JP3638688B2 - インクジェットヘッド - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、インクジェット記録装置等に用いられるインクジェットヘッドに関し、更に詳しくは、基板の表面に多数のノズルが配列形成され、そのノズルの吐出口からインク滴が吐出されるようにしたインクジェットヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のインクジェットヘッドは、その要部断面図である図8に示すように、対向する表面100a、100bを有する樹脂からなる矩形状の基板100を備えている。この基板100の一方の表面100a側には、その長手方向に沿ってインク共通流路101が形成されている。このインク共通流路101は、基板100に溝101aを形成し、この溝101aを覆うように基板100に被覆体101bを配設することにより構成したものである。
【0003】
また、基板100の一方の表面100a側には、インク共通流路101に沿って多数のノズル102が一定のピッチで一列に並べられて配設されている。この基板100の一方の表面100aには、ノズル102のインク吐出口に撥水性を持たせるため、ノズル102に沿って金属板からなるノズルプレート102aが配設されている。
【0004】
また、基板100の内部には、インク共通流路101と基板100の他方の表面100bとの間にノズル102に対応して多数のインク供給路103が形成されている。このインク供給路103の一端はインク共通流路101に連通し、他端は基板100の他方の表面100bに開口している。また、このインク供給路103には、インク共通流路101との連通部分にノズル102と同径かそれよりも細い径の隘路103aが形成されている。
【0005】
また、基板100の他方の表面100b側には、インク供給路103に対応して多数の加圧室104が形成されている。この加圧室104は、基板100に溝104aを形成し、この溝104aを覆うように基板100に振動板105を配設することにより構成したものである。この振動板105は、同時にインク供給路103の開口部分をも覆っている。この加圧室104の一端はインク供給路103の他端に連通され、他端はノズル102側に連通されている。また、振動板105の外面側の加圧室104と対応する箇所には圧電素子106が配設されている。
【0006】
このように構成されたインクジェットヘッドは、駆動信号が与えられて圧電素子106が駆動すると、振動板105が振動することによって加圧室104が加圧され、それによりインク共通流路101からインク供給路103を介して供給された加圧室104のインクがノズル102側に送出され、ノズル102の吐出口からインク滴が吐出されるようになっている。なお、上記インク供給路103の隘路103aは、加圧室104が加圧されたときにインクがインク共通流路101側に逆流しないように設けたものである。
【0007】
上記のように構成されたインクジェットヘッドは、通常、加熱して流動化した樹脂を金型内に流し込む射出成型によって溝101a、104a、ノズル102及びインク供給路103を備えた基板100を形成し、この基板100に被覆体101b、ノズルプレート102a、振動板105を貼着すると共に、振動板105に圧電素子106を配設することによって製作される。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のように構成されたインクジェットヘッドにおいては、加圧室104が基板100の他方の平面100b側に形成され、その一端にインク供給路103が連通され、その他端にノズル102が連通された構成となっているため、加圧室104をノズル102等を形成するコアピンで同時に形成することができず、その結果、基板100を射出成型するための金型の構造が複雑となり、基板100の製作コストが高くなってインクジェットヘッドのコストダウンに制約を受けるという問題があった。
【0009】
従って、本発明は、インクジェットヘッドを構成する基板の製作コストを低減し、インクジェットヘッドのコストダウンを促進することのできるインクジェットヘッドを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するため、請求項1に係るインクジェットヘッドは、インク共通流路からインクが供給される加圧室を構成する溝と、前記加圧室が加圧されることによりインク滴の吐出を行なわせるノズルとを備えた基板を樹脂の射出成型により形成し、この射出成型により形成した基板を用いて構成されたものにおいて、前記射出成型により形成した基板は、前記加圧室を構成する溝と前記ノズル、前記基板の厚み方向と直交する横断面がそれぞれ円形状を有し、前記基板の厚み方向に沿って同一軸上に配置形成されたものであることを特徴としている。
【0011】
この請求項1に係るインクジェットヘッドにおいては、加圧室を構成する溝とノズルの横断面が円形状を有し、両者が同一軸上に配置形成されていることから、射出成型において加圧室を構成する溝とノズルとを同じコアピンで形成できるようになり、インクジェットヘッドを構成する基板を射出成型するための金型の構造が簡素化される。
【0012】
また、請求項2に係るインクジェットヘッドは、請求項1記載のものにおいて、前記加圧室を構成する溝が、円錐台形状を有するものであることを特徴としている。
【0013】
この請求項2に係るインクジェットヘッドにおいては、加圧室を構成する溝が円錐台形状を有していることから、加圧室からノズルへのインクの流れが良好となる。
【0014】
また、請求項3に係るインクジェットヘッドは、請求項2記載のものにおいて、前記射出成型により形成した基板が、前記インク共通流路を構成する溝と、前記インク共通流路から前記加圧室にインクを供給するインク供給路とが形成されたものであり、前記インク共通流路を構成する溝が、当該基板のノズルの形成される側と同じ表面側に形成され、前記ノズルが、前記インク共通流路を構成する溝の両側に互いに半ピッチずれた状態で形成されたものであることを特徴としている。
【0015】
この請求項3に係るインクジェットヘッドにおいては、インク共通流路を構成する溝が基板のノズルの形成される側と同じ表面側に形成されていることから、インク共通流路を構成する溝がノズルの形成される側とは反対の表面側に形成される場合に比べてノズルと加圧室とをインク共通流路に近接して配置できるようになり、ノズルの列間隔を狭めることができる。
【0016】
また、請求項4に係るインクジェットヘッドは、請求項3記載のものにおいて、前記インク共通流路が、前記インク共通流路を構成する溝を平板状の被覆体で覆って構成したものであり、前記加圧室が、前記加圧室を構成する溝を振動板で覆って構成したものであることを特徴としている。
【0017】
この請求項4に係るインクジェットヘッドにおいては、インク共通流路がインク共通流路を構成する溝を平板状の被覆体で覆って構成され、加圧室が加圧室を構成する溝を振動板で覆って構成されたものであるので、インクジェットヘッドのコストダウンを促進することができる。
【0018】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の実施形態に係るインクジェットヘッドの平面図であり、図2は図1のA−A線に沿う断面図で、上下方向を逆転して示したものである。
【0019】
これらの図において、インクジェットヘッドは、対向する表面10a、10bを有する樹脂からなる矩形状の基板10を備えている。この基板10の内部には、その長手方向に沿い、かつ、一方の表面10a側に複数のインク共通流路11が一定の間隔をおいて形成されている。このインク共通流路11は、基板10に溝11aを形成し、この溝11aを覆うように基板10に平板状の被覆体11bを配設することにより構成したものである。この被覆体11bは、貼着等の手段で基板10に取り付けられる。このように構成された各インク共通流路11の一端は閉じられているが、他端は基板10の側面に通じており、この他端から図略のインクタンクのインクが供給されるようになっている。なお、インク共通流路11は、例えば、幅が0.5mm、深さが0.5mmの寸法で所定の長さに形成されている。
【0020】
また、基板10の内部には、インク共通流路11に沿って多数のインク供給路12が一定のピッチで形成されている。このインク供給路12は、インク共通流路11と基板10の他方の表面10bとの間に、基板10の厚み方向(基板10の対向する表面10a、10b間方向)に沿って形成されており、一端がインク共通流路11の幅方向中間位置に連通されると共に、他端が基板10の他方の表面10b側に開口している。この基板10の厚み方向に形成されているインク供給路12は横断面(基板10の厚み方向と直交する方向の断面)が円形状を有し、例えば、直径が200μm、長さが1.0mmの寸法で形成されている。
【0021】
また、基板10の内部には、各インク共通流路11の両側に多数のノズル13が互いに半ピッチずれた状態でそれぞれ一列に並べられて形成されている。このノズル13は、一端が基板10の一方の表面10aに開口すると共に、基板10の厚み方向に沿って形成されており、インク共通流路11の一方の側のノズル13が1つおきのインク供給路12と対応するように配設され、他方の側のノズル13が残る1つおきのインク供給路12と対応するように配設されている。このノズル13は横断面が円形状を有し、例えば、基板10の表面に開口するインク吐出口部分の直径が50μm、長さが100μmの寸法で形成され、後述する加圧室と基板10の表面10a側のインク吐出口との間の部分の直径が100〜200μm、長さが0.9mmの寸法で形成されている。この加圧室とインク吐出口との間の部分は、インク吐出口側が細くなる先細り形状となっている。
【0022】
また、基板10の内部には、各インク共通流路11の両側に円錐台形状を有する多数の加圧室14が各ノズル13に対応して同じピッチで一列に並べられて形成されている。この加圧室14は、基板10の他方の表面10bとノズル13との間に円錐台形状を有する溝14aが形成され、この溝14aを覆うように基板10に振動板15が配設されて構成されている。この振動板15は、ガラス等の絶縁材料から形成され、貼着等の手段で基板10の略全域に取り付けられている。この加圧室14は、その大径部が基板10の表面10b側に位置すると共に、小径部がノズル13側に位置し、加圧室14の軸心がノズル13の軸心と一致するように配置形成されている。この加圧室14は、例えば、大径部の直径が1.0mm、小径部の直径が0.6mm、深さが1.0mmの寸法で形成されている。 なお、加圧室14は、必ずしも円錐台形状である必要はなく、円柱形状や、基板10の厚み方向に沿って一部が円柱形状を有し、他部が円錐台形状を有するようなものでもよい。要するに、基板10の厚み方向と直交する方向の断面である横断面が円形状を有しておればよい。
【0023】
また、基板10の他方の表面10bには、インク供給路12とそのインク供給路12と対応する位置の加圧室14とに連通する溝16が形成されている。この溝16は、インク供給路12の開口部と共に上記振動板15で覆われることにより、インク供給路12の一部となる隘路17を構成する。この隘路17は、例えば、幅と深さが共に50μm、長さが0.5mmの寸法で形成されている。
【0024】
また、上記振動板15の外面側には、加圧室14に対応する位置にチタン酸ジルコン酸鉛等からなる圧電素子18が配設されている。
【0025】
上記のように構成されたインクジェットヘッドは、基板10の一方の表面10aに多数のノズル13が複数列に配設されたものとなり、インクジェット記録装置等に取り付けられて圧電素子18に駆動信号が与えられると、振動板15が振動することによって加圧室14が加圧され、インク共通流路11からインク供給路12を介して供給された加圧室14内部のインクがノズル13の吐出口から吐出され、記録用紙等に所定の画像を記録する。
【0026】
上記のように構成されたインクジェットヘッドは、ノズル13及び加圧室14が共に横断面円形状を有し、両者が基板10の厚み方向に沿って同一軸上に形成されているため、基板10を射出成型する場合に同じコアピンで成型でき、金型の構造が簡素化される。すなわち、図3は、射出成型時のセットした状態のノズル13と加圧室14部分の金型構造を示しており、符号21はコア側の金型を、符号22はキャビティ側の金型をそれぞれ示している。コア側の金型21にはノズル13と加圧室14を同時に形成するためのコアピン23がセットされており、キャビネット側の金型22にはコアピン23の先端部を固定するブッシュ24が設けられている。この状態でコア側の金型21とキャビティ側の金型22間に樹脂25が流し込まれ、その後に冷却されて硬化される。これにより、図4に示すようなノズル13と加圧室14を有する基板10が形成される。このように、ノズル13と加圧室14が同じコアピン23で形成できて金型の構造が簡素化できるのは、ノズル13と加圧室14の横断面が共に円形状を有し、両者が同一軸上に位置しているため、そのコアピン23が旋盤等で切削することによって一体に形成できるからである。
【0027】
なお、加圧室14を、四角錐形状等の横断面が角形状を有するものにすることも考えられるが、この場合には旋盤等での切削ができないのでノズル13と加圧室14とを同じコアピンで形成することが困難となり、金型の構造が複雑になってしまう。すなわち、図5は、この場合のノズル13と加圧室14部分の金型構造を示しており、符号26はコア側の金型を、符号27はキャビティ側の金型をそれぞれ示している。コア側の金型26には、四角錐形状の加圧室14を形成するための突起部28が形成されており、この突起部28を貫通してノズル13を形成するためのコアピン29がセットされている。キャビティ側の金型27には、コアピン29の先端部を固定するブッシュ30が設けられている。この状態でコア側の金型28とキャビティ側の金型27間に樹脂25が流し込まれ、その後に冷却されて硬化される。その結果、図4に示すものと同様のノズル13と加圧室14を有する基板10が形成される。ところが、この場合は、コア側の金型26に四角錐形状の加圧室14を形成するための突起部28を形成する必要があるため、コア側の金型26の構造が複雑となり、金型の製作コストが高くなって基板10の製作コストが高くなってしまう。
【0028】
また、上記のように構成されたインクジェットヘッドは、加圧室14の小径部側がノズル13に連通されているため、加圧室14が加圧されたとき、加圧室14内のインクが小径部の内周面に沿ってノズル13に導かれ、ノズル13からインク滴が良好に吐出される。
【0029】
また、上記のように構成されたインクジェットヘッドは、加圧室14が基板10の厚み方向に沿ってノズル13と基板10の他方の表面10bとの間に形成されているので、ノズル13と加圧室14を共にインク共通流路11に近接して配設できるようになり、その結果、隣接するノズル13の列間隔を狭めることができ、ノズル13の配置密度を高めることができる。また、インク共通流路11が、基板10のノズル13が開口する一方の表面10a側に配設されているので、インク共通流路11をノズル13よりも径の大きな加圧室14の存在する他方の表面10b側に配設する場合に比べてノズル13と加圧室14とをインク共通流路11に近接して配置できるようになり、その結果、ノズル13の列間隔を狭めることができ、ノズル13の配置密度を高めることができる。
【0030】
なお、上記の実施形態では、インク共通流路11が基板10の一方の表面10a側に形成されているが、図6及び図7に示すように、このインク共通流路11を基板10の他方の表面10b側に形成するようにすることもできる。すなわち、図6はインクジェットの一部を示す平面図であり、図7は図6のB−B線に沿う断面図で、上下方向を逆転させて示したものである。これらの図に基づき、図1及び図2に示す実施形態との相違点のみ説明すると、インク共通流路11は、基板10の他方の表面10bに形成した溝11aを振動板15で覆うことによって構成され、隘路17はこのインク共通流路11に直接連通される。すなわち、図1及び図2に示す符号12で示すインク供給路はなくなり、インク共通流路11から加圧室14にインクを供給するためのインク供給路は隘路17のみで構成されることになる。
【0031】
この図6及び図7に示すように構成されたインクジェットヘッドは、インク供給路が基板10の他方の表面10bに形成した溝11aを振動板15で覆うことによって構成されるので、射出成型する金型に図1及び図2において符号12で示すインク供給路を形成するための細いピンを設ける必要がなくなる。その結果、金型の取り扱いが容易になって基板10の製作が容易になると共に、金型の製作コストが低減できてインクジェットヘッドの一層のコストダウンが可能となる。
【0032】
また、上記の実施形態におけるノズル13には、いずれもインク吐出口に撥水性を持たせるための従来例に示すようなノズルプレートを設けていないが、必要に応じてインク吐出口に従来例と同様のノズルプレートを設けるようにしてもよい。また、ノズル13のインク吐出口は射出成型時には形成せずに、基板10を成型した後にレーザで穿孔することにより形成するようにすることもできる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、請求項1の発明によれば、加圧室を構成する溝とノズルの横断面が円形状を有し、両者が同一軸上に配置形成されているため、インクジェットヘッドを構成する基板を射出成型するための金型の構造が簡素化され、その結果、インクジェットヘッドを構成する基板の製作コストを低減させることができ、インクジェットヘッドのコストダウンを促進することができる。
【0034】
また、請求項2の発明によれば、加圧室を構成する溝が円錐台形状を有しているため、インクが加圧室の周面に沿ってノズルへ導かれ、ノズルからのインクの吐出が良好となる。
【0035】
また、請求項3の発明によれば、インク共通流路を構成する溝が基板のノズルの形成される側と同じ表面側に形成されていることから、インク共通流路を構成する溝がノズルの形成される側とは反対の表面側に形成される場合に比べてノズルと加圧室とをインク共通流路に近接して配置できるようになり、ノズルの列間隔を狭めることができる。
【0036】
また、請求項4の発明によれば、インク共通流路がインク共通流路を構成する溝を平板状の被覆体で覆って構成され、加圧室が加圧室を構成する溝を振動板で覆って構成されたものであるので、インクジェットヘッドのコストダウンを促進することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態に係るインクジェットヘッドの平面図である。
【図2】 図1のインクジェットヘッドのA−A線の断面図であり、図1とは上下方向を逆転させて示したものである。
【図3】 インクジェットヘッドを構成する基板の射出成型を行なう金型構造を説明するための図である。
【図4】 射出成型により形成した基板の一部を示す図である。
【図5】 インクジェットヘッドを構成する基板の射出成型を行なう金型構造を説明するための図である。
【図6】 本発明のインクジェットヘッドの変形例を示す要部断面図である。
【図7】 図6のインクジェットヘッドのB−B線の断面図であり、図6とは上下方向を逆転させて示したものである。
【図8】 従来のインクジェットヘッドの要部断面図である。
【符号の説明】
10 基板
11 インク共通流路
12 インク供給路
13 ノズル
14 加圧室
15 振動板
16 隘路を構成する溝
17 隘路
18 圧電素子

Claims (4)

  1. インク共通流路からインクが供給される加圧室を構成する溝と、前記加圧室が加圧されることによりインク滴の吐出を行なわせるノズルとを備えた基板を樹脂の射出成型により形成し、この射出成型により形成した基板を用いて構成されたインクジェットヘッドにおいて、前記射出成型により形成した基板は、前記加圧室を構成する溝と前記ノズル、前記基板の厚み方向と直交する横断面がそれぞれ円形状を有し、前記基板の厚み方向に沿って同一軸上に配置形成されたものであることを特徴とするインクジェットヘッド。
  2. 前記加圧室を構成する溝は、円錐台形状を有するものであることを特徴とする請求項1記載のインクジェットヘッド。
  3. 前記射出成型により形成した基板は、前記インク共通流路を構成する溝と、前記インク共通流路から前記加圧室にインクを供給するインク供給路とが形成されたものであり、前記インク共通流路を構成する溝は、当該基板のノズルの形成される側と同じ表面側に形成され、前記ノズルは、前記インク共通流路を構成する溝の両側に互いに半ピッチずれた状態で形成されたものであることを特徴とする請求項2記載のインクジェットヘッド。
  4. 前記インク共通流路は、前記インク共通流路を構成する溝を平板状の被覆体で覆って構成したものであり、前記加圧室は、前記加圧室を構成する溝を振動板で覆って構成したものであることを特徴とする請求項3記載のインクジェットヘッド。
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