JP3652897B2 - 折機の不良紙排出装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、輪転機の折機に適用され、始動時に発生する不良紙の排出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来から、商業用輪転機等の一般的な折機には、図8および図9に示す如き、3胴形式または2胴形式の平行折り部を有するものが用いられている。
図8に示す折機の平行折り部30は、鋸胴31、折胴32およびくわえ胴33の3胴から構成されている。このような3胴形式の平行折り部30では、図8に示す如く、輪転機の印刷部で印刷を施されて送り出されてくる連続紙Wを鋸胴31と折胴32との間に通している。これら胴間を通る連続紙Wの先端は、折胴32の針装置1によって該折胴32の外周面に沿って導かれ、鋸胴31の鋸刃装置2と折胴32の鋸刃受け3とによって所定寸法に断裁される。そして、この断裁された断裁紙の中央を折胴32の折りブレード装置4の折りブレードがくわえ胴33のくわえ装置5に差し込むことによって、断裁線に対して平行に半分に折り畳まれた折り丁S1が形成されるようになっている。
図9に示す折機の平行折り部40は、鋸刃付き折り胴44およびくわえ胴43の2胴から構成されている。このような2胴形式の平行折り部40では、図9に示す如く、輪転機の印刷部で印刷を施されて送り出されてくる連続紙Wを鋸刃付き折胴44とくわえ胴43との間に通している。これら胴間を通る連続紙Wの先端は、鋸刃付き折胴44の針装置1によって当該折胴44の外周面に沿って導かれ、鋸刃付き折胴44の鋸刃装置2とくわえ胴43の鋸刃受け3とによって所定寸法に断裁される。そして、この断裁された断裁紙の中央を鋸刃付き折胴44の折りブレード装置4の折りブレードがくわえ胴43のくわえ装置5に差し込むことによって、断裁線に対して平行に半分に折り畳まれた折り丁S1が形成されるようになっている。
【0003】
上記平行折り部30,40で形成された折り丁S1は、図8および図9に示す如く、それぞれくわえ胴33,43と同じ周速で走行する上側搬送ベルト7aおよび下側搬送ベルト7b間に挟持されて搬送され、平行折り装置の羽根車8Aを経て排紙コンベヤ9に移載され、輪転機から排出されて次工程へ送り出される。また、平行折り部30,40で形成された折り丁S1を更に半分に折り畳む印刷物の場合では、図8および図9に示す如く、それぞれの搬送経路に設けられている直角折り装置6のチョッパブレードを、上下側の搬送ベルト7a,7bによって搬送されてくる折り丁S1の中央に突っ込むことにより、折り丁S1の断裁線に対して直角方向へ半分に折り畳んだ折り丁S2が形成されるようになっている。この折り丁S2は、直角折り装置6の羽根車8Bを経て排紙コンベヤ9に移載され、輪転機から排出されて次工程へ送り出される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、上記の如き平行折り部30,40を用いた従来の折機にあっては、紙通し後印刷開始までの始動時に次のような問題点を内在していた。
(1)3胴形式の平行折り部30では鋸胴31と折胴32との間に連続紙Wが紙通しされ、また、2胴形式の平行折り部40では鋸刃付き折胴44とくわえ胴43との間に連続紙Wが紙通しされるが、いずれの方式においても、紙通し後暫くの間、印刷部を経て送り出されてくる連続紙Wの張力が未だ安定しておらず、蛇行したり、縦切りまたは縦折りされた左右の紙幅も不揃いの状態になっている。この状態の連続紙Wが、前者は鋸胴31の鋸刃装置2と折胴32の鋸刃受け3とによって、また、後者は鋸刃付き折胴44の鋸刃装置2とくわえ胴43の鋸刃受け3とによって、所定寸法に断裁される。
そして、この不揃いで歪んだ状態のまま断裁された断裁紙は、折胴32または鋸刃付き折胴44の折りブレード装置4と、それぞれ相対するくわえ胴33,43のくわえ装置5とによって、半分に折り畳まれた折り丁S1が形成され、排紙部へ送り出される。このため、始動時には変形したり、あるいは皺の生じた断裁紙や折り丁S1によって、平行折り部30,40で紙詰まりが発生しやすい。しかも、一旦紙詰まりが発生すると、その除去作業に多くの人手と時間を要し、生産性を阻害する要因になるばかりか、機械を損傷させるおそれがあった。
【0005】
(2)さらに、紙通し後暫くの間、印刷部を経て送り出されてくる連続紙Wは低速で走行しており、また、平行折り部30,40から排出され、上下側の搬送ベルト7a,7bによって搬送されてくる折り丁S1の搬送速度も遅く、折り丁S1の慣性力が小さい。このため、上記(1)項の折り丁S1の状態とも関連し、折り丁S1が羽根車8Aの底まで到達しないことになる。また、直角折り時にも、同様にして折り丁S2が羽根車8Bの底まで入りきらないため、羽根車8A,8Bで紙詰まりが発生する。したがって、この紙詰まりを防止するには、上下側の搬送ベルト7a,7bによって搬送されてくる始動時の折り丁S1が羽根車8A,8Bに入る前に、人手によって除去する作業が必要であった。
【0006】
本発明はこのような実状に鑑みてなされたものであって、その目的は、始動時における紙詰まりを無くすと共に、不良紙の処理に人手と時間を要せず、生産性の向上を図ることが可能な折機の不良紙排出装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記従来技術の有する課題を解決するために、本発明においては、複数の胴によって構成される平行折り部を有する輪転機の折機において、前記胴のうち、両者間で連続紙を断裁する第1胴および第2胴を隣接して設け、前記第1胴および第2胴のそれぞれに、断裁される連続紙を外周面に沿って移送するための針出し入れ機構を備えた針装置を設けると共に、前記第1および第2胴の針位置にそれぞれの針の出し入れ位置を切り替えることが可能な針出し入れ位置切り替え手段を設け、不良紙排出時、前記第1胴の前記針出し入れ位置切り替え手段により前記針出し入れ機構を作動させて針の出し入れ位置で前記針装置の針を出すと共に、前記第2胴の前記針出し入れ位置切り替え手段により前記針出し入れ機構を作動させて針の出し入れ位置で前記針装置の針を引っ込め、前記第1胴および第2胴間を通る連続紙を前記第1胴の前記針装置の針により前記第1胴の外周面に沿って移送して断裁するように構成している。
また、本発明においては、複数の胴によって構成される平行折り部を有する輪転機の折機において、前記胴のうち、連続紙を断裁する第3胴に断裁される連続紙を外周面に沿って移送するための針装置を設け、かつ前記第3胴に折りブレード出し入れ機構を備えた折りブレード装置を設けると共に、該折りブレード装置に折りブレードの出し入れ位置を切り替えることが可能な折りブレード出し入れ位置切り替え手段を設け、不良紙排出時、前記第3胴の前記折りブレード出し入れ位置切り替え手段により前記折りブレード出し入れ機構を作動させて折りブレード出し入れ位置で前記折りブレード装置の折りブレードを引っ込め、前記第3胴を通る連続紙を前記針装置の針により前記第3胴の外周面に沿って移送して断裁するように構成している。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図示の実施の形態に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の第1実施形態に係る不良紙排出装置が適用される折機の概要を示す配置図、図2は上記折機における鋸胴の要部を一部断面にして示す側面図、図3は上記折機における折胴の要部を一部断面にして示す側面図、図4は上記折機の始動時における不良紙の排出要領を示す説明図である。
【0009】
本発明の第1実施形態に係る商業用オフセット輪転機の折機は、図1に示す如く、印刷を施された連続紙Wが送り込まれてくる平行折り部10を有しており、連続紙Wは印刷部を経て図示しない折機入り口の三角板またはスリッタにより半幅に縦折りまたは縦切りされて給送されるようになっている。平行折り部10は、複数の胴、すなわち鋸胴11(第1胴)、折胴12(第2胴)およびくわえ胴13よりなる3胴形式にて構成されており、連続紙Wは鋸胴11と折胴12との間で所定寸法に断裁されることによって断裁紙S0となる。そして、折り丁S1は、当該断裁紙S0を折胴12とくわえ胴13との間で断裁線に対して平行に半分に折り畳むことにより形成されるようになっている。
【0010】
上記平行折り部10の下流側には、くわえ胴13から排出されてくる折り丁S1を挟持して排紙方向へ搬送する上下一対の搬送ベルト7a,7bが配設されており、これら搬送ベルト7a,7bの途中箇所には、搬送されてくる折り丁S1を直角方向へ半分に折り畳むための直角折り装置6が設けられ、該直角折り装置6によって折り丁S2が形成されるようになっている。
一方、搬送ベルト7a,7bの下流端の下方には、当該搬送ベルト7a,7b間に挟持されて搬送されてきた折り丁S1を回転しながら1部づつ受け取って一定間隔で排紙する平行折りの羽根車8Aが配設されている。また、搬送ベルト7a,7bの途中箇所の下方には、直角折り装置6によって形成された折り丁S2を回転しながら1部づつ受け取って一定間隔で排紙する直角折りの羽根車8Bが配設されている。そして、平行折り用羽根車8Aおよび直角折り用羽根車8Bの下方には、当該平行折り用羽根車8Aまたは直角折り用羽根車8Bから排紙されてくる折り丁S1,S2を載せて輪転機から排出し、次工程に送り出す排紙コンベヤ9が配設されている。
【0011】
本発明の第1実施形態の不良紙排出装置は、上記のように構成された商業用オフセット輪転機の折機の平行折り部10に適用されるものである。すなわち、鋸胴11には、連続紙Wを所定長さに断裁する2組の公知である鋸刃装置2の他に、連続紙Wの前縁部を引っかけて当該鋸胴11の外周面に沿って移送するための針出し入れ機構61Bを備えた針装置1Bと、この針装置1Bの針が出てくる位置を切り替えることが可能な針出し入れ位置切り替え手段62Bとが設けられている。
また、折胴12には、鋸胴11の鋸刃装置2を受けるための公知である鋸刃受け3と、これら鋸刃装置2および鋸刃受け3によって断裁される断裁紙S0の前縁部を引っかけて当該折胴12の外周面に沿って移送するための針出し入れ機構61Aを備えた針装置1Aと、断裁紙S0の回転方向中央部に突き出てこの断裁紙S0を半分に折り畳むカム機構を備えた公知の折りブレード装置4とがそれぞれ3組づつ内蔵されている他に、針装置1Aの針が引っ込み始める位置(抜け始める位置)を切り替えることが可能な針出し入れ位置切り替え手段62Aとが設けられている。
なお、くわえ胴13には、折胴12の折りブレード装置4によって押し込まれた断裁紙S0の折り線部をくわえるためのカム機構を備えた3組の公知のくわえ装置5が内蔵されている。
【0012】
上記鋸胴11の針出し入れ機構61Bは、図2に示す如く、円筒状に形成した支持部材51の外周面に枢着されるカム15bと、該カム15bの外周面を転動するカムフォロワ16bとを備えている。支持部材51は、フレーム50に取付けられ、その内部には鋸胴11の端部が回転自在に支持されている。そして、カムフォロワ16bは、針装置1Bの針軸18bの端部にアーム14bを介して取付けられている。
また、鋸胴11の針出し入れ位置切り替え手段62Bは、図示しない操作パネルのスイッチ操作または輪転機の速度信号、テンション信号などによって駆動制御されるエアシリンダ17bを備えている。このエアシリンダ17bの本体はフレーム50に取付けられ、ピストンロッド64bの先端はカム15b側の作動部材65bに連結されている。作動部材65bの基端はカム15bの側面に固定されている。
【0013】
しかも、上記カム15bは、針装置1Bの針が出始めてから引っ込み完了するまでに鋸胴11が約1/2回転するように形成されており、図示しない操作パネルのスイッチ操作または輪転機の速度信号、テンション信号などによりエアシリンダ17bおよび作動部材65bを介して正・逆方向に一定角度回転移動できるように構成されている。
針装置1Bの針が出始める位置は、図4(B)に示す如く、鋸胴11の鋸刃装置2と折胴12の鋸刃受け3が出会う直前の位置P1から鋸胴11の回転方向(矢印方向)へ約60度回転移動した位置P2に切り替えられるように組み立てられている。
【0014】
上記折胴12の針出し入れ機構61Aは、図3に示す如く、円筒状に形成した支持部材52の外周面に枢着されるカム15aと、該カム15aの外周面を転動するカムフォロワ16aとを備えている。支持部材52は、フレーム50に取付けられ、その内部には折胴12の端部が回転自在に支持されている。そして、カムフォロワ16aは、針装置1Aの針軸18aの端部にアーム14aを介して取り付けられている。
また、折胴12の針出し入れ位置切り替え手段62Aは、図示しない操作パネルでのスイッチ操作または輪転機の速度信号などによって駆動制御されるエアシリンダ17aを備えている。このエアシリンダ17aの本体はフレーム50に取付けられ、ピストンロッド64aの先端はカム15a側の作動部材65aに連結されている。作動部材65aの基端はカム15aの側面に固定されている。
【0015】
しかも、上記カム15aは、図示しない操作パネルでのスイッチ操作または輪転機の速度信号などによりエアシリンダ17aおよび作動部材65aを介して正・逆方向に一定角度回転移動できるように構成されている。
針装置1Aの針が抜け始める位置は、図4(B)に示す如く、印刷時の基準位置P3から鋸胴11の鋸刃装置2と折胴12の鋸刃受け3が出会う直前の位置P1へ、カム15aを一定角度回転移動させることによって針抜け位置が切り替えられるように組み立てられている。
【0016】
一方、上記鋸胴11の下方には、鋸胴11の外周面に沿って導かれてきた始動時の連続紙Wが断裁され、針装置1Bの針が所定位置で引っ込むことによって、鋸胴11の外周面から落下してくる断裁紙S0を受けて機外に排出する損紙排出コンベヤ(不良紙排出手段)19が設けられている。
なお、本第1実施形態では、鋸胴11および折胴12の針出し入れ機構61B,61Aにおけるそれぞれのカム15b,15aがいずれも支持部材51,52に対し回転自在に取付けられているが、これらカム15b,15aをそれぞれの支持部材51,52に固着し、支持部材51,52をフレーム50に対し回転自在に取付けるようにしてもよい。また、支持部材51,52に正規カムを固設し、この正規カムに補助カムを移動可能に取付ける方式としてもよい。
【0017】
次に、本実施形態の不良紙排出装置の作用について説明する。
まず、図示しない操作パネルで不良紙排出の切り替えスイッチを自動にして紙通し運転を開始すると、鋸胴11の針出し入れ位置切り替え手段62Bのエアシリンダ17bが針出し入れ機構61Bを構成するカム15bを鋸胴11の回転方向に回転移動させて、P1の位置で針装置1Bの針が出る状態にする。また、折胴12の針出し入れ位置切り替え手段62Aのエアシリンダ17aが針出し入れ機構61Aを構成するカム15aを折胴12の回転方向に回転移動させて、針装置1Aの針が抜け始める位置をP3からP1の手前位置へ切り替える。
この状態で、印刷部を経て折機に送り込まれてきた連続紙Wが鋸胴11と折胴12との間に入ると、図4(A)に示す如く、鋸胴11の鋸刃装置2と折胴12の鋸刃受け3が出会うときに鋸胴11の針装置1Bが針を出し、連続紙Wの前縁部を突き刺すが、折胴12の針装置1Aは針が引っ込んだ状態になっているので、連続紙Wは鋸胴11の針装置1Bによって該鋸胴11の外周面に沿って移送されることになる。鋸胴11が所定角度まで回転移動して、針装置1Bの針が引っ込み、次の鋸刃装置2と鋸刃受け3が出合って連続紙Wを所定寸法に断裁する。したがって、鋸胴11の外周面に形成された断裁紙S0は、図4(C)に示す如く、回転している損紙排出コンベヤ19の上に落下し、このコンベヤ19に載って自動的に機外に排出される。
【0018】
その後、印刷部を経て折機の平行折り部10に送られてくる連続紙Wの張力が次第に安定し、損紙排出コンベヤ19上の断裁紙S0の揃いが整い、印刷可能な状態か否かを確認し、印刷可能な状態であれば、運転開始の押しボタンを押す。そして、輪転機が次第に加速され、その加速段階で設定された速度に達すると、自動的に損紙排出“切り”の信号が発信される。この信号で、鋸胴11および折胴12の針出し入れ位置切り替え手段62B,62Aのエアシリンダ17b、17aが作動して、各針出し入れ機構61B,61Aのカム15b,15aを回転移動させ、鋸胴11の針出し位置および折胴12の針入れ位置をそれぞれ損紙排出時の位置から印刷運転時の基準位置に切り替える。
したがって、鋸胴11の鋸刃装置2と折胴12の鋸刃受け3が出合う時に、折胴12の針装置1Aが針を出し、連続紙Wの前縁部を突き刺す。このとき、鋸胴11の針装置1Bは針が引っ込んだ状態になっているので、連続紙Wは折胴12の針装置1Aによって折胴12の外周面に沿って移送され、次の鋸刃装置2と鋸刃受け3が出合って連続紙Wを所定寸法に断裁することになる。
【0019】
次いで、折胴12の折りブレード装置4が折胴12の外周面に形成された断裁紙S0の中央部をその折りブレードでくわえ胴13のくわえ装置5側に差し込むと、半分に折り畳まれた折り丁S1が形成される。このとき、折り畳み直前の断裁紙S0の姿勢・形状は良好になっているため、皺や紙詰まりなどが発生することはなく、折り精度の良い折り丁S1が形成される。しかも、この時点では、輪転機の速度も次第に速くなっているので、くわえ胴13から排出され、かつ上下一対の搬送ベルト7a,7b間に挟持されて搬送されてくる折り丁S1の慣性力も大きくなっている。
【0020】
以上のように、本発明の第1実施形態の折機には、3胴形式の平行折り部10の鋸胴11に針装置1Bを設け、この針装置1Bの針が出る位置を切り替えられるようにすると共に、折胴12の針装置1Aの針が引っ込む位置を切り替えられるようにしている。さらに、鋸胴11の下方には、鋸胴側で形成された始動時の断裁紙S0を機外に排出する損紙排出コンベヤ19を設けているので、次の効果が得られる。
(1)始動時には機外から送られてくる連続紙Wの張力が不安定で、縦切りまたは縦折りされた左右の紙幅も不揃いの状態であるが、この状態の連続紙Wは折胴12側に送られず、鋸胴11側に導いて形成される断裁紙S0を損紙排出コンベヤ19上に載せて機外に排出している。そして、折機に送られてくる連続紙Wの張力が安定し、鋸胴11側に導いて形成される断裁紙S0の姿勢および形状が良好になった後、折胴12とくわえ胴13との間で折り丁S1を形成するようにしているので、不良紙による平行折り部10での紙詰まりが発生しなくなる。したがって、従来のように紙詰まりによる除去作業が無くなり、多くの人手と時間が節減されるため、生産性が向上するばかりでなく、機械を損傷させるおそれがなくなる。
(2)それに加えて、折機に送られてくる連続紙Wの張力が安定し、輪転機の速度も次第に速くなった状態で、折胴12とくわえ胴13との間で折り丁S1を形成するようにしているので、くわえ胴13から排出され、かつ上下一対の搬送ベルト7a,7b間に挟持されて搬送されてくる折り丁S1の形状が良好になっている。しかも、折り丁S1の慣性力も大きくなっていることから、折り丁S1が平行折り用羽根車8Aの底まで入り込む。また、直角折り時にも、同様にして折り丁S2が直角折り用羽根車8Bの底まで入り込むため、始動時における羽根車8A,8Bでの紙詰まりが発生しなくなるほか、従来のように羽根車8A,8Bに入る前に、人手によって除去する作業も不要となり、大幅な省人化が図れる。
【0021】
次に、本発明を図示の第2実施形態に基づいて詳細に説明する。ここで、図5は本発明の第2実施形態に係る不良紙排出装置が適用される折機の概要を示す配置図、図6は上記折機における鋸刃付き折胴の要部を一部断面にして示す側面図、図7は上記折機の始動時における不良紙の排出要領を示す説明図である。
【0022】
上記第1実施形態の不良紙排出装置は、3胴方式の平行折り部10を有する折機に適用したものであるが、この第2実施形態の不良紙排出装置は、複数の胴、すなわち鋸刃付き折胴24およびくわえ胴23よりなる2胴形式の平行折り部20を有する商業用オフセット輪転機の折機に適用したものであって、平行折り部20以外の構成は第1実施形態の場合と同様である。
鋸刃付き折胴(第3胴)24には、図5に示す如く、連続紙Wを所定長さに断裁する公知の鋸刃装置2と、該鋸刃装置2によって断裁される断裁紙S0の前縁部を引っかけて当該鋸刃付き折胴24の外周面に沿って移送するためのカム機構を備えた公知の針装置1と、この針装置1によって導かれた断裁紙S0の回転方向中央部に突き出てこの断裁紙S0を半分に折り畳むための折りブレード出し入れ機構71を備えた折りブレード装置4Cとをそれぞれ2組づつ内蔵している他に、この折りブレード装置4Cの折りブレードが出る位置を切り替えることが可能な折りブレード出し入れ位置切り替え手段72を設けている。
また、くわえ胴23には、鋸刃付き折胴24の鋸刃装置2を受けるための公知の鋸刃受け3と、鋸刃付き折胴24の折りブレードによって押し込まれた断裁紙S0の折り線部をくわえるためのカム機構を備えた公知のくわえ装置5がそれぞれ2組づつ内蔵されている。
【0023】
上記鋸刃付き折胴24の折りブレード出し入れ機構71は、図6に示す如く、円筒状に形成した支持部材53の外周面に回転自在に取付けられるカム25と、該カム25の外周面を転動するカムフォロワ26とを備えている。支持部材53は、フレーム50に取付けられ、その内部には鋸刃付き折胴24の端部が回転自在に支持されている。そして、カムフォロワ26は、折りブレード装置4Cの折りブレード軸28の端部にアーム24を介して取付けられている。
また、鋸刃付き折胴24の折りブレード出し入れ位置切り替え手段72は、図示しない操作パネルでのスイッチ操作または輪転機の速度信号、テンション信号などによって駆動制御されるエアシリンダ27を備えている。このエアシリンダ27の本体はフレーム50に取付けられ、ピストンロッド73の先端はカム25側の作動部材74に連結されている。作動部材74の基端はカム25の側面に固定されている。
【0024】
しかも、上記カム25は、図示しない操作パネルでのスイッチ操作または輪転機の速度信号、テンション信号などによってエアシリンダ27および作動部材74を介して正・逆方向に一定角度回転移動できるように構成されている。
鋸刃付き折胴24における折りブレード装置4Cの折りブレードが出る位置は、図7(B)に示す如く、鋸刃付き折胴24の折りブレード装置4Cがくわえ胴23のくわえ装置5と出合う位置Q1から鋸刃付き折胴24の回転方向に一定角度回転移動した位置Q2に切り替えられるように組み立てられている。
【0025】
一方、上記鋸刃付き折胴24の下方には、鋸刃付き折胴24の外周面に沿って針装置1により導かれてきた始動時の連続紙Wが断裁され、くわえ胴23のくわえ装置5に押し込まれずに鋸刃付き折胴24から落下してくる断裁紙S0を受けて機外に排出する損紙排出コンベヤ(不良紙排出手段)29が設けられている。なお、本第2実施形態では、折りブレード出し入れ機構71のカム25が支持部材53の外周面を回動する機構にしているが、この機構の他の応用例は、第1実施形態に記載のものと同じである。
【0026】
次に、本実施形態の不良紙排出装置の作用について説明する。
まず、図示しない操作パネルで不良紙排出の切り替えスイッチを自動にして紙通し運転を開始すると、鋸刃付き折胴24の折りブレード出し入れ位置切り替え手段72のエアシリンダ27が折りブレード出し入れ機構71のカム25を鋸刃付き折胴24の回転方向に回転移動させて、図7(B)に示す如く、Q2の位置で折りブレードが出る状態にする。
この状態で、印刷部を経て折機に送り込まれてきた連続紙Wが鋸刃付き折胴24とくわえ胴23との間に入ると、鋸刃付き折胴24の鋸刃装置2とくわえ胴23の鋸刃受け3が出合うときに鋸刃付き折胴24の針装置1の針が出て連続紙Wの前縁部を突き刺す。連続紙Wは、鋸刃付き折胴24の針によってこの胴24の外周面に沿って移送されることになる。鋸刃付き折胴24が所定角度まで回転移動し、この胴24の折りブレード装置4Cとくわえ胴23のくわえ装置5が出合う位置にきても、図7(A)に示す如く、鋸刃付き折胴24の折りブレードは引っ込んだ状態になっている。このため、連続紙Wは、くわえ折りが行われないまま、鋸刃付き折胴24の外周面に沿って導かれ、次の鋸刃装置2と鋸刃受け3によって所定寸法に断裁される。したがって、鋸刃付き折胴24の外周面に形成された断裁紙S0は、図7(C)に示す如く、回転している損紙排出コンベヤ29の上に落下し、このコンベヤ29に載って自動的に機外に排出される。
【0027】
その後、印刷部を経て折機の平行折り部20に送られてくる連続紙Wの張力が次第に安定し、損紙排出コンベヤ29上の断裁紙S0の揃いが整い、印刷可能な状態か否かを確認し、印刷可能な状態であれば、運転開始の押しボタンを押す。そして、輪転機の速度が次第に加速され、その加速段階で設定された速度に達すると、自動的に損紙排出“切り”の信号が発信される。この信号で折りブレード出し入れ位置切り替え手段72のエアシリンダ27が作動して、折りブレード出し入れ機構71のカム25を回転移動させ、鋸刃付き折胴24の折りブレードが出る位置を損紙排出時の位置から印刷運転時の基準位置に切り替える。
したがって、鋸刃付き折胴24の外周面に沿って移送されていた連続紙Wは、鋸刃付き折胴24の折りブレード装置4Cとくわえ胴23のくわえ装置5が出合うタイミングに合わせて、連続紙Wの前縁部を突き刺していた針装置1の針が抜け、折りブレードが断裁長の中央部をくわえ胴23のくわえ装置5に差し込む。
【0028】
次いで、連続紙Wは鋸刃付き折胴24の鋸刃装置2とくわえ胴23の鋸刃受け3によって所定寸法に断裁され、断裁紙S0を半分に折り畳んだ折り丁S1が形成される。このとき、折り畳み直前の連続紙Wの姿勢・形状は良好になっているため、皺や紙詰まりなどが発生することはなく、折り精度の良い折り丁S1が形成される。しかも、この時点では、輪転機の速度も次第に速くなってきているので、くわえ胴23から排出され、かつ上下一対の搬送ベルト7a,7b間に挟持されて搬送されてくる折り丁S1の慣性力も大きくなっている。
【0029】
以上のように、本発明の第2実施形態の折機には、2胴形式の平行折り部20の鋸刃付き折胴24に折りブレード出し入れ機構71のカム25と折りブレード出し入れ位置切り替え手段72を設け、折りブレードが出る位置を始動時と印刷運動時で切り替えられるようにしている。さらに、鋸刃付き折胴24の下方には、始動時に形成された不揃い状態の断裁紙S0を機外に排出する損紙排出コンベヤ29を設けているので、第1実施形態の場合と同様の効果が得られる。
【0030】
以上、本発明の実施の形態につき述べたが、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形および変更を加え得るものである。例えば、既述の実施の形態では、紙通し運転の開始を押しボタンを押すことにより行っているが、輪転機のテンションなどを検出することにより自動的に排出方向の切換え、印刷運転を連続(シーケンシャル)的に行うようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】
上述の如く、本発明に係る折機の不良紙排出装置は、複数の胴によって構成される平行折り部を有する輪転機の折機において、前記胴のうち、両者間で連続紙を断裁する第1胴および第2胴を隣接して設け、前記第1胴および第2胴のそれぞれに、断裁される連続紙を外周面に沿って移送するための針出し入れ機構を備えた針装置を設けると共に、前記第1および第2胴の針位置にそれぞれの針の出し入れ位置を切り替えることが可能な針出し入れ位置切り替え手段を設け、不良紙排出時、前記第1胴の前記針出し入れ位置切り替え手段により前記針出し入れ機構を作動させて針の出し入れ位置で前記針装置の針を出すと共に、前記第2胴の前記針出し入れ位置切り替え手段により前記針出し入れ機構を作動させて針の出し入れ位置で前記針装置の針を引っ込め、前記第1胴および第2胴間を通る連続紙を前記第1胴の前記針装置の針により前記第1胴の外周面に沿って移送して断裁するように構成しているので、始動時における紙詰まりが発生しなくなり、紙詰まりによる除去作業を行わずに済み、不良紙の処理に要する人手と時間を節減でき、生産性の向上および機械の耐久性向上を図ることができる。
また、本発明に係る折機の不良紙排出装置は、複数の胴によって構成される平行折り部を有する輪転機の折機において、前記胴のうち、連続紙を断裁する第3胴に断裁される連続紙を外周面に沿って移送するための針装置を設け、かつ前記第3胴に折りブレード出し入れ機構を備えた折りブレード装置を設けると共に、該折りブレード装置に折りブレードの出し入れ位置を切り替えることが可能な折りブレード出し入れ位置切り替え手段を設け、不良紙排出時、前記第3胴の前記折りブレード出し入れ位置切り替え手段により前記折りブレード出し入れ機構を作動させて折りブレード出し入れ位置で前記折りブレード装置の折りブレードを引っ込め、前記第3胴を通る連続紙を前記針装置の針により前記第3胴の外周面に沿って移送して断裁するように構成しているので、上記発明と同様の効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る不良紙排出装置が適用される折機の概要を示す概念図である。
【図2】本発明の第1実施形態の折機における鋸胴の要部を一部断面にして示す側面図である。
【図3】本発明の第1実施形態の折機における折胴の要部を一部断面にして示す側面図である。
【図4】(A)〜(C)は本発明の第1実施形態に係る折機の始動時における不良紙の排出要領を説明する概念図である。
【図5】本発明の第2実施形態に係る不良紙排出装置が適用される折機の概要を示す概念図である。
【図6】本発明の第2実施形態の折機における鋸刃付き折胴の要部を一部断面にして示す側面図である。
【図7】(A)〜(C)は本発明の第2実施形態に係る折機の始動時における不良紙の排出要領を説明する概念図である。
【図8】3胴形式の平行折り部を有する従来の折機の概要を示す概念図である。
【図9】2胴形式の平行折り部を有する従来の折機の概要を示す概念図である。
【符号の説明】
1,1A,1B 針装置
2 鋸刃装置
3 鋸刃受け
4,4C 折りブレード装置
5 くわえ装置
6 直角折り装置
7a,7b 搬送ベルト
8A,8B 羽根車
9 排紙コンベヤ
10,20 平行折り部
11 鋸胴(第1胴)
12 折胴(第2胴)
13,23 くわえ胴
14a,14b アーム
15a,15b カム
16a,16b カムフォロワ
17a,17b エアシリンダ
18a,18b 針軸
19,29 損紙排出コンベヤ(不良紙排出手段)
24 鋸刃付き折胴(第3胴)
25 カム
26 カムフォロワ
27 エアシリンダ
28 ブレード軸
50 フレーム
51,52,53 支持部材
61A,61B 針出し入れ機構
62A,62B 針出し入れ位置切り替え手段
64a,64b ピストンロッド
65a,65b 作動部材
71 折りブレード出し入れ機構
72 折りブレード出し入れ位置切り替え手段
W 連続紙
S0 断裁紙
S1,S2 折り丁

Claims (4)

  1. 複数の胴によって構成される平行折り部を有する輪転機の折機において、前記胴のうち、両者間で連続紙を断裁する第1胴および第2胴を隣接して設け、前記第1胴および第2胴のそれぞれに、断裁される連続紙を外周面に沿って移送するための針出し入れ機構を備えた針装置を設けると共に、前記第1および第2胴の針位置にそれぞれの針の出し入れ位置を切り替えることが可能な針出し入れ位置切り替え手段を設け、不良紙排出時、前記第1胴の前記針出し入れ位置切り替え手段により前記針出し入れ機構を作動させて針の出し入れ位置で前記針装置の針を出すと共に、前記第2胴の前記針出し入れ位置切り替え手段により前記針出し入れ機構を作動させて針の出し入れ位置で前記針装置の針を引っ込め、前記第1胴および第2胴間を通る連続紙を前記第1胴の前記針装置の針により前記第1胴の外周面に沿って移送して断裁するように構成したことを特徴とする折機の不良紙排出装置。
  2. 上記第1胴の下方には、該第1胴の針装置の針が引っ込んだ後、上記第1胴の外周面から落下してくる断裁紙を受けて機外に排出する不良紙排出手段が配設されていることを特徴とする請求項1に記載の折機の不良紙排出装置。
  3. 複数の胴によって構成される平行折り部を有する輪転機の折機において、前記胴のうち、連続紙を断裁する第3胴に断裁される連続紙を外周面に沿って移送するための針装置を設け、かつ前記第3胴に折りブレード出し入れ機構を備えた折りブレード装置を設けると共に、該折りブレード装置に折りブレードの出し入れ位置を切り替えることが可能な折りブレード出し入れ位置切り替え手段を設け、不良紙排出時、前記第3胴の前記折りブレード出し入れ位置切り替え手段により前記折りブレード出し入れ機構を作動させて折りブレード出し入れ位置で前記折りブレード装置の折りブレードを引っ込め、前記第3胴を通る連続紙を前記針装置の針により前記第3胴の外周面に沿って移送して断裁するように構成したことを特徴とする折機の不良紙排出装置。
  4. 上記第3胴の下方には、該第3胴の針装置の針が引っ込んだ後、上記第3胴の外周面から落下してくる断裁紙を受けて機外に排出する不良紙排出手段が配設されていることを特徴とする請求項3に記載の折機の不良紙排出装置。
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