言であればイメージそのままが、通知される。従って、IRCに直接接続できない場合であっても、複数のユーザに直接かつリアルタイムに伝言を送信することができる。
【0069】
(3)会話取得処理
図7は、伝言装置1が行う会話取得処理の流れを示すフローチャートである。前記メイン処理においてステップS8に移行すると、下記の処理が開始される。
まず、ステップS81では、対象切替部15は、電話I/F部11を介し、対象の入力をアクセス装置2に要求する。対象切替部15は、アクセス装置2からの対象の入力を待ってこれを取得する。
【0070】
ステップS82では、対象切替部15は、対象がチャネルか否かを判断する。対象がチャネルの場合、対象切替部15は変換部21に対象チャネルを通知する。次いで、ステップS83に移行する。対象がチャネル以外の場合、後述するステップS86に移行する。
ステップS83では、変換部21は、対象チャネルの発言履歴を、ログDB20から読み出し、テキストデータを音声データに変換する。変換された発言履歴の音声データは、変換部21から再生部22に送出される。アクセス装置2がファックスなどの場合、変換部21はテキストデータをイメージデータに変換し、電話I/F部11に送出する。
【0071】
ステップS84では、再生部22が、発言履歴の音声データに基づいて、音声をリアルタイムに再生する。
ステップS85では、再生部22が、電話I/F部11を介して再生した音声をアクセス装置2に送出する。
ステップS86では、例えば所定の音声メッセージ“チャネルを指定して下さい。”を送出し、前記ステップS82に戻る。
【0072】
なお、会話取得処理において、アクセス装置2に対し、過去何時間分の発言履歴を出力するかを問い合わせ、指定された時間範囲の発言履歴を変形して送出するようにすることも考えられる。
<第2実施形態例>
前記第1実施形態例においては、アクセス装置2が電話機の場合について説明した。しかし、アクセス装置2は電話機に限らない。また、様々な種類のアクセス装置2が伝言装置1に接続してくることが考えられる。この場合、伝言テーブル17には、前記送信先、URL及び送信元の他に、アクセス装置2の種類を蓄積しておくことが好ましい。
【0073】
アクセス装置2の種類とは、電話機やファックスなどを示す。アクセス装置2の種類により、伝言のデータ種類を見分け、データに応じた変換をすることができる。例えば、伝言が音声データであれば再生部22を介して音声を再生する必要があるが、イメージデータであれば伝言DBから読み出したデータをそのままアクセス装置に送出できる。
【0074】
さらに、伝言テーブル17に蓄積する情報として、アクセス日時やアクセス装置2の通信アドレスなどを保持することも考えられる。伝言とともにこれらの情報をアクセス装置2に通知することにより、ユーザの利便を高めることができると考えられる。
<第3実施形態例>
前記第1実施形態例においては、アクセス装置2から各チャネルにおける発言履歴を取得可能な構成を説明した。しかし、発言履歴を取得可能にしなくても良い場合には、格納部19、ログDB20及び変換部21を設けなくても良い。
【0075】
<第4実施形態例>
前記第1実施形態例では、ユーザの認証に音声パスワードとユーザIDを用いる例を説明した。しかし、ユーザの認証方法は、前述の方法に限らず様々な方法が可能である。例えば、認証情報として、音声ユーザ名と音声パスワードとを用いることも考えられる。認証部13は、アクセス装置2に対してユーザ名及びパスワードの音声入力を要求し、両者の類似度が敷居値を越えているか否かによりアクセスを許可するか否かを判断する。
【0076】
【発明の効果】
本発明を用いれば、ユーザが出張や移動中などの出先にあって、IRCなどの会話システムに直接接続できない場合でも、会話システム上の複数の他のユーザに伝言を直接かつリアルタイムに送信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態例に係る伝言システムの全体構成図。
【図2】伝言装置の機能構成を示すブロック図。
【図3】認証DBに蓄積されたデータの概念説明図。
【図4】伝言テーブルの説明概念図。
【図5】伝言装置が行うメイン処理の流れを示すフローチャート。
【図6】伝言装置が行う伝言処理の流れを示すフローチャート。
【図7】伝言装置が行う会話取得処理の流れを示すフローチャート。
【符号の説明】
1;伝言装置
2;アクセス装置
3;伝言DB
4;提供装置
5;インターネット
6;IRCサーバ
7;IRCクライアント
8;取得装置
9;電話回線網
Claims (8)
- ネットワークに接続され前記ネットワーク上に仮想的に設営された会話空間を共有して互いに会話形式で文書を送受信する会話装置を含んで構成される会話システムに用いられ、
前記会話システムとは独立した通信機能を有する情報端末から、通信データと、前記会話空間またはいずれかの前記会話装置を特定する対象特定データとを、前記通信機能を介して受信し、
前記受信した通信データと対象特定データとを対応付けて保存し、
前記対象特定データで特定された仮想空間またはいずれかの前記会話装置に、前記会話システムを介し、前記データの保存場所を通知する、伝言方法。 - ネットワークに接続され前記ネットワーク上に仮想的に設営された会話空間を共有して互いに会話形式で文書を送受信する会話装置を含んで構成される会話システムとともに用いられる伝言システムであって、
前記ネットワークに接続された装置を介して前記ネットワークに接続されまたは前記ネットワークに直接接続され、かつデータを蓄積可能な蓄積手段と、
前記会話システムとは独立な通信機能を有する第1情報端末から、通信データと、前記会話空間またはいずれかの前記会話装置を特定する対象特定データとを前記通信機能を介して受信し、前記受信した通信データと対象特定データとを対応付けて前記蓄積手段に保存し、かつ前記対象特定データで特定された仮想空間またはいずれかの前記会話装置に、前記会話システムを介して、前記通信データの保存場所を通知する第2情報端末と、
を備える伝言システム。 - ネットワークに接続され前記ネットワーク上に仮想的に設営された会話空間を共有して互いに会話形式で文書を送受信する会話装置を含んで構成される会話システムとともに用いられる伝言装置であって、
前記会話システムとは独立な通信機能を有する第1情報端末から、音声データ、テキストデータまたは画像データを、前記通信機能を介して受信する外部通信手段と、
前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定を、前記第1情報端末から前記通信機能を介して受け付ける対象切替手段と、
前記ネットワークに接続された装置を介して前記ネットワークに接続された場所または前記ネットワークに直接接続された場所に、前記受信した音声データ、テキストデータまたは画像データ(以下、単に通信データという)と、前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定とを、対応付けて保存する保存手段と、
前記指定された会話空間またはいずれかの会話装置に対し、前記データの保存場所を、前記会話システムを介して通知する通知手段と、
を備える伝言装置。 - 前記対象切替手段は、前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定の送信を前記第1情報端末に対して要求し、前記要求に対して前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定を受信する、請求項3に記載の伝言装置。
- 所定の認証情報がユーザ毎に蓄積された認証情報蓄積手段と、
前記第1情報端末に対し所定の認証情報の入力を要求し、入力された認証情報と前記蓄積されている認証情報とを比較してユーザの認証を行う認証手段と、
をさらに備える、請求項3に記載の伝言装置。 - 前記会話空間内の発言履歴を、会話空間毎に蓄積する発言蓄積手段と、
前記会話空間内の発言を前記会話装置から取得し、前記発言蓄積手段に格納する会話取得手段と、
前記対象切替手段が会話空間の指定を受け付けた場合、指定された会話空間の発言履歴を前記発言蓄積手段から取得し、前記第1情報端末に適合する形式に変換する変換手段と、
をさらに備える、請求項3に記載の伝言装置。 - 前記保存手段は、前記受信した通信データの送信先、送信元及び保存場所を対応付けて蓄積する伝言テーブルを有し、
第1情報端末により会話空間が指定された場合、指定された会話空間宛に他の第1情報端末からの通信データが保存されているか否かを前記伝言テーブルに基づいて判断し、かつ前記第1情報端末宛に他の第1情報端末からの通信データが保存されているか否かを前記伝言テーブルに基づいて判断する留守録監視手段と、
前記判断結果に従い、前記保存されている他の第1情報端末からの通信データを第1情報端末に送出する留守録通知手段と、をさらに備える、
請求項3に記載の伝言装置。 - ネットワークに接続され前記ネットワーク上に仮想的に設営された会話空間を共有して互いに会話形式で文書を送受信可能な情報端末に用いられる、伝言プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
A;前記会話システムとは独立な通信機能を有する第1情報端末から、音声データ、テキストデータまたは画像データを、前記通信機能を介して受信する段階と、
B;前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定を、前記第1情報端末から前記通信機能を介して受け付ける段階と、
C;前記ネットワークに接続された装置を介して前記ネットワークに接続された場所または前記ネットワークに直接接続された場所に、前記受信した音声データ、テキストデータまたは画像データ(以下、単に通信データという)と、前記会話空間またはいずれかの会話装置の指定とを、対応付けて保存する段階と、
D;前記指定された会話空間またはいずれかの会話装置に対し、前記データの保存場所を、前記会話装置を用いて通知する段階と、
を実行するための伝言プログラムを記録した、コンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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