JP3646151B2 - 釣り用リール - Google Patents

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  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Environmental Sciences (AREA)
  • Animal Husbandry (AREA)
  • Biodiversity & Conservation Biology (AREA)

Description

【0001】
技術分野
本発明は釣具、また特に、スプールをハウジングに容易に、確実に、組み立てることができ、組み立てた後は、スプールがハウジングから不随意に分離することがなく、主軸をハウジングに対し相対的に動かすことなく、一方向へのスプールの回転を制動することができる釣り用スプールに関するものである。
【0002】
背景技術
釣り用リールは釣糸を巻き付けるための良く知られた器具である。一般に、通常の釣り用リールは釣糸を巻き付けるスプールと、このスプールを回転可能に支持するハウジングとを有する。
【0003】
釣り用リールの構造特性を種々に改良するようにした従来の釣り用リールには多くの種類がある。例えば、Ament に与えられた米国特許第5590847 号は釣糸を保管し、調整自在に繰り出す目的の調整自在の制動装置を有する蚊鉤リールを開示している。しかし、Ament の釣り用リールは別個の制動板を必要とし、そのため、釣り用リールの全体の容積が大きくなると共に、制動板が主ハウジングと、スプールとの間に介挿されているため、故障し易い欠点がある。更に、Ament の釣り用リールでは、スプールが主ハウジングから不随意に分離することがあり、しかも、制動装置を調整中に、中心軸を回転し、前後に動かすから、中心軸に関連する種々の部片が比較的大きな摩擦力を受ける欠点がある。
【0004】
Bushnel 等に与えられた米国特許第5615840 号は牽引システムを有する蚊鉤リールを開示している。このBushnel 等の釣り用リールもAment の釣り用リールの問題点に類似する問題点を有する。更に、Bushnel 等の釣り用リールは製作が非常に困難で、製造費用を増大せしめる欠点がある。これは、あまり優れた牽引作用を行わないドラグスプレッダ、ドラグエキスパンダ、平歯車等のような非常に複雑な構造を有しているためである。
【0005】
上述の釣り用リールはそれぞれの目的、及び要件を満たしてはいるが、本願人の知る限り、上述の米国特許、及びその他の先行技術はスプールを容易に、確実にハウジングに組み立てることができ、組み立てた後は、スプールがハウジングから不随意に分離することがなく、主軸をハウジングに対し、相対的に動かすことなく、一方向へのスプールの回転を制動することができる釣り用スプールを開示していない。
【0006】
発明の開示
先行技術の既知の形式の釣り用リールの上述の本来の欠点にかんがみ、本発明は先行技術を利用し得る新規な釣り用リールを提供する。そこで、次に一層詳細に説明する本発明の一般的な目的は上述の先行技術の釣り用リールの多くの利点を有する釣り用リールであって、しかも先行技術の釣り用リールの単独でも、又はいかなるようにも組み合わせても、決して予期されず、明らかにされたこともなく、提案されたこともなく、ほのめかしたことすらない釣り用リールを生ずるための多くの新規な要旨を有する新たな釣り用リールを提供する。
【0007】
一層詳細に説明すれば、本発明の目的はスプールをハウジングに容易に確実に組み立てることができ、組み立てた後は、スプールがハウジングから不随意に分離しない釣り用リールを得るにある。
【0008】
本発明の他の目的はハウジングに対し、相対的に主軸を動かすことなく、スプールの一方向の回転を制動することができ、それにより、スプールと、ハウジングとが相互に予期せず分離する可能性を著しく減少させた釣り用リールを得るにある。
【0009】
上述の目的を達成するため、本発明釣り用リールは中心に配置されたボスを有するハウジングと、一体に固着された一方クラッチを含んでいる巻取りドラムを中心に配置して有するスプールと、前記ボスに固着された主軸と、前記主軸の中心部を包囲し、この主軸の中心部に接触しているスリーブと、前記スプールを前記ハウジングに組み立てた時、前記スリーブが前記一方クラッチ内に嵌着され、前記スリーブがこの一方クラッチによって一方向にのみ回転できるよう前記スプールを前記ハウジングに組み立てるための第1手段と、前記主軸と前記スリーブとの間の摩擦力が最大である時、前記スプールは前記ハウジングに対し相対的に一方向のみに回転することができ、前記摩擦力が減少すると、前記スプールは一層自由にいずれの方向にも回転することができるように前記摩擦力を調整する第2手段とを具え、
前記ボスはその中心に貫通して形成されたボス貫通孔を有し、前記主軸は更にこの主軸の外側円筒面に、この主軸の後端から前方に形成されたねじを有し、前記主軸を前記ボス貫通孔に挿入し、前記ねじの周りに嵌着されて前記ボスの後面に固着されたナットによって、前記ボス貫通孔に挿入された前記主軸を固着保持し、
前記第2手段は調整ノブと、複数個のプランジャとを具え、前記主軸は更に前記ネックの後方の中心部に肩部を具え、前記スリーブをこの肩部と、前記ボスの前面との間に配置し、前記ナットの後方の前記ねじの後部にこのねじの周りに前記調整ノブを嵌着し、前記ボスに貫通した前記プランジャを複数個のプランジャばねの押圧力によって後方に押圧するよう構成し、前記調整ノブを前記ねじに沿って第1回転方向に回転した時、前記スリーブと、前記肩部との間の摩擦力を増大するよう前記調整ノブは前記プランジャによって前記スリーブを押圧し、前記調整ノブを前記ねじに沿って第2回転方向に回転した時、前記摩擦力を減少させるよう前記プランジャばねによって前記プランジャを戻すように押圧するよう構成したことを特徴とする。
【0010】
第1手段は組立ピンと、回転させる押圧力をこの組立ピンに加える組立ピンばねと、主軸の前端付近に形成された掛合溝とを具えるのが好適である。組立ピンが掛合溝に掛合している時は、スプールはハウジングに組み立てられており、ピンを掛合溝から離脱させた時、スプールをハウジングから分離できるようにする。
【0011】
主軸はその前端に配置されたヘッドと、このヘッドの後方に掛合溝を形成しているネックとを有し、組立ピンはカムの形状の心部と、この心部から外方に延びるレバーと、このレバーの中心部の一側に形成されたフックとを有し、スプールをハウジングに組み立てた時、主軸のヘッド、及びネックはスプールの巻取りドラムを完全に通過しており、レバーを第1回動方向に回動した時、フックがネックから離脱し、レバーを釈放した時、第1回動方向の反対方向である第2回動方向に組立ピンばねがこのレバーを回動させて、フックをネックに掛合させるよう構成する。
【0012】
フックはレバーから突出する2個の指片と、これ等指片の間の半円形円周部とを具え、この2個の指片と、半円形円周部とがネックの少なくとも半分を包囲して、フックがネックから離脱するのを防止するよう構成するのが一層好適である。
【0013】
添付図面を参照して、本発明の好適な実施例を詳細に説明し、本発明の上述の目的、その他の要旨、及び利点を一層明らかにする。
【0014】
発明実施の最良の形態
以後、図面を参照して、本発明の一実施例による釣り用リール10を詳細に説明する。
【0015】
図1は本発明の一実施例による釣り用リール10の分解断面図である。図面に示すように、この釣り用リール10はハウジング100と、スプール200とを有する。ハウジング100はスプール200を一部包囲し、このスプール200を回転自在に支持する。
【0016】
ハウジング100はボス130と、ハウジングディスク101と、主軸110とを有する。ボス130はハウジング100の中心に配置されている。ハウジングディスク101はボス130を包囲し、ボス130に一体に取り付けられている。主軸110はボス130に貫通されていて、ボス130に固着されている。
【0017】
スプール200は巻取りドラム210と、1対のスプールディスク201とを有する。巻取りドラム210はスプール200の中心に配置されており、2個のスプールディスク201はそれぞれ巻取りドラム210の両側に一体に取り付けられている。巻取りノブ202と、釣合い錘204とは互いに直径的に対向して、2個のスプールディスク201のうちの1個のスプールディスクの外側の表面に固着されている。
【0018】
図2はハウジング100の一部の拡大図である。次の説明では、前側とは図面の左側を意味し、後側とは図面の右側を意味するものとして、方向を示す。図面に示すように、ボス130はその中心に貫通して形成されたボス貫通孔130aを有する。主軸110をこのボス貫通孔130aに挿入し、主軸110の後部がこのボス貫通孔130a内に位置しているようにする。
【0019】
ボス130の前面の周縁部に環状牽引板131を固着する。この牽引板131にはその前面に、環状に配列して形成された複数個の第2窪み132を設ける。ハウジング100と、スプール200とを相互に組み立てた時、スプール200の第2止めピン212は第2窪み132に掛合する。
【0020】
ボス130は第1凹所139と、2個の第1止めピン孔136とを有する。ボス130の後面の中心に第1凹所139を形成し、ボス130の後面に第1凹所139の外側に2個の第1止めピン孔136を直径的に対向して形成する。各第1止めピン孔136に、第1止めピンばね138と、第1止めピン137とを収容し、この第1止めピン137を第1止めピンばね138の押圧力によって後方に押圧する。更にボス130には第1凹所139の底部からボス130に貫通する3個のプランジャ貫通孔133を設ける。プランジャばね135によって、後方に押圧されるプランジャ134を各プランジャ貫通孔133に収容する。
【0021】
一方、主軸110はヘッド111、ネック112、肩部113、及びねじ119を有する。ヘッド111は主軸110の前端に形成されている。ヘッド111の直径より一層小さい直径のネック112はヘッド111の背後に一体に連結されており、ヘッド111の後部に掛合溝114を形成している。肩部113の直径は主軸110の残りの部分の直径より一層大きい。また、肩部113は主軸110のネック112の後部の所定位置に形成されている。ねじ119は主軸110の後端から前方に、主軸110の外円筒面に形成されている。ボス130のボス貫通孔130aに主軸110を挿入し、ナット151によって保持固着する。ねじ119の前端において、ボス130の後面に密着するように、ナット151をねじ119の周りに嵌着する。
【0022】
主軸110の肩部113と、ボス130の前面との間に、スリーブ120を嵌着する。スリーブ120は円筒管121と、フランジ122とを有する。フランジ122は円筒管121の後端に一体に連結されており、円筒管の後端から半径方向外方に突出している。主軸110の中心部をスリーブ120の円筒管21内に嵌着し、肩部113と、ボス130とによって、スリーブ120が前方、及び後方に移動するのを防止する。主軸110の肩部113と、円筒管121の前端との間に第1座金123を介挿し、肩部113と、円筒管121の前端との間の摩擦力を増大する。一方、主軸110をそれぞれ包囲している環状ディスク板124と、第2座金125とをフランジ122と、ボス130の前面との間に介挿し、フランジ122と、ボス130の前面との間の摩擦力を増大し、これにより、ボス130と、プランジャ134とがフランジ122上で滑るのを防止する。
【0023】
ナット151の後方に、ねじ119の後部に、ねじ119の周りに調整ノブ140を嵌着する。調整ノブ140の後面の中心に第2凹所148を形成する。第2凹所148の底部中心に、調整ノブ140にノブ貫通孔149を貫通する。ノブ貫通孔149の円筒内面にめねじを形成し、このめねじに主軸110のねじ119を螺着し、調整ノブ140を回転することによって、主軸110のねじ119に沿って、調整ノブ140を前方、及び後方に動かし得るようにする。
【0024】
調整ノブ140の前面に環状に配列して、複数個の第1窪み144を形成する。ボス130の第1止めピン137は第1窪み144に掛合する。ボス130のプランジャ貫通孔133に挿入されたプランジャ134と、調整ノブ140の内面との間に、一連の第3座金141、波形座金143、及び第4座金142を配置する。調整ノブ140を締め上げると、波形座金143はハウジング100の軸線方向に弾性的に変形し、調整ノブ140と、プランジャ134との間に軸線方向に伝導する力を増大する。
【0025】
調整ノブ140の第2凹所148には、主軸110のねじ119の後端の周りに嵌着した止め座金152を収容する。この止め座金152をその位置にリテーナ153によって固着保持し、調整ノブ140の軸線方向の運動を限定する。
【0026】
図3はスプール200の一部の拡大図である。次の説明でも、方向に関しては、図2の説明と同一に示す。即ち、前側とは図面の左側を意味し、後側とは図面の右側を意味する。
【0027】
図面に示すように、スプール200の巻取りドラム210には一方クラッチ220を収容する。この一方クラッチ220はクラッチナット221によって、巻取りドラム210の内側円筒面に一体に固着されている。ハウジング100と、スプール200とを相互に組み立てた時、ハウジング100のスリーブ120は一方クラッチ220に密着して、この一方クラッチ220内に収容され、一方クラッチ220によってスリーブ120を相対的に回転せしめ、又は一方向のみに摺動させる。
【0028】
巻取りドラム210の後面に第2止めピン孔211を形成する。各第2止めピン孔211には第2止めピンばね213と、第2止めピン212とを収容し、第2止めピンばね213の押圧力によって、第2止めピン212を後方に押圧する。固着ねじ239によって、キャップ230を巻取りドラム210の前面に組み付ける。図4、及び図5に示すように、キャップ230によって組立ピン240を覆う。
【0029】
図4はキャップ230と、このキャップ230内に配置される組立ピン240と、組立ピンばね248との分解斜視図である。図面に示すように、キャップ230はドーム状の天井231と、この天井231の周縁に一体に連結された円筒側壁232とを有する。円筒側壁232の一部を切除して、ゲート233を形成する。
【0030】
組立ピン240はカム状の心部241と、この心部241から外方に突出するレバー242と、このレバー242の中央部の一側に形成されたフック243とを有する。フック243はレバー242から突出する2個の指片243aと、これ等指片243a間の半円形円周部243bとを有し、2個の指片243aと、半円形円周部243bとによって、円筒体の一部を十分に包囲し、円筒体がフック243から外れるのを十分に防止する。心部241の中心に枢着孔244を形成する。
【0031】
図5はキャップ230内の巻取りドラム210の前面に、組立ピン240を設置する状態を示すための部分拡大断面図である。図面に示すように、巻取りドラム210の前面に枢着ピン245を設け、巻取りドラム210の前面に、枢着ピン245の周りに回動し得るよう組立ピン240を設置する。キャップ230の円筒側壁232と、心部241との間に保持された組立ピンばね248の押圧力によって、組立ピン240を押圧する。キャップ230のゲート233を通して、組立ピン240のレバー242をキャップ230の外に突出させる。レバー242を作動させた時、組立ピン240を枢着ピン245の周りに回動し、フック243を主軸110のネック112に掛合させ、又はネック112から離脱させる。
【0032】
本発明の一実施例による上述の釣り用リール10の作動を以下に詳細に説明する。
【0033】
まず、図1に示すようにそれぞれ組み立てたハウジング100とスプール200とを互いに組み合わせた時、ハウジング100の主軸110はスプール200の巻取りドラム210内に挿入され、組立ピン240のレバー242は図5で見て反時計方向に回動した状態になる。
【0034】
主軸110のヘッド111と、ネック112とがスプール200の巻取りドラム210を完全に通過した後に、キャップ230内に設置された時、レバー242は釈放されている。従って、組立ピンばね248によって、レバー242は図5で見て時計方向に回動し、組立ピン240のフック243を主軸110の掛合溝114内に挿入し、ネック112に掛合させる。この場合、フック243はネック112の円筒壁の少なくとも半分を包囲しているから、フック243と、主軸110のヘッド111との間の掛合は非常に堅固であり、従って、組立ピン240を反時計方向に回動しない限り、ハウジング100と、スプール200とは互いに分離することはない。2個の指片243aの間に、半円形円周部243bを有するフック243の構造は、組立ピン240のフック243が主軸110のネック112から離脱するのを完全に防止している。
【0035】
一方、組み立てられたハウジング100と、スプール200とを互いに分離する時は、使用者は組立ピン240のレバー242を図5で見て反時計方向に回動し、組立ピン240のフック243と、主軸110のネック112との間の掛合を釈放し、次に、使用者は巻取りドラム210の外に、ハウジング100の主軸110を引き出す。
【0036】
一方、ハウジング100とスプール200とを互いに組み立てた状態で、巻取りノブ202を保持して、スプール200を回転することにより、釣糸を巻取りドラム210の周りに巻き付け、又は釣糸を巻取りドラム210から巻きほぐすことができる。
【0037】
この状態で、調整ノブ140をそのねじが締め付けられる方向に回転すると、調整ノブ140は主軸110のねじ119に沿って、前進し、即ち図2で見て左に動き、第4座金142、波形座金143、及び第3座金141によて、プランジャ134を前方に押圧する。次に、プランジャ134は第2座金125と、ディスク板124とによって、スリーブ120を前方に押圧する。従って、スリーブ120は第1座金123を圧縮して、主軸110の肩部113に強力な圧力を作用させる。この場合、ナット151が主軸110の前方への運動を阻止しているから、第1座金123を介して、肩部113と、スリーブ120との間に強い摩擦力を発生する。
【0038】
調整ノブ140を完全に締め付けた時、主軸110と、スリーブ120とは相互に相対回転を行うことはできないが、一体の組立体として、回転することができる。この場合、上述したように、スリーブ120は一方向クラッチ220に対し、相対的に一方向にのみ回転することができるから、一方クラッチ220に対し固着するように、それを包囲する巻取りドラム210はハウジング100に固着された主軸110に緊締されたスリーブ120に対し、相対的に一方向のみに回転することができる。従って、スプール200はハウジング100に対し、相対的に回転できるのは一方向のみに過ぎず、釣糸がスプール200から巻きほぐされるのを防止している。
【0039】
一方、調整ノブ140をそのねじを緩める方向に回転すると、調整ノブ140は主軸110のねじ119に沿って後退し、即ち図2で見て右の方に動き、プランジャ134はプランジャばね135の押圧力によって、後方に復帰する。プランジャ134の後退はスリーブ120を前方に押圧する力を減少させるから、スリーブ120と、肩部113との間の第1座金123を介する摩擦力を減少させる。従って、スリーブ120は主軸110の周りに摺動することができ、主軸110に対しいずれの方向にも自由に回転することができる。言い換えれば、スプール200はハウジング100に対し、相対的にいずれの方向にも自由に回転することができ、釣糸を自由にスプール200の周りに巻き付け、又は巻きほぐすことができる。
【0040】
調整ノブ140を一層堅く締め付ければ締め付ける程、第1座金123を介するスリーブ120と、肩部113との間の摩擦力は一層強くなるから、スプール200が回転するのを阻止する力は強化される。調整ノブ140を完全に締め付けた時、上述したように、釣糸がスプール200から巻きほぐされるのを防止する。
【0041】
これに反し、調整ノブ140を一層、緩めて釈放すると、第1座金123を介するスリーブ120と、肩部113との間の摩擦力は一層弱くなり、スプール200が回転するのを阻止する力が弱くなる。
【0042】
一方、主軸110はハウジング100に対し相対的に前方、又は後方に動かず、たとえ、調整ノブ140を締め付けたり、又は緩めるように回転させたとしても、主軸110はナット151によってハウジング100に堅く固着されている。従って、組立ピン240のフック243が主軸110のネック112から不随意に釈放され、スプール200が不随意にハウジング100から分離する危険の可能性は著しく減少する。
【0043】
更に、調整ノブ140を締め付け、又は緩めるように回転させた時、第1止めピン137は環状に配置された第1窪み144に沿って、カチカチと言う快い音を発生しながら移動するので、この音により使用者は快さと、くつろいだ感じを受ける。同様に、スプール200を回転した時、第2止めピン212は第2窪み132に沿って移動し、カチカチと言う快い音を発生する。
【0044】
本発明の釣り用リール10においては、上述したように調整ノブ140を締め付けた時、又は緩めた時でも、主軸110はボス130に対して回転しない。しかし、ハウジング100に対して相対的なスプール200の一方向のみの回転は主軸110と、スリーブ120との間の摩擦力の増大によって達成することができ、この摩擦力の増大はハウジング100のボス130に貫通するプランジャ134によって、スリーブ120を押圧することにより、行うことができる。
【0045】
従って、本発明はスプールをハウジングに、容易に、確実に組み立てることができ、組み立てた後は、スプールが不随意にハウジングから分離することがない釣り用リールを提供する。
【0046】
更に、本発明はハウジングに対し、相対的に主軸を動かすことなく、スプールの一方向の回転を制動し、これによりスプールと、ハウジングとが予期せず分離する可能性を著しく減少させた釣り用リールを提供する。
【0047】
本発明をその特定の実施例につき図示し、説明したが、本発明は特許請求の範囲に明確にした範囲を逸脱することなく種々の変更を加えることができることは明らかである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例による釣り用リールの分解断面図である。
【図2】 図1に示す釣り用リールに採用するハウジングの一部の拡大図である。
【図3】 図1に示す釣り用リールに採用するスプールの一部の拡大図である。
【図4】 図1に示す釣り用リールに採用するキャップ、組立ピン、及び組立ピンばねを含む数個の部片の分解斜視図である。
【図5】 図4に示す巻取りドラムの前面に組立ピンを設置した状態を示す部分拡大断面図である。

Claims (11)

  1. 中心に配置されたボスを有するハウジングと、
    一体に固着された一方クラッチを含んでいる巻取りドラムを中心に配置して有するスプールと、
    前記ボスに固着された主軸と、
    前記主軸の中心部を包囲し、この主軸の中心部に接触しているスリーブと、
    前記スプールを前記ハウジングに組み立てた時、前記スリーブが前記一方クラッチ内に嵌着され、前記スリーブがこの一方クラッチによって一方向にのみ回転できるよう前記スプールを前記ハウジングに組み立てるための第1手段と、
    前記主軸と前記スリーブとの間の摩擦力が最大である時、前記スプールは前記ハウジングに対し相対的に一方向のみに回転することができ、前記摩擦力が減少すると、前記スプールは一層自由にいずれの方向にも回転することができるように前記摩擦力を調整する第2手段とを具え、
    前記ボスはその中心に貫通して形成されたボス貫通孔を有し、前記主軸は更にこの主軸の外側円筒面に、この主軸の後端から前方に形成されたねじを有し、前記主軸を前記ボス貫通孔に挿入し、前記ねじの周りに嵌着されて前記ボスの後面に固着されたナットによって、前記ボス貫通孔に挿入された前記主軸を固着保持し、
    前記第2手段は調整ノブと、複数個のプランジャとを具え、前記主軸は更に前記ネックの後方の中心部に肩部を具え、前記スリーブをこの肩部と、前記ボスの前面との間に配置し、前記ナットの後方の前記ねじの後部にこのねじの周りに前記調整ノブを嵌着し、前記ボスに貫通した前記プランジャを複数個のプランジャばねの押圧力によって後方に押圧するよう構成し、前記調整ノブを前記ねじに沿って第1回転方向に回転した時、前記スリーブと、前記肩部との間の摩擦力を増大するよう前記調整ノブは前記プランジャによって前記スリーブを押圧し、前記調整ノブを前記ねじに沿って第2回転方向に回転した時、前記摩擦力を減少させるよう前記プランジャばねによって前記プランジャを戻すように押圧するよう構成したことを特徴とする釣り用リール。
  2. 前記第1手段は組立ピンと、回転させる押圧力を前記組立ピンに加える組立ピンばねと、前記主軸の前端付近に形成された掛合溝とを具え、前記組立ピンが前記掛合溝に掛合している時は、前記スプールは前記ハウジングに組み立てられており、前記ピンを前記掛合溝から離脱させた時、前記スプールを前記ハウジングから分離できるようにした請求項1の釣り用リール。
  3. 前記主軸はその前端に配置されたヘッドと、このヘッドの後方に前記掛合溝を形成しているネックとを具え、前記組立ピンはカムの形状の心部と、この心部から外方に延びるレバーと、このレバーの中心部の一側に形成されたフックとを有し、前記スプールを前記ハウジングに組み立てた時、前記主軸の前記ヘッド、及び前記ネックは前記スプールの前記巻取りドラムを完全に通過しており、前記レバーを第1回動方向に回動した時、前記フックが前記ネックから離脱し、前記レバーを釈放した時、前記第1回動方向の反対方向である第2回動方向に前記組立ピンばねが前記レバーを回動させて、前記フックを前記ネックに掛合させるよう構成した請求項2に記載の釣り用リール。
  4. 前記第1手段は更にドーム形状の天井と、この天井の周囲に一体に連結された円筒側壁とを有するキャップを具え、このキャップの前記円筒側壁の一部を切除してゲートを形成し、前記巻取りドラムの前面に設けた枢着ピンの周りに回動するよう前記組立ピンを設置し、前記ゲートを通して前記キャップの外に前記レバーを突出させ、前記組立ピンばねを前記キャップの前記円筒側壁と、前記心部との間に保持するよう構成した請求項3に記載の釣り用リール。
  5. 前記フックは前記レバーから突出する2個の指片と、これ等指片の間の半円形円周部とを具え、前記2個の指片と、前記半円形円周部とが前記ネックの少なくとも半分を包囲して、前記フックが前記ネックから離脱するのを防止するよう構成した請求項3に記載の釣り用リール。
  6. 前記肩部と、前記スリーブとの間の摩擦力の伝動される量を増大するよう前記肩部と、前記スリーブとの間に第1座金を介挿した請求項に記載の釣り用リール。
  7. 前記スリーブは主軸の中心部を包囲している円筒管と、この円筒管の後端から半径方向外方に突出しこの円筒管に一体に連結されたフランジとを具え、前記フランジと、前記ボスの前面との間に環状ディスク板と、第2座金とを介挿し、この環状ディスク板と、第2座金とによって前記ボスと、前記プランジャとが前記フランジ上で摺動するのを防止する請求項に記載の釣り用リール。
  8. 前記プランジャと、前記調整ノブの内面との間に第3座金と、波形座金と、第4座金とを一連に配置し、調整ノブを締め付けた時、この調整ノブから前記プランジャに軸線方向に伝わる力を増大するよう前記波形座金が前記ハウジングの軸線方向に弾性的に撓むよう構成した請求項1に記載の釣り用リール。
  9. 前記ボスはこのボスの後面の中心に形成された第1凹所と、前記ボスの後面に前記第1凹所の外側に互いに直径的に対向して形成された2個の第1止めピン孔とを有し、各前記第1止めピン孔には第1止めピンばねと、この第1止めピンばねの押圧力によって後方に押圧される第1止めピンとを収容し、前記調整ノブはその前面に環状に配置されて形成された複数個の第1窪みを有する請求項1に記載の釣り用リール。
  10. 前記調整ノブはその後面の中心に形成された第2凹所を有し、この第2凹所には前記ねじの後端にこのねじの周りに嵌着されたストッパ座金を収容し、このストッパ座金はリテーナによってその位置に固着保持されており、このストッパ座金によって前記主軸の軸線方向の前記調整ノブの運動の範囲を限定している請求項に記載の釣り用リール。
  11. 前面に環状に配置されて形成された複数個の第2窪みを有する環状索引板を前記ボスの前面の周縁部に固着し、前記巻取りドラムにはその後面に形成された第2止めピン孔を設け、各前記第2止めピン孔には第2止めピンばねと、この第2止めピンばねの押圧力によって後方に押圧される第2止めピンとを収容し、前記ハウジングと、前記スプールとを相互に組み立てた時、前記第2止めピンが前記第2窪みに掛合するよう構成した請求項1に記載の釣り用リール。
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