JP3649578B2 - 内視鏡用親水性チューブ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内視鏡単体又は内視鏡用静脈瘤結紮デバイス、内視鏡用可動式フード等の内視鏡に装着して用いるデバイスを装着した内視鏡の上から装着して用いるチューブ状又は袋状の構造体で、内視鏡に装着して用いるデバイス及びこれを駆動するためのものを内視鏡に沿わせて固定することができ、かつ水や体液又は粘膜と接触したときに表面が潤滑となり内視鏡やこれらの内視鏡に装着して用いるデバイス及びこれを駆動するためのものと生体組織との摩擦を低減し、内視鏡及び内視鏡に装着して用いるデバイスの生体内への挿入を容易にすると共に生体組織の損傷を防止するための内視鏡用親水性チューブに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
内視鏡は食道、胃、十二指腸、小腸、大腸、胆道、膵管等と様々な体内の管腔に挿入され、診断や治療が行われているが、内視鏡の体内挿入部は生体組織や粘膜との滑りが悪く、特に管腔の曲がりくねった部位を越えて内視鏡を体内の管腔に進める場合、屈曲した体内の管腔を傷つけたり、管腔の壁を突き破ってしまう等の問題が有る。また、内視鏡の先端等に内視鏡用静脈瘤結紮デバイスや可動式のフード等の可動式デバイスを装着する場合、その可動部に気体や液体を送り駆動するためのデバイス駆動用チューブを内視鏡の胴体に沿わせて、テープで止める操作が必要であるがこれらの内視鏡用デバイスを取り付ける度に又はデバイスを交換する度に、さらには内視鏡を洗浄する度にこのテープを取り外し、再度新しいテープで止めるといった操作が必要で非常に手間が掛かるという問題を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は従来のこのような問題点を解決しようとするものである。そこで、光官能性アジド基又は芳香族ケトン基を有する化合物をC−H結合を有する合成樹脂の表面に接触させ紫外線を照射すると共有結合で強固に構造体の表面に共有結合できることに着目し、管状又は袋状の熱可塑性エラストマー又は合成ゴム及び天然ゴムの一方の表面に親水性化合物と二官能性の光官能基を有する化合物との混合物又は予めスクシンイミド基、イソシアネート基、アルデヒド基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、酸無水物の中から選ぶことのできる一つの官能基との反応によって親水性化合物を光官能性基を有する化合物に結合した化合物をコーティングし紫外線照射することによって、一方の面に親水性層を有する管状又は袋状の合成樹脂エラストマー又は合成ゴム及び天然ゴムを形成することが可能であり、これらの袋状及び管状の親水性チューブを内視鏡の体内挿入部に装着することで内視鏡挿入による体内組織の損傷を防止できだけでなく内視鏡の挿入も容易になること、及び可動式内視鏡用デバイスを先端に装着し、このデバイスを駆動するためのデバイス駆動用チューブの上から内視鏡と共にこれらの袋状及び管状の親水性チューブを装着することで従来実施されていたテープによるデバイス駆動用チューブの固定及びテープの取り外しが不要となることを見出し、鋭意研究し本発明に至った。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は管状又は袋状の樹脂に親水性層を設け、内視鏡に装着する内視鏡用親水性チューブであって、前記親水性層は、前記管状又は袋状の樹脂の外側に設け内視鏡に装着するとともに、前記親水性層は、二官能性試薬によって前記樹脂の表面に共有結合していることを特徴とする内視鏡用親水性チューブである。または内視鏡に取り付けて使用する可動式内視鏡用デバイスに気体又は液体を送ったり吸引したりするデバイス駆動用のチューブなどの可動部を駆動する力を伝達するためのものや直接液体や気体を内視鏡に沿って体内に送ったり吸引したりするためのチューブなど内視鏡の胴体に沿わせて設置するものを内視鏡に装着した後これらの上から装着しこれらを内視鏡の胴体に固定できかつ内視鏡及びこれらのものに滑性を付与することを特徴とする内視鏡用親水性チューブである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明で用いることのできる管状又は袋状の樹脂は、分子内にC−H結合を持つ樹脂が使用でき、その中でも内視鏡への装着性と固定性の点から柔軟で伸縮性の良いものが好ましく、その例としてはポリスチレン系熱可塑性エラストマー、ポリオレフィン系熱可塑性エラストマー、ポリジエン系熱可塑性エラストマー、ポリ塩化ビニル系熱可塑性エラストマー、ポリウレタン系熱可塑性エラストマー、ポリエステル系熱可塑性エラストマー、ポリアミド系熱可塑性エラストマー、フッ素系熱可塑性エラストマー等の熱可塑性エラストマーや、スチレンブタジエンゴム、アクリロニトリルブタジエンゴム、ブタジエンゴム、イソプレンゴム、クロロプレンゴム、クロロスルホン化ポリエチレンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブチルゴム、シリコーンゴム、フッ素ゴム、ウレタンゴム、アクリルゴム等の合成ゴムや天然ゴムが上げられる。
【0006】
また、本発明で用いることができる親水性層としてはビニルピロリドン、ビニルアルコール、アクリル酸及びその誘導体、アクリルアミド及びその誘導体の中から選ぶことのできる少なくとも一つのモノマーのホモ重合体又は共重合体又はヒアルロン酸、ゼラチン、コラーゲン、コリンリン酸などが利用でき、その中でもポリビニルピロリドン、ポリアクリルアミド、ビニルピロリドンとメタクリル酸との共重合体、ビニルピロリドンとアクリルアミドとの共重合体、ヒアルロン酸、コラーゲンなどが水に濡れた時表面に充分な滑性を付与できまた充分な耐久性を有するため好ましい。
【0007】
また、本発明で用いることができる二官能性試薬としては、ジオソシアネート、ジカルボン酸、ジアルデヒド等や2つの官能基が共に光官能性基であるもの又は一つの官能基が光官能性基で他の一つがスクシンイミド基、イソシアネート基、アルデヒド基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、酸無水物の中から選ぶことができる官能基を有するものが利用でき、光官能性基としては芳香族アジド基又は芳香族ケトン基を有するものが利用できる。これらの二官能性試薬の例としては、特に限定はしないが、6−(4−アジド−2−ニトロフェニルアミノ)ヘキサン酸−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル、6−(4−アジド−2−ニトロフェニル)ヘキサメチレンイソシアネート、6−(4−アジド−2−ニトロフェニル)ヘキサナール、6−(4−アジド−2−ニトロフェニルアミノ)ヘキサン酸エチレンジアミンエステル、6−(4−アジド−2−ニトロフェニルアミノ)ヘキサン酸、3−(4−アジド−2−ニトロフェニル)プロピレンオキシド、ベンゾイル安息香酸、ベンゾイルベンゾイックN−オキシスクシンイミド、ベンゾイルベンゾイック−ポリエチレングリコール、ベンゾイルベンゾイック−ポリエチレングリコールアミンなどが望ましい。
【0008】
また、本発明で用いることのできる管状又は袋状の樹脂からなる内視鏡用親水性チューブは、内視鏡に装着したときに管状又は袋状の内側の面でしっかりと内視鏡の表面に密着固定されることが必要であるため、親水性層が管状又は袋状の基材の外側の面のみに固定されていることが望ましく、内視鏡用親水性チューブの内側には内視鏡との滑り止めのための突起や網状の構造を形成しても良いし、また内視鏡用親水性チューブの先端又は後端及び中央部の数カ所に内視鏡用親水性チューブを内視鏡にしっかりと固定するための留め具を設けても良い。
また本発明の内視鏡用親水性チューブは同心円状に巻いたり、折り畳んだりして内視鏡に装着しても良く、その際固定した親水性層が内視鏡用親水性チューブの内側の面に接着しないように内視鏡用親水性チューブの表面と裏面との間にゼラチンパウダー等の接着防止剤や癒着防止の剥離紙等を用いても良い。
【0009】
また本発明の内視鏡用親水性チューブは、乾燥時には滑り性が無く、生体の管腔に挿入され水や体液と接触したときに滑り性を示すものであることが内視鏡の取り扱い性の点から望ましい。
また本発明の内視鏡用親水性チューブは、内視鏡に取り付けて使用する可動式の内視鏡用デバイス(食道静脈瘤結紮デバイスや可動式フードなど)を内視鏡に装着し、可動式内視鏡用デバイスに駆動力を伝達するためのチューブを内視鏡の胴体に沿わせて設置した後、これらの駆動力伝達チューブの上から装着しても良く、これによって可動式内視鏡用デバイスに駆動力を伝達するためのチューブを容易に内視鏡に沿って固定できるだけでなくこれらの駆動力伝達チューブと生体組織との滑り性を向上させ内視鏡の取り扱い性を向上させることができる。
以下に、実施例によって本発明の効果を説明する。
【0010】
【実施例】
(実施例1) 内視鏡用親水性チューブの作製
遮光した三口フラスコ中の6gのエチレンジアミン(和光純薬製工業(株)製)の乾燥THF溶液500ml中に20gの6−(4−アジド−2−ニトロフェニルアミノ)ヘキサン酸−N−ヒドロキシスクシンイミドエステル(SIGMA社製)を添加し、室温で一晩攪拌して6−(4−アジド−2−ニトロフェニルアミノ)ヘキサン酸のエチレンジアミンエステルを作製した。次に遮光下で300mlのジオキサン中に分子量360,000のポリ(N−ビニルピロリドン)(和光純薬製工業(株)製、化粧品用)36gと1.6gの6−(4−アジド−2−ニトロフェニルアミノ)ヘキサン酸のエチレンジアミンエステルとジシクロヘキシルカルボジイミド(和光純薬工業(株)製)1gを添加し室温で8時間攪拌し光官能性アジド基をポリ(N−ビニルピロリドン)に結合した。
【0011】
次に光官能性アジド基を結合したポリ(N−ビニルピロリドン)10gを300mlのイソプロピルアルコールと純水との1:1混合溶液に溶解し、内径8.00mmφ、外径8.02mmφ、長さ168cmの天然ゴム製のチューブの外面に塗布した。次にチューブを乾燥後、タングステンランプにて10分間光照射し、チューブの表面にポリビニルピロリドンを固定し、チューブを中性洗剤で超音波洗浄して未反応物を洗浄し、内視鏡用親水性チューブを得た。
【0012】
(実施例2) 内視鏡用親水性チューブの作製
遮光した三口フラスコ中に平均分子量600のポリエチレングリコール600(和光純薬工業(株)製)180gと300mlのベンゼン及び硫酸(和光純薬工業(株)製、試薬特級)1mlを加え良く攪拌しておき、この中に22.6gのO−ベンゾイル安息香酸(関東化学(株)製、特級)を溶解したベンゼン溶液200mlを攪拌下で滴下し、水のトラップを行いながら5時間還流しポリエチレングリコールとO−ベンゾイル安息香酸のエステルを合成し、ベンゼンから再結晶してベンゾイック−ポリエチレングリコールを得た。
【0013】
次に、遮光した三口フラスコ中に分子量360,000のポリ(N−ビニルピロリドン)(和光純薬製工業(株)製、化粧品用)70gと300mlのベンゼン及び硫酸(和光純薬工業(株)製、試薬特級)1mlを加え良く攪拌しておき、この中に16gのベンゾイック−ポリエチレングリコールを溶解したベンゼン溶液200mlを攪拌下で滴下し、水のトラップを行いながら5時間還流しポリ(N−ビニルピロリドン)とベンゾイック−ポリエチレングリコールとのエステルを得た。次にポリ(N−ビニルピロリドン)とベンゾイック−ポリエチレングリコールとのエステル10gを300mlのイソプロピルアルコールと純水との3:1混合溶液に溶解し、内径8.00mmφ、外径8.02mmφ、長さ168cmの天然ゴム製のチューブの外面に塗布した。チューブを乾燥後、タングステンランプにて10分間光照射し、チューブの表面にポリビニルピロリドンを固定し、チューブを中性洗剤で超音波洗浄して未反応物を洗浄し、内視鏡用親水性チューブを得た。
【0014】
(実施例3) 内視鏡用親水性チューブを装着した内視鏡及び未装着の内視鏡の引抜き荷重の測定
1)引き抜き荷重の測定
直径50mm、長さ300mmの円筒形に豚肉の固まりを切り出し(約1050g)、円筒の側面部にポリエチレン製のフィルムを巻き付け、テープで固定し、豚肉の中央部を穿刺し、10mmφの孔を作成し、模擬生体組織とした。
【0015】
次にクランプで実施例1及び2で作製した内視鏡用親水性チューブを装着した大腸用内視鏡(OLYMPUS社製、CFTYPE200I)を固定し豚肉に設けた孔に内視鏡の柔軟部を差込み、豚肉をワイヤーにてデジタルフォースゲージ(シンポ工業(株)製、DFG-2K)に固定し、デジタルフォースゲージを50cm内視鏡に対して真っ直ぐに10mm/秒の一定速度で引き抜き、引き抜き時に要した荷重を測定した。
【0016】
次に内視鏡の先端に内視鏡用静脈瘤結紮デバイスや可動式のフード等の可動式デバイスを装着する場合の例として、内視鏡の体内挿入部に外径2mmφ、長さ1.3mのポリ塩化ビニル製のチューブ2本を内視鏡の胴体に沿わせて設置し、この上から本発明の内視鏡用親水性チューブを装着し、上記と同様に豚肉に設けた孔に差し込み、デジタルフォースゲージで引き抜き荷重を測定した。
また、比較例として内視鏡用親水性チューブを未装着の内視鏡を同様に豚肉に設けた孔に差し込み、デジタルフォースゲージで引き抜き荷重を測定し比較例とした。
【0017】
2)引き抜き荷重の測定結果
本発明の内視鏡用親水性チューブを装着した内視鏡、内視鏡の体内挿入部に外径2mmφ、長さ1.3mのポリ塩化ビニル製のチューブ2本を内視鏡の胴体に沿わせて設置し、この上から本発明の内視鏡用親水性チューブを装着した内視鏡及び内視鏡用親水性チューブ未装着の内視鏡の豚肉からの引き抜き荷重は図1のようになった。
【0018】
また、内視鏡の先端に内視鏡用静脈瘤結紮デバイスや可動式のフード等の可動式デバイスを装着した場合を想定して、内視鏡の体内挿入部に外径2mmφ、長さ1.3mのポリ塩化ビニル製のチューブ2本を内視鏡の胴体に沿わせて設置し、この上から本発明の内視鏡用親水性チューブを装着したが、ポリ塩化ビニル製のチューブは本発明による内視鏡用親水性チューブによってしっかりと内視鏡胴体に固定され、内視鏡の動きに良好に追随し、内視鏡の動きを妨げることも無かった。
【0019】
【発明の効果】
以上のように、本発明による内視鏡用親水性チューブは内視鏡の体内挿入部に装着することで生体組織と内視鏡との摩擦を低減でき、また内視鏡に可動式の内視鏡用食道静脈瘤結紮デバイス等の可動式のデバイスを装着した場合の可動部駆動用のチューブを内視鏡の胴体に容易に固定でき、更にこの可動部駆動用のチューブ装着による生体組織との摩擦の増大を低減できることが明白となった。
このように、本発明は内視鏡の体内挿入部に装着することで、内視鏡と生体組織との摩擦を低減し、内視鏡の挿入や体内での操作を容易にし、生体組織の損傷や管腔の穿孔といった事故を防止でき、更に内視鏡に装着して使用する内視鏡用食道静脈瘤結紮デバイス等の可動式のデバイスの可動部駆動用のチューブを内視鏡の胴体に容易に固定できる内視鏡用親水性チューブを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の内視鏡用親水性チューブを装着した内視鏡と内視鏡の体内挿入部に外径2mmφ、長さ1.3mのポリ塩化ビニル製のチューブ2本を内視鏡の胴体に沿わせて設置し、この上から本発明の内視鏡用親水性チューブを装着した内視鏡及び内視鏡用親水性チューブ未装着の内視鏡を豚肉から一定速度で引き抜いた時の引き抜き荷重を(g)にて示した。

Claims (4)

  1. 管状又は袋状の樹脂に親水性層を設け、内視鏡に装着する内視鏡用親水性チューブであって、
    前記親水性層は、前記管状又は袋状の樹脂の外側に設け内視鏡に装着するとともに、
    前記親水性層は、二官能性試薬によって前記樹脂の表面に共有結合していることを特徴とする内視鏡用親水性チューブ。
  2. 前記親水性層がポリビニルピロリドン又はポリアクリルアミドである請求項1に記載の内視鏡用親水性チューブ。
  3. 前記二官能性試薬の官能基の少なくとも1つが光官能性基であり他のもう一つがスクシンイミド基、イソシアネート基、アルデヒド基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、酸無水物の中から選ぶことができる官能基である請求項1または2に記載の内視鏡用親水性チューブ。
  4. 前記二官能性試薬の光官能性基が芳香族ケトン誘導体である請求項1ないし3のいずれかに記載の内視鏡用親水性チューブ。
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