JP3648148B2

JP3648148B2 - Clock device

Info

Publication number: JP3648148B2
Application number: JP2000327912A
Authority: JP
Inventors: 伊藤　　博
Original assignee: Rhythm Watch Co Ltd
Current assignee: Rhythm Watch Co Ltd
Priority date: 2000-10-27
Filing date: 2000-10-27
Publication date: 2005-05-18
Anticipated expiration: 2020-10-27
Also published as: JP2002131452A

Description

【０００１】
【発明が属する技術分野】
本発明は、数取り時報動作を行う機械式の時計装置に関し、複数の時報動作の形態を任意設定可能に構成したものである。
【０００２】
【従来の技術】
一般に、正時に鈴体を数打ちして時刻を知らせる時計が広く知られている。数打ちによれば、鈴体の鳴る回数により、時刻を把握することができる。
【０００３】
更に、１日を通じて時報動作を行うと、鈴体の音が睡眠の妨げになる場合があることから、夜間の時報動作を停止するものも提案されている。
【０００４】
例えば、光センサにより明暗を検出して、暗くなれば報時を停止する電子制御式の時計装置がある。
【０００５】
また、所定の時間帯における時報動作を停止する機能は、ギアやカム等の部品を用いて構成することも可能である。例えば、本願出願人が提案した実公昭６１−４６４７５号には、時報動作の形態を２種類設定し、使用者の好みに応じて選択可能とした機械式の時計装置が記載されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、前述した時報動作の形態について、電子制御式の場合は、制御の手法により比較的容易に多様化することが可能である。この点、ギアやカム等の部品を用いて構成された機械式の場合は、時報動作の形態を多様化しようとすると、部品点数の増加や構成の複雑化を招くという不利がある。
【０００７】
但し、機械式の時計装置には、ギアやカムが織り成す動きや音、手に取った際の重量感等、電子制御式の時計装置にはない面白味があり、現在では、電子制御式の時計装置が主流となる一方で、優れた機械式の時計装置を望む声も高まっている。
【０００８】
本発明は、こうした事情に鑑みてなされたものであり、より実用的な機械式の時計装置を提供することを目的としている。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本願第１請求項に記載した発明は、数取カムとクシバとの係合状態により数取カマがクシバにおける所定のラック歯と噛合して数打ち時報動作が行われる時計装置において、当該時計装置は、前記時報動作を停止する停止手段と、所定の時間帯のみ前記時報動作を停止する時間帯停止手段とを備え、更に、前記時報動作が通常に行われる第１形態、前記時報動作が停止された第２形態、及び前記所定の時間帯における前記時報動作が停止された第３形態を任意設定可能に切替える切替え手段を備え、前記停止手段及び前記時間帯停止手段は、２４時間で１回転する２４時間車と、前記２４時間車に係合する鳴止めレバーとを備え、前記時報動作は、前記鳴止めレバーが前記２４時間車の回転に連動して停止される構成の時計装置であり、このような構成によると、場合に応じて第１形態、第２形態、及び第３形態を切替えることにより、より実用的な使用が可能となる。すなわち、使用者の好みで時報動作を完全に停止したり、所定の時間帯における時報動作のみを停止したりすることが可能である。また、時報動作が停止される所定の時間帯は、２４時間周期で設定することが可能であり、従って、夜間のみ時報動作を停止させることも可能である。
【００１２】
本願第２請求項に記載した発明は、請求項１において、前記鳴止めレバーは、前記切替え手段による切替えに伴って、前記２４時間車に対し係合及び係合解除される時計装置であり、このような構成によると、切替え手段を簡易に構成することが可能である。
【００１３】
【発明の実施の形態】
以下に、本発明の具体例を図面に基いて詳細に説明する。
【００１４】
図１乃至図７に示すように、本例の時計装置１は、数取カム２とクシバ３との係合状態により数取カマ４がクシバ３における所定のラック歯３ａと噛合して数打ち時報動作が行われるように構成している。
【００１５】
また、本時計装置１は、時報動作を停止する停止手段と、所定の時間帯のみ時報動作を停止する時間帯停止手段とを備えたものである。
【００１６】
その動作について、時報動作が通常に行われる状態は第１形態（図１参照）、停止手段により時報動作が停止された状態は第２形態（図２参照）、時間帯停止手段により所定の時間帯における時報動作が停止された状態は第３形態（図３参照）となっている。
【００１７】
本時計装置１は、鈴体２１０を衝打する撞木２２０をゼンマイ２３０の力で駆動する打鈴機構２００を備えたものであり、正時及び半時になるとゼンマイ２３０の力が解放されて撞木２２０が鈴体２１０を衝打する構成となっている。このとき、鈴体２１０の衝打数は、ラック歯３ａと数取カマ４の噛合状態により設定される。打鈴機構２００は、かかる時計装置１の支持体１００の背部に設けられている。
【００１８】
数取カム２は、時計の時針車と同期回転するカム体であり、その全周には１２段の段差が設けられている。
【００１９】
クシバ３は、数取カマ４と噛合する所定数のラック歯３ａ及び数取カム２と係合する突片３ｂを有する部材であり、その基端を支持体１００に枢支され、自重で数取カム２に向かって付勢されている。
【００２０】
数取カマ４は、クシバ３を係止する突片４ａを有する部材であり、その基端を支持体１００に枢支されるとともに、バネ４ｂによって所定の方向に付勢されている。そして、分針カム５によって操作される上げカム６により、バネ４ｂによる付勢方向とは反対方向に押し上げられ、突片４ａがラック歯３ａと噛合する。
【００２１】
分針カム５は、時計の分針車と同期回転し、正時及び半時に対応する段差を設けたカム体であり、正時及び半時になると上げカム６を落下させるものである。
【００２２】
上げカム６は、数取カマ４と当接する突片６ａを有する部材であり、その基端を支持体１００に枢支され、分針カム５に摺動するよう、自重によって付勢されている。
【００２３】
数取カマ４及び上げカム６には、打鈴機構２００のゼンマイ２３０の解放を停止するストッパー４ｂ，６ｂをそれぞれ設けている。
【００２４】
打鈴機構２００は、ゼンマイ２３０と撞木２２０との間にギア２４０及び風切車２５０を設けてなるものであり、各ストッパー４ｂ，６ｂは、ギア２４０に設けたピン２４１と当接し、ゼンマイ２３０の解放、すなわち撞木２２０による鈴体２１０の衝打を抑制する構成となっている。支持体１００には、各ストッパー４ｂ，６ｂを貫通する穴部１１０を設けている。
【００２５】
また、図中の７は、打鈴機構２００と連動した送りカムであり、かかる送りカム７は、ラック歯３ａに係止されるピン７ａを備え、打鈴機構２００による鈴体２１０の衝打とともに回転し、ピン７ａが、鈴体２１０が１回衝打される毎にラック歯３ａを自重とは反対方向へ１つずつ送る構成となっている。
【００２６】
先ず、打鈴機構２００のギア２４０に設けられたピン２４１は、正時前には数取カマ４のストッパー４ｂに当接しており、正時直前になると、上げカム６で数取カマ４が押し上げられて、そのストッパー４ｂから外脱する。すると、打鈴機構２００のギア２４０が僅かに回転し、そのピン２４１は、上げカム６のストッパー６ｂに当接する（図４及び図５参照）。また、数取カマ４に係止されていたクシバ３は、上げカム６で数取カマ４が押し上げられて、その突片４ａから外脱し、数取カム２の時刻に対応した段に係合する。
【００２７】
次に、正時になると、上げカム６が落下することにより、上げカム６のストッパー６ｂに当接していたピン２４１が外脱し（図６参照）、ゼンマイ２３０が解放され打鈴機構２００による数打ち時報動作がなされる。
【００２８】
そして、鈴体２１０が１回衝打される毎にラック歯３ａが自重とは反対方向へ１つずつ送られ、数取カマ４が噛合したラック歯３ａを全て送りきると、クシバ３及び数取カマ４が所定の位置に復帰し、数取カマ４のストッパー４ｂには、打鈴機構２００のギア２４０に設けられたピン２４１が当接する。このようにピン２４１が当接したところで、数打ち時報動作が終了する。
【００２９】
一方、半時の場合では、打鈴機構２００による時報動作は常に１回なされる構成となっている。つまり、打鈴機構２００のギア２４０に設けられたピン２４１が数取カマ４のストッパー４ｂ及び上げカム６のストッパー６ｂから外脱するものの、分針カム５による上げカム６の落下幅、並びに数取カマ４の押し上げ量が正時の場合よりも小さいため、ラック歯３ａと数取カマ４との噛合がなされない。その結果、鈴体の衝打数は常に１回となる。
【００３０】
そして、前述した第１形態、第２形態、及び第３形態は、切替手段により任意設定可能に構成されている。
【００３１】
本例の停止手段及び時間帯停止手段は、２４時間で１回転する２４時間車８と、この２４時間車８に係合する鳴止めレバー１０とを備えたものであり、支持体１００の穴部１１０に貫通された鳴止めレバー１０の先端部１０ｂが、打鈴機構２００の風切車２５０と当接し、その回転を抑制することにより、時報動作を停止するように構成したものである。また、かかる切替は、切替レバー１１を操作してなされる。
【００３２】
すなわち、停止手段は鳴止めレバー１０の先端部１０ｂを風切車２５０と当接する構成のものであり、更に、時間帯停止手段は２４時間車８にこの鳴止めレバー１０を係合してなる構成のものである。
【００３３】
２４時間車８は、時計の時針車の回転を２分の１に減速する中間歯車９に噛合され、時針車が２回転するとともに１回転する。
【００３４】
鳴止めレバー１０は、２４時間車８の軸部及び中間歯車９の軸部に遊嵌された部材である。また、各軸部の間を板バネ１２によって２４時間車８側に付勢され、２４時間車８に対して係合及び係合解除される構成となっている。
【００３５】
２４時間車８には、所定の時間帯に対応する溝部８ａを設けており、鳴止めレバー１０には、溝部８ａに駐止される突部１０ａを設けている。
【００３６】
鳴止めレバー１０の突部１０ａは、２４時間車８の回転に伴い、２４時間車８の溝部８ａに対して駐止及び外脱される。鳴止めレバー１０の突部１０ａが溝部８ａに駐止された際、鳴止めレバー１０は、その先端部１０ｂが風切車２５０に当接する位置へともたらされる。また、鳴止めレバー１０の突部１０ａが溝部８ａから外脱された際、鳴止めレバー１０は、その先端部１０ｂが風切車２５０から離れる位置へもたらされる。
【００３７】
切替手段をなす切替レバー１１は、その基端を支持体１００に枢支された部材であり、２４時間車８と鳴止めレバー１０との間に介在される構成となっている。
【００３８】
また、切替レバー１１は、第１形態、第２形態、及び第３形態にそれぞれ対応する第１停止位置、第２停止位置、及び第３停止位置を有する。尚、各停止位置における位置決めは、切替レバー１１に設けられた穴部１１ａ及び板バネ１２に設けられた突部１２ａによってなされる。
【００３９】
前述した板バネ１２は、支持体１００に設けられた切替レバー１１の支柱１１ｃにネジ止めされており、切替レバー１１は、支柱１１ｃ及び板バネ１２に対して回転する（図７参照）。
【００４０】
第１停止位置において切替レバー１１は、２４時間車８と鳴止めレバー１０との間に介在され、２４時間車８と鳴止めレバー１０との係合は解除されている。その結果、鳴止めレバー１０の先端部１０ｂは風切車２５０に当接することはなく、時報動作は通常に行われる。
【００４１】
第２停止位置において切替レバー１１は、２４時間車８と鳴止めレバー１０との間に突部１１ｂを押し入れることにより、２４時間車８に対して鳴止めレバー１０を傾斜させる。その結果、鳴止めレバー１０の先端部１０ｂは風切車２５０に常に当接し、時報動作は常に停止される。
【００４２】
第３停止位置において切替レバー１１は、２４時間車８と鳴止めレバー１０との間から離脱し、２４時間車８と鳴止めレバー１０とを係合させる。その結果、鳴止めレバー１０の先端部１０ｂは、２４時間車８の溝部８ａ及び鳴止めレバー１０の突部１０ａに応じ、風切車２５０に対して所定の時間帯のみ当接する。その結果、時報動作は所定の時間帯のみ停止される。しかるに、時報動作は、鳴止めレバー１０が２４時間車８の回転に連動して停止される。
【００４３】
尚、鳴止めレバー１０には、第２形態及び第３形態において、クシバ３の突片３ｂに当接する突片１０ｃを設けている。つまり、これらの突片３ｂ，１０ｃ同士を当接させることにより、クシバ３が不要に落ち込むのを防止して、時報動作の停止を解除した後の数打ち回数に狂いが生じるのを回避している。
【００４４】
このような本例の構成によれば、当該時計装置１の使用者は、切替レバー１１を切替えることにより、第１形態、第２形態、及び第３形態を択一的に選択することができる。
【００４５】
尚、本例では、ゼンマイ２３０駆動の打鈴機構２００を用いたが、或いは、モータ駆動のものを用いてもよい。この場合、鳴止めレバー１０の先端部８ｂは、モータの駆動スイッチを操作する構成とする。
【００４６】
このように本例の時計装置によると、時報動作を停止する停止手段と、所定の時間帯のみ時報動作を停止する時間帯停止手段とを備え、更に、時報動作が通常に行われる第１形態、時報動作が停止された第２形態、及び所定の時間帯における時報動作が停止された第３形態を任意設定可能に切替える切替え手段を備えたので、場合に応じて第１形態、第２形態、及び第３形態を切替えることができ、使用者の好みで時報動作を完全に停止したり、所定の時間帯における時報動作のみを停止したりすることができる。
【００４７】
また、本例の時計装置によると、停止手段及び時間帯停止手段は、２４時間で１回転する２４時間車と、２４時間車に係合する鳴止めレバーとを備え、時報動作は、鳴止めレバーが２４時間車の回転に連動して停止されるので、時報動作が停止される所定の時間帯は、２４時間周期で設定することができ、夜間のみ時報動作を停止させることができる。
【００４８】
また、鳴止めレバーは、切替え手段による切替えに伴って、２４時間車に対し係合及び係合解除されるものであり、切替え手段は簡易に構成することができる。
【００４９】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明の時計装置は、機械式のものであって、時報動作の形態については、時報動作が通常に行われる第１形態、時報動作が停止された第２形態、及び所定の時間帯における時報動作が停止された第３形態がある。そして、これらの第１形態、第２形態、及び第３形態は、切替え手段にて任意に切替えることができる。すなわち、使用者の好みで時報動作を完全に停止したり、所定の時間帯における時報動作のみを停止したりすることが可能である。従って、本発明の時計装置は、より実用的に使用することができる。また、時報動作が停止される所定の時間帯は、２４時間周期で設定することが可能であり、従って、夜間のみ時報動作を停止させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図１】本願発明の具体例に係り、第１形態における時計装置を示す斜視図である。
【図２】本願発明の具体例に係り、第２形態における時計装置を示す斜視図である。
【図３】本願発明の具体例に係り、第３形態における時計装置を示す斜視図である。
【図４】本願発明の具体例に係り、時計装置の一部を示す斜視図である。
【図５】本願発明の具体例に係り、時計装置の一部を示す斜視図である。
【図６】本願発明の具体例に係り、時計装置の一部を示す斜視図である。
【図７】本願発明の具体例に係り、時計装置の要部を示す側面断面図である。
【符号の説明】
１時計装置
２数取カム
３クシバ
３ａラック歯
３ｂ突片
４数取カマ
４ａ突片
４ｂストッパー
５分針カム
６上げカム
６ａ突片
６ｂストッパー
７送りカム
７ａピン
８２４時間車
８ａ溝部
９中間歯車
１０鳴止めレバー
１０ａ突部
１０ｂ先端部
１０ｃ突片
１１切替レバー
１１ａ穴部
１１ｂ突部
１１ｃ支柱
１２板バネ
１２ａ突部
１００支持体
１１０穴部
２００打鈴機構
２１０鈴体
２２０撞木
２３０ゼンマイ
２４０ギア
２４１ピン
２５０風切車[0001]
[Technical field to which the invention belongs]
The present invention relates to a mechanical timepiece device that performs a counting time signal operation, and is configured to be capable of arbitrarily setting a plurality of time signal operation modes.
[0002]
[Prior art]
In general, watches that inform the time by counting the number of bells at noon are widely known. According to the counting, the time can be grasped by the number of times the bell rings.
[0003]
Furthermore, when the time signal operation is performed throughout the day, the sound of the bell may interfere with sleep. Therefore, it has been proposed to stop the time signal operation at night.
[0004]
For example, there is an electronically controlled timepiece device that detects light and darkness with an optical sensor and stops the time when it becomes dark.
[0005]
Further, the function of stopping the time signal operation in a predetermined time zone can be configured using parts such as a gear and a cam. For example, Japanese Utility Model Publication No. 61-46475 proposed by the applicant of the present application describes a mechanical timepiece device in which two types of time signal operation modes are set and can be selected according to the user's preference.
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
By the way, the form of the time signal operation described above can be diversified relatively easily by the control method in the case of the electronic control type. In this regard, in the case of a mechanical type configured using parts such as a gear and a cam, there is a disadvantage that an increase in the number of parts and a complicated configuration are caused when the form of the time signal operation is diversified.
[0007]
However, mechanical timepieces have interesting features that electronic control timepieces do not have, such as the movements and sounds woven by gears and cams, and the feeling of weight when picked up by hands. While devices have become mainstream, there is a growing demand for superior mechanical timepieces.
[0008]
The present invention has been made in view of such circumstances, and an object thereof is to provide a more practical mechanical timepiece device.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
According to the first aspect of the present invention, there is provided a timepiece device in which a counting hammer is engaged with a predetermined rack tooth in the comber to perform a counting time signal operation according to an engagement state between the counter cam and the comber. Comprises a stop means for stopping the time signal operation and a time zone stop means for stopping the time signal operation only for a predetermined time period, and further, a first mode in which the time signal operation is normally performed, the time signal operation being stopped. Switching means for switching the second form and the third form in which the time signal operation in the predetermined time zone is stopped to be arbitrarily settable, and the stop means and the time zone stop means are rotated once in 24 hours. A 24-hour vehicle, and a clock stop lever engaged with the 24-hour vehicle, wherein the time signal operation is a timepiece device configured to stop the clock stop lever in conjunction with the rotation of the 24-hour vehicle . ,this According to Una configuration, the first embodiment according to the case, by switching the second embodiment, and third embodiment, it is possible to more practical use. That is, it is possible to completely stop the time signal operation according to the user's preference, or to stop only the time signal operation in a predetermined time zone. In addition, the predetermined time zone in which the time signal operation is stopped can be set at a cycle of 24 hours, and therefore the time signal operation can be stopped only at night.
[0012]
The invention described in claim 2 of the present application is the timepiece device according to claim 1 , wherein the clasp lever is engaged and disengaged with respect to the 24-hour vehicle in accordance with switching by the switching means. According to such a configuration, the switching means can be configured simply.
[0013]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, specific examples of the present invention will be described in detail with reference to the drawings.
[0014]
As shown in FIG. 1 to FIG. 7, the timepiece device 1 of this example is configured such that the counting cam 4 meshes with a predetermined rack tooth 3 a in the comb bar 3 according to the engagement state of the count cam 2 and the comb bar 3. The time signal operation is performed.
[0015]
In addition, the timepiece device 1 includes stop means for stopping the time signal operation and time zone stop means for stopping the time signal operation only in a predetermined time zone.
[0016]
Regarding the operation, the state in which the time signal operation is normally performed is in the first form (see FIG. 1), the state in which the time signal operation is stopped by the stop means is in the second form (see FIG. 2), and the time zone stop means has a predetermined time. The state where the time signal operation in the belt is stopped is the third mode (see FIG. 3).
[0017]
The timepiece device 1 includes a striking bell mechanism 200 that drives the crutch 220 that hits the bell 210 with the power of the mainspring 230, and the power of the mainspring 230 is released at the hour and half hour so that the persimmon 220 can be driven. Is configured to hit the bell 210. At this time, the number of hits of the bell body 210 is set according to the meshing state of the rack teeth 3 a and the counting hook 4. The hitting mechanism 200 is provided on the back of the support 100 of the timepiece device 1.
[0018]
The counting cam 2 is a cam body that rotates in synchronization with the hour hand of a timepiece, and has 12 steps on the entire circumference.
[0019]
The comb 3 is a member having a predetermined number of rack teeth 3a meshing with the counting cam 4 and a projecting piece 3b engaging with the counting cam 2. The base end of the comb bar 3 is pivotally supported by the support body 100, and has its own weight. It is biased toward the take cam 2.
[0020]
The counting hook 4 is a member having a protruding piece 4a that locks the comb bar 3, and its base end is pivotally supported by the support body 100 and is urged in a predetermined direction by a spring 4b. Then, the raising cam 6 operated by the minute hand cam 5 is pushed up in the direction opposite to the urging direction by the spring 4b, and the protruding piece 4a meshes with the rack teeth 3a.
[0021]
The minute hand cam 5 is a cam body that rotates synchronously with the minute hand wheel of the timepiece and has a step corresponding to the hour and half hour, and the raising cam 6 is dropped at the hour and half hour.
[0022]
The raising cam 6 is a member having a projecting piece 6 a that comes into contact with the counting cam 4, and its base end is pivotally supported by the support body 100 and is urged by its own weight so as to slide on the minute hand cam 5.
[0023]
The counting hammer 4 and the raising cam 6 are provided with stoppers 4b and 6b for stopping the release of the mainspring 230 of the striking bell mechanism 200, respectively.
[0024]
The hitting mechanism 200 is configured by providing a gear 240 and a windmill 250 between the mainspring 230 and the wooden bar 220. Each stopper 4b, 6b abuts on a pin 241 provided on the gear 240, and the mainspring 230 is provided. , That is, the striking of the bell body 210 by the persimmon 220 is suppressed. The support body 100 is provided with a hole portion 110 penetrating the stoppers 4b and 6b.
[0025]
Reference numeral 7 in the figure denotes a feed cam that is linked to the striking bell mechanism 200. The feed cam 7 includes a pin 7a that is locked to the rack teeth 3a. The pin 7a is configured to feed the rack teeth 3a one by one in the direction opposite to its own weight every time the bell body 210 is hit once.
[0026]
First, the pin 241 provided on the gear 240 of the striking bell mechanism 200 is in contact with the stopper 4b of the counting hammer 4 before the hour, and the raising cam 6 causes the counting hammer 4 to be It is pushed up and escapes from the stopper 4b. Then, the gear 240 of the hitting mechanism 200 slightly rotates, and the pin 241 contacts the stopper 6b of the raising cam 6 (see FIGS. 4 and 5). Further, the comb comb 3 locked to the counting cam 4 is pushed up by the raising cam 6 and is released from the projecting piece 4a, and is engaged with the step corresponding to the time of the counting cam 2. To do.
[0027]
Next, at the hour, when the raising cam 6 falls, the pin 241 that has been in contact with the stopper 6b of the raising cam 6 is removed (see FIG. 6), the mainspring 230 is released, and the hammering mechanism 200 performs a number of strikes. Time signal operation is performed.
[0028]
Each time the bell body 210 is struck once, the rack teeth 3a are sent one by one in the direction opposite to their own weight, and when all the rack teeth 3a meshed with the counting hooks 4 are sent, The pin 4 is returned to a predetermined position, and the pin 241 provided on the gear 240 of the striking bell mechanism 200 is brought into contact with the stopper 4 b of the counting pin 4. When the pin 241 comes into contact in this way, the counting time signal operation ends.
[0029]
On the other hand, in the case of half hour, the time signal operation by the hitting bell mechanism 200 is always performed once. That is, although the pin 241 provided on the gear 240 of the striking bell mechanism 200 disengages from the stopper 4b of the counting cam 4 and the stopper 6b of the raising cam 6, the falling width of the raising cam 6 by the minute hand cam 5 and the counting Since the push-up amount of the hook 4 is smaller than that at the time of noon, the rack teeth 3a and the counting hook 4 are not engaged. As a result, the number of hits of the bell is always one.
[0030]
And the 1st form, 2nd form, and 3rd form which were mentioned above are comprised by the switching means so that arbitrary setting is possible.
[0031]
The stop means and the time zone stop means of this example are provided with a 24-hour wheel 8 that rotates once in 24 hours, and a sound stop lever 10 that engages with the 24-hour wheel 8. The tip end portion 10b of the ring stop lever 10 penetrating through the portion 110 abuts against the windmill 250 of the striking mechanism 200 and suppresses its rotation, thereby stopping the time signal operation. Such switching is performed by operating the switching lever 11.
[0032]
That is, the stopping means is configured to abut the tip portion 10b of the sound stop lever 10 with the windmill 250, and the time zone stop means is formed by engaging the sound stop lever 10 with the 24-hour wheel 8. It is a thing of composition.
[0033]
The 24-hour wheel 8 is meshed with an intermediate gear 9 that decelerates the rotation of the hour hand wheel of the timepiece by half, and the hour hand wheel makes one rotation and two rotations.
[0034]
The ring stop lever 10 is a member loosely fitted to the shaft portion of the 24-hour wheel 8 and the shaft portion of the intermediate gear 9. Further, each shaft portion is biased toward the 24-hour wheel 8 side by the leaf spring 12 and is engaged and disengaged from the 24-hour wheel 8.
[0035]
The 24-hour wheel 8 is provided with a groove 8a corresponding to a predetermined time zone, and the sounding stop lever 10 is provided with a protrusion 10a that is parked in the groove 8a.
[0036]
The protrusion 10a of the ring stop lever 10 is parked and removed from the groove 8a of the 24-hour wheel 8 as the 24-hour wheel 8 rotates. When the protrusion 10a of the ring stop lever 10 is parked in the groove 8a, the ring stop lever 10 is brought to a position where the tip end 10b contacts the windmill 250. Further, when the protrusion 10 a of the sound stop lever 10 is detached from the groove 8 a, the sound stop lever 10 is brought to a position where the tip portion 10 b is separated from the windmill 250.
[0037]
The switching lever 11 constituting the switching means is a member whose base end is pivotally supported by the support body 100, and is configured to be interposed between the 24-hour wheel 8 and the sound stop lever 10.
[0038]
The switching lever 11 has a first stop position, a second stop position, and a third stop position corresponding to the first form, the second form, and the third form, respectively. Positioning at each stop position is performed by a hole 11 a provided in the switching lever 11 and a protrusion 12 a provided in the leaf spring 12.
[0039]
The leaf spring 12 described above is screwed to the support 11c of the switching lever 11 provided on the support 100, and the switching lever 11 rotates with respect to the support 11c and the leaf spring 12 (see FIG. 7).
[0040]
At the first stop position, the switching lever 11 is interposed between the 24-hour wheel 8 and the sound-stopping lever 10, and the engagement between the 24-hour wheel 8 and the sound-stopping lever 10 is released. As a result, the tip end portion 10b of the ring stop lever 10 does not contact the windmill 250, and the time signal operation is normally performed.
[0041]
At the second stop position, the switching lever 11 tilts the sound stop lever 10 with respect to the 24-hour car 8 by pushing the protrusion 11b between the 24-hour car 8 and the sound stop lever 10. As a result, the front end portion 10b of the sound stop lever 10 is always in contact with the windmill 250, and the time signal operation is always stopped.
[0042]
At the third stop position, the switching lever 11 is disengaged from between the 24-hour wheel 8 and the sound stop lever 10 to engage the 24-hour wheel 8 and the sound stop lever 10. As a result, the front end portion 10b of the sound stop lever 10 contacts the windmill 250 only in a predetermined time period according to the groove portion 8a of the 24-hour wheel 8 and the protrusion 10a of the sound stop lever 10. As a result, the time signal operation is stopped only for a predetermined time period. However, the time signal operation is stopped in conjunction with the rotation of the car 8 for 24 hours.
[0043]
In the second embodiment and the third embodiment, the ring stop lever 10 is provided with a protruding piece 10c that comes into contact with the protruding piece 3b of the comb bar 3. That is, by bringing these protrusions 3b and 10c into contact with each other, it is possible to prevent the comb bar 3 from dropping unnecessarily, and to avoid the occurrence of an error in the number of shots after the stop of the time signal operation. Yes.
[0044]
According to such a configuration of the present example, the user of the timepiece device 1 can selectively select the first form, the second form, and the third form by switching the switching lever 11. .
[0045]
In this example, the hitting mechanism 200 driven by the mainspring 230 is used. Alternatively, a motor driven one may be used. In this case, the distal end portion 8b of the ring stop lever 10 is configured to operate a motor drive switch.
[0046]
As described above, according to the timepiece device of this example, the first mode in which the stop unit for stopping the time signal operation and the time period stop unit for stopping the time signal operation only in a predetermined time period are provided, and the time signal operation is normally performed. Since the second mode in which the time signal operation is stopped and the third mode in which the time signal operation is stopped in a predetermined time zone are provided with switching means for arbitrarily setting, the first mode and the second mode are provided depending on the case. And the third mode can be switched, and the time signal operation can be completely stopped or only the time signal operation in a predetermined time zone can be stopped according to the preference of the user.
[0047]
Further, according to the timepiece device of this example, the stopping means and the time zone stopping means are provided with a 24-hour car that rotates once in 24 hours and a sound-stop lever that engages the 24-hour car, and the time signal operation is stopped. Since the lever is stopped in conjunction with the rotation of the car for 24 hours, the predetermined time zone in which the time signal operation is stopped can be set in a 24-hour cycle, and the time signal operation can be stopped only at night.
[0048]
Further, the ring stop lever is engaged and disengaged with respect to the vehicle for 24 hours in accordance with the switching by the switching means, and the switching means can be configured simply.
[0049]
【The invention's effect】
As described above, the timepiece device of the present invention is of a mechanical type, and the mode of the time signal operation is the first mode in which the time signal operation is normally performed, the second mode in which the time signal operation is stopped, and There is a third mode in which the time signal operation in a predetermined time zone is stopped. Then, these first embodiment, the second embodiment, and third embodiment, Ru can be switched arbitrarily by the switching means. That is, it is possible to completely stop the time signal operation according to the user's preference, or to stop only the time signal operation in a predetermined time zone. Therefore, the timepiece device of the present invention can be used more practically. In addition, the predetermined time zone in which the time signal operation is stopped can be set at a cycle of 24 hours, and therefore the time signal operation can be stopped only at night.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a perspective view showing a timepiece device according to a first embodiment according to a specific example of the present invention.
FIG. 2 is a perspective view showing a timepiece device according to a second embodiment according to a specific example of the present invention.
FIG. 3 is a perspective view showing a timepiece device according to a third embodiment according to a specific example of the present invention.
FIG. 4 is a perspective view showing a part of the timepiece device according to a specific example of the present invention.
FIG. 5 is a perspective view showing a part of the timepiece device according to a specific example of the present invention.
FIG. 6 is a perspective view showing a part of the timepiece device according to a specific example of the present invention.
FIG. 7 is a side sectional view showing a main part of the timepiece device according to a specific example of the present invention.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 1 Timepiece apparatus 2 Counting cam 3 Wrinkle 3a Rack tooth | gear 3b Projection piece 4 Counting hook 4a Projection piece 4b Stopper 5 Minute hand cam 6 Raising cam 6a Projection piece 6b Stopper 7 Feeding cam 7a Pin 8 24 hour wheel 8a Groove part 9 Intermediate gear 10 Sounding stop lever 10a Protruding portion 10b Tip portion 10c Protruding piece 11 Switching lever 11a Hole portion 11b Protruding portion 11c Post 12 Leaf spring 12a Protruding portion 100 Support body 110 Hole portion 200 Rinning mechanism 210 Rinning body 220 Spring 230 230 Spring 240 Gear 241 Pin 250 Windmill

Claims

数取カムとクシバとの係合状態により数取カマがクシバにおける所定のラック歯と噛合して数打ち時報動作が行われる時計装置において、
当該時計装置は、前記時報動作を停止する停止手段と、所定の時間帯のみ前記時報動作を停止する時間帯停止手段とを備え、
更に、前記時報動作が通常に行われる第１形態、前記時報動作が停止された第２形態、及び前記所定の時間帯における前記時報動作が停止された第３形態を任意設定可能に切替える切替え手段を備え、
前記停止手段及び前記時間帯停止手段は、２４時間で１回転する２４時間車と、前記２４時間車に係合する鳴止めレバーとを備え、
前記時報動作は、前記鳴止めレバーが前記２４時間車の回転に連動して停止されることを特徴とする時計装置。In the timepiece device in which the counting cam is engaged with a predetermined rack tooth in the comb bar by the engagement state of the count cam and the comb bar, and the counting time signal operation is performed,
The timepiece device includes stop means for stopping the time signal operation, and time zone stop means for stopping the time signal operation only in a predetermined time zone,
Further, switching means for switching the first mode in which the time signal operation is normally performed, the second mode in which the time signal operation is stopped, and the third mode in which the time signal operation is stopped in the predetermined time zone to be arbitrarily settable. equipped with a,
The stop means and the time zone stop means include a 24-hour car that rotates once in 24 hours, and a sound-stop lever that engages with the 24-hour car,
The timepiece operation is characterized in that the sound stop lever is stopped in conjunction with the rotation of the 24-hour car .

前記鳴止めレバーは、前記切替え手段による切替えに伴って、前記２４時間車に対し、係合及び係合解除されることを特徴とする請求項１記載の時計装置。 2. The timepiece device according to claim 1 , wherein the ring stop lever is engaged and disengaged with respect to the 24-hour wheel according to the switching by the switching means .