JP3634389B2 - ハイパーテキストシステムのリンク制御方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、ハイパーテキスト(Hypertext)システムにおいて、リンクを設定する際に使用されるハイパーテキストシステムのリンク制御方法に関する。
【0002】
現在、例えば、ワープロ等で作成された文書は、階層化されたディレクトリ(Directory)に保存されている。しかし、このような文書の管理を行う場合、階層化されたディレクトリでは、限界があることが指摘されている。
【0003】
階層化されたディレクトリを越えるものとしては、ハイパーテキストシステムが知られている。しかし、ハイパーテキストシステムは、操作の難しさもあり、ハイパーテキストを作成するユーザと、ブラウザ(情報を表示するためのプログラム)が分かれているのが現状である。
【0004】
ハイパーテキストシステムを操作する上で、特にネックになるのが、リンクと呼ばれるノードとノード(ノード:関連付けされうる対象)を関連付ける操作である。
【0005】
そこで、ハイパーテキストシステムにおけるリンクの設定操作を簡単化することが要望されていた。
【0006】
【従来の技術】
図12は、従来技術の説明図であり、図12Aは表示画面例1、図12Bは表示画面例2である。図12中、1はメニュー、3はリンク先選択ウインドウ、4はノード一覧部、5は設定部、6はキャンセル部を示す。
【0007】
従来、ファイルに各種の情報を格納しておき、これらの情報を検索して使用するシステムとして、ハイパーテキストシステム(Hypertext System) が知られていた。
【0008】
このハイパーテキストシステムのファイルには、文字データ(テキストデータ)が格納されており、該文字データは、文章中の語句や、それに付けた見出し、更に見出しを集めた目次などが相互に関連付けられている。
【0009】
そして、情報検索時には、リンクの設定を行って、前記の語句や見出し等をたどることにより、必要とする文字データを引き出すことができるように構成されている。以下、ハイパーテキストでのリンク設定方法について説明する。
【0010】
リンク設定時には、先ず、表示画面にメニュー1を表示し、このメニュー1でリンク元ノードを選択する。
例えば、選択したリンク元ノードが、「ノード#1」であったとすると、リンク元ノードの選択後、表示画面には、図12Aに示したように、ウインドウ#1が表示される。このウインドウ#1には、ノード#1の内容(ABC・・・)が表示される。
【0011】
次に、この画面で、前記メニュー1から、リンクを選択すると、図12Bに示したように、リンク先のノードを選択するためのリンク先選択ウインドウ3が表示される。そして、このリンク先選択ウインドウ3には、ノード一覧部4と、設定部5と、キャンセル部6が表示される。
【0012】
前記ノード一覧部4には、リンク先のノード(例えば、ノード#2〜ノード#5)が表示され、この内の1つのノードを選択できるようになっている。
前記設定部5は、ノード一覧部4で選択したノードを設定処理するためのものであり、キャンセル部6は、ノード一覧部4で選択したノードを取り消すためのものである。
【0013】
例えば、ノード一覧部4でノード#2を選択し、その後、設定部5を指定すると、リンク先ノードとしてノード#2が設定される。
このようにして、リンク元ノード、及びリンク先ノードのリンク設定を行うことができる。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
前記のような従来のものにおいては、次のような課題があった。
従来のハイパーテキストシステムにおけるリンク設定時には、先ず、リンク元のノードを選択し、その後、リンク先のノードを選択する。
【0015】
従って、常に、リンク元ノードの選択と、リンク先ノードの選択を行う必要があり(少なくとも、選択操作が2回必要)、手間がかかつていた。
本発明は、このような従来の課題を解決し、ハイパーテキストシステムにおいて、1回の操作で、表示されているノード同士をリンクできるようにし、リンク設定時の操作性を改善することを目的とする。
【0016】
【課題を解決するための手段】
図1は本発明の原理説明図であり、図1中、図12と同じものは、同一符号で示してある。また、9は表示装置、16はウインドウ管理部、17はブラウザ部、18はノード管理部、19はウインドウ制御ブロック、20はウインドウ管理表、21はノード、22はリンク制御ブロック、23はデータを示す。
【0017】
本発明は前記の課題を解決するため、次のように構成した。
すなわち、本発明は、ハイパーテキストシステムにおいて、マルチウインドウを用いれば、複数のノードを同時に表示できること、及び同時表示されているノードは、関連する場合が多いことに着目し、1回の操作で、表示されているノード同士をリンクできるようにしたものであり、その構成は次の通りである。
【0018】
(a) :表示画面のウインドウに関する制御情報を有するウインドウ制御ブロック19を管理し、複数のウインドウを制御可能なウインドウ管理部16と、リンク情報を有するリンク制御ブロック22、及びデータ23で構成されたノード21の管理を行うノード管理部18と、ウインドウ番号、及びノード名で構成されたウインドウ管理表20の管理を行うブラウザ部17とを具備したハイパーテキストシステムにおいて、ユーザがリンクを指示した時、現在表示している各ノードのノード名を、前記ウインドウ管理表20から得て、そのノードのリンク制御ブロック22に、リンク情報を設定するハイパーテキストシステムのリンク制御方法。
【0019】
(b) :前記構成(a) のハイパーテキストシステムのリンク制御方法において、前記ウインドウ制御ブロック19のウインドウの上下を示す「表示順序情報」を参照することにより、その表示順序に応じたリンクを設定するハイパーテキストシステムのリンク制御方法。
【0020】
(c) :前記構成(a) のハイパーテキストシステムのリンク制御方法において、リンクの設定を行う時、前記ウインドウ制御ブロック19内のウインドウの表示位置から算出した「ウインドウの相対位置」及び「ウインドウの大きさ」等のウインドウに関する情報を含めて前記リンク制御ブロック22に設定することにより、画面に表示(ブラウズ)する際、ノードの物理的な関係を含めて再現するハイパーテキストシステムのリンク制御方法。
【0021】
【作用】
前記構成に基づく本発明の作用を、図1に基づいて説明する。
(1) :前記構成(a) については次の通りである。表示装置9の表示画面上で、例えば、
ウインドウ#1と、ウインドウ#2を表示していたとする。
【0022】
この場合、ウインドウ#1にはノード#1の内容を表示し、ウインドウ#2にはノード#2の内容を表示している。
この状態では、ウインドウ管理表20は、ウインドウ番号1に対応したノード名がノード#1で、ウインドウ番号2に対応したノード名がノード#2となっている。
【0023】
ここで、ユーザが表示画面のメニューからリンクを選択した時、ハイパーテキストシステムは次のように動作する。
ノード管理部18では、ブラウザ部17に対し、現在表示を行っているノード名を問い合わせることにより、表示を行っているノード名を得る。
【0024】
ノード管理部18では、ブラウザ部17から得たノード名に対応するノード21に対し、リンク制御ブロック22のリンク先ノード名のフィールドに、自ノード名以外のノード名をセットすることによりリンクする。
【0025】
この場合、ノード#1と、ノード#2が得られるので、そのノードのリンク制御ブロック22のリンク先ノード名に、ノード#1側は、リンク先ノード名として、ノード#2を、ノード#2側はノード#1をセットする。
【0026】
以上の制御を行うことにより、ノード#1とノード#2に対し、1度の操作でリンクの設定を行うことができる。
(2) :前記構成(b) については次の通りである。表示画面で例えば、ウインドウ#1にノード#1の内容を、ウインドウ#2にノード#2の内容を、ウインドウ#3にノード#3の内容を表示してたとする。
【0027】
また、ウインドウ表示順序は、ウインドウ#1が一番上で、その下にウインドウ#2が、そして、一番下がウインドウ#3であるとする。
この状態でユーザがメニューからリンクを選択した時、システムは、次のように動作する。
【0028】
ノード管理部18は、ブラウザ部17に対し、現在表示を行っているノード名を問い合わせる。また、ノード管理部18は、ウインドウ管理部16に対してウインドウ#1、ウインドウ#2、ウインドウ#3の表示順序を問い合わせる。
【0029】
ノード管理部18は、ブラウザ部17から得たノード名に対応するノードに対し、リンク制御ブロック22のリンク先ノード名フィールドに、リンクを設定する。
【0030】
この場合、ノード管理部18では、ウインドウ管理部16より得た表示順序情報を基に、表示順序では、ウインドウ#1が一番上で、その下がウインドウ#2なので、ウインドウ#1に表示しているノード#1から、ウインドウ#2に表示しているノード#2にリンクを設定する。同様に、ノード#2とノード#3の間にリンクを設定する。
【0031】
以上のようにして、一度の操作で、ノード#1とノード#2のリンク設定、及びノード#2とノード#3のリンク設定ができる。
(3) :前記構成(c) については次の通りである。例えば、表示画面のウインドウ#1にノード#1を表示し、ウインドウ#2にノード#2を表示している状態であるとする。
【0032】
この状態で、ユーザがリンクを指示した時、以下のように処理を行う。
ノード管理部18は、ブラウザ部17に対し、現在表示を行っているノード名を問い合わせる。
【0033】
同時に、ノード管理部18は、ウインドウ管理部16に対し、ウインドウ#1とウインドウ#2の表示位置を問い合わせる。問い合わせた結果から、ウインドウ#2のウインドウ#1からの相対位置を求める。また、ノード管理部18は、ウインドウ管理部16に対し、ウインドウ#2の大きさを問い合わせる。
【0034】
ノード管理部18は、ブラウザ部17により得られたノード#1、ノード#2に対応するノードのリンク制御ブロック22におけるリンク先ノード名のフィールドに、自ノード名以外のノード名をセットすると共に、(a) で求めたウインドウ#2の相対位置と、ウインドウ#2の大きさもセットする。
【0035】
このようにすれば、ブラウズ(表示)する時は、リンクする時に設定したウインドウの相対位置情報、及びウインドウの大きさの情報を用いて、ウインドウの表示位置、及び大きさの内容を表示することにより、リンクした時と物理的に同じ状況で再現できる。
【0036】
以上のようにして、1回の操作で、表示されているノード同士をリンクすることができる。従って、リンク設定時の操作性を改善することができる。
【0037】
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
(各実施例に共通の説明)
図2、図3は、各実施例に共通の説明図であり、図2、図3中、図1、及び図12と同じものは、同一符号で示してある。
【0038】
また、8は処理装置本体、10は入力装置、11はCPU(中央処理装置)、12はメモリ、13はハイパーテキスト、14は表示制御部、15はビデオメモリを示す。
【0039】
本実施例は、ハイパーテキストシステムにおいて、マルチウインドウを用いれば、複数のノードを同時に表示できること、及び同時表示されているノードは、関連する場合が多いことに着目し、1回の操作で、表示されているノード同士をリンクできるようにした実施例である。先ず、各実施例に共通の事項について説明する。
【0040】
§1:システム構成の説明・・・図2参照
図2はシステム構成図である。以下、本実施例で使用するシステム構成例(処理装置の構成例)を、図2に基づいて説明する。
【0041】
このシステムは、処理装置(例えば、パソコン、ワークステーション等)本体8と、表示装置(例えば、CRT装置)9と、入力装置(キーボード、マウス等)10等で構成されている。
【0042】
そして、処理装置本体8には、CPU(中央処理装置)11、メモリ12、表示制御部14、ビデオメモリ15、ウインドウ管理部16、ブラウザ部17、ノード管理部18等が設けてあり、メモリ12には、ハイパーテキスト13が格納されている。
【0043】
各部の機能等は次の通りである。
▲1▼:表示装置9は、各種の情報等を表示するものである。
▲2▼:入力装置10は、データを入力したり、リンクを指示したりするものである。
【0044】
▲3▼:CPU(中央処理装置)11は、処理装置の各種制御等(ハイパーテキストの制御等)を行うものである。
▲4▼:メモリ12は、ハイパーテキスト13を格納したメモリである。また、このメモリ12の一部は、CPU11のワーク用としても使用する。
【0045】
▲5▼:表示制御部14は、表示装置9の各種表示制御を行うものである。
▲6▼:ビデオメモリ15は、表示データを格納するメモリである。
▲7▼:ウインドウ管理部16は、表示装置9の表示画面におけるウインドウ管理等を行うものである(詳細は後述する)。
【0046】
▲8▼:ブラウザ(Browser)部17は、ウインドウ番号と、ノード名を管理するものである(詳細は後述する)。
▲9▼:ノード管理部18は、ノード21の管理を行うものである(詳細は後述する)。
【0047】
§2:ハイパーテキストシステムの説明・・・図3参照
図3はハイパーテキストシステムの説明図である。以下、図3に基づいて、前記処理装置本体8に設けたハイパーテキストシステムを説明する。
【0048】
図示のように、ハイパーテキストシステムは、表示画面のウインドウに関する制御情報を有するウインドウ制御ブロック19と、このウインドウ制御ブロック19を管理し、複数のウインドウを制御可能なウインドウ管理部16と、ウインドウ番号、及びノード名で構成されたウインドウ管理表20と、このウインドウ管理表20の管理を行うブラウザ部17と、リンク情報を有するリンク制御ブロック22、及びデータ23で構成されたノード21と、このノード21の管理を行うノード管理部18とで構成する。
【0049】
各部の詳細は、次の通りである。
▲1▼:ウインドウ制御ブロック19は、表示画面のウインドウに関する制御情報である「ウインドウ表示位置」、「ウインドウの大きさ」、「ウインドウ表示順序」等で構成され、ウインドウ管理部16によって管理される。なお、ウインドウ制御ブロック19は、メモリ12内に設定する。
【0050】
▲2▼:ウインドウ管理表20は、ブラウザ部17によって管理されるものであり、ウインドウ番号と、ウインドウに表示しているノード名とで構成される。このウインドウ管理表20は、メモリ12内に設定する。
【0051】
▲3▼:ノード21は、データ23と、リンク制御ブロック22とで構成されており、ノード管理部18によって管理される。
この場合、ノード管理部18では、ノード21内のデータ23の読み書きと、リンク制御ブロック22のリンク情報の読み書きを行う。
【0052】
なお、リンク制御ブロック22は、「リンク先ノード名」、「表示位置」、「大きさ」等のリンク情報で構成されている。
以下、ハイパーテキストシステムのリンク設定時の制御方法を、各実施例について詳細に説明する。
【0053】
(第1実施例の説明)
図4、図5は第1実施例を示した図であり、図4、図5中、図1〜図3と同じものは、同一符号で示してある。
【0054】
§1:ハイパーテキストシステムの説明・・・図4参照
図4は第1実施例の説明図1である。以下、図4に基づいて、第1実施例のハイパーテキストシステムについて説明する。
【0055】
図示のように、第1実施例のハイパーテキストシステムでは、ウインドウ管理表20と、ブラウザ部17と、ノード21と、ノード管理部18を使用する。
そして、ウインドウ管理表20には、ウインドウ番号と、ノード名が設けてあり、これらをブラウザ部17が管理する。
【0056】
また、ノード21には、リンク制御ブロック22とデータ23が設けてあり、これらをノード管理部18が管理する。この場合、リンク制御ブロック22には、リンク先ノード名等が設定できるようになっている。
【0057】
§2:リンク設定時の制御方法の説明・・・図5参照
図5は第1実施例の説明図2(Aは表示画面例、Bはウインドウ管理表例、Cはノード例)である。以下、図5に基づいて、ハイパーテキストシステムにおけるリンク設定時の制御方法を説明する。
【0058】
図5Aは、表示画面上で、ウインドウ#1と、ウインドウ#2を表示している状態を示している。この場合、ウインドウ#1にはノード#1の内容(ABC・・・)を表示し、ウインドウ#2にはノード#2の内容(あいう・・・)を表示している。
【0059】
この状態では、ウインドウ管理表20は、図5Bのようになっている。すなわち、ウインドウ番号1(ウインドウ#1)に対応したノード名がノード#1で、ウインドウ番号2(ウインドウ#2)に対応したノード名がノード#2となっている。
【0060】
ここで、ユーザがメニュー1からリンクを選択した時、ハイパーテキストシステムは次のように動作する。
▲1▼:ノード管理部18では、ブラウザ部17に対し、現在表示を行っているノード名を問い合わせることにより、表示を行っているノード名を得る。
【0061】
▲2▼:ノード管理部18では、ブラウザ部17から得たノード名に対応するノード21に対し、リンク制御ブロック22のリンク先ノード名のフィールドに、自ノード名以外のノード名をセットすることによりリンクする。
【0062】
この場合、ノード#1と、ノード#2が得られるので、図5Cに示したように、そのノードのリンク制御ブロック22のリンク先ノード名に、ノード#1側は、リンク先ノード名として、ノード#2を、ノード#2側はノード#1をセットする。
【0063】
以上の制御を行うことにより、ノード#1とノード#2に対し、リンクの設定を行うことができる。
(第2実施例の説明)
図6〜図8は第2実施例を示した図であり、図6〜図8中、図1〜図5と同じものは、同一符号で示してある。
【0064】
§1:ハイパーテキストシステムの説明・・・図6参照
図6は第2実施例の説明図1である。以下、図6に基づいて、第2実施例のハイパーテキストシステムについて説明する。
【0065】
図示したように、第2実施例のハイパーテキストシステムでは、ウインドウ制御ブロック19と、ウインドウ管理部16と、ウインドウ管理表20と、ブラウザ部17と、ノード21、ノード管理部18を使用する。
【0066】
そして、ウインドウ制御ブロック19には、表示順序等の情報が設けてあり、この情報をウインドウ管理部16が管理する。ウインドウ管理表20には、ウインドウ番号と、ノード名が設けてあり、これらをブラウザ部17が管理する。
【0067】
ノード21には、リンク制御ブロック22と、データ23が有り、これらをノード管理部18が管理する。この場合、リンク制御ブロック22には、リンク先ノード名が設定できるようになっている。
【0068】
§2:リンク設定時の制御方法の説明・・・図7、図8参照
図7は第2実施例の説明図2(Aは表示画面例、Bはウインドウ制御ブロック例、Cはウインドウ管理表例)、図8は第2実施例の説明図3(ノード例)である。
【0069】
以下、図7、図8に基づいて、ハイパーテキストシステムにおけるリンク設定時の制御方法を説明する。
図7Aは、ウインドウ#1にノード#1の内容を、ウインドウ#2にノード#2の内容を、ウインドウ#3にはノード#3の内容を表示している状態を示している。
【0070】
また、ウインドウ表示順序は、ウインドウ#1が一番上で、その下にウインドウ#2が、そして、一番下がウインドウ#3である。
この状態では、ウインドウ制御ブロック19は、図7Bのようになっており、ウインドウ管理表20は、図7Cのようになっている。
【0071】
ここで、ユーザがメニューからリンクを選択した時、システムは、次のように動作する。
▲1▼:ノード管理部18は、ブラウザ部17に対し、現在表示を行っているノード名を問い合わせる。また、ノード管理部18は、ウインドウ管理部16に対して、ウインドウ#1、ウインドウ#2、ウインドウ#3の表示順序を問い合わせる。
【0072】
▲2▼:ノード管理部18は、ブラウザ部17から得たノード名に対応するノードに対し、リンク制御ブロック19のリンク先ノード名フィールドに、リンクを設定する。
【0073】
この場合、ノード管理部18では、ウインドウ管理部16より得た表示順序情報を基に、表示順序では、ウインドウ#1が一番上で、その下がウインドウ#2なので、ウインドウ#1に表示しているノード#1から、ウインドウ#2に表示しているノード#2にリンクを設定する。
【0074】
同様に、ノード#2とノード#3の間にリンクを設定する。その結果、ノード#1のリンク制御ブロック22には、リンク先ノード名として、ノード#2が設定され、ノード#2のリンク制御ブロック22には、リンク先ノード名として、ノード#1とノード#3が設定され、ノード#3のリンク制御ブロック22には、リンク先ノード名として、ノード#2が設定される。
【0075】
以上のようにして、ノード#1とノード#2のリンク設定、及びノード#2とノード#3のリンク設定ができる。
(第3実施例の説明)
図9〜図11は第3実施例を示した図であり、図9〜図11中、図1〜図8と同じものは、同一符号で示してある。
【0076】
§1:ハイパーテキストシステムの説明・・・図9参照
図9は第3実施例の説明図1である。以下、図9に基づいて、第3実施例のハイパーテキストシステムについて説明する。
【0077】
図示のように、第3実施例のハイパーテキストシステムでは、ウインドウ制御ブロック19と、ウインドウ管理部16と、ウインドウ管理表20と、ブラウザ部17と、ノード21、ノード管理部18を使用する。
【0078】
そして、ウインドウ制御ブロック19には、表示位置と、大きさと、表示順序の情報を設け、これらをウインドウ管理部16が管理する。
ウインドウ管理表20には、ウインドウ番号と、ノード名が設けてあり、これらをブラウザ部17が管理する。
【0079】
ノード21には、リンク制御ブロック22と、データ23が設けてあり、これらをノード管理部18が管理する。この場合、リンク制御ブロック22には、リンク先ノード名、相対位置、大きさが設定できるようになっている。
【0080】
§2:リンク設定時の制御方法の説明・・・図10、図11参照
図10は第3実施例の説明図2(Aは表示画面例、Bはウインドウ制御ブロック例)、図11は第3実施例の説明図3(Cはウインドウ管理表例、Dはノード例)である。以下、図10、図11に基づいて、リンク設定時の制御方法を説明する。
【0081】
図10Aは、ウインドウ#1にノード#1を表示し、ウインドウ#2にノード#2を表示している状態である。
この状態で、ブラウザ部17の管理するウインドウ管理表20は、図11Cのようになっている。ここで、ユーザがリンクを指示した時、以下のように処理を行う。
【0082】
▲1▼:ノード管理部18は、ブラウザ部17に対し、現在表示を行っているノード名を問い合わせる。
同時に、ノード管理部18は、ウインドウ管理部16に対し、ウインドウ#1とウインドウ#2の表示位置を問い合わせる。問い合わせた結果から、ウインドウ#2のウインドウ#1からの相対位置を求める(座標データから計算して求める)。
【0083】
また、ノード管理部18は、ウインドウ管理部16に対し、ウインドウ#2の大きさを問い合わせる。
▲2▼:ノード管理部18は、ブラウザ部17により得られたノード#1、ノード#2に対応するノードのリンク制御ブロック22におけるリンク先ノード名のフィールドに、自ノード名以外のノード名をセットすると共に、▲1▼で求めたウインドウ#2の相対位置と、ウインドウ#2の大きさもセットする。
【0084】
なお前記の場合、ウインドウ#1の開始位置からのウインドウ#2の開始位置の相対位置と大きさは、相対位置が(14,6)、大きさが(9,5)である。また、ウインドウ#2の開始位置からのウインドウ#1の開始位置の相対位置と大きさは、相対位置が(−14,−6)、大きさが(19,11)である。
【0085】
以上のようにすれば、ブラウズ(Browse) する時は、リンクする時に設定したウインドウの相対位置情報、及びウインドウの大きさの情報を用いて、ウインドウの表示位置、及び大きさの内容を表示することにより、リンクした時と物理的に同じ状況で再現できる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば次のような効果がある。
▲1▼:ハイパーテキストシステムにおけるリンク設定操作が、一回の操作でできるため、操作が簡単になる。
【0087】
▲2▼:例えば、オフィス内の電子情報の管理に適用した場合には、情報と情報をホッチキスで綴じて(情報と情報をリンクする)情報の管理を行ったり、情報にポストイットを張りつけたり(情報とポストイット情報をリンクする)といった情報管理が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】システム構成図である。
【図3】ハイパーテキストシステムの説明図である。
【図4】第1実施例の説明図1である。
【図5】第1実施例の説明図2(Aは表示画面例、Bはウインドウ管理表例、Cはノード例)である。
【図6】第2実施例の説明図1である。
【図7】第2実施例の説明図2(Aは表示画面例、Bはウインドウ制御ブロック例、Cはウインドウ管理表例)である。
【図8】第2実施例の説明図3(ノード例)である。
【図9】第3実施例の説明図1である。
【図10】第3実施例の説明図2(Aは表示画面例、Bはウインドウ制御ブロック例)である。
【図11】第3実施例の説明図3(Cはウインドウ管理表例、Dはノード例)である。
【図12】従来技術の説明図(Aは表示画面例1、Bは表示画面例2)である。
【符号の説明】
9 表示装置
16 ウインドウ管理部
17 ブラウザ部
18 ノード管理部
19 ウインドウ制御ブロック
20 ウインドウ管理表
21 ノード
22 リンク制御ブロック
23 データ

Claims (3)

  1. 表示画面のウインドウに関する制御情報を有するウインドウ制御ブロック(19)を管理し、複数のウインドウを制御可能なウインドウ管理部(16)と、
    リンク情報を有するリンク制御ブロック(22)、及びデータ(23)で構成されたノード(21)の管理を行うノード管理部(18)と、
    ウインドウ番号、及びノード名で構成されたウインドウ管理表(20)の管理を行うブラウザ部(17)とを具備したハイパーテキストシステムにおいて、
    ユーザがリンクを指示した時、
    現在表示している各ノードのノード名を、前記ウインドウ管理表(20)から得て、
    そのノードのリンク制御ブロック(22)に、リンク情報を設定することを特徴としたハイパーテキストシステムのリンク制御方法。
  2. 前記請求項1記載のハイパーテキストシステムのリンク制御方法において、
    前記ウインドウ制御ブロック(19)のウインドウの上下を示す「表示順序情報」を参照することにより、
    その表示順序に応じたリンクを設定することを特徴としたハイパーテキストシステムのリンク制御方法。
  3. 前記請求項1記載のハイパーテキストシステムのリンク制御方法において、
    リンクの設定を行う時、
    前記ウインドウ制御ブロック(19)内のウインドウの表示位置から算出した「ウインドウの相対位置」及び「ウインドウの大きさ」等のウインドウに関する情報を含めて前記リンク制御ブロック(22)に設定することにより、
    画面に表示(ブラウズ)する際、ノードの物理的な関係を含めて再現することを特徴としたハイパーテキストシステムのリンク制御方法。
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