JP3648274B2 - ホース継手 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、筒状の継手本体の外周面上にホースを嵌め込むとともに同ホースを同本体の外周面上に組み付けたスリーブを用いて堅固に固定するようにしたホース継手に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、この種のホース継手としては、例えば特開平5−118483号公報及び実開昭62−6591号公報に示されたものが知られている。これらのホース継手は、図7,8に示すように、筒状の継手本体11の外周面上であって先端から所定距離だけ隔てた位置に係合部11aを設けておき、スリーブ12をその底面に設けた中心孔12aの内周上にて係合部11aに仮止めし、継手本体11の先端部外周面とスリーブ12の内周面との間に設けた隙間に弾性部材で構成したホース13を嵌め込み、かつスリーブ12の側壁をかしめてホース13を継手本体11の外周面上に固定するようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記従来の装置にあっては、スリーブ12をかしめ機を用いてかしめる際、かしめ機のかしめ歯14をスリーブ12の一端からの距離により位置決めするようにしていた。しかし、このスリーブ12は継手本体11の係合部11aに仮止めする際に変形してしまうので、スリーブ12の一端の継手本体11に対する位置にはバラツキが生じ、継手本体11に対するスリーブ12のかしめ位置にバラツキが生じる。
本発明は上記問題に対処するためになされたもので、その目的はスリーブのかしめ位置を常に精度よく決定できるようにしたホース継手を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の構成上の特徴は、上記従来のようなホース継手において、継手本体はその素材であるパイプの外周面上であってスリーブの底面より後ろ側の位置に同継手本体の軸線方向に直交してスリーブの側壁をかしめるかしめ歯の位置決めを行う位置決め面を形成する環状突出部を塑性加工により形成することにある。
前項に記載のホース継手において、環状突出部の後端部には径方向外側に環状に突起させた環状突起をさらに設け、この環状突起の後端面により位置決め面を構成することが好ましい。
【0005】
【発明の作用・効果】
上記のように構成した本発明によれば、ホースを継手本体の外周面とスリーブの内周面との間に嵌め込んだ後にも、環状突出部は外部に露出しているとともに同環状突出部は継手本体の軸線方向に直交する位置決め面を形成しているので、スリーブをかしめ機によりかしめる場合、前記位置決め面からの距離によりかしめ歯を容易に位置決めできる。また、この環状突出部は継手本体上に設けられているので、スリーブの仮止めとは無関係にスリーブのかしめ位置を常に精度よく決定できる。
環状突出部の後端部には径方向外側に環状に突起させた環状突起をさらに設け、この環状突起の後端面により位置決め面を構成した請求項2の発明によれば、この位置決め面の幅を広くできるので、前記位置決めがさらに容易になる。
【0006】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面を用いて説明すると、図1は同実施例に係るホース継手のかしめ前の状態を部分破断図により示しており、図2は同ホース継手のかしめ後の状態を部分破断図により示している。
【0007】
このホース継手は環状の継手本体20と有底のスリーブ30とからなる。継手本体20は、その先端から所定距離だけ隔てた位置に環状に突出させた係合部21と、先端にホース40の嵌め込みを容易にするための環状の第1***部22と、係合部21と第1***部22との間にてホース40の抜けを防止するための環状の第2***部23とを有している。さらに、継手本体20の外周面上であって係合部21の後方位置には、同係合部21と連続して環状突出部24が形成されている。この環状突出部24の後端部にはさらに径方向外側に環状に突起させた環状突起24aが設けられ、同突起24aの後端面24a1は継手本体20の軸線に直交していて同軸線方向の位置決め面を構成している。
【0008】
次に、この継手本体20を形成する方法について説明する。まず、図3に示すように、ダイ51の内周上に円筒状のパイプ20aを固定し、スプリング52を介装させるとともに同軸的に配置した2重構造の円筒状の第1及び第2ポンチ53,54をパイプ20aの先端面から押し当て、図示左方向に第2ポンチ54を押し込む。これにより、パイプ20aが図3(A)〜(C)に示すような順に変形され、同パイプ20aの外周上に係合部21及び環状突出部24が形成される。次に、図4に示すように、前記とは異なるダイ55,56の内周上にパイプ20aを固定し、同パイプ20aの外周上に第1ポンチ57を組み付けるとともに、パイプ20aの先端面に第2ポンチ58を押し当てて図示左方向に押し込む。これにより、パイプ20aの係合部21より先端側の部分が図4(A)(B)に示すような順に変形され、同パイプ20aの外周上に第1及び第2***部22,23が形成される。
【0009】
スリーブ30は有底に形成され、その底面31に設けた中心孔31aの内周上にて継手本体20の係合部21に係合させて同継手本体20の外周上に隙間を隔てて組み付けられている。このスリーブ30の先端部32は外側に広げられており、ホース40が挿入され易くなっている。
【0010】
このように構成したホース継手にホース40を固定する際には、まず継手本体20の外周面とスリーブ30の内周面との隙間にホース40を嵌め込み、同ホース40をその先端面がスリーブ30の底面31に当接するまで押し込む。次に、かしめ機に設けた周方向に複数に分割したかしめ歯61,62を環状突出部24の後端面24a1から所定距離L1,L2を有する位置に位置決めし、同かしめ歯61,62を中心方向に向かって変位させることによりスリーブ30の外周側壁に押し当てて同側壁を全周に渡ってかしめる。これにより、ホース40は継手本体20とスリーブ30との間に堅固に固定される。
【0011】
その結果、上記実施例によれば、ホース40を継手本体20の外周面とスリーブ30の内周面との間に嵌め込んだ後にも、環状突出部24は外部に露出しているとともに同環状突出部24の環状突起24aの後端面24a1は継手本体20の軸線方向に直交する位置決め面を形成しているので、スリーブ20をかしめ機によりかしめる場合、前記後端面24aからの距離L1,L2によりかしめ歯61,62を容易に位置決めできる。特に、環状突出部24に環状突起24aを設けたことにより、同突起24aの後端面24a1にて構成される位置決め面の幅を広くできるので、前記位置決めが特に容易になる。また、この環状突出部24は継手本体20上に設けられているので、スリーブ30の仮止めとは無関係にスリーブ30のかしめ位置を常に精度よく決定できる。
【0012】
次に、上記実施例の変形例について説明すると、図5は同変形例に係るホース継手のかしめ前の状態を部分破断図により示しており、図6は同ホース継手のかしめ後の状態を部分破断図により示している。この変形例においては、係合部21の外周面上にスリーブ30の底面31に設けた中心孔31aの内周面を嵌合させる環状の凹溝21aが設けられている。また、環状突出部24は係合部21と連続して同係合部21と同一高さに設定される。これは、この変形例においては係合部21の高さが充分高く、上記実施例のような環状突起24aを設けなくても、環状突出部24の後端面24a1の幅を広くできるためである。他の部分については上記実施例のホース継手と同様に構成されている。したがって、この変形例においても、環状突出部24の後端面24a1が上記実施例と同様な位置決め面として作用するので、上記実施例と同様な効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るホース継手のかしめ前の状態を示す部分破断図である。
【図2】 同ホース継手のかしめ後の状態を示す部分破断図である。
【図3】 (A)〜(C)は図1,2の継手本体を製造するための製造行程の前半部分を示す行程図である。
【図4】 (A)(B)は同製造行程の後半部分を示す行程図である。
【図5】 上記実施例の変形例に係るホース継手のかしめ前の状態を示す部分破断図である。
【図6】 同ホース継手のかしめ後の状態を示す部分破断図である。
【図7】 ホース継手の第1の従来例を示す部分破断図である。
【図8】 ホース継手の第2の従来例を示す部分破断図である。
【符号の説明】
20…継手本体、21…係合部、24…環状突出部、24a1…後端面、30…スリーブ、31…底面、40…ホース、61,62…かしめ歯。

Claims (2)

  1. 筒状の継手本体の外周面上であって先端から所定距離だけ隔てた位置に有底のスリーブをその底面に設けた中心孔の内周上にて係合させ、前記継手本体の先端部外周面と前記スリーブの内周面との間に設けた隙間に弾性部材で構成したホースを嵌め込み、かつ前記スリーブの側壁をかしめてホースを継手本体の外周面上に固定してなるホース継手において、前記継手本体はその素材であるパイプの外周面上であって前記スリーブの底面より後ろ側の位置に同継手本体の軸線方向に直交して前記スリーブの側壁をかしめるかしめ歯の位置決めを行う位置決め面を形成する環状突出部を塑性加工により形成したことを特徴とするホース継手。
  2. 請求項1に記載のホース継手において、前記環状突出部の後端部には径方向外側に環状に突起させた環状突起をさらに設け、同環状突起の後端面により前記位置決め面を構成したことを特徴とするホース継手。
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