JP3639570B2 - 超音波送受波器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、超音波送受波器に関し、より詳細には、超音波流量計および超音波レベル計に使用される超音波送受波器において、配管を伝搬する超音波を減少し、かつ、該超音波送受波器の音響的制動力を高くし、送受波信号の接続時間を短くする超音波送受波器の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
超音波流量計は被測定流体の流れ方向に対し順方向および逆方向に超音波を交互に送受波し、超音波の伝播時間差に比例して流量を求める推測形の流量計である。図2は、従来の超音波の伝播時間差法による超音波流量計を説明するための図である。図2(A)は、被測定流体の流れ方向の部分断面図、図2(B)は図2(A)に示された2つの超音波送受波器を結ぶ線上で切断した断面図であり、図中、11は測定管、14,15は超音波送受波器、12,13は超音波送受波器14,15を支持する測定管11と一体な支持管である。
【0003】
図2に示した超音波流量計は、被測定流体が流速Fで流れる測定管11に、測定管11の管軸O−Oに対し、角度βの角度を持って、支持管12と13とが対向して設けられている。支持管12には超音波送受波器14が、支持管13には超音波送受波器15が同軸に対向して固着されている。超音波送受波器15から所定時間、超音波を矢印Uaで示すように流れと順方向に発射して、これを超音波送受波器14で受波する。超音波送受波器14は、超音波を受波後、矢印Ubで示すように流れと逆方向に超音波送受波器15に向け超音波を発射する。超音波送受波器14,15は同じ構造のもので、交互に送受を繰り返す。超音波送受波器14と15との区間において、超音波の矢印Ua方向の伝播時間と、矢印Ub方向の伝播時間の時間差は、被測定流体の矢印F方向の流速に比例した時間差である。超音波流量計は、前記時間差に被測定流体のフローパターンに関するレイノルズ数補正を施した流速を求め、該流速に測定管11の断面積を乗算して流量を求めている。
【0004】
しかし、上述した従来の超音波流量計においては、一対の超音波送受波器の一方から送波された超音波信号を他方の超音波送受波器で受波して、例えば、流れと順方向の伝播時間を計測し、次に、前記他方の超音波送受波器から前記一方の超音波送受波器に向け超音波を送波して流れと逆方向の伝播時間を計測し、順方向と逆方向の伝播時間差から流速を求めている。しかし、図2(B)に示すように、矢印Ua方向の超音波は一部測定管11,支持管12,13を通って矢印Naのように伝搬し、同様に、矢印Ub方向の超音波は一部矢印Nbのように伝搬する。この矢印Na,Nbで示す超音波が、正しい伝搬時間計測に影響を及ぼす場合がある。
【0005】
また、超音波レベル計は、例えば、タンク内に貯蔵された液体の液面に向け、一つの超音波送受波器から超音波を発射し、液面から反射した超音波を前記超音波送受波器で受波し、送受波信号の立ち上げ時間にタンク内雰囲気の温度圧力下での音速を乗算して求めた距離の半分を超音波送受波器と液面との距離としてレベルを求めるものである。
【0006】
しかし、従来の超音波送受波器では、超音波送波後、発振の持続時間が長いため、超音波流量計では順逆方向の超音波発射の繰り返し時間が長く、超音波レベル計でも同様の問題点があり、流速変動の大きい流量の計測が不能となり、液面レベルの検出の応答性も低くなる。
【0007】
上述の問題点を解決することのできる超音波送受波器を本出願人等は提案した(例えば、特許文献1参照。)。図3は、このような従来技術に基づく超音波送受波器を説明するための図である。図3(A)は、図3(B)の矢視A−A線方向に見た部分断面図、図3(B)は、図3(A)の矢視B−B線方向に見た図で、図中、1は超音波送受波器、2は圧電素子、3はインピーダンス整合層、4は一体構成の上端部4a、下端部4b、くびれ部4cから成る弾性体、5は空間、6はケーシング、7は固定用の樹脂部材である。図4は、図3に例示したような構成の超音波送受波器を、測定管に取り付けた状態で示す図である(圧電素子の図示を省略)。
【0008】
図示した超音波送受波器1は、例えば、ステンレス鋼の円筒状のケーシング6を有し、底部端面中央位置に面接合された円板状で圧電定数d33の圧電素子2とインピーダンス整合層3とがインピーダンス整合層3を下部に露出して設置している。圧電素子2とインピーダンス整合層3とは,超音波送受波素子となるもので、該超音波送受波素子とケーシング6との間には、弾性体4が介装されている。弾性体4の中央部には、小径のくびれ部4cを設けており、くびれ部4cで上下区画された上部の上端部4aの外周面がケーシング6の内壁面に固着され、更に、上端面は樹脂部材7に接合されている。下部の下端部4bは、上端部4aより小径でケーシング6との間に隙間を有し、くびれ部4cに懸架されている。前記超音波送受波素子は下端部4bに同軸であり、圧電素子2のリード線(図示せず)は、弾性体4と樹脂部材7を貫通し外部に導出している。
【0009】
上述の構造においては、弾性体4の下端部4bはケーシング6との間に隙間を有しくびれ部4cに懸架され、下端部4bの外周面に設けた3個以上の点状の突起8でケーシング6に同軸に支持されている。点状の突起8を設けたため、くびれ部4c近傍の空間5は超音波を送受波する空間に連通し、弾性体4は常に安定した状態を保っている。
【0010】
以上の構造を持った超音波送受波器1において、圧電素子2が駆動パルスの立ち下げで駆動されたとき、弾性体4のばね力と下端部4bの質量とからなる振動系により、軸方向に圧縮・伸長する圧電交番歪を生じ、インピーダンス整合層3を介して超音波を送受波する外部媒体との音響インピーダンスが整合され、圧電素子2単体の場合より効率よく超音波を発射する。同時に、弾性体4の下端部4bも振動し、この振動は、中央部のくびれ部4cに伝播する。しかし、この振動は、くびれ部4cの断面積が小さく内部摩擦が大きいことと、空間5によるダンピング作用のため制動され、圧電交番歪は急速に減衰する。
【0011】
しかしながら、このような送受波器は、圧電素子2を包む弾性体4と周囲のケーシング6との間に隙間が存在する。この隙間に流体中の水分などの液体が入ると、液体によって圧電素子2を包む弾性体4はケーシング6に架橋した状態となる。こうなると、超音波は気体中に伝搬せず、より伝わりやすいケーシング6側へ伝搬してしまい、結果として超音波の送受波に支障を来し、計測不良を起こす場合がある。
【0012】
【特許文献1】
特許第2883057号
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上述した実情に鑑みてなされたもので、配管を伝搬する超音波を減少し、超音波発振の持続時間を短くし、応答性の優れた流量または液面レベルの計測を、先に提案した超音波送受波器と同様に可能にしつつ、加えて、圧電素子を包む弾性体部分とケーシングとの隙間を確保しながら、液体の浸入を防ぐことを目的としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】
本発明の超音波送受波器は、一端側、他端側、及びそれらの中間位置に設けられた小径のくびれ部を有する弾性体と、該弾性体の該他端側で超音波送受波面を露出するように弾性体によって周囲を囲まれた超音波送受波素子と、弾性体を一端側でのみで固着するケーシングとを有する。この弾性体のくびれ部とケーシング間の空間は、超音波を送受波する空間と連通している。本発明は、この弾性体の他端側とケーシングとの間の隙間の入口に、封止部材をコーティングしたことを特徴としている。或いは、封止部材として、隙間の入口近くにおいて、ケーシングの内面側にOリングを備えることができる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明を具体化する超音波送受波器を、測定管に取り付けた状態で示す図である(圧電素子の図示を省略)。このような超音波流量計は、前述した従来技術と同様に、被測定流体が流れる測定管11に対して角度を持って、対向して設けられている支持管12と13に取り付けることができる。
【0016】
この超音波送受波器は、弾性体下部の下端部4bとケーシング6との間の隙間の入口に、封止部材がコーティングされているのを除いて、図3及び図4を参照して前述した構成と同一に構成することができる。封止部材としては、超音波信号の過度な減衰を防ぎ、また耐水性、耐油性などの耐環境性能を確保することのできる、例えばシリコンゴムを用いることができる。
【0017】
圧電素子を包む弾性体部分のくびれによって配管を伝搬する超音波を減少し、超音波送受波の繰り返し周期を短くすることができることは前述した通りである。この効果を発揮するためには、弾性体4とケーシング6との間の隙間は必要であるが、本発明は、この隙間を確保しながら液体の浸入を防ぐため、隙間の入口にシリコンゴムをコーティングしたものである。
【0018】
図示した超音波送受波器1は、前述したように、例えば、ステンレス鋼の円筒状のケーシング6を有し、底部端面中央位置に面接合された円板状で圧電定数d33の圧電素子(図示省略)とインピーダンス整合層(図示省略)とが、インピーダンス整合層を下部に露出して設置している。圧電素子とインピーダンス整合層とは,超音波送受波素子となるもので、該超音波送受波素子とケーシング6との間には、弾性体4(一体構成の上端部4a、下端部4b、くびれ部4c)が介装されている。弾性体4の中央部に設けられた小径のくびれ部4cで上下区画された上部の上端部4aの外周面がケーシング6の内壁面に固着されている。下部の下端部4bは、上端部4aより小径でケーシング6との間に隙間を有し、くびれ部4cに懸架されている。超音波送受波素子は下端部4bに同軸であり、圧電素子のリード線(図示せず)は、弾性体4と樹脂部材を貫通し外部に導出している。
【0019】
以上の構造を持った超音波送受波器1において、圧電素子が駆動パルスの立ち下げで駆動されたとき、前述したように、弾性体4のばね力と下端部4bの質量とからなる振動系により、軸方向に圧縮・伸長する圧電交番歪を生じ、インピーダンス整合層を介して超音波を送受波する外部媒体との音響インピーダンスが整合され、圧電素子単体の場合より効率よく超音波を発射する。同時に、弾性体4の下端部4bも振動し、この振動は、中央部のくびれ部4cに伝播する。しかし、この振動は、くびれ部4cの断面積が小さく内部摩擦が大きいことと、空間5によるダンピング作用のため制動され、圧電交番歪は急速に減衰する。
【0020】
なお、図2及び図3を参照して説明した従来技術においては、弾性体4の下端部4bが、例えば、下端部4bの外周面に設けた3個以上の点状の突起8等の支持部材によって、ケーシング6に同軸に支持されている。これによって、くびれ部4c近傍の空間5は超音波を送受波する空間に連通し、弾性体4は常に安定した状態を保っている。同様に、図1に例示の構成においても、弾性体下部の下端部4bとケーシング6との間の隙間の入口にコーティングした封止部材に加えて、弾性体4の下端部4bをケーシング6に同軸に支持するための支持部材を設けることができる。図1においては、この支持部材は、下端部4bの外周面に設けた3個以上の点状の突起8を、軸方向の上下2カ所に設けたものとして例示してある。
【0021】
図5は、本発明を具体化する図1の超音波送受波器とは別の例を示す図である。この超音波送受波器は、図1に示した隙間の入口にコーティングしたシリコンゴムの封止部材に代えて、封止部材として円周状のOリングを、弾性体下部の下端部4bとケーシング6との間の隙間の入口近くに備える。このOリングは、図示したように、隙間の入口近くにおいて、円筒状ケーシングの内面側に円周溝を設け、この円周溝内に収容する。これによって、図1に示したシリコンゴムの封止部材と同様に、弾性体4とケーシング6との間に隙間を確保しながら液体の浸入を防ぐことができる。Oリングによる封止部材の材質としては、図1に例示のコーティングした封止部材と同様に、超音波信号の過度な減衰を防ぎ、また耐水性、耐油性などの耐環境性能を確保することのできる、例えばシリコンゴムを用いることができる。Oリング以外の構成については、図1と同様な構成にすることができるので、その説明は省略する。
【0022】
【発明の効果】
本発明は、弾性体の他端側とケーシングとの間の隙間の入口或いは入口近くに、封止部材を備えたことにより、配管を伝搬する超音波を減少し、超音波発振の持続時間を短くし、応答性の優れた流量または液面レベルの計測を、先に提案した超音波送受波器と同様に可能にしつつ、加えて、圧電素子を包む弾性体部分とケーシングとの隙間を確保しながら、液体の浸入を防ぐことができる。
【0023】
本発明は、これによって、超音波信号の過度な減衰を防ぎ、また耐水性、耐油性などの耐環境性能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を具体化する超音波送受波器を、測定管に取り付けた状態で示す図である。
【図2】従来の超音波の伝播時間差法による超音波流量計を説明するための図である。
【図3】特許第2883057号に記載の従来技術に基づく超音波送受波器を説明するための図である。
【図4】図3に例示したような構成の超音波送受波器を、測定管に取り付けた状態で示す図である。
【図5】本発明を具体化する図1に示す超音波送受波器とは別の例を示す図である。
【符号の説明】
1 超音波送受波器
2 圧電素子
3 インピーダンス整合層
4 弾性体
5 空間
6 ケーシング
Claims (5)
- 一端側、他端側、及びそれらの中間位置に設けられた小径のくびれ部を有する弾性体と、該弾性体の該他端側で超音波送受波面を露出するように前記弾性体によって周囲を囲まれた超音波送受波素子と、前記弾性体を前記一端側でのみで固着するケーシングとを有し、前記弾性体の前記くびれ部と前記ケーシング間の空間が、前記弾性体の他端側と前記ケーシングとの間に設けられた隙間を介して、超音波を送受波する空間と連通した超音波送受波器において、
前記弾性体の前記他端側と前記ケーシングとの間の前記隙間の入口或いは入口近くに、封止部材を備えたことを特徴とする超音波送受波器。 - 前記封止部材が、前記隙間の入口にコーティングしたシリコンゴムである請求項1に記載の超音波送受波器。
- 前記封止部材が、前記隙間の入口近くにおいて、前記ケーシングの内面側に備えたOリングである請求項1に記載の超音波送受波器。
- 超音波流量計或いは超音波レベル計に使用される請求項1に記載の超音波送受波器。
- 前記超音波送受波素子は、圧電素子と、該圧電素子の超音波送受波面と超音波を送受波する外部媒体との間に設けられた音響インピーダンスをマッチングするためのインピーダンス整合層とから成る請求項1に記載の超音波送受波器。
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