JP3651202B2 - Three-point seat belt device having a roller type shoulder anchor - Google Patents

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、シートベルト装置に係り、特に、リトラクタから引き出されたシートベルトが座席上方の横方向に配されたショルダアンカ（シートベルトの向きを変えるための部材）を介して案内される自動車の座席用シートベルト装置に関する。詳しくは、このショルダアンカがシートベルトのガイドローラを有しているシートベルト装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
自動車の３点式シートベルト装置は、シートベルトが引き出されるところのリトラクタを有する。リトラクタは、通常の場合、自動車の座席の脇のフロア近傍のＢコラムに取り付けられる。シートベルトはこのリトラクタから引き出され、Ｂコラム上の座席上方の脇に設けられたショルダアンカを通り、次いでリトラクタから離れたベルト端部を取り付けるためのフロアに近い第２の取付具に引き返すように導かれる。ショルダアンカおよびフロアに近い第２の取付具との間では、シートベルトは、座席の反対側に設けられたバックルに装着されるタングの挿通口に挿通される。
【０００３】
シートベルトを巻き取る際および引き出す際、シートベルトは、ショルダアンカの開口の下辺部と摺動する。この摺動はベルトに負担をかけ摩耗を引き起こすものである。この際に起きる摩擦を出来るだけ低くおさえるために、ショルダアンカにガイドローラを設けることは既に知られている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】
Ｂコラムにショルダアンカを取り付けた結果として、ショルダアンカは、座席に対して後方に位置することになる。そして、このショルダアンカにガイドローラを設けた場合、このガイドローラの軸心線方向は車両の前後方向を指向するようになる。このため、乗員がシートベルトを装着した場合、シートベルトに加えられるテンションは、シートベルトをガイドローラに沿って車両前方側へシフトさせるように（すなわち、ガイドローラ上でローラ軸心線方向の一端側に片寄らせるように）作用する。この状態でシートベルトが巻き取られたり引き出されたりすることにより、シートベルトがショルダアンカ開口内周面に直に摺動し、シートベルトの引き出し、巻き取りがスムーズではなくなったり、シートベルトが早期に劣化してしまう。
【０００５】
本発明は、このような３点式シートベルト装置におけるシートベルトの劣化を防止すると共に、シートベルトが常に軽快にショルダアンカを通過するように改良することを目的としたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
本発明（請求項１）の３点式シートベルト装置は、３点式シートベルト装置であって、シートベルト（２）を有し、シートベルト（２）は、リトラクタ（１）から引き出し可能であり、座席上方の横方向に配されベルトが通過する開口（４）を有するショルダアンカ（３）を介して案内され、該開口の下辺部には、シートベルト（２）の主ガイドローラ（９）が設けられている３点式シートベルト装置において、偏向装置（３）は少なくとももう一つのガイドローラとして、主ガイドローラ（９）に垂直に延在する少なくともひとつの側部ガイドローラ（１０）を有し、該側部ガイドローラ（１０）は開口（４）の縦辺部に配置されており、側部ガイドローラ（１０）および主ガイドローラ（９）の軸支のために軸受（１５、１６）が設けられ、主ガイドローラ（９）および側部ガイドローラ（１０）は、金属製のフープ部（１１）上のジャケット（１４）に枢支され、主ガイドローラ（９）および側部ガイドローラ（１０）の軸受（１５、１６）は、カバー部（１７）により覆われていることを特徴とするものである。
【０００７】
本発明によれば、偏向ローラに実質的に垂直に配された少なくともひとつのガイドローラがもう一つのローラとして設けられ、開口の側方の境界を付ける。この種の追加ガイドローラによって、ショルダアンカの開口の側部境界に片寄るベルトがこの側方の境界にこすりつけられない。この代わりに、ベルトは追加ガイドローラが動くように設定し、これによりベルトの引き出し抵抗がかなり減少されるとともに、摩耗も減少される。ベルトの引き出しの際も巻き取りの際もベルトの２つの側方境界領域の摩耗を減らすために、好ましくはガイドローラの両側でショルダアンカの開口を境界付けする２つの追加ガイドローラが設けられる。
【０００８】
本発明の別の態様によれば、側部ガイドローラのジャケットはガイドローラのジャケットと直接隣接する。このようにして、各側部ガイドローラがその側に片寄るベルトによってすぐに回転することが確実となる。また、ベルトが引きこまれないようになる。
【０００９】
側部ガイドローラの外周面は、何れの場合も好ましくは凹面である。これにより、ベルトが急に動いたり且つよじれることなく側部ガイドローラ上を移動する特に好ましい方法が確実となる。
【００１０】
本発明（請求項５）の３点式シートベルト装置は、シートベルト（２）を有し、シートベルト（２）は、リトラクタ（１）から引き出し可能であり、座席上方の横方向に配されシートベルト（２）が通過する開口（４）を有するショルダアンカ（３）を介して案内される３点式シートベルト装置であって、開口（４）の下辺部は、ガイド面（１８）により形成され、該ガイド面（１８）はフープ部（２３）によって形成されており、且つ該ガイド面（１８）の一部は、ガイドローラ（２０）の外周面（１９）により形成されており、ガイド面（１８）は、シートベルト（２）の通過方向に緩やかに湾曲していることを特徴とするものである。
【００１１】
少なくともひとつの挿入されたガイドローラを伴うガイド面を用いることにより、シートベルトの引き出しが比較的容易になる。これに関して、ガイド面がシートベルトの通過方向に緩やかに湾曲している。ガイドローラはガイド面の曲率半径よりも小さな曲率半径を有するのが好ましい。緩やかに湾曲したガイド面は、ショルダアンカ内でシートベルトが曲がりすぎるのを防止する。シートベルトが曲がりすぎると引き出しが困難になる。比較的小さなガイドローラにより、ガイドローラが容易に動くようになる。これにより、シートベルトの引き出しも同様に容易になる。
【００１２】
本発明のさらなる改良点によれば、ガイド面に分配され、好ましくは実質的に互いに平行に設けられた合計で２つもしくは３つのガイドローラが設けられる。ガイド面上に分配される場合は特に２つまたは３つのローラによって、一方ではベルトの引き出しにおいて非常に低い摩擦を達成し、もう一方では小さな回転抵抗を達成するため、２つまたは３つのガイドローラを使用することは特に好ましい。さらに、２つもしくは３つのローラは好ましいコストで実行可能である。
【００１３】
本発明のさらなる改良点によれば、側部ガイドローラおよび／または主ガイドローラの回転のために平軸受がいずれの場合も設けられる。これは、技術的に製造が複雑でなく、よってコスト的にも好ましい。
【００１４】
主ガイドローラおよび／または側部ガイドローラは、好ましくは金属からなるフープ上に設置されるプラスチック製ジャケット内で回転するのが好ましい。ガイドローラすべてについての軸受け手段をプラスチック製ジャケットに形成することが可能なため、これはまた製造を簡単にし、費用をかからなくする。好ましくは金属もしくは別の適切な金属からなるフープ部は、このようにして、事故の際に発生するような重い負荷の場合にシートベルトの適切なしっかりとした固定を確保する。
【００１５】
本発明（請求項１）によれば、ガイドローラおよび側部ガイドローラのための軸受は、好ましくはクリップ留め可能な少なくともひとつのカバー部によりカバーされる。ガイドローラがプラスチック製ジャケットに容易に挿入でき、カバー部が単にクリップ留めされるので、この設計により、本発明の組み立て構成は簡素化される。
【００１６】
主ガイドローラおよび／または側部ガイドローラの外周面は、滑らかに形成されてもよい。本発明の別の形態によれば、ショルダアンカのシートベルトが通過する開口の左辺部及び／又は右辺部を平滑な案内面としても良い。
【００１７】
【発明の実施の形態】
本発明の実施例は、図面に示され、次に記述される。実施例は、次のように示されている。
【００１８】
第１図 本発明のシートベルト装置の斜視図である。
第２図 第１図の詳細を拡大して示した図である。
第３図 本発明のシートベルト装置の実施例に用いられるショルダアンカの平面図である。
第４図 第３図のショルダアンカの断面図である。
第５図 本発明のシートベルト装置の別の実施例に用いられるショルダアンカの斜視図である。
【００１９】
第１図は、本発明の３点式シートベルト装置の重要部分を示す。つまり、シートベルト２が引き出されるリトラクタ１と、シートベルトが通過され案内される開口４を有するショルダアンカ３と、シートベルト２の先端部６が連結されたラップアウタアンカ５と、シートベルト２のための通路８を有し、ショルダアンカ３と下方取付具５との間に設けられたタング７とが示される。タング７は、座席（図示略）を挟んでラップアウタアンカと反対側に配置されたバックル装置（図示略）に装着される。
【００２０】
ショルダアンカ３の開口４は、略水平方向に延在する略々長方形状のものである。この開口４の下辺部に沿って主ガイドローラ９が配置されており、シートベルト２はこの主ガイドローラ９によって折り返され且つ案内されるよう構成されている。主ガイドローラ９は図示の通り円柱形であり、その両端面の軸心位置からピン状の凸軸が突設されている。この凸軸が後述の軸受１５によって回転自在に支承される。
【００２１】
シートベルト２は、そのベルト面が該主ガイドローラ９の外周面に接触するように主ガイドローラ９に掛けられる。そして、この主ガイドローラ９に掛けられたシートベルト２がずれることを防止するために、主ガイドローラ９の両サイドにそれぞれ側部ガイドローラ１０が設けられている。この側部ガイドローラ１０は外周面の中央側が凹曲した鼓形状のものである。これらの側部ガイドローラ１０は、その軸心線方向が前記主ガイドローラ９の軸心線方向と垂直方向となるように配置されている。即ち、側部ガイドローラ１０は、前記開口４の左辺と右辺とに沿って配置されている。これらの側部ガイドローラ１０の上端面と下端面からはそれぞれピン状の凸軸が突設されており、これらの凸軸がショルダアンカ３に設けられた軸受１６、１６によって回転自在に支承されている。
【００２２】
各ガイドローラ９、１０は、それらの軸心線が実質的に同一平面内に存在するようにショルダアンカ３に設けられるのが好ましいが、ガイドローラ９とガイドローラ１０の軸心線が若干ずれても構わない。
【００２３】
このショルダアンカ３は、ショルダアンカ背面側に配置された金属製の枠部（フープ部）１１と、該枠部１１の前面側に被さる枠形の合成樹脂製ジャケット１４と、このジャケット１４の前面側に被さるように取り付けられた上向きにコ字形となっている合成樹脂製のカバー部１７とを備えている。枠部（フープ部）１１には、ショルダアンカ３をＢコラムにボルト留めするためのボルト挿通孔１２が設けられている。
【００２４】
前記軸受１５、１６はそれぞれジャケット１４の前面側に凹部として設けられている。前記カバー部１７をジャケット１４から取り外した状態でガイドローラ９、１０の凸軸をそれぞれこの凹部よりなる軸受１５、１６に挿入し、次いでカバー部１７をジャケット１４に取り付けることにより、各ガイドローラ９、１０がショルダアンカ３に対し脱落不能に且つ回転自在に取り付けられたものとなる。
【００２５】
このように、シートベルト２の通過用の開口４の下辺部に主ガイドローラ９を配置し、該開口４の左辺部及び右辺部にそれぞれ側部ガイドローラ１０を配置したショルダアンカ３であれば、シートベルト２がきわめてスムーズに該開口４を通過するようになる。そして、側部ガイドローラ１０を設けているためシートベルト２のサイド部分が開口４の左辺及び右辺に直接に摺動することがなく、シートベルト２の摩耗が防止されると共に、シートベルト２の出し入れ時にシートベルト２に無理な力が加えられることが全くない。
【００２６】
このショルダアンカ３は金属製の枠部（フープ部）１１を備えており、シートベルト２から加えられる大きな外力にも十分に耐えることができる。
【００２７】
なお、次にこのショルダアンカ３の構成及び作用について付加的に説明する。 ショルダアンカ３は、下方にショルダアンカ３の開口４に境界をつけるガイドローラ９を有する。ガイドローラ９に加えて、２つの側部ローラ１０がショルダアンカ３に設けられ、ショルダアンカ３の開口４の側部の境界をつける。下からショルダアンカ３を通り、そこからななめ下前方に引き出されたシートベルト２は、このようにしてショルダアンカ３の開口４を介してかなり摩擦をなくして案内される。
【００２８】
巻き取られ又は引き出される際にシートベルトがショルダアンカ３の開口４の一方に片寄る場合、側部ローラ１０の片方に乗って進み、ショルダアンカ３の開口４を介して摩擦がほとんどなく横方向に案内される。さらにガイドローラ９の外周面と同一面となるように連続する側部ローラ１０の凹状の外周面は、シートベルト２が側部ローラ１０上を衝撃なく且つねじれなく進むことを確実にする。これによりベルトの負荷は、かなり減少され、よってベルトの側縁領域の負荷およびこれに関連して起きる引裂きの危険性も対応して減少される。
【００２９】
ショルダアンカ３の構成は、第２図に詳細に示されている。２つのパーツに形成されたハウジング１３は、フープ部１１上に取り付けられる。フープ部１１は、好ましくは金属からなり、自動車にショルダアンカの取付けのための図示しない取付けボルトの孔１２を有する。ハウジング１３は、ジャケット１４からなり、ジャケット１４は、フープ部１１に取付け可能であって、ジャケット１４内にはガイドローラ９および側部ガイドローラ１０のための軸受１５、１６が形成される。ハウジングの第２の部分は、所定位置にクリップ留めされ、前面にむかってガイドローラ９および側部ガイドローラ１０の軸受１５および１６に覆い被さるカバー部１７として形成される。この設計により、ガイドローラ９および側部ガイドローラ１０は、関連する軸受１５および１６へ前面から簡単に挿入でき、所定位置に簡単にクリップ留めされるカバー部１７によってしっかりと保持される。この設計によって、ショルダアンカ３の製造および組立も簡素化される。
【００３０】
事故の際にショルダアンカ３によって受ける力は、好ましくは金属からなるフープ部１１によって自動車へ向けられる。逆にプラスチックよりなるハウジング１３は、シートベルト２の通常操作の際に発生する力のみを受ける。
【００３１】
第３図乃至第５図は、それぞれ本発明のシートベルト装置の２つの別の実施例に用いられるショルダアンカ３’、３”を示す。ショルダアンカ３’、３”は、それぞれシートベルト２が通過する開口２２を有するプラスチックで覆われた金属製フープ２１を備えている。
【００３２】
開口２２の下辺部分にガイド面１８が設けられている。このガイド面１８は、ベルト２の通過方向にゆるやかにカーブしており、ガイドローラ２０の外周面がいずれもガイド面１８の一部を形成するようにガイドローラ２０がガイド面１８に挿入されている。ガイドローラ２０の外周面１９同士の間に存在するガイド面１８部分は、フープ２１の下部２３によって形成される。
【００３３】
第３図および第４図のショルダアンカ３’では、３本のガイドローラ２０が互いに平行に配され、そのうち２つは、ガイド面１８のベルト入口側とベルト出口側それぞれに配置され、第３のガイドローラ２０は、ガイド面１８の中心に設けられており、よって該第３のガイドローラ２０の外周面１９は、湾曲したガイド面１８の頂上を形成する。
【００３４】
第５図のショルダアンカ３”では、互いに平行に配された２つのガイドローラ２０が設けられている。各ガイドローラ２０は、それぞれおおよそベルト入口側とベルト出口側に設けられている。この構成により、緩やかな曲率でのベルト２の折り返しが可能となる。
【００３５】
いずれのショルダアンカ３’、３”においても、フープ２１に軸支されたガイドローラ２０の曲率半径は、ガイド面１８の曲率半径よりも小さく、よってガイドローラ２０の転がり抵抗も同様に小さくなる。ガイド面上に２本もしくは３本のガイドローラ２０を配列したことにより、シートベルト２にかかる引き出し抵抗が小さくなる。ただし、小さな曲率半径を有するガイドローラは１本又は４本以上設けても良い。単に１本のガイドローラが設けられた場合は、好ましくはガイド面１８の中央に位置し、その頂上を形成する。
【００３６】
なお、図示はしないが、第３図〜第５図においても、ショルダアンカ３’、３”に側部ガイドローラ１０を設けても良い。
【００３７】
【発明の効果】
以上の通り、本発明のシートベルト装置によるとシートベルトがショルダアンカを通過するときの抵抗が著しく小さなものとなり、シートベルトの摩耗が防止される。また、固定された縁でベルトを引っ掻くことにより従来のベルトに起こりがちであったシートベルトの劣化も側部ガイドローラにより著しく減少される。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明のシートベルト装置の斜視図である。
【図２】 第１図の詳細を拡大して示した図である。
【図３】 本発明のシートベルト装置の別の実施例に用いられるショルダアンカの平面図である。
【図４】 第３図のショルダアンカの断面図である。
【図５】 本発明のシートベルト装置のさらに別の実施例に用いられるショルダアンカの斜視図である。
【符号の説明】
１ リトラクタ
２ シートベルト
３ ショルダアンカ
４ 開口
５ ラップアウタアンカ
６ シートベルトの先端部
７ タング
８ 挿通口
９ 主ガイドローラ
１０ 側部ガイドローラ
１１ フープ部（枠部）
１２ ボルト挿通孔
１３ ハウジング
１４ ジャケット
１５ 軸受
１６ 軸受
１７ カバー部
１８ ガイド面
１９ 外周面
２０ ガイドローラ
２１ フープ
２２ 開口
２３ 下部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a seat belt device, and more particularly, to an automobile in which a seat belt pulled out from a retractor is guided via a shoulder anchor (a member for changing the direction of the seat belt) arranged in a lateral direction above a seat. The present invention relates to a seat belt device for a seat. Specifically, the present invention relates to a seat belt apparatus in which the shoulder anchor has a seat belt guide roller.
[0002]
[Prior art]
The three-point seat belt device of an automobile has a retractor from which the seat belt is pulled out. The retractor is usually attached to a B column near the floor beside a car seat. The seat belt is withdrawn from this retractor, passes through a shoulder anchor provided on the side above the seat on the B column, and then back to the second fixture near the floor for attaching the belt end away from the retractor. Led. Between the shoulder anchor and the second fixture close to the floor, the seat belt is inserted through an insertion port of a tongue attached to a buckle provided on the opposite side of the seat.
[0003]
When the seat belt is wound and pulled out, the seat belt slides with the lower side of the opening of the shoulder anchor. This sliding places a burden on the belt and causes wear. In order to keep the friction generated at this time as low as possible, it is already known to provide a guide roller on the shoulder anchor.
[0004]
[Problems to be solved by the invention]
As a result of attaching the shoulder anchor to the B column, the shoulder anchor is located rearward with respect to the seat. When the shoulder anchor is provided with a guide roller, the axial direction of the guide roller is directed in the front-rear direction of the vehicle. For this reason, when the occupant wears the seat belt, the tension applied to the seat belt shifts the seat belt to the vehicle front side along the guide roller (that is, one end in the roller axis direction on the guide roller). Acts so as to be offset to the side). When the seat belt is wound or pulled out in this state, the seat belt slides directly on the inner peripheral surface of the shoulder anchor opening, and the seat belt is not smoothly pulled out or taken up. Will deteriorate.
[0005]
An object of the present invention is to prevent the seat belt from deteriorating in such a three-point seat belt device and to improve the seat belt so that it always passes through the shoulder anchor lightly.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The three-point seat belt device according to the present invention (Claim 1) is a three-point seat belt device having a seat belt (2), and the seat belt (2) can be pulled out from the retractor (1). And is guided through a shoulder anchor (3) having an opening (4) which is arranged in a lateral direction above the seat and through which the belt passes, and a main guide roller (9) of the seat belt (2) is provided at the lower side of the opening. ), At least one side guide roller (10) extending perpendicularly to the main guide roller (9) as at least another guide roller. The side guide roller (10) is disposed on the vertical side portion of the opening (4), and a bearing (15) is provided to support the side guide roller (10) and the main guide roller (9). 16) The main guide roller (9) and the side guide roller (10) are pivotally supported by the jacket (14) on the metal hoop (11), and the main guide roller (9) and the side guide roller (10). These bearings (15, 16) are covered with a cover part (17).
[0007]
According to the onset bright, at least one guide roller was substantially perpendicular disposed deflection roller is provided as another roller, bounding the side of the opening. This type of additional guide roller prevents belts that are offset to the side boundary of the shoulder anchor opening from being rubbed against this side boundary. Instead, the belt is set so that the additional guide rollers move, thereby significantly reducing the pull-out resistance of the belt and reducing wear. In order to reduce the wear of the two lateral boundary areas of the belt during withdrawal and winding of the belt, two additional guide rollers are provided, preferably bordering the shoulder anchor openings on both sides of the guide roller.
[0008]
According to another aspect of the present invention, the side guide roller jacket is directly adjacent to the guide roller jacket. In this way, it is ensured that each side guide roller is immediately rotated by the belt offset to that side. Also, the belt will not be pulled.
[0009]
In any case, the outer peripheral surface of the side guide roller is preferably a concave surface. This ensures a particularly preferred method for the belt to move on the side guide rollers without sudden movement or kinking.
[0010]
The three-point seat belt device of the present invention (Claim 5) has a seat belt (2), and the seat belt (2) can be pulled out from the retractor (1) and is arranged in the lateral direction above the seat. A three-point seat belt device guided through a shoulder anchor (3) having an opening (4) through which a seat belt (2) passes, wherein the lower side of the opening (4) is guided by a guide surface (18). The guide surface (18) is formed by the hoop portion (23), and a part of the guide surface (18) is formed by the outer peripheral surface (19) of the guide roller (20), The guide surface (18) is characterized by being gently curved in the passing direction of the seat belt (2).
[0011]
By using a guide surface with at least one inserted guide roller, the seat belt can be pulled out relatively easily. In this regard, the guide surface is gently curved in the direction in which the seat belt passes . The guide roller preferably has a smaller radius of curvature than the radius of curvature of the guide surface. The gently curved guide surface prevents the seat belt from bending too much in the shoulder anchor. If the seat belt is bent too much, it will be difficult to pull it out. A relatively small guide roller allows the guide roller to move easily. Accordingly, the seat belt can be easily pulled out.
[0012]
According to a further refinement of the invention, a total of two or three guide rollers are provided which are distributed on the guide surface and are preferably provided substantially parallel to one another. Two or three guide rollers, especially when distributed on the guide surface, to achieve very low friction in belt withdrawal on the one hand and small rotational resistance on the other hand It is particularly preferred to use In addition, two or three rollers can be implemented at a favorable cost.
[0013]
According to a further refinement of the invention, plain bearings are provided in each case for the rotation of the side guide rollers and / or the main guide rollers. This is not technically complicated to manufacture and is therefore preferable in terms of cost.
[0014]
The main guide roller and / or the side guide rollers are preferably rotated in a plastic jacket, which is preferably placed on a metal hoop. This also simplifies manufacturing and reduces costs, since the bearing means for all the guide rollers can be formed in a plastic jacket. A hoop, preferably made of metal or another suitable metal, thus ensures an adequate and secure fixation of the seat belt in the case of heavy loads such as those that occur in the event of an accident.
[0015]
According to the onset bright (claim 1), a bearing for the guide roller and the side guide roller is preferably covered by at least one cover part which can be clipped. This design simplifies the assembly configuration of the present invention because the guide roller can be easily inserted into the plastic jacket and the cover is simply clipped.
[0016]
The outer peripheral surface of the main guide roller and / or the side guide roller may be formed smoothly. According to another aspect of the present invention, the left side and / or right side of the opening through which the shoulder anchor seat belt passes may be a smooth guide surface.
[0017]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the invention are shown in the drawings and will now be described. Examples are shown as follows.
[0018]
FIG. 1 is a perspective view of a seat belt device of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view showing details of FIG.
FIG. 3 is a plan view of a shoulder anchor used in an embodiment of the seat belt device of the present invention.
4 is a sectional view of the shoulder anchor of FIG.
FIG. 5 is a perspective view of a shoulder anchor used in another embodiment of the seat belt apparatus of the present invention.
[0019]
FIG. 1 shows an important part of the three-point seat belt device of the present invention. That is, the retractor 1 from which the seat belt 2 is pulled out, the shoulder anchor 3 having the opening 4 through which the seat belt is passed and guided, the lap outer anchor 5 to which the front end portion 6 of the seat belt 2 is connected, and the seat belt 2 There is shown a tongue 7 having a passage 8 for it and provided between the shoulder anchor 3 and the lower fixture 5. The tongue 7 is attached to a buckle device (not shown) disposed on the opposite side of the lap outer anchor with a seat (not shown) interposed therebetween.
[0020]
The opening 4 of the shoulder anchor 3 has a substantially rectangular shape extending in a substantially horizontal direction. A main guide roller 9 is arranged along the lower side of the opening 4, and the seat belt 2 is configured to be folded and guided by the main guide roller 9. The main guide roller 9 has a cylindrical shape as shown in the figure, and has a pin-like convex shaft projecting from the axial position of both end faces. This convex shaft is rotatably supported by a bearing 15 described later.
[0021]
The seat belt 2 is hung on the main guide roller 9 so that the belt surface is in contact with the outer peripheral surface of the main guide roller 9. In order to prevent the seat belt 2 hung on the main guide roller 9 from being displaced, side guide rollers 10 are provided on both sides of the main guide roller 9, respectively. The side guide roller 10 has a drum shape in which the center side of the outer peripheral surface is bent. These side guide rollers 10 are arranged such that the axial direction of the side guide rollers 10 is perpendicular to the axial direction of the main guide roller 9. That is, the side guide roller 10 is disposed along the left side and the right side of the opening 4. Pin-shaped convex shafts project from the upper and lower end surfaces of these side guide rollers 10, and these convex shafts are rotatably supported by bearings 16, 16 provided on the shoulder anchor 3. ing.
[0022]
The guide rollers 9 and 10 are preferably provided on the shoulder anchor 3 so that their axial centers are substantially in the same plane, but the axial centers of the guide rollers 9 and 10 are slightly shifted. It doesn't matter.
[0023]
The shoulder anchor 3 includes a metal frame portion (hoop portion) 11 disposed on the back side of the shoulder anchor, a frame-shaped synthetic resin jacket 14 covering the front surface side of the frame portion 11, and the front surface of the jacket 14. And a cover portion 17 made of a synthetic resin, which has an upward U shape and is attached so as to cover the side. The frame (hoop) 11 is provided with a bolt insertion hole 12 for bolting the shoulder anchor 3 to the B column.
[0024]
The bearings 15 and 16 are provided as recesses on the front side of the jacket 14. With the cover portion 17 removed from the jacket 14, the convex shafts of the guide rollers 9 and 10 are inserted into the bearings 15 and 16 made of the concave portions, respectively, and then the cover portion 17 is attached to the jacket 14 so that each guide roller 9 10 is attached to the shoulder anchor 3 so as not to fall off and to be rotatable.
[0025]
Thus, the shoulder anchor 3 in which the main guide roller 9 is disposed on the lower side portion of the opening 4 for passing the seat belt 2 and the side guide rollers 10 are disposed on the left side portion and the right side portion of the opening 4, respectively. The seat belt 2 passes through the opening 4 very smoothly. Since the side guide roller 10 is provided, the side portion of the seat belt 2 does not slide directly on the left side and the right side of the opening 4, so that wear of the seat belt 2 is prevented and No excessive force is applied to the seat belt 2 at the time of taking in and out.
[0026]
The shoulder anchor 3 includes a metal frame portion (hoop portion) 11 and can sufficiently withstand a large external force applied from the seat belt 2.
[0027]
Next, the configuration and operation of the shoulder anchor 3 will be additionally described. The shoulder anchor 3 has a guide roller 9 that borders the opening 4 of the shoulder anchor 3 below. In addition to the guide roller 9, two side rollers 10 are provided on the shoulder anchor 3 to mark the side of the opening 4 of the shoulder anchor 3. The seat belt 2 that has passed through the shoulder anchor 3 from the bottom and has been licked forward and downward is guided in this manner through the opening 4 of the shoulder anchor 3 without much friction.
[0028]
When the seat belt is offset to one side of the opening 4 of the shoulder anchor 3 when being wound or pulled out, the seat belt rides on one side of the side roller 10, and there is almost no friction through the opening 4 of the shoulder anchor 3 in the lateral direction. Guided. Further, the concave outer peripheral surface of the side roller 10 that is continuous so as to be flush with the outer peripheral surface of the guide roller 9 ensures that the seat belt 2 travels on the side roller 10 without impact and without twisting. This significantly reduces the load on the belt, and correspondingly reduces the load on the side edge region of the belt and the associated risk of tearing.
[0029]
The construction of the shoulder anchor 3 is shown in detail in FIG. A housing 13 formed in two parts is mounted on the hoop portion 11. The hoop portion 11 is preferably made of metal and has a mounting bolt hole 12 (not shown) for mounting a shoulder anchor on the automobile. The housing 13 includes a jacket 14, which can be attached to the hoop portion 11, and bearings 15 and 16 for the guide roller 9 and the side guide roller 10 are formed in the jacket 14. The second part of the housing is clipped in place and formed as a cover part 17 that covers the bearings 15 and 16 of the guide roller 9 and side guide roller 10 towards the front. With this design, the guide roller 9 and the side guide roller 10 can be easily inserted from the front into the associated bearings 15 and 16 and are securely held by a cover part 17 that is simply clipped in place. This design also simplifies the manufacture and assembly of the shoulder anchor 3.
[0030]
The force received by the shoulder anchor 3 in the event of an accident is directed to the vehicle by the hoop part 11 preferably made of metal. On the contrary, the housing 13 made of plastic receives only the force generated during normal operation of the seat belt 2.
[0031]
3 to 5 show shoulder anchors 3 'and 3 ", respectively, used in two different embodiments of the seat belt device of the present invention. A metal hoop 21 covered with plastic having an opening 22 therethrough is provided.
[0032]
A guide surface 18 is provided on the lower side of the opening 22. The guide surface 18 is gently curved in the passing direction of the belt 2, and the guide roller 20 is inserted into the guide surface 18 so that the outer peripheral surface of the guide roller 20 forms part of the guide surface 18. Yes. A portion of the guide surface 18 existing between the outer peripheral surfaces 19 of the guide rollers 20 is formed by the lower portion 23 of the hoop 21.
[0033]
In the shoulder anchor 3 'shown in FIGS. 3 and 4, three guide rollers 20 are arranged in parallel to each other, two of which are arranged on the belt inlet side and the belt outlet side of the guide surface 18, respectively. The guide roller 20 is provided at the center of the guide surface 18, so that the outer peripheral surface 19 of the third guide roller 20 forms the top of the curved guide surface 18.
[0034]
The shoulder anchor 3 "in Fig. 5 is provided with two guide rollers 20 arranged in parallel to each other. Each guide roller 20 is provided approximately on the belt inlet side and the belt outlet side. Thus, the belt 2 can be folded back with a gentle curvature.
[0035]
In any shoulder anchor 3 ′, 3 ″, the radius of curvature of the guide roller 20 pivotally supported by the hoop 21 is smaller than the radius of curvature of the guide surface 18, so that the rolling resistance of the guide roller 20 is similarly reduced. By arranging two or three guide rollers 20 on the guide surface, the drawing resistance applied to the seat belt 2 is reduced, however, one or more guide rollers having a small radius of curvature may be provided. If only one guide roller is provided, it is preferably located in the center of the guide surface 18 and forms the top.
[0036]
Although not shown, the side guide rollers 10 may be provided on the shoulder anchors 3 ′ and 3 ″ in FIGS.
[0037]
【The invention's effect】
As described above, according to the seat belt device of the present invention, the resistance when the seat belt passes through the shoulder anchor becomes extremely small, and the wear of the seat belt is prevented. In addition, the side guide roller significantly reduces the deterioration of the seat belt, which tends to occur in the conventional belt by scratching the belt with the fixed edge.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view of a seat belt device of the present invention.
FIG. 2 is an enlarged view showing details of FIG. 1;
FIG. 3 is a plan view of a shoulder anchor used in another embodiment of the seat belt apparatus of the present invention.
4 is a cross-sectional view of the shoulder anchor of FIG. 3;
FIG. 5 is a perspective view of a shoulder anchor used in still another embodiment of the seat belt device of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Retractor 2 Seat belt 3 Shoulder anchor 4 Opening 5 Lap outer anchor 6 Seat belt front-end 7 Tongue 8 Insertion port 9 Main guide roller 10 Side guide roller 11 Hoop part (frame part)
12 Bolt insertion hole 13 Housing 14 Jacket 15 Bearing 16 Bearing 17 Cover part 18 Guide surface 19 Outer peripheral surface 20 Guide roller 21 Hoop 22 Opening 23 Lower part

Claims (10)

３点式シートベルト装置であって、シートベルト（２）を有し、
シートベルト（２）は、リトラクタ（１）から引き出し可能であり、座席上方の横方向に配されベルトが通過する開口（４）を有するショルダアンカ（３）を介して案内され、
該開口の下辺部には、シートベルト（２）の主ガイドローラ（９）が設けられている３点式シートベルト装置において、
偏向装置（３）は少なくとももう一つのガイドローラとして、主ガイドローラ（９）に垂直に延在する少なくともひとつの側部ガイドローラ（１０）を有し、該側部ガイドローラ（１０）は開口（４）の縦辺部に配置されており、
側部ガイドローラ（１０）および主ガイドローラ（９）の軸支のために軸受（１５、１６）が設けられ、
主ガイドローラ（９）および側部ガイドローラ（１０）は、金属製のフープ部（１１）上のジャケット（１４）に枢支され、
主ガイドローラ（９）および側部ガイドローラ（１０）の軸受（１５、１６）は、カバー部（１７）により覆われていることを特徴とする３点式シートベルト装置。A three-point seat belt device having a seat belt (2);
The seat belt (2) can be pulled out of the retractor (1) and is guided through a shoulder anchor (3) having an opening (4) that is arranged in a lateral direction above the seat and through which the belt passes.
In the three-point seat belt device in which the main guide roller (9) of the seat belt (2) is provided at the lower side of the opening,
The deflecting device (3) has at least one side guide roller (10) extending perpendicularly to the main guide roller (9) as at least another guide roller , the side guide roller (10) being open. It is arranged on the vertical side of (4),
Bearings (15, 16) are provided for supporting the side guide rollers (10) and the main guide rollers (9),
The main guide roller (9) and the side guide roller (10) are pivotally supported by a jacket (14) on a metal hoop (11),
The three-point seat belt device characterized in that the bearings (15, 16) of the main guide roller (9) and the side guide rollers (10) are covered with a cover portion (17) . 偏向装置（３）の開口（４）の左辺部及び右辺部にそれぞれ側部ガイドローラ（１０）が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の３点式シートベルト装置。The three-point seat belt device according to claim 1 , wherein side guide rollers (10) are respectively provided on the left side and the right side of the opening (4) of the deflecting device (3). 側部ガイドローラ（１０）の外周面は、いずれも主ガイドローラ（９）の外周面に隣接することを特徴とする請求項１または２に記載の３点式シートベルト装置。The three-point seat belt device according to claim 1 or 2 , wherein the outer peripheral surface of the side guide roller (10) is adjacent to the outer peripheral surface of the main guide roller (9). 側部ガイドローラ（１０）の外周面は、いずれも凹面状に形成されていることを特徴とする請求項１ないし３のいずれか１項に記載の３点式シートベルト装置。The three-point seat belt device according to any one of claims 1 to 3 , wherein the outer peripheral surfaces of the side guide rollers (10) are formed in a concave shape. シートベルト（２）を有し、
シートベルト（２）は、リトラクタ（１）から引き出し可能であり、座席上方の横方向に配されシートベルト（２）が通過する開口（４）を有するショルダアンカ（３）を介して案内される３点式シートベルト装置であって、
開口（４）の下辺部は、ガイド面（１８）により形成され、該ガイド面（１８）はフープ部（２１）の下部（２３）によって形成されており、且つ該ガイド面（１８）の一部は、ガイドローラ（２０）の外周面（１９）により形成されており、
ガイド面（１８）は、シートベルト（２）の通過方向に緩やかに湾曲していることを特徴とする３点式シートベルト装置。Having a seat belt (2),
The seat belt (2) can be pulled out from the retractor (1), and is guided through a shoulder anchor (3) having an opening (4) arranged in a lateral direction above the seat and through which the seat belt (2) passes. A three-point seat belt device,
A lower side portion of the opening (4) is formed by a guide surface (18) , and the guide surface (18) is formed by a lower portion (23) of the hoop portion (21) and is one part of the guide surface (18) . The part is formed by the outer peripheral surface (19) of the guide roller (20) ,
The three-point seat belt device, wherein the guide surface (18) is gently curved in the passing direction of the seat belt (2) . ガイドローラ（２０）は、ガイド面（１８）の曲率半径よりも小さな曲率半径を有することを特徴とする請求項５に記載の３点式ベルト装置。The three-point belt device according to claim 5 , characterized in that the guide roller (20) has a radius of curvature smaller than the radius of curvature of the guide surface (18). 複数のガイドローラ（２０）がガイド面（１８）上に間隔をおいて配置されていることを特徴とする請求項６に記載の３点式ベルト装置。The three-point belt device according to claim 6 , wherein a plurality of guide rollers (20) are arranged on the guide surface (18) at intervals. 実質的に互いに平行な合計で２個または３個のガイドローラ（２０）が設けられていることを特徴とする請求項５ないし７のいずれか１項に記載の３点式ベルト装置。The three-point belt device according to any one of claims 5 to 7 , wherein a total of two or three guide rollers (20) substantially parallel to each other are provided. ガイドローラの外周面は、滑らかに形成されていることを特徴とする請求項１ないし８のいずれか１項に記載の３点式シートベルト装置。The three-point seat belt device according to any one of claims 1 to 8 , wherein an outer peripheral surface of the guide roller is formed smoothly. ガイドローラ（９、２０）および／または側部ガイドローラ（１０）の外周面は、組み立てられることを特徴とする請求項１ないし９のいずれか１項に記載の３点式シートベルト装置。The three-point seat belt device according to any one of claims 1 to 9 , wherein the outer peripheral surfaces of the guide rollers (9, 20) and / or the side guide rollers (10) are assembled.

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