JP3651090B2 - 衝突時におけるステアリングシャフト落下防止構造 - Google Patents

衝突時におけるステアリングシャフト落下防止構造 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のキャブの前面側に固定され、ブレーキ,クラッチ等のペダルを支持するペダルブラケットに支持されるステアリングシャフトの衝突時における落下防止構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
図9は従来一般に採用されているステアリングシャフト3の支持構造を示す。自動車の前面にはフロントガラス41やフロントリッド42を支持するフロントフレーム25が設けられると共に、インストルメントパネル(図略)を支持するインストルメントパネルレインフォース27(以下、インパネレインフォース27と略称する)が設けられている。なお、フロントフレーム25にはダッシュパネル44が固定され、インパネレインフォース27はダッシュパネル44に連結する図略のブラケットに固定される。一方、ブレーキペダルやクラッチペダル(図略)等のペダル類を支持するペダルブラケット1cは、その前方側の上方取付部6をフロントフレーム25に固定され、前面部43および足部12をダッシュパネル44に固定されると共に、後方側のパネル取付部9をインパネレインフォース27に固定されて支持される。なお、ペダルブラケット1cの上面側にはブラケット上面部8が形成される。
【0003】
一方、ステアリングホイール45が装着されるステアリングシャフト3はステアリングコラム4に嵌着されるステアリングコラムブラケット5を介してペダルブラケット1cの後面部10に支持される。なお、ステアリングシャフト3はユニバーサルジョイント46,46およびシャフト47を介してステアリングユニット48側に連結される。ここで、上方側のユニバーサルジョイント46は自動車の不動側に固持される。
【0004】
フロアパネル49上に載置されるシート50の着座者51はシート50を前後方向に移動調整し、ステアリングホイール45を把持した運転姿勢において図示の寸法aを自分の体型に応じた値に保持する。
【0005】
ペダルブラケット1cは前記のようにステアリングシャフト3を所定位置に位置決め保持する必要があるため比較的高剛性のものからなり、鋼材で形成されるものが多い。
【0006】
本発明に関連する公知技術の1つとして、特開平6−255536号公報に開示するものがある。この「車体前部構造」は、車体の前方から荷重が作用した場合にエンジン等が車体後方に移動し、それに伴ってダッシュパネルやペダルブラケットが後方に押され、インパネレインフォースに取り付けられているステアリングシャフト等が車体後方へ移動するのを防止するものであり、ペダルブラケットの全体剛性を低下させることなく、ペダルブラケットに伝達される荷重を確実に吸収するものである。具体的には外力により容易に伸長する伸長部をペダルブラケットの取付部に設けたものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
図9に示した構造のステアリングシャフト3の支持構造を有するペダルブラケット1cの場合には、自動車の衝突時等における大きな力が前面に作用すると、図10に示すようにフロントリッド42やフロントフレーム25およびダッシュパネル44等が後方に大きく変形する。それに伴って、ペダルブラケット1cは前記のように高剛性のため、そのまま押されて後方に移動する。従って、ペダルブラケット1cが連結されているインパネレインフォース27やステアリングコラムブラケット5が後方に移動し、ステアリングホイール45が着座者51に近接し、図9に示した寸法aが図10のa′のように縮まり、場合によってはステアリングホイール45が着座者51に接触し、着座者51がステアリングホイール45とシート50の間に挟み込まれ、着座者の生存空間が狭められるという問題点がある。
【0008】
そこで、図11に示すように、ペダルブラケットとしてアルミ材からなる低剛性のペダルブラケット1dを採用すると、衝突時の力によりペダルブラケット1dにつぶれ又は亀裂が生じ、ペダルブラケット1dが割れることにより衝撃エネルギーが吸収される。そのため、前記のような問題点は少なくなる。しかしながら、図12に示すように、ステアリングコラムブラケット5がペダルブラケット1dから離脱する場合が生じ、ステアリングシャフト3が図9,図10に示したユニバーサルジョイント46の部分を基点として後方に倒れ、ステアリングシャフト3が落ち込む問題点が生ずる。なお、このステアリングシャフト3の落ち込みを落下と仮称している。
【0009】
一方、前記した公知技術の場合、前記伸長部の存在によりステアリングシャフトの車体後方への移動は防止されるが、伸長部で吸収し得ない衝突力が作用する場合もあり、ステアリングシャフトの落下を完全に防止することは難しい。また、伸長部は構造が複雑であり、コストアップになる。
【0010】
本発明は、以上の事情に鑑みてなされたものであり、衝突等の大きな力が作用した場合において、衝撃エネルギーを吸収すると共に、ステアリングシャフトの落下を確実に防止することができる簡便構造の衝突時におけるステアリングシャフト落下防止構造を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は、以上の目的を達成するために、自動車のキャブの前面側のダッシュパネル及びフロントフレームに固定されると共にインストルメントパネルレインフォースに固定され、ペダル類を支持するペダルブラケットに固持されるステアリングシャフトの落下防止構造であって、前記ステアリングシャフトに嵌着されたステアリングコラムブラケットを直接及び鋼材からなる落下防止用ブラケットを介して前記ペダルブラケットに固定し、前記落下防止用ブラケットを前記インストルメントパネルレインフォースに固定すると共に前記ペダルブラケットに衝突時等に発生するエネルギーを吸収する衝撃力吸収機構部を設けて衝突時におけるステアリングシャフト落下防止構造を構成するものである。また、前記衝撃力吸収機構部が、前記ペダルブラッケットに部分的に形成される低剛性部であることを特徴とし、前記ペダルブラケットが、アルミニウム材からなることを特徴とするものである。
【0012】
ステアリングコラムブラケットはペダルブラケットに連結されると共に落下防止用ブラケットを介してインパネレインフォースにも連結される。そのため、ステアリングコラムブラケットとペダルブラケットとの連結が外れてもステアリングコラムブラケットはインパネレインフォースにより支持され、ステアリングシャフトの落下は防止される。一方、ペダルブラケットに衝撃力吸収機構部を設けることにより、衝撃エネルギーが吸収され、ステアリングシャフト側には大きな力が伝達されない。衝撃力吸収機構部としては各種のものが適用可能であるが、ペダルブラケットに部分的に低剛性部を作り、その部分の破損により衝撃エネルギーを吸収することができる。また、低剛性のアルミ材を用いることにより、衝撃エネルギーの吸収が効果的に行なわれる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の衝突時におけるステアリングシャフト落下防止構造を図面に基づき詳細に説明する。まず、図1により、本発明の衝突時におけるステアリングシャフト落下防止構造に係る各構成部の構造を説明する。まず、ペダルブラケット1は鋼材でもよいが、本例では低剛性のアルミニウム材から形成され、前面側に上方取付部6を有するツノ状部7と、ツノ状部7の基端部に連結するブラケット上面部8と、後方のパネル取付部9と、ステアリングコラムブラケット5等が取り付けられる後面部10と、ペダル11を支持する足部12等からなる。なお、ツノ状部7とパネル取付部9および足部12はリブを有する構造のものからなる。
【0014】
衝撃エネルギーを吸収する衝撃力吸収機構部(以下、吸収機構部と略称する)としては、ペダルブラケット1自体を前記のようにアルミ材で形成するだけでもよいが、本例では前記のペダルブラケット1の各部に低剛性の吸収機構部を形成し、衝突力作用時においてその部分に変形,亀裂が生じペダルブラケット1が割れることにより、衝撃エネルギーを吸収するような工夫がされている。具体的にはツノ状部7は上方に向かうに従って、前記リブを薄く、かつ上方取付部6の肉厚を薄くし低剛性部を形成する。また、ブラケット上面部8に孔13,14を貫通形成すると共に、孔13,14の周縁に薄肉部15を形成する。また、後面部10にも多くの窓16,17,18,19,20,21,22,23を開口形成し、窓16等のまわりに低剛性部を形成している。なお、足部12はペダル11をペダルストッパ24を介して支持するため高剛性に形成する。また、前記の各低剛性部はそれぞれ剛性度に差をつけ、衝撃時等における変形,亀裂等が衝撃力の大きさに伴って順次に発生し、円滑に衝撃エネルギーを吸収するようにしてもよい。
【0015】
また、上方取付部6にはフロントフレーム25に固定するための取付孔26が穿孔され、パネル取付部9にはインパネレインフォース27に固定するための取付孔26がそれぞれ穿孔される。また、後面部10には取付孔29,30,31,32等が上下左右に設けられている。
【0016】
落下防止用ブラケット2は、コ字形状の適宜厚みの平板部材からなり、貫通孔33,34,35,36が上下左右に穿孔される。なお、本例では落下防止用ブラケット2は鋼材から形成される。
【0017】
ステアリングシャフト3を支持するステアリングコラム4にはステアリングコラムブラケット5が嵌着される。ステアリングコラムブラケット5には上下左右に取付孔37,38,39,40が穿孔される。
【0018】
次に、前記した各構成部の連結構造を図1および図2により説明する。ペダルブラケット1は前記したように、ツノ状部7の上方取付部6の取付孔26によりフロントフレーム25に固定されると共にその前面部43(図2)をダッシュパネル44に固定され、後方側のパネル取付部9の取付孔28によりインパネレインフォース27に固定される。
【0019】
一方、落下防止用ブラケット2は下方の貫通孔35,36をペダルブラケット1の後面部10の上方側の取付孔29,30に合致させ、ペダルブラケット1に固定されると共に図2に示すように上方の貫通孔33,34によりインパネレインフォース27に固定される。
【0020】
ステアリングコラムブラケット5はその上方側の取付孔37,38を落下防止用ブラケット2の下方側の貫通孔35,36に合致させ、ペダルブラケット1の取付孔29,30を介してペダルブラケット1に共締めされる。また、ステアリングコラムブラケット5はその下方側の取付孔39,40をペダルブラケット1の後面部10の下方側の取付孔31,32に合致させてペダルブラケット1に固定される。
【0021】
ペダルブラケット1に変形や亀裂が生じない場合には、図2に示すようにシート50上の着座者51の背面はステアリングホイール45から寸法aだけ離れた所望の着座空間を保持して配置され何等の危険もない。また、ステアリングシャフト3は所定の角度だけ傾斜してユニバーサルジョイント46に連結される。
【0022】
図3に示すように、衝突等が生じ自動車の前面に大きな力が作用するとフロントフレーム25,フロントリッド42,ダッシュパネル44が後方に変形し、それに伴ってペダルブラケット1が後方に押される。インパネレインフォース27は比較的高剛性に形成されているため、前記の押圧力によりインパネレインフォース27は移動せず図示のように低剛性のペダルブラケット1に亀裂や破壊が生ずる。特に、本例ではペダルブラケット1はアルミ材からなり、前記したようにツノ状部7に薄肉のウイークポイントが形成され、更にブラケット上面部8に孔13,14が形成され、その周縁に薄肉部15があり、かつ後面部10にも多くの窓16,17,18,19,20,21,22,23が開口形成される等各所にウイークポイントが形成されているため、ペダルブラケット1は容易に変形する。そのため衝撃エネルギーはペダルブラケット1の前記各ウイークポイントの次々の変形,亀裂や全体の変形,亀裂によりペダルブラケット1が割れることにより吸収され、ステアリングシャフト3側には大きな押圧力が作用しない。また、図3に示すように、仮りにペダルブラケット1が割れること等によりステアリングコラムブラケット5とペダルブラケット1との連結が外れたとしても、ステアリングコラムブラケット5は落下防止用ブラケット2を介してインパネレインフォース27に固定されるため、ステアリングシャフト3等は図2に示した位置および角度をほとんどそのまま保持する。従って、着座者51の背面とステアリングホイール45間の寸法aは変化せず、ステアリングシャフト3の落下も生じない。そのため着座空間が保持され危険がない。なお、ペダルブラケット1を鋼材で形成したとしても前記したウイークポイントによりペダルブラケット1が変形するため、前記とほぼ同様の効果が生じ、着座者51には危険がおよばない。勿論、ペダルブラケット1をアルミ材で形成することにより軽量化の効果があり、アルミダイキャストで成形する場合には一体成形が可能なため鋼材のものに較べて部品点数の低減とコストダウンが図れる。
【0023】
図4は本発明の別の実施の形態を示すものである。本例は前記のペダルブラケット1の落下防止用ブラケット2の取り付け部の形状のみを変えたものである。すなわち、本例のペダルブラケット1aは、その後面部10aに落下防止用ブラケット2aの左右の側部52,52が嵌入する凹溝53,53を設けると共に、凹溝53,53間のブラケット上面部8a上に落下防止用ブラケット2aの上側部54が載置されるようにしたものである。これにより、落下防止用ブラケット2aを容易に且つきちんとペダルブラケット1aに組み付けることができると共に、落下防止用ブラケット2aの厚さ分だけ窓18,19,20,21の周縁部が薄肉となり低剛性となる。なお、図4は落下防止用ブラケット2aを凹溝53,53に嵌入する直前の状態を示している。
【0024】
図5は本発明の更に別の実施の形態を示す。本例は落下防止用ブラケットを左右に分離した2枚のプレート状部材とし、図4の凹溝53と同じような凹溝55を2つ設けて各プレート状部材を別々に嵌入するものである。本例の落下防止用ブラケット2bは図6の(a),(b)に示すように、長方形のプレート部材に係止片56を屈曲成形すると共に、貫通孔57,58,59を貫通形成したものからなる。貫通孔57は落下防止用ブラケット2bを図1等に示したインパネレインフォース27に固定するためのものであり、貫通孔59は図5に示すようにステアリングコラムブラケット5b(図7,図8)を取り付ける前に予め落下防止用ブラケット2bをペダルブラケット1bに固定するためのものである。そして、貫通孔58と図5に示す後面部10bの取付孔31,32とが前記のものと同様にステアリングコラムブラケット5bの取付孔37,38と39,40とに対応する。
【0025】
一方、図7,図8に示すように、本例のステアリングコラムブラケット5bには、落下防止用ブラケット2bの係止片56の係着する係止孔60が形成される。図8は落下防止用ブラケット2bとステアリングコラムブラケット5bとの係合状態を示すものであり、ステアリングコラムブラケット5bの係止孔60に落下防止用ブラケット2bの係止片56を係着することにより両者は連結される。そのため、ステアリングコラムブラケット5bの取付孔37,38を落下防止用ブラケットの貫通孔58,58に対応させ、かつステアリングコラムブラケット5bの取付孔39,40をペダルブラケット1bの取付孔31,32に対応させるだけでステアリングコラムブラケット5bを落下防止用ブラケット2bと共にペダルブラケット1b側に固定することができる。そして、その際、作業者は両手が使える。つまり、貫通孔59,係止片56,および係止孔60を設けることにより、ステアリングコラムブラケット5bの取り付け時に、作業者は両手を使える。そのため、作業性が向上し、ステアリングコラムブラケット5b側の保持が一層確実となる。
【0026】
以上の説明において、落下防止用ブラケット2,2a,2bを図示のものとしたが、その形状,材質は前記説明のものに限定するものではない。また、ペダルブラケット1,1a,1bも前記説明の形状,材質のものに限定するものではない。
【0027】
【発明の効果】
本発明によれば、次のような顕著な効果を奏する。
1)ステアリングシャフトを支持するステアリングコラムブラケットが鋼材からなる落下防止用ブラケットを介して剛性のあるインパネレインフォース側に固定されるため、衝突時等においてペダルブラケットに変形,亀裂等が生じてもステアリングシャフトの落下や後方への移動が確実に防止され、着座者の着座空間が保持され安全性の向上が図れる。
また、ペダルブラケットに衝撃力吸収機構部を設けることにより、衝撃エネルギー等の大きなエネルギーが吸収され、ステアリングシャフト側への押圧力が緩和される。
2)衝撃力吸収機構部がペダルブラッケットに部分的に設けられた低剛性部の場合には、所望の場所でペダルブラッケットを変形,亀裂させることが可能になり、安全設計が確実に行なわれる。
3)衝撃力吸収機構部としてペダルブラッケットをアルミ材で形成するものを採用することにより、ペダルブラッケット全体が低剛性となり、衝撃時等における変形,亀裂等が衝撃力の大きさに伴って順次に発生し、衝撃エネルギーを大幅に吸収することができる。また、アルミ材を採用することにより軽量化が図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構造を示す分解斜視図。
【図2】本発明における落下防止用ブラケットとペダルブラケットおよびステアリングシャフト側との連結構造とこれ等のキャブ内の配置を示す模式的側面図。
【図3】本発明の衝突力作用時における作用を説明するための模式的側面図。
【図4】本発明の他の例の落下防止用ブラケットのペダルブラケットへの取り付け途中の状態を示す部分斜視図。
【図5】本発明の更に他の例の落下防止用ブラケットのペダルブラケットへの取り付け途中の状態を示す部分斜視図。
【図6】本発明の図5における落下防止用ブラケットの詳細構造を示す斜視図(図6(a))と該斜視図のA−A線断面図(図6(b))。
【図7】図6に示した落下防止用ブラケットが係着するステアリングコラムブラケットを示す斜視図。
【図8】図6に示した落下防止用ブラケットと図7のステアリングコラムブラケットとの係合状態を示す斜視図。
【図9】従来のペダルブラケットとステアリングシャフト側との連結構造と、それ等のキャブ内の配置を示す模式的側面図。
【図10】従来のペダルブラケットにおける衝撃力作用時の問題点を説明するための模式的側面図。
【図11】従来のステアリングシャフトとペダルブラケットの連結構造を示す部分斜視図。
【図12】図11の衝突時における変形状態を示す部分斜視図。
【符号の説明】
1 ペダルブラケット
1a ペダルブラケット
1b ペダルブラケット
2 落下防止用ブラケット
2a 落下防止用ブラケット
2b 落下防止用ブラケット
3 ステアリングシャフト
4 ステアリングコラム
5 ステアリングコラムブラケット
5b ステアリングコラムブラケット
6 上方取付部
7 ツノ状部
8 ブラケット上面部
8a ブラケット上面部
9 パネル取付部
10 後面部
10a 後面部
10b 後面部
11 ペダル
12 足部
13 孔
14 孔
15 薄肉部
16 窓
17 窓
18 窓
19 窓
20 窓
21 窓
22 窓
23 窓
24 ペダルストッパ
25 フロントフレーム
26 取付孔
27 インストルメントパネルレインフォース(インパネレインフォース)
28 取付孔
29 取付孔
30 取付孔
31 取付孔
32 取付孔
33 貫通孔
34 貫通孔
35 貫通孔
36 貫通孔
37 取付孔
38 取付孔
39 取付孔
40 取付孔
41 フロントガラス
42 フロントリッド
43 前面部
44 ダッシュパネル
45 ステアリングホイール
46 ユニバーサルジョイント
47 シャフト
48 ステアリングユニット
49 フロアパネル
50 シート
51 着座者
52 側部
53 凹溝
54 上側部
55 凹溝
56 係止片
57 貫通孔
58 貫通孔
59 貫通孔
60 係止孔

Claims (3)

  1. 自動車のキャブの前面側のダッシュパネル(44)及びフロントフレーム(25)に固定されると共にインストルメントパネルレインフォース(27)に固定され、ペダル類を支持するペダルブラケット(1)に固持されるステアリングシャフト(3)の落下防止構造であって、前記ステアリングシャフト(3)に嵌着されたステアリングコラムブラケット(5)を直接及び鋼材からなる落下防止用ブラケット(2)を介して前記ペダルブラケット(1)に固定し、前記落下防止用ブラケット(2)を前記インストルメントパネルレインフォース(27)に固定すると共に前記ペダルブラケット(1)に衝突時等に発生するエネルギーを吸収する衝撃力吸収機構部を設けることを特徴とする衝突時におけるステアリングシャフト落下防止構造。
  2. 前記衝撃力吸収機構部が、前記ペダルブラッケット(1)に部分的に形成される低剛性部である請求項1に記載の衝突時におけるステアリングシャフト落下防止構造。
  3. 前記ペダルブラケット(1)が、アルミニウム材からなる請求項1又は2に記載の衝突時におけるステアリングシャフト落下防止構造。
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