JP3638512B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式を利用した画像形成装置に関するものであり、更に具体的には、感光ドラム上のトナーがLEDヘッドのレンズの下を通過するときに、トナーが飛散してレンズ面に付着することを防止する構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図13は、LEDヘッド5による光学系を利用した従来の電子写真方式の画像形成装置を示す。感光体ドラム1の周囲には、帯電ローラ49、現像ローラ71、転写ローラ73、クリーニングローラ74が配置されている。LEDヘッド5により静電潜像を感光体ドラム1の表面に形成し、現像ローラ71によりトナー像に現像し、転写ロ―ラ73により用紙にトナー像を転写する。転写後の感光体ドラム1の表面を、クリーニングローラ74によりクリーニングする。LEDヘッド5のレンズ8は、レンズ面から焦点までの距離Lを有し、焦点が感光体ドラム1の表面に位置するように配置される。
【0003】
また、画像形成部の上方フレームには、シールド用電極12と13が相互間にわずかな間隙を設けて配置され、電極12と13の間の間隙を通って、レンズ83から出るLEDヘッドの光が感光体ドラム1の表面に当たる。この電極12と13に帯電トナーと同じ極性の高電圧を印加する。この高電圧は、帯電ローラ49や現像ローラ71の高圧端子から図示しない板ばね等の弾性導電部材を経由して印加される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
小型化を図るためにレンズ面から焦点までの距離を短くすると、電極12と13とレンズ8との距離が短くなり、機械的な形状や寸法は、従来よりも高い精度を要求され、装置がコスト高になる。また、充分な寸法精度が得られないと、レンズ8の一部が電極を強く押し、これにより大きな反力が発生する。この反力のために、LEDヘッド5が押し返され、したがってレンズ8が正確に感光体ドラム1の表面に像を結ばなくなる。
【0005】
また、電極12と13は、LEDヘッド5のレンズ8から出る光の通路を塞がないように、相互間には、隙間を設けて配置しなければならない。したがって、この隙間を通して帯電トナーがレンズ8へ付着するのを完全には防げない。レンズ8への付着を防ごうとして、電極12と13に更に高圧の負電圧を印加すると、電源12と13が高価になったり、電極12と13と近傍の部材との間や、電極12と13と感光体ドラム1との間で放電してしまうという問題がある。また、電極自体がゴミを吸い寄せやすくなる。
【0006】
そこで、本発明は、感光ドラム1とLEDヘッド5のレンズ8との間に設けたシールド用の電極にレンズ8が強く圧接してレンズ8に機械的な歪みを生じさせ、感光体ドラムの表面に正確な像を結ばなくなることを防止する機構を提供することである。更に別の目的は、感光ドラムの表面に接近したLEDヘッド5のレンズ8に、トナーが付着するのを防ぐ構造とクリーニングシーケンスとを提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の画像形成装置は電子写真プロセスを利用したものであり、
クリーニングしたトナーを再利用するリサイクル方式の画像形成装置において、
クリーニングローラと、
感光面を帯電されるとともに、回転軸を中心にして回転する感光ドラムと、
帯電された前記感光面に光を照射して、静電潜像を書き込む光書き込みヘッドとを含み、
前記感光ドラムは回転しながら、前記静電潜像をトナー像に現像する現像装置を通過した後、前記トナー像を印刷媒体に転写し、その後、前記クリーニングローラから残留トナーを受け取り、現像装置へ運び、
前記光書き込みヘッドは、前記クリーニングローラから前記感光ドラムに移動した前記残留トナーが、前記感光ドラムに運ばれて前記現像装置へゆく途中で、前記残留トナーを乗せた前記感光ドラムの表面に光を照射して、前記感光面の電荷を減少させることにより、前記書込ヘッドと前記感光面との間の電界強度を低下させることを特徴とする。
【0008】
前記画像形成装置は、前記感光ドラムの回転方向に対して、前記書き込みヘッドの上流且つ前記クリーニングローラの下流に位置する帯電ローラを更に含み、前記クリーニングローラから前記感光ドラムに移動した前記残留トナーが前記感光ドラムに運ばれて前記現像装置へゆく途中で、前記帯電ローラの印加電圧を下げることを特徴とする。
【0009】
前記画像形成装置は、前記感光ドラムの回転方向に対して、前記書き込みヘッドの上流且つ前記クリーニングローラの下流に位置する帯電ローラを更に含み、前記クリーニングローラから前記感光ドラムに移動した前記残留トナーが前記感光ドラムに運ばれて前記現像装置へゆく途中で、前記帯電ローラの印加電圧を0Vにすることを特徴とする。
【0010】
前記光書き込みヘッドから出射される書込光の通路の外に設けられた電極を更に有し、この電極に所定の電圧を印加して、前記残留トナーをシールド又は捕捉することを特徴とする。
【0011】
本発明に係わる画像形成方法は電子写真プロセスを利用したものであり、クリーニングにより回収したトナーを再利用するリサイクル方式の画像形成方法において、
感光ドラムを回転させながら、前記感光ドラムに接触して回転するクリーニングローラから残留トナーを前記感光ドラムの側へ写すステップと、
前記残留トナーが、前記感光ドラムに移された後、前記残留トナーを乗せた前記感光ドラムの表面に光を照射するステップとを含むことを特徴とする
【0012】
【本発明の実施の形態】
以下、本発明の各実施の形態について、図を参照しながら詳細に説明する。
実施の形態1
図1は、本発明の実施の形態1における画像形成装置の全体を示す概略構成図である。給紙カセット22は、装置本体21の下部に設けられ、装置本体21から引き出すことができるようになっている。給紙カセット22には、複数枚の用紙23が収容されている。用紙23は、適宜な力で、給紙ローラ24に押圧されている。給紙カセット22と一体に分離片25が設けられ、分離片25に給紙ローラ24が押圧されている。給紙ローラ24が回転すると、分離片25と給紙ローラ24とが協働して、給紙カセット22から、用紙23を一枚ずつ反転ガイド26へ繰り出す。用紙23は、反転ガイド26を経由して、用紙の斜行を矯正するためのレジストローラ36へ搬送される。ここで、斜行を矯正された後、用紙23は、感光ドラム1と転写ローラ73の間の転写位置を通過してトナー像を転写される。トナー像を載せた用紙が定着器28を通過する際に、トナー像が用紙23に定着される。更に、定着後の用紙23は、反転ガイド32を通過して、排出ローラ30と31により装置の外へ排出される。
【0013】
蓋35は、軸34を中心にして矢印Aの方向に回転可能に軸支される。この蓋35には、LEDヘッド5を保持するホルダ16が一体的に設けられている。蓋35を装置本体21に対して完全に閉じると、LEDヘッド5がばね6(7)に付勢されて側板17と18(図4)に当接する。これにより、LEDヘッド5が感光ドラム1に対して所定の距離を保って位置決めされる。画像形成部10は、感光ドラム1、帯電ローラ49、転写ローラ73、現像ユニットで構成させる。画像形成部10をプリンタ本体に対して、装着したり取り外したりする際や、用紙のジャムを取り除く際には、蓋35を矢印A方向に回転させた後、画像形成部10を装置本体から退避させるようになっている。
【0014】
図2は、電極ホルダ45と46の詳細を示す斜視図である。図3は、感光ドラム1と、電極ホルダー45と46と、レンズ8との位置関係を示す。図2において、感光ドラム1の回転シャフトは、互いに平行に配置された側板17と18との間に、回転可能に支持される。側板17には、突起シャフト48と47が設けられ、側板18には、突起シャフト41と43とが設けられている。突起シャフト43と48には、電極ホルダ46が回転可能に支持されており、突起シャフト41と47には、電極ホルダ45が回転可能に支持されている。電極ホルダ45と46は、感光ドラム1の回転軸に対して平行に延出するとともに、電極ホルダ45と46との間に所定の間隔Dを保つように配置されている。
【0015】
電極ホルダ45と46には、感光ドラム1の回転軸と平行に延びる電極12と13が、それぞれ固定される。電極12と13は例えばリン青銅からできている。電極12と13の間には、所定の間隔Eを空けてあり、LEDヘッド5のレンズ8を出た光は、電極12と13の間を通過して、感光ドラム1の表面に当たる。電極ホルダ45と46には、導電性のトーションばね42と44とを設け、このトーションばね42と44により、向き合った電極12と13の先端がLEDヘッド5側へ向けて回転するように付勢される。しかし、図3に示すように、フレーム11の開口端部11aと11bとが、電極ホルダ45と46に当接して、電極ホルダ45と46がそれ以上回転するのを防止している。トーションばね42は、その一端42aを電極12に係止し、他端42bを帯電ローラ49の電極に当接する。また、トーションばね44は、その一端44aを電極13に係止し、他端44bを図示せぬ現像ローラの電極に当接する。これにより、電極12には、−1350Vの高圧負電圧を、また電極13には−300Vの高圧負電圧が供給される。
【0016】
図4は、図1のIV−IV線に沿ってみた断面図である。レンズ8のレンズ面から焦点までの距離は、製造する装置毎に、僅かな製造誤差を有する。したがって、図4に示すように、側板17とLEDヘッド5の下部との間に調節部材50、また、側板18とLEDヘッド5の下部との間に調節部材51を挿入して、レンズ8と感光ドラム1間の距離を調節し、レンズ8を出た光が、感光ドラム1の表面上に正確に焦点を結ぶようにする。図3に示すように、レンズ8は、電極12と13とに当接している。製造時の寸法のばらつきにより、レンズ8が電極12と13に強く圧接することがある。しかし、電極ホルダ45と46は、それぞれ、突起シャフト41と47及び43と48を中心にして回転可能に組み立てられているので、レンズ8は、トーションばね42と44の付勢力に抗して、電極12と13とを押し返す。トーションばね42と44による回転モーメントがレンズ8を押し返す力は、LEDヘッド5の自重とばね6と7の弾性力との和よりも充分小さくなるように選択する。
【0017】
図5は、トナーの移動と電極12と13との関係を示す。図5に示すように、印刷動作中に、負に帯電したトナーは、感光ドラムの表面から、電位の最も高い場所に移動しようとする。電極12と13に帯電ローラ用電圧(−1350V)と現像ローラ用電圧(−300V)をそれぞれ印加し、それにより、レンズ8の表面に向けて飛散しようとする電荷量の異なるトナーをシールドしたり捕捉したりして、レンズ8の表面に付着しないようにする。したがって、トナーは、電極13に付着し、レンズ8の表面には付着しにくい。
【0018】
レンズ8は、絶縁物からできているので、電極12と13が接触しても、大きな漏洩電流が流れたりしない。この実施例では電極12と13は露出している。しかし、高圧電源に接続する個所のみを残し他の部分に絶縁コーティングを施せば、電極が感光ドラム1に接近した場合に、電極12と13から感光ドラム1へ放電するのを防止できる。このように絶縁コーティングを施した場合でも、トナーが飛散するのを防止する効果は変わらない。
【0019】
図6は、電極ホルダの改変例を示す。トーションばね42と44の代わりに、例えば、図6に示すように、導電性の板ばね61と62を使用してもよい。各板ばねの61aと62aのばね性により、トーションばねの場合と同様の方向に、電極ホルダー45と46とを付勢する。実施の形態1では、レンズ8と電極が当接する場合を述べたが、LEDヘッド5の別の部分を電極12と13に当接させてもよい。
【0020】
実施の形態2
実施の形態2は、クリーニングシーケンス中の各ローラ電圧を制御するものであり、この制御により、感光ドラム1の表面に乗って運ばれる残留トナーがLEDヘッドのレンズ8の下を通過する際に、レンズ8に付着しないようにする。
【0021】
図7は、実施の形態2の制御ブロック図である。図8は、トナーリサイクル方式を採用した電子写真プロセスの動作を示す。図7において、制御部60は、印刷中及びクリーニングシーケンス中の各駆動モータ61及びLEDヘッド5を制御する。また、スイッチング信号S1及びS2をそれぞれスイッチSW1及びSW2へ送出し、印刷中及びクリーニングシーケンス中のクリーニングローラ電源63及び現像ローラ電源64の電圧と極性を切り換える。
【0022】
まず、印刷シーケンスについて説明する。図9は、印刷時の各ローラの電位とLEDヘッドとの関係を示す。図8において、感光ドラム1には、帯電ローラ49、現像ローラ71、転写ローラ73、クリーニングラローラ74が接触して、所定の周速度で回転する。帯電ローラ49により、感光ドラム1の表面が一様に負に帯電される。トナー像を形成するトナー80は、転写ローラ73と感光ドラム1間を通過する際に、用紙90に転写されてトナー像81となる。転写されずに感光ドラム上に残ってしまった残留トナー82は、図9に示すように、感光ドラム1の表面に付着したまま運ばれて、正に帯電したトナー(逆帯電トナー)はクリーニングローラ74へ、また、負に帯電したトナーは現像ローラへ移動する。
【0023】
次にクリーニングシーケンスについて説明する。図10は、クリーニング動作中の各ローラの電位とLEDヘッドの位置関係を示する。図11は、クリーニングシーケンスの動作を示すフローチャートである。図12は、クリーニング動作中のクリーニングローラ74、LEDヘッド5及び現像ローラ71の印加電圧を示すタイミングチャートである。
【0024】
図8、図10、図11及び図12を参照しながらクリーニングシーケンスを説明する。クリーニングシーケンスが起動されると、制御部60は駆動モータ61をONする(ステップS1)。次に、時刻t1において、クリーニングローラ74に負電圧を印加する(本実施の形態ではトナーの電荷の極性と同じ)ことにより(ステップS2)、クリーニングローラ74上のトナー83が感光ドラム1の表面上のA点に移動する。クリーニングローラ74から感光ドラムに戻されたトナーは、トナー84となる。帯電ローラ49がトナー84と同じ負極性であるため、残留トナー84は、感光ドラム1の表面に付着したまま帯電ローラ49を通過する。
【0025】
トナー84は帯電ローラ49によって約−800Vに帯電した感光ドラム1上にある。LEDヘッド5の一部がアースされているので、レンズ8と感光ドラム1間に電界が形成される。トナー84がこの電界中を通過すると、電界の静電気力により、レンズ8側へ移動しやすい。これを防止するために、トナー84が付着している感光ドラムの表面上のA点が(図8)、レンズ8の焦点の位置を通過する直前の時刻t2において、LEDヘッド5の全ドットを発光させて感光ドラム1の表面全体に光を照射する(ステップS3)。これにより、感光ドラム1上の電位が約−100Vとなり(図10)、トナー84をレンズ8側へ移動させようとする電界が弱まる。時刻t1から時刻t2までの時間T1は、T1≒L1/Vであり、時刻t2から時刻t3までの時間T2は、T2≒L2/Vであり、時刻t2から時刻t3までの時間T3は、T3≒L3/Vである。Vは、感光ドラムの周速度である。
【0026】
また、電極12と13が電界に対してシールド効果を奏するので、トナー84がLED側に移動せず、したがって、飛散しない。このトナー84は、トナー86となって現像ローラ71に向かう。感光ドラム1の表面上のA点(図8)が、現像ローラ71を通過する直前の時刻t3において、現像ローラ71を逆極性(正)にすることで(ステップS4)、トナー86が現像ローラ71に回収され、再び現像トナー80として再使用される。補助ローラ75は帯電ローラ49と接触しながら回転して、帯電ローラ49に付着している逆帯電トナー(残留トナーとは逆の極性)85の極性を反転させて、残留トナーと同じ極性にし、感光ドラム1へ戻し、トナー86と共に現像ローラ71に回収される。
【0027】
クリーニングローラ74から感光ドラム1に戻されたトナーが帯電ローラ49に付着しないようにするためには、クリーニングローラ74に接触していた感光ドラムの面が、帯電ローラを通過するまでの所要時間を過ぎるまで、すなわち、時刻t5まで、帯電ローラ49の電圧を負に維持する。時間長T4は、クリーニングローラ74に接触していた感光ドラムの面が、帯電ローラ49を通過するまで所要時間である。帯電ローラ49に残留する少量の逆帯電トナー85は、トナー84が回収された後、時刻t5において、帯電ローラ49の電圧を0Vとすることで感光ドラム1上にはじき出され、LEDヘッド5の下を通過する。時刻t5において、帯電ローラ49の電圧が0Vであるので、感光ドラム1の表面電位も0V近傍に帯電される。したがって、LEDヘッド5と感光ドラム1間には強い電界が発生せず、トナーがLEDヘッド5に向けて飛散しない。
【0028】
図9において、通常の印刷では、ほとんどの残留トナーはクリーニングローラ74に付着しており、残りも帯電ローラ49に付着するので、実際にLEDヘッド5の下を通過するトナーは少ない。また、電極に印加した負電圧によるシールド作用があるので、感光ドラム1の表面上のA点がLEDヘッド5の下を通過するときは、LEDヘッド5側へトナーが飛散するチャンスはほとんどない。
【0029】
上述のごとく、実施の形態2によれば、クリーニングシーケンスでクリーニングニローラ74から大量に吐出されるトナーがLEDヘッド5の下を通過するとき、LEDヘッド5の全ドットを発光させて、感光ドラム1の表面に光を照射して、感光体ドラム1の表面電位を下げるようにしたので、トナーがLEDヘッド5のレンズ8側に飛散するのを防ぐことができる。また、上記各ローラに供給する電圧の切換は、従来のクリーニングシーケンスの時間内で実現できる。このために特別な構成を必要とせず、印刷時のスループットを低下させずに、クリーニングシーケンスの改良が安価に実現できる。本実施の形態では、光書き込み手段としてLEDヘッドを用いて説明したが、これに限らず、レーザ方式や液晶方式などの書き込みヘッドを用いてもよい。
【0030】
【発明の効果】
2つの電極を感光ドラムと前記LEDヘッドとの間に配置し、これら2つの電極が、感光ドラムの回転軸方向に平行に延出するとともにLEDヘッドからの書き込み光が通過する隙間を空けて配置される。更に、寸法誤差などの原因で、LEDヘッドが電極に当接する場合は、電極がLEDヘッドに対して付勢されながらも感光ドラム側へ後退するように構成したので、感光ドラムとLEDヘッドのレンズ8との間に設けたシールド用の電極にレンズ8が強く圧接してレンズ8に機械的な歪みを生じたり、正確に感光体ドラムの表面に像を結ばなくなることを防げる。
【0031】
クリーニングローラから感光ドラムに移動したトナーが、感光体に運ばれて現像装置へゆく途中で、前記トナーを乗せた前記感光体の表面に光を照射したり、感光ドラム1の回転方向に対して上流に位置する帯電ローラ49の印加電圧を下げたり、帯電ローラ49の印加電圧を0Vにしたりして、トナーがレンズ8に付着するのを防止したので、レンズ8表面にトナーが付着するのを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像形成装置の全体を示す概略構成図である。
【図2】電極ホルダ45と46の詳細を示す斜視図である。
【図3】感光ドラム1と、電極ホルダー45と46、感光ドラム1と、レンズ8との位置関係を示す。
【図4】図1のIV−IV線に沿ってみた断面図である。
【図5】トナーの移動と電極12と13との関係を示す。
【図6】電極ホルダの改変例を示す。
【図7】実施の形態2の制御ブロック図である。
【図8】トナーリサイクル方式を使用した電子写真プロセスの動作を示す。
【図9】印刷時の各ローラの電位とLEDヘッドとの関係を示す。
【図10】クリーニング動作中の各ローラの電位とLEDヘッドの位置関係を示し、クリーニング動作中のクリーニングローラ74、LEDヘッド5及び現像ローラ71の印加電圧を示している。
【図11】クリーニングシーケンスの動作を示すフローチャートである。
【図12】クリーニングシーケンスの動作を示すタイミングチャートである。
【図13】LEDヘッド5による光学系を利用した従来の電子写真方式の画像形成装置を示す。
【符号の説明】
10 カバー、
20 可撓壁、
30 フレーム、
31 排出口、
40 ばね組立体、
41 ばね、
42、44 可撓片、
43 組み合わせ孔、
45 ばね、
46、49 可撓片、
50 固定壁

Claims (5)

  1. クリーニングしたトナーを再利用するリサイクル方式の画像形成装置において、
    クリーニングローラと、
    感光面を帯電されるとともに、回転軸を中心にして回転する感光ドラムと、
    帯電された前記感光面に光を照射して、静電潜像を書き込む光書き込みヘッドとを含み、
    前記感光ドラムは回転しながら、静電潜像をトナー像に現像する現像装置を通過した後、前記トナー像を印刷媒体に転写し、その後、前記クリーニングローラから残留トナーを受け取り、現像装置へ運び、
    前記光書き込みヘッドは、前記クリーニングローラから前記感光ドラムの感光面に移動した前記残留トナーが前記感光ドラムに運ばれて前記現像装置へゆく途中で、前記光書き込みヘッドを通過する前記感光面の全面にわたって光を照射して、前記感光面の電荷を減少させることにより、前記光書き込みヘッドと前記感光面との間の電界強度を低下させることを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記画像形成装置は、前記感光ドラムの回転方向に対して、前記書き込みヘッドの上流且つ前記クリーニングローラの下流に位置する帯電ローラを更に含み、前記クリーニングローラから前記感光ドラムに移動した前記残留トナーが前記感光ドラムに運ばれて前記現像装置へゆく途中で、前記帯電ローラの印加電圧を下げることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記画像形成装置は、前記感光ドラムの回転方向に対して、前記書き込みヘッドの上流且つ前記クリーニングローラの下流に位置する帯電ローラを更に含み、前記クリーニングローラから前記感光ドラムに移動した前記残留トナーが前記感光ドラムに運ばれて前記現像装置へゆく途中で、前記帯電ローラの印加電圧を0Vにすることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 前記光書き込みヘッドから出射される書込光の通路の外に設けられた電極を更に有し、この電極に所定の電圧を印加して、前記残留トナーをシールド又は捕捉することを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. クリーニングにより回収したトナーを再利用するリサイクル方式の画像形成方法において、
    感光ドラムを回転させながら、前記感光ドラムに接触して回転するクリーニングローラから残留トナーを前記感光ドラムの側へ写すステップと、
    前記残留トナーが、前記感光ドラムに移された後、前記残留トナーを乗せた前記感光ドラムの表面に光を照射するステップとを含むことを特徴とする画像形成方法。
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